JPH1058181A - レーザビームの遮光装置 - Google Patents

レーザビームの遮光装置

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JPH1058181A
JPH1058181A JP8222318A JP22231896A JPH1058181A JP H1058181 A JPH1058181 A JP H1058181A JP 8222318 A JP8222318 A JP 8222318A JP 22231896 A JP22231896 A JP 22231896A JP H1058181 A JPH1058181 A JP H1058181A
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JP
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laser beam
reflection mirror
reflection
mirror
shielding plate
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JP8222318A
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English (en)
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Naoki Miki
直樹 三木
Yoshito Kagiwada
義人 鍵和田
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射ミラーの反射コーティングが十分に反射
できなくなった場合、反射ミラーの周辺の部材にダメー
ジを与えないようにする。 【解決手段】 レーザビームLBを透過する母材37の
表面に備えた反射コーティングRcでレーザビームを反
射することによりレーザ光路を遮断する反射ミラー31
をレーザ光路に開閉自在に設ける。遮光板39は反射ミ
ラー31の後方に配置され、反射ミラー31の開閉動作
と同期して作動し、反射ミラー31を透過したレーザビ
ームを遮断・吸収する。反射ミラー31の反射コーティ
ンが十分に反射できなくなった場合、反射ミラー31の
母材37を透過したレーザビームは遮光板39に吸収さ
れ加熱されるが、遮光板39が加熱のために湾曲しても
反射ミラー31は何ら影響を受けず、歪んだり割れたり
しない。遮光板39の温度を検出する温度検出器33に
より設定温度Ts以上に達したときは警告が発信され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームの遮
光装置に関し、特に反射ミラーの反射コーティンがダメ
ージを受けたために十分に反射できなくなった場合に前
記反射ミラーのダメージを検出するレーザビームの遮光
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビームの遮光装置は、図5
(A)に示すように、レーザ光路にレーザビームLBを
反射して遮断する反射ミラー101をレーザ光路に開閉
自在に設けている。この反射ミラー101で全反射され
たレーザビームLBは、反射光路に設けられた熱の吸収
率の高いダンパ103(ダンパブロック)で吸収され水
冷されている。なお、前記反射ミラー101を用いてレ
ーザ光路を開閉する装置としては、例えば反射ミラー1
01を金属ブレード105に貼設し、このブレード10
5をロータリソレノイド107等の回転駆動手段で回動
することにより前記反射ミラー101でレーザ光路を遮
断又は開放するように設けられている。
【0003】また、レーザビームの遮光装置の他の例と
して、図5(B)に示されているように、上記のダンパ
自体をロータリソレノイド107等で回動自在に設ける
ことによりダンパ103をレーザ光路に開閉自在に設け
たものも知られている。
【0004】なお、高出力レーザではダンパ103は受
光パワー密度を減少させないと受光面がダメージを受け
るため受光面積を大きくする必要があり、さらにダンパ
103で吸収した熱を放熱するために水冷するので非常
に大型で重いものである。
【0005】したがって、図5(B)のようにダンパ自
体をレーザ光路に開閉自在に設けた遮光装置は高速で開
閉するには不適であるために、通常、図5(A)のよう
に反射ミラー101を用いたものが多く使用されてい
る。
【0006】可視光に近い1μm程度の波長のレーザ用
の反射ミラー101には、金属やガラス等の母材109
の表面に反射コーティングRcを施したものがあるが、
一般に、母材109が金属である反射ミラー101は熱
吸収率が高いことや価格、流通性に問題があるために、
石英ガラスに反射コーティングRcした反射ミラー10
1を使用することが多い。
【0007】しかし、反射コーティングRcがダメージ
を受けて十分に反射できなくなった場合には、母材10
9の石英ガラスが1μm程度の波長のレーザビームLB
を透過するので、反射ミラー101でレーザ光路を遮蔽
してもレーザビームLBは反射ミラー101の反射コー
ティングRc及び母材109を透過し、レーザビームL
Bが外部に洩れるために他の部材が加熱されて非常に危
険である。
【0008】そこで、図6に示すように、母材109が
石英ガラスの反射ミラー101を金属ブレード105に
固定し、金属ブレード105の温度を検出する温度検出
器111を金属ブレード105に設け、前記反射ミラー
101の反射コーティングRcがダメージを受けてレー
ザビームLBが石英ガラスを透過して金属ブレード10
5が加熱されたとしても、この金属ブレード105の温
度が前記温度検出器111により検出され、金属ブレー
ド105の温度が設定温度まで上昇するとレーザ発振器
を停止する方法が採られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のレー
ザビームの遮光装置においては、金属ブレード105が
加熱されると、図7に示すように、金属ブレード105
が熱により湾曲するために反射ミラー101の反射面が
変化し、レーザビームLBの反射光がダンパ103の中
心に入らなくなるという問題点があった。しかも、ダン
パ103の大きさに十分な余裕がない場合、レーザビー
ムLBの反射光がダンパ103の外に洩れるという問題
があった。
【0010】また、金属ブレード105に貼設されてい
る反射ミラー101は金属ブレード105の熱膨張率と
は大きく異なるので金属ブレード105から離れたり、
あるいは反射ミラー101が金属ブレード105に強固
に密着している場合は反射ミラー101に歪みが生じた
り割れたりするという問題があった。
【0011】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、反射ミラーの反射コーティン
がダメージを受け十分に反射できなくなった場合に反射
ミラーのダメージを検出し反射ミラーの周辺の部材にダ
メージを与えないようにするレーザビームの遮光装置を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のレーザビームの遮光装置
は、レーザビームを透過する母材の表面に備えた反射コ
ーティングでレーザビームを反射することによりレーザ
光路を遮断する反射ミラーをレーザ光路に開閉自在に設
けたレーザビームの遮光装置において、前記反射ミラー
の開閉動作と同期して作動すると共に、この反射ミラー
を透過したレーザビームを遮断・吸収する遮光板を反射
ミラーの後方に配置してなることを特徴とするものであ
る。
【0013】したがって、反射ミラーの反射コーティン
がダメージを受け十分に反射できなくなった場合、レー
ザビームが反射ミラーの母材を透過し反射ミラーの後方
に配置された遮光板に吸収されこの遮光板が加熱される
が、この遮光板は反射ミラーとは別個に設けられている
ので、遮光板が加熱のために湾曲しても前記反射ミラー
は何ら影響を受けないので、従来のように反射ミラーが
歪んだり割れたりすることはない。
【0014】請求項2によるこの発明のレーザビームの
遮光装置は、前記遮光板を反射ミラーとレーザ光路上の
後方に空間を介して配置してなることを特徴とするもの
である。
【0015】したがって、遮光板と反射ミラーとの間に
空間が設けられているので、遮光板が加熱されても反射
ミラーは加熱されず又湾曲することがないので、遮光板
からの悪影響は全くない。
【0016】請求項3によるこの発明のレーザビームの
遮光装置は、前記反射ミラーの母材がレーザビームの波
長を80%以上透過する素材であることを特徴とするも
のである。
【0017】したがって、反射ミラーの母材がレーザビ
ームの波長を80%以上透過する素材であるので、反射
ミラーの反射コーティンがダメージを受け十分に反射で
きなくなった場合でも、レーザビームが反射ミラーの母
材が加熱されずに、反射ミラーを支持する支持部材が加
熱されて、反射ミラーが歪む等の悪影響を受けることが
ない。
【0018】請求項4によるこの発明のレーザビームの
遮光装置は、前記遮光板の温度を検出する温度検出器を
設けてなることを特徴とするものである。
【0019】したがって、レーザビームにより加熱され
た金属ブレードの温度は温度検出器により検出され、金
属ブレードの温度が設定温度まで上昇するとレーザ発振
器が停止される。レーザビームの遮光装置は新しい反射
ミラーに交換され、正常な機能に回復される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレーザビームの遮
光装置の実施の形態について、一般的なレーザ加工機を
例にとって図面を参照して説明する。
【0021】図4を参照するに、本実施例に係わるレー
ザ加工機1は、レーザビームLB(レーザ光)を発振す
るレーザ発振器3を内蔵し、このレーザ発振器3で発振
されたレーザビームLBは強度調整装置5を経てレーザ
ビームLB案内照射部7の先端部に備えられたレーザ加
工ヘッド9の部分において反射鏡11を介して垂直下方
向へ反射される。このレーザビームLBはレーザ加工ヘ
ッド9の内部に設けられた焦光レンズ13で集光され
る。この集光されたレーザビームLBの照射光軸軸心1
5に対して、例えば数値制御の材料移送位置決め装置1
7で移送位置決めされたワークW上に、レーザビームL
Bの焦点を結ばせて、所望の形状に切断するなどのレー
ザ加工を行なう。尚、この種のレーザ加工装置1は公知
であるので、より詳細な説明は省略する。
【0022】本実施例に係わるレーザビームの遮光装置
はレーザビームLB(レーザ光)のレーザ光路に設けら
れる。図1および図2を参照するに、ロータリソレノイ
ド19を支持するソレノイド支持部材21が加工機本体
に固定され、このソレノイド支持部材21にはロータリ
ソレノイド19の先端側が固定されている。
【0023】このロータリソレノイド19のロッド23
の先端には板状の遮光板用ブレード25の一端側と、こ
の遮光板用ブレード25にスペーサリング27を介して
板状の反射ミラー用ブレード29の一端側が固定されて
おり、この反射ミラー用ブレード29と遮光板用ブレー
ド25の各他端側が前記スペーサリング27の厚さ分だ
け間隔を介して重なるように配置され、反射ミラー用ブ
レード29と遮光板用ブレード25が同期して回転自在
に設けられている。
【0024】前記反射ミラー用ブレード29の先端側の
表面には反射ミラー31が貼着されており、反射ミラー
用ブレード29が回転するときに反射ミラー31の反射
面33がレーザビームLBのレーザ光路に対して角度θ
°の傾きをなしてレーザビームLBを遮光可能な位置を
通過する回動軌跡を形成するよう配置されている。ま
た、反射ミラー用ブレード29における前記反射ミラー
31の裏面に位置する箇所には、反射ミラー31を透過
したレーザビームLBが通過可能な貫通穴、換言すれば
レーザ通過穴35が形成されている。
【0025】なお、前記反射ミラー31は熱吸収率が高
く又価格、流通性に優れた石英ガラスを母材37として
この石英ガラスの表面に反射コーティングしたものであ
る。この石英ガラスを母材37とした反射ミラー31は
可視光に近い1μm程度の波長のレーザ用として用いる
ことができるが、他の波長のレーザ用としては例えばレ
ーザの波長が10μm程度のレーザビームLBに対して
はZnSeなどを反射ミラー31の母材37として用い
ればよい。
【0026】なお、反射ミラー31の母材37としては
80%以上のレーザビームLBの透過率を持つ素材を用
いることが好ましい。
【0027】前記遮光板用ブレード25の先端側には前
記反射ミラー31を透過したレーザビームLBを遮断・
吸収する遮光板39が反射ミラー31の後方に位置して
設けられている。この遮光板39としては遮光板用ブレ
ード25を金属板で形成しこの金属板の表面を遮光板3
9として用いることができるが、レーザビームLBの熱
の吸収効率を向上するために遮光板用ブレード25自体
を黒色にするかあるいは部分的に黒色にすることもで
き、あるいは熱吸収率の高い材質を設けることもでき
る。
【0028】したがって、反射ミラー31の後方の反射
ミラー用ブレード29の裏面と遮光板39とはスペーサ
リング27の厚み分だけ空間S(間隙)が形成されてい
る。
【0029】また、前記遮光板用ブレード25の遮光板
39の裏面にはこの遮光板39の温度を検出する温度検
出器41が設けられており、この温度検出器41は図示
省略の制御装置に電気的に接続されている。
【0030】また、前記反射ミラー31で全反射された
レーザビームLBの反射光路に熱の吸収率の高いダンパ
43(ダンパブロック)が設けられており、このダンパ
43にはレーザビームLBの反射光を吸収して加熱され
た熱を冷却するための冷却装置(図示省略)が設けられ
ている。
【0031】以上の構成から、ロータリソレノイド19
を回転することにより反射ミラー用ブレード29と遮光
板用ブレード25とは同期して回転し、反射ミラー31
がレーザビームLBのレーザ光路に位置すると、レーザ
発振器3から発振されたレーザビームLBは反射ミラー
31の表面の反射コーティングRcで形成された反射面
33で全反射され、ダンパ35に吸収される。
【0032】しかし、反射ミラー31の反射コーティン
グRcがダメージを受けて反射率が低下した場合、低下
した反射率の分のレーザビームLBは反射ミラー31で
反射されずに反射コーティングRcを通過して母材37
に当たるが、反射ミラー31の母材37の透過率が80
%以上で高いので反射コーティングRcを通過したレー
ザビームLBの大部分が母材37に吸収されずに透過す
る。
【0033】反射ミラー31の母材37を透過したレー
ザビームLBは、反射ミラー用ブレード29のレーザ通
過穴35を通過して遮光板39に照射される。したがっ
て、反射ミラー用ブレード29はレーザビームLBの熱
影響を受けることがないので、従来例のように湾曲する
ことがない。換言すれば、反射ミラー用ブレード29が
湾曲することがないので反射したレーザビームLBの光
軸がダンパ35から外れたり、反射ミラー31が反射ミ
ラー用ブレード29から剥がされたり割れたりすること
がない。
【0034】遮光板39に照射されたレーザビームLB
は遮光板39に吸収され、確実に遮光されるので、レー
ザビームLBが洩れて他の部材に悪影響を及ぼすという
危険がない。しかも、遮光板39がレーザビームLBに
より加熱されて温度が高くなったとしても、遮光板39
の温度は遮光板用ブレード25に備えられた温度検出器
41により検出され、この検出された検出信号が制御装
置に送られ、遮光板39の温度が設定温度Tsに到達し
たときにレーザ発振器3が停止され、図示省略の警告灯
やサイレンサー等により作業者に知らされる。作業者は
新しい反射ミラー31と交換した後にレーザ加工機を再
運転する。
【0035】図3を参照するに、例えば遮光板39の設
定温度Tsを40°Cとしたとき、1000Wにて連続
発振されたレーザビームLBが前述した遮光装置の反射
ミラー31で連続10秒間ほど遮蔽された状態にある
と、反射ミラー31の反射コーティングRcにダメージ
が見られ、温度検出器41で検出された検出信号により
設定温度Tsの40°Cを越えるため「反射ミラー31
コーティング不良」の警告が発信され、反射ミラー31
の交換時期が知らされる。
【0036】なお、前記遮光板用ブレード25がレーザ
ビームLBの熱影響を受けてわずかに歪んだとしても、
遮光板用ブレード25と反射ミラー用ブレード29とは
別個のものであり特に反射ミラー31と遮光板39との
間に空間S(間隙)が設けられているゆえ、熱的にも機
械的にも連結されていないので、従来の装置のようにレ
ーザビームLBの光軸がずれる等の悪影響を与えるもの
ではない。
【0037】なお、この発明は前述した実施の形態の例
に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりそ
の他の態様で実施し得るものである。本実施の形態の例
ではレーザ加工機としてレーザ加工ヘッドがアーム状の
固定式加工機本体に設けられたレーザ加工機を例にとっ
て説明したが、レーザ加工ヘッドが門型形状の固定式加
工機本体に設けられたレーザ加工機や加工機本体自体が
移動式のレーザ加工機およびその他のレーザ加工機であ
っても構わない。さらに、レーザビームの遮光装置とし
ても反射ミラー31並びに遮光板39を回動せしめる回
転駆動手段がロータリソレノイド19でなくともモータ
等の他の回転駆動手段であっても構わない。
【0038】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、反射ミラーの反
射コーティンがダメージを受け十分に反射できなくなっ
た場合、レーザビームが反射ミラーの母材を透過し反射
ミラーの後方に配置された遮光板に吸収されこの遮光板
が加熱されるが、この遮光板は反射ミラーとは別個に設
けられているので、遮光板が加熱のために湾曲しても前
記反射ミラーは何ら影響を受けないため、従来のように
反射ミラーが歪んだり割れたりすることを避けることが
できる。
【0039】請求項2の発明によれば、遮光板と反射ミ
ラーとの間に空間が設けられているので、遮光板が加熱
されても反射ミラーが加熱されることがないので湾曲せ
ず、遮光板からの悪影響を全く避けることができる請求
項3の発明によれば、反射ミラーの反射コーティンがダ
メージを受け十分に反射できなくなった場合でも、反射
ミラーの母材がレーザビームの波長を80%以上透過す
る素材であるので、レーザビームが反射ミラーの母材が
加熱されず、反射ミラーを支持する支持部材が加熱され
て、反射ミラーが歪む等の悪影響を避けることができ
る。
【0040】請求項4の発明によれば、レーザビームに
より加熱された金属ブレードの温度は温度検出器により
検出でき、金属ブレードの温度が設定温度まで上昇する
と、前記温度検出器の検出信号によりレーザ発振器を停
止するので、レーザ加工機の部材がレーザビームにより
損傷を受ける等の危険を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示すもので、レーザ
ビームの遮光装置の側面図である。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】本発明の実施の形態の例を示すもので、遮光板
における時間的温度変化を示すグラフである。
【図4】本発明が使用される一例のレーザ加工機の側面
図である。
【図5】(A),(B)は従来例を示すもので、レーザ
ビームの遮光装置の側面図である。
【図6】従来例を示すもので、遮光装置の反射コーティ
ングが正常の場合のレーザビームの反射状態を示す状態
図である。
【図7】従来例を示すもので、遮光装置の反射コーティ
ングがダメージを受けた場合のレーザビームの反射状態
を示す状態図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工装置 3 レーザ発振器 9 レーザ加工ヘッド 11 反射鏡 19 ロータリソレノイド 21 ソレノイド支持部材 23 ロッド 25 遮光板用ブレード 27 スペーサリング 29 反射ミラー用ブレード 31 反射ミラー 33 温度検出器 35 レーザ通過穴 37 母材 39 遮光板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームを透過する母材の表面に備
    えた反射コーティングでレーザビームを反射することに
    よりレーザ光路を遮断する反射ミラーをレーザ光路に開
    閉自在に設けたレーザビームの遮光装置において、 前記反射ミラーの開閉動作と同期して作動すると共に、
    この反射ミラーを透過したレーザビームを遮断・吸収す
    る遮光板を、反射ミラーの後方に配置してなることを特
    徴とするレーザビームの遮光装置。
  2. 【請求項2】 前記遮光板を反射ミラーとレーザ光路上
    の後方に空間を介して配置してなることを特徴とする請
    求項1記載のレーザビームの遮光装置。
  3. 【請求項3】 前記反射ミラーの母材がレーザビームの
    波長を80%以上透過する素材であることを特徴とする
    請求項1又は2記載のレーザビームの遮光装置。
  4. 【請求項4】 前記遮光板の温度を検出する温度検出器
    を設けてなることを特徴とする請求項1記載のレーザビ
    ームの遮光装置。
JP8222318A 1996-08-23 1996-08-23 レーザビームの遮光装置 Pending JPH1058181A (ja)

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