JPH1056967A - 茶破砕機 - Google Patents

茶破砕機

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Publication number
JPH1056967A
JPH1056967A JP21385296A JP21385296A JPH1056967A JP H1056967 A JPH1056967 A JP H1056967A JP 21385296 A JP21385296 A JP 21385296A JP 21385296 A JP21385296 A JP 21385296A JP H1056967 A JPH1056967 A JP H1056967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolls
roll
frame
tea
movable bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP21385296A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Masuda
益田昇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAMASU SEISAKUSHO KK
Original Assignee
YAMAMASU SEISAKUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by YAMAMASU SEISAKUSHO KK filed Critical YAMAMASU SEISAKUSHO KK
Priority to JP21385296A priority Critical patent/JPH1056967A/ja
Publication of JPH1056967A publication Critical patent/JPH1056967A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断する茶葉の大きさの調整は複雑で、加工
後の茶葉は不揃であり、更に、篩枠の清掃においても大
変であった。 【解決手段】 軸方向と、この軸方向と直角方向に溝
a、bを切って、この夫々の溝a、b内に四角錐を成形
して、その各エッジを刃とした号数のカッター部Aを周
設した一対のロール4、7を周速を、異なるようにして
フレーム2、2に対応させて配装すると共に一方のロー
ル7はフレーム2、2に設けた可動軸受け9により軸支
され、更に、この可動軸受け9には他方ロール4に向け
て付勢させる押圧スプリング17とねじ軸16による調
整手段を設け、一方のロール4をモータ24の駆動で回
転させ、更に、他方ロールにこれを伝え、更に、この一
対のロール4、7間に供給した茶葉を、前記した周速を
異なるようにした両ロール4、7のカッター部によって
切断し加工するようにした構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は茶葉の形状を小形化
するため、送られ投入された茶葉を四角錐刃先を周設し
た2つのロールを用いて、ロール間隔を調整して茶の大
きさを決めると共に、ロールの周速の違いを利用して四
角錐からなる刃先で粉になる部分を抑えて茶を切り砕
き、短時間で大量の茶を加工する茶破砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来製茶を加工する切断機は、水平方向
に振動をあたえる振動枠内に機枠に固定した切断用の格
子枠を横架し、更に全面に多数の透孔を穿った篩鈑を方
形篩枠に張設して、この篩枠を振動枠内に嵌装し、篩枠
内に容せられた茶葉は篩枠の篩鈑の回転による振動のた
めに透孔内に嵌入して短い茶葉はそのまま落下し、長い
茶葉や茎は透孔に削って起立し、これを格子枠によって
切断するものが一般に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来用いられてい
る切断機は、破砕される篩鈑に穿った透孔内に突刺さっ
た茶葉や茎を切断用の格子枠によって切断するのであ
る。従って、切断の大きさは調整する心要があるが構造
が複雑なため煩わしく困難であり、更に穿孔を有した篩
枠の清掃も大変である。更に茶葉を加工した時不揃とな
る。等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は斯様な実情に鑑
み、この課題に対処するために創案するもので、機枠上
に、モータと連動体を介して連絡させた駆動用ロール
と、この駆動用ロールに対応させた従動用ロールの2つ
のロールを配して支持するフレームを設け、この2つの
ロールには、夫に周速を異にする歯数の異なる歯車を噛
合せして設け、更に、前記ロールの一方は、フレームに
設けた案内溝に摺嵌した可動軸受けにより軸支し、ま
た、この可動軸受は、他方のロールに向けて、付勢させ
た押圧スプリングと、この押圧力を調整するねじ軸によ
る調整手段を設け、更に、両ロールの各周面には、軸方
向と、この軸方向に直角な溝を切って、この溝内を夫々
四角錐に成形してその各エッジ部を刃としたカッター部
を周設し、更に、対応させた2つのロールの上部にはフ
ィダーと下部側には排出シュートを配してロール間に投
入した茶葉を前記ロールの周速の違いを利用して切断し
短時間で大量の茶を加工できるようにした茶破砕機を提
供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、外周に四角錐に成形し
て各エッジ部を刃としたカッター部を設けた一対のロー
ルを有し、この一対のロールを対向させて配装すると共
に、前記一対のロールの周速の違いを利用して、前記ロ
ール間に供給した茶葉をカッター部で切断し加工するよ
うにしたものである。
【0006】図は本発明による茶破砕機の最も好適な一
実施例を示したもので、以下図に基いて詳細に説明す
る。
【0007】1は機枠であり、この機枠1上には、中央
部に、間隔をおいて一対のフレーム2、2を取付けた基
台3を配してある。
【0008】前記フレーム2、2の間には、駆動と従動
の一対のロール4、7を配し、一方の駆動用ロール4の
軸4aは、フレーム2、2に軸受けされると共に、一端
にはスプロケット5と他端には歯車6が取付けられてい
る。
【0009】更に、従動用ロール7前記駆動用ロール4
と対応させてこのロール7の軸7aはフレーム2、2に
設けた水平方向の案内溝2a、2aに移動可能に摺嵌し
た可動軸受け9、9にベアリングを介して軸承され、更
に、この軸7aの一端には前記軸4aに設けた歯車6と
噛合う歯数の大な歯車10を取付けてあって、駆動用軸
4aの歯車6を介して従動ロール7の軸4aに設けた歯
車10に回転を伝える。この場合ロール4と、ロール7
の周速は異なっている。
【0010】前記フレーム2、2に設けた案内溝2a、
2aに摺嵌した可動軸受9、9は移動範囲が規制される
構成を備えている。更に、可動軸受9の一端面には端面
に沿わせて受板9aを取付け固定する。更に、可動軸受
9の他端側には、前記フレーム2との間に戻し用スプリ
ングSを介装して設けてある。
【0011】また、フレーム2の案内溝2aの、前記受
板9aに対応させて挿入孔2bを設け、しかも、この挿
入孔2bと対応するフレーム2の外側面に取付けた案内
枠12に挿入孔に12aを穿ち、この両挿入孔2b、1
2aには、一端にフランジ11aと、その中央部に、後
記ボルト13を螺合させるねじ孔11bを設けた軸11
を通して案内枠12内に挿入してある。この場合軸11
の一端案内溝2a側は前記受板9aに当接させるように
する。
【0012】更に、前記案内枠12の開口部12b側に
は蓋板14を取付け、この蓋板14には、一端にハンド
ル15を設けた調整用ねじ軸16を螺合させ、更に、ね
じ軸16の先端には、前記ボルト13の頭部、例へば方
形頭部を嵌合させる一定深さの凹部16aを設け、この
凹部16aに、前記ロール7が負荷を受けた時軸11に
設けたボルト13を逃すようにする。前記ボルト13
は、前記歯車6と歯車10の噛み合いをロール7が負荷
を受けた時外れないように調整する。
【0013】またねじ軸16と前記軸11に設けたフラ
ンジ11aの間には、前記戻し用スプリングSより強力
な前記押圧スプリング17を介装し、押圧中に前記2つ
のロール4、7の間に異物が混入され過負荷を受けた時
押圧スプリング17が撓み、ボルト13の頭部は前記ね
じ軸の凹部16aで逃して圧力を受ける。
【0014】更にねじ軸16には案内枠12内にストッ
パ用部材18を取付け、また、このストッパ用部材18
と対応させて案内枠12に係止体19を設けロール4、
7間の調整をハンドル15で行うとき、ハンドル15は
1周で前記ストッパー用部材18と、係止体19のスト
ッパ手段が作用して、それ以上はハンドル15が廻らな
いようにしてある。また機枠1の上部には、支持枠20
を設けて、これにホッパー21を取付けて設けると共
に、ホッパー21の下部には、前記一対のロール4、7
にホッパー21内の茶葉を放出し供給する電磁フィーダ
ー22を設けて電磁フィーダー22を介して茶葉をロー
ル間に供給する。
【0015】前記2つのロール4、7は何れも焼入れが
施され、各ロール4、7には表面に軸方向及びこの軸方
向に直角方向の一定角度の溝a、bを切り、更に、この
一定角度の溝a、b内を四角錐として、そのエッジ部の
部分を刃としたカッター部Aをロール4、7の外周に多
数配装して設け、このカッター部で茶を2つのロールの
周速の違いで切り砕き加工する。
【0016】更に、一対の前記ロール4、7の下部には
機枠1に一部を取付けたシュート23を設けて加工され
た葉を取り出すようにしてある。
【0017】更に、機枠1にはモータ24を設け、モー
タ24からの軸24aに取付けたスプロケット25と、
前記駆動用ロール4の軸4aに設けたスプロケット5と
をチエン26を介して連絡させてモータ24の回転を駆
動用ロール4に伝え、更に駆動用ロール4の回転は歯車
6、10で従動用ロール7に伝えている。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上述の構成で、2つのロール
駆動用ロール及び従動用ロール7の周速の違いを利用し
て、両ロールの間に挿入された茶を、ハンドルによって
間隔を接触することなく調整して茶の大きさを決めて切
り砕くので能率がよいだけでなく、茶が粉になり難く、
しかも不揃が少い。また長期間の使用に耐える。
【0019】更に、茶に異物が混入された時には、押圧
スプリングに抗して従動用ロールが逃げるのでカッター
部の損傷を保護することができ等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による茶破砕機の一実施例を示した側面
図である。
【図2】図1の正面図。
【図3】図1のロール部の拡大断面図である。
【図4】ロールだけを取出し、周面に設けたカッター部
を示した正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】カッター部の一部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 機枠 2 フレーム 2a 案内溝 2b 挿入孔 3 基台 4、7 ロール 4a、7a、11、24a 軸 5、25 スプロケット 6、10 歯車 9 可動軸受 9a 受板 11a フランジ 11b ねじ孔 12 案内枠 12a 挿入孔 12b 開口部 13 ボルト 14 蓋板 15 ハンドル 16 ねじ軸 16a 嵌合凹部 17 押圧スプリング 18 ストッパ用部材 19 係止体 20 支持枠 21 ホッパー 22 電磁フィダー 23 シュート 24 モータ 26 チエン(連動体) a、b 溝 S 戻し用スプリング A カッター部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠上に、モータと連動体を介して連絡
    させた駆動用ロールと、この駆動用ロールに対応させた
    従動用ロールの2つのロールを配して支持するフレーム
    を設け、この2つのロールには、夫に周速を異にするた
    め歯数の異なる歯車で噛合せて設け、更に、前記ロール
    の一方は、フレームに設けた案内溝に摺嵌した可動軸受
    けにより軸支し、また、この可動軸受けは、他方のロー
    ルに向けて付勢させた押圧スプリングと、この押圧力を
    調整するねじ軸による調整手段を設け、更に、両ロール
    の各周面には、軸方向と、この軸方向に直角な溝を切っ
    て、この溝内を夫々四角錐に形成してその各エッジ部を
    刃としたカッター部を周設し、更に、対応させた2つの
    ロールの上部にはフィダーと下部側には排出シュートを
    配してロールの間に投入した茶葉を前記ロールの周速の
    違いを利用して切断する事を特徴として茶破砕機。
JP21385296A 1996-08-13 1996-08-13 茶破砕機 Pending JPH1056967A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001026490A1 (en) * 1999-10-14 2001-04-19 Cleber Pereira Prado Industrial food processor
CN106172947A (zh) * 2016-09-21 2016-12-07 王忠学 玉环茶压茶机
CN107897401A (zh) * 2017-11-28 2018-04-13 梧州市旺捷机械制造有限公司 压茶机的压茶方法
CN107927211A (zh) * 2017-11-28 2018-04-20 梧州市旺捷机械制造有限公司 压茶机
CN108967578A (zh) * 2018-09-07 2018-12-11 熊益旺 一种螺旋压茶机
CN109109055A (zh) * 2018-09-18 2019-01-01 益阳胜希机械设备制造有限公司 一种切茶机

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