JPH10678A - 中空成形機における樹脂圧力検出方法及び装置 - Google Patents

中空成形機における樹脂圧力検出方法及び装置

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Publication number
JPH10678A
JPH10678A JP15106596A JP15106596A JPH10678A JP H10678 A JPH10678 A JP H10678A JP 15106596 A JP15106596 A JP 15106596A JP 15106596 A JP15106596 A JP 15106596A JP H10678 A JPH10678 A JP H10678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
pressure
molding machine
detector
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP15106596A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Ito
秀次 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP15106596A priority Critical patent/JPH10678A/ja
Publication of JPH10678A publication Critical patent/JPH10678A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の中空成形機における樹脂圧力検出方法
及び装置においては押出機に設けられた検出筒体には破
裂板が破裂したことを検出するための検出器がないた
め、破裂後に溶融樹脂が漏出することになっていた。 【解決手段】 本発明による中空成形機における樹脂圧
力検出方法及び装置は、検出筒体(5)内に検出器(9)に接
続したワイヤ(7)を設け、溶融樹脂圧力が高圧となり破
裂板(5a)の破裂が発生により飛翔するナット(6)により
ワイヤ(7)を切断し、検出器(9)を作動させて警報手段(1
0)を作動させる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空成形機におけ
る樹脂圧力検出方法及び装置に関し、特に、溶融樹脂の
圧力が設定値以上となったことを自動的に検出し、警報
を発生することができるようにするための新規な改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の中空成形
機としては、図3に示す構成を挙げることができる。す
なわち、図3において符号1で示されるものはクロスヘ
ッドであり、このクロスヘッド1には接続体2を介して
押出機3が接続され、この押出機3の押出口4には検出
筒体5が設けられている。前記検出筒体5は前記押出口
4の樹脂流路4aに連通すると共に、破裂板5aを有
し、この破裂板5aは溶融樹脂圧力が設定値以上となる
と、この圧力によって破裂するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の中空成形機は、
以上のように構成されていたため、次のような課題が存
在していた。すなわち、押出機からクロスヘッドに送ら
れる溶融樹脂の圧力が設定値以上となると、破裂板が破
裂するため、この破裂板を経て高温の溶融樹脂がこの検
出筒体から外部に漏出することになり、作業者がこの事
態に気付かない場合もあった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、溶融樹脂の圧力が設定値以
上となったことを自動的に検出し、警報を発生すること
ができるようにした中空成形機における樹脂圧力検出方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による中空成形機
における樹脂圧力検出方法は、押出機からクロスヘッド
に供給する溶融樹脂圧力の異常を検出筒体内の破裂板に
より検出するようにした中空成形機における樹脂圧力検
出方法において、前記破裂板の破裂により前記検出筒体
内のワイヤを切断し、このワイヤに接続された検出器に
よって前記圧力の異常を検出する方法である。
【0006】本発明による中空成形機における樹脂圧力
検出装置は、押出機からクロスヘッドに供給する溶融樹
脂圧力の異常を検出筒体内の破裂板により検出するよう
にした中空成形機における樹脂圧力検出装置において、
前記検出筒体に設けられた破裂板に設けられたナット
と、前記検出筒体内に一端が接続されたワイヤと、前記
ワイヤの他端が接続された検出器と、を備え、前記破裂
板の破裂後、前記ナットの飛翔によってワイヤが切断さ
れ、前記ワイヤの切断を前記検出器が検出する構成であ
る。
【0007】さらに詳細には、前記検出器には警報手段
が接続され、前記ワイヤの切断に連動して前記警報手段
を作動させるようにした構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による中
空成形機における樹脂圧力検出方法及び装置の好適な実
施の形態について説明する。なお、従来例と同一又は同
等部分には同一符号を用いて説明する。図1において符
号4で示されるものは図3と同様の構成からなる中空成
形機の押出機3の押出口であり、この押出口4には検出
筒体5が設けられ、この検出筒体5の下端5bは樹脂流
路4aに接続されている。
【0009】前記検出筒体5は、具体的には図2で示さ
れるように構成されており、この検出筒体5の下端5b
には、破裂板5aがこの下端5bの開口5baを密封し
て閉じる状態で設けられていると共に、この破裂板5a
には例えば周知のシャーナットからなるナット6が設け
られている。この検出筒体5の上部には漏出する樹脂を
案内するための案内孔5cが形成されると共に、この案
内孔5cの下方位置には、その一端7aを固定したワイ
ヤ7を作動自在に案内するための孔5dが形成されてい
る。
【0010】前記押出機3の側部には、連結部材8を介
して周知のリミットスイッチ、磁気スイッチ及び光スイ
ッチ等の何れかからなる検出器9が設けられ、この検出
器9には前記ワイヤ7の他端7bが接続され、このワイ
ヤ7が検出筒体5に接続されている間はこのワイヤ7の
張力によって検出器9が非動作状態を保つように周知の
付勢構造により構成されている。なお、中空成形機の構
成としては図3の従来例と同様であるため、ここでは図
3の説明は省略する。
【0011】次に、動作について述べる。まず、押出機
3で混練溶融された高温の溶融樹脂は押出口4からクロ
スヘッド1に供給され、クロスヘッド1の吐出口1aか
らパリソン1bが押し出されて周知の中空成形が行われ
る。
【0012】前述の中空成形が継続されている状態にお
いて、例えば、溶融樹脂圧力が設定値を越えて異常な高
圧状態が発生すると、この高圧によって破裂板5aが破
裂し、同時に溶融樹脂が破裂板5を介してナット6と共
に上方に噴出し、この時に飛翔状態になったナット6に
よってワイヤ7が切断され、このワイヤ7の切断により
検出器9の付勢状態が解除されて非動作状態から動作状
態となって検出し、この検出器9に接続された周知のブ
ザー、ランプ、液晶等の文字表示器等の何れかからなる
警報手段10が作動し、作業者に警告することができ
る。なお、この場合、この警報手段10を作動させると
同時に、中空成形機の動作を自動停止させるようにする
こともできる。なお、この検出器9の動作は前述の動作
に限らず、動作状態から非動作状態として検出すること
も可能である。検出筒体5を押出機3の押出口4に設け
た場合について述べたが、この形態に限ることなく、押
出機3からクロスヘッド1に到る樹脂流路に連通する場
所であれば、何れの場所においても取付可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明による中空成形機における樹脂圧
力検出方法及び装置は、以上のように構成されているた
め、次のような効果を得ることができる。すなわち、樹
脂流路内の樹脂圧力が設定値を越えるときに発生する破
裂板の破裂により、ワイヤを切断して検出器を作動させ
るため、樹脂圧力の高圧状態を作業者が確実に確認する
ことができ、中空成形機の安全運転を達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による中空成形機における樹脂圧力検出
装置を示す構成図である。
【図2】図1の要部を示す拡大断面図である。
【図3】従来及び本発明による中空成形機を示す断面構
成図である。
【符号の説明】
1 クロスヘッド 3 押出機 5 検出筒体 5a 破裂板 6 ナット 7 ワイヤ 7a 一端 7b 他端 9 検出器 10 警報手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機(3)からクロスヘッド(1)に供給す
    る溶融樹脂圧力の異常を検出筒体(5)内の破裂板(5a)に
    より検出するようにした中空成形機における樹脂圧力検
    出方法において、前記破裂板(5a)の破裂により前記検出
    筒体(5)内のワイヤ(7)を切断し、このワイヤ(7)に接続
    された検出器(9)によって前記圧力の異常を検出するこ
    とを特徴とする中空成形機における樹脂圧力検出方法。
  2. 【請求項2】 押出機(3)からクロスヘッド(1)に供給す
    る溶融樹脂圧力の異常を検出筒体(5)内の破裂板(5a)に
    より検出するようにした中空成形機における樹脂圧力検
    出装置において、前記検出筒体(5)内に設けられた破裂
    板(5a)に設けられたナット(6)と、前記検出筒体(5)内に
    一端(7a)が接続されたワイヤ(7)と、前記ワイヤ(7)の他
    端(7b)が接続された検出器(9)と、を備え、前記破裂板
    (5a)の破裂後、前記ナット(6)の飛翔によってワイヤ(7)
    が切断され、前記ワイヤ(7)の切断を前記検出器(9)が検
    出することを特徴とする中空成形機における樹脂圧力検
    出装置。
  3. 【請求項3】 前記検出器(9)には警報手段(10)が接続
    され、前記ワイヤ(7)の切断に連動して前記警報手段(1
    0)を作動させるように構成したことを特徴とする請求項
    2記載の中空成形機における樹脂圧力検出装置。
JP15106596A 1996-06-12 1996-06-12 中空成形機における樹脂圧力検出方法及び装置 Pending JPH10678A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15106596A JPH10678A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 中空成形機における樹脂圧力検出方法及び装置

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JPH10678A true JPH10678A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15510542

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JP15106596A Pending JPH10678A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 中空成形機における樹脂圧力検出方法及び装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6733702B2 (en) 2001-04-19 2004-05-11 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire mold and a method of rapidly depressurizing the mold

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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