JPH10334173A - 2次元コードリーダ及び2次元コードリーダシステム - Google Patents

2次元コードリーダ及び2次元コードリーダシステム

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JPH10334173A
JPH10334173A JP9141292A JP14129297A JPH10334173A JP H10334173 A JPH10334173 A JP H10334173A JP 9141292 A JP9141292 A JP 9141292A JP 14129297 A JP14129297 A JP 14129297A JP H10334173 A JPH10334173 A JP H10334173A
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JP9141292A
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English (en)
Inventor
Makoto Sugiyama
誠 杉山
Takafumi Fukushima
孝文 福島
Takashi Goto
隆 後藤
Yasuhiro Seki
安弘 関
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷媒体上の2次元コードを数値的に評価す
る。 【解決手段】エラービット検出訂正機能を備え、2次元
コードの印刷品質として許容できるエラービット数を予
め上限値として設定しておき、読取り完了時にエラービ
ット数をチェックし、このエラービット数が上限値を上
回ったときに、表示装置、ブザー、信号線により接続さ
れた外付け装置により報知するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷媒体上に印
刷された2次元コードをイメージとして読取り、この読
取った2次元コードイメージを解析して2次元コードデ
ータを出力する2次元コードリーダ及びこの2次元コー
ドリーダから出力した2次元コードデータを処理する外
部データ処理装置を備えた2次元コードリーダシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】2次元コードは面積当たりのデータ密度
が高いため、ゴミや汚れ等により2次元コードの一部に
誤りのデータが生じる可能性がある。大きなゴミや汚れ
では読取りエラーとして処理するが、小さなゴミや汚れ
では読取りエラーとはならない。 メモリチェックや送
受信時のデータチェックで行われている誤り訂正技術と
同様に、2次元コードの読取り( バーコード読取り )に
おいても、読取ったコードイメージからコードデータを
デコード解析するときに、データの誤りを訂正する技術
がある。
【0003】この誤りを訂正する技術は各種方法が実施
されており、例えば、コードデータ中にチェックビット
を設けて、チェックビットの値に基づいて、コードデー
タ中の対象となる誤りデータ部分を整合性を取るように
訂正するものである。
【0004】しかし、このようなデータの誤りを訂正す
る機能は、ハンディタイプの2次元コードリーダには備
えられておらず、単に読取った結果( 2値化イメージデ
ータ又は誤り訂正していない2次元コードデータ )を上
位装置としてのホストコンピュータへ出力するだけであ
った。ホストコンピュータでは、データの誤りを訂正す
る機能を備えていれば、入力された読取り結果に対して
誤り訂正処理を行って、正確な2次元コードデータを復
元する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の2次元コードリ
ーダあるいは2次元コードリーダとホストコンピュータ
とからなる2次元コードリーダシステムでは、読取り成
功か読取りエラーかを判定するだけで、読取り成功でも
2次元コードの印刷品質としては低いものが含まれてお
り、印刷媒体上の2次元コードの印刷品質を評価するも
のはなかった。データ密度が高い2次元コードの使用に
おいて、印刷媒体は使用において経時的にゴミが付着し
たり汚染するため、使用の初期段階で正確に読取ること
ができる2次元コードでも、使用の後期段階では読取る
ことができなくなる虞がある。実用的に正確に読取るこ
とができる2次元コードを使用するためには、印刷媒体
上の2次元コードの印刷品質を数値的に評価し、使用目
的・使用環境に応じた高品位の2次元コードを選別して
使用することが必要である。
【0006】そこでこの発明は、印刷媒体上の2次元コ
ードを数値的に評価することができる2次元コードリー
ダ及び2次元コードリーダシステムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
印刷媒体上に印刷された2次元コードをイメージとして
読取り、この読取った2次元コードイメージを解析して
2次元コードデータを出力する2次元コードリーダにお
いて、2次元コードイメージの不良コードイメージ部分
に対応する2次元コードデータの不良部分を訂正するエ
ラービット訂正手段と、このエラービット訂正手段によ
り訂正したデータの量に関する情報を2次元コードデー
タの出力タイミングに合わせて出力するエラービット情
報出力手段とを設けたものである。
【0008】請求項2対応の発明は、印刷媒体上に印刷
された2次元コードをイメージとして読取り、この読取
った2次元コードイメージを解析して2次元コードデー
タを出力する2次元コードリーダにおいて、2次元コー
ドイメージの不良コードイメージ部分に対応する2次元
コードデータの不良部分を訂正するエラービット訂正手
段と、このエラービット訂正手段により訂正したデータ
の量が予め設定された上限データ量を上回るか否かを判
断する報知判断手段と、この報知判断手段によるエラー
ビット訂正手段により訂正したデータの量が予め設定さ
れた上限データ量を上回るとの判断に基づいて、その旨
を示す出力を行う判断結果出力手段とを設けたものであ
る。
【0009】請求項3対応の発明は、印刷媒体上に印刷
された2次元コードをイメージとして読取り、この読取
った2次元コードイメージを解析して2次元コードデー
タを出力する2次元コードリーダと、この2次元コード
リーダから出力した2次元コードデータを処理する外部
データ処理装置とからなる2次元コードリーダシステム
において、2次元コードリーダは、2次元コードイメー
ジの不良コードイメージ部分に対応する2次元コードデ
ータに不良部分を訂正するエラービット訂正手段と、こ
のエラービット訂正手段により訂正したデータの量に関
する情報を2次元コードデータの出力タイミングに合わ
せて出力するエラービット情報出力手段とを設け、外部
データ処理装置は、入力したエラービット訂正手段によ
り訂正したデータの量に関する情報を報知する外部装置
側エラービット情報報知手段を設けたものである。
【0010】請求項4対応の発明は、印刷媒体上に印刷
された2次元コードをイメージとして読取り、この読取
った2次元コードイメージを解析して2次元コードデー
タを出力する2次元コードリーダと、この2次元コード
リーダから出力した2次元コードデータを処理する外部
データ処理装置とからなる2次元コードリーダシステム
において、2次元コードリーダは、2次元コードイメー
ジの不良コードイメージ部分に対応する2次元コードデ
ータの不良部分を訂正するエラービット訂正手段と、こ
のエラービット訂正手段により訂正したデータの量に関
する情報を2次元コードデータの出力タイミングに合わ
せて出力するエラービット情報出力手段とを設け、外部
データ処理装置は、入力したエラービット訂正手段によ
り訂正したデータの量に関する情報に基づいて、この訂
正データ量が予め設定された上限データ量を上回るか否
かを判断する外部装置側報知判断手段と、この外部装置
側報知判断手段による訂正データ量が上限データ量を上
回るとの判断に基づいて、その旨を示す出力を行う外部
装置側判断結果出力手段を設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、この発明を適用する2種類
のハンディリーダの概要を説明する。図1は、この発明
を適用したハンディタイプのタッチ式( 接触式 )コード
リーダ1を示す斜視図である。装置本体2にはインター
フェイスケーブル3が接続されている。このインターフ
ェイスケーブル3により前記装置本体2は図示しないホ
ストコンピュータ等のコードデータを処理する装置と接
続されている。なお、このインターフェイスケーブル3
を通しての通信の他に、無線通信、赤外線通信等の通信
手段を選択して使用することができるようになってい
る。
【0012】前記装置本体2のボディケース2a,2b
はプラスチック材等により、図2に示すように、上下に
分割された筺体が嵌め合わせ又はネジ止めにより一体型
に構成された中空構造になっており、防塵、防滴構造と
なっている。前記装置本体2の側面には、図3に示すよ
うに、コード読取時に操作者が読取タイミングを指示す
るためのトリガスイッチ4が配置され、前記装置本体2
の上面には、読取完了又は読取エラー等のステータスを
それぞれ表示方法( 点滅周期、点灯時間等 )を変えて表
示するための表示装置( 例えばLED=light emitting
diode )5が配置されている。
【0013】前記トリガスイッチ4については、前記装
置本体2の横倒しや落下によっても誤動作( ON操作 )
しないように、前記装置本体3の側面の前記トリガスイ
ッチ4が配置されている部分は凹形状に形成されて前記
装置本体3の外輪郭線より内側に収められている。前記
装置本体2には、読取のための開口を持つ読取口6が硬
質材料と軟質材料の2種類の材質を組合わせて構成され
ている。すなわち、図4に示すように、前記読取口6の
近傍は軟質材料からなるフード( コーン=円錐形状部材
)7が取付けられ、前記装置本体2は硬質材料からなる
前記ボディケース2a,2bから構成されている。これ
は読取対象である印刷媒体との接触による衝撃を吸収し
て、衝撃による破損を防止するための構造である。前記
フード7の形状は、基本的に円錐形状で一端に開口面積
の小さい開口部、他端に開口面積の小さい開口部が形成
され、いずれか一方が前記装置本体2に容易に着脱可能
に取付られている。
【0014】図5( a )に示すように、レンズ7aをこ
の着脱可能なフード7に内蔵することで任意に読取倍率
等を変更することができる構成になっている。前記読取
口6の前記フード7の印刷媒体に接触する開口端の形状
を後述する撮像センサによる読取範囲と同じにすること
により、シンボル( バーコード、2次元コード )をスム
ーズに読取範囲内に収容することができる。また、図5
( b )に示すように、前記フード7に該当位置( 中央位
置 )に強度補正のためのリブ7bを設けることにより、
読取範囲の中心が目視により判別し易くなる。前記フー
ド7は上述した機能を備え、画像のはみ出し切れを防止
する効果を実現している。図5( c )に示すように、印
刷媒体に接触する前記フード7の先端に読取範囲の中心
に対応してR形状の凹部7cを形成することで、円柱形
状表面や球形状表面に印刷されたシンボルの読取りにお
いても、円柱形状や球形状の印刷媒体の転がりを防ぎ、
安定した読取りを実現することができる。前記フード7
を半透明にしたものでは、読取らせるシンボルの読取状
態を前記フード7を通して直接目視により確認できるの
で、シンボルをこのコードリーダ1の読取範囲( 視野 )
内に入るようにタッチ式コードリーダ1の位置決め操作
を行うことができる。
【0015】前記ボディケース2a,2bの前記トリガ
スイッチ4より前記読取口6とは反対側の部分は操作者
が片手で握る握り部として、前記トリガスイッチ4近傍
がくびれるようにして、親指及び人差し指で保持するの
に適当な大きさを持つようにする。そして、手のひらの
小指方向に向かって手のひらに合わせた形状で幅は広く
なり、小指部分には滑らかな突起を形成する形状となっ
ている。
【0016】これは、その握り部を手によって握った場
合に人差し指で前記トリガスイッチ4を自然に操作でき
るようになっている。
【0017】この握り部の中心軸と前記読取口6部分の
中心軸とのなす角は、少なくとも90°より大きく11
0°以下となるように形成されている。握り部と前記読
取口6の位置関係では、握り部を握ったときに、腕の延
長線上に前記読取口6が存在するようになっている。こ
のような形状とすることにより、操作者が無理なく前記
読取口6を最適な角度で印刷媒体状のシンボルに接触さ
せることができ、読取操作時が自然な動作によって行う
ことができ、読取性能の向上や疲労の低減を図ってい
る。
【0018】図6は、タッチ式コードリーダ1の要部構
成を示す側面断面図であり、図7は、タッチ式コードリ
ーダ1の前記読取口6周辺の構成を示す側面断面図であ
る。前記読取口6は、シンボルの画像を入力するための
シンボルインターフェイスとして最も外部環境の影響を
受ける箇所であり、ほこり等の阻害物を遮断するために
透明なアクリル樹脂板又はガラス板で形成される読取口
カバー8で覆われている。この読取口カバー8は、摩擦
や衝撃に対する耐久性を高めるためにその表面を強化コ
ーティングする。特に、この読取口カバー8が原因で読
取画像に歪みを発生させないためには、材質としてはガ
ラス板を使用し、強度や硬度をさらに強化するためには
サファイアコーティングやダイヤモンドコーティングす
る。
【0019】読取対象となる印刷媒体上のシンボルを照
明するために、前記読取口6内部には複数のLED照明
部9-1が設けられており、これらのLED照明部9-1
は、図示しないが、各LEDと、各LEDからの光を均
一に拡散させるプラスチック材やガラス材等の光透過材
料から形成された拡散レンズとから構成されている。拡
散レンズとしては、レンズを光拡散性のある材料で形成
したものと、透明レンズと拡散板と組合わせたものとの
2つの種類がある。また、図8に示すように、LED照
明部9-1からの発光を反射して拡散する拡散反射板10
-1を前記読取口6の内壁又は前記フード7の内壁に設け
ることも、また、LED照明部9-1からシンボルへの直
線光路上に拡散板10-2を設けることも、シンボルに対
する均一照明を得るために効果がある。これらのLED
照明部9-1は、読取動作を行う前記トリガスイッチ4を
ON操作( 押す操作 )することで、一定時間あるいは読
取りが完了するまでの時間照明を行う。
【0020】さらに、前記読取口6内部には、スポット
光源としてビームスポットLED(ターゲットLED )
9-2が、前記LED照明部9-1から印刷媒体上のシンボ
ルへの光路及びシンボルからの反射光の後述する撮像セ
ンサへの光路を妨害しない位置に2個又は4個読取範囲
の中心に対して対称に配置されている。各ビームスポッ
トLED9-2は、光を絞ったスポット光を照射し、図9
に示すように、この各スポット光は予め設定した読取中
心軸上で( 例えば読取範囲の中心 )で交わる( 重なる )
ように配置されている。これにより、前記読取口6を正
確に読取るシンボルの中心に合わせて導くことが容易と
なる。
【0021】また、読取範囲を明確にするためにスポッ
ト光を1点に重ならせずに、そのスポット光で読取範囲
の境界( 角、隅 )を照射する方法もある。前記ビームス
ポットLED9-2のスポット光によるターゲット表示
は、実際の読取動作時には必要がないので、トリガタイ
ミングに応じてOFF制御を行い、読取時には消灯させ
る。
【0022】前記読取口6から入射したシンボル映像光
( シンボルからの反射光 )は、前記装置本体2内に収納
されている撮像センサ11まで後述するように導かれ、
この撮像センサ11面上で結像する。前記読取口6から
前記撮像センサ11までの空間は映像光の光路となって
おり、前記装置本体2の形状によってミラー又はプリズ
ム等からなる光路変更部品12を使用して光路を形成す
る。また、結像のためにはレンズや絞り等から構成され
たレンズブロック13及び不必要な外来光を減衰・除去
するフィルタブロック14を前記撮像センサ11の前面
に配置して、映像光を正確に前記撮像センサ11面上に
結像させる。なお、この実施の形態ではレンズブロック
13とフィルタブロック14を1つのブロックとして形
成している。
【0023】前記レンズブロック13は、焦点距離や倍
率に合わせて1つのレンズあるいは複数枚のレンズを組
合わせが選択され、読取対象からの反射光の光量に合わ
せて絞り機構あるいは絞り部品を組込んでいる。このレ
ンズブロック13のレンズによる画像の歪みを極力減少
させるためには、複数枚のレンズによって補正すること
や非球面レンズを採用することが必要である。レンズ表
面における反射によるゴーストが発生して問題になると
きには、表面に反射防止コーティングなどの処理を施し
たレンズを使用する。
【0024】前記撮像センサ11の解像度は固定されて
いるので、シンボルの印字サイズと細かさ( 情報密度 )
によっては、十分な精度で読取処理ができない場合が考
えられる。このため、印刷媒体上のシンボルの印字サイ
ズを細かさに応じて読取処理に適したサイズで前記撮像
センサ11面上に結像させるため、倍率変換機能が必要
になる。前記装置本体2内部に配置されている前記レン
ズブロック13におけるレンズの倍率を変更( 調整 )す
ることは容易には実施できない。そこで、前記読取口6
から前記撮像センサ11までの光路は固定としておき、
前記読取口6の前述したように倍率変換用のレンズユニ
ット7-1が取付けられた前記読取口カバー7を前記装置
本体2に対して着脱自在として交換することにより倍率
変換機能を実現する。また、前記レンズブロック13中
のレンズの構成及び位置を前記装置本体2の外部から容
易に調整( 交換 )できる構造とした場合には、その設計
によって任意の倍率( 画角 )を変化させることが可能と
なる。
【0025】前記撮像センサ11はエリアセンサを使用
し、この1つのエリアセンサにより2次元コードの読取
用及びバーコードの読取用として兼用して使用する。エ
リアセンサとしては、撮像素子を2次元的に配列して面
で画像を読取る方式と、撮像素子を1次元的( ライン的
)に配列して線で走査型として読取る方式とがある。撮
像素子としては固体撮像素子を使用することにより、固
体撮像素子ではない撮像管などを使用したカメラ等の撮
像装置より、装置の小形化、省電力化、高信頼性が得ら
れる。固体撮像素子としては、CCD型、MOS型、C
MD型などのタイプがある。なお、MOS型は低消費電
力を特徴としている。
【0026】握り部の内部には、読取り装置の回路部品
が実装された回路基板15が収納されている。この握り
部の内部の後部には前記インターフェイスケーブル3を
外部に引き出すためのケーブル取付口が用意され、内部
の回路基板と前記インターフェイスケーブル3とが接続
されている。このコードリーダ1の重心は、直接手が触
れるこのコードリーダ1を保持する支点に位置するよう
に、光学ブロックや、回路基板上の電源部品等の重量の
大きい部品を握り部と手との支持点の近くに集める。こ
のように配置することにより、操作性や疲労低減の効果
を得ることができる。
【0027】図10に示すように、電気回路は大きく分
けると、撮像センサユニット21、画像メモリユニット
22、CPU(central processing unit )ユニット2
3、I/Oユニット24、電源ユニット25からなって
いる。それぞれは独立した基板上に実装されていても、
また複数のユニットが混在して1枚の基板上に実装され
ていても良いものである。前記電源ユニット25を小形
化するため、さらに前記インターフェイスケーブル3に
おける取扱い容易にするために、特にこのインターフェ
イスケーブル3の内包信号線の本数を最小限にすると共
にその安全性を確保するために、前記インターフェイス
ケーブル3から前記電源ユニット25に供給される電圧
は、低電圧の直流電流となっている。前記電源ユニット
25は、この供給された低電圧DCを回路動作に必要と
する複数の電圧に変換して、前記各ユニット21〜24
のそれぞれ必要な各回路各部に供給する。なお、低電圧
の交流電流を供給する方法もあるが、前記インターフェ
イスケーブル3には他のデータ通信のための信号線もあ
り、交流電流の磁界変化による誘導ノイズや誘導電圧を
生じさせる虞があるので望ましくない。
【0028】結像された画像は前記撮像センサ11によ
って電気信号に変換される。ここでは、前記撮像センサ
11はCCD型として説明する。前記撮像センサユニッ
ト21は、前記撮像センサ11、この撮像センサ11を
駆動するためのドライバ回路、前記撮像センサ11から
出力された微小出力をS/N良く増幅させるためのアン
プ回路、このアンプ回路から出力されたアナログ信号を
量子化するための2値化回路からなっている。
【0029】前記撮像センサ11の出力は、図11に示
すように、光学的な光量の低下などからセンサ出力も信
号の両端( 読取範囲の周辺部に対応する信号 )でレベル
低下するシェーディング現象が発生するので、シェーデ
ィング補正として2値化回路において量子化の基準値
を、図12に示すように、シェーディング現象に合わせ
て変化させる方法をとる。このシェーディング補正とし
ては他の方法もあり、この発明はこのシェーディング補
正の方法について限定されないものである。
【0030】前記撮像センサユニット21からの出力信
号は、画像を2値化した2値化信号と、それぞれの画素
位置を特定するための座標がカウンタによって計数され
出力される。また、2値化信号と同時に階調信号を出力
する構成にしておけば、後段での活用を図ることも有効
であるが、ここでは説明を簡単にするため階調信号につ
いての説明は省略する。
【0031】前記撮像センサユニット21からの2値映
像信号「1」,「0」値及びアドレス座標値は、前記画
像メモリユニット22のDMA(direct memory access)
回路を通してこの画像メモリユニット22の本体である
画像メモリの所定位置に保存される。なお、2値映像信
号及びアドレス座標値を、DMA回路を通さず( 設けず
)に前記CPUユニット23( CPUバス )を通して画
像メモリの所定位置に保存しても良い。
【0032】画像を構成する予め設定された個数( 画素
数 )のデータが書込まれた時点で、前記画像メモリユニ
ット22のDMA回路から書込完了の信号が出力され
る。この画像メモリユニット22からの書込完了の信号
が出力されると、前記CPUユニット23はプログラム
メモリ( ROM=read only memory )に保存されている
コード解読プログラムに基づいてCPUが駆動されて画
像メモリに保存されたイメージデータからコード値( コ
ードデータ )を解読( デコード )する。前記CPUユニ
ット23のプログラムメモリとしては、フラッシュRO
Mを利用する。このようにすることにより、プログラム
( 例えばコード解読プログラム)をインターフェイスケ
ーブル3及び通信インターフェイス経由で書換えること
が可能であるので、製造時に性能が決定されることがな
く、利用現場に対応した最新のプログラムを組込むこと
により最適な性能向上を図ることができる。
【0033】この解読したコード値は、前記I/Oユニ
ット24の通信インターフェイスを通してホストコンピ
ュータ等の外部装置へ転送される。通信インターフェイ
スは、汎用的シリアルポートであるRS−232CやC
MOS論理レベルで転送するCMOSインターフェイ
ス、さらには高速シリアルバスであるUSBポートやI
EEE1394などの次期標準と考えられている通信イ
ンターフェイスが用意される。また、ケーブルを使用し
ない赤外線インターフェイスなども実用的である。
【0034】データ転送の通信プロトコルは、CPUに
よって行われ、自由にデータフォーマットなどが設定で
きる。
【0035】また、前記I/Oユニット24には、監視
及び制御のできるI/O( input/output )ポートが含ま
れている。このI/Oポートには、前記LED照明部
9、前記トリガスイッチ4、外部からのトリガ入力を受
付ける外部トリガ入力端子、前記表示装置5、読取過程
が正常に行われたか否かあるいはその結果を操作者に音
感的に報知する発音器( ブザー )が接続されている。
【0036】前記トリガスイッチ4の操作方法によって
読取コード種の設定ができる。すなわち、図13は前記
CPUユニット23が前記トリガスイッチ4がON状態
になったときに行うトリガ割込処理の流れを示す図であ
り、通常のONして直ぐにOFFする短時間のON操作
( トリガ操作 )では2次元コード( マトリックスコード
)の読取処理( 解析・デコード処理 )を行い、予め設定
された時間以上ONを続ける長時間のON操作( 連続操
作 )ではバーコードの読取処理( 解析・デコード処理 )
を行う。また、読取動作を制御する前記トリガスイッチ
4のON操作には、電源のON/OFF動作が連動して
いる。すなわち、読取動作のOFF状態のときには、電
源もOFF状態にして、非読取時の無駄な電力の浪費を
防止するようになっている。
【0037】図14は、ガンタイプの非接触式コードリ
ーダ31を示す斜視図であり、図15は、このコードリ
ーダ31の要部構成を示す側面断面図である。このガン
タイプのコードリーダ31は、外観形状、エリアセンサ
及びリニアセンサの2系統の撮像センサを備えている
点、非接触で読取るための構成を備えている点を除い
て、基本的には前述のタッチ式コードリーダ1と同じ構
成であるので、同じ機能を有する部材には同一符号を付
してその説明を省略する。
【0038】このガンタイプの非接触式コードリーダ3
1の前記読取口6内部には、後述するリニアセンサ用の
リニア用照明部32及び後述するエリアセンサ用のエリ
ア用照明部33が配置されている。これらの照明部3
2,33は、タッチ式のコードリーダ1のLED照明部
9とほとんど同様に、それぞれLED及び拡散レンズか
ら構成されている。
【0039】前記トリガスイッチ4の操作方法によって
読取コード種が設定されるが、その読取コード種の設定
に応じて照明部32,33の駆動制御が行われる。すな
わち、トリガスイッチ4を通常のONして直ぐにOFF
する短時間のON操作では、エリアセンサ用照明部33
が駆動されて照明が行われ、予め設定された時間以上O
Nを続ける長時間のON操作では、リニア用照明部32
が駆動されて照明が行われる。各照明部32,33の照
明時間は、前記LED照明部9と同様に、トリガスイッ
チ4がON操作してから一定時間あるいは読取りが完了
するまでの時間となっている。
【0040】ビームスポットLED34,35から照射
されるスポット光は、図16及び図17に示すように、
この各スポット光の照射範囲及び方向が予め設定した読
取中心軸上の焦点距離Fで所定の1点( 例えば読取範囲
の中心 )で交わる( 重なる )ように配置されている。そ
のスポット光の照射角度が調整できるように設置されて
おり、スポット光の集まり状況を撮像センサにて監視す
ることにより、読取範囲にシンボルがあるか否かのチェ
ックの自動化が可能な構成となっている。以上のよう
に、このガンタイプの非接触式コードリーダ31では、
2次元コードとバーコード( 1次元コード )との2系統
のシンボルを正確に読取るために、それぞれのコードに
最適な照明を備え、読取範囲にシンボルを合わせるため
にスポット光によるターゲット表示を備えている。各照
明部32,33は、それぞれトリガスイッチ4の操作に
よりいずれか一方が駆動されて照明を行うようになって
いたが、選択せずに両方共駆動して照明を行うこともで
きる。そのような場合には、お互いの系に影響が及ばな
いように、それぞれの発光波長を異なるようにして、後
述する各撮像センサの受光波長をBPF等の光学フィル
タで異なるようにすれば、上記影響を除去することがで
きる。
【0041】撮像センサは、2次元コードを読取るため
のエリアセンサ36と、バーコードを読取るためのリニ
アセンサ37とを備えている。これらの撮像センサ3
6,37は、前記撮像センサ11と同様に固体撮像素子
から構成されている。前記エリアセンサ36は、固体撮
像素子をマトリックス状に配列して構成されているもの
であり、前記リニアセンサ37は、固体撮像素子をライ
ン状に配列して構成されているものである。なお、前記
リニアセンサ37でも順次操作する操作機構を設ければ
2次元コードを読取ることができる。
【0042】なお、前記エリアセンサ36の前面には、
シンボルからの反射光をこのエリアセンサ36で結像さ
せるためのレンズ、絞り、フィルタ等から構成されたエ
リア用光学機構部38が配置され、前記リニアセンサ3
7の前面には、シンボル( バーコード )からの反射光を
このリニアセンサ37で結像させるためのレンズ、絞
り、フィルタ等から構成されたリニア用光学機構部39
が配置されている。なお、読取口カバー8の前記リニア
用照明部32の光軸が通過する位置にはシェーディング
補正を兼ねた拡散レンズ( シリンドリカルレンズ )8a
が配置されている。
【0043】なお、図18は、前記エリアセンサ36の
読取範囲36Aと前記リニアセンサ37の読取範囲37
Aを示す図である。前記エリアセンサ36の読取範囲3
6Aは、2次元コードを取込めるように縦・横に広がり
を持つ領域となっており、前記リニアセンサ37の読取
範囲37Aは、バーコードを取込めるように一方向(横
方向 )にのみ広がりを持つ領域となっている。一般的に
このリニアセンサ37の読取範囲37Aの一方向の広が
り( 長さ )は、前記エリアセンサ36の読取範囲36A
の長手方向の広がりより大きくなっている。
【0044】2次元コードと1次元コードとを同時に読
ませる読取装置の場合には、撮像センサユニットの設置
には2つの方法がある。第1の方法は、エリアセンサ3
6からなるユニットのみを使用し、2次元コードと1次
元バーコードの読取りを同一のエリアセンサ36で行っ
てしまう方法である。第2の方法は、エリアセンサ36
からなるユニットとリニアセンサ37からなるユニット
とを、それぞれ読取り対象の2次元コードと1次元バー
コードとで選択・使用する方法である。
【0045】第1の方法では、エリアセンサ36が1方
向( 1行又は1列 )の固体撮像素子の配列数がリニアセ
ンサ37に比べて少ないため、エリアセンサ36でバー
コードを読取る場合には、バーコードのサイズ及び解像
度に制限が加わることになる。その読取ることができる
バーコードの最小解像度と読取りサイズは、2次元コー
ドと同等になる。第2の方法では、2次元コードとバー
コード( 1次元コード )とで、それぞれ独立した読取範
囲及び読取解像度を得ることができ、現在FA分野や流
通分野で利用されている大きいサイズのバーコードがリ
ニアセンサ37により読取ることができる。
【0046】例えば、エリアセンサ36に800×60
0画素のCCDを利用し、リニアセンサ37に4096
画素のCCDを使用した場合を考えると、解像度を0.
25mm/4ピクセルでコードを読取る場合には、エリ
アセンサ36で50mm幅、リニアセンサ37では25
6mm幅のシンボルまで読取ることができる。従って、
高解像度、広幅バーコードの読取りにはリニアセンサ3
7を使用した方が有利となる。また、一般的に2次元コ
ードは高密度、バーコードは低密度で印字されることが
多いので、解像度設定を個々に行えるようにエリアセン
サ36からなるユニットとリニアセンサ37からなるユ
ニットとを独立させて設置する。
【0047】図19は、このガンタイプの非接触式コー
ドリーダ31の要部回路構成を示すブロック図である。
機能構成的には前述したタッチ式コードリーダ1のブロ
ック図と同じであるが、この非接触式コードリーダ31
では実際の回路構成について説明する。前記エリアセン
サ36からなるエリアセンサユニット41には、その他
に、前記エリアセンサ36を駆動するエリアセンサ用の
ドライブ回路42と、このドライブ回路42からの駆動
タイミングに基づいて座標値を計数するエリアセンサ用
のカウンタ43と、前記エリアセンサ36からの撮像信
号を増幅するエリアセンサ用の増幅回路44と、シェー
ディング補正機能を備え、前記増幅回路44により増幅
された撮像信号を0又は1のデジタルデータに変換させ
るエリアセンサ用の2値化回路45とから構成されてい
る。
【0048】前記リニアセンサ37からなるリニアセン
サユニット46には、その他に、前記エリアセンサ37
を駆動するリニアセンサ用のドライブ回路47と、この
ドライブ回路47からの駆動タイミングに基づいて座標
値を計数するリニアセンサ用のカウンタ48と、前記エ
リアセンサ37からの撮像信号を増幅するリニアセンサ
用の増幅回路49と、シェーディング補正機能を備え、
前記増幅回路49により増幅された撮像信号を0又は1
のデジタル撮像信号に変換させるリニアセンサ用の2値
化回路50とから構成されている。
【0049】データセレクタ51には、前記エリアセン
サユニット41の2値化回路45からのエリア撮像デー
タ線及びカウンタ43からの座標データ線が接続される
と共に、前記リニアセンサユニット46の2値化回路5
0からのリニア撮像データ線及びカウンタ48からの座
標データ線が接続されている。このデータセレクタ51
は、制御部本体を構成するCPU52により発生された
選択信号に基づいて、前記エリアセンサユニット41か
らのデータ線と前記リニアセンサユニット46からのデ
ータ線とのうちいずれか一方をDMA(direct memory a
ccess)53への出力データ線と接続するようになってい
る。
【0050】前記CPU52は、システムバス54を通
して、プログラムメモリ55、画像メモリ56、前記D
MA53、I/O(input/output)ポート57、通信イン
ターフェイス58とそれぞれ接続されている。なお、前
記CPU52から前記データセレクタ51への選択信号
も、前記システムバス54を通して前記データセレクタ
51へ出力する。プログラムメモリ55は、前記CPU
52が行う処理のプログラムデータ等が記憶されてい
る。
【0051】前記画像メモリ56は、複数枚分の撮像デ
ータが記憶される容量を備え、前記DMA53により、
前記データセレクタ51で選択された方のユニットの撮
像データがその座標データに基づいて画像データとし
て、前記CPU52を介さずに前記画像メモリ56に展
開される。前記I/Oポート57には、ターゲット( ビ
ームスポットLED34,35 )、照明( 照明部32,
33 )、前記トリガスイッチ4、外部トリガ入力59、
表示器60、発音器( ブザー )61がぞれぞれ割当てら
れた入出力ポートに接続されている。
【0052】エリアセンサユニット41とリニアセンサ
ユニット46の2系統を搭載した2次元リーダの動作は
以下のようになる。読取コード種の切換は、トリガスイ
ッチ4の操作による指示、ホストコンピュータからのコ
マンドによる指示、撮像データを解析して自動的に切換
えるという3つの方法がある。
【0053】これらの方法による読取コード種の決定
は、この決定したコード種を読取るセンサユニットから
の撮像データを有効データとして、データセレクタ51
にそのセンサユニットからの出力データのDMAへの接
続を指示して有効データ切換を制御することに利用する
こともできるが、エリアセンサユニット41、リニアセ
ンサユニット46にそれぞれメモリバッファを設けて、
データセレクタ51の前で撮像データを一時的に記憶す
ることにより、両方の撮像データを画像メモリ56に入
力する順序を決めるために利用することもできる。デー
タセレクタ41の選択信号はCPU52により制御され
ているので、学習機能により過去の傾向に基づいて切換
順序などを自動的に設定することを行うこともできる。
【0054】トリガ入力の後、リニアセンサ37、エリ
アセンサ36のそれぞれのコード読取視野、読取焦点位
置を示すリニア用、エリア用のビームスポットLED3
4、35を消灯する。このスポット光の照明消灯後、リ
ニアセンサ37の撮像入力を行い、次にエリアセンサ3
6の撮像入力を行う。図20は、エリア用及びリニア用
の前記照明部32、34、エリア用及びリニア用の前記
ビームスポットLED34、35、前記トリガスイッチ
4の駆動タイミングを示す図である。
【0055】CPU52に搭載されたプログラムにより
実現されるデコードアルゴリズムは、例えばエリアセン
サ36による撮像入力終了後、その画像の特徴抽出を行
う。この処理は画像中にバーコード、2次元コードらし
きものが存在するかを調べる処理である。その存在が確
認されたら、デコード処理を行い、読取の成功/失敗を
判定し、成功ならばその結果を表示器60によって表示
すると共に、通信インターフェイス58を通して送信出
力して終了となる。失敗ならば失敗原因を表示器60に
表示し、読取処理を終了して、再びトリガ入力待ち状態
に戻る。
【0056】この発明の第1の実施の形態を図21及び
図22を参照して説明する。タッチ式コードリーダ1又
はガンタイプの非接触式コードリーダ31は、2次元コ
ードの読取りに関して次の2通りのエラービット処理の
うちいずれか一方を選択して行うことができる。図21
は、前記CPUユニット23又は前記CPU52が、2
次元コードの読取りが完了したときに行う第1のエラー
ビット処理の流れを示す図である。まず、エラービット
数をチェックする。次に、読取った2次元コードデータ
と共にエラービット数チェックのチェック結果により得
たエラービット情報( エラービット数 )をホストコンピ
ュータへ転送する。この2次元コードデータ及びエラー
ビット情報の転送処理を終了すると、このエラービット
処理を終了するようになっている。
【0057】図22は、前記CPUユニット23又は前
記CPU52が、2次元コードの読取りが完了したとき
に行う第2のエラービット処理の流れを示す図である。
まず、エラービット数をチェックする。このチェック結
果に基づいて、エラービット数が予め設定されている合
格となる上限値を上回っているか否かを判断する。この
上限値は、バッテリーバックアップされている揮発性メ
モリに記憶しても良いし、メモリカードやハードディス
ク等の不揮発性メモリに記憶しても良いものである。
【0058】ここで、エラービット数が上限値を上回っ
ていないと判断すると、印刷媒体上に印刷されている2
次元コードの印刷品質は合格と判断して、そのまま2次
元コードデータをホストコンピュータへ転送する。ま
た、エラービット数が上限値を上回っていると判断する
と、印刷媒体上に印刷されている2次元コードの印刷品
質は不合格と判断して、エラービット数超過通知出力処
理を行って2次元コードデータをホストコンピュータへ
転送する。2次元コードデータのホストコンピュータへ
の転送が終了すると、このエラービット処理を終了する
ようになっている。
【0059】そのエラービット数超過通知出力処理とし
ては、3つの方法があり、そのいずれか1つの方法を採
用することができる。第1の方法は、コードリーダ1,
31に内蔵されている表示装置( LED )5又は表示器
60を、通常の読取り成功時及び読取りエラー時とは異
なる点灯表現又は点滅表現でエラービットが上限値を上
回ったことを示す表示を行うものである。第2の方法
は、コードリーダ1,31に内蔵されている発音器61
を、通常の読取り成功時及び読取りエラー時とは異なる
鳴動表現でエラービットが上限値を上回ったことを示す
表示を行うものである。第3の方法は、コードリーダ
1,31に外付けで接続されている装置への信号線へエ
ラービット数が上限値を上回ったことを示す信号を出力
するものである。この信号は、例えば簡単に通常Lレベ
ルとしておき、エラービットが上限値を上回ったことを
示すためにHレベルに変化させるものでも良い。このよ
うな信号変化に応じて、外付けで接続されている装置、
例えば表示装置や発音装置を駆動制御する。
【0060】この第3の方法は、コードリーダ1,31
に内蔵されている表示装置や発音器による通知が認識し
難い場合に、見易い位置に大きく明るく表示する表示装
置や聞き易い位置に大きな音量で鳴動する発音器を使用
することにより、通知を認識し易くするという効果を得
ることができる。
【0061】このような構成の第1の実施の形態におい
て、このコードリーダ1,31は、エラービット検出訂
正機能( エラービット訂正手段 )を備えており、2次元
コードを読取ったときに、ゴミや汚れ、印刷不良等によ
り局所的に本来のパターンになっていない場合でも、そ
のデコード処理中に2次元コードデータの誤りを自動的
に訂正する。
【0062】図21に示すエラービット処理を選択して
いると、正常に読取り成功としての読取り完了時に、エ
ラービット数をチェックし、このチェック結果としての
エラービット情報を2次元コードデータと共にホストコ
ンピュータ等へ転送する。転送先において、エラービッ
ト情報に基づいて2次元コードの印刷品質を数値的に評
価する。また、図22に示すエラービット処理を選択し
た場合には、予め2次元コードの印刷品質として許容で
きるエラービット数を上限値として設定しておき、正常
に読取り成功としての読取り完了時に、エラービット数
をチェックし、そのエラービット数が上限値を上回って
いるか否かを判断する。ここで、エラービット数が上限
値を上回っていなければ、その2次元コードの印刷品質
は合格として使用することができると判断でき、そのま
ま読取った2次元コードデータをホストコンピュータ等
へ転送する。また、エラービット数が上限値を上回って
いれば、その2次元コードの印刷品質は不合格として、
表示装置、発音器、信号線により接続された外付け装置
により報知する。なお、読取った2次元コードデータは
ホストコンピュータ等へ転送される。使用者は、表示装
置、発音器、信号線により接続された外付け装置による
報知により、その2次元コードの印刷品質が低いことを
知り、その2次元コードを廃棄又は再印刷等の処置を取
ることになる。
【0063】このように第1の実施の形態によれば、エ
ラービット検出訂正機能を備え、読取り完了時にエラー
ビット数をチェックし、このチェック結果をエラービッ
ト情報として、読取った2次元コードデータと共に転送
することにより、転送先において転送されてきた2次元
コードデータ中のエラービット数を確認することがで
き、このエラービット数により2次元コードの印刷品質
を数値的に評価することができる。また、2次元コード
の印刷品質として許容できるエラービット数を予め上限
値として設定しておき、チェックしたエラービット数が
上限値を上回ったときに、表示装置、ブザー、信号線に
より接続された外付け装置により報知することにより、
数値的な評価に基づいて印刷品質が予め設定された基準
( 上限値 )より低い2次元コードを判別することができ
る。
【0064】この発明の第2の実施の形態を図23乃至
図25を参照して説明する。なお、この第2の実施の形
態では、図23に示すように、タッチ式コードリーダ1
又はガンタイプの非接触式コードリーダ31がホストコ
ンピュータ71等のコードデータを処理する上位データ
処理装置と接続されているコードリーダシステムについ
て説明する。
【0065】ホストコンピュータ71は、コードリーダ
1,31が前述した図21に示すエラービット処理の流
れを行うときに、次の2通りのエラービット情報処理の
うちいずれか一方を選択して行うことができる。図24
は、前記コードリーダ1,31から2次元コードデータ
と共にエラービット情報を入力したときに、前記ホスト
コンピュータ71が行う第1のエラービット情報処理の
流れを示す図である。入力したエラービット情報に基づ
いて、エラービット数をディスプレイ装置に2次元コー
ドデータの表示を行っているウインドウにエラービット
数を数値メッセージとして表示する。このエラービット
数の表示を行うと、このエラービット情報処理を終了す
るようになっている。
【0066】図25は、前記コードリーダ1,31から
2次元コードデータと共にエラービット情報を入力した
ときに、前記ホストコンピュータ71が行う第2のエラ
ービット情報処理の流れを示す図である。入力したエラ
ービット情報に基づいて、エラービット数が予め設定さ
れている合格となる上限値を上回っているか否かを判断
する。この上限値は、バッテリーバックアップされてい
る揮発性メモリに記憶しても良いし、メモリカードやハ
ードディスク等の不揮発性メモリに記憶しても良いもの
である。
【0067】ここで、エラービット数が上限値を上回っ
ていないと判断すると、印刷媒体上に印刷されている2
次元コードの印刷品質は合格と判断して、そのままこの
エラービット情報処理を終了するようになっている。ま
た、エラービット数が上限値を上回っていると判断する
と、印刷媒体上に印刷されている2次元コードの印刷品
質は不合格と判断して、エラービット数超過通知出力処
理を行って、このエラービット情報処理を終了するよう
になっている。
【0068】そのエラービット数超過通知出力処理とし
ては、3つの方法があり、そのいずれか1つの方法を採
用することができる。第1の方法は、ホストコンピュー
タ71に付属しているブザーを鳴動させるものである。
この時のブザーの鳴動表現については、ホストコンピュ
ータ71は通常の2次元コードデータ終了時にはブザー
を鳴動させることがないので、自由に任意の鳴動表現を
選択しても良い。
【0069】第2の方法は、ホストコンピュータ71の
ディスプレイ装置に表示するものである。通常時に読取
りデータとしての2次元コードデータ等の表示を行って
いるウインドウにエラービット数が上限値を上回ったこ
とを示すメッセージを表示する。
【0070】第3の方法は、ホストコンピュータ71に
備えられている外部通信用端子に外部装置を接続し、こ
の外部通信用端子からエラービット数が上限値を上回っ
たことを示す信号を出力して、上記外部装置によりする
ものである。例えばホストコンピュータについている外
部通信用端子を外部装置、例えば表示装置や発音装置に
よってエラービット数が上限値を上回ったことを示す報
知を行うものである。
【0071】このような構成の第2の実施の形態におい
て、コードリーダ1,31は、エラービット検出訂正機
能( エラービット訂正手段 )を備えており、2次元コー
ドを読取ったときに、そのデコード処理中に2次元コー
ドデータの誤りを自動的に訂正する。コードリーダ1,
31は、2次元コードの読取りを完了してエラービット
数のチェックを終了すると、ホストコンピュータ71へ
2次元コードデータと共にエラービット情報を転送す
る。
【0072】ホストコンピュータ71は、図24に示す
エラービット情報処理を選択していると、2次元コード
データをディスプレイ装置に表示すると共に、エラービ
ット情報に基づいてエラービット数を表示する。使用者
は、この表示されたエラービット数に基づいて、2次元
コードの印刷品質を数値的に評価して、対応・処置を行
う。また、図25に示すエラービット情報処理を選択し
た場合には、予め2次元コードの印刷品質として許容で
きるエラービット数を上限値として設定しておき、エラ
ービット数情報のエラービット数が上限値を上回ってい
るか否かを判断する。ここで、エラービット数が上限値
を上回っていなければ、その2次元コードの印刷品質は
合格として使用することができると判断できる。また、
エラービット数が上限値を上回っていれば、その2次元
コードの印刷品質は不合格として、発音器、ディスプレ
イ装置、信号線により接続された外部装置により報知す
る。使用者は、発音器、ディスプレイ装置、信号線によ
り接続された外部装置による報知により、その2次元コ
ードの印刷品質が低いことを知り、その2次元コードを
廃棄又は再印刷等の処置を取ることになる。
【0073】このように第2の実施の形態によれば、エ
ラービット検出訂正機能を備え、読取り完了時にエラー
ビット数をチェックし、このチェック結果をエラービッ
ト情報として、読取った2次元コードデータと共にホス
トコンピュータ71へ転送するコードリーダ1,31
と、エラービット情報に基づいて2次元コードデータと
共にエラービット数をディスプレイ装置に表示するホス
トコンピュータ71とから構成したことにより、2次元
コードデータ中のエラービット数を確認することがで
き、このエラービット数により2次元コードの印刷品質
を数値的に評価することができる。また、2次元コード
の印刷品質として許容できるエラービット数を予め上限
値として設定しておき、エラービット情報のエラービッ
ト数が上限値を上回ったときに、ブザー、ディスプレイ
装置、信号線により接続された外部装置により報知する
ことにより、数値的な評価に基づいて印刷品質が予め設
定された基準( 上限値 )より低い2次元コードを判別す
ることができる。
【0074】上述した第1及び第2の実施の形態で説明
したように、この発明は本来単にエラーを訂正する目的
で備えられたエラービット検出訂正機能により、訂正し
たデータ量に相当するエラービット数が判る点を利用
し、このエラービット数を2次元コードの印刷品質を表
す指標として新たに取り扱っている点に特徴がある。従
って、特別に2次元コードの印刷品質を検出するセンサ
や、センサからの検出信号を演算して数値化する処理回
路という特別な回路も必要がなく、安価にしかも簡単に
従来のコードリーダあるいはコードリーダシステムにわ
ずかな付加処理を加えるだけで実現できるという効果を
得ることができる。また、この発明によれば、読取った
2次元コードデータについて、エラービット検出訂正機
能によりどのくらい訂正したデータであるのかを、エラ
ービット数により確認できるので、デコード結果の2次
元コードデータについてその信頼性を判断することがで
きるという効果が得られる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
印刷媒体上の2次元コードを数値的に評価することがで
きる2次元コードリーダ及び2次元コードリーダシステ
ムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の各実施の形態に共通するハンディタ
イプのタッチ式コードリーダを示す斜視図。
【図2】同ハンディタイプのタッチ式コードリーダのボ
ディケースを示す正面断面図。
【図3】同ハンディタイプのタッチ式コードリーダを示
す上面図。
【図4】同ハンディタイプのタッチ式コードリーダ本体
及びフードを示す斜視図。
【図5】同ハンディタイプのタッチ式コードリーダ本体
に取付可能な各種フードを示す斜視図。
【図6】同ハンディタイプのタッチ式コードリーダの要
部構成を示す側面断面図。
【図7】同ハンディタイプのタッチ式コードリーダの読
取口周辺の構成を示す側面断面図。
【図8】同ハンディタイプのタッチ式コードリーダの拡
散反射板及び拡散板を示す図。
【図9】同ハンディタイプのタッチ式コードリーダの印
刷媒体に印刷されたシンボルへのスポット光の照射状態
を示す斜視図。
【図10】同ハンディタイプのタッチ式コードリーダの
要部機能構成を示すブロック図。
【図11】同ハンディタイプのタッチ式コードリーダの
シェーディング現象を示す図。
【図12】同ハンディタイプのタッチ式コードリーダの
シェーディング補正を示す図。
【図13】同ハンディタイプのタッチ式コードリーダが
行うトリガ割込処理の流れを示す図。
【図14】この発明の各実施の形態に共通するガンタイ
プの非接触式コードリーダを示す斜視図。
【図15】同ガンタイプの非接触式コードリーダの要部
構成を示す側面断面図。
【図16】同ガンタイプの非接触式コードリーダの印刷
媒体に印刷されたシンボルへのスポット光の照射状態を
示す斜視図。
【図17】同ガンタイプの非接触式コードリーダのスポ
ット光の焦点距離を説明するための図。
【図18】同ガンタイプの非接触式コードリーダの2種
類のセンサに対応する読取範囲を示す図。
【図19】同ガンタイプの非接触式コードリーダの要部
回路構成を示すブロック図。
【図20】同ガンタイプの非接触式コードリーダのエリ
ア用及びリニア用の照明部、エリア用及びリニア用のビ
ームスポットLED、トリガスイッチの駆動タイミング
を示す図。
【図21】この発明の第1の実施の形態のコードリーダ
が行う第1のエラービット処理の流れを示す図。
【図22】同実施の形態のコードリーダが行う第2のエ
ラービット処理の流れを示す図。
【図23】この発明の第2の実施の形態のコードリーダ
システムを示すブロック図。
【図24】同実施の形態のホストコンピュータが行う第
1のエラービット情報処理の流れを示す図。
【図25】同実施の形態のホストコンピュータが行う第
2のエラービット情報処理の流れを示す図。
【符号の説明】
1…タッチ式コードリーダ、 3…インターフェイスケーブル、 5…表示装置、 23…CPUユニット、 31…ガンタイプの非接触式コードリーダ、 52…CPU、 58…通信インターフェイス、 60…表示器、 61…発音器、 71…ホストコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 安弘 静岡県三島市南町6番78号 株式会社テッ ク三島事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷媒体上に印刷された2次元コードを
    イメージとして読取り、この読取った2次元コードイメ
    ージを解析して2次元コードデータを出力する2次元コ
    ードリーダにおいて、 前記2次元コードイメージの不良コードイメージ部分に
    対応する2次元コードデータの不良部分を訂正するエラ
    ービット訂正手段と、 このエラービット訂正手段により訂正したデータの量に
    関する情報を2次元コードデータの出力タイミングに合
    わせて出力するエラービット情報出力手段とを設けたこ
    とを特徴とする2次元コードリーダ。
  2. 【請求項2】 印刷媒体上に印刷された2次元コードを
    イメージとして読取り、この読取った2次元コードイメ
    ージを解析して2次元コードデータを出力する2次元コ
    ードリーダにおいて、 前記2次元コードイメージの不良コードイメージ部分に
    対応する2次元コードデータの不良部分を訂正するエラ
    ービット訂正手段と、 このエラービット訂正手段により訂正したデータの量が
    予め設定された上限データ量を上回るか否かを判断する
    報知判断手段と、 この報知判断手段による前記エラービット訂正手段によ
    り訂正したデータの量が予め設定された上限データ量を
    上回るとの判断に基づいて、その旨を示す出力を行う判
    断結果出力手段とを設けたことを特徴とする2次元コー
    ドリーダ。
  3. 【請求項3】 印刷媒体上に印刷された2次元コードを
    イメージとして読取り、この読取った2次元コードイメ
    ージを解析して2次元コードデータを出力する2次元コ
    ードリーダと、この2次元コードリーダから出力した2
    次元コードデータを処理する外部データ処理装置とから
    なる2次元コードリーダシステムにおいて、 前記2次元コードリーダは、 前記2次元コードイメージの不良コードイメージ部分に
    対応する2次元コードデータに不良部分を訂正するエラ
    ービット訂正手段と、 このエラービット訂正手段により訂正したデータの量に
    関する情報を2次元コードデータの出力タイミングに合
    わせて出力するエラービット情報出力手段とを設け、 前記外部データ処理装置は、 入力した前記エラービット訂正手段により訂正したデー
    タの量に関する情報を報知する外部装置側エラービット
    情報報知手段を設けたことを特徴とする2次元コードリ
    ーダシステム。
  4. 【請求項4】 印刷媒体上に印刷された2次元コードを
    イメージとして読取り、この読取った2次元コードイメ
    ージを解析して2次元コードデータを出力する2次元コ
    ードリーダと、この2次元コードリーダから出力した2
    次元コードデータを処理する外部データ処理装置とから
    なる2次元コードリーダシステムにおいて、 前記2次元コードリーダは、 前記2次元コードイメージの不良コードイメージ部分に
    対応する2次元コードデータの不良部分を訂正するエラ
    ービット訂正手段と、 このエラービット訂正手段により訂正したデータの量に
    関する情報を2次元コードデータの出力タイミングに合
    わせて出力するエラービット情報出力手段とを設け、 前記外部データ処理装置は、 入力した前記エラービット訂正手段により訂正したデー
    タの量に関する情報に基づいて、この訂正データ量が予
    め設定された上限データ量を上回るか否かを判断する外
    部装置側報知判断手段と、 この外部装置側報知判断手段による前記訂正データ量が
    上限データ量を上回るとの判断に基づいて、その旨を示
    す出力を行う外部装置側判断結果出力手段を設けたこと
    を特徴とする2次元コードリーダシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004151711A (ja) * 2002-10-15 2004-05-27 Symbol Technologies Inc 移動ビームシミュレーションを有する画像化バーコード読取装置
JP2008152656A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体処理システム
JP2012118695A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Sharp Corp 情報処理装置

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