JPH1099803A - 被洗浄物洗浄方法及び装置並びに収容網籠 - Google Patents

被洗浄物洗浄方法及び装置並びに収容網籠

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JPH1099803A
JPH1099803A JP26106696A JP26106696A JPH1099803A JP H1099803 A JPH1099803 A JP H1099803A JP 26106696 A JP26106696 A JP 26106696A JP 26106696 A JP26106696 A JP 26106696A JP H1099803 A JPH1099803 A JP H1099803A
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JP
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tank
cleaning
basket
washing
rust
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JP26106696A
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English (en)
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Setsuzo Takeuchi
節三 竹内
Yasushi Ozawa
康至 尾澤
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NIPPON KAKOKI KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON KAKOKI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】前工程の処理液が次工程に悪影響を及ぼさない
被洗浄物洗浄方法及び装置並びに収容網籠の提供。 【解決手段】収容網籠Aの底部中央ボス部10に上端を
嵌合する垂直回転軸22を回転自在に内底部中央に貫着
する一方、垂直回転軸22の上端部外周に放射状に収容
網籠Aを受支え保持自在に延びた各L形受座片24の垂
直上端中央に収容網籠Aのサイドフレーム11外突ロッ
クピン12が係入するロックL溝25を切欠し、他方、
内底部26周辺にノズルパイプ28を貫立することとと
もに密閉蓋29を開閉自在に蝶着した脱脂槽1を有する
脱脂ユニットβと、脱脂槽1と同構造の水洗・防錆槽3
を有する水洗・防錆ユニットγと、脱脂槽1のノズルパ
イプ28の立設に代えて対側にそれぞれ熱風吹込口69
と排出口70とを開設する乾燥6を有する乾燥ユニット
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機部品、バル
ブ部材、パイプ等の各種機械要素部品に付着した工作油
や切粉等を除去するに供させる被洗浄物の洗浄方法及び
その実施に直接使用する装置並びに収容網籠に関する。
【0002】
【従来の技術】この種、従来の洗浄方法及び装置は、脱
脂槽、水洗槽、防錆槽、乾燥槽を順次経過するのに被洗
浄物を一貫懸吊又は載置搬送する懸吊チェーンやネット
コンベヤーを介して流れ作業様に連続的にドブ漬け通過
処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前工程の処理液が次の
処理工程を行う槽に被洗浄物に付着引摺られることとな
り、各槽での処理が完全に行われないとともに処理液を
汚染し、そのまま循環繰り返し使用が短期に不能とな
り、その都度新たな処理液の交換や使用後の処理液の分
離回収を困難にしていた。その為、処理液の交換や分離
回収作業の増加と作業の中断を招き、コスト高となり、
洗浄品質の低下により信頼性が劣る等の課題があった。
【0004】ここにおいて本発明の解決すべき主要な目
的は、次の通りである。即ち、本発明の第1の目的は、
前工程の処理液が次工程に悪影響を及ぼさない被洗浄物
洗浄方法及び装置並びに収容網籠を提供せんとするもの
である。
【0005】本発明の第2の目的は、各処理槽毎のバッ
チ処理を行う被洗浄物洗浄方法及び装置並びに収容網籠
を提供せんとするものである。
【0006】本発明の第3の目的は、全ての処理が被洗
浄物を内容した収容網籠自体を旋回するが、旋回しなが
らそれぞれ洗浄剤、水、防錆剤を噴射して遠心力にて振
り切るとともに最終的に熱風を吹き付け乾燥する被洗浄
物洗浄方法及び装置並びに収容網籠を提供せんとするも
のである。
【0007】本発明のその他の目的は、明細書、図面、
特に特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らか
となろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄処理、水
洗処理、防錆処理、乾燥処理の各工程を施工するに当
り、前工程の処理液が次工程に悪影響緒を及ぼさないよ
う、各工程の独立した密閉雰囲気内で各処理液や熱気の
被洗浄物への吹付け作用と、被洗浄物を内容した収容網
籠と一体の旋回遠心力作用との奏剰的働きで処理効果を
高めるとともに、付着処理液をその都度可及的に吹き飛
ばすバッチ処理を行い、同時に各処理槽を有する脱脂ユ
ニット、水洗・防錆ユニット、乾燥ユニットの各ユニッ
ト単位で駆動し各処理液を長期に亙り回収循環使用す
る。
【0009】さらに具体的詳細に述べると、当該課題の
解決では、本発明が次に列挙するそれぞれの新規な特徴
的構成手法又は手段を採用することにより、前記目的を
達成する。
【0010】即ち本発明方法の第1の特徴は、被洗浄物
を内容した収容網籠を密閉雰囲気内にセットして終始旋
回しつつ周辺から洗浄剤を噴射するとともに溜った剤中
旋回後に排液して振り切る脱脂工程と、当該脱脂工程を
終了した収容網籠を密閉雰囲気内にセットして終始旋回
しつつ周辺から水噴射するとともに溜った水中旋回後に
排水して振り切り旋回自風乾燥する水洗工程と、当該水
洗工程を終了した収容網籠を密閉雰囲気内にセットして
終始旋回しつつ周辺から防錆剤を噴射するとともに溜っ
た剤中旋回後に排液して振り切り旋回自風乾燥する防錆
工程と、当該防錆工程を終了した収容網籠を密閉雰囲気
内にセットして終始旋回しつつ遠心力で付着液を振り切
りつつ周辺から熱風を強制吹き付ける乾燥工程とを、一
貫経由してなる被洗浄物洗浄方法の構成採用にある。
【0011】本発明方法の第2の特徴は、前記本発明方
法の第1の特徴における密閉雰囲気が、各工程毎に別設
してなる被洗浄物洗浄方法の構成採用にある。
【0012】本発明方法の第3の特徴は、前記本発明方
法の第1の特徴における密閉雰囲気が、水洗工程と防錆
工程を除き工程毎別設してなる被洗浄物洗浄方法の構成
採用にある。
【0013】本発明方法の第4の特徴は、前記本発明方
法の第1又は第2の特徴における脱脂工程、水洗工程、
防錆工程、乾燥工程が、工程別雰囲気内での工程別バッ
チ処理である被洗浄物洗浄方法の構成採用にある。
【0014】本発明方法の第5の特徴は、前記本発明方
法の第1又は第3の特徴における水洗工程と防錆工程
が、同一兼用雰囲気内の工程別バッチ処理である被洗浄
物洗浄方法の構成採用にある。
【0015】本発明方法の第6の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における密
閉雰囲気が、密閉槽にて形成されてなる被洗浄物洗浄方
法の構成採用にある。
【0016】本発明方法の第7の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴にお
ける被洗浄物が、圧縮機部品、バルブ部品、パイプ等の
各種機械要素部品である被洗浄物洗浄方法の構成採用に
ある。
【0017】本発明方法の第8の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5第6又は第7の特徴
における洗浄剤が、アルカリ系洗浄剤である被洗浄物洗
浄方法の構成採用にある。
【0018】本発明方法の第9の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5第6、第7又は第8
の特徴における防錆剤が、水溶性防錆剤である被洗浄物
洗浄方法の構成採用にある。
【0019】本発明方法の第10の特徴は、前記本発明
方法の第1、第2、第3、第4、第5第6、第7、第8
又は第9の特徴における洗浄剤と防錆剤が、所要温度に
加熱されてなる被洗浄物洗浄方法の構成採用にある。
【0020】本発明装置の第1の特徴は、収容網籠の底
部中央ボス部に上端を嵌合する垂直回転軸を回転自在に
内底部中央に貫着する一方、当該垂直回転軸の上端部外
周に放射状に前記収容網籠を受支え保持自在に延びた各
L形受座片の垂直上端中央に当該収容網籠のサイドフレ
ーム外突ロックピンが係入するロックL溝を切欠し、他
方、前記内底部周辺にノズルパイプを貫立するとともに
密閉蓋を開閉自在に蝶着した脱脂槽を有する脱脂ユニッ
トと、当該脱脂槽と円構造の水洗・防錆槽を有する水洗
・防錆ユニットと、当該脱脂槽の前記ノズルパイプの立
設に代えて対側にそれぞれ熱風吹込口と排出口とを開設
する乾燥槽を有する乾燥ユニットとを、備えてなる被洗
浄物洗浄装置の構成採用にある。
【0021】本発明装置の第2の特徴は、前記本発明装
置の第1の特徴における脱脂槽と水洗・防錆槽が、内底
部にドレイン口を開設してなる被洗浄物洗浄装置の構成
採用にある。
【0022】本発明装置の第3の特徴は、前記本発明装
置の第1又は第2の特徴における脱脂槽と水洗・防錆槽
が、内壁部にオーバーフロー口を開設してなる被洗浄物
洗浄装置の構成採用にある。
【0023】本発明装置の第4の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2又は第3の特徴における密閉蓋が、装置
上甲板に露出して収容網籠の槽内セット及び槽外取出し
自在に形成してなる被洗浄物洗浄装置の構成採用にあ
る。
【0024】本発明装置の第5の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3又は第4の特徴における脱脂ユニ
ットと水洗・防錆ユニットと乾燥ユニットが、個別に駆
動自在に構成してなる被洗浄物洗浄装置にある。
【0025】本発明籠の第1の特徴は、底部中央にボス
部を設け、サイドフレームの所要部位に雄ピンと雌孔部
片をそれぞれ外突し、被洗浄物を収容自在な籠本体と、
当該籠全体の上端解放口を閉鎖し、前記雌孔部片に挿嵌
する雄ピンを蓋フレーム外周に下向突設した網蓋と、か
らなる収容網籠の構成採用にある。
【0026】本発明籠の第2の特徴は、前記本発明籠の
第1の特徴における網蓋が、蓋フレームの並行渡杆に亙
って並行持手を取付けてなる収容網籠の構成採用にあ
る。
【0027】本発明籠の第3の特徴は、前記本発明籠の
第1又は第2の特徴における網蓋と籠本体が、当該網蓋
の蓋フレーム外周所要部所に雌型拘止鈎片をかつ当該籠
本体のサイドフレーム外側上部に当該雄型拘止鈎片に対
応する雄型拘止具をそれぞれ設けて前記雌型拘止鈎片に
当該雄型拘止具を引掛けて前記籠本体の上端解放口を閉
鎖した前記網蓋を拘止自在に形成してなる収容網籠の構
成採用にある。
【0028】本発明籠の第4の特徴は、前記本発明籠の
第1、第2又は第3の特徴における網蓋と籠本体が、ス
テンレススチール製にして平面円形状をなしてなる収容
網籠の構成採用にある。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態をそれぞれの
装置例及び方法例につき、図面を参照して以下説明す
る。なお本実施形態では、中間処理工程である水洗工程
と防錆工程とを単一処理槽で水洗槽と防錆槽を兼用した
水洗・防錆槽となし、当該水洗・防錆槽を単一水洗・防
錆ユニットに並備する洗水と防錆剤のそれぞれ貯留槽と
の噴射、排出連通を切換え操作して稼働する場合を説明
するもこれに限定されず、別々の水洗ユニットと防錆ユ
ニットを設けてそれぞれ備える水洗槽と防錆槽で各別に
処理することも勿論可能であって本発明の精神内に当然
包含される。
【0030】(装置例)図1乃至図4は本装置例の平面
図、図1中II−II線視断面図、図2中 III−III 線視断
面図及び図2中IV−IV線視断面図、図5は脱脂槽又は水
洗・防錆槽の拡大縦断面図、図6は乾燥槽の拡大縦断面
図、図7は密閉蓋の拡大平面図、図8は同・一部破断拡
大左側側面図、図9は収容網籠の籠本体の平面図、図1
0は同・網蓋の平面図、図11は図9中XI−XI線相当部
分の蓋籠分離中央縦断面図、図12は図9中XII−XII線
相当部分の蓋籠分離中央断面図である。
【0031】本装置例αは、脱脂ユニットβと水洗・防
錆ユニットγと乾燥ユニットεからなり、1つの装置α
内に組み込まれている。前記脱脂ユニットβは脱脂槽1
と洗浄剤貯留タンク2を、前記水洗・防錆ユニットγは
水洗・防錆槽3と洗水貯留タンク4と防錆剤貯留タンク
5を、乾燥ユニットεは乾燥槽6と送風機7とを、それ
ぞれ備える。
【0032】図9乃至図12に示すよう、収容網籠A
は、底アーム8群の中央集結部に嵌孔9を貫設したボス
部10を設け、前後左右サイドフレーム11中間部位に
ロックピン12をかつ、前後サイドフレーム11の上端
部位に雌孔部片13をそれぞれ外突し、上端開放口14
を開放した被洗浄物を収容自在なオールステンレススチ
ール製の有底円筒形籠本体Bと、上端開放口14を閉鎖
し、雌孔部片13に挿嵌する雄ピン15を蓋リムフレー
ム16前後外周に下向突設するとともに、蓋リブフレー
ム17の並行渡杆18、18に亙って並行持手19、1
9を並立したオールステンレススチール製の円盤形網蓋
Cとからなる。
【0033】網蓋Cの蓋リムフレーム16左右外周に雌
型拘止鈎片20をかつ籠本体Bの左右サイドフレーム1
1外側上部に雌型拘止鈎片20に対する雄型拘止具21
を(右側のみ図示)をそれぞれ設けて雌型拘止鈎片20
に雄型拘止具21を引掛けて籠本体Bの上端開放口14
を閉鎖した網蓋Cを拘止自在に形成する。
【0034】図5に示すよう、前記脱脂槽1は、上端を
籠本体Bの底部中央ボス部10の嵌孔9に嵌合する垂直
回転軸22をボール軸受23に回転自在に貫着する一
方、垂直回転軸22の上端部外周に直交放射状に籠本体
Bを受支え保持自在に延びた各L形受座片24の垂直上
端中央に籠本体Bのロックピン12が垂直に案内され回
転方向に係止するL形ロック溝25を切欠し、他方、内
底部26四隅にノズル27を内向に上下多段に有するノ
ズルパイプ28を植貫するとともに密閉蓋29を開閉自
在に蝶着する。
【0035】図中、30は垂直回転軸22の外突下端部
に固着した歯付従動プーリーであって駆動モータ31の
モータ軸32端に固着した歯付原動プーリー33間に亙
りトルク伝達自在に歯付ベルト34を無端張架してな
る。
【0036】図6乃至図7に示すよう、密閉蓋29は、
装置αの上甲板35に並設した蓋口36を嵌閉自在に表
面後縁を平型蝶番37にて蓋口36後縁に起倒自在に蝶
着する一方、表面前縁に突設した持手38を中に挟んで
両側に密閉用回転ハンドル39とこれを受ける密閉用受
金具40を蓋口36前縁に設け、後寄り左側縁に一端4
1を枢支したガスダンパー42の他端43を蓋口36前
寄り左側縁に枢支し、中央域に網入りガラス44を嵌込
んである。
【0037】図中、45はロックヘッド46を作動する
エアシリンダ、47は蓋ストッパである。図2に示すよ
う、脱脂槽1は、さらに1側壁にオーバーフロー口48
と排気口49をかつ底部にドレイン口50を開設してあ
る。
【0038】図1乃至図2に示すよう、前記洗浄剤貯留
タンク2は、所要温度に加熱する例えば、最高温度80
℃の加熱ヒータ51を2本内設し、例えば、液中濃度
2.00〜5.0%のアルカリ系貯留洗浄剤を供給管5
2を介して途中供給ポンプ53により脱脂槽1のノズル
パイプ28に圧送する一方、脱脂槽1のオーバーフロー
口48に連通するオーバーフロー管54を介して脱脂槽
1内に一定以上溜った洗浄剤を洗浄剤貯留タンク2に溢
入回収し、他方脱脂槽1のドレイン口50に連通するド
レイン管55を介して脱脂槽1内底部に溜った洗浄剤液
を途中ボール弁56を開いて洗浄剤貯留タンク2内に回
収し、循環使用可能に戻すようにしてある。図中57は
窺き蓋である。
【0039】図1乃至図3に示すよう、前記水洗・防錆
槽3は、前記脱脂槽1と同一対称構造に形成されている
ので同一部材は同一符号を付した。オーバーフロー口4
8と連通する二股オーバーフロー管58の分岐管58a
と58bは水洗・防錆槽3内に一定以上溜った水又は水
溶性防錆剤を図示しない切換弁にて水貯留タンク4と防
錆剤貯留タンク5にそれぞれ溢入回収する。
【0040】ドレイン口50に連通する二股ドレイン管
59の分岐管59aと59bは、水洗・防錆槽3内底部
に溜った水又は防錆剤をボール弁60により水貯留タン
ク4と防錆剤貯留タンク5にそれぞれ回収し、循環使用
可能に戻し、他方、洗水貯留タンク4は、その例えば、
水中濃度0.5〜1.0%の防錆剤を含む貯留水を供給
管61を介して途中供給ポンプ62により又、防錆剤貯
留タンク5は、所要温度に加熱する例えば、最高温度8
0℃の加熱ヒータ63を2本内設し、例えば、液中濃度
1.0/1.7%の貯留防錆剤を供給管64を介して途
中供給ポンプ65によりそれぞれ担当するノズルパイプ
28に圧送するようにしてある。図中、66,67は洗
水貯留タンク4と防錆剤貯留タンク5のそれぞれの窺き
蓋、68は金網ストレーナである。
【0041】図1乃至図2及び図4に示すよう、前記乾
燥槽6は、前記脱脂槽1のノズルパイプ28の立設に代
えて前後側壁にそれぞれ網付熱風吹込口69と網付排出
口70とを開設する以外脱脂槽1と同一構造であるので
同一部材は同一符号を付した。
【0042】熱風吹込口69と排出口70とは送風循環
管71にて連結され、熱風吹込口69寄りの途中には送
風機7をかつ排出口70寄りの途中には例えば、最高温
度120℃の加熱ヒーター72を内設した加熱チャンバ
ー73がそれぞれ開設されている。図中、74は操作
盤、75はエアーポンプでガスダンパー42や各種配管
中の図示しないエアーバルブを作動する圧気を供給す
る。
【0043】(方法例)当該本装置例に適用される本実
施形態例の方法例作業手順を図1乃至図12を参照して
説明する。まず、切削油等の工作油と切粉等が付着した
被洗浄物を籠本体Bに収容してロックピン15を雌孔部
片13に挿入して網蓋Cを被嵌し、雌型拘止鈎片20に
雄型拘止具21へッドを引掛けて網蓋Aを籠本体Bに拘
止した収容網籠Aを別途容易する。
【0044】次いで、密閉用回転ハンドル39と密閉用
受金具40との係合を解きエアシリング45を作動して
ロックヘッド46を図8中の実線位置に退動した上で、
持手38を把持してガスダンパー42に緩衝されながら
図8中の仮想線に示すようストッパ47位置まで密閉蓋
29を起立することにより蓋口36を開口し、収容網籠
Aを脱脂槽1内に挿入し、籠本体B底部中央のボス部1
0の嵌孔9を垂直回転軸22の上端に心合わせ位置決め
嵌合するのと並行して籠本体Bのロックピン12をL形
受座片24のL形ロック溝25に係入して収容網籠Aを
L形受座片24群で下支えセット保持する。
【0045】そして、密閉蓋29で蓋口36を閉鎖しエ
アシリンダ45を作動してロックヘッド46を図7中の
仮想線位置まで進出ロックした上で密閉用回転ハンドル
39を回転し密閉用受金具40に係合して稼働スタンバ
イ状態で待機する。
【0046】操作盤74を操作して脱脂ユニットBの駆
動モータ31と供給モータ53と加熱ヒータ51を駆動
し、垂直回転軸22と一体に収容網籠Aを例えば、40
r.p.m で定速回転するとともにノズルパイプ28のノズ
ル27から洗浄剤を収容網籠A内の被洗浄物に向け噴射
し、噴射衝撃により付着した切粉や工作油を吹き飛ばし
洗浄し続け、脱脂槽1内に洗浄剤が溜り出すと前記同速
で液中旋回して攪拌洗浄とすすぎが行われ、所定時間又
は液位が一定になった段階で噴射をストップし、ボール
弁56を開弁してドレイン口50から洗浄剤貯留タンク
2に回収して循環使用可能とする。
【0047】万が一、液位が所定以上に高まるとオーバ
ーフロー口48からオーバーフロー管54を介して洗浄
剤貯留タンク2に溢入回収する。さらに、垂直回転軸2
2と収容網籠Aは遠心力にて付着した洗浄剤残余を完全
に振り切るまで例えば、500r.p.m で旋回し続け、脱
脂工程処理作業を完了すると前記同様の操作で密閉蓋2
9を開披し、開口した蓋口36から並行持手19を把持
して収容網籠Aを取り出す。
【0048】引続き、水洗・防錆槽3の密閉蓋29を開
き、蓋口36から脱脂槽1と同様に内部に収容網籠Aを
セットして密閉蓋29を同様に閉鎖した後、操作盤74
を操作して水洗・防錆ユニットγの駆動モータ31と供
給モータ61と加熱ヒーター63を稼働し、脱脂槽1と
同様に収容網籠Aを例えば、40r.p.m で定速回転する
とともに担当するノズルパイプ28のノズル27から洗
水を収容網籠Aの被洗浄物に向け噴射する。
【0049】噴射衝撃による付着残留した洗浄剤を剥離
吹き飛ばし水洗し続け、水洗・防錆槽3内に洗水が溜り
出すと前記同速で水中旋回して攪拌水洗とすすぎが行な
われ、所定時間又は液位が一定になった段階で噴射をス
トップし、空圧作動のボール弁60によりドレイン管5
9の分岐管59aを連通して水洗・防錆槽3内底部に溜
った水を洗水貯留タンク4に回収する。
【0050】万が一、液位が所定以上に高まるとオーバ
ーフロー口48から空圧作動弁(図示せず)により連通
するオーバーフロー管58の分岐管58aを介して洗水
貯留タンク4内に溢入回収する。さらに、垂直回転軸2
2と収容網籠Aは旋回遠心力にて付着した洗水残余を完
全に振り切る例えば、500r.p.m で旋回し続け、旋回
により巻き起こるエアブローの自風で乾燥し、水洗工程
処理作業を完了すると、操作盤74を操作して例えば、
40r.p.m で旋回を持続した状態で供給モータ65を稼
働し担当するノズルパイプ28のノズル27から防錆剤
を収容網籠A内の被洗浄物に向け噴射する。
【0051】噴射衝撃により万が一存在する付着水を弾
き飛ばして防錆剤を付着し、水洗・防錆槽3内に防錆剤
が溜り出すと前記同速で液中旋回して攪拌表面処理が行
なわれ、所定時間又は液位が一定になった段階で噴射を
ストップし、空圧作動のボール弁60によりドレイン管
59の分岐管59bを連通して水洗・防錆剤3内底部に
溜った防錆剤を防錆剤貯留タンク5に回収する。
【0052】万が一液位が所定以上に高まるとオーバー
フロー口48から空圧作動弁(図示せず)により連通す
るオーバーフロー管58の分岐管58bを介して防錆剤
貯留タンク5内に溢入回収する。さらに、垂直回転軸2
2と収容網籠Aは遠心力にて付着した余分の防錆剤を振
り切る例えば、500r.p.m で旋回し続け、旋回により
巻き起こるエアブローの自風で乾燥し防錆工程処理作業
を完了する。
【0053】さらに、乾燥ユニットεの乾燥槽6の密閉
蓋29を開き、蓋口36から脱脂槽1と同様に内部に収
容網籠Aをセットして密閉蓋29を同様に閉鎖した後、
操作盤74を操作して乾燥ユニットεの駆動モータ31
と送風機7と加熱ヒータ72を稼働し、脱脂槽1の収容
網籠Aと同様に例えば、500r.p.m で定速回転する。
【0054】加熱チャンバー73内のヒータ72に熱せ
られた空気を送風機7により送風循環管71を通して熱
風吹込口69から旋回する収容網籠A内の被洗浄物に向
け吹き出し、防錆剤で濡れた表面に触れて乾燥し続け、
当該表面に触れて熱交換済の空気は排出口70から吸い
込まれて加熱チャンバー73に戻る。
【0055】乾燥が充分となる所定時間経過した段階で
駆動モータ31と送風機7と加熱ヒーター72の稼働を
止め、密閉蓋29を開き蓋口36から並行持手19を把
持して収容網籠Aを取り出し、別途雄型拘止具21を操
作して雌型拘止鈎片20から解除後に網蓋Cを開けて内
部の被洗浄物を取り出すことで全処理工程作業を終了す
る。
【0056】以下本発明の代表的な装置例、方法例につ
いて説明したが、本発明は必ずしも当該装置例の手段及
び当該方法例の手法等だけに限定されるものではない。
本発明の目的を達成し、後述する効果を有する範囲内に
おいて適宜変更して実施することが出来るものである。
【0057】
【発明の効果】かくして、本発明によれば、脱脂ユニッ
ト、水洗・防錆ユニット、乾燥ユニットを相互に独立し
て運転し、それぞれの脱脂槽、水洗・防錆槽、乾燥槽内
で被洗浄物を内容した収容網籠を旋回しながら処理し、
特に当該脱脂、水洗、防錆各処理最終段階で遠心力によ
り各処理液を振り切って次工程に移行する為、次工程処
理液に悪影響を及ぼさず、次工程処理液の汚染、汚濁を
可及的に少くして長期的に循環使用を可能とする。
【0058】しかも、装置としては脱脂ユニット、水洗
・防錆ユニット、乾燥ユニットを一体化して1つの装置
に合体したコンパクト構成としているととも収容網籠の
各槽内セットが簡単容易である等優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す装置例の平面図であ
る。
【図2】図1中II−II線視断面図である。
【図3】図2中 III−III 線視相当部分の縦断面図であ
る。
【図4】図2中IV−IV線視相当部分の縦断面図である。
【図5】脱脂槽及び水洗・防錆槽の拡大縦断面図であ
る。
【図6】乾燥槽の拡大縦断面図である。
【図7】密閉蓋の拡大平面図である。
【図8】同上、一部破断拡大左側面図である。
【図9】籠本体の平面図である。
【図10】網蓋の平面図である。
【図11】図9中XI−XI線視相当部分の籠本体と網蓋の
分離中央縦断面図である。
【図12】図9中 XII−XII 線視相当部分の籠本体と網
蓋の分離中央縦断面図である。
【符号の説明】
α…被洗浄物洗浄装置 β…脱脂ユニット γ…水洗・防錆ユニット ε…乾燥ユニット A…収容網籠 B…籠全体 C…網蓋 1…脱脂槽 2…洗浄剤貯留タンク 3…水洗・防錆槽 4…洗水貯留タンク 5…防錆剤貯留タンク 6…乾燥槽 7…送風機 8…底アーム 9…嵌孔 10…ボス部 11…サイドフレーム 12…ロックピン 13…雌孔部片 14…上端開放口 15…雄ピン 16…蓋リムフレーム 17…蓋リブフレーム 18…並行渡杆 19…並行持手 20…雌型拘止鈎片 21…雄型拘止具 22…垂直回転軸 23…ボール軸受 24…L形受座片 25…ロックL形溝 26…内底部 27…ノズル 28…ノズルパイプ 29…密閉蓋 30…歯付従動プーリー 31…駆動モータ 32…モータ軸 33…歯付原動プーリー 34…歯付ベルト 35…上甲板 36…蓋口 37…平型蝶番 38…持手 39…密閉用回転ハンドル 40…密閉用受金具 41…一端 42…ガスダンパー 43…他端 44…ガラス 45…エアシリンダ 46…ロックヘッド 47…ストッパ 48…オーバーフロー口 49…排気口 50…ドレイン口 51,63,72…加熱ヒーター 52,61,64…供給管 53,62,65…供給ポンプ 54…オーバーフロー管 55…ドレイン管 56,60…ボール弁 57,66,67…窺き蓋 58…二股オーバーフロー管 58a,58b,59a,59b…分岐管 59…二股ドレイン管 68…金網ストレーナ 69…熱風吹込口 70…排出口 71…送風循環管 73…加熱チャンバー 74…操作盤 75…エアーポンプ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被洗浄物を内容した収容網籠を密閉雰囲気
    内にセットして終始旋回しつつ周辺から洗浄剤を噴射す
    るとともに溜った剤中旋回後に排液して振り切る脱脂工
    程と、 当該脱脂工程を終了した収容網籠を密閉雰囲気内にセッ
    トして終始旋回しつつ周辺から水噴射するとともに溜っ
    た水中旋回後に排水して振り切り旋回自風乾燥する水洗
    工程と、 当該水洗工程を終了した収容網籠を密閉雰囲気内にセッ
    トして終始旋回しつつ周辺から防錆剤を噴射するととも
    に溜った剤中旋回後に排液して振り切り旋回自風乾燥す
    る防錆工程と、 当該防錆工程を終了した収容網籠を密閉雰囲気内にセッ
    トして終始旋回しつつ遠心力で付着液を振り切りながら
    周辺から熱風を強制吹き付ける乾燥工程とを、 一貫経由する、 ことを特徴とする被洗浄物洗浄方法。
  2. 【請求項2】密閉雰囲気は、 各工程毎に別設する、 ことを特徴とする請求項1に記載の被洗浄物洗浄方法。
  3. 【請求項3】密閉雰囲気は、 水洗工程と防錆工程を除き工程毎に別設する、 ことを特徴とする請求項1に記載の被洗浄物洗浄方法。
  4. 【請求項4】脱脂工程、水洗工程、防錆工程、乾燥工程
    は、 工程別雰囲気内での工程別バッチ処理である、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の被洗浄物洗浄
    方法。
  5. 【請求項5】水洗工程と防錆工程は、 同一兼用雰囲気内の工程別バッチ処理である、 ことを特徴とする請求項1又は3に記載の被洗浄物洗浄
    方法。
  6. 【請求項6】密閉雰囲気は、 密閉槽にて形成される、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の
    被洗浄物洗浄方法。
  7. 【請求項7】被洗浄物は、 圧縮機部品、バルブ部品、パイプ等の各種機械要素部品
    である、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記
    載の被洗浄物洗浄方法。
  8. 【請求項8】洗浄剤は、 アルカリ系洗浄剤である、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7
    に記載の被洗浄物洗浄方法。
  9. 【請求項9】防錆剤は、 水溶性防錆剤である、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又
    は8に記載の被洗浄物洗浄方法。
  10. 【請求項10】洗浄剤と防錆剤は、 所要温度に加熱されてなる、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9に記載の被洗浄物洗浄方法。
  11. 【請求項11】収容網籠の底部中央ボス部に上端を嵌合
    する垂直回転軸を回転自在に内底部中央に貫着する一
    方、当該垂直回転軸の上端部外周に放射状に前記収容網
    籠を受支え保持自在に延びた各L形受座片の垂直上端中
    央に当該収容網籠のサイドフレーム外突ロックピンが係
    入するロックL溝を切欠し、他方、前記内底部周辺にノ
    ズルパイプを貫立するとともに密閉蓋を開閉自在に蝶着
    した脱脂槽を有する脱脂ユニットと、 当該脱脂槽と同構造の水洗・防錆槽を有する水洗・防錆
    ユニットと、 当該脱脂槽の前記ノズルパイプの立設に代えて対側にそ
    れぞれ熱風吹込口と排出口とを開設する乾燥槽を有する
    乾燥ユニットとを、備える、 ことを特徴とする被洗浄物洗浄装置。
  12. 【請求項12】脱脂槽と水洗・防錆槽は、 内底部にドレイン口を開設する、 ことを特徴とする請求項11に記載の被洗浄物洗浄装
    置。
  13. 【請求項13】脱脂槽と水洗・防錆槽は、 内壁部にオーバーフロー口を開設する、 ことを特徴とする請求項11又は12に記載の被洗浄物
    洗浄装置。
  14. 【請求項14】密閉蓋は、 装置上甲板に露出して収容網籠の槽内セット及び槽外取
    出し自在に形成する、 ことを特徴とする請求項11、12又は13に記載の被
    洗浄物洗浄装置。
  15. 【請求項15】脱脂ユニットと水洗・防錆ユニットと乾
    燥ユニットは、 個別に駆動自在に構成する、 ことを特徴とする請求項11、12、13又は14に記
    載の被洗浄物洗浄装置。
  16. 【請求項16】底部中央にボス部を設け、サイドフレー
    ムの所要部位に雄ピンと雌孔部片をそれぞれ外突し、被
    洗浄物を収容自在な籠本体と、 当該籠全体の上端解放口を閉鎖し、前記雌孔部片に挿嵌
    する雄ピンを蓋フレーム外周に下向突設した網蓋と、か
    らなる、 ことを特徴とする収容網籠。
  17. 【請求項17】網蓋は、 蓋フレームの並行渡杆に亙って並行持手を取付けてな
    る、 ことを特徴とする請求項16に記載の収容網籠。
  18. 【請求項18】網蓋と籠本体は、 当該網蓋の蓋フレーム外周所要部所に雌型拘止鈎片をか
    つ当該籠本体のサイドフレーム外側上部に当該雌型拘止
    鈎片に対応する雄型拘止具をそれぞれ設けて前記雌型拘
    止鈎片に当該雄型拘止具を引掛けて前記籠本体の上端解
    放口を閉鎖した前記網蓋を拘止自在に形成する、 ことを特徴とする請求項16又は17に記載の収容網
    籠。
  19. 【請求項19】網蓋と籠本体は、 ステンレススチール製にして平面円形状をなす、 ことを特徴とする請求項16、17又は18に記載の収
    容網籠。
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