JPH104594A - データ通信方式 - Google Patents

データ通信方式

Info

Publication number
JPH104594A
JPH104594A JP8154306A JP15430696A JPH104594A JP H104594 A JPH104594 A JP H104594A JP 8154306 A JP8154306 A JP 8154306A JP 15430696 A JP15430696 A JP 15430696A JP H104594 A JPH104594 A JP H104594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
terminal
data communication
transmitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8154306A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Suda
耕司 須田
Takekazu Katou
丈和 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP8154306A priority Critical patent/JPH104594A/ja
Publication of JPH104594A publication Critical patent/JPH104594A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆網とインタフェースする専用線を介した
データ通信においてデータチャネル以外の信号チャネル
が排除でき、かつ、データ通信が時分割多重化できるデ
ータ通信方式を提供することである。 【解決手段】 デジタル専用線の64kbps帯域デー
タチャネルにITU−T勧告V.110のレートアダプ
テーション方式を適用し、公衆網にインタフェースする
公衆モデム1で受けるER信号を検出中ではCI信号を
選択する一方、ER信号の検出なしの間はCD信号を選
択して送出する選択回路11と、端末5側で選択回路1
1の出力信号を、ER信号を送出中ではCI信号入力端
子への入力を遮断するCIゲート回路12と、DR信号
が無入力の間ではCD信号入力端子への入力を遮断する
CDゲート回路13とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆網とデータ端
末との間を接続するデジタル専用線網に適用するデータ
通信方式に関し、特に、公衆網とインタフェースする専
用線を介したデータ通信においてデータチャネル以外の
信号チャネルが排除でき、かつ、データ通信が時分割多
重化できるデータ通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、この種のデータ通信方式の標準的
な構成では、図4(A)に示されるように、公衆網を終
端する公衆モデム(変復調器)41は中継装置42、デ
ジタル専用線43、および、中継装置44を介して端末
45と接続しており、公衆モデム41と端末45との間
は、ISDNプロトコルに基づいて、公衆モデム41か
ら端末45へ伝送される信号として、CI(被呼表
示)、DR(データセットレディ)、CD(キャリア検
出)、RD(受信データ)、およびCS(送信可)、ま
た、端末45から公衆モデム41へ伝送される信号とし
てER(データ端末レディ)、RS(送信要求)、およ
びSD(送信データ)それぞれの信号があり、各信号線
により送受される。
【0003】また、デジタル専用線43では、公衆モデ
ム41から端末45へのチャネルにCI信号のためのI
(表示)線と、その他の信号を運ぶデータチャネル(6
4kbps)となるR(受け)線とがあり、端末45か
ら公衆モデム41へのチャネルにC(制御)線と、上記
信号を運ぶデータチャネル(64kbps)となるT
(送り)線とがある。
【0004】端末45がホストコンピュータの場合には
この中継方式であるが、端末45が電話機またはデータ
端末の場合には中継装置44との間には通常、電子構内
交換機が配備され、発着信の際には電子構内交換機の時
分割スイッチによりRD信号およびSD信号のためのデ
ータチャネルが接続され、データチャネルが確立した
後、上記各信号はこのデータチャネル上で伝送される。
【0005】次に、図4(A)に図4(B)のタイムチ
ャートを併せ参照し動作手順について説明する。
【0006】まず、公衆モデム41は、公衆網からトー
ンリンガを受けた際に、CI信号を“ON”にして送出
し、このCI信号は中継装置42によりI線を介して中
継装置44へ送られ、中継装置44からCI線で端末4
5側へ送られる。端末45の前に電子構内交換機が配置
されている場合、電子構内交換機はI線を取り込み、C
I信号“ON”を受けて着呼処理をしCI信号“ON”
を端末45へ送る。
【0007】端末45は、CI信号“ON”を受けた
際、ER信号を“ON”にして送出する。ER信号は端
末側から確立されたデータチャネル(T線)を介して電
子構内交換機を通過し公衆モデム41へ送られる。公衆
モデム41はER信号“ON”を受けた際、CI信号を
“OFF”、DR信号を“ON”にして送出する。DR
信号は公衆モデム41から確立されたデータチャネル
(R線)を介して電子構内交換機を通過し端末側へ送ら
れる。
【0008】端末45は、DR信号“ON”により発信
側でデータの送出準備が完了したことを知り、受信デー
タ(RD信号)を待つ。公衆モデム41は、発信側の公
衆網からのキャリアを検出した際にCD信号を“ON”
として端末側へ送り、続いて受ける受信データ(RD信
号)を端末側へ送出する。端末45は、CD信号が“O
N”の間、RD信号を取り込む。
【0009】このようにデータチャネルが確立した状態
で端末45からデータを送信する場合、端末45がRS
信号を“ON”にして公衆モデム41へ送る。公衆モデ
ム41は公衆網へキャリア信号を送ると共に、接続先の
公衆モデムでCD信号を〃ON”にするタイミングを見
計らって、CS信号を“ON”にする。端末45はCS
信号“ON”を受けて送信データ(SD信号)を送出す
る。
【0010】通信終了の際は、端末45のER信号が
“OFF”になることによりこれを受けた公衆モデム4
1はDR信号を“OFF”にして動作を終了する。
【0011】この標準的な構成でCI信号を伝送しよう
とした場合、デジタル専用線網にデータ伝送のためのチ
ャネル64kbps以外に制御信号用のI(表示)線お
よびC(制御)線を必要とするなど、別チャネルの必要
があり、または、伝送速度を上げる必要があるという問
題点がある。
【0012】また、別の専用線における伝送では、デー
タがステータスビットおよびフレームビットを一つのフ
レームに組み込んで時分割多重されると共に、その他の
制御信号、例えば、RS信号、DR信号、CS信号、お
よびCI信号は別のエンベロープを構成しており、この
場合も、別チャネルを用いているという上記同様の問題
点がある。
【0013】この問題点を解決するために、多重化効率
の向上についての技術が、例えば、特開平1−2275
40号公報に記載されている。
【0014】ここに記載されているデータ通信方式で
は、フレームビットと、このフレームビットに続くデー
タと、このデータに続くステータスビットによってエン
ベロープを構成し、そのエンベロープを1フレームとし
て端末からデジタル専用線に前記データの時分割伝送を
行なうデジタル伝送方式において、前記エンベロープの
所定個N(Nは2以上の整数)によってマルチフレーム
を組み、前記エンベロープに必要な制御信号を前記エン
ベロープ中のステータスビットを使用してマルチフレー
ム単位で伝送している。
【0015】すなわち、この例では、8エンベロープ
(8フレーム)でマルチフレームを構成し、そのうちの
一つのフレームのエンベロープのステータスビットでR
S信号の“ON/OFF”変化の極性を表わし、3つの
フレームのエンベロープのステータスビットで8フレー
ムのエンベロープ中のどのエンベロープのデータに対応
してRS信号の極性変化が発生したかを表わし、残りの
フレームのエンベロープのステータスビットにはDR信
号、CS信号、およびCI信号の極性を表している。
【0016】ここで、送信側または受信側で8フレーム
のどのエンベロープのステータスビットに上記情報が挿
入しているか決めておくことにより、マルチフレームの
エンコード/デコードを行なう回路により、データと制
御信号とを多重・分離してデータチャネル上に整合し、
データ通信が実現される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
通信方式の公開公報に記載された方式では、複数の連続
したフレームで一つのマルチフレームを構成し、ISD
Nのプロトコルを適用した場合、一つのBチャネル(6
4kbps)にデータと制御信号とを多重化して多重化
効率を向上させているが、一つのBチャネル(64kb
ps)帯域内で複数のチャネルを時分割多重してデータ
通信することはできないという問題点がある。
【0018】本発明の課題は、公衆網とインタフェース
する専用線を介したデータ通信においてデータチャネル
以外の信号チャネル(制御チャネル)が排除でき、か
つ、データ通信が時分割多重化できるデータ通信方式を
提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明によるデータ通信
方式は、公衆網とデータ端末との間を接続するデジタル
専用線網に適用するデータ通信方式において、デジタル
専用線のデータチャネルとは別の信号チャネルで伝送さ
れる信号を、互いに伝送されないタイミングで前記デー
タチャネル内で伝送される信号と切り替える切替え手段
を備え、デジタル専用線をデータチャネルのみで構成し
ている。
【0020】この具体的な構成は、ISDNのプロトコ
ルにより公衆網とインタフェースする公衆モデムと端末
との間に接続される前記デジタル専用線の64kbps
帯域データチャネルにITU−T勧告V.110のレー
トアダプテーション方式を適用し、このレートアダプテ
ーション方式により伝送されないCI(被呼表示)信号
を、レートアダプテーション方式により伝送されるCD
(キャリア検出)信号と切り替えて64kbps帯域デ
ータチャネル内で伝送する切替え手段を備えている。
【0021】前記切替え手段は、前記公衆網にインタフ
ェースする公衆モデムで受けるER(データ端末レデ
ィ)信号の検出なし(OFF)の間ではCI信号を選択
する一方、ER信号を検出(ON)中ではCD信号を選
択して送出する選択回路と、前記端末側で前記選択回路
の出力信号を、ER信号を送出(ON)中ではCI信号
入力端子への入力を遮断するCIゲート回路と、DR
(データセットレディ)信号が無入力(OFF)の間で
はCD信号入力端子への入力を遮断するCDゲート回路
とを備えている。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0023】図1は本発明の実施の一形態を示す中継方
式図である。図1(A)に示されたデータ通信方式で
は、公衆網を終端する公衆モデム1が中継装置2、デジ
タル専用線網3、および中継装置4を介して端末5に接
続される従来の構成に、選択回路11、CIゲート回路
12およびCDゲート回路13が追加されているものと
する。
【0024】図1では、本発明に関する主要構成要素の
みが示されており、信号のレベル変換部、専用線とのイ
ンタフェース部などの伝送手段が省略されているが、こ
れらが実際に必要なのは勿論である。また、追加された
選択回路11、CIゲート回路12およびCDゲート回
路13は、伝送装置または電子構内交換機のいずれに組
み込まれてもよい。
【0025】選択回路11は、図1(B)に示されるよ
うに、公衆モデム1から送出されるCI−M 信号および
CD−M 信号の極性“ON/OFF”を受けると共に、
中継装置2から受けるER−M 信号を監視して、極性
“OFF”の場合にはCI−M信号を、また、極性“O
N”の場合にはCD−M 信号を、それぞれ選択して中継
装置2を介し、信号01としてデータチャネル内のCD
信号位置に挿入し、ディジタル専用線網3へ送出するも
のとする。
【0026】CIゲート回路12は、デジタル専用線網
3から受けたデータチャネル内のCD信号位置から信号
01を中継装置4を介して受けると共に、端末5から送
出されるER−T 信号を監視し、極性“OFF”の場合
には信号01を通過させる一方極性“ON”の場合には
信号01の通過を阻止するものとする。
【0027】また、CDゲート回路13は、デジタル専
用線網3から受けたデータチャネル内のCD信号位置か
ら信号01を中継装置4を介して受けると共に、端末5
から送出されるDR−T 信号を監視し、極性“OFF”
の場合には信号01を阻止する一方、極性“ON”の場
合には信号01を通過させるものとする。
【0028】ここで、図3を参照して、ISDNにおけ
るユーザ・網の基本インタフェースにおける“2B+
D”構造(B=64kbps,D=16kbps)に関
し、データ端末(DTE)31,35とデータ回線終端
装置(以後、DCEと呼ぶ)32,34との間をBチャ
ネル64kbps帯域で接続する際の、ITU−T勧告
V.110、RA(レートアダプテーション)について
説明する。このRAは、Bチャネル内にデータと共にC
I信号以外の信号を含むフレーム構成を確立する一つの
整合規約である。
【0029】図3(A)に示されるように、データ端末
31は、DCE32、ISDN33およびDCE34を
介してデータ端末35と接続されているものとする。I
SDN33において、データの伝送にはデータチャネル
としてのBチャネルが使用される。一方、Dチャネルは
共通信号チャネルとして呼制御に使用される。
【0030】RAによれば、図3(B)に示されるよう
に、データ端末31,35とDCE32,34との間の
信号は、CI信号を除いてBチャネルの一つのフレーム
構成に含まれている。CI信号はDチャネルを使用して
伝送される。
【0031】また、図3(A)に示されるように、デー
タ端末31から送出される送信データ(SD信号)はデ
ータ端末35では受信データ(RD信号)である。同様
に、送出されるER信号、RS信号それぞれはDR信
号、CD信号それぞれとして受けている。従って、図3
(B)に示されるように、送り側と受け側とそれぞれが
対応する信号は同一のビット位置を与えられている。C
S信号は、データ端末31,35が送出したRS信号を
受けたDCE32,34が、伝送路にキャリアを送出し
た後、所定時間後にデータ端末31,35へ返送され、
フレーム同期ビットとビット位置を共有している。
【0032】ITU−T勧告V.110のRAによれ
ば、1整合フレームを構成するビット列の80ビットを
1フレームの8ビット毎にデータ速度に応じて1ビッ
ト、2ビット、および4ビットずつに区切り、先頭フレ
ームから収容する。例えば、データ速度19.2kbp
sの場合、1フレーム8ビット中の半数の4ビットを占
有して64kbpsで伝送されるので、64kbpsの
半分の32kbps帯域で伝送されることになる。同様
に、1ビットずつの区切りの場合は1/8なので、8k
bps帯域で伝送が行なわれる。
【0033】一方、この整合フレームにおいても、送受
信データおよび制御信号の伝送は、図4(B)を参照し
て説明したような手順により動作する。
【0034】すなわち、CI信号の“ON”はER信号
およびDR信号の両者が“OFF”の場合に発生し、E
R信号およびDR信号の両者が“ON”に変化した際に
は切り替わって“OFF”になる。他方、CI信号と同
一方向のCD信号が“ON”になる受信データ(RD信
号)を伝送中では、ER信号およびDR信号の両者が
“ON”である。
【0035】本発明は、図1に示されるように、この関
係をCI信号とCD信号との切替えに利用している。
【0036】次に、図1に図2を併せ参照して、本発明
による信号の切替え動作手順について説明する。図2
は、タイミングの順序性を示しており、実際の所要時
間、遅延時間を表わすものではない。すなわち、実際の
ネットワークを含めたシステムに存在する遅延時間また
は各信号の時間軸方向の量(制御信号の制御手順にした
がう時間、規定時間等を含む)は表示されていない。こ
こで、説明を簡単明確にするため、各信号に、公衆モデ
ム1側では“−M ”、端末5側では“−T ”それぞれを
付加して示す。
【0037】まず、公衆モデム1に着信がある以前の状
態1はER信号およびDR信号共に“OFF”であり、
選択回路11の出力の信号01はCI−M 信号が選択さ
れている。一方、端末5側では、CIゲート回路12が
ゲートを開いて信号01をCI−T 信号として通過させ
ており、一方、CDゲート回路13はゲートを閉じてC
D−T 信号を“OFF”とする。
【0038】公衆モデム1は、トーンリンガを受けて着
信があった際にCI−M 信号を“ON”にする。CI−
M 信号“ON”は、選択回路11により選択されCIゲ
ート回路12を介して端末5に伝送され端末5でCI−
T 信号を“ON”にする。一方、端末5はCI−T 信号
“ON”を検出した際にER−T 信号を“ON”にす
る。このER−T 信号“ON”は、CIゲート回路12
のゲートを閉じてCI−T 信号を“OFF”にすると共
に、デジタル専用線網3を介して公衆モデム1のER−
M 信号を“ON”にして状態1を状態2へ移行させる。
【0039】このER信号“ON”およびDR信号“O
FF”である状態2では、CIゲート回路12およびC
Dゲート回路13は共にゲートを閉じているため、デジ
タル専用線網3の信号01は端末5のCI−T 信号およ
びCD−T 信号に反映されない。
【0040】公衆モデム1は、ER−M 信号“ON”を
受けた際、DR−M 信号を“ON”にすると共にCI−
M 信号を“OFF”とする。このDR−M 信号“ON”
は、デジタル専用線3を介して端末5のDR−T 信号を
“ON”にすると共に、選択回路11において、信号0
1としてCI−M 信号の代わりにCD−M 信号を選択し
て出力する。一方、端末5側ではCDゲート回路13が
DR−T 信号“ON”を受け、入力する信号01を端末
5へ通過させて状態2を状態3へ移行させる。
【0041】ER信号およびDR信号共に“ON”であ
る状態3では、CD−M 信号が選択回路11により選択
されて信号01としてデジタル専用線網3を介してCD
ゲート回路13を通過しており、この状態は通信が終了
するまで維持される。。従って、受信データ(RD信
号)の伝送の際に生じるCD−M 信号“ON”は端末5
でCD−T 信号“ON”として受けることができる。
【0042】通信が終了した際、端末5ではER−T 信
号が“OFF”となり、状態3は状態4へ移行する。こ
の状態4では、ER−T 信号“OFF”により、CIゲ
ート回路12はゲートを開くので、選択回路11により
選択されている信号01の“OFF”が通過して、端末
5はCD−T 信号と同じ信号01によるCI−T 信号
“OFF”を受ける。このような両者の透過状態でも、
実際にはこの間、いずれも“OFF”状態が続くので問
題はない。
【0043】一方、公衆モデム1側ではデジタル専用線
網3を介してER−M 信号が“OFF”になるので、選
択回路11はCD−M 信号の代わりにCI−M 信号を選
択して信号01とする。公衆モデム1は、ER−M 信号
“OFF”を受けてDR−M信号を“OFF”にする。
このDR−M 信号“OFF”は、デジタル専用線網3を
介して端末5のDR−T 信号を“OFF”にすると共
に、CDゲート回路13を閉じ、CD−T 信号を“OF
F”に固定する。この結果、ER信号およびDR信号共
に“OFF”である状態1に戻る。
【0044】一方、ITU−T勧告V.110のレート
アダプテーション(RA)方式を適用することは、前述
したように、32kbps帯域内または更に狭い帯域内
でのデータ通信を実現できるので、64kbps帯域の
Bチャネルにおいて多重化を可能としている。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、I
SDNのプロトコルにより公衆網とインタフェースする
公衆モデムと端末との間に接続されるデジタル専用線の
64kbps帯域データチャネルにITU−T勧告V.
110のレートアダプテーション方式を適用し、このレ
ートアダプテーション方式により伝送されないCI(被
呼表示)信号を、レートアダプテーション方式により伝
送されるCD(キャリア検出)信号と切り替えて64k
bps帯域データチャネル内で伝送する切替え手段を備
え、この切替え手段は、公衆網にインタフェースする公
衆モデムで受けるER信号を検出中ではCI信号を選択
する一方、ER信号の検出なしの間はCD信号を選択し
て送出する選択回路と、端末側で選択回路の出力信号
を、ER信号を送出中ではCI信号入力端子への入力を
遮断するCIゲート回路と、DR信号が無入力の間では
CD信号入力端子への入力を遮断するCDゲート回路と
を備えているデータ通信方式が得られる。
【0046】この構成によって、公衆網とインタフェー
スする専用線を介したデータ通信においてデータチャネ
ル以外の信号チャネル(制御チャネル)を排除すること
ができると共に、時分割多重化ができるデータ通信を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す中継方式接続図
(A)および信号状態図(B)である。
【図2】図1における主要信号の動作タイミングの一例
を示す波形図である。
【図3】ITU−T勧告V.110によるシステム構成
および信号接続の一例を示す説明図(A)および整合フ
レーム構成の一例を示す説明図(B)である。
【図4】従来の一例を示す中継方式接続図(A)および
主要信号のタイミングチャート(B)である。
【符号の説明】
1 公衆モデム 2、4 中継装置 3 デジタル専用線網 5 端末 11 選択回路 12 CIゲート回路 13 CDゲート回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆網とデータ端末との間を接続するデ
    ジタル専用線網に適用するデータ通信方式において、デ
    ジタル専用線のデータチャネルとは別の信号チャネルで
    伝送される信号を、互いに個別に伝送されるタイミング
    で、前記データチャネル内に伝送される所定の信号と切
    り替える切替え手段を備え、デジタル専用線をデータチ
    ャネルのみで構成することを特徴とするデータ通信方
    式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ISDNのプロトコ
    ルにより公衆網とインタフェースする公衆モデムと端末
    との間に接続される前記デジタル専用線の64kbps
    帯域データチャネルにITU−T勧告V.110のレー
    トアダプテーション方式を適用し、このレートアダプテ
    ーション方式により伝送されないCI(被呼表示)信号
    を、レートアダプテーション方式により伝送されるCD
    (キャリア検出)信号と切り替えて64kbps帯域デ
    ータチャネル内で伝送する切替え手段をを備えることを
    特徴とするデータ通信方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    切替え手段は、ITU−T勧告V.110に基づき、前
    記公衆網にインタフェースする公衆モデムで受けるER
    (データ端末レディ)信号の検出なし(OFF)の間は
    CI信号を選択する一方、ER信号を検出(ON)中で
    はCD信号を選択して送出する選択回路と、前記端末側
    で前記選択回路の出力信号を、ER信号を送出(ON)
    中ではCI信号入力端子への入力を遮断するCIゲート
    回路と、DR(データセットレディ)信号が無入力(O
    FF)の間ではCD信号入力端子への入力を遮断するC
    Dゲート回路とを備えることを特徴とするデータ通信方
    式。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3において、低速
    度のデータ通信を最大32kbps帯域により64kb
    ps帯域で多重化伝送することを特徴とするデータ通信
    方式。
JP8154306A 1996-06-14 1996-06-14 データ通信方式 Withdrawn JPH104594A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8154306A JPH104594A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 データ通信方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8154306A JPH104594A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 データ通信方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH104594A true JPH104594A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15581243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8154306A Withdrawn JPH104594A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 データ通信方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH104594A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5347516A (en) System for access from LAN to ISDN with means for changing between use of packet switch and line switch without interruption of data transmission
US6272358B1 (en) Vocoder by-pass for digital mobile-to-mobile calls
JP2680198B2 (ja) 音声ディジタル1リンク接続方式
US3862373A (en) Adaptive sampling rate time division multiplexer and method
US20010046259A1 (en) System and method for implementing an end-to-end error-correcting protocol in a voice band data relay system
US20030195011A1 (en) Method of transmitting data, in particular GSM data
JPH0652906B2 (ja) 分散形パケット交換装置
KR900006321B1 (ko) 회선 활성화 수순 제어 장치 및 방법
JPH0414910B2 (ja)
US6072794A (en) Digital trunk interface unit for use in remote access system
US5822328A (en) Frame synchronization mechanism for digital simultaneous voice/data modems
JPS6038064B2 (ja) 回線パケット複合交換方式
US3752933A (en) Bit regeneration for time division multiplexers
US3749841A (en) Time division multiplexing for telex signals
RU2239957C2 (ru) Способ, система и аппаратура для передачи кодированных сигналов связи
JPH104594A (ja) データ通信方式
Cisco Interface Commands
US5729578A (en) Data receiver for rearranging the frame pattern of data received
US6728309B1 (en) Method and apparatus for high speed data transmission over a four-wire subscriber line
JP2785935B2 (ja) 画像情報伝送装置
JPH0771086B2 (ja) バスインタ−フエイス回路
KR960009464B1 (ko) 상하향 종합정보통신망 기본 액세스용 채널의 프레임 맵핑/디맵핑 장치 및 방법
KR100212076B1 (ko) 영상전화기의 데이타 다중화 장치 및 방법
JPH01292991A (ja) Isdn端末アダプタ装置
JP2556163B2 (ja) Isdn加入者線の送信回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902