JPH10335592A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH10335592A
JPH10335592A JP14736697A JP14736697A JPH10335592A JP H10335592 A JPH10335592 A JP H10335592A JP 14736697 A JP14736697 A JP 14736697A JP 14736697 A JP14736697 A JP 14736697A JP H10335592 A JPH10335592 A JP H10335592A
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JP
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amorphous carbon
semiconductor device
manufacturing
wiring
insulating film
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Yoichi Ejiri
洋一 江尻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寄生容量が少なく、高周波特性に優れたイン
ダクター等を少ない工程数で形成できる半導体装置の製
造方法を提供する。 【解決手段】 導電体17の上面及び下面が絶縁膜1
1、19に接しており、該導電体17の相互間を中空と
する半導体装置の製造方法であって、該中空とする部分
にアモルファスカーボンを形成する工程と、該アモルフ
ァスカーボンの上に通気性のある絶縁膜19を形成する
工程と、該アモルファスカーボンを酸素雰囲気中で熱処
理を行うことにより、該アモルファスカーボンを除去す
る工程と、を具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インダクター、薄
膜インダクター、薄膜磁気ヘッドコイル等の電子部品、
基板上にインダクターを有する半導体装置の製造方法に
関する。特には、寄生容量が少なく、高周波特性に優れ
たインダクター等を少ない工程数で形成できる半導体装
置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インダクターは、電子回路技術的
に受動素子として多く使われている。また、最近では、
半導体基板上に形成した多層配線を利用してインダクタ
ーを構成し、OnChip 化する例が報告されている。た
だし、半導体チップ上に形成した場合は、限られたスペ
ースにおいてレイアウト(Layout )する必要性から、
寄生容量や直列抵抗を抑制することは困難で、高周波領
域において特性の低下が生じることが多かった。
【0003】この問題を解決するために、配線間、層
間、対基板間の寄生容量を低減する方法が報告されてい
る。しかし、この方法では、プロセスステップ数の大幅
な増加やデバイス構造の大幅な変更が必要となり、多く
の種類の半導体デバイスに適用するのは困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
半導体装置の製造方法では、半導体チップ上にインダク
ターを形成する場合、配線間、層間、対基板間の寄生容
量を低減する方法を用いると、プロセスステップ数が大
幅に増加してしまうという問題がある。
【0005】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、寄生容量が少なく、高周
波特性に優れたインダクター等を少ない工程数で形成で
きる半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1態様に係る半導体装置の製造方法は、
導電体の上面及び下面が絶縁膜に接しており、該導電体
の相互間を中空とする半導体装置の製造方法であって、
該中空とする部分にアモルファスカーボンを形成する工
程と、該アモルファスカーボンの上に通気性のある絶縁
膜を形成する工程と、該アモルファスカーボンを酸素雰
囲気中で熱処理を行うことにより、該アモルファスカー
ボンを除去する工程と、を具備することを特徴とする。
また、上記アモルファスカーボンを形成する工程の該ア
モルファスカーボンの形成方法が、スパッタによるもの
であることが好ましい。また、上記通気性のある絶縁膜
がスパッタにより堆積したシリコン酸化膜であることが
好ましい。また、上記導電体がインダクターを構成する
ものであることが好ましい。
【0007】第1態様に係る半導体装置の製造方法で
は、導電体の相互間にアモルファスカーボンを形成し、
このアモルファスカーボンを酸素雰囲気中で熱処理する
ことにより、アモルファスカーボンを酸素と反応させ、
二酸化炭素としてガス化し、その結果、アモルファスカ
ーボンを導電体の相互間から除去する。これにより、導
電体の相互間を空気(Air)によって絶縁した半導体装
置を形成できる。このように誘電体が空気の場合は、例
えば絶縁材をSiO2 にした場合に比べて比誘電率が約
1/4となる。したがって、寄生容量も非常に低い値と
することができ、寄生容量の少ない高周波特性に優れた
高性能のインダクター等を少ない工程数で形成できる。
【0008】本発明の第2態様に係る半導体装置の製造
方法は、上面及び下面が絶縁膜に接し且つ相互間を中空
とする第1の導電層と、上面及び下面が絶縁膜に接し且
つ相互間を中空とする第2の導電層と、該第1及び第2
の導電層を接続する接続部とを含む半導体装置の製造方
法であって、該中空とする部分にアモルファスカーボン
を形成する工程と、該アモルファスカーボンの上に通気
性のある絶縁膜を形成する工程と、該アモルファスカー
ボンを酸素雰囲気中で熱処理を行うことにより、該アモ
ルファスカーボンを除去する工程と、を具備することを
特徴とする。また、上記アモルファスカーボンを形成す
る工程の該アモルファスカーボンの形成方法が、スパッ
タによるものであることが好ましい。また、上記通気性
のある絶縁膜がスパッタにより堆積したシリコン酸化膜
であることが好ましい。また、上記第1及び第2の導電
層がインダクターを構成するものであることが好まし
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図6は、本発明の第1の実
施の形態による半導体装置の製造方法を示す断面図であ
り、図7は、この方法で製造された単層の配線にてイン
ダクターを構成したものを示す平面図である。
【0010】先ず、図1に示すように、絶縁膜11の上
にはスパッタ(Sputter)により厚さが500nm〜1.
5μm 程度のスペーサー(Spacer )としてのアモルフ
ァスカーボン膜13が堆積される。尚、絶縁膜11は、
図示せぬ半導体基板の上に形成されている。
【0011】この後、図2に示すように、アモルファス
カーボン膜13には、フォトリソとDryEtching技術に
よりインダクターとなる配線部分にコイル状の溝15が
形成される。この溝15の平面形状は図7に示す配線
(Metal、導電体)17の平面形状と同様である。
【0012】次に、図3に示すように、コイル状の溝1
5内及びアモルファスカーボン膜13上には、Sputter
あるいはCVD(Chemical Vapor Deposition)法などに
よりAl、Al合金、Cu、Wなどの配線材(Metal)
17が堆積される。
【0013】この後、図4に示すように、この配線材1
7にDryEtch などによるEtch Back あるいはCMP
(Chemical Mechanical Polishing )などを行うことに
より、アモルファスカーボン膜13上の配線材17が除
去され、上記コイル状の溝15内のみに配線材17が残
される。これにより、絶縁膜11の上には、図7に示す
コイル状の配線(Metal)17が形成される。
【0014】次に、図5に示すように、配線材17及び
アモルファスカーボン膜13の上には、例えばSputter
により厚さが50〜300nm程度の通気性を有するSi
2からなる絶縁膜19が堆積される。
【0015】この後、図6に示すように、配線材17は
350℃〜500℃程度の酸素雰囲気中に放置される。
これにより、アモルファスカーボン膜13は通気性のあ
る絶縁膜19を通過した酸素(O2 )と反応し、二酸化
炭素(CO2 )となってガス化する。その結果、アモル
ファスカーボン膜13は配線材17の相互間から取り除
かれる。これにより、空気(Air)が配線材17の相互
間を絶縁する絶縁材となる。また、コイル状に形成され
た配線(Metal)17を上方から見た場合の形状が図7
に示されている。この配線17のコイルの中心17aか
ら引き出しを多層配線技術を用いた他の配線によって形
成すれば、インダクターを形成できる。
【0016】上記第1の実施の形態によれば、配線(M
etal)17でインダクターを形成し、配線17の相互間
にアモルファスカーボン膜13を形成し、このアモルフ
ァスカーボン膜13を350℃〜500℃程度の酸素雰
囲気中に放置することにより、アモルファスカーボン膜
13を酸素と反応させ、二酸化炭素としてガス化し、そ
の結果、アモルファスカーボン膜13を配線17の相互
間から取り除く。これにより、配線17の相互間を空気
(Air)によって絶縁している。このように誘電体が空
気の場合は、例えば絶縁材をSiO2 にした場合に比べ
て比誘電率が約1/4となる。したがって、寄生容量も
非常に低い値とすることができ、寄生容量の少ない高周
波特性に優れた高性能のインダクターを得ることができ
る。また、工程数も少なくでき、高歩留まりの実現も容
易である。
【0017】また、上記半導体装置の製造方法では、基
板上に周辺回路を先に形成しておき、その後に上記イン
ダクターを同一基板上に形成することも可能であり、ひ
いては、Chip のLowCost 化、Chip 面積の縮小化を
図ることができ、高密度、高集積、高信頼性で高歩留ま
りの素子を含む半導体装置の製造を実現でき、高性能、
高密度、高集積、高信頼性のLSIデバイスの製造を実
現できる。
【0018】図8〜図12は、本発明の第2の実施の形
態による半導体装置の製造方法を示すものであって、多
層配線によってインダクターを形成した例を示す断面図
である。図13は、この方法で製造された多層配線を用
いたインダクターを構成したものを示す平面図である。
【0019】先ず、図8に示すように、半導体基板(シ
リコン基板)31の上には厚さが200nm〜1.5μm
程度の絶縁膜33が形成される。
【0020】この後、この絶縁膜33の上にはSputter
により厚さが500nm〜1.5μm程度のSpacer とし
ての図示せぬ第1のアモルファスカーボン膜が堆積され
る。次に、この第1のアモルファスカーボン膜には、フ
ォトリソとDryEtching技術により第1の配線(Metal
-1、導電体)35が埋め込まれる部分に配線溝が形成さ
れる。この配線溝の平面形状は図13に示す第1の配線
(Metal-1)35の平面形状と同様である。
【0021】次に、この溝内及び第1のアモルファスカ
ーボン膜上には、SputterあるいはCVD法などにより
Al、Al合金、Cu、Wなどの配線材(Metal-1)3
5が堆積される。
【0022】この後、この配線材35にDryEtch など
によるEtch Back あるいはCMPなどを行うことによ
り、第1のアモルファスカーボン膜上の配線材35が除
去され、上記溝内のみに配線材35が残される。
【0023】次に、配線材35及び第1のアモルファス
カーボン膜の上には、例えばSputterにより厚さが50
〜300nm程度の通気性を有するSiO2 からなる絶縁
膜37が堆積される。
【0024】この後、配線材35は350℃〜500℃
程度の酸素雰囲気中に放置される。これにより、第1の
アモルファスカーボン膜は通気性のある絶縁膜37を通
過した酸素(O2 )と反応し、二酸化炭素(CO2 )と
なってガス化する。その結果、第1のアモルファスカー
ボン膜は配線材35の相互間から取り除かれる。これに
より、空気(Air)が第1の配線35の相互間を絶縁す
る絶縁材となる。このようにして絶縁膜33の上には、
図13に示す平面形状を有する第1の配線(Metal-1)
35が形成される。
【0025】次に、図9に示すように、絶縁膜37の上
にはSputterにより厚さが500nm〜1.5μm 程度の
第2のアモルファスカーボン膜39が堆積され、このア
モルファスカーボン膜39の上にはSputterにより厚さ
が50〜300nm程度の通気性を有するSiO2 からな
る絶縁膜41が堆積される。この後、この絶縁膜41の
上にはSputterにより厚さが500nm〜1.5μm 程度
の第3のアモルファスカーボン膜43が堆積される。
【0026】この後、図10に示すように、第2のアモ
ルファスカーボン膜39及び絶縁膜37、41にはVia
Hole 39aが形成され、第3のアモルファスカーボン
膜43には第2の配線(Metal-2、導電体)45が埋め
込まれる部分に配線溝が形成される。この配線溝の平面
形状は図13に示す第2の配線(Metal-2)45の平面
形状と同様である。
【0027】次に、ViaHole 39a内、配線溝内及び
第3のアモルファスカーボン膜43上には、Sputterあ
るいはCVD法などによりAl、Al合金、Cu、Wな
どの配線材が堆積される。次に、この配線材にDryEtc
h などによるEtch Back あるいはCMPなどを行うこ
とにより、第3のアモルファスカーボン膜43上の配線
材が除去され、配線溝内のみに配線材が残される。これ
により、第1の配線35の上方には第2の配線45が形
成され、第2の配線45はViaHole 39aに埋め込ま
れた配線材を介して第1の配線35に電気的に接続され
る。
【0028】この後、図11に示すように、第2の配線
45及び第3のアモルファスカーボン膜43の上にはS
putterにより厚さが50nm〜300nm程度の通気性のあ
るSiO2 からなる絶縁膜47が堆積される。これによ
り、第2の配線45の表面がCapされる。
【0029】次に、図12に示すように、第1、第2の
配線35、45は350℃〜500℃程度の酸素雰囲気
中に放置される。これにより、第1〜第3のアモルファ
スカーボン膜39、43は通気性のある絶縁膜37、4
1、47を通過した酸素(O2 )と反応し、二酸化炭素
(CO2 )となってガス化する。その結果、第1〜第3
のアモルファスカーボン膜39、43は第1、第2の配
線35、45、ViaHole 内の配線材それぞれの相互間
から取り除かれる。これにより、空気(Air)が配線3
5、45の相互間/層間を絶縁する絶縁材となる。した
がって、図13に示す多層配線を用いたインダクターを
形成できる。このように配線間/層間の絶縁材料を空気
とした場合は、例えば絶縁材をSiO2 にした場合に比
べて比誘電率が約1/4となる。よって、寄生容量も非
常に低い値となり、寄生容量の少ない、高周波特性に優
れたインダクターを得ることができる。
【0030】上記第2の実施の形態においても第1の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0031】さらに、上記製造方法を従来の半導体プロ
セスに組み合わせる場合は、配線工程のみを変更するこ
とで対応可能であるので、従来の半導体デバイスの構造
を大幅に変更する必要がなく、多くの半導体デバイスに
適用することが容易となる。したがって、上記製造方法
は従来の半導体プロセスと容易に組み合わせることがで
き、OnChip にて高性能のインダクターを形成するこ
とが可能である。
【0032】図14は、本発明の第3の実施の形態によ
る半導体装置の製造方法によって製造された多層配線を
用いたインダクターを構成したものを示す平面図であ
り、図13と同一部分には同一符号を付し、異なる部分
についてのみ説明する。
【0033】図14に示す半導体装置は図8〜図12に
示す工程とほぼ同様の工程により製造することができ、
第3の実施の形態による製造方法は以下の点のみが異な
る。
【0034】第1のアモルファスカーボン膜には、図1
4に示す第1の配線(Metal-1)35の平面形状と同様
の形状からなる第1の配線35を埋め込む配線溝が形成
される。
【0035】また、第3のアモルファスカーボン膜43
には、図13に示す第2の配線(Metal-2)45の平面
形状と同様の形状からなる第2の配線45を埋め込む配
線溝が形成される。
【0036】上記第3の実施の形態においても第2の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0037】尚、上記第1〜第3の実施の形態では、本
発明の半導体装置の製造方法をインダクターの製造に用
いているが、本発明を他の電子部品の製造に用いること
も可能であり、例えば薄膜インダクター、薄膜磁気ヘッ
ドコイル等に用いることも可能である。
【0038】また、当然のことながら、本発明は上記実
施の形態に示した素子又は半導体装置に限定されるもの
ではない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、導
電体の相互間にアモルファスカーボンを形成し、該アモ
ルファスカーボンを酸素雰囲気中で熱処理を行うことに
より、該アモルファスカーボンを除去する。したがっ
て、寄生容量が少なく、高周波特性に優れたインダクタ
ー等を少ない工程数で形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示すものであり、図1の次の工程を示す断面
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示すものであり、図2の次の工程を示す断面
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示すものであり、図3の次の工程を示す断面
図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示すものであり、図4の次の工程を示す断面
図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示すものであり、図5の次の工程を示す断面
図である。
【図7】第1の実施の形態による半導体装置の製造方法
で製造された単層の配線にてインダクターを構成したも
のを示す平面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示す断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示すものであり、図8の次の工程を示す断面
図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態による半導体装置
の製造方法を示すものであり、図9の次の工程を示す断
面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態による半導体装置
の製造方法を示すものであり、図10の次の工程を示す
断面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態による半導体装置
の製造方法を示すものであり、図11の次の工程を示す
断面図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態による半導体装置
の製造方法で製造された多層配線を用いたインダクター
を構成したものを示す平面図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態による半導体装置
の製造方法で製造された多層配線を用いたインダクター
を構成したものを示す平面図である。
【符号の説明】
11…絶縁膜、13…アモルファスカーボン膜、15…
コイル状の溝、17a…コイルの中心、17…配線(M
etal、導電体)、19…絶縁膜(SiO2 )、31…半
導体基板(シリコン基板)、33…絶縁膜、35…第1
の配線(Metal-1、導電体)、37…絶縁膜(SiO
2 )、39…第2のアモルファスカーボン膜、39a…
ViaHole 、41…絶縁膜(SiO2 )、43…第3の
アモルファスカーボン膜、45…第2の配線(Metal-
2、導電体)、47…絶縁膜(SiO2 )。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電体の上面及び下面が絶縁膜に接して
    おり、該導電体の相互間を中空とする半導体装置の製造
    方法であって、 該中空とする部分にアモルファスカーボンを形成する工
    程と、 該アモルファスカーボンの上に通気性のある絶縁膜を形
    成する工程と、 該アモルファスカーボンを酸素雰囲気中で熱処理を行う
    ことにより、該アモルファスカーボンを除去する工程
    と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記アモルファスカーボンを形成する工
    程の該アモルファスカーボンの形成方法が、スパッタに
    よるものであることを特徴とする請求項1記載の半導体
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記通気性のある絶縁膜がスパッタによ
    り堆積したシリコン酸化膜であることを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記導電体がインダクターを構成するこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 上面及び下面が絶縁膜に接し且つ相互間
    を中空とする第1の導電層と、上面及び下面が絶縁膜に
    接し且つ相互間を中空とする第2の導電層と、該第1及
    び第2の導電層を接続する接続部とを含む半導体装置の
    製造方法であって、 該中空とする部分にアモルファスカーボンを形成する工
    程と、 該アモルファスカーボンの上に通気性のある絶縁膜を形
    成する工程と、 該アモルファスカーボンを酸素雰囲気中で熱処理を行う
    ことにより、該アモルファスカーボンを除去する工程
    と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記アモルファスカーボンを形成する工
    程の該アモルファスカーボンの形成方法が、スパッタに
    よるものであることを特徴とする請求項5記載の半導体
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記通気性のある絶縁膜がスパッタによ
    り堆積したシリコン酸化膜であることを特徴とする請求
    項5記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記第1及び第2の導電層がインダクタ
    ーを構成することを特徴とする請求項5記載の半導体装
    置の製造方法。
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