JPH1085468A - フィッシング用はさみ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィッシング用のはさみ本体と、そのはさみ
の形状を利用し釣り針の取り替え等に必要な道具をその
はさみに設けたフィッシング用のはさみの提供。 【構成】 アイ通し２０がはさみ本体１０の一対の指通
し柄１１に設けられ、パーツポケット１２が上記のはさ
み本体１０の指通し柄１１に設けられている。その蓋部
１３が上記のパーツポケット１２に設けられ、やすり手
段１４が上記の蓋部１３に設けられている。コード取り
付け孔１５が上記のはさみ本体１０の指通し柄１１に設
けられていて、伸縮自在のらせん型コード３０の一端
が、そのコード取り付け孔１５に取り付けられている。
はさみケース４０が上記のコードの他端に取り付けら
れ、そこに装着フック４１を有する。それで、はさみ本
体１０のヒンジ１６の突起がこの装着フック４１，41ａ
に容易に着脱自在となる。 【効果】 コンパクトで簡単でかつ迅速に釣りの初期準
備や釣りの最中のつぎの準備などがタイミング良く十分
に速く対処できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、広くはフィッシン
グ用具に関するものであり、特に釣り針取り付けや取り
替え用の道具に関するものである。就中、フライフィッ
シング用等その他のルアーやフライ等の疑似鉤の取り替
えや、特に渓流釣り等の足場の悪いところでも、工具や
ルアーやフライ等の疑似鉤を簡単に取り出して使用可能
で且つ複数のものが一体化された釣り針取り付け用のは
さみに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、特殊なはさみに関しては、まず実
開平８−７４２がある。この考案は、図１４に示すよう
に、挟の把手部分に爪切、および押圧器を設けてなる、
爪切付き挟に関するものである。すなわち挟の把手
（３）の付け根部分に中心棒（９）を立脚させ、それに
緩嵌される爪切の刃（８）、（８ｂ）を設定し、中心棒
の上部には圧力板(11)を嵌合させる。もう一方の把手
（３ａ）の付け根部分には滑動路（７）を設け、それに
挟着した押圧器（４）を設定したものである。このはさ
み特徴は、はさみ本体の２つの刃の根元と２つの指通し
柄との間の隙間であって一方の指通し柄に爪切を設けた
構成としたものである。

【０００３】特に、釣り針の道具としては、実開昭６３
−１９６６３がある。この釣り針用のはさみは、図１５
に示すように、一端部を開口した細長いケース１内の中
間部を仕切板２で仕切って上側収納部３と下側収納部４
とを形成して、この上側収納部３の中に挟体５を引き出
し自在に設けたものである。そして、この下側収納部４
の中にナイフ、針外し、ヤスリ等の工具６を引き出し自
在に設け、このケース１の挟体５、工具６の引き出し側
でない端部内にスケール７を引き出し自在に設けたこと
を特徴とするものである。その特徴としては、ヤスリ、
スケール、刃等の工具を収納部の中に引き出し自在に設
けた構成である。要するに、基本的には七徳ナイフの発
想である。

【０００４】すなわち、これらは、ナイフ、針外し、ス
ケール、ヤスリなどの工具を出納自在に収容できるもの
で、はさみ本来の機能を損なわず、他の工具（ナイフ、
スケール、ヤスリなど）を出納自在に収納する収納箱を
設けたり、あるいは、はさみの形状をそのまま利用して
爪切りなどを設けたものしたものである。また、アイ通
しやナイフなどを携帯に便利なように小型のもの（ポケ
ットに収納できるほどの大きさ）にしたものなどがあっ
た。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、フィシィング
の釣り針の取り付けやルアーやフライ等の疑似鉤の調整
や取り替えには、そのタイミングの取り方や迅速な対
応、さらには準備などに適合するように工具やパーツが
はさみ本体にすべて備えられる構造のものが必要である
が、この要求にかなうものはなかった。したがって、渓
流釣り等の足場の悪いところでもコンパクトで簡単でか
つ迅速に釣りの準備と、ルアーやフライ等の疑似鉤の取
り替え等の次の準備などがタイミング良く十分に速く対
処できなかった。

【０００６】特に、魚の種類によってそれに合うルアー
やフライ等の疑似鉤を取り替える必要があるときに、面
倒な作業があるとタイミングを逃していまう。しかも、
ルアーやフライ等の疑似鉤を釣り糸に取り付けるときに
は、片方の手でルアーやフライ等の疑似鉤を持ち他方の
手で釣り糸を持つので、両手がふさがることもある。そ
れで、その時には、その工具（はさみ）から両手を離す
必要がある。この場合に、その工具を一々ポケット等に
しまっていると迅速な対応に欠けてしまう。また、慌て
てその工具を水中に落としてしまうこともある。したが
って、それに対する対処も必要になる。さらには、その
工具の着衣時に、鋭利な部分が身体を傷つけることのな
いようなものが望まれる。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明にかかるフィッシ
ング用はさみは、以上の技術的な問題点に鑑みて、フィ
ッシング用のはさみ本体と、そのはさみの形状を利用し
て、まず双方の指通し柄の根元の間にアイ通しを設け
た。そして、その指通し柄の根元の外側の一方または双
方にコード取り付け孔を設けて、そこからコードを伸ば
した。さらに、そのコードの先端には、はさみの刃先ケ
ース兼用のはさみホルダーを設けた。そして、指通し柄
の端部には、パーツポケット部を有しており、このパー
ツポケット部は、そのふたの外側にヤスリ部を設けてい
ることを特徴とするフィッシィング用はさみとした。

【０００８】以下に、本発明にかかるフィッシング用は
さみの具体的な構成を詳細に記載する。最初に、本発明
の請求項１に記載した発明の構成を説明する。これはま
ず、はさみ本体がある。つぎに、アイ通しがある。この
アイ通しは、上記のはさみ本体、特にその指通し柄、就
中、一対の指通し柄の内側の隙間であって一方の指通し
柄に設けられたものである。そして、パーツポケットが
ある。このパーツポケットは、上記のはさみ本体の指通
し柄に設けられたものである。さらに、蓋部がある。こ
の蓋部は、上記のパーツポケットに設けられたものであ
る。

【０００９】そして、やすり手段がある。このやすり手
段は、上記の蓋部の表面または上記のパーツポケットの
裏面に設けられたものである。さらに、コード取り付け
孔がある。このコード取り付け孔は、上記のはさみ本体
の指通し柄に設けられたものである。そして、コードが
ある。このコードは、上記のコード取り付け孔にその一
端が取り付けられたものである。最後に、はさみケース
がある。このはさみケースは、上記のコードの他端に取
り付けられたものであって、着衣への取り付け手段を有
し、且つ上記のはさみ本体をこのケースへ装着するため
の装着フックを有するものである。

【００１０】つぎに、本発明にかかるフィッシング用は
さみの請求項２に記載した発明の構成を説明する。この
発明はまず、はさみ本体がある。つぎに、アイ通しがあ
る。このアイ通しは、上記のはさみ本体、特にその指通
し柄、就中、その一対の指通し柄の内側の隙間であって
一方の指通し柄に設けられたものである。そして、パー
ツポケットがある。このパーツポケットは、上記のはさ
み本体の指通し柄に設けられたものである。さらに、蓋
部がある。この蓋部は、上記のパーツポケットに設けら
れたものである。そしてやすり手段がある。このやすり
手段は、上記の蓋部の表面または上記のパーツポケット
の裏面に設けられたものである。

【００１１】さらに、コード取り付け孔がある。このコ
ード取り付け孔は、上記のはさみ本体の指通し柄に設け
られたものである。さらに、直線コードがある。この直
線コードは、上記のコード取り付け孔にその一端が取り
付けられたものである。最後に、はさみケースがある。
このはさみケースは、上記のコードの他端に取り付けら
れたものであって、着衣への取り付け手段を有し、且つ
上記のはさみ本体をこのケースへ装着するための装着フ
ックを有している。さらに、このはさみケースは、上記
の直線コードを自動的に巻取るコード自動巻取り手段付
きのはさみケースを有するものである。

【００１２】そして、本発明にかかるフィッシング用は
さみの請求項３に記載した発明の構成を説明する。この
発明は、以下の点以外は上記の請求項１の発明の構成と
同一である。それゆえに、上記の請求項１の発明の構成
の説明の全文をここに援用して、以下の構成の説明をこ
れに追加する。すなわち、上記の請求項１の発明の構成
との差異は、上記のコードが、電話コードのごとき伸縮
自在の螺旋コードであることである。

【００１３】最後に、本発明にかかるフィッシング用は
さみの請求項４に記載した発明の構成を説明する。この
発明は、以下の点以外は上記の請求項１，２または３の
発明の構成と同一である。それゆえに、上記の請求項
１，２または３の発明の構成の説明の全文をここに援用
して、以下の構成の説明をこれに追加する。上記の請求
項１の発明の構成との差異は、上記のパーツポケットの
裏面部が、蓋部から成ることである。そして、この裏面
部の蓋部の表面にもやすり手段が設けられたものである
ことである。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下に、本発明のフィッシング用
はさみの一般的な実施の形態を述べる。これは、まず、
アイ通しがはさみ本体、特にその指通し柄、就中、その
一対の指通し柄の内側の隙間であって一方の指通し柄に
設けられて、パーツポケットが上記のはさみ本体の指通
し柄に設けられている。さらに、蓋部が、上記のパーツ
ポケットに設けられている。そして、やすり手段が、上
記の蓋部の表面または上記のパーツポケットの裏面に設
けられている。

【００１５】したがって、フライフィッシングへの切り
替え等でルアーやフライ等の疑似鉤の取り替えの時、そ
のパーツポケットの中の適当のルアーやフライ等の疑似
鉤を取り出して、そのルアーやフライ等の疑似鉤のアイ
（糸通し孔）が接着剤で詰まっている場合には、そのア
イ通しでそのアイの目詰まりを直し、針先が適当でない
ときにはそのやすり手段で磨き、そのルアーやフライ等
の疑似鉤の取り替えやフライフィッシングにするときの
おもりの取り外し等には、本発明の用のフィッシングは
さみをとこれに一体化された手段を用いて一連の作業が
この簡素な工具でなせる。

【００１６】そして、コード取り付け孔が上記のはさみ
本体の指通し柄に設けられて、コードが上記のコード取
り付け孔にその一端が取り付けられている。最後に、は
さみケースが、上記のコードの他端に取り付けられたも
のであって、これに着衣への取り付け手段を有している
ので、これを上着のポケット等に取り付けられる。そし
て、このケースは、上記のはさみ本体をこのケースへ装
着するための装着フックを有するので、このはさみのケ
ースからの取り出しとケースへの装着が片手で簡単にな
せる。

【００１７】しかして、上記のコードを直線コードにし
た場合には、そのはさみケースはこの直線コードを自動
的に巻取るコード自動巻取り手段付きのものとする。一
方、このコードを伸縮自在の螺旋コードとすると、その
必要性はなくなる。また、左利き用に、上記のパーツポ
ケットの裏面部も蓋部から成るものとして、この裏面部
の蓋部の表面にもやすり手段が設けられたものとすれ
ば、このはさみを裏返すのみで右ききばかりでなく、左
ききにも利用できる。

【００１８】

【実施例】しかして、本発明にかかるフィッシング用は
さみをその具体的な実施例を用いて添付の図面と共に詳
細に述べる。図１と２に示す本発明のフィッシング用は
さみがそのケースに挿入前の正面図のごとくに、まず、
はさみ本体１０がある。このはさみ本体１０は、普通の
釣り糸や道糸以外に金属性の糸も切れるものとするとよ
い。また、このはさみ本体１０は、各種のルアーやフラ
イ等の疑似鉤の手入れにも使用される。つぎに、アイ通
し２０が、上記のはさみ本体１０上のいずれかの箇所
に、特にその一対の指通し柄１１の内側の隙間11ａであ
って、そのどちらか一方の指通し柄１１に設けられたも
のである。そして、パーツポケット１２（図３と４のこ
の部分の拡大図を参照）が、上記のはさみ本体１０の指
通し柄１１に設けられている。このパーツポケット１２
には、各種のルアーやフライ等の疑似鉤やその他の釣り
針およびおもり等の釣りに必要な小物のパーツが入れら
れる。

【００１９】そして、その蓋部１３が上記のパーツポケ
ット１２に設けられている。この蓋部１３は、このフィ
ッシング用はさみを横に置いた状態の図５と６および７
と８に示すこの部分の拡大側面断面図のごとくに、上下
両側に設けるとよい。こうすることによって、このフィ
ッシング用はさみを横に置いた状態の図９と１０が示す
底面図のごとくに、このはさみを裏返すことによって、
右きき（図９）でも、左きき（図１０）でも使用できる
ようになる。図６と８は、その蓋部１３が開いた状態を
示していて、常に上側にくる方の蓋部１３を開けること
ができるようになっている。それで、底にくる方の蓋部
１３を開いて中のパーツが落ちることを防いでいる。

【００２０】そして、やすり手段１４が、上記の蓋部１
３の表面または上記のパーツポケット１２の裏面に設け
られている。さらに、コード取り付け孔１５（特に、図
９と１０を参照）が上記のはさみ本体１０の指通し柄１
１に設けられていて、伸縮自在のらせん型コード３０の
一端が、そのコード取り付け孔１５に取り付けられてい
る。しかして、このコード取り付け孔１５は、そのはさ
み本体１０をそのコード３０にぶら下げたときに、その
刃先が10ａが、上向きにならない位置、特に横向きにな
る位置に設けると、危険防止になってよい。

【００２１】最後に、はさみケース４０、40ａが、上記
のコード３０の他端に取り付けられている。そして、こ
のはさみケース４０、40ａは、安全ピンとかクリップの
ごとき着衣への取り付け手段（図示なし）を有してい
て、図１１に示すように上着の胸ポケットＰ等にこれを
取り付ける。さらに、このはさみケース４０，40ａは、
上記のはさみ本体１０をこのはさみケース４０、40ａへ
装着するための装着フック４１，41ａを有する。それ
で、はさみ本体１０のヒンジ１６の突起（図１と１２）
またはその刃先10ａ（図２と１３）がこの装着フック４
１，41ａに容易に着脱自在となる。

【００２２】このようにして、このはさみをそのはさみ
ケース４０，40ａに装着される。なお、図２と１３は、
そのコード３０がカールコードでなく、直線コード30ａ
となっている。それで、そのはさみケース40ａは、リー
ルタイプであって、電気掃除機のコード自動巻取り手段
や巻尺の自動巻取り手段のように、そのコード３０を巻
取るコード自動巻取り手段５０（図１７を参照）がつい
ている。もちろん、このコード自動巻取り手段５０がな
くても、この程度の長さのコードではそれほど不自由な
く使用可能である。

【００２３】なお、上記のコード３０は、図１６と１７
に示すごとく、そのはさみケース４０内にコード収納室
４２を設けて収納すると外部の障害物と絡むことがなく
てよい。特に、螺旋コードの場合は、図１６に示すごと
く、その特徴が生かせる。そして、そのコード３０が直
線コード30ａであった場合は、そのコード自動巻取り手
段５０を図１７に示すようにそのはさみケース４０内に
設けると、その直線コード30ａか外部の障害物と絡むこ
とがなくてよい。

【００２４】さらに、上記のアイ通し２０は、図１８や
１９に示すごとくに、その指通し柄１１の後端に危険防
止壁４３と共に設けてもよい。なお、図１９の実施例で
は、そのアイ通し２０がその指通し柄１１への取り付け
箇所で回転軸２１を介して取り付けられている。また、
このアイ通し２０は、図２０に示すごとくに、その刃先
10ａの先端に設けてもよい。

【００２５】

【発明の効果】本発明にかかるフィッシング用はさみ
は、以上のごとくになしたゆえに以下のごとき多大な効
果が生じた。すなわち、フィシィングのようにタイミン
グの取り方や迅速な対応や準備などに適合するよう工具
やパーツがはさみ本体にすべて備えられる構造のものと
したゆえに、コンパクトで簡単でかつ迅速に最初の釣り
の準備や釣りの最中のつぎの準備などがタイミング良く
十分に速く対処できるようになった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明にかかるフィッシング用はさみの一実施
例の正面図を示したものである。

【図２】その別の実施例の正面図を示したものである。

【図３】その蓋部付近の拡大斜視図であって、その蓋部
が開いた状態を示したものである。

【図４】その別な実施例の蓋部付近の拡大平面図であ
る。

【図５】その蓋部付近の拡大断面図であって、その蓋部
が開きかけの状態を示したものである。

【図６】図５のもののその上側の蓋部を開いた状態の拡
大断面図を示したものである。

【図７】その別な実施例の蓋部付近の拡大断面図であ
る。

【図８】図７のもののその上側の蓋部を開いた状態の拡
大断面図示をしたものである。

【図９】このフィッシング用はさみを横に置いた状態の
右ききの場合の底面図を示したものである。

【図１０】このフィッシング用はさみを横に置いた状態
の左ききの場合の底面図を示したものである。

【図１１】そのはさみケースを胸ポケットに装着した状
態の正面図を示したものである。

【図１２】図１の実施例のものがそのはさみケースに装
着された状態の正面図である。

【図１３】図２のものがそのはさみケースに装着された
状態の正面図を示したものである。

【図１４】従来の特殊なはさみの一実施例である。

【図１５】従来の釣り道具の一実施例である。

【図１６】図１の実施例のもののさらに別な実施例の一
部断面拡大正面図を示したものである。

【図１７】図２の実施例のもののさらに別な実施例の一
部断面拡大正面図である。

【図１８】図１の実施例のもののアイ通し部分が別な実
施例のものとなった実施例の一部断面拡大正面図を示し
たものである。

【図１９】図１８の実施例のもののアイ通し部分がさら
に別実施例のものとなった実施例の一部断面拡大正面図
を示したものである。

【図２０】図１の実施例のもののアイ通し部分がはさみ
本体の刃先に設けられた実施例の一部拡大正面図であっ
て、その刃が開いた状態を示したものである。

【符号の説明】

１０ はさみ本体 ３０ らせん型コ
ード 10ａ 刃先 30ａ 直線コード １１ 指通し柄 ４０ はさみケー
ス 11ａ 隙間 40ａ リールタイ
プのはさみケース １２ パーツポケット ４１ 装着フック １３ 蓋部 ４２ コード収納
室 １４ やすり手段 ４３ 危険防止壁 １５ コード取り付け孔 ５０ コード自動
巻取り手段 １６ ヒンジ Ｐ ポケット ２０ アイ通し

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】はさみ本体、該はさみ本体特にその指通し
   柄就中一対の指通し柄の内側の隙間であって且つ一方の
   指通し柄に設けられたアイ通し、上記のはさみ本体の指
   通し柄に設けられたパーツポケット、該パーツポケット
   に設けられた蓋部、該蓋部の表面または上記のパーツポ
   ケットの裏面に設けられたやすり手段、上記のはさみ本
   体の指通し柄に設けられたコード取り付け孔、該コード
   取り付け孔にその一端が取り付けられたコード、該コー
   ドの他端に取り付けられたものであって着衣への取り付
   け手段を有したもので且つ上記のはさみ本体をこのケー
   スへ装着するための装着フックを有するはさみケース、
   より構成されることを特徴としたフィッシング用はさ
   み。
2. 【請求項２】はさみ本体、該はさみ本体特にその指通し
   柄就中一対の指通し柄の内側の隙間であって且つ一方の
   指通し柄に設けられたアイ通し、上記のはさみ本体の指
   通し柄に設けられたパーツポケット、該パーツポケット
   に設けられた蓋部、該蓋部の表面または上記のパーツポ
   ケットの裏面に設けられたやすり手段、上記のはさみ本
   体の指通し柄に設けられたコード取り付け孔、該コード
   取り付け孔にその一端が取り付けられた直線コード、該
   直線コードの他端に取り付けられたものであって着衣へ
   の取り付け手段を有したもので且つ上記のはさみ本体を
   このケースへ装着するための装着フックを有しさらに上
   記のそ直線コードを自動的に巻取るコード自動巻取り手
   段付きはさみケース、より構成されることを特徴とした
   フィッシング用はさみ。
3. 【請求項３】コードが、伸縮自在の螺旋コードであるこ
   とを特徴とした上記請求項１に記載のフィッシング用は
   さみ。
4. 【請求項４】パーツポケットの裏面部も、蓋部であり、
   この裏面部の蓋部の表面にもやすり手段が設けられたも
   のであることを特徴とした上記請求項１，２または３に
   記載のフィッシング用はさみ。