JPH1050571A - 生産制御方法及び生産制御装置 - Google Patents

生産制御方法及び生産制御装置

Info

Publication number
JPH1050571A
JPH1050571A JP20557096A JP20557096A JPH1050571A JP H1050571 A JPH1050571 A JP H1050571A JP 20557096 A JP20557096 A JP 20557096A JP 20557096 A JP20557096 A JP 20557096A JP H1050571 A JPH1050571 A JP H1050571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
time
processed
actual
production control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20557096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2800795B2 (ja
Inventor
Koetsu Kitamura
光悦 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP20557096A priority Critical patent/JP2800795B2/ja
Priority to KR1019970037374A priority patent/KR19980018384A/ko
Publication of JPH1050571A publication Critical patent/JPH1050571A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2800795B2 publication Critical patent/JP2800795B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/04Manufacturing
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B15/00Systems controlled by a computer
    • G05B15/02Systems controlled by a computer electric
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0631Resource planning, allocation, distributing or scheduling for enterprises or organisations
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータの経験、勘や主観の介入なく、リ
アルタイムで、かつフレキシブル性に優れ、且つ優先度
に従って被加工物体の加工処理を行うことで、生産性を
向上させうる加工物体の生産制御方法及び生産制御装置
を提供する。 【解決手段】 製造ライン108を制御する制御装置1
は、加工処理工程フロー記憶手段103、加工処理条件
記憶手段104、被加工物体の作業状況記憶手段10
5、納期記憶手段114、実加工処理時間算出手段10
6、加工処理履歴データ記憶手段113、加工処理経路
決定手段112、上記各手段を制御する中央演算処理手
段101及び適宜の情報入力手段102とで構成されて
いる生産制御装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産制御方法及び
生産制御装置に関するものであり、更に詳しくは、複数
からなる所定の処理を所定の手順に従うことで、被加工
物体から所定の加工物体を製造する場合に、個々の処理
実績より算出した、処理時間から必要処理時間を予測
し、納期を考慮して、製品作業の加工処理順番、つまり
加工処理経路を決定する生産制御方法であり、特には、
加工製品としての半導体装置の製造を制御するための生
産制御方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数からなる所定の加工処理
を所定のフローに従って実行する事により、所定の被加
工物体から所定の加工物体を製造する方法の生産制御方
法及びその装置に関しては多くの技術が開示されてい
る。特に該加工物体として半導体装置を考慮した場合、
当該半導体装置の製造において、被加工物体に対するそ
れぞれの加工処理の作業順位を決定する方法としては、
例えば以下の様な技術が使用されていた。
【0003】即ち、第1の方法としては、製造開始日と
納期日間の日数と、その被加工物体の処理工程数をカウ
ントして、1日に処理すべき処理目標工程数を求める。
一方、製造ラインでは、個々の処理設備前で、処理を待
っている被加工物体群の中から、処理目標工程数達成ま
での残存工程数が、1番大きい被加工物体から加工処理
作業を行っていた。
【0004】又第2の方法としては、製品開始日、納期
日および加工物体品種を考慮して、製造開始時に優先度
を設定する。一方、製造ラインでは、個々の加工処理設
備前で処理を待っている被加工物体群の中から優先度の
高い製品から処理作業を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記した
従来技術の問題点として、第1の様な方法では、加工処
理工程フロー内の個々の工程処理時間が同じくらいの値
なら有効な効果を得ることが可能であるが、加工物体と
しての半導体装置製造では、品種の多様化、微細加工の
ための処理工程などの影響によって処理工程フロー内の
個々の工程処理時間の値が大きく異なる様になってしま
うと言う問題がある。
【0006】具体的には、ある加工物体の加工処理工程
フローが加工処理工程A、加工処理工程B、…、加工処
理工程S、加工処理工程Tの20工程あるとし、加工処
理時間が、例えば加工処理工程Oが20時間で、それ以
外の加工処理時間は、30〜40分であったとする。そ
して、この加工処理を2日間で製造するとした場合、加
工処理目標工程数は10工程/1日となる。しかし加工
処理工程Oの加工処理時間が20時間のため、10工程
/1日の加工処理目標工程数は、事実上実行不可能な値
である。
【0007】また、同じ加工処理工程でも加工処理設
備、加工処理枚数によって加工処理時間に大きな差が発
生する傾向が顕著になったため、上記従来に於ける該第
1の技術では、もはや有効な効果を得ることが困難にな
った。又、従来の第2の技術による方法では、人の経験
や勘、あるいは主観によって優先度が付けられるため、
無意味に高い優先度が付けられ、製造ライン内が高い優
先度の製品が過剰になり、優先度自体の意味がなくなる
問題があった。
【0008】また、この方法では、1度設定した優先度
を状況によって途中で変更できないため、過度に加工処
理工程が進むと言う問題もあった。更に、上記した従来
の方法を更に改良し、より効果的に加工物体の製造を行
うための技術として、例えば、特開平4-303256、特開平
5-114535、特開平1-257553、特開平4-199401の各公報に
示されている様なスケジューリング技術の方法が提案さ
れている。
【0009】しかし、上記の様な、スケジューリング技
術の場合、一般的には、シミュレーションによって加工
物体の流れを予測して、個々の加工処理をスケジューリ
ングする方法がとられている。この方法だと、品種数、
製造製品数が少なく、ジョブフロー型の製造なら問題な
いが、多品種で、大量の製品を製造する場合は、シミュ
レーションを行うのに長時間を要するため、リアルタイ
ムかつ正確に予測結果を得ることが困難になると言う問
題があった。
【0010】この問題は半導体装置製造のようなジョブ
ショップ型で、多品種生産、かつ、長大な加工処理工程
フローと大量の加工処理設備、加工処理条件を必要とす
るため、上記した問題点がより顕著に発生する。従っ
て、従来に於いては、複数の異なる加工処理工程を介し
て所定の被加工物体から所定の加工物体を製造するに際
して、効率良く、然かもフレキシブルな、且つ製品の納
期と残存加工処理工程を考慮した加工物体の生産制御方
法が得られていないのが現状であった。
【0011】
【発明の目的】本発明の目的は、上記した従来技術の欠
点を改良し、オペレータの経験、勘や主観の介入なく、
リアルタイムで、かつフレキシブル性に優れた、加工物
体の納期日と残存加工処理工程を考慮して優先度を設定
し、その優先度に従って加工物体の加工処理を行うこと
で、生産性を向上させることの出来る加工物体の生産制
御方法及び生産制御装置を提供する事を目的とするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に於ける第
1の態様としては、被加工物体を複数の異なる加工処理
工程を所定のフローに従って通過させる事により所定の
加工物体を製造する方法に於いて、当該被加工物体の各
加工処理工程に於ける加工処理状況を記憶する作業状況
記憶手段と、当該加工物体の納期を記憶する納期記憶手
段と、当該被加工物体の各加工処理工程に於ける当該加
工処理操作開始時刻および加工処理操作終了時刻を取得
するタイマー手段と、各被加工物体の加工処理フローを
記憶する処理工程フロー記憶手段とそれぞれの各工程に
於ける加工処理条件を記憶する加工処理条件記憶手段と
を有し、当該各手段で取得した、該加工処理操作開始時
刻および加工処理操作終了時刻に関する情報から、当該
被加工物体に対する所定の加工処理工程に於ける実加工
処理時間を逐次的に演算して、該実加工処理時間を求
め、該実加工処理時間に関するデータを履歴データとし
て所定の加工処理履歴データ記憶手段に記憶させると共
に、該履歴データから当該加工処理工程に於ける最新の
基準加工処理時間を逐次的に算出し、該基準加工処理時
間に関するデータから、当該被加工物体に関して残存す
る加工処理工程、納期、及び残存する各加工処理工程に
於ける実加工処理時間を勘案して当該被加工物体に対す
る加工処理経路を決定する生産制御方法であり、又第2
の態様としては、被加工物体を複数の異なる加工処理工
程を所定のフローに従って通過させる事により所定の加
工物体を製造する方法に於いて、該所定の加工物体を製
造する手段を制御する制御装置は、当該加工処理工程フ
ロー記憶手段、該各加工処理工程に於けるそれぞれの加
工処理条件を記憶する加工処理条件記憶手段、当該被加
工物体の作業状況を記憶する作業状況記憶手段、当該加
工物体に対する納期を記憶する納期記憶手段、各加工処
理工程のそれぞれに於ける当該被加工物体に対する現時
点での実加工所要処理時間を逐次的に算出する実加工処
理時間算出手段、該実加工処理時間算出手段から出力さ
れる情報を記憶する加工処理履歴データ記憶手段、前記
各手段からの情報に基づいて、当該被加工製品に関する
残存する各加工処理工程の処理経路を決定する加工処理
経路決定手段及び上記各手段を制御する中央演算処理手
段とを有している生産制御装置である。
【0013】
【実施の形態】本発明に係る生産制御方法及び生産制御
装置は、上記した様な技術構成を採用している事から、
製造ライン内で、製造されている全被加工物体の加工処
理工程フロー、加工処理条件および加工処理ライン内に
仕掛かっている、全被加工物体に関するそれぞれの加工
処理状況、及び各加工物体に対する納期を記憶する手段
とに加えて、各被加工物体のそれぞれの加工処理工程に
於ける現時点での加工処理データより実加工処理時間を
逐次リアルタイムで計算する手段及び該実加工処理時間
と残加工処理工程と納期を考慮して、各被加工物体に対
する加工処理工程に関する優先度を求める手段とを設
け、当該優先度をもとに、各被加工物体の生産を制御す
る様にしたものであるから、それぞれの被加工物体に対
する各加工処理工程に於けるリアルタイムな加工処理条
件が得られ、それと、納期と、残加工処理工程より優先
度を算出するため、オペレータの経験、勘や主観の介入
のない、正確な優先度設定が可能になる。また、スケジ
ューリング技術のシミュレーションの様に、加工処理に
長い時間を必要としない為に、こまめに優先度の変更が
可能になる。
【0014】
【実施例】以下に、本発明に係る生産制御方法及び生産
制御装置の具体例を図面を参照しながら詳細に説明す
る。先ず、本発明に係る生産制御装置の構成に付いて図
1を参照して説明する。図1は、本発明に係る生産制御
装置と該生産制御装置が制御する適宜の被加工物体加工
処理装置、つまり製造ラインとの接続状態を示す図であ
り、図中、被加工物体を複数の異なる加工処理工程を所
定のフローに従って通過させる事により所定の加工物体
を製造する方法に於いて、該所定の加工物体を製造する
手段、例えば製造ライン108を制御する制御装置1
は、当該加工処理工程フロー記憶手段103、該各加工
処理工程に於けるそれぞれの加工処理条件を記憶する加
工処理条件記憶手段104、当該被加工物体の作業状
況、例えば当該被加工物体の仕掛かり状態を記憶する作
業状況記憶手段105、当該加工物体に対する納期を記
憶する納期記憶手段114、各加工処理工程のそれぞれ
に於ける当該被加工物体に対する現時点での実所要加工
処理時間を逐次的に算出する実加工処理時間算出手段1
06、該実加工処理時間算出手段106から出力される
情報を記憶する加工処理履歴データ記憶手段113、前
記各手段からの情報に基づいて、当該被加工製品に関す
る残存する各加工処理工程の加工処理経路を決定する加
工処理経路決定手段112、上記各手段を制御する中央
演算処理手段101及び適宜の情報入力手段102とを
有している生産制御装置1が示されている。
【0015】一方、該生産制御装置1は、該適宜のネッ
トワーク107を介して、適宜の被加工物体に所定の加
工処理を行い所定の加工物体を製造する為の設備群を構
成した製造ライン108と接続され、製造ライン108
を構成する各装置、設備の作動を集中的に管理制御する
ものである。該製造ライン108の具体例としては、図
示する様に、製造ライン108内には、被加工物体の加
工処理を行う各種の設備109と加工処理待ちの被加工
物体を保管するための被加工物体保管棚110及び各設
備109と被加工物体保管棚110間及び、各被加工物
体保管棚110同志間で当該被加工物体を運ぶための適
宜のロボット装置からなる搬送装置111が設置されて
いる。
【0016】より具体的には、上記製造ライン108
は、例えばA設備群109A、B設備群109B、C設
備群109C、・・・で構成され、且つA設備群では、
複数の個別加工処理装置(設備号機)第1号機A#1、
同第2号機A#2、同第3号機A#3・・・で構成さ
れ、同様にB設備群及びC設備群では、それぞれ複数の
個別加工処理装置(設備号機)第1号機B#1、同第2
号機B#2、同第3号機B#3・・・、同第1号機C#
1、同第2号機C#2、同第3号機C#3・・・で構成
されている。
【0017】係る製造ライン108の一例として、半導
体装置の製造ラインを想定すると、被加工物体としての
ウェハを加工処理する為にA設備群は、例えばメッキ処
理工程であり、B設備群は、例えばレジスト層形成処理
工程であり、又C設備群は、例えばエッチング処理工程
である。係る製造ライン108内に設けられた上記の各
装置、設備は、本発明に係る生産制御装置1の制御プロ
グラムに従って個別に又所定のスケジューリングに従っ
て制御されるものである。
【0018】以下に本発明に係る生産制御装置1の各構
成要素の構成及びその機能に付いて詳細に説明する。即
ち、図2は、本発明に係る加工処理工程フロー記憶手段
103に記憶されている、記憶情報の構造図を示すもの
である。つまり、該加工処理工程フロー記憶装置103
内には、図2(A)に示す様に、製造する加工物体製品
名を記憶した加工物体製品名データベース201とそれ
にリンクされている加工処理工程フローデータベース2
02とから構成されており、該加工物体製品名データベ
ース201は、図2(B)に示す様に製造されるべき加
工物体製品名のリスト201’が含まれている。又該加
工処理工程フローデータベース202には、各加工物体
製品毎に被加工物体に対する加工処理工程フロー、加工
処理設備群および加工処理条件を記憶した加工処理工程
フローデータベース202’がリンクしている。
【0019】又、図3は、本発明に係る加工処理条件記
憶装置104に記憶されている記憶情報の構成図を示す
ものである。つまり、該加工処理条件記憶装置104内
には、図3(A)に示す様に、製造ライン108内に存
在する設備109で、同じ機能をグループ化して形成さ
れた加工処理設備群を示すデータベース301とこれに
リンクして、図3(B)に示す様に該製造ライン108
を構成する全ての加工処理設備群である例えばA設備群
109A、B設備群109B、C設備群109Cのそれ
ぞれに付いて記憶したとリスト301’とが設けられて
いる。
【0020】更に、該加工処理設備群データベース30
1には、図3(A)に示す様に、それぞれグループ化し
た設備群の中の各構成設備を記憶した設備号機データベ
ース302と・加工処理条件データベース303とが設
けられており、該設備号機データベース302には、図
3(C)に示す様な構成からなるデータベース302’
が含まれるものであり、また、加工処理条件データベー
ス303には、図3(D)に示す様な構成からなる設備
群・加工処理条件毎に各号機の作業可否と加工処理時間
を記憶した加工処理条件データベース303’がリンク
している。
【0021】該設備号機データベース302’内には、
グループ化された設備を号機の形で、それぞれ処理タイ
プ、被加工物体の加工処理個数をそれぞれ記憶する。加
工処理タイプとして、加工処理対応フィールドには、半
導体装置を加工処理する場合を想定すると、例えばロッ
ト全部を一度に加工処理する場合は“ロット”、ロット
内のウェーハを1枚づつ加工処理する場合は“随時”
又、ロット内のウェーハを2枚以上づつ加工処理する場
合は“複数”と言うように記憶させるものである。
【0022】また、加工処理タイプが複数の場合は、枚
数フィールドに、同時に加工処理するウェーハ枚数を記
憶している。一方、該加工処理条件データベース30
3’内には、設備群・加工処理条件毎に、号機毎の加工
処理作業の可否、計算上発生しうる加工処理時間の最小
値と最大値、後述する加工処理時間演算モジュールで算
出された加工処理枚数毎の加工処理時間を記憶してい
る。
【0023】該加工処理時間の最小値と最大値に関する
データは、当該加工処理工程に於いて被加工物体に対し
て通常に加工処理を行った場合に予想される許容加工処
理時間を示すものであり、或る被加工物体に対する加工
処理に於いてこの範囲以下或いは以上の加工処理時間を
示す場合には、何か異常が発生したものと判断して、オ
ペレータに警告を発生する等の処理が採られる。
【0024】又、上記した加工処理枚数毎の加工処理時
間のデータに関しては、例えば設備群Aの第1号機A#
1では、ウェーハをその枚数に関係無く、1枚28分で
加工処理する事を示しており、又第2号機A#2では、
ウェーハの加工処理枚数に応じて当該加工処理時間が変
化する例を示しており、更に第3号機A#3では、一度
に加工処理出来るウェーハの数とその所要加工処理時間
を示すものである。
【0025】又、本発明に於いては、係るウェーハの加
工処理枚数に対応した処理時間に関しては、後述する様
に、リアルタイムで更新される様に構成されている。
又、図4は、被加工物体製品の仕掛かり状況、即ち作業
状況を記憶している作業状況記憶手段105の記憶情報
に関するデータ構成を説明する図である。即ち、本発明
に係る該作業状況記憶手段105内には、図5(A)に
示す様に、製品ライン108内に仕掛かっている被加工
物体に付与された製品名を記憶した製品記憶データベー
ス401とこれにリンクされている当該被加工物体が加
工処理される加工処理工程フローに関するデータベース
402が設けられている。
【0026】該製品記憶データベース401は更に、図
4(B)に示す様な、各被加工物体製品毎の品名を記載
したリスト401’が含まれており、更に該加工処理工
程フローに関するデータベース402には、図4(C)
に示す様な、当該被加工物体の仕掛かりロット番号、加
工処理工程、加工処理の進捗状態および完了希望納期を
記憶した仕掛かりデータベース402’が含まれてい
る。
【0027】なお、本発明に於いては、仕掛かりデータ
ベース402’内のデータは、ネットワーク107を介
して当該中央演算処理手段101より送られてくる各種
のデータをもとに逐次リアルタイムで更新が行われる。
次に、本発明に係る加工処理履歴データ記憶手段113
に格納されている記憶情報のデータ構成について、図5
を参照して説明する。
【0028】つまり、本発明に於いて使用される加工処
理履歴データ記憶手段113は、本発明に於いて使用さ
れる適宜の製造ライン108を構成する各設備群に関す
る情報を記憶するものであり、基本的には、図5(A)
に示す様に、設備群名データベース501及び当該各設
備に於ける加工処理データの履歴を格納する加工処理履
歴データベース502とから構成されている。
【0029】該設備群名データベース501には、図5
(B)に示す様に、該製造ライン108に設けられてい
る各設備の設備群リストデータベース501’が含まれ
ており、又、加工処理履歴データベース502には、図
5(C)〜図5(E)に示す様に、設備群・号機・加工
処理条件毎に、加工処理時間の履歴および当該加工処理
時間のデータを書き込んだ日時を記憶した加工処理履歴
データベース502A〜502Cが含まれている。
【0030】当該加工処理履歴データベース502のそ
れぞれには、加工処理タイプによって異なるデータベー
ス構造をしており、加工処理タイプが“ロット”の場
合、図5(C)に示す様に、加工処理時間が、ウェーハ
枚数に依存しないので、すべての加工処理履歴データを
同じデータベースに記憶する(502A)。然しなが
ら、当該加工処理タイプが“随時”の場合、加工処理時
間がウェーハ枚数に依存するので、図5(D)に示す様
に、加工処理ウェーハ枚数毎のデータベースに加工処理
履歴データを記憶する(502B)。
【0031】又、加工処理タイプが“複数”の場合、加
工処理時間が一度に加工処理できるウェーハ枚数に依存
するので、図5(E)に示す様に、一度に加工処理でき
るウェーハ枚数範囲毎のデータベースに加工処理履歴デ
ータを記憶する。たとえば、3枚づつ加工処理する設備
の場合、1〜3枚、4〜6枚、7〜9枚の3つのデータ
ベースに、それぞれ記憶する(502C)。
【0032】本発明に係る該生産制御装置1には、更に
納期記憶手段114が設けられており、該納期記憶手段
114には、顧客から注文の有った所定の加工物体に関
する納期のデータを記憶する適宜の記憶手段からなるデ
ータベースが設けられている。一方、本発明に於いて使
用される該実処理時間算出手段106は、所定の加工処
理工程に於いて、被加工物体に対する所定の加工処理操
作を実際に開始した時刻と実際に終了した時刻とを記憶
するタイマー手段121と、該タイマー手段121の記
憶情報に基づいて、該実処理時間を算出する実処理時間
演算モジュール122とを有しているものである。
【0033】該タイマー手段は、公知の計時手段と適宜
のメモリー手段とで構成されている事が望ましく、該中
央演算処理手段101からの指令に基づいて、所定の設
備群に於ける所定の号機群に於いて、所定の被加工物体
に対して所定の加工処理が開始された時刻に応答してそ
の時刻を記憶し、且つ当該加工処理が終了した時刻を記
憶しておくものである。
【0034】一方、上記実処理時間演算モジュール12
2は、該メモリー手段113の記憶情報に基づいて、該
実処理時間をリアルイタイムで逐次算出する事が出来る
演算手段を含んでいるものである。又、該実処理時間演
算モジュール122に於いて逐次算出された当該各加工
処理工程に於ける実処理時間は、適宜該中央演算処理手
段101の制御の下に該加工処理履歴データ記憶手段1
13に格納されるものである。
【0035】更に、本発明に於けるける該制御装置1
は、更に該加工処理履歴データ記憶手段113に記憶さ
れている、それぞれの設備群に於けるそれぞれの設備号
機に於ける各加工処理工程に関する実処理時間データか
ら、所定の加工処理工程に於ける加工処理時間の平均値
を算出する為の実処理時間平均値算出手段115を有し
ている事が望ましく、又当該制御装置1は、更に該実処
理時間平均値算出手段113から出力される情報に基づ
いて該加工処理条件記憶手段104に既に格納されてい
る当該所定の加工処理工程に於ける実処理時間を、リア
ルタイムで逐次的に更新する実加工処理時間更新手段1
16を有している事が望ましい。
【0036】一方、本発明に於ける該生産制御装置1に
おいて設けられている該処理経路決定手段112は、当
該被加工物体が、現時点以後に加工処理を受ける複数の
加工処理工程に付いての加工処理経路に対する優先度を
決定する優先度演算モジュール117を更に有している
事が望ましい。又、本発明に使用される該優先度演算モ
ジュール117は、少なくとも、当該被加工物体に関す
る現時点から納期日迄の残り時間を演算する納期残存時
間演算手段118、当該被加工物体に関する現時点以降
に残存する各加工処理工程に要する時間の総和を演算す
る残存加工処理時間演算手段119、及び該納期残存時
間演算手段118と該残存加工処理時間演算手段119
とから優先処理レートを算出するレート演算手段120
とが設けられている事が望ましい。
【0037】次に、本発明に係る上記した図1に示され
た生産制御装置1を使用した生産制御方法の具体例を図
6〜図9のフローチャートを参照しながら説明する。即
ち、図6は、本発明に係る生産制御方法の1具体例であ
る被加工物体製品の加工処理についてフローチャートで
ある。図に於いて、製造ライン108内のそれぞれの設
備109で、被加工物体の加工処理が可能な場合は、ネ
ットワーク107を介して、中央加工処理装置101に
被加工物体の搬送を要求する(ステップ601)。
【0038】中央加工処理装置101は、加工処理工程
フロー記憶手段103、加工処理条件記憶手段104、
作業状況記憶手段105の記憶データをもとに、要求の
あった設備群の所定の設備号機で所定の被加工物体に対
する所定の加工処理が可能な製品を検索する(ステップ
602)。検索の結果、加工処理可能な被加工物体が無
い場合には、上記工程が繰り返され、加工処理可能な被
加工物体がある場合は、検索にヒットした被加工物体数
をチェックする(ステップ603)。
【0039】もし被加工物体数が、2つ以上の場合は、
各被加工物体の優先度が、もっとも高い製品を選択する
(ステップ604)。つまり、当該被加工物体の内で、
納期との関係で、当該加工処理を急がなければならない
被加工物体は優先度が高くなるように設定されている。
当該加工処理を行う被加工物体が決定したら、中央加工
処理装置101は、ネットワーク107を介して、製品
保管棚110に命令を送り、当該製品保管棚110は、
受けた命令に対応した被加工物体を適宜の搬送ロボット
からなる搬送装置111を使用して棚110の外に搬出
し(ステップ605)、該棚110の外に搬出された被
加工物体は、指定された設備群例えば109Aの中の所
定の設備号機例えばA#1まで該搬送装置111によっ
て搬送される(ステップ606)。
【0040】当該搬送された被加工物体は、上記した所
定の設備109に於ける所定の設備号機にセットされる
(ステップ607)。本発明に於いては、この時の時間
を該加工処理の開始時刻として前記したタイマー手段1
21で検出して記憶する。次に、当該設備109の所定
の設備号機で、該被加工物体に対して所定の加工処理を
行う(ステップ608)。
【0041】当該加工処理が完了したら、該加工された
未だ未完成品である被加工物体を当該設備109の所定
の設備号機より搬出する(ステップ609)。本発明に
於いては、この時の時間を該加工処理の終了時刻として
前記したタイマー手段121で検出して記憶する。本発
明に於いては、係る加工処理終了時間と加工処理開始時
間とを、該ネットワーク107を介して中央演算処理手
段101へ送信して、該中央演算処理手段101内の適
宜の演算手段を用いて、それぞれの加工処理工程に於け
る実際に係った加工処理時間を算出しても良く、又、図
1に示す様に該実加工処理時間算出手段106内に設け
たタイマー手段121と該実処理時間演算モジュール1
22とにより演算する様にしても良い。
【0042】本発明に於いては、当該設備109の所定
の設備号機より搬出された該被加工物体は、該搬送装置
111によって、元の、或いは次の加工処理工程に適す
る設備群に対応する別の製品保管棚110’に搬送され
る(ステップ610)。当該製品保管棚110、11
0’は、搬送されてきたそれぞれの被加工物体を、当該
中央演算処理手段101からの次の要求があるまで保管
する(ステップ611)。
【0043】図7は、本発明に於いて使用されている実
加工処理時間算出手段106に於ける動作手順を示すフ
ローチャートである。即ち、上記した様に、所定の設備
号機で所定の被加工物体に対する所定の加工処理が開始
され、そして終了した場合に、当該設備号機109よ
り、ネットワーク107を介して、処理開始時間と処理
終了時間を中央演算処理手段101が受け取り、該中央
演算処理手段101は、そのデータを実加工処理時間算
出手段106に送信する。
【0044】当該実加工処理時間算出手段106では、
例えば内蔵されている該タイマー手段121に格納され
た該加工処理の開始時刻と終了時刻とから該実処理時間
演算モジュール122に於いて当該設備号機に於いて実
際に消費された加工処理時間を演算して求める。(ステ
ップ(701)) 次に、当該設備号機に於いて実際に消費された加工処理
時間を、当該設備109の号機、および当該加工処理条
件をキーに、加工処理条件記憶手段104内の、加工処
理条件データベース303、303’を検索して比較を
行い、前記ステップで算出した実加工処理時間の値が、
加工処理条件データベース303、303’に記憶され
ている加工処理時間の最小と最大の時間範囲内であるか
否かがチェックされる(ステップ702)。
【0045】当該算出された実加工処理時間の値が、該
加工処理条件記憶手段104に規定されている許容範囲
内だった場合は、更にステップ(703)に進んで、前
記と同様に、加工処理が行われた設備号機、加工処理条
件および加工処理枚数等をキーに、該加工処理履歴デー
タ記憶手段113内の加工処理履歴データベース502
を検索し、当該実加工処理時間と既に記憶されている履
歴データをチェックする。
【0046】もし、当該加工処理履歴データ記憶手段1
13に記憶されているデータ内に基準外のもの(例え
ば、記憶日時が現在の日時から1ヶ月以内でないものな
ど)があるならば、そのデータをデータベースから削除
し、前記ステップで、算出した新しい実加工処理時間等
の加工処理データを追加する(ステップ703〜70
5)。
【0047】尚、上記ステップ(702)に於いて、当
該算出された実加工処理時間の値が、該加工処理条件記
憶手段104に規定されている許容範囲外だった場合
は、トラブルが発生した事が想定されるので例えばアラ
ーム信号を発生させて、当該処理操作をエンドとする。
次に、該加工処理履歴データ記憶手段113に新たに記
憶された履歴データをもとに、例えば、前記した様な実
加工処理時間平均値算出手段115等を使用して、それ
ぞれの設備群に於けるそれぞれの設備号機での加工処理
に要する現時点での平均加工処理時間を算出する(ステ
ップ706)。
【0048】そして、本発明に於いては、上記より算出
された実加工処理時間の平均加工処理時間を、例えば適
宜のデータ更新手段116を使用して、該加工処理条件
記憶手段104内の加工処理条件データベース303の
処理枚数毎に、記憶されている加工処理時間を示すそれ
ぞれのデータと置き換え、それ等を更新させるものであ
る。(ステップ707) その結果、本発明に於ける該生産制御装置1に於けるそ
れぞれの加工処理条件を記憶している各データベース
は、リアルタイムで逐次的に変更され、常に、最新の加
工処理情報を記憶する事が可能となる。
【0049】なお、この時、処理タイプがロットの場合
は、全ての処理枚数の処理時間を変更し、処理タイプ
が、随時の場合は、該当する処理枚数の処理時間のみを
変更し、処理タイプが複数の場合は、該当する枚数範囲
の処理時間を変更する。次に、図8は、本発明に係る加
工処理経路決定手段112の操作手順を説明すいるフロ
ーチャートである。
【0050】つまり、本発明に於いて、該加工処理経路
決定手段112が、当該中央演算処理手段101から、
製造ライン108内の所定の設備群の所定の設備号機で
加工処理されるべき所定の被加工物体に付いての要求が
発生した場合、先ず、ステップ(801)でロット番号
を受け取る。この際、所定の設備群の所定の設備号機で
加工処理可能な被加工物体が2つ以上存在した場合は、
それらのロット番号を当該加工処理経路決定手段112
に設けられている優先度演算モジュール117に渡す。
【0051】次に、該優先度演算モジュール117で
は、該優先度演算モジュール117内に設けられた例え
ば被加工物体に関する現時点以降に残存する各加工処理
工程に要する時間の総和を演算する残存加工処理時間演
算手段119を使用して、それぞれの被加工物体につい
てのロットの残存加工処理工程を該加工処理工程フロー
記憶手段103から検索し(ステップ802)、検索が
完了したら、検索したそれぞれの残存する加工処理工程
で必要とされる加工処理時間を該加工処理条件記憶手段
104より検索する。(ステップ803) このとき、それぞれの加工処理設備号機によって当該加
工処理時間に差が発生する場合は、その中から加工処理
時間が最も長いものを選択する(ステップ803)。
【0052】当該検索完了後、それぞれの被加工物体に
関する残存する加工処理工程に要する加工処理時間を合
計して、それぞれの被加工物体に付いてのロット毎に残
り工程に於ける加工処理時間の総和を求める(ステップ
804)。次に、例えば、該優先度演算モジュール11
7に設けられている納期残存時間演算手段118を使用
して、各被加工物体のロットについての納期と現在日時
から、納期までの時間を演算で求める(ステップ80
5)。
【0053】かくの如く、納期までの時間が求められた
ら、前記の残り工程の加工処理時間の総和とともに、当
該優先度演算モジュール117に設けられた、例えば該
納期残存時間演算手段118と該残存加工処理時間演算
手段119とから優先処理レートを算出するレート演算
手段120を使用して、以下の計算から優先処理レート
を求める(ステップ806)。
【0054】優先処理レート=納期までの時間/残り工
程の処理時間の総和この求められた優先処理レートが小
さい程、当該加工物体の顧客に対する集荷納期の期限が
切迫している事を示すものであるから、従って、当該優
先処理レートが小さい被加工物体のロットから順に優先
度をつけていく事になる。(ステップ807)。
【0055】従って、当該優先処理レートが小さい被加
工物体の製品ロットに関しては、現時点以降の各加工処
理工程に於いて、空いている所定の設備群に於ける設備
号機を捜し出し、その組合せで最短時間の残存加工処理
が行える様に、自動的にそれぞれの設備号機を選択決定
する事が出来る。以上に、説明した処理を、逐次行い、
被加工物体を加工処理することを繰り返す。
【0056】図9は、本発明に係る生産制御装置1を使
用した生産制御方法の1具体例を示したフローチャート
である。図9に示す本発明の具体例においては、図8に
示すステップ(806)以前の工程は同一であり、該図
8に示すステップ(806)以降の工程が、異なるもの
であるので、該図8に示すステップ(806)以降の工
程から説明をし、それ以前の工程の説明は省略する。図
9に於いて、ステップ(901)に於いて、該製品保管
棚110に保管されている所定の被加工物体の中で、あ
る設備群で加工処理待ちになっている被加工物体群の中
から、待ち時間が最大の被加工物体製品を選択し、その
被加工物体製品の優先処理レートを計算する(ステップ
901)。
【0057】前記、ステップで計算した優先処理レート
から、その被加工物体製品が、納期遵守が可能かどうか
をチェックする(ステップ902)。優先処理レートが
ある値(例えば1.3以上)以上ならば、当該被加工物
体の納期は、未だ余裕がある事が理解されるので、その
被加工物体製品が加工処理可能な設備号機を加工処理条
件記憶装置104から検索する(ステップ903)。次
に、検索した設備群の設備号機から、被加工物体製品に
関する作業状況記憶手段105を検索して、空き設備を
検索する(ステップ904)。
【0058】そして、当該空き設備の中で、所定の加工
処理時間が最大な設備を、加工処理条件記憶手段104
から検索して、その設備で所定の加工処理を行う(ステ
ップ905・906)。この判断は、当該被加工物体に
対する残存する加工処理工程に要する残りの実所要時間
は、遅くとも検索された時期迄に終了する事を確認する
ものである。
【0059】次に、該優先処理レートがある値未満(例
えば1.3未満)の場合は、前記の場合と同様に、加工
処理条件記憶手段104と、作業状況記憶手段105を
検索して、加工処理可能な空き設備を検索する(ステッ
プ907・908)。次に、当該空き設備の中で、加工
処理時間が最小時間の設備を、加工処理条件記憶手段1
04から検索して、所定の加工処理を開始する(ステッ
プ909・910)。
【0060】当該被加工物体に対する所定の加工処理が
開始された場合には、該被加工物体に関する、その後の
工程に関する加工処理設備を該加工処理工程フロー記憶
手段103、加工処理条件記憶手段104から検索する
(ステップ911)。次に、当該加工処理条件記憶手段
104に記憶されている所定の加工処理時間を用いて、
加工処理時間の短いものから順位をつける(ステップ9
12)。
【0061】その後、係る被加工物体に対するその後の
工程に於いて使用すべきそれぞれの設備号機に関する順
位が決定したら、その各設備号機の空き状況を検索し、
空いている設備の中で、最も加工処理時間等から見て優
先順位の高い空き設備を確保して、現在実行されている
加工処理工程が終了したらすぐに次の加工処理が実行出
来る様な状況を確保する(ステップ913・914)。
【0062】そして、ステップ913・914での操作
を当該被加工物体に対する加工処理が終了するまで行
い、その間に適宜、次工程で最短に処理可能な設備を確
保しておく作業を繰り返して実行する(ステップ91
5)。そして、当該加工処理が終了したら、前記ステッ
プで、確認しておいた別の設備群へ搬送して、そこで再
び当該優先処理レートのチェックが行われ、当該被加工
物体に関する該優先処理レートがまだ1.3未満なら
ば、上記したフローチャートを、その新しい設備で繰り
返し、必要な加工処理を行う。
【0063】以上のステップを繰り返すことで、本発明
に係る完成品としての加工物体の加工処理が行われる。
【0064】
【発明の効果】本発明の効果としては、被加工物体を加
工処理する場合の当該加工処理順位を、実加工処理時間
から求めたリアルタイムな標準処理時間と、残り加工処
理工程、納期を考慮した優先処理レートをもとに、優先
度を決定し、これに基づいて当該被加工物体に対する加
工処理経路の選択を行うことで、オペレータの経験や勘
の介入のない生産制御方法が可能になる。
【0065】加えて、本発明に於いては、従来の様なシ
ミュレーション技術の様に、結果を得るのに長時間を必
要とせず、また、曖昧な予測結果をもとに処理手順を設
定するのでなく、随時に、正確な結果を得ることが可能
になるため、フレキシブルで適切な優先度の変更が可能
になり、その効果として、納期遵守率を向上させかつ、
効率の良い生産が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る生産制御装置の1具体例
の構成を示すブロックダイアグラムである。
【図2】図2は、本発明に於いて使用される加工処理工
程フロー記憶手段の1具体例の構成を示すブロックダイ
アグラムである。
【図3】図3は、本発明に於いて使用される加工処理条
件記憶手段の1具体例の構成を示すブロックダイアグラ
ムである。
【図4】図4は、本発明に於いて使用される作業状況記
憶手段の1具体例の構成を示すブロックダイアグラムで
ある。
【図5】図5は、本発明に於いて使用される加工処理履
歴データ記憶手段の1具体例の構成を示すブロックダイ
アグラムである。
【図6】図6は、本発明に於ける生産制御方法の1具体
例に於ける操作手順を説明するフローチャートである。
【図7】図7は、本発明に於ける生産制御方法に於いて
使用される実加工処理時間算出手段の1具体例に於ける
操作手順を説明するフローチャートである。
【図8】図8は、本発明に於ける生産制御方法に於いて
使用される加工処理経路決定手段の1具体例に於ける操
作手順を説明するフローチャートである。
【図9】図9は、本発明の第2実施例のに於ける生産制
御方法に於いて使用される加工処理経路決定手段の1具
体例に於ける操作手順を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…生産制御装置 101…中央演算処理装置 102…入力装置 103…加工処理工程フロー記憶手段 104…加工処理条件記憶手段 105…作業状況記憶手段 106…実加工処理時間算出手段 107…ネットワーク 108…製造ライン 109…設備群、設備号機 110…製品保管棚 111…搬送装置 112…加工処理経路決定手段 113…加工処理履歴データ記憶手段 114…納期記憶手段 115…平均値演算手段 116…データ更新手段 117…優先度演算モジュール 118…納期残存時間演算手段 119…残存加工処理時間演算手段 120…レート演算手段 121…タイマー手段 122…実処理時間演算モジュール

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物体を複数の異なる加工処理工程
    を所定のフローに従って通過させる事により所定の加工
    物体を製造する方法に於いて、当該被加工物体の各加工
    処理工程に於ける加工処理状況を記憶する作業状況記憶
    手段と、当該加工物体の納期を記憶する納期記憶手段
    と、当該被加工物体の各加工処理工程に於ける当該加工
    処理操作開始時刻および加工処理操作終了時刻を取得す
    るタイマー手段と、各被加工物体の加工処理フローを記
    憶する処理工程フロー記憶手段とそれぞれの各工程に於
    ける加工処理条件を記憶する加工処理条件記憶手段とを
    有し、当該各手段で取得した、該加工処理操作開始時刻
    および加工処理操作終了時刻に関する情報から、当該被
    加工物体に対する所定の加工処理工程に於ける実加工処
    理時間を逐次的に演算して、該実加工処理時間を求め、
    該実加工処理時間に関するデータを履歴データとして所
    定の加工処理履歴データ記憶手段に記憶させると共に、
    該履歴データから当該加工処理工程に於ける最新の基準
    加工処理時間を逐次的に算出し、該基準加工処理時間に
    関するデータから、当該被加工物体に関して残存する加
    工処理工程、納期、及び残存する各加工処理工程に於け
    る実加工処理時間を勘案して当該被加工物体に対する加
    工処理経路を決定する事を特徴とする生産制御方法。
  2. 【請求項2】 該基準加工処理時間に関するデータか
    ら、当該被加工物体に対する残存する加工処理工程、納
    期、及び残存する各加工処理工程に於ける実加工処理時
    間を勘案して当該被加工物体に対する加工処理優先レー
    トを求め、該優先レートのデータに従って当該被加工物
    体に対する加工処理経路を変更する事を特徴とする請求
    項1に記載の生産制御方法。
  3. 【請求項3】 該基準加工処理時間は、該加工処理履歴
    データ記憶手段に記憶されている該実加工処理時間に関
    する履歴データから求められた平均値である事を特徴と
    する請求項1及び2に記載の生産制御方法。
  4. 【請求項4】 加工処理条件記憶手段に記憶されている
    該加工処理条件を、算出された該基準加工処理時間によ
    り逐次的に更新させる事を特徴とする請求項1乃至3の
    何れかに記載の生産制御方法。
  5. 【請求項5】 当該被加工物体に対する加工処理優先レ
    ートが小さい場合には、各加工処理工程に於けるそれぞ
    れの加工処理時間の総計が最短となる様な加工処理経路
    が選択される様に構成されている事を特徴とする請求項
    1乃至4の何れかに記載の生産制御方法。
  6. 【請求項6】 被加工物体を複数の異なる処理工程を所
    定のフローに従って通過させる事により所定の加工物体
    を製造する方法に於いて、該所定の加工物体を製造する
    手段を制御する制御装置は、当該処理工程フロー記憶手
    段、該各加工処理工程に於けるそれぞれの加工処理条件
    を記憶する加工処理条件記憶手段、当該被加工物体の作
    業状況を記憶する作業状況記憶手段、当該加工物体に対
    する納期を記憶する納期記憶手段、各加工処理工程のそ
    れぞれに於ける当該被加工物体に対する現時点での実所
    要加工処理時間を逐次的に算出する実加工処理時間算出
    手段、該実加工処理時間算出手段から出力される情報を
    記憶する加工処理履歴データ記憶手段、前記各手段から
    の情報に基づいて、当該被加工製品に関する残存する各
    加工処理工程の加工処理経路を決定する加工処理経路決
    定手段及び上記各手段を制御する中央演算処理手段とを
    有している事を特徴とする生産制御装置。
  7. 【請求項7】 該実加工処理時間算出手段は、所定の加
    工処理工程の開始時刻と終了時刻とを記憶するタイマー
    手段と、該タイマー手段の記憶情報に基づいて、該実加
    工処理時間を算出する実加工処理時間演算モジュールと
    を有している事を特徴とする請求項6記載の生産制御装
    置。
  8. 【請求項8】 該制御装置は、更に該加工処理履歴デー
    タ記憶手段に記憶されている実加工処理時間に関するデ
    ータから、所定の加工処理工程に於ける加工処理時間の
    平均値を算出する為の実加工処理時間平均値算出手段を
    有している事を特徴とする請求項6記載の生産制御装
    置。
  9. 【請求項9】 該制御装置は、更に該実加工処理時間平
    均値算出手段から出力される情報に基づいて該処理条件
    記憶手段に於ける当該所定の加工処理工程に於ける実加
    工処理時間を更新する実加工処理時間更新手段を有して
    いる事を特徴とする請求項8記載の生産制御装置。
  10. 【請求項10】 該処理経路決定手段は、当該被加工物
    体が、現時点以後に加工処理を受ける複数の加工処理工
    程に付いての加工処理経路に対する優先度を決定する優
    先度演算モジュールを更に有している事を特徴とする請
    求項6記載の生産制御装置。
  11. 【請求項11】 該優先度演算モジュールは、少なくと
    も、当該被加工物体に関する現時点から納期日迄の残り
    時間を演算する納期残存時間演算手段、当該被加工物体
    に関する現時点以降に残存する各加工処理工程に要する
    時間の総和を演算する残存加工処理時間演算手段、及び
    該納期残存時間演算手段と該残存加工処理時間演算手段
    とから優先処理レートを算出するレート演算手段とが設
    けられている事を特徴とする請求項10記載の生産制御
    装置。
JP20557096A 1996-08-05 1996-08-05 生産制御方法及び生産制御装置 Expired - Lifetime JP2800795B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20557096A JP2800795B2 (ja) 1996-08-05 1996-08-05 生産制御方法及び生産制御装置
KR1019970037374A KR19980018384A (ko) 1996-08-05 1997-08-05 생산 제어방법 및 그 생산 제어장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20557096A JP2800795B2 (ja) 1996-08-05 1996-08-05 生産制御方法及び生産制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1050571A true JPH1050571A (ja) 1998-02-20
JP2800795B2 JP2800795B2 (ja) 1998-09-21

Family

ID=16509087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20557096A Expired - Lifetime JP2800795B2 (ja) 1996-08-05 1996-08-05 生産制御方法及び生産制御装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2800795B2 (ja)
KR (1) KR19980018384A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100303322B1 (ko) * 1999-05-20 2001-09-26 박종섭 반도체 라인 관리를 위한 통합 자동화 시스템 및 그 방법
JP2005148940A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Kawasaki Microelectronics Kk スケジューリング装置
JP2007157124A (ja) * 2005-11-09 2007-06-21 Kobe Steel Ltd スケジュール修正装置及びスケジュール修正プログラム、並びにスケジュール修正方法
JP2010113515A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Seiko Epson Corp 生産管理方法及び生産管理システム
JP2010170481A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Seiko Epson Corp 製造ラインの工程管理方法および工程管理システム
JP2011008512A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Mitsubishi Electric Corp 基準工期設定装置
CN112185868A (zh) * 2020-09-21 2021-01-05 常州科讯精密机械有限公司 花篮路径时间预判方法、程序系统、装置、服务器和系统
JP6929484B1 (ja) * 2020-08-18 2021-09-01 三菱電機株式会社 スケジューリング装置および学習装置
CN116394233A (zh) * 2023-01-12 2023-07-07 江苏启威星装备科技有限公司 机械臂控制方法、存储介质及电子设备

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100303322B1 (ko) * 1999-05-20 2001-09-26 박종섭 반도체 라인 관리를 위한 통합 자동화 시스템 및 그 방법
JP2005148940A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Kawasaki Microelectronics Kk スケジューリング装置
JP2007157124A (ja) * 2005-11-09 2007-06-21 Kobe Steel Ltd スケジュール修正装置及びスケジュール修正プログラム、並びにスケジュール修正方法
JP2010113515A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Seiko Epson Corp 生産管理方法及び生産管理システム
JP2010170481A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Seiko Epson Corp 製造ラインの工程管理方法および工程管理システム
JP2011008512A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Mitsubishi Electric Corp 基準工期設定装置
JP6929484B1 (ja) * 2020-08-18 2021-09-01 三菱電機株式会社 スケジューリング装置および学習装置
WO2022038672A1 (ja) * 2020-08-18 2022-02-24 三菱電機株式会社 スケジューリング装置および学習装置
CN112185868A (zh) * 2020-09-21 2021-01-05 常州科讯精密机械有限公司 花篮路径时间预判方法、程序系统、装置、服务器和系统
CN112185868B (zh) * 2020-09-21 2024-03-15 常州科讯精密机械有限公司 花篮路径时间预判方法、程序系统、装置、服务器和系统
CN116394233A (zh) * 2023-01-12 2023-07-07 江苏启威星装备科技有限公司 机械臂控制方法、存储介质及电子设备
CN116394233B (zh) * 2023-01-12 2024-03-19 江苏启威星装备科技有限公司 机械臂控制方法、存储介质及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2800795B2 (ja) 1998-09-21
KR19980018384A (ko) 1998-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6434440B1 (en) Production estimate management system
KR100275639B1 (ko) 설비 그룹의 버퍼 용량을 고려하여 설비 그룹의 각 설비의 작업 개시를 제어할 수 있는 생산 제어 장치
US7477958B2 (en) Method of release and product flow management for a manufacturing facility
JPH09153090A (ja) 加工工程生産計画立案方法及び装置
US20070117230A1 (en) Computer readable storage medium for work-in-process schedules
JP2800795B2 (ja) 生産制御方法及び生産制御装置
JP3169001B2 (ja) ロット搬送制御システム及びその搬送制御方法ならびに搬送制御プログラムを格納した記憶媒体
US6678566B2 (en) Backup control system (BCS) for optimizing utilization of multiple fabrication facilities
JP2739858B2 (ja) 生産制御システム及びその装置
JPH05314143A (ja) バッチプラントにおける製品生産計画方式
JP3832235B2 (ja) 生産制御方法
JPH0786112A (ja) 生産管理方法
JP2973884B2 (ja) 生産制御装置
JPH0561507A (ja) ジヨブシヨツプ生産管理システム
JP2569081B2 (ja) 生産制御装置
JPH11188580A (ja) ワークの加工方法
JP2839010B2 (ja) 生産制御方法及び装置
JPH11170144A (ja) 半導体製造システム
JPH08215994A (ja) スケジューラ支援システムおよびスケジューラ支援方法
EP4053657A1 (en) Method for allocating resources to machines of a production facility
JP3246461B2 (ja) レチクル搬送制御方法
JPH04268667A (ja) 生産管理システム
JPH11184925A (ja) 製造工程の管理方法及びそれに使用される管理装置
JP2702469B2 (ja) 半導体ウェーハの生産方法
JPH09326337A (ja) 半導体ウェハの製造方法および工程管理システム