JPH10510235A - 固体状化学組成物から使用溶液を調製するためのディスペンサー具有マルチ製品計量分配システム - Google Patents

固体状化学組成物から使用溶液を調製するためのディスペンサー具有マルチ製品計量分配システム

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Abstract

(57)【要約】 複数の使用溶液ディスペンサー(10a、10b、10c)および設定されたプログラムに従ってこれらのディスペンサーのうちの一つを選択するための制御器(110)、例えば、一週間のうちの異なった日に異なったディスペンサーを選択するための制御器を具備するマルチ製品の計量分配システム(100)。各々のディスペンサー(10a、10b、10c)は希釈液送給装置(13)に制御された濃度の使用溶液を計量分配する。該希釈液送給装置は希釈液を固体状化学組成物(22)へ送給して濃厚液を生成させると共に該濃厚液を希釈して制御された濃度の使用溶液を調製するための調製希釈液を生成させる。消泡器(24)は濃厚液と混合する前の調製希釈液の運動エネルギーを低減させて発泡を抑制する。未熟練オペレーターでもこの計量分配システム(100)を利用することによって正確に制御された濃度の使用溶液を計量分配することができ、また、制御器(110)はオペレーターからの付加的なインプットを必要とすることなく、個々のディスペンサーを設定プログラムに従って自動的に選択する。個々のディスペンサー(10a、10b、10c)の自動的選択と使用溶液の濃度制御によってオペレーターの操作ミスの発生の可能性は大幅に低下する。

Description

【発明の詳細な説明】 固体状化学組成物から使用溶液を調製する ためのディスペンサー具有マルチ製品計量 分配システム 発明の分野 この発明は機能性化学組成物の希釈使用溶液を調製して計量分配するための装 置に関する。より詳細には、この発明は固体状化学組成物から得られる化学濃厚 液および希釈液を実質上一定の割合で供給して化学使用溶液を調製する装置に関 する。この発明はまた、予め決められたスケジュールに従って複数の希釈使用溶 液を選択的に計量分配する装置に関する。 発明の背景 配合処方された化学組成物の希釈液を計量分配する装置は、濃厚組成物の固体 状マス(例えば、ブロック状または粉末状のマス)に水流を限られた時間内で噴射 して化学濃厚液を調製するように設計されている場合が多い。この濃厚液を適量 の水で希釈することによって使用溶液が調製される。この種のディスペンサーを 使用する場合には、濃厚液と希釈水との計量分配時間の手動調整が必要な場合が 多い。このため、オペレーターの操作ミス、不注意および水圧や温度の変動等に 起因して濃度が広範囲に異なる使用溶液が調製される。 自動化された計量分配システムにおいては時間とスイッチを連動させる試みが なされている。この種のシステムにおいては、濃厚液や希釈水等の受容容器への 送給を制御するのが一般的である。これらのシステムは非常に正確であるが、希 釈水の添加前に潜在的に危険な濃厚溶液を生成するだけでなく、比較的複雑で高 価である。さらに、この種の計量分配装置の別の難点は、種々の量の使用溶液を 調製するのに複雑な計算を必要とすることである。オペレーターまたはディスペ ンサーの電子制御系においては使用溶液の調製のために時間または濃厚液と希釈 水の流れに関する計算をしなければならない。このような計算はオペレーターに とっては過大な労力を強いるものであり、電子制御系にとっては過度のコストを もたらし、また、使用溶液に濃度誤差をもたらすことがある。 調整可能な複数のバルブを組み込んで化学組成物と希釈水を一定の割合で送給 するディスペンサーも使用されている。この種のディスペンサーは給水バルブ並 びに濃厚液を調製するための噴射ノズルへの水流制御バルブおよび希釈水の流速 制御バルブを具有する。この種のディスペンサーを用いることによって使用溶液 の濃度を多様に変化させることができるが、このためには熟練オペレーターによ る調整が必要であり、また、該ディスペンサーの耐用年数にわたって安定した濃 度レベルを維持することは困難である。さらに、使用溶液の濃厚液の即座の調整 は未熟練者はできない。 固体状化学品用ディスペンサーの分野においてはここ数年においていくつかの 進歩がみられている。しかしながら、従来のディスペンサーを用いて使用溶液を 正確に供給するためには熟練オペレーターおよび高価な電子制御装置が必要であ る。さらに、このようなシステムにおいては、希釈水で希釈する前に潜在的に危 険な高濃度濃厚液が最初に生成する。また、この種の固定比システムにおいて所 望の濃度を得るためにはバルブ設定の正確な較正が必要である。 従って、従来の計量分配システムには上記問題点があるので、種々の制御濃度 の使用溶液を必要量供給する簡単で多機能性の計量分配装置が要請されている。 特に、濃厚液と希釈水を一定の割合で送給すると共に該割合を未熟練オペレータ ーでも簡単かつ正確に変化させることによって使用溶液が調製できる計量分配装 置が要請されている。 複数の使用溶液が計量分配でき、オペレーターが異なる使用溶液を選択的に計 量分配できるように設計された計量分配システムも開発されている。例えば、洗 浄に関しては、異なる洗浄作業または洗浄のスケジュールもしくはプログラムに 対しては異なる使用溶液が必要となる。 しかしながら、異なる作業やプログラムに対して必要な溶液を計量分配するた めには、特定の時間に特定の使用溶液を選択するオペレーターが必要である。特 に洗浄スケジュール、就中、多数のオペレーターが特定のスケジュールに従って 作業を実施する場合には、オペレーターが作業場所を失念することがある。オペ レーターによっては、スケジュールに従わない選択をすることがある。また、こ のような錯誤によって最適な洗浄効果が得られない場合もある。 従って、複数の使用溶液(例えば、洗浄剤溶液)を異なる作業および/または所 望のスケジュールに対応して計量分配するのを促進する計量分配システムも要請 されている。特に、異なる作業またはスケジュールに対応して計量分配される特 定の使用溶液を、オペレーターの操作ミスの発生の可能性が最小限になるように 制御できる計量分配システムが要請されている。 発明の概要 本発明は、設定プログラムに従って正確に制御された異なる希釈使用溶液を制 御下で計量分配する計量分配システムを提供する場合の従来の上記諸問題を解決 するためになされたものである。本発明に従えば、使用溶液濃度の不正確な制御 または特定の計量分配プログラムもしくはスケジュールに対応する使用溶液の不 正確な選択をもたらすオペレーターの操作ミスは最小限となる。 好ましい計量分配システムは固体状化学組成物の濃厚液から調製される濃度が 制御された使用溶液を計量分配する使用溶液ディスペンサーを具備していてもよ い。希釈液送給装置は、固体状化学組成物と共に濃厚液を生成させる希釈液およ び濃厚液を希釈して濃度が制御された使用溶液を生成させる調整希釈液を調製す る希釈液を送給する。濃厚液調製用希釈液の流速と調整希釈液調製用希釈液の流 速を制御することによって、得られる使用溶液の濃度を正確に制御してもよい。 調整希釈液と流体を介して連絡するように配設された消泡器は濃厚液と混合する 前の希釈液の運動エネルギーを低減させることによって発泡を抑制する。 従って、本発明の1つ観点によれば、固体状化学組成物と希釈液から調製され る使用溶液を計量分配するための計量分配装置が提供される。この計量分配装置 は次の手段(a)〜(d)を具備する: (a)希釈液を受容するための入口ポート、第1出口ポートおよび第2出口ポー トを有するマニホールド、 (b)マニホールドの第1出口ポートと流体を介して連絡して固体状化学組成物 と希釈液を混合して濃厚液を生成させる手段であって、第1出口ポートを通る希 釈液流を制限する第1制流子および濃厚液を計量分配するための第1出口管を有 する混合手段、 (c)マニホールドの第2出口ポートと流体を介して連絡して濃厚液を希釈液で 希釈して使用溶液を生成させる手段であって、第2出口ポートを通る希釈液流を 制限する第2制流子および第2出口ポートと流体を介して連絡すると共に第1出 口管内に配設された第2出口管を有し、使用溶液の濃度を第1出口ポートと第2 出口ポートにおける各々の流速と関係づける希釈手段、および (d)第2出口管に接続され、濃厚液の希釈前に第2出口ポートからの希釈液の 運動エネルギーを低減させる消泡手段。 本発明の別の観点によれば、次の過程(a)〜(e)を含む、固体状化学組成物と希 釈液から調製される使用溶液の計量分配法が提供される: (a)希釈液をマニホールドの第1出口ポートと第2出口ポートへ送給し、 (b)第1出口ポートからの希釈液を固体状化学組成物と混合して濃厚液を生成 させ、 (c)第2出口ポートからの希釈液の運動エネルギーを消泡器を用いて低減させ 、 (d)第2出口ポートからの希釈液を用いて濃厚液を希釈して使用溶液を生成さ せ、次いで (e)第1出口ポートと第2出口ポートを通る液体の各々の流速を調整して使用 溶液の濃度を制御する。 好ましい計量分配システムは複数のディスペンサーおよび設定プログラムに従 って使用溶液の計量分配を制御する制御器を具有していてもよい。未熟練オペレ ーターでもこのシステムを操作して使用溶液を計量分配することができ、制御器 はオペレーターからの付加的なインプットを必要とすることなく、設定プログラ ムに従って特定のディスペンサーを自動的に選択する。従って、好ましい制御器 に よる特定のディスペンサーの自動的選択によってオペレーターの操作ミスの発生 の可能性は大幅に低減する。 従って、本発明のさらに別の観点によれば、複数の使用溶液を計量分配するた めの計量分配システムが提供される。この計量分配システムは、第1使用溶液お よび第2使用溶液をそれぞれ計量分配するための第1ディスペンサーおよび第2 ディスペンサー並びにこれらの第1および第2ディスペンサーに接続された制御 器を具備し、該制御器は設定プログラムに従ってこれらのディスペンサーのうち の1つを選択する選択手段および選択されたディスペンサーからの使用溶液を計 量分配するための計量分配手段を有する。 本発明のさらにまた別の観点によれば、第1使用溶液および第2使用溶液をそ れぞれ計量分配するための第1ディスペンサーおよび第2ディスペンサーを具有 するタイプの計量分配システムにおいて複数のこれらの使用溶液を計量分配する 方法が提供される。この方法には、設定プログラムに従ってディスペンサーの1 つを自動的に選択し、次いで選択されたディスペンサーからオペレーターの要求 に応じて使用溶液を計量分配する過程が含まれる。 本発明を特徴づける上記およびその他の利点や特徴は請求の範囲に記載してあ り、これらも本発明の一部を構成する。しかしながら、本発明および本発明によ って得られる利点や適用対象をよりよく理解できるようにするために、本発明の 好ましい態様を例示する添付図に基づいて本発明をさらに説明する。 図面の簡単な説明 図1は本発明による計量分配システムの部分的な分解組立斜視図である。 図2は図1に示す計量分配システムに用いるディスペンサーの模式図である。 図3は図1に示す1つのディスペンサーの斜視図である。 図4は図2に示すディスペンサー用の希釈液送給システムの一部の分解組立斜 視図である。 図5aおよび図5bは図2に示すディスペンサーにおける出口オリフィスのサイ ズと異なる温度における使用溶液の濃度との関係を示すグラフである。 図6は図1に示す計量分配システムの制御系の模式図である。 図7(a)、図7(b)、図7(c)および図7(d)は図6に示す制御系の好ましいプロ グラムの流れを示すフローチャートである。 好ましい態様の詳細に説明 添付図において、同じ部分もしくは部材は同じ番号で示す。図1は必要に応じ て複数の使用溶液を制御下で計量分配するための本発明による好ましい計量分配 システム(100)を示す。 計量分配システム(100)はハウジング(150)内に収納されて制御システム (110)によって制御される複数の使用溶液ディスペンサー(10a)、(10b)、 (10c)および新鮮水ディスペンサー(106)を具備するのが好ましい。計量分 配システム(100)には図示する個数よりも多いかまたは少ないディスペンサー を組み込んでもよい。各々のディスペンサーはソレノイドバルブ、圧力スイッチ およびバキュームブレーカーを介して共通の希釈液入口(109)に接続するのが 好ましい[例えば、ディスペンサー(10c)に対してはバルブ(14c)、スイッチ( 102c)およびブレーカー(105c)を配設する]。ディスペンサーのアウトプッ トは流体を介して共通出口(152)と連絡させる。該共通出口は所望の使用場所 (例えば、モップバケツ)へ液体を送給するチューブまたはその他の部材に接続す るのが好ましい。 ハウジング(150)は計量分配システムの内部部材との接触を制限するための カバー(151)を有する。ディスプレー(140)と押しボタン(130)、(13 2)、(134)を有するユーザーインターフェースパネル(150)を利用するこ とによってオペレーターは状態情報を得て計量分配システム(100)の操作を制 御する。 使用溶液ディスペンサー 使用溶液ディスペンサー(10a)、(10b)、(10c)は固体状化学組成物から 調製される希釈された使用溶液を計量分配する。例えば、図2に好ましいディス ペンサーの1つ[一般的には(10)で示す]の操作を模式的に示す。ディスペンサ ー(10)は希釈液源(12)からの希釈液(例えば、水)を受容し、該希釈液と固体 状化学組成物(22)から使用溶液を調製してこれを出口(26)へ送給する。 ディスペンサー(10)は計量分配システム(100)において使用するのが好ま しいが、本発明による他の計量分配システムまたは独立型システムに使用しても よい。 希釈液源(12)は予め決められた温度と圧力の加圧水源であってもよい。固体 状成分の溶解度とディスペンサー(10)によって供給される溶液の濃度は流入す る希釈液の温度と圧力によって変化するので、水の温度および/または圧力を制 御および/または監視する手段を配設するのが好ましい。希釈液源(12)からは 、圧力が約30〜70psiで流速が約5〜10ガロン/分、好ましくは約3〜4 ガロン/分の水を供給するのが好ましい。水温は180°Fまで、好ましくは1 20〜140°Fにするのが好ましい。本発明においてはその他の希釈液を用い てもよい。 固体状化学組成物(22)はキャストブロック形態で供給するのが好ましい。こ の場合、高圧の希釈液流を該ブロックに噴射することによって濃厚液または濃厚 水溶液を調製する。この種の系としては、コープランドによる米国特許第4,6 90,305号明細書に記載のものが例示される。あるいは、固体状化学組成物( 22)は粉末状で供給し、該粉末を希釈液と混合して濃厚液を調製してもよい。 このタイプのものとしては、ラルソンらによる米国特許第4,063,663号明 細書に記載のものが例示される。これらの特許明細書も本明細書の一部を成すも のである。固体状化学組成物から濃厚溶液を調製するその他の系は当該分野にお いて知られている。 化学組成物(22)としては種々の組成物、例えば種々の洗浄剤(例えば、多用 途洗浄剤、消毒もしくは殺菌用洗浄剤、床用洗浄剤およびその他の特別な用途に 供する洗浄剤等)を使用してもよい。しかしながら、本発明の好ましい用途は洗 浄剤溶液の計量分配であるが、多の用途に供するその他の使用溶液を本発明に従 って計量分配してもよい。 希釈液の送給系もしくは送給装置(13)は、固体状化学組成物から使用溶液を 調製するために希釈液源(12)から希釈液(好ましくは水)を送給する。希釈液送 給系(13)はディスペンサー(10)への水の流入を制御する制御バルブ(14)を 有する。このバルブはディスペンサー(10)の出口(26)への使用溶液の最終的 な流れも制御する。制御バルブ(14)の下流には該バルブと流体を介して連絡す るマニホールド(15)が配設される。マニホールド(15)は入口ポート(16)、 第1出口ポート(17)および第2出口ポート(18)を有する。好ましい態様にお いては、制御バルブ(14)はディスペンサーから使用溶液を計量分配するために 作動する専用制御機構を有する。しかしながら、その他の制御バルブや機構(例 えば、チェックバルブ、ソレノイドバルブ、転換バルブ等)を組み込むことによ ってディスペンサー(10)を通る希釈液やその他の溶液の流れを制御してもよい 。 圧力スイッチ(102)とバキュームブレーカー(105)を制御バルブ(14)と マニホールド(15)の間に配設してもよい。圧力スイッチは液流がマニホールド に達したことを示す信号を制御系へ送る。構築基準に適合させるためにバキュー ムブレーカーを用いて希釈液源への使用溶液の逆流を防止してもよい。ディスペ ンサー(10)、特に独立型の用途に供するディスペンサーの固有の作動操作にと ってこれらの装置は必ずしも必要な手段ではない。 マニホールド(15)は入口ポート(16)からの水流を出口ポート(17)と(1 8)に分離する。第1出口ポート(17)は入口ポート(16)からの流体を第1制 流子(19)へ誘導し、また、第2出口ポート(18)は入口ポート(16)からの流 体を調整用の希釈液または希釈水として第2制流子(20)へ誘導する。換言すれ ば、第1出口ポート(17)は固体状化学組成物(22)へ給水して接点(23)で濃 厚液を生成させ、また、第2出口ポート(18)は濃厚液を希釈する調整水を供給 して接点(25)で使用溶液を生成させる。このような配置を採用することにより 、ディスペンサー(10)は単一の制御バルブ(14)の操作によって化学組成物の 濃度が制御された希釈使用溶液を出口(26)へ直接送給する。 好ましい態様においては、希釈液送給系(13)の第2制流子(20)は第2出口 ポート(18)と流体を介して連絡する計量オリフィスを有する。さらに、第1制 流子(19)は、高圧水流を固体状ブロックに噴射させて濃厚液を調製するための 噴射ノズルを有する。計量オリフィスと噴射ノズルの開口部の関係は濃厚液と調 整水の流速比に対応し、これによって使用溶液の濃度が最終的に制御される。 濃厚液の種類によっては、固体状化学組成物に実質的に高い流速を有する調整 水が衝突したときに発泡することがあることが判明した。従って、適当な消泡器 (24)をディスペンサー(10)に組み込むことによって、濃厚液と混合する前の 調整水の運動エネルギーを低減させてもよい。 図3は、下方に開口した開口部(28)を有する容器(27)内に貯蔵されたブロ ック形態の化学組成物(22)を計量分配するためのディスペンサー(10)の好ま しい構造を示す。ディスペンサー(10)は固体状化学組成物を収容する容器(2 7)を支持すると共に該組成物から調製される濃厚液を捕集するカップ型部材(2 9)を有する。カップ型部材(29)の最底部には濃厚液を計量分配するための開 口部(34)が配設される。 希釈液送給系(13)のマニホールド(15)は部材(29)の底部内に完全に収容 するのが好ましい。この場合、入口ポート(16)は部材(29)の壁部を貫通して 延び、第1出口ポート(17)は一般に容器(27)内の開口部(28)の方向へ延び 、また、第2出口ポート(18)は一般に開口部(34)の上方へ延びる。この配置 においては、濃厚液と調整水は重力の作用によって共通の捕集管(31)内へ流れ 落ちる。しかしながら、マニホールド(15)の入口ポートと出口ポートは相互に いずれの方向を向いていてもよく、また、重力方向に対してもいずれの方向を向 いていてもよい。さらに、別の形態を有する囲いまたは容器を用いてマニホール ドと固体状組成物を収容してもよい。 好ましくは第1制流子を形成する噴射ノズル(19)を具有する混合手段は流体 を介して第1出口ポート(17)と連絡するのが好ましく、該出口ポートは容器( 27)の開口部(28)に向けて高圧水流を誘導して固体状組成物(22)を溶解さ せて濃度が制御された濃厚液を生成させる。噴射ノズル(19)は、容器(27)が 部 材(29)上での操作状態にあるときに開口部(28)の内部に配設されるのが好ま しい。 噴射ノズル(19)は使用する個々の固体状組成物に対して適した種々の噴射パ ターンをもたらしてもよい。例えば、固体状ブロックの寸法や形態または粉体を 部材(29)へ計量分配する方法に応じて異なる噴射パターンを利用してもよい。 噴射ノズル(19)は直径が約0.03125(1/32)〜0.140625(9 /64)インチ、より好ましくは約0.0625(1/16)〜0.09375(3 /32)インチのアウトプットオリフィスを有するのが好ましい。 噴射ノズル(19)は容器(27)に対して固定した位置を向いていてもよい。あ るいは、噴射ノズル(19)の位置は容器に対して手動で調整できるようにしても よく、これによって溶解度の異なる製品に応じて調製濃度を変化させる。噴射ノ ズル(19)は固体状組成物の表面とノズルの間の距離が一定に保たれて該組成物 が全体にわたって溶解するように自動的に移動できるようにしてもよい。その他 の構造部材、例えばスクリーンおよび固体状組成物の供給源の収納機構等を組み 込んでもよい。 噴射ノズル(19)からの希釈液と固体状化学組成物(22)から調製される濃厚 液は部材(29)の開口部(34)を通って流出する。部材(29)は第1捕集管(3 1)が取付けられたフランジ(30)を有する。 第2出口ポート(18)は、第2制流子を形成する計量チップ(20)を有する希 釈手段と流体を介して連絡する。調整水は出口ポート(18)と計量チップ(20) を経由して、第1捕集管(31)の内部に配設された第2捕集管(32)へ供給され る。調整水は第1捕集管(31)の部位(33)において濃厚液と混合して最終的な 使用溶液を生成する。 これらの捕集管(31)および(32)の材質は可撓性の透明弾性材料(例えば、 PVC等)が好ましいが、本発明においては他の材料、例えば、EVD、ポリプ ロピレンおよびポリエチレン等を利用してもよい。これらの捕集管の形態は、該 管内を流通する流体を受容するのに十分な内径を有するようにすべきである。第 1捕集管(31)の好ましい内径は約0.75〜1.00インチであり、また、第 2捕集管(32)の好ましい内径は約0.25〜0.375インチである。これら の寸法と異なる寸法を有する別の種類の材料を利用してもよい。 図3に示すように、第2捕集管(32)は第1捕集管(31)と同心的に配設して もよい。濃厚液と調整水は単一管を通して送給してもよく、あるいはディスペン サー(10)から完全に別々の開口部を通して送給してもよい。従って、希釈手段 は濃厚液と調整水を送給して混合するための異なる構造部材を有していてもよい 。 一般に、計量オリフィス(20)と第2捕集管(32)を経由して供給される調整 水は、開口部(34)と第1捕集管(31)を経由して供給される濃厚液よりも高い 運動エネルギーを有する。従って、用途によっては消泡器(24)を希釈手段に配 設することによって調整水の流れによって発生する泡の量を低減させるのが好ま しい。 発泡量の低減化は調整水の運動エネルギーを低減させることによっておこなう のが好ましく、このエネルギーの低減化は調整水の流速または圧力を低下させる ことによっておこなうのが一般的である。水の流速は、例えば、水流を第2捕集 管(32)の壁部と接触させることによって低下させてもよい。調整水は邪魔板を 通して送給してもよく、あるいは可撓性の弾性部材を通して送給してもよい。種 々の妨害部材、例えば捕集管内に配設されたピンまたは捕集管内に形成された屈 曲部等を利用してもよい。 消泡器(24)は第2捕集管(32)の一部に複数のスリット(35)を有する縦溝 を設けることによって形成させるのが好ましい(図4参照)。スリットを必要に応 じて曲げるか、またはフレア状にすることによって該管内を通る調整水流に対す る適当な妨害部材を形成させてもよい。第2捕集管(32)に形成するスリット( 35)の数は4つが好ましいが、本発明においてはこれよりも多いか、または少 ない数であってもよい。 第2捕集管(32)と必要に応じて用いる消泡器(24)を経由する調整水および 第1捕集管(31)を通過する濃厚液から調製された使用溶液は適当な出口(26) へ供給するのが好ましい。該出口はバスパンであってもよく、あるいは容器、例 えばボトル、バケツ、シンク、オートスクラバーおよびモップバケツ等であって もよい。例えば、計量分配システム(100)においては、使用溶液は第1捕集管 (31)から共通の出口(152)へ送給される(図1参照)。 使用溶液の濃度制御 使用溶液の濃度制御は第1出口ポート(17)と第2出口ポート(18)への各々 の流速の制御によっておこなわれる。好ましい態様においては、噴射ノズル(1 9)は第1出口ポート(17)を通る液体の流速を制御し、また、計量オリフィス( 20)は第2出口ポート(18)を通る液体の流速を制御する。 図4に示すように、計量オリフィス(20)はマニホールド(15)の第2出口ポ ート(18)と取り外し可能に接続するのが好ましい。計量オリフィス(20)は第 2出口ポート(18)のテーパーねじ込部分と摺動可能に嵌合させるのが好ましい 。このような構造を採用することにより、必要に応じて計量オリフィス(20)を 取り外して別の計量オリフィスと取り替えることができる。従って、異なる寸法 の計量オリフィスを第2出口ポート(18)内へ個別に挿入することによって、広 範囲の濃度の使用溶液および/または水圧や水温等を含む広範囲の操作条件に対 応する望ましい濃度の使用溶液を調製することができる。種々の寸法の計量オリ フィス(20)は色分けするのが好ましく、これによって特定の用途に対応した正 しい寸法の計量オリフィスのオペレーターによる選択が容易になる。 第2出口ポート(18)を通る液流の制限は取り外し可能な計量チップ以外の部 材を用いておこなってもよい。例えば、該液流の制限はマニホールド(15)に一 体的に形成された細口部またはニードルバルブのようなバルブによっておこなっ てもよい。 計量オリフィス(20)のアウトプットオリフィスの直径は好ましくは約0.0 50〜0.375インチ、より好ましくは約0.100〜0.200インチであ る。前述の口径を有する噴射ノズルを具有する好ましいディスペンサー(10)を 使用する場合、調整水の流速は濃厚液の流速の約70〜90%、より好ましくは 約88〜95%となる。ディスペンサー(10)を用いて得られる濃厚液の例えば 155°Fにおける一般的濃度は約6000〜16000ppmであり、また、使 用溶液の濃度は約640〜5000ppmである。 図3において、計量オリフィス(20)は比較的簡単な手順によって取り外して 交換することができる。第1捕集管(31)とフランジ(30)の嵌合を解除した後 、計量オリフィス(20)をねじを緩めてからマニホールド(15)から取り外す。 第2捕集管(32)を計量オリフィス(20)から取り外して別の計量オリフィスに 装着する。ねじを締めて新しい計量オリフィスをマニホールド(15)に取り付け 、第1捕集管(31)を計量オリフィス上に摺動させた後、フランジ(30)の方へ 戻す。 上述のように、噴射ノズル(19)と計量オリフィス(20)を経由して供給され る水の量比によって使用溶液中の洗浄剤組成物の濃度が制御される。しかしなが ら、この濃度は供給される水の温度と圧力および使用する固体状化学組成物の種 類によって左右される。従って、水温、水圧、固体状化学組成物、噴射ノズルの 口径、噴射パターンおよび計量オリフィスの口径の関係を示す表を作成すること ができる。この種のデータは個々の変数を変えて得られる使用溶液の濃度を測定 することによって手動で得られる。あるいは、所定の試験プログラムに従って、 例えば種々の変数を組合せに対応する使用溶液の濃度を伝導度セルを用いてモニ ターすることによって必要なデータを自動的に得てもよい。 このような表を手動で作成する一つの方法は、適当な固体状化学組成物、水圧 および水温を選定し、所望の口径の計量オリフィスを有するディスペンサーを組 み立てる方法である。モップバケツを普通に満たす操作をシミュレートするため にディスペンサーを2〜3分間作動させる。その後の充填サイクルは一般的な使 用条件をシミュレートするために約90分毎におこなう。このサイクルは全ての 固体状製品が消費されるまで続行する。得られた溶液の濃度を各々の充填サイク ル後に滴定法を用いて周期的に算出することによってディスペンサーのアウトプ ットに関するグラフを作成する。上記の方法は同一の固体状製品を用いて同じ水 圧 および水温の条件下において口径の異なる計量オリフィスを使用しておこなって もよく、これによって特定の制御条件(例えば、水温と水圧等)における特定の固 体状製品に関する使用溶液の濃度と計量オリフィスの口径の関係を示す適当な表 が得られる。 例えば、製品A、BおよびCに関して水圧40PSIおよび水温125°Fお よび155°Fの条件下において口径0.09375インチの噴射ノズルを有す る好ましいディスペンサーを用いて上記の試験をおこなった。 製品Aは固体ブロック状の酸性洗浄剤であって、有機酸および/または無機酸 、1種または2種以上のノニオン界面活性剤、所望によるアニオン界面活性剤、 香料および色素を含有し、固体状製品のフォーマットにより容器内に収納された 製品である。製品Bは固体ブロック状の中性洗浄剤であって、1種または2種以 上のノニオン界面活性剤、所望によるアニオン界面活性剤、香料および色素を含 有し、固体状製品のフォーマッドにより容器内に収納された製品である。製品C は固体ブロック状のアルカリ性洗浄剤であって、アルカリ源(例えば、アルカリ 金属水酸化物、シリケート、アンモニウム化合物およびアミン化合物等)、1種 または2種以上の界面活性剤、所望によるアニオン界面活性剤、香料および色素 を含有し、固体状製品のフォーマットにより容器内に収納された製品である。以 下の表Iおよび表IIに口径の異なる種々の計量オリフィスを用いて155°Fお よび125°Fで得られた使用溶液の濃度を示す。 図5aおよび図5bはそれぞれ表Iおよび表IIのデータをグラフで表示したもの である。グラフ41と51は製品Aに関する溶液の濃度とオリフィスの口径との 関係を示すものである。グラフ42と52は製品Bに関する溶液の濃度とオリフ ィスの口径との関係を示すものである。 また、グラフ43と53は製品Cに関する溶液と濃度とオリフィスの口径との 関係を示すものである。 上記の実験とは異なるディスペンサー、ノズル口径、水圧、水温および固体状 製品を使用する場合にも、図5aと図5bと類似のグラフが得られる。従って、あ る製品の特定の濃度の使用溶液が必要な場合には、水温と水圧に関する知識を有 するオペレーターは特定のディスペンサーに対して適当なグラフを考慮した上で 計量オリフィスを取り替えることによって適切な計量オリフィスを選定すること ができる。 従って、好ましいディスペンサー(10)の一般的な操作は次の様にしておこな えばよい。即ち、希釈液をマニホールドの第1出口ポートと第2出口ポートへ送 給し、第1出口ポートからの希釈液を固体状化学組成物と混合して濃厚液を調製 し、第2出口ポートからの希釈液を用いて該濃厚液を希釈して使用溶液を調製す る。この場合、第1出口ポートと第2出口ポートを通る各々の流速を調節するこ とによって使用溶液の濃度を制御することができる。本発明の技術的思想と範囲 から逸脱することなく上記の好ましいディスペンサーには種々の改変改良をほど こすことができる。 洗浄プログラム 図1に示す装置においては、制御系(110)を用いることによって使用溶液デ ィスペンサー(10a)、(10b)、(10c)および新鮮水ディスペンサー(106) の作動を制御する。好ましい態様においては、ディスペンサー(10a)はアルカ リ性(塩基性)洗浄剤溶液を計量分配し、ディスペンサー(10b)は中性洗浄剤溶 液を計量分配し、また、ディスペンサー(10c)は酸性洗浄剤溶液を計量分配す る。制御系(110)はユーザーインターフェースパネル(user interface panel) (156)上でのオペレーターの選択に応答して異なる使用溶液が計量分配される ようにプログラムしてもよい。さらに、制御系(110)は好ましい洗浄スケジュ ールまたはプログラムを実行するために特定の溶液が異なる時間に計量分配され るようにプログラムしてもよい。 例えば、飲食物提供サービス産業およびその他の類似の用途においてはタイル 張りの床の洗浄のためには特別な洗浄プログラムまたはスケジュールが採用され ている。酸性洗浄剤溶液、アルカリ性洗浄剤溶液および中性洗浄剤溶液を併用す る洗浄プログラムはロランドらによる米国特許出願S/N 08/382,293 号明細書に記載されている(出願日:1995年2月1日、発明の名称:「連続的床 洗浄法と洗浄剤」)。 タイルとグラウトの表面は異なる洗浄剤溶液の影響を受けやすい。例えば、油 脂および食物や他の脂肪分が毎日沈着するようなタイル表面はアルカリ性洗浄剤 溶液の影響を受けやすい。一方、タイルの場合よりも一層複雑な沈着物が堆積す るグラウトは酸性洗浄剤溶液の影響を受けやすい。例えば、提供される食物の種 類や調理方法の相違等に起因するよごれの種類およびこの種の施設で使用される 水の硬度も床表面の状態を変化させる。 タイル張りの床の洗浄を最適におこなうためには特別な洗浄プログラムが作成 される。好ましい洗浄スケジュールは一週間サイクルで、異なった日に異なる洗 浄溶液を使用するものである。あるいは、特定の洗浄溶液を1ケ月毎、1週間毎 または1時間毎等に選択するか、あるいは、モップバケツあたり1回使用の割合 または計量分配される液量に基づいて選択してもよい。タイル張りの床以外の表 面の洗浄には別の洗浄プログラムを採用してもよい。 制御系 好ましい制御系(110)は特定の用途に対する好ましい洗浄プログラムに従い 、特定の作業および/または異なる時間に対応してどの使用溶液を計量分配すべ きかを制御することによって計量分配を促進する。オンボードクロック(on−boa rd clock)はその時の日付と時刻を示すので、異なる溶液はオペレーターによる 直接的な制御を必要とすることなく制御下で計量分配される。従って、オペレー ターの操作ミスの可能性または好ましい制御プログラムからのずれは最小限にな る。 図6は計量分配システム(100)の制御系(110)の模式図である。CPU( 122)(例えば、マイクロプロセッサーまたはマイクロコントローラー等)を使 用 することにより、使用溶液ディスペンサー(10a)、(10b)および(10c)の操 作はそれぞれソレノイドバルブ(14a)、(14b)および(14c)の作動/停止に よって制御することができ、また、新鮮水ディスペンサー(106)の操作はソレ ノイドバルブ(107)の作動/停止によって制御することができる。CPU(1 22)からのロジックレベル(5VDC)制御信号を有するソレノイドバルブはリ レー(103a)、(103b)、(103c)および(103d)を用いて作動される。 圧力スイッチ(102a)、(102b)、(102c)および(108)は、これらに 対応するソレノイドバルブの下流に配設され、これらのソレノイドバルブは対応 するディスペンサーを通る流れが確定されたときにCPU(122)に指示する信 号を発生する。圧力スイッチとしては、圧力が約4psiよりも高いときにスイッ チが入るオンオフ型のスイッチ、例えばホッブス社製の76583型スイッチが 好ましい。従って、CPU(122)はこれらのスイッチを介して、ソレノイドバ ルブが適切に作動しているかどうか決定すると共に、系の電流状態に応じたバル ブの開閉の要否を決定する。別の流れ検知手段、例えば流量計やその他の圧力セ ンサーを用いてもよい。 CPU(122)はディスペンサー(10a)、(10b)および(10c)にそれぞれ 含まれるカプセル存在確認センサー(104a)、(104b)および(104c)から のインプットを受け取る。カプセル存在確認センサーは接触型センサー、例えば ハムリン社製の59210−020型センサー等であり、この種のセンサーは、 キャストブロック状固体組成物が対応するディスペンサー内に適切に収納されて いることを重力の作用によって検知するような形態を有する。従って、CPU( 122)は固体状製品が適切に収納されていないときにソレノイドバルブが開放 するのを防止する。 CPU(122)はインプットとして3つの押込ボタンスイッチ(130)、(1 32)および(134)を具備しており(図1参照)、該スイッチとしては瞬間的に 開放する接触押込ボタンスイッチが好ましい。スイッチ(130)には「裏部屋ス イッチ」の標識があり、オペレーターは洗浄スケジュールに従って該スイッチを 押し込むことによって適切に計量分配された使用溶液を得る(この種の洗浄スケ ジュールは施設の裏部屋やキッチン領域で利用されるのが一般的であるためであ る)。スイッチ(132)には「居間スイッチ」の標識があり、オペレーターは該ス イッチを押し込むことによってディスペンサー(10b)から中性洗浄剤溶液を得 る(非苛性性の中性洗浄剤溶液は施設の客間または居間領域で利用されるのが一 般的であるためである)。スイッチ(134)には「新鮮水スイッチ」の標識があり 、該スイッチを押し込むことによってディスペンサー(106)から新鮮水を計量 分配させることができる。オペレーターはこれらのスイッチ(130)、(132) および(134)を利用することによって高レベルプログラミングとデータ入手機 能を遂行することができる。 CPU(122)はディスプレー(140)(図1参照)を介して情報を表示する。 該ディスプレーは塩基性溶液、中性溶液、酸性溶液または新鮮水が計量分配され るときを示すLEDインジケーター(142)および7セグメントLEDディスプ レー(141)を具有するのが好ましい。 本発明においては、他のスイッチ、キーおよびディスプレー、例えばより精密 なキーボードやディスプレーもしくはモニター等を使用してもよく、さらに、別 のデータ記憶装置やプリンター等を用いてもよい。 CPU(122)としてはマイクロプロセッサーまたはマイクロコントローラー 、例えばインテル社製80C51型等が好ましい。適好なROMおよびRAM回 路(図示せず)を用いてプログラムの記憶やワークスペース(workspace)を得ても よく、また、該回路を内蔵CPU(122)に組み込んでもよい。構成データ、時 間と日付および使用データは電池式RAM/リアルタイムクロック回路(124) 、例えばデラス・セミコンダクター社製DS1202回路等に保存するのが好ま しい。CPU(122)に対するプログラムの選択はDIPスイッチ(136)によ っておこなわれる。電力は電源(138)、例えば適当な給電支持回路機構を用い るバッテリーまたは120VACもしくは220VACラインパワーによって供 給される。監視人(Watchdog)/電力モニター(135)、例えばデラス・セミコ ン ダクター社製D1232等を用いてシステムが絶えず固定されるかまたはパワー ロスを受けるように再イニシャライズにしてもよい。 制御系(110)の作動に必要なピン結線および回路配線は当業者には周知であ る。さらに、その他の支持回路機構、例えば、処理クロック、種々のデータバッ ファ記憶装置、ドライバーおよびジォンパー等を利用してもよい。 図7(a)〜図7(d)は計量分配システム(100)を操作するのに好ましいプログ ラムフローを示す。このようなプログラムフローを実行するための操作命令は当 業者には周知である。図7(a)に示すように、メインルーチン(170)によって ブロック(172)内においてキー[図6における(130)、(132)または(13 4)]がオペレーターによって押されたかどうかを繰り返しチェックする。キーが 押されないときには、コントロールはブロック(196)まで進行していずれかの 圧力スイッチ(102a)、(102b)、(102c)または(108)が作動して対応 する各々のディスペンサーを通る流れが確定されているかどうかをチェックする 。流れが検知されないときには、メインルーチン(170)をブロック(172)ま で戻してキーの押下げをチェックする。流れが検知されたときには、コントロー ルをブロック(198)まで進行させて適切なバルブを閉じ(オペレーターによっ ていずれのキーも押されておらず、使用溶液が要求されていないからである)、 次いでブロック(172)まで戻す。 キーの押下げは既知の種々の方法で検知してもよい。例えば、ブロック(17 2)によって各々のスイッチの状態を絶えずモニターしてもよい。あるいは、ス イッチ(130)、(132)および(134)を用いて外部割り込みを制動し、これ によって制御系(110)を休止モードに維持して不使用時の電力を節約してもよ く、制御系はキーの押下げによって再び作動する。 スイッチ(130)(裏部屋)が押し込まれると、コントロールはブロック(17 4)まで進行し、プログラムされた洗浄スケジュールに従った日付に応じた適当 な使用溶液を制御系(110)へ計量分配する。ブロック(174)において適切な カプセル存在確認スイッチ(104a)、(104b)または(104c)の状態をチェ ッ クし、適当な固体状ブロックカプセルが適切に収容されているかどうかを決定す る。カプセルが検知されないときには、コントロールはブロック(175)まで進 行してエラー状態を処理する(例えば、ディスプレー上のエラーを信号してディ スペンサーの作動を防止することによってこの処理をおこなう)。 カプセルが検知されるときには、コントロールはブロック(176)まで進行し て適切なソレノイドバルブ(14a)、(14b)または(14c)を開放(作動)させる 。次いで、ブロック(178)および(179)において、スイッチ(130)が再び 押されたかどうか、あるいはソレノイドバルブの開放から十分な時間が経過した かどうかを繰り返してチェックした後、ブロック(180)内において適切なソレ ノイドバルブを閉じる。該ソレノイドバルブの閉鎖後、コントロールはブロック (172)まで戻るので、オペレーターは次のサイクルを開始させることが可能と なる。 ブロック(178)においてキー(130)の2回目の押下げがおこなわれたかど うかをチェックするのが好ましい。従って、オペレーターがスイッチ(130)を いったん押すならば、計量分配サイクルが開始し、所定時間経過後に該サイクル は終了するので、スイッチ(130)はプッシュオン/プッシュオフ型スイッチと して作用する。あるいは、ブロック(178)においてキー(130)が開放された かどうかをチェックしてもよく、この場合にはキーは瞬間スイッチとして作用し 、オペレーターは計量分配サイクル中はスイッチを押し続けなければならない。 ブロック(179)は適当なディスペンサーが作動する時間を制限する。これに よってオペレーターが管理していないときにモップバケツまたはその他の容器を オーバーフローさせる量の溶液がディスペンサーによって供給される可能性が低 減される。また該ブロックは自動充填機能も発揮するので、予め決められた量の 使用溶液がスイッチ(130)を押し下げる毎に計量分配される。ブロック(17 9)における設定時間の制限はDIPスイッチ(136)を介しておこなうのが好 ましい。あるいは、この制限時間は別のスイッチを介しておこなうか、もしくは 制御系(110)のプログラミングモードにおいておこなってもよい。 ブロック(172)においてスイッチ(132)が検知されたときは、中性使用溶 液ディスペンサー(10b)がブロック(182)〜(188)において作動する。ブ ロック(182)においては、カプセル存在確認スイッチ(104b)のチェックに よってコントロールはブロック(175)まで進行し、カプセルの不存在が検知さ れたときのエラーを処理する。ブロック(184)においては中性ソレノイドバル ブ(14b)が作動する。ブロック(186)および(187)においては別のキーが 押されたかどうか、または設定時間が経過したかどうかが検知され、次いでブロ ック(188)においてソレノイドバルブ(14b)の作動が停止されてコントロー ルはブロック(172)まで戻る。これによってオペレーターは、好ましい洗浄ス ケジュール以外の種々の洗浄作業を実施するための万能洗浄剤溶液を計量分配す ることができる。 ブロック(172)においてスイッチ(134)が検知されると、新鮮水ディスペ ンサー(106)がブロック(190)〜(194)において作動して新鮮水が計量分 配される。ブロック(190)においては新鮮水ソレノイドバルブ(107)が作動 する。ブロック(192)および(193)においては、2回目のキーの押し下げが 検知されるか、または十分な時間が経過した後、バルブ(107)の作動がブロッ ク(194)において停止され、次いでコントロールはブロック(172)へ戻る。 ブロック(192)および(193)は前述のブロック(178)と(179)またはブ ロック(186)と(187)に関するいずれかの方法によって操作してもよい。従 って、オペレーターは前述のようにしてディスペンサーから新鮮水を計量分配し てもよい。 スイッチ(130)、(132)および(134)を操作するためのルーチンによっ て、計量分配系(100)の使用をモニターするためにデータのロッギング(loggi ng)をおこなってもよい。例えば、個々のルーチンによってディスペンサーの作 動回数および個々のディスペンサーによって計量分配された溶液の合計量もしく は全所要時間をモニターして記憶させてもよい。さらに、個々のルーチンによっ て圧力スイッチ(102a)、(102b)、(102c)および(108)をチェックし 、 ソレノイドバルブの開放後、個々のディスペンサー内での流量が決定されたかど うかをモニターしてもよい。従って、ソレノイドバルブの故障をこの方法によっ て検知してもよい。 オペレーターはスイッチ(130)、(132)および(134)を用いて特定のオ ペレーターコードを入力することによってコントロールをオペレーターモード( 200)へ進行させてもよい。例えば、オペレーターコードは3つのキーの同時 押し下げ、または特定の順序での押し下げであってもよい。キーの押し下げられ たブロック(172)は、キーの固有の配列を検知してオペレーターコードの条件 が読み取れるような構成にしてもよい。あるいは、別のスイッチ、例えば、ハウ ジング(150)に配設されて該ハウジングへのアクセスを制限するスイッチを用 いてコントロールをオペレーターモード(200)まで進行させてもよい。 オペレーターモード(200)を図7(b)に示す。この制限されたアクセスモー ドにおいて、オペレーターが種々の構成、プログラミングおよびデータ入手機能 をアクセスしてもよい。 先ず第一に、オペレーターはブロック(202)、(204)および(206)にお いて「S」キーを連続的に押し下げることによってプログラムモード、データ入手 モードおよび出口モードをトグル(toggle)を介して選択することができる[好ま しい態様においては、「S」キーはスイッチ(130)、即ち裏部屋キーである]。 ブロック(202)ではプログラムモードへの進行に関してオペレーターに質問が なされる。この質問はディスプレー(141)上に「P」と「G」の文字を連続的に繰 り返して表示しておこなうのが好ましい。オペレーターは「INC」キー[好まし い態様においてはスイッチ(132)、即ち、居間キーである]を押し下げること によってプログラムモード[ルーチン(210)]をアクセスすることができる。同 様にして、ブロック(204)はディスプレー(141)上に「d」と「A」の文字を表 示することによってコントロールをデータ入手モードへ進行させること[ルーチ ン(230)]をオペレーターに促し、また、ブロック(206)はディスプレー(1 41)上に「O」、「F」および「F」の文字を表示することによってコントロールを 出口オペレーターモードへ進行させることをユーザーに促す。 図7(c)はプログラムモード[ルーチン(210)]を示す。ブロック(212)に おいては、プログラムされた現時の全データをディスプレー(141)上で連続的 にサイクルさせるのが好ましい。「S」スイッチ[好ましくはスイッチ(130)]を 一回または複数回押し下げることによって、異なる設定バルブを表示して修正し てもよい。例えば、ブロック(214)において現時間(時)を表示し、「INC」キ ー[好ましくはスイッチ(132)]を適当な回数押し下げることによってブロック (215)において可変時間の増加をもたらしてもよい。同様にして、ブロック( 216)および(217)において、現時間(分)を表示して調整してもよい。ブロ ック(218)および(219)においては、現在の日付を表示して調整する(例え ば、日曜日を「1」とし、「土曜日」を「7」とする)。 ブロック(220)と(222)においては、日付「1」に計量分配すべき好ましい 使用溶液を表示して調整してもよい。例えば、「INC」キーを連続的に押し下げ るこによって中性使用溶液(「n」)、酸性使用溶液(「A」)および塩基性使用溶液(「b」 )をトグルを介して選択することができる。日付「2」〜「7」に対しても同様のル ーチンが用いられる[図7(c)においては日付「7」のルーチンのみをブロック(2 27)と(228)として示す]。次いで、全てのプログラムデータがオペレーター によって容認されたならば、オペレーターは「INC」キーを押し下げることによ ってブロック(229)におけるプログラムモードから抜けてもよい。 図7(d)はデータ入手モードのルーチン(230)を示す。この場合、オペレー ターは従前のデータを表示して消去させてもよい。ブロック(232)は酸性溶液 ディスペンサー(10c)に関する全計量分配時間(秒)およびディスペンサー(10 c)の全作動回数(サイクル数)を表示する。ブロック(234)と(242)は塩基溶 液ディスペンサー(10a)に関する全計量分配時間(秒)および全作動サイクル数 をそれぞれ示す。ブロック(236)と(244)は中性溶液ディスペンサー(10b )に関する全計量分配時間(秒)および全作動サイクル数をそれぞれ示す。ブロッ ク(238)と(246)は新鮮水ディスペンサー(106)に関する全計量分配時間 (秒 )および全作動サイクル数をそれぞれ示す。これらの異なる表示は「S」キーを押 し下げることによって選択される。さらに、各々の値は、所望の値が表示された ときに「INC」キーを押し下げることによって、例えばブロック(233)、(2 35)、(237)、(239)、(241)、(243)、(245)または(247)に おいて消去してもよい。データ入手モード(230)はブロック(248)によって 文字「d」、「A」および「E」が表示されたときに「INC」キーを押し下げることに よって抜けさせてもよい。 上述の好ましい計量分配系(100)を利用することにより、好ましい洗浄スケ ジュールもしくはプログラムをオペレーターによる付加的な入力を必要とするこ となく自動的に実行してもよい。従って、オペレーターは特定のスケジュール等 における日付に使用溶液が計量分配されるサイクルを記憶しておく必要がないの で、オペレーターの操作ミスは最小限となる。さらに、洗浄は好ましいスケジュ ールに従っておこなわれるので、最適な洗浄効果が得られる。 さらに、特定の用途においてはオペレーターの安全性も改善される。最適な洗 浄プログラムに従うことにより、一定の被洗浄領域あたりに必要な酸性溶液また は塩基性溶液の使用量を低減させることができるので、オペレーターが酸性薬品 やアルカリ性薬品にさらされる機会も少なくなる。 好ましい計量分配システム(100)は床の洗浄以外の用途、例えば、洗浄用ま たは非洗浄用のマルチ使用溶液を予め決められたスケジュールに従って使用する 各種の用途において利用してもよい。さらに、このようなスケジュールは月、週 、日および時間等に応じて変化させてもよく、あるいは非時間的要素、例えば、 異なる計量分配サイクルまたは特定のユーザーによる異なるサイクル等に応じて 変化させてもよい。さらに、本発明によるマルチ製品計量分配システムにおいて は、上述のディスペンサーとは異なるディスペンサー、例えば、濃厚液用ディス ペンサーのような非固体状化学製品用ディスペンサー等を利用してもよい。 本発明を以上の詳細な記述、実施例およびデータに基づいて説明したが、本発 明の範囲または請求の範囲はこれらによって限定されるものではなく、当業者で あれば、以下の請求の範囲によって規定される本発明の技術的思想および範囲を 逸脱することなくこれらに多くの変更や修正を加えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボチェ,ダニエル・ケイ アメリカ合衆国55121ミネソタ州イーガン、 サリー・サークル611番 (72)発明者 ローランド,ジョン・ジェイ アメリカ合衆国55125ミネソタ州ウッドベ リー、アンドリュー・ドライブ5383番 (72)発明者 クロス,テリー・ジェイ アメリカ合衆国55386ミネソタ州ビクトリ ア、トリリウム・サークル8135番 【要約の続き】 動的選択と使用溶液の濃度制御によってオペレーターの 操作ミスの発生の可能性は大幅に低下する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記の手段(a)〜(d)を具備する、固体状化学組成物と希釈液から調製され る使用溶液の計量分配装置: (a)希釈液流を受容するための入口ポート、第1出口ポートおよび第2出口ポ ートを有するマニホールド、 (b)マニホールドの第1出口ポートと流体を介して連絡して固体状化学組成物 と希釈液を混合して濃厚液を生成させる手段であって、第1出口ポートを通る希 釈液流を制限する第1制流子および濃厚液を計量分配するための第1出口管を有 する混合手段、 (c)マニホールドの第2出口ポートと流体を介して連絡して濃厚液を希釈液で 希釈して使用溶液を生成させる手段であって、第2出口ポートを通る希釈液流を 制限する第2制流子および第2出口ポートと流体を介して連絡すると共に第1出 口管内に配設された第2出口管を有し、使用溶液の濃度を第1出口ポートと第2 出口ポートにおける各々の流速と関係づける希釈手段、および (d)第2出口管に接続され、濃厚液の希釈前に第2出口ポートからの希釈液の 運動エネルギーを低減させる消泡手段。 2.第1制流子が、希釈液の高圧流を固体状化学組成物へ噴射させる噴射ノズ ルを該組成物の隣接位に有する請求項1記載の計量分配装置。 3.固体状化学組成物を収納するための閉鎖容器を具有し、マニホールド全体 が該閉鎖容器内に配設された請求項1記載の計量分配装置。 4.消泡手段が、第2出口管の端部に配設された複数の可撓性部材を含む請求 項1記載の計量分配装置。 5.複数の可撓性部材が第2出口管の端部内に形成された縦スリットによって 制限される請求項4記載の計量分配装置。 6.第2制流子がマニホールドに取り外し可能に連結された計量オリフィスを 有する請求項1記載の計量分配装置。 7.計量オリフィスがマニホールドの第1出口ポートと第2出口ポートにおけ る流速を制御することによって使用溶液の濃度を制御するサイズの異なる複数の 計量オリフィスから選択される請求項6記載の計量分配装置。 8.マニホールドの入口ポートと流体を介して連絡してマニホールドへの希釈 液流を制御するバルブを有する請求項1記載の計量分配装置。 9.混合手段と希釈手段がマニホールドの第1出口ポートと第2出口ポートに 直接接続され、バルブの操作によって使用溶液のみが送給される請求項8記載の 計量分配装置。 10.希釈液が水であり、固体状化学組成物が固体状のキャストブロック形態の 洗浄剤である請求項1記載の計量分配装置。 11.下記の過程(a)〜(e)を含む、固体状化学組成物を希釈液から調製される使 用溶液の計量分配法: (a)希釈液をマニホールドの第1出口ポートと第2出口ポートへ送給し、 (b)第1出口ポートからの希釈液を固体状化学組成物と混合して濃厚液を生成 させ、 (c)第2出口ポートからの希釈液の運動エネルギーを消泡器を用いて低減させ 、 (d)第2出口ポートからの希釈液を用いて濃厚液を希釈して使用溶液を生成さ せ、次いで (e)第1出口ポートと第2出口ポートを通る液体の各々の流速を調整して使用 溶液の濃度を制御する。 12.第2出口管の端部に配設された複数の可撓性部材を有する消泡器を使用し 、第1出口管内の濃厚液を第1出口管内に配設された第2出口管からの希釈液の 液流を該濃厚液と接触させることによって希釈する請求項11記載の方法。 13.複数の可撓性部材が第2出口管の端部に形成された縦スリットによって制 限される請求項12記載の方法。 14.過程(e)が、第2出口ポートと流体を介して連絡する計量オリフィスを設 けて第2出口ポートに通る希釈液の流れを制限することを含む請求項11記載の 方法。 15.計量オリフィスを第2出口ポートに取り外し可能に接続させ、計量オリフ ィスをサイズの異なる複数の計量オリフィスから選択することによって異なる流 速で液体を第1出口ポートと第2出口ポートを通過させる過程をさらに含む請求 項14記載の方法。 16.混合過程が、第1出口ポートを通る希釈液の流れを制限する噴射ノズルを 通る希釈液の高圧液流を固体状のキャストブロック形態の化学組成物に噴射する 過程を含む請求項14記載の方法。 17.単一のバルブを有するマニホールドへの希釈液の流れを制御することによ って使用溶液のみの計量分配を制御する過程をさらに含む請求項14記載の方法 。 18.下記の過程(a)および(b)を含む複数の使用溶液の計量分配システム: (a)第1使用溶液および第2使用溶液をそれぞれ計量分配するための第1ディ スペンサーおよび第2ディスペンサー、および (b)設定プログラムに従って1つのディスペンサーを選択するための選択手段 および選択されたディスペンサーからの使用溶液を計量分配するための計量分配 手段を具有し、第1ディスペンサーと第2ディスペンサーに接続された制御器。 19.設定プログラムが一週間の日毎に好ましいディスペンサーを選択すること を含む請求項18記載の計量分配システム。 20.制御器が新たな設定プログラムを有する制御器をプログラムする手段をさ らに具有する請求項18記載の計量分配システム。 21.計量分配手段がオペレーターによる作動スイッチを有する請求項18記載 の計量分配システム。 22.計量分配手段が、選択されたディスペンサーを予め決められた時間にわた って作動させる手段を有する請求項21記載の計量分配システム。 23.各々のディスペンサーが下記の手段(a)〜(c)を具有する請求項18記載の 計量分配システム: (a)希釈液を受容するのに適合した入口ポート、第1出口ポートおよび第2出 口ポートを有するマニホールド。 (b)マニホールドの第1出口ポートと流体を介して連絡して固体状化学組成物 と希釈液を混合させて濃厚液を生成させる手段であって、第1出口ポートを通る 希釈液流を制限する第1制流子を有する混合手段、および (c)マニホールドの第2出口ポートと流体を介して連絡して濃厚液を希釈して 使用溶液を生成させる手段であって、第2出口ポートを通る希釈液流を制限する 第2制流子を有すると共に使用溶液の濃度を第1出口ポートと第2出口ポートに おける各々の流速と関係づける希釈手段。 24.混合手段が濃厚液を計量分配するための第1出口管を有し、希釈手段が、 第2出口ポートと流体を介して連絡すると共に第1出口管内に配設された第2出 口管を有し、ディスペンサーが、第2出口管に接続されて濃厚液の希釈前に第2 出口ポートからの希釈液の運動エネルギーを低減させる消泡手段を有する請求項 23記載の計量分配システム。 25.消泡手段が、第2出口管の端部に配設されると共に第2出口管の端部内に 形成された縦スリットによって限定される複数の可撓性部材を有する請求項24 記載の計量分配システム。 26.各々のディスペンサーがマニホールドへの希釈液の流れを制御するための ソレノイドバルブを有し、計量分配手段が該ソレノイドバルブを作動させる手段 を有する請求項23記載の計量分配システム。 27.各々のディスペンサーが、該ディスペンサー内の固体状製品の存否を検知 するための検知手段をさらに有する請求項23記載の計量分配システム。 28.各々のディスペンサーが該ディスペンサー内を通る液体の流れを検知する 手段をさらに有する請求項23記載の計量分配システム。 29.第1制流子が希釈液の高圧流を固体状化学組成物に噴射させるための噴射 ノズルを該組成物の隣接位に有する請求項23記載の計量分配システム。 30.固体状化学組成物を収納するための閉鎖容器をさらに具有し、マニホール ド全体が該閉鎖容器内に配設された請求項29記載の計量分配システム。 31.第2制流子がマニホールドに取り外し可能に接続された計量オリフィスを 有する請求項23記載の計量分配システム。 32.計量オリフィスがマニホールドの第1出口ポートと第2出口ポートを通り 液体の各々の流速を制御するサイズの異なる複数の計量オリフィスから選択され 、これによって使用溶液の濃度が制御される請求項31記載の計量分配システム 。 33.新鮮な水を計量分配するための新鮮水ディスペンサーをさらに有する請求 項18記載の計量分配システム。 34.第1ディスペンサーが床用酸性洗浄剤溶液を計量分配し、第2ディスペン サーが床用アルカリ性洗浄剤溶液を計量分配する請求項18記載の計量分配シス テム。 35.中性洗浄剤溶液を計量分配するための第3ディスペンサーをさらに有する 請求項34記載の計量分配システム。 36.制御器が、設定プログラムとは独立して中性洗浄剤溶液を計量分配するた めの第3ディスペンサーを作動させる中性溶液計量分配手段をさらに具有する請 求項35記載の計量分配システム。 37.オペレーターによる単一のスイッチの作動により、設定プログラムに従っ て制御器がディスペンサーを自動的に選択する請求項18記載の計量分配システ ム。 38.第1使用溶液および第2使用溶液をそれぞれ計量分配する第1ディスペン サーおよび第2ディスペンサーを具有するタイプの計量分配システム中で複数の 溶液を計量分配する方法において、下記の過程(a)および(b)を含む計量分配法: (a)設定プログラムに従ってディスペンサーの1つを自動的に選択し、次いで (b)選択されたディスペンサーからオペレーターの要求に応じて使用溶液を計 量分配する。 39.過程(a)において、一週間の日毎に1つのディスペンサーを選択する請求 項38記載の方法。 40.新たな設定プログラムを有する制御器をプログラムする過程をさらに含む 請求項38記載の方法。 41.過程(b)において選択されたディスペンサーを予め決められた時間にわた って作動させる請求項38記載の方法。 42.オペレーターの要求に応じて新鮮水を計量分配させる過程をさらに含む請 求項38記載の方法。 43.第1ディスペンサーによって床用酸性洗浄剤溶液を計量分配し、第2ディ スペンサーによって床用アルカリ性洗浄剤溶液を計量分配する請求項38記載の 方法。 44.中性洗浄剤溶液を計量分配する第3ディスペンサーを作動させる過程をさ らに含む請求項38記載の方法。 45.第3ディスペンサーの作動過程において、設定プログラムとは独立にオペ レーターの要求に応じて中性洗浄剤溶液を計量分配する請求項44記載の方法。
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