JPH1089141A - エンジン制御装置 - Google Patents
エンジン制御装置Info
- Publication number
- JPH1089141A JPH1089141A JP24158296A JP24158296A JPH1089141A JP H1089141 A JPH1089141 A JP H1089141A JP 24158296 A JP24158296 A JP 24158296A JP 24158296 A JP24158296 A JP 24158296A JP H1089141 A JPH1089141 A JP H1089141A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microcomputer
- sub
- control
- knock
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control By Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】メインマイコンとサブマイコンからなるエンジ
ン制御装置において、サブマイコンによる制御の効果を
向上させる。 【解決手段】メインマイコン２のフラッシュメモリ２ｄ
にサブマイコン３の制御データを記憶させ、制御開始時
にシリアル通信でサブマイコン３のＲＡＭ３ｄに転送す
る。フラッシュメモリ２ｄのデータは外部書込み装置１
０から、書換えることができるため、サブマイコン３の
制御データを外部書込み装置１０から設定できる。
ン制御装置において、サブマイコンによる制御の効果を
向上させる。 【解決手段】メインマイコン２のフラッシュメモリ２ｄ
にサブマイコン３の制御データを記憶させ、制御開始時
にシリアル通信でサブマイコン３のＲＡＭ３ｄに転送す
る。フラッシュメモリ２ｄのデータは外部書込み装置１
０から、書換えることができるため、サブマイコン３の
制御データを外部書込み装置１０から設定できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの電子制
御装置に関する。
御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、特願平4−328603 号明細書にある
ように、メインマイコンとノック制御用のサブマイコン
を備え、サブマイコンのマスクＲＯＭには制御プログラ
ムのみを書込んであり、その制御データはメインマイコ
ンのOTPROMからシリアル通信でサブマイコンのＲＡＭへ
転送し、ノック制御を行うエンジン制御装置が発明され
ている。
ように、メインマイコンとノック制御用のサブマイコン
を備え、サブマイコンのマスクＲＯＭには制御プログラ
ムのみを書込んであり、その制御データはメインマイコ
ンのOTPROMからシリアル通信でサブマイコンのＲＡＭへ
転送し、ノック制御を行うエンジン制御装置が発明され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ノック制御のデータ
は、ある限られた台数のサンプエンジンにより適合を行
い設定されるが、エンジンによるばらつきが大きく、最
産車のノック制御データはばらつきを考慮してノック誤
検出をしないように余裕を持ったところに設定する必要
があり、その分ノック制御のエンジン出力に対する効果
を妨げていた。
は、ある限られた台数のサンプエンジンにより適合を行
い設定されるが、エンジンによるばらつきが大きく、最
産車のノック制御データはばらつきを考慮してノック誤
検出をしないように余裕を持ったところに設定する必要
があり、その分ノック制御のエンジン出力に対する効果
を妨げていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】ノック制御のエンジン出
力に対する効果をより大きくするためには、ノック制御
の制御データをエンジン毎に設定できればよい。そのた
めには、制御装置内のフラッシュメモリにあるその制御
データを制御装置外部からエンジン毎に最適の値に書換
えればよい。
力に対する効果をより大きくするためには、ノック制御
の制御データをエンジン毎に設定できればよい。そのた
めには、制御装置内のフラッシュメモリにあるその制御
データを制御装置外部からエンジン毎に最適の値に書換
えればよい。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【０００６】図１は本発明の構成を示す回路図である。
エンジン制御装置１はここには図示しないセンサ，スイ
ッチからの信号を入力し、図示しない燃料噴射装置等の
アクチュエータへ駆動信号を出力する。エンジン制御装
置１で制御するものの一つとして点火時期制御があり、
各種センサからの信号を入力処理回路４を介してメイン
マイコン２へ取込み、その信号により点火時期を求め、
点火信号出力回路６から点火信号を出力し点火時期制御
を行う。
エンジン制御装置１はここには図示しないセンサ，スイ
ッチからの信号を入力し、図示しない燃料噴射装置等の
アクチュエータへ駆動信号を出力する。エンジン制御装
置１で制御するものの一つとして点火時期制御があり、
各種センサからの信号を入力処理回路４を介してメイン
マイコン２へ取込み、その信号により点火時期を求め、
点火信号出力回路６から点火信号を出力し点火時期制御
を行う。
【０００７】点火時期制御の一部としてノック制御があ
り、ノックセンサ７からの信号をノック信号処理回路５
を介してノック制御用サブマイコン３へ入力し、そこで
ノッキング発生の有無を判定する。そして、ノッキング
を検出したら、メインマイコン２へノック発生信号を出
力する。メインマイコン２は、サブマイコン３からノッ
ク発生信号を受けた場合には点火時期を遅らせノッキン
グ発生を防止する。
り、ノックセンサ７からの信号をノック信号処理回路５
を介してノック制御用サブマイコン３へ入力し、そこで
ノッキング発生の有無を判定する。そして、ノッキング
を検出したら、メインマイコン２へノック発生信号を出
力する。メインマイコン２は、サブマイコン３からノッ
ク発生信号を受けた場合には点火時期を遅らせノッキン
グ発生を防止する。
【０００８】ノック制御用サブマイコン３は、エンジン
によらず共通でマスクＲＯＭ３ｃに書込んである制御プ
ログラムとエンジンにより違いがある制御データにより
処理を行う。エンジン毎に違いがある制御データは、制
御装置１が制御を開始するとき、ＳＣ１３ｂを通して、
シリアル通信でメインマイコン２から転送し、RAM3d記
憶させる。そのデータによりサブマイコン３はノック信
号処理回路５から入力される信号を処理し、ノッキング
発生の有無を判定する。
によらず共通でマスクＲＯＭ３ｃに書込んである制御プ
ログラムとエンジンにより違いがある制御データにより
処理を行う。エンジン毎に違いがある制御データは、制
御装置１が制御を開始するとき、ＳＣ１３ｂを通して、
シリアル通信でメインマイコン２から転送し、RAM3d記
憶させる。そのデータによりサブマイコン３はノック信
号処理回路５から入力される信号を処理し、ノッキング
発生の有無を判定する。
【０００９】メインマイコン２は電気的に消去，書込み
が可能なフラッシュメモリ２ｄを内蔵し、そこに、その
制御プログラム，制御データとサブマイコン用の制御デ
ータを記憶させてある。制御装置１が制御を開始すると
き、メインマイコン２のCPU2a はサブマイコン３用の制
御データをフラッシュメモリ２ｄから読み出し、SCI2e
を通してシリアル通信で、サブマイコン３へ転送する。
が可能なフラッシュメモリ２ｄを内蔵し、そこに、その
制御プログラム，制御データとサブマイコン用の制御デ
ータを記憶させてある。制御装置１が制御を開始すると
き、メインマイコン２のCPU2a はサブマイコン３用の制
御データをフラッシュメモリ２ｄから読み出し、SCI2e
を通してシリアル通信で、サブマイコン３へ転送する。
【００１０】したがって、メインマイコン２のフラッシ
ュメモリ２ｄのエンジン毎に最適のノック制御データを
書込んでおけば、サブマイコン３はそのデータによりノ
ック制御を行うことができる。
ュメモリ２ｄのエンジン毎に最適のノック制御データを
書込んでおけば、サブマイコン３はそのデータによりノ
ック制御を行うことができる。
【００１１】次に、フラッシュメモリ２ｄのデータ書換
え方法を図２で説明する。
え方法を図２で説明する。
【００１２】外部書込み装置１０はエンジン制御装置１
に外部書込み電圧ＶＰを供給する１２ｖ電源回路１０ｂ
と、書込みデータをシリアル通信で転送するためのＳＣ
Ｉ回路１０ａ及び、書込み結果を表示する表示器１０ｃ
を内蔵している。
に外部書込み電圧ＶＰを供給する１２ｖ電源回路１０ｂ
と、書込みデータをシリアル通信で転送するためのＳＣ
Ｉ回路１０ａ及び、書込み結果を表示する表示器１０ｃ
を内蔵している。
【００１３】外部書込み装置１０を制御装置１に接続し
ＶＰに１２Ｖが供給する。この状態ではメインマイコン
２のＶｐｐへは１２Ｖは印加されていない。その後、イ
グニッションスイッチ１５をオンとすると、リレー１６
がオンとなり、バッテリー１４からエンジン制御装置１
のＶＢにバッテリー電圧が供給される。ＶＢが供給され
ると５Ｖ電源回路１３の出力ＶＣＣが５Ｖまで上昇して
いくが、ＶＣＣが４.７Ｖ に達したとき電圧検出回路１
７がトランジスタ１８をオンさせ、メインマイコン２の
Ｖｐｐに１２Ｖが印加される。この後、５Ｖ電源回路１
３のパワーオンリセット機能により、リセットが解除さ
れるとメインマイコン２はフラッシュメモリ２ｄの消
去，書込みモードにはいる。このモードにはいると、外
部書込み装置１０から書込みアドレスとデータをＳＣＩ
２ｃを通して受け取り、フラッシュメモリ２ｄの該当ア
ドレスへ消去，書込みを行う。
ＶＰに１２Ｖが供給する。この状態ではメインマイコン
２のＶｐｐへは１２Ｖは印加されていない。その後、イ
グニッションスイッチ１５をオンとすると、リレー１６
がオンとなり、バッテリー１４からエンジン制御装置１
のＶＢにバッテリー電圧が供給される。ＶＢが供給され
ると５Ｖ電源回路１３の出力ＶＣＣが５Ｖまで上昇して
いくが、ＶＣＣが４.７Ｖ に達したとき電圧検出回路１
７がトランジスタ１８をオンさせ、メインマイコン２の
Ｖｐｐに１２Ｖが印加される。この後、５Ｖ電源回路１
３のパワーオンリセット機能により、リセットが解除さ
れるとメインマイコン２はフラッシュメモリ２ｄの消
去，書込みモードにはいる。このモードにはいると、外
部書込み装置１０から書込みアドレスとデータをＳＣＩ
２ｃを通して受け取り、フラッシュメモリ２ｄの該当ア
ドレスへ消去，書込みを行う。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、ノック制御用サブマイ
コンの制御データをエンジン毎に最適のデータに設定す
ることができ、エンジン出力に対するノック制御の効果
を増大させることができる。
コンの制御データをエンジン毎に最適のデータに設定す
ることができ、エンジン出力に対するノック制御の効果
を増大させることができる。
【００１５】また、車両を市場に出したあと、ノック制
御のデータを変更したい場合も、整備工場でメインマイ
コン２のフラッシュメモリ２ｄを書換えることにより、
制御装置を交換することなく対応可能である。
御のデータを変更したい場合も、整備工場でメインマイ
コン２のフラッシュメモリ２ｄを書換えることにより、
制御装置を交換することなく対応可能である。
【図１】制御装置のブロック図。
【図２】フラッシュメモリ書込み時のブロック図。
１…エンジン制御装置、２…メインマイコン、２ｄ…フ
ラッシュメモリ、３…サブマイコン、４…入力信号処理
回路、５…ノック信号処理回路、６…点火信号出力回
路、７…ノックセンサ。
ラッシュメモリ、３…サブマイコン、４…入力信号処理
回路、５…ノック信号処理回路、６…点火信号出力回
路、７…ノックセンサ。
Claims (1)
- 【請求項１】メインマイコンとサブマイコンからなり、
上記メインマイコンと上記サブマイコンはシリアル通信
により接続され、上記サブマイコンは上記メインマイコ
ンから転送される制御データにより処理を行うエンジン
制御装置において、上記メインマイコンはメモリとして
電気的に書換え可能な不揮発性メモリをもち、外部から
上記不揮発性メモリを書換え可能としたことを特徴とす
るエンジン制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24158296A JPH1089141A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | エンジン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24158296A JPH1089141A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | エンジン制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1089141A true JPH1089141A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17076464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24158296A Pending JPH1089141A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | エンジン制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1089141A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002089351A (ja) * | 2000-09-19 | 2002-03-27 | Mitsubishi Electric Corp | 車載電子制御装置 |
| US6678586B2 (en) | 2000-09-29 | 2004-01-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vehicle built-in electronic control apparatus |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP24158296A patent/JPH1089141A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002089351A (ja) * | 2000-09-19 | 2002-03-27 | Mitsubishi Electric Corp | 車載電子制御装置 |
| US6678586B2 (en) | 2000-09-29 | 2004-01-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vehicle built-in electronic control apparatus |
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