JPH1047802A - 冷凍機の容量制御装置 - Google Patents

冷凍機の容量制御装置

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JPH1047802A
JPH1047802A JP22318696A JP22318696A JPH1047802A JP H1047802 A JPH1047802 A JP H1047802A JP 22318696 A JP22318696 A JP 22318696A JP 22318696 A JP22318696 A JP 22318696A JP H1047802 A JPH1047802 A JP H1047802A
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JP
Japan
Prior art keywords
refrigerator
capacity
gas pressure
refrigerating machine
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP22318696A
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English (en)
Inventor
Mutsumi Honma
睦 本間
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Fukushima Galilei Co Ltd
Original Assignee
Fukushima Industries Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容量の制御機能を備えた1つの冷凍機10か
ら伸びる配管12を介して複数のショーケース14に冷
媒を送り、各ショーケース14毎に個別の温度制御を可
能とした冷凍冷却システムにおいて、冷凍機10の発停
回数を減少するなど的確な容量制御を可能とし、消費エ
ネルギーの無駄を排除するとともに、各ショーケース1
4における温度制御も追従性よく行える様にする。 【解決手段】 冷凍機10に対する負荷の増減に関する
情報、特に冷媒の供給時期を規制する電磁弁20のオン
オフ情報を利用し、冷凍機10の吸入ガス圧を一定にす
る方向の容量制御を行う。電磁弁20のオンオフ情報
は、電磁弁20に流れる総電流値の変化を測定し、何台
の電磁弁20がオンしているかを知るとともに、別に測
定した吸入ガス圧との相関関係を利用し、冷凍機容量の
増減割合を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、容量制御機能を
備えた冷凍機の制御装置であって、特に複数台のショー
ケースを同時に冷却可能とする冷凍機の容量制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数台の圧縮機を備えるとともに
オンさせる圧縮機の数を増減させることにより、あるい
は1台の圧縮機における回転速度を変化させることによ
り、容量の制御機能を備えた冷凍機が各種提供されてい
る。
【0003】通常この種の冷凍機は、1または複数の冷
却室に対して1台の冷凍機を備えるとともに、例えば冷
凍機としての能力を2段階に切り換えることにより、冷
蔵運転と冷凍運転とを択一的に切り換え可能とするな
ど、冷凍機としての冷凍能力の違いを積極的に利用した
容量制御が一般的である。
【0004】これに対し、1台の冷凍機から複数台のシ
ョーケースに対して共通の配管を通じて冷媒を供給した
際、冷凍機における吸入ガス圧から各ショーケースに備
えた蒸発器に供給される冷媒温度が推測されることを利
用し、この吸入ガス圧が一定に維持される様な容量制御
を行うことにより、冷凍機の冷却能力を効率良く使用す
ることも行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した吸入
ガス圧を利用した冷凍機の容量制御は、季節変化など運
転環境の変化に応じた再調整を必要とするなど、必要且
つ十分な制御を達成することが難しいことが知られる。
かかる不都合に対し、外気温度の変化に対応して設定ガ
ス圧を自動調整するものも提案されているが、依然とし
て的確な自動制御は難しい。
【0006】上記した問題に鑑みて本発明者は研究を行
った結果、冷凍機に対する負荷が変化すると、所定の時
間遅れをもって吸入ガス圧も影響を受けることを知見し
た。すなわち、従来は1台の冷凍機が受け持つショーケ
ースが少数でしかも配管が短く、負荷変動に起因する吸
入ガス圧の変動はその変動を抑える方向の容量制御を行
うことによって抑制される。
【0007】しかしながら近年における大規模スーパー
に見られる様に、1台の冷凍機が受け持つショーケース
の数が大幅に増大するとともに配管の総延長距離も無視
できないくらい長くなった結果、単に吸入ガス圧を知っ
て容量制御するのでは不足で、負荷側の情報を利用して
冷凍機の制御を行わない限り、的確な容量制御は行えな
いのである。
【0008】本発明は上記した知見に基づいてなされた
ものであって、冷凍機に対する負荷の増減に関する情
報、特に冷媒の供給時期を規制する電磁弁のオンオフ情
報を利用して冷凍機の容量制御を行うことにより、冷凍
機の発停回数を減少するなど的確な容量制御を可能と
し、消費エネルギーの無駄を排除するとともに、各ショ
ーケースにおける温度制御も追従性よく行える冷凍機の
容量制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる容量制御
装置24は、図1にその全体的な構成を概略的に示す如
く、容量の制御機能を備えた1つの冷凍機10から伸び
る配管12を介して複数のショーケース14に冷媒を送
り、各ショーケース14毎に個別の温度制御を可能とし
た冷凍冷却システムに適用されるものである。
【0010】更に、上記ショーケース14の冷却状態を
検出する手段16と、冷凍機10の吸入ガス圧力を検出
する手段18とを備え、上記冷却状態の検出手段16か
ら出力される信号入力に対応して、上記吸入ガス圧力を
設定値に維持する方向の容量制御動作を行うことを特徴
とする。
【0011】なお上記した冷却状態の検出手段16は、
図2および図3に例示するごとく、各ショーケース14
に伸びる配管12中に介装した電磁弁20に供給する総
電流量を検出するものであることが好ましい。更に、上
記した冷却状態の検出手段16で検出された総電流量ま
たはその増加割合が大きく、且つ、吸入ガス圧力の検出
手段18で検出された圧力またはその増加割合が設定値
より大きいほど冷凍機10の容量をより大きく増大さ
せ、上記した冷却状態の検出手段16で検出された総電
流量またはその増加割合が小さく、且つ、吸入ガス圧力
の検出手段18で検出された圧力またはその減少割合が
設定値より大きいほど冷凍機10の容量をより大きく減
少させる制御を行うことが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を、マーケットなどに
配設される複数台のショーケースに対し、それらとは別
置した冷凍機から配管を通じて冷媒を供給する冷凍冷却
システムに実施した一例を示すがこれに限らず、冷凍機
から冷媒を供給する対象は適宜変更して実施できること
は勿論である。また本発明は、ショーケースの台数が多
くまた冷媒を供給する配管が長い場合により有効である
が、それらの多少あるいは長短が限定されるものでもな
い。またシステム全体としての基本的な構成は従来と略
同様であるため、本発明と関係する部分の説明のみにと
どめ、詳細な説明は省略している。
【0013】本発明が実施される冷凍冷却システムは、
図2にその全体的な構成を示すごとく、複数台のショー
ケース14と、1台の冷凍機10と、その冷凍機10と
各ショーケース14間を並列に接続する配管12と、冷
凍機10の容量を制御するための容量制御装置24とか
ら構成される。
【0014】各ショーケース14は、従来と略同様に、
その前面側が解放されたあるいは開閉自在に閉じられた
冷却室26と、その冷却室26内の適所に配設された蒸
発器28と、冷凍機10から蒸発器28に伸びる配管1
2上に介装された電磁弁20と、電磁弁20の開閉時期
を規制する温度制御装置22とから構成される。
【0015】温度制御装置22は、冷却室26内の適所
に温度センサ30を備え、温度センサ30の検出値が設
定温度を超えると電磁弁20を開き、設定温度を下回る
と電磁弁20を閉じる制御を行うことにより、冷却室2
6内を設定温度に維持する温度制御動作が行われる。
【0016】冷凍機10は、例えば容量の異なる圧縮機
を複数台備え、オンさせる圧縮機を適宜組み合わせるこ
とにより、全ての圧縮機が停止した出力ゼロの状態か
ら、全ての圧縮機が作動したフル出力状態まで、その出
力容量を変更できる。本実施例にあっては更に各圧縮機
の回転速度制御が行われ、その結果、冷凍機10の容量
は出力ゼロの状態から出力最大の状態まで、無段階で容
量制御が行われる様に構成している。
【0017】本発明は上記した構成にあって、冷凍機1
0の容量制御を可能とする容量制御装置24の構成にそ
の特徴を有する。容量制御装置24は、例えばマイクロ
プロセッサを利用してプログラムでその制御動作が規制
されるものであって、図3に示す各手段が擬似的に構成
される様にしている。
【0018】すなわち、電磁弁20のソレノイド32に
供給される電流値から電磁弁20のオン数を検出する電
流検出部34と、冷凍機10における入力側のガス圧を
検出するガス圧検出部36と、両検出部34・36から
出力される信号c・dをデータテーブル38に予め記憶
した比較データAと照合し、所定の条件に対応した信号
eを出力する演算部40と、演算部40から出力される
信号eに対応した大きさの制御信号fを冷凍機10に向
けて出力する冷凍機制御部42とから構成される。
【0019】ここで電流検出部34は、制御すべき全シ
ョーケース14に備えた電磁弁20のソレノイド32に
対する通電回路を並列接続し、同一電源から駆動電流が
供給される様に構成するとともに、その共通回路に流れ
る電流値を電流センサ44で検出することにより、その
電流値の大小に対応してオンしている電磁弁20の数を
間接的に検知できる様にしている。更にこの電磁弁20
のオン数の変化は経時的に記録され、その変化が上昇傾
向にあるのか下降傾向にあるのか、およびその変化割合
を連続的にあるいは所定時間間隔で検出可能とする。
【0020】ガス圧検出部36は、ショーケース14側
から冷凍機10に戻る配管12中で、冷凍機10の入力
側に接近した位置におけるガス圧力を圧力センサ46で
検出して経時的に記録するものであって、吸入ガス圧力
の絶対値と変化割合が連続的にあるいは所定時間間隔で
検出される。
【0021】演算部40は、上記した電流検出部34と
ガス圧検出部36から出力される検出信号a・bを入力
とし、更に両者は個別に設定値と比較される。本実施例
にあっては、図4および図5に示すごとく、両検出部3
4・36から出力される信号c・dと比較される設定値
を5段階に設定し、それらが何れの段階にあるのかを判
定する。
【0022】更に演算部40では、判定された各段階を
図4および図5に例示するデータテーブル38の表にあ
てはめ、冷凍機10の容量の制御情報Aを取得する。こ
の制御情報Aは、現在の冷凍機容量をそのまま維持する
状態を中心とし、それから冷凍機10の容量をどの様に
増減するかを決定するものである。本実施例にあって
は、容量制御を上下それぞれ2段階とし、それに対応し
た制御信号fを冷凍機制御部42に送る。
【0023】冷凍機制御部42は、演算部40から送ら
れる制御信号fに基づき、冷凍機10の容量を現在値に
そのまま維持し、あるいは指定された設定割合で増加あ
るいは減少させる制御を行う。なお、冷凍機10の容量
制御を上下2段階で段階的に行う例を示したがこれに限
らず、その制御段数増減できるものであり、無段階で増
減させてもよい。また図4および図5の関係および設定
値は、単なる例示であって、適用するシステムに応じて
適宜に変更されるものである。
【0024】また演算部40では、図4または図5に示
す関係の内の何れか一方のみを利用して冷凍機10の容
量制御をすることも可能であるし、何れか一方の基準に
基づいた制御を行いながら、他方の基準による判定結果
を加味した容量制御を行うこともできる。
【0025】更にまた、電磁弁20に流れる総電流量を
検出して負荷状態を判定するのに代えて、個々のショー
ケース14における電磁弁20のオン時期の様な動作情
報を取得し、その情報を演算部40に対する入力信号と
することも可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記の如く、冷凍機10に対す
る負荷の増減に関する情報、特に冷媒の供給時期を規制
する電磁弁20のオンオフ情報を利用して冷凍機10の
容量制御を行うことにより、冷凍機10の発停回数を減
少するなど的確な制御を可能とし、消費エネルギーの無
駄を排除するとともに、各ショーケース14における温
度制御が追従性よく行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を示す概略図である。
【図2】本発明の全体的な構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明にかかる容量制御装置の一例を示すブロ
ック図である。
【図4】容量制御装置における制御例を示す説明図であ
って、検出された絶対値に基づいて容量制御をする場合
を示す。
【図5】容量制御装置における制御例を示す説明図であ
って、検出された変化割合に基づいて容量制御をする例
を示す。
【符号の説明】
10 冷凍機 12 配管 14 ショーケース 16 冷却状態検出手段 18 ガス圧力検出手段 20 電磁弁 22 温度制御装置 24 容量制御装置 26 冷却室 28 蒸発器 30 温度センサ 32 ソレノイド 34 電流検出部 36 ガス圧検出部 38 データテーブル 40 演算部 42 冷凍機制御部 44 電流センサ 46 圧力センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容量の制御機能を備えた1つの冷凍機
    (10)から伸びる配管(12)を介して複数のショー
    ケース(14)に冷媒を送り、各ショーケース(14)
    毎に個別の温度制御を可能とした冷凍冷却システムにお
    いて、 上記ショーケース(14)の冷却状態を検出する手段
    (16)と、 冷凍機(10)の吸入ガス圧力を検出する手段(18)
    とを備え、 上記冷却状態の検出手段(16)から出力される信号入
    力に対応して、上記吸入ガス圧力を設定値に維持する方
    向の容量制御動作を行うことを特徴とする冷凍機の容量
    制御装置。
  2. 【請求項2】 上記した冷却状態の検出手段(16)
    は、 各ショーケース(14)に伸びる配管(12)中に介装
    した電磁弁(20)に供給する総電流量を検出するもの
    である請求項1記載の容量制御装置。
  3. 【請求項3】 上記した冷却状態の検出手段(16)で
    検出された総電流量またはその増加割合が大きく、且
    つ、吸入ガス圧力の検出手段(18)で検出された圧力
    またはその増加割合が設定値より大きいほど冷凍機(1
    0)の容量をより大きく増大させ、 上記した冷却状態の検出手段(16)で検出された総電
    流量またはその増加割合が小さく、且つ、吸入ガス圧力
    の検出手段(18)で検出された圧力またはその減少割
    合が設定値より大きいほど冷凍機(10)の容量をより
    大きく減少させる制御を行う請求項2記載の容量制御装
    置。
JP22318696A 1996-08-05 1996-08-05 冷凍機の容量制御装置 Pending JPH1047802A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023160779A1 (en) * 2022-02-23 2023-08-31 Electrolux Appliances Aktiebolag Refrigerator and method for controlling the temperature thereof

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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