JPH1095282A - 自動車用外装部品 - Google Patents

自動車用外装部品

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JPH1095282A
JPH1095282A JP30206097A JP30206097A JPH1095282A JP H1095282 A JPH1095282 A JP H1095282A JP 30206097 A JP30206097 A JP 30206097A JP 30206097 A JP30206097 A JP 30206097A JP H1095282 A JPH1095282 A JP H1095282A
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Japan
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rocker
collision
impact
pebble
molding
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JP30206097A
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Takuji Nagata
卓二 永田
Koichi Ogiso
浩一 小木曽
Katsuhiko Shiraki
雄彦 白木
Hiroshi Mukai
浩 向井
Yasunobu Teramoto
泰庸 寺本
Takahiro Komori
敬博 古森
Seiichi Asaka
誠一 浅香
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Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異物が衝突した際に発生する衝撃音を抑制可能
な自動車用外装部品を提供すること。 【解決手段】ロッカモール11の底面D2に複数の突起
体14を一体形成した。これにより、自動車の走行中に
ロッカモール11の底面D2に例えば小石が衝突した際
には、小石衝突時の衝撃により突起体14が変形され
る。すなわち、突起体14が変形することにより、小石
の衝突時の衝撃が吸収される。その結果、小石の衝突時
の衝撃音の発生が大きく抑制され、室内には衝撃音がほ
とんど伝達されることなく、運転手及び同乗者に不快感
を与えるのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂からなる
ロッカモール等の自動車用外装部品に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、自動車には数多くの樹脂製外装部
品が取着されている。そのような樹脂製品の一つとし
て、例えばロッカモールがある。このロッカモールは、
自動車のボディの傷つき防止、空力特性の改善、特徴的
な意匠の実現などを目的として、ボディ側面の下部に位
置するロッカパネルに取り付けられるものである。
【0003】図4及び図5に示すように、従来のロッカ
モール81はポリプロピレン等の合成樹脂から形成さ
れ、断面ほぼL字状をなしている。ロッカモール81は
外部に露出する意匠面Dの裏面において、ロッカパネル
82に固定する必要がある箇所に、各取付座83が一体
形成されている。前記ロッカパネル82は自動車のボデ
ィBの側面の下部に、取り付けられ、ロッカモール81
はクリップ84を介して前記ロッカパネル82の側面と
底面とを覆うように取り付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術におけるロッカモール81においては次のような
問題があった。すなわち、自動車の走行中にロッカモー
ル81(特にロッカモール81の下面)に小石等の異物
が衝突した際に、その衝撃音が異音として室内に伝達
し、運転手及び同乗者に不快感を与えるという問題があ
った。
【0005】この問題を解消するために、ロッカモール
81の底壁の肉厚を厚くすることが考えられるが、この
場合には底壁の肉厚をかなり厚くしないと衝撃音の伝達
を防止することができない。そのため、材料を大量に使
用するとともに、ロッカモール81の重量が大重量とな
ってしまう。
【0006】本発明は、上記問題を解消するためになさ
れたものであって、第1の目的は、異物が衝突した際に
発生する衝撃音を抑制可能な自動車用外装部品を提供す
ることにある。
【0007】第2の目的は、外装部品の材料及び重量を
大幅に増加することなく、異物が衝突した際に発生する
衝撃音を抑制可能な自動車用外装部品を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、ボディに装着される外
装部品の底面に、外部からの異物の衝突時の衝撃音の発
生を抑制する突起体を備えたことをその要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記突起体は、前記外装部品の底面
に一体形成された複数のものであることをその要旨とす
る。請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2
に記載の発明において、前記突起体の直径は、1mm〜
2mmであることをその要旨とする。
【0010】(作用)本発明の自動車用外装部品におい
ては、外装部品の底面に備えられた突起体に小石等の異
物が衝突した際には、その異物の衝突時の衝撃により突
起体が変形される。この突起体の変形により異物衝突時
の衝撃エネルギーが吸収され、衝撃音が抑制される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1及び図3に示すよう
に、ロッカモール11はポリプロピレン等の弾力性を有
する合成樹脂から形成され、断面L字状を成している。
そして、外部に露出する意匠面D1の裏面において、ロ
ッカパネル12に固定する必要がある箇所に、取付座1
3が一体形成されている。図1〜図3に示すように、ロ
ッカモール11の底面D2には突起体14が複数一体形
成されている。突起体14は円柱状に形成され、その直
径は1mm〜2mmほどで、長さが約5mmである。ロ
ッカモール11は射出成形(又は押出成形)により製造
され、前記突起体14はロッカモール11の成形時に一
体成形される。
【0012】前記ロッカパネル12はボディBの側面下
部に取り付けられている。ロッカモール11は、各取付
座13とロッカパネル12とをそれぞれ連結するクリッ
プ15を用いて、ロッカパネル12の側面と底面とを覆
うように取り付けられる。
【0013】本実施形態では上記のようにロッカモール
11を構成したことにより、次のような効果を得ること
ができる。 (1)ロッカモール11の底面D2に複数の突起体14
を一体形成した。これにより、自動車の走行中にロッカ
モール11の底面D2に例えば小石が衝突した際には、
小石衝突時の衝撃により突起体14が変形される。すな
わち、突起体14が変形することにより、小石の衝突時
の衝撃が吸収される。
【0014】その結果、小石の衝突時の衝撃音の発生が
大きく抑制され、室内には衝撃音がほとんど伝達される
ことなく、運転手及び同乗者に不快感を与えるのを防止
できる。
【0015】(2)前記衝撃音の発生を抑制する突起体
14はロッカモール11の底面D2に一体形成されてい
ることから、ロッカモールの底面に別体で突起体を装着
したもの(例えば、従来の底面がフラットなロッカモー
ルの底面に、ゴム板を貼着したもの)よりも安価なコス
トでロッカモール11を製造することができる。
【0016】(3)ロッカモール11の底面D2全体を
厚くすることなく確実に衝撃音の発生を抑制することが
できることから、材料費の増加及びロッカモール11の
重量の増加を防止することができる。
【0017】なお、前記実施形態は次のように構成する
こともできる。 (1)前記実施形態では、外装部品としてのロッカモー
ル11の底面D2に突起体14を一体形成したが、これ
を別体で構成してもよい。また、底面がフラットなロッ
カモールに別体の弾力性を有するシートやブラシ状の線
状突起を貼着してもよい。
【0018】(2)前記実施形態では、外装部品として
ロッカモール11に具体化したが、バンパスポイラーや
サイドスカート等の外装部品に具体化してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の自動車用
外装部品によれば、外装部品の底面に備えられた突起体
に小石等の異物が衝突しても、突起体の変形により異物
衝突時の衝撃エネルギーを吸収して衝撃音の発生を抑制
することから、衝撃音による運転手及び同乗者への不快
感を減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施形態のロッカモール
の斜視図。
【図2】一実施形態のロッカモールの底面図。
【図3】一実施形態のロッカパネル及びロッカモールの
正断面図。
【図4】従来のロッカモールの斜視図。
【図5】従来のロッカパネル及びロッカモールの正断面
図。
【符号の説明】
B…ボディ、11…外装部品としてのロッカモール、底
面…D2、14…突起体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小木曽 浩一 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 (72)発明者 白木 雄彦 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 (72)発明者 向井 浩 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 (72)発明者 寺本 泰庸 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 (72)発明者 古森 敬博 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 (72)発明者 浅香 誠一 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ(B)に装着される外装部品(1
    1)の底面(D2)に、外部からの異物の衝突時の衝撃
    音の発生を抑制する突起体(14)を備えたことを特徴
    とする自動車用外装部品。
  2. 【請求項2】 前記突起体(14)は、前記外装部品
    (11)の底面(D2)に一体形成された複数のもので
    あることを特徴とする請求項1に記載の自動車用外装部
    品。
  3. 【請求項3】 前記突起体(14)の直径は、1mm〜
    2mmであることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の自動車用外装部品。
JP30206097A 1997-11-04 1997-11-04 自動車用外装部品 Expired - Lifetime JP3475751B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005262912A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Katayama Kogyo Co Ltd 自動車用ストーンガード

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005262912A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Katayama Kogyo Co Ltd 自動車用ストーンガード

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