JPH10333386A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH10333386A
JPH10333386A JP9136619A JP13661997A JPH10333386A JP H10333386 A JPH10333386 A JP H10333386A JP 9136619 A JP9136619 A JP 9136619A JP 13661997 A JP13661997 A JP 13661997A JP H10333386 A JPH10333386 A JP H10333386A
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JP
Japan
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pressure
image forming
mode switching
forming apparatus
mode
Prior art date
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Application number
JP9136619A
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English (en)
Inventor
Naoki Asano
直樹 浅野
Tomio Noguchi
富生 野口
Hiroshi Yukimachi
博司 行待
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着器における加圧モードの切り換え違いに
よる定着不良、シート材の皺や搬送不良等の現象を防ぐ
ことができる画像形成装置を提供すること。 【構成】 記録シートS材上に未定着画像を形成する画
像形成手段と、定着ローラ29と加圧ローラ34を有し
て記録シート材S上の未定着画像を定着する定着器4
と、通常のシート材搬送時と厚紙や封筒等の搬送時とで
前記加圧ローラ34の当接圧を切り換える加圧モードレ
バー(加圧モード切換手段)60と、前記定着器4の加
圧モード切り換え時に開閉する開閉カバー21とを有す
る画像形成装置において、当接圧の設定がそれぞれ独立
して可能な前記加圧モードレバー60を前記定着ローラ
29の端部近傍2箇所に設け、両加圧モードレバー60
が同一の当接圧に設定されているときに前記開閉カバー
21を閉鎖可能とし、両加圧モードレバー60が異なる
当接圧に設定されているときには前記開閉カバー21を
閉鎖不能にする加圧モード確認部材(加圧モード確認手
段)22を前記開閉カバー21に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着器を備える複
写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ等の画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザービームプリンタ等の画像
形成装置においては、レーザー光等によって描かれた潜
像をトナー像として現像する現像装置と、現像されたト
ナー像をシート材に転写する転写手段と、転写されたト
ナー像をシート材上に定着せしめる定着器とを備えたも
のが主流となっている。
【0003】ところで、転写されたトナー像をシート材
に定着する定着器は、ヒーターと温度センサーによって
所定の温度に保たれながら回転する定着ローラと、該定
着ローラに所定の圧力で当接されて従動回転する加圧ロ
ーラとで構成され、斯かる定着装置においては熱と圧力
によって現像剤であるトナーを溶融させてトナー像をシ
ート材に定着する手法が主に採用されている。
【0004】斯かる定着装置を備えるレーザービームプ
リンタの従来例を図21に示す。
【0005】即ち、図21は従来のレーザービームプリ
ンタの断面図であり、該レーザービームプリンタの本体
(画像形成装置本体)内には、レーザースキャナ2、感
光ドラム3、一次帯電器16及び現像器17を含むプロ
セスカートリッジ1の他、転写ローラ9、定着器4、搬
送ローラ対8、給紙カセット6、給紙ローラ(ピックア
ップローラ)7等が設置されている。
【0006】上記給紙カセット6内に積載収納されたシ
ート材Sは、反時計方向に回転する給紙ローラ7によっ
て給送され、シート材ガイド18に導かれて搬送ローラ
対8のニップ部へ送られ、次いで、搬送ローラ対8によ
って感光ドラム3と転写ローラ9との間に送られる。
【0007】前記感光ドラム3は時計方向に回転してお
り、一次帯電器16によって均一に帯電されている。そ
して、感光ドラム3の外周面には前記レーザースキャナ
2からのレーザー光によって静電潜像が順次形成され、
続いてその静電潜像が現像器17で現像されてトナー像
が形成される。
【0008】ところで、感光ドラム3と転写ローラ9と
の間に送られたシート材Sには、感光ドラム3上のトナ
ー像が転写ローラ9により順次転写される。このように
してトナー像が転写されたシート材Sは定着器4へ送ら
れ、ここで加熱及び加圧されてトナー像の定着を受け
る。
【0009】その後、シート材Sは反転排紙かストレー
ト排紙の何れかを選択され、反転排紙を選択された場合
は、搬送ローラ対10によって排紙ローラ対5へ送ら
れ、次いで排紙ローラ対5によりプリンタ本体上面のシ
ート材排紙トレイ19上に排紙される。又、ストレート
排紙を選択された場合は、シート材Sは排紙ローラ対1
1によってプリンタ本体側面に設けられた不図示のシー
ト材排紙トレイ上に排紙される。
【0010】而して、このような従来のレーザービーム
プリンタでは、プロセスカートリッジ1、定着器4等の
ユニットや給紙ローラ7、転写ローラ9等のローラ関係
は消耗部品であり、その製品のライフの中に何回かの交
換が必要である。
【0011】ところで、プリンタ本体には開閉カバー1
2が支点15を中心として開閉回動可能に設けられてお
り、この開閉カバー12は定着器4の交換や排紙部での
ジャム処理のために開閉される。
【0012】そして、従来のレーザービームプリンタで
は、プリンタ本体の開閉カバー12を図21の矢印A方
向に回動させてこれを開いた状態で定着器4を交換する
ことができるよう構成されている。尚、定着器4は本体
に装着された状態ではメインステー20の位置決め突起
13によって位置決めされ、固定レバー31によりプリ
ンタ本体に固定されている。
【0013】ここで、定着器4の構成の詳細を図22及
び図23に基づいて説明する。尚、図22は定着器4の
断面図、図23は同定着器4の斜視図である。
【0014】図22に示すように、定着器4は、ヒータ
ー48を内蔵する定着ローラ29とこれに当接する加圧
ローラ34、これらを支持する定着フレーム35、シー
ト材Sの進入のガイドとなる入口ガイド28、排紙口の
ガイドとなる分離上ガイド30と分離下ガイド32、当
該定着器4をプリンタ本体に固定するための前記固定レ
バー31等で構成されている。
【0015】而して、シート材Sは定着器4の中を図示
矢印C方向に入口ガイド28側から入り、定着ローラ2
9と加圧ローラ34とのニップ部でトナー像の定着を受
け、分離上ガイド30と分離下ガイド32の間でガイド
されつつ排紙ローラ43と排紙コロ42によって定着器
4の外部へと搬送される。
【0016】ところで、図22に示す定着器4は、通常
のシート材搬送時と厚紙や封筒等の搬送時及び定着しづ
らい特殊紙の搬送時とで前記加圧ローラ34の当接圧を
強くしたり弱くしたりすることができる加圧モード切換
手段を有している。
【0017】上記加圧モード切換手段は、支点64を中
心として回動可能に取り付けられている加圧モードレバ
ー60、加圧バネ44、加圧軸受ホルダー62及び加圧
ローラ軸受63で構成されている。図22に示す状態が
通常の状態であって、その状態から加圧モードレバー6
0を矢印G方向に回動させることができる。そして、こ
のように加圧モードレバー60を回動させることによっ
て、加圧軸受ホルダー62を押している加圧バネ44の
バネ力を調整することができ、加圧ローラ34に作用し
ている加圧力の強弱を調整することができる。
【0018】而して、加圧モードの切り換えは、図23
に示すように左右の加圧モードレバー60を定着フレー
ム35の複数のモード切換溝61の1つに係合ットする
ことによってなされる。尚、図23に示す例では、定着
フレーム35の左右に各々3つの溝が切られており、加
圧力を上から高、中、低の3段階に切り換えることがで
きるような構成が採用されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
レーザービームプリンタにあっては以下のような問題が
あった。
【0020】即ち、従来の加圧モード切換手段では定着
ローラ29の両端部近傍に設けられた左右2つの加圧モ
ードレバー60を操作して加圧ローラ34の加圧力を設
定しするが、左右2つの加圧モードレバー60は各々独
立して操作可能であるため、左右の加圧モードレバー6
0で異なる加圧力に設定でき、これに気付かないで通紙
してしまうという問題があった。この結果、定着ローラ
29と加圧ローラ34間の加圧力が不均一になり、定着
不良、シート材Sの皺や搬送不良等の現象を引き起こし
ていた。
【0021】又、加圧モードの状態がプリンタ本体外部
から見て分からず、プリンタ本体外部から加圧モード切
換手段を操作できないため、間違ったモードで通紙して
しまい、定着不良、シート材Sの皺や搬送不良等の現象
を引き起こしたり、モードを切り換える都度開閉カバー
12を完全に開けて加圧モード切換手段を操作しなけれ
ばならないという問題があった。
【0022】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、定着器における加圧モードの
切り換え違いによる定着不良、シート材の皺や搬送不良
等の現象の発生を防ぐことができる画像形成装置を提供
することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、記録シート材上に未定着画
像を形成する画像形成手段と、内部にヒーターを有する
定着ローラと該定着ローラに当接された加圧ローラを有
して記録シート材上の未定着画像を定着する定着器と、
通常のシート材搬送時と厚紙や封筒等の搬送時とで前記
加圧ローラの当接圧を切り換える加圧モード切換手段
と、前記定着器の加圧モード切り換え時に開閉する開閉
カバーとを有する画像形成装置において、当接圧の設定
がそれぞれ独立して可能な前記加圧モード切換手段を前
記定着ローラの端部近傍2箇所に設け、両加圧モード切
換手段が同一の当接圧に設定されているときに前記開閉
カバーを閉鎖可能とし、両加圧モード切換手段が異なる
当接圧に設定されているときには前記開閉カバーを閉鎖
不能にする加圧モード確認手段を前記開閉カバーに設け
たことを特徴とする。
【0024】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記加圧モード切換手段の少なくとも1種
類の当接圧設定時に、定着器排出後のシート材搬送経路
を略ストレート形状に設定するよう、前記加圧モード切
換手段の切り換え動作に対応して作動する排出経路設定
手段を設けたことを特徴とする。
【0025】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記加圧モード切換手段の少なくと
も1種類の当接圧設定時に、定着器排出後の画像形成装
置外へのシート材排出方向を前記加圧モード切換手段の
切り換え動作に対応して変化させる排出方向設定手段を
設けたことを特徴とする。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記加圧モード切換手段の状態
を画像形成装置外部から認識する手段を設けたことを特
徴とする。
【0027】請求項5記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記加圧モード切換手段を画像
形成装置外部から操作する手段を設けたことを特徴とす
る。
【0028】請求項6記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記開閉カバー上部に開閉把手
を設けるとともに、該開閉把手の近傍で且つ画像形成装
置内部に前記加圧モード切換手段の加圧モード切換操作
部を設けたことを特徴とする。
【0029】請求項7記載の発明は、請求項1〜5又は
6記載の発明において、前記加圧モード切換手段の当接
圧と開閉カバーの開放/閉鎖とを検知する検知手段を設
けたことを特徴とする。
【0030】請求項8記載の発明は、記録シート材上に
未定着画像を形成する画像形成手段と、内部にヒーター
を有する定着ローラと該定着ローラに当接された加圧ロ
ーラを有して記録シート材上の未定着画像を定着する定
着器と、通常のシート材搬送時と厚紙や封筒等の搬送時
とで前記加圧ローラの当接圧を切り換える加圧モード切
換手段とを有する画像形成装置において、当接圧の設定
がそれぞれ独立して可能な前記加圧モード切換手段を前
記定着ローラの端部近傍2箇所に設け、両加圧モード切
換手段が同一の当接圧に設定されているときにはその設
定された当接圧を検知し、両加圧モード切換手段が異な
る当接圧に設定されているときには当接圧の設定が2箇
所で異なっていることを検知する加圧モード検知手段を
設けたことを特徴とする。
【0031】従って、本発明によれば、定着器における
加圧モードの切り換え違いによる定着不良、シート材の
皺や搬送不良等の現象の発生を効果的に防ぐことができ
る。又、画像形成装置外部から加圧モードの状態を認識
し或は加圧モード切換手段を操作することができ、間違
ったモードでの通紙が防がれるとともに、その都度開閉
カバーを完全に開けてから加圧モード切換手段を操作す
る必要がなくなり、操作性が高められる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0033】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る画像形成装置(レーザービームプリンタ)の
断面図、図2は定着器の斜視図、図3は同定着器の正面
図、図4(a),(b)は画像形成装置の開閉カバー及
び定着器部分の断面図であり、これらの図においては図
21〜図23に示したと同一要素には同一符号を付して
おり、以下、それらについての説明は省略する。
【0034】本実施の形態は、2箇所の加圧モード切換
手段が同一の当接圧に設定されているときに開閉カバー
を閉鎖可能にし、2箇所の加圧モード切換手段が異なる
当接圧に設定されているときには開閉カバーを閉鎖不能
にする加圧モード確認手段を開閉カバー設けることによ
って、加圧モードを2箇所で異なる当接圧に設定した場
合に開閉カバーを閉鎖不能とすることを特徴とする。
【0035】図1において、21は定着器4の交換や排
紙部でのジャム処理或は加圧モードの切り換え等のため
に開閉される開閉カバー、22は開閉カバー21に設け
られた加圧モード確認部材、23はシートSの反転排紙
とストレート排紙を切り換えるためのフラッパである。
加圧モード確認部材22には、開閉カバー21を閉じた
ときに加圧モードレバー60の先端部が挿入されるべき
3つのスリット部22−1,22−2,22−3が図の
奥行き方向を貫く形で設けられている。
【0036】又、図2に示すように、定着ローラ29の
両端部近傍に設けられた左右2つの加圧モードレバー6
0は加圧モードレバー連結部材51によって連結されて
おり、加圧モードレバー連結部材51は加圧モードレバ
ー60に対して回動自在に取り付けられている。
【0037】左右の加圧モードレバー60を共に同じ加
圧力に設定にした場合は、図2に示すように、加圧モー
ドレバー連結部材51は略水平に保持される。この状態
で開閉カバー21を閉じようとすると、図1に示すよう
に、加圧モードレバー60の先端部及び加圧モードレバ
ー連結部材51は加圧モード確認部材22のスリット部
22−2に挿入されるため、開閉カバー21を閉じるこ
とができる。尚、図1に示す状態では、定着器4の左右
の加圧モードレバー60は共に定着ローラ29と加圧ロ
ーラ34間の“高”、“中”、“低”の3段階に分けら
れた加圧力を真ん中の“中”に設定しており、該加圧モ
ードレバー60の先端部と加圧モードレバー連結部材5
1は加圧モード確認部材22のスリット部22−2に挿
入されている。左右の加圧モードレバー60が共に
“高”又は“低”の加圧力を設定する場合には、これに
対応して加圧モード確認部材22の他のスリット部22
−1又は22−3に加圧モードレバー60の先端部と加
圧モードレバー連結部材51が挿入される。
【0038】これに対して、左右の加圧モードレバー6
0でそれぞれ異なる加圧力に設定にすると、加圧モード
レバー連結部材51は図3に示すように傾いた状態で保
持される。図3は左側の加圧モードレバー60が加圧力
を“中”に設定し、右側の加圧モードレバー60が加圧
力を“高”に設定した状態を示す。この状態で開閉カバ
ー21を閉じようとすると、加圧モードレバー連結部材
51が図3に示すように傾いているため、略水平に形成
された加圧モード確認部材22のスリット部22−1〜
22−3(図3に二点鎖線にて示す)と干渉して開閉カ
バー21を閉じることができない。
【0039】又、図4(a)に示すように、開閉カバー
21にはフラッパ23を駆動するフラッパ駆動部材24
が設けられており、このフラッパ駆動部材24はフラッ
パ23を回動させるフラッパ回動部24−1と加圧モー
ドレバー60の先端が当接するロッド部24ー2とで構
成されている。フラッパ回動部24−1は軸24−3周
りに回動自在であって、その一端はフラッパ23と当接
し、他端はロッド部24−2に回動自在に連結されてい
る。そして、ロッド部24−2の他端は加圧モード確認
部材22のスリット部22−1から突出している。尚、
フラッパ23は不図示のバネで時計方向に付勢され、フ
ラッパ回動部24−1は不図示のバネで反時計方向に付
勢されている。
【0040】スリット部22−1は3種類の加圧力の中
で最も加圧力の高いモードの場合に加圧モードレバー6
0の先端部と加圧モードレバー連結部材51が挿入され
るべきスリットであって、この場合、ロッド部24−2
は加圧モードレバー60に押されて図4(a)の左方へ
移動し、これに連動してフラッパ回動部24−1が軸2
4−3を中心として時計方向に回転する。これにより、
フラッパ23は反時計方向に回動し、搬送されて来たシ
ート材Sをストレート排紙するためにストレート搬送経
路を形成する。即ち、厚紙等の腰の強いシート材Sを通
紙するときに加圧力の最も高いモードに設定すると、シ
ート材Sは自動的にストレート排紙になり、腰の強いシ
ート材Sを反転させないで極めてスムーズに通紙するこ
とができる。尚、スリット部22−2或は22−3に加
圧モードレバー60の先端部と加圧モードレバー連結部
材51が挿入されたときには、フラッパ23は不図示の
フラッパ制御部によってストレート排紙又は反転排紙を
選択して切り換えることができる。
【0041】更に、図4(b)に示すように、開閉カバ
ー21には、ストレート排紙部の排紙コロ26を排紙ロ
ーラ27周りに揺動させる排紙コロ揺動部材25と、排
紙コロ26を回転自在に保持して排紙ローラ27周りに
回動自在な排紙コロホルダ52とが設けられており、排
紙コロ揺動部材25は排紙コロホルダ52を揺動させる
コロホルダ揺動部25−1と加圧モードレバー60の先
端が当接するロッド部25ー2とで構成されている。コ
ロホルダ揺動部25−1は軸25−3周りに回動自在で
あって、その一端は排紙コロホルダ52のアーム部と当
接し、他端はロッド部25−2に回動自在に連結されて
いる。ロッド部25−2はスリット部22−1及び22
−2から突出し、その突出量はスリット部22−1の方
が大きく設定されている。排紙コロホルダ52は不図示
のバネで時計方向に付勢され、コロホルダ揺動部25−
1は不図示のバネで反時計方向に付勢されている。
【0042】而して、加圧力の最も低いモードのときに
は加圧モードレバー60の先端部と加圧モードレバー連
結部材51が挿入されるべきスリット部22−3にはロ
ッド部25−2は突出していないため、このモードのと
きには排紙コロ26は排紙ローラ27周りには揺動しな
い。
【0043】スリット部22−1或は22−2に加圧モ
ードレバー60の先端部と加圧モードレバー連結部材5
1が挿入されると、ロッド部25−2は加圧モードレバ
ー60に押されて図4(b)の左方へ移動し、これに連
動してコロホルダ揺動部25−1が時計方向に回転す
る。これにより、排紙コロホルダ52及び排紙コロ26
は排紙ローラ27周りに反時計方向に揺動し、これに応
じてシート材Sの排出方向が下向きになる。尚、排紙コ
ロ26の揺動角度は加圧力が大きい程大きく、シート材
Sの排出方向は加圧力が大きい程下向きになる。
【0044】一般に、加圧力が高くなるとシート材のカ
ール量が大きくなると言われており、従って、加圧力が
より高くなって定着ローラ29側へのシート材Sのカー
ルが大きくなると、排出方向を下方に修正してより適正
にシート材Sの排出を行うことができる。
【0045】尚、本実施の形態においては、ストレート
排紙部を用いて説明したが、これに限定されるものでは
なく、加圧モードレバー60の動きと連動させて反転排
紙部の排紙コロ26を排紙ローラ27周りに揺動させて
排紙角度を可変としても良い。
【0046】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態を図5乃至図8に基づいて説明する。尚、図5は本発
明の実施の形態2に係る画像形成装置の断面図、図6は
図5の矢視B方向の図、図7(a),(b)は同画像形
成装置の加圧モード切換手段の動作説明図、図8
(a),(b)は加圧モード切換表示を示す図であり、
これらの図においては図1乃至図4に示したと同一要素
には同一符号を付しており、以下、それらについての説
明は省略する。
【0047】本実施の形態に係る加圧モード切換手段
は、画像形成装置の加圧モード切換手段の状態を画像形
成装置外部から認識する手段を有することを特徴とす
る。
【0048】図5に示す加圧モード確認部材70は開閉
カバー21にスライド可能に取り付けられている。本実
施の形態に係る加圧モード確認部材70は、3種類の加
圧モードに対する加圧モードレバー60の位置に対応す
る場所に設けられた3種類の加圧モード確認部材71−
1,70−2,70−3で構成されており、それぞれの
加圧モード確認部材70−1,70−2,70−3の端
部は図6に示すように開閉カバー21の外側の加圧モー
ド表示部72部分に突き出るようになっている。
【0049】ここで、本実施の形態に係る加圧モード切
換手段の動作を図7及び図8に基づいて説明する。
【0050】図7(a)は加圧モードレバー60が中段
の位置にある状態を示し、この場合、加圧モードレバー
60は加圧モード確認部材70−2を押し出しており、
装置外側の加圧モード表示部72においては図8(a)
に示すように中段の加圧モード確認部材70−2が突き
出た状態となっている。
【0051】又、図7(b)は加圧モードレバー60が
上段の位置にある状態を示し、この場合、加圧モードレ
バー60は加圧モード確認部材70−1を押出してお
り、装置外側の加圧モード表示部72においては図8
(b)に示すように上段の加圧モード確認部材70−1
が突き出た状態となっている。
【0052】加圧モード確認部材70−1,70−2,
70−3は加圧モードレバー60によって押されていな
いときは、バネ71によって装置外側から引っ込む方向
へ移動するよう加圧されている。
【0053】このように、本実施の形態では、加圧モー
ドレバー60の位置を装置本体外部から確認できるよう
に加圧モード確認部材70(70−1,70−2,70
−3)が設けられている。
【0054】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3を図9乃至図12に基づいて説明する。尚、図9は
本発明の実施の形態3に係る画像形成装置の断面図、図
10は図9の矢視B方向の図、図11(a),(b)は
加圧モード切換手段の動作説明図、図12(a),
(b)は加圧モード切換把手の動作説明図であり、これ
らの図においても図1乃至図4に示したと同一要素には
同一符号を付しており、以下、それらについての説明は
省略する。
【0055】本実施の形態に係る画像形成装置は、加圧
モード切換手段を本体外部から操作する手段を有するこ
とを特徴とする。
【0056】図9に示すように、本実施の形態に係る画
像形成装置の開閉カバー21には加圧モード把手73と
加圧モード切換部材74が設けられている。加圧モード
把手73と加圧モード切換部材74は連動するように連
結され、図10の左右方向にスライド可能に開閉カバー
21に取り付けられている。又、加圧モードレバー60
を押すために、加圧モード切換部材74には3段の加圧
モードレバー加圧部74−1,74−2,74−3が設
けられている。
【0057】ここで、加圧モード切換手段の動作を図1
1及び図12に基づいて説明する。
【0058】図11(a)は加圧モードレバー60が加
圧力を“中”に設定する位置にある状態を示し、この状
態にするには、加圧モード把手73を図12(a)に示
すように中央位置にセットする。すると、加圧モード切
換部材74も図12(a)に示す位置に移動し、加圧モ
ード切換部材74の加圧モードレバー加圧部74−2が
加圧モードレバー60を押し上げ、加圧バネ44が加圧
ローラ34を“中”の加圧力で加圧する。
【0059】又、図11(b)は加圧モードレバー60
が加圧力を“高”に設定する位置にある状態を示し、こ
の状態にするには、加圧モード把手73を図12(b)
に示すように、右寄りの“高”の位置にセットする。す
ると、加圧モード切換部材74も図12(b)の位置に
移動し、加圧モード切換部材74の加圧モードレバー加
圧部74−1が加圧モードレバー60を押し上げ、加圧
バネ44が加圧ローラ34を“高”の加圧力で加圧す
る。
【0060】このように、本実施の形態では、加圧モー
ドレバー60の位置を装置本体外部から切り換えること
ができるように加圧モード把手73と加圧モード切換部
材74が設けられている。
【0061】<実施の形態4>次に、本発明の実施の形
態4を図13乃至図16に基づいて説明する。尚、図1
3は本発明の実施の形態4に係る画像形成装置の断面
図、図14は図13の矢視B方向の図、図15(a),
(b)は開閉カバーの平面図、図16は本実施の形態に
係る画像形成装置の断面図であり、これらの図において
は以上の実施例1〜3において示したと同一要素には同
一符号を付しており、以下、それらについての説明は省
略する。
【0062】本実施の形態の画像形成装置は、開閉カバ
ー上部に開閉把手を設けるとともに、開閉カバーの開閉
把手近傍で、且つ、画像形成装置内部に加圧モード切換
手段の加圧モード切換操作部を設けたことを特徴とす
る。
【0063】図13に示すように、本実施の形態に係る
画像形成装置の開閉カバー21には加圧モード切換操作
部としての加圧モード把手75と加圧モード切換部材7
4が設けられている。加圧モード把手75と加圧モード
切換部材74は連動するよう連結されており、図14の
左右方向にスライド可能に開閉カバー21に取り付けら
れている。尚、図13及び図14において、76は開閉
カバー21を開閉するときにオペレータが使用する開閉
把手である。
【0064】又、加圧モードレバー60を押すために、
加圧モード切換部材74には3段の加圧モードレバー加
圧部74−1,74−2,74−3が設けられている。
【0065】ここで、加圧モード切換手段の動作を図1
5及び図16に基づいて説明する。
【0066】図14(a)は加圧モードレバー60が加
圧力を“中”に設定する位置にある状態を示し、この状
態にするには、加圧モード把手75を図15(a)に示
すように中央位置にセットする。すると、加圧モード切
換部材74も図14(a)に示す位置に移動して加圧モ
ード表示も“中”を表示し、加圧モード切換部材74の
加圧モードレバー加圧部74−2が加圧モードレバー6
0を押し上げ、加圧バネ44が加圧ローラ34を“中”
の加圧力で加圧する。
【0067】又、図14(b)は加圧モードレバー60
が加圧力を“高”に設定する位置にある状態を示し、こ
の状態にするには、加圧モード把手75を図15(b)
に示すのように図の下寄りの“高”の位置にセットす
る。すると、加圧モード切換部材74も図14(b)に
示す位置に移動して加圧モード表示も“高”を表示し、
加圧モード切換部材74の加圧モードレバー加圧部74
−1が、加圧モードレバー60を押し上げ、加圧バネ4
4が加圧ローラ34を“高”の高い加圧力で加圧する。
【0068】加圧モード把手75の切り換えは、図16
に示すように開閉カバー21を少し開けてからなされ
る。この開閉カバー21を少し開けた状態では加圧モー
ドレバー加圧部74−1,74−2,74−3は加圧モ
ードレバー60から離間して加圧していないため、加圧
モード把手75の切り換えは軽い操作力でスムーズにな
される。
【0069】又、加圧モード把手75は開閉カバー21
の開閉把手76の近傍に設けられているためにオペレー
タが開閉カバー21の開閉把手76を片手で掴んで開閉
カバー21を少し開けた後、その手で加圧モード把手7
5の切り換えを行うことができ、片手で開閉カバー21
の開閉と加圧モード把手75の切り換えが共に簡単に操
作性良くなされる。
【0070】このように、本実施の形態では、開閉カバ
ー21の上部に開閉把手76を設けるとともに、開閉カ
バー21の開閉把手76の近傍、且つ、画像形成装置内
部に加圧モードレバー60を切換操作するための加圧モ
ード把手75を設けることにより開閉カバー21を完全
に開放しないでこれを少し開いただけで、加圧モードの
切り換えを軽い操作力で簡単に行うことができる。
【0071】<実施の形態5>次に、本発明の実施の形
態5を図17乃至図20に基づいて説明する。尚、図1
7は本発明の実施の形態4に係る画像形成装置の断面
図、図18(a),(b)は加圧モード検知部材の詳細
断面図、図19(a),(b)は加圧モード検知部材の
平面図、図20(a),(b)は加圧モード検知部材の
詳細断面図であり、これらの図においても以上の実施例
1〜4において示したと同一要素には同一符号を付して
おり、以下、それらについての説明は省略する。
【0072】本実施の形態の画像形成装置は、2箇所の
加圧モード切換手段が同一の当接圧に設定されていると
きにはその設定された当接圧を検知し、2箇所の加圧モ
ード切換手段が異なる当接圧に設定されているときには
当接圧の設定が2箇所で異なっていることを検知する加
圧モード検知手段を有することを特徴とする。
【0073】図17に示すように、本実施の形態に係る
画像形成装置の開閉カバー21には加圧モード検知部材
77とセンサー78(78−1,78−2)が設けられ
ている。
【0074】上記加圧モード検知部材77は、3種類の
加圧モードに対応して各モードのときに加圧モードレバ
ー60によってそれぞれ押される3個の加圧モード検知
部材77−1,77−2,77−3と、これら3個の加
圧モード検知部材77−1,77−2,77−3をそれ
ぞれ独立して加圧モードレバー60側(図17の略右方
向)へ付勢するバネ79(図19参照)とで構成されて
いる。尚、3個の加圧モード検知部材77−1,77−
2,77−3は共に軸77−4(図19参照)周りに回
動自在、且つ、軸77−4をガイドとして略水平方向に
移動可能に構成されている。
【0075】以上のような構成において、左右の加圧モ
ードレバー60による加圧力の設定を共に“高”とした
場合は、図18(a)に示すように、加圧モードレバー
60の先端は加圧モード検知部材77−1に当接して該
加圧モード検知部材77−1をセンサー78−1側へ動
かし、この結果、加圧モード検知部材77−1はセンサ
ー78−1を押す。図18(b)は左右の加圧モードレ
バー60による加圧力の設定を共に“中”にした状態を
示し、この場合には加圧モード検知部材77−2はセン
サー78−1,78−2を共に押す。
【0076】左右の加圧モードレバー60を共に同一ポ
ジションに設定した場合は、両加圧モードレバー60は
同一の加圧モード検知部材77を押すため、図19
(a)に示すように、加圧モードレバー77−1,77
−2,(77−3)は平行移動して所定のセンサー78
−1又は78−1或は両者を押す。
【0077】他方、左右の加圧モードレバー60をそれ
ぞれ異なるポジションに設定した場合は、異なる加圧モ
ードレバー77を押し、加圧モードレバー77はバネ7
9で付勢されているため、これらは図19(b)に示す
ように軸77−4周りに回動してしまい、これらはセン
サー78−1,78−2には当接しない。このため、左
右の加圧モードレバー60を異なる加圧モードに設定し
た場合には、センサー78−1,78−2は共にOFF
である。
【0078】従って、加圧モードが“高”のときにはセ
ンサー78−1がON、センサー78−2がOFFとな
り、加圧モードが“中”のときにはセンサー78−1,
78−2が共にONとなり、加圧モードが“低”のとき
にはセンサー78−1がOFF、センサー78−2がO
Nとなり、加圧モードが2箇所で異なっているときには
センサー78−1,78−2は共にOFFとなる。
【0079】以上のように、2箇所の加圧モード切換手
段が同一の当接圧に設定されているときにはその設定さ
れた当接圧を検知し、2箇所の加圧モード切換手段が異
なる当接圧に設定されているときには当接圧の設定が2
箇所で異なっていることを検知することができる。
【0080】又、図20に示すように、3個のセンサー
78−1,78−2,78−3を使用し、加圧モード検
知部材77(77−1,77−2,77−3)の形状を
図示のようにすることによって、左右の加圧モードレバ
ー60による加圧力の設定を共に“高”にした場合は、
図20(a)に示すように、加圧モード検知部材77−
1はセンサー78−1,78−3を押してこれらをON
し、左右の加圧モードレバー60による加圧力の設定を
共に“中”にした場合は、図20(b)に示すように、
加圧モード検知部材77−2はセンサー78−1,78
−2,78−3を同時に押してこれらをONする。即
ち、加圧力設定が3箇所の何れでもセンサー78−3は
押しており、開閉カバー21を開放したときには3個の
センサー78−1,78−2,78−3は全てOFFと
なる。
【0081】従って、センサーを1個増やし、加圧モー
ド検知部材77−1,77−2,77−3の形状を図示
のようにすることによって、左右の加圧モードレバー6
0が同一の当接圧に設定されているときにはその設定さ
れた当接圧を検知し、左右の加圧モードレバー60が異
なる当接圧に設定されているときには当接圧の設定が左
右で異なっていることを検知することができるととも
に、開閉カバー21の開放/閉鎖を検知することができ
る。
【0082】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、定着器における加圧モードの切り換え違いによ
る定着不良、シート材の皺や搬送不良等の現象の発生を
効果的に防ぐことができるという効果が得られる。
【0083】又、本発明によれば、画像形成装置外部か
ら加圧モードの状態を認識し或は加圧モード切換手段を
操作することができ、間違ったモードでの通紙が防がれ
るとともに、その都度開閉カバーを完全に開けてから加
圧モード切換手段を操作する必要がなくなって操作性が
高められるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の断
面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の定
着器の斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の定
着器の正面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の開
閉カバー及び定着器部分の断面図である。
【図5】発明の実施の形態2に係る画像形成装置の断面
図である。
【図6】図5の矢視B方向の図である。
【図7】発明の実施の形態2に係る画像形成装置の加圧
モード切換手段の動作説明図である。
【図8】発明の実施の形態2に係る画像形成装置の加圧
モード切換表示を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態3に係る画像形成装置の断
面図である。
【図10】図9の矢視B方向の図である。
【図11】本発明の実施の形態3に係る画像形成装置の
加圧モード切換手段の動作説明図である。
【図12】本発明の実施の形態3に係る画像形成装置の
加圧モード切換把手の動作説明図である。
【図13】本発明の実施の形態4に係る画像形成装置の
断面図である。
【図14】図13の矢視B方向の図である。
【図15】本発明の実施の形態4に係る画像形成装置の
開閉カバーの平面図である。
【図16】本発明の実施の形態4に係る画像形成装置の
断面図である。
【図17】本発明の実施の形態4に係る画像形成装置の
断面図である。
【図18】本発明の実施の形態4に係る画像形成装置の
加圧モード検知部材の詳細断面図である。
【図19】本発明の実施の形態4に係る画像形成装置の
加圧モード検知部材の平面図である。
【図20】本発明の実施の形態4に係る画像形成装置の
加圧モード検知部材の詳細断面図である。
【図21】従来の画像形成装置の断面図である。
【図22】従来の画像形成装置の定着器の断面図であ
る。
【図23】従来の画像形成装置の定着器の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 プロセスカートリッジ 2 スキャナー 3 感光ドラム 4 定着器 9 転写ローラ 12 開閉カバー 16 帯電器 17 現像器 21 開閉カバー 22 加圧モード確認部材 23 フラッパ 24 フラッパ駆動部材 29 定着ローラ 33 定着把手 34 加圧ローラ 44 定着加圧バネ 48 ヒーター 60 加圧モードレバー 70 加圧モード確認部材 72 加圧モード表示部 73 加圧モード把手 74 加圧モード切換部材 75 加圧モード把手 76 開閉把手 77 加圧モード検知部材 78 センサー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録シート材上に未定着画像を形成する
    画像形成手段と、内部にヒーターを有する定着ローラと
    該定着ローラに当接された加圧ローラを有して記録シー
    ト材上の未定着画像を定着する定着器と、通常のシート
    材搬送時と厚紙や封筒等の搬送時とで前記加圧ローラの
    当接圧を切り換える加圧モード切換手段と、前記定着器
    の加圧モード切り換え時に開閉する開閉カバーとを有す
    る画像形成装置において、 当接圧の設定がそれぞれ独立して可能な前記加圧モード
    切換手段を前記定着ローラの端部近傍2箇所に設け、両
    加圧モード切換手段が同一の当接圧に設定されていると
    きに前記開閉カバーを閉鎖可能とし、両加圧モード切換
    手段が異なる当接圧に設定されているときには前記開閉
    カバーを閉鎖不能にする加圧モード確認手段を前記開閉
    カバーに設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記加圧モード切換手段の少なくとも1
    種類の当接圧設定時に、定着器排出後のシート材搬送経
    路を略ストレート形状に設定するよう、前記加圧モード
    切換手段の切り換え動作に対応して作動する排出経路設
    定手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記加圧モード切換手段の少なくとも1
    種類の当接圧設定時に、定着器排出後の画像形成装置外
    へのシート材排出方向を前記加圧モード切換手段の切り
    換え動作に対応して変化させる排出方向設定手段を設け
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記加圧モード切換手段の状態を画像形
    成装置外部から認識する手段を設けたことを特徴とする
    請求項1,2又は3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記加圧モード切換手段を画像形成装置
    外部から操作する手段を設けたことを特徴とする請求項
    1,2又は3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記開閉カバー上部に開閉把手を設ける
    とともに、該開閉把手の近傍で且つ画像形成装置内部に
    前記加圧モード切換手段の加圧モード切換操作部を設け
    たことを特徴とする請求項1,2又は3記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記加圧モード切換手段の当接圧と開閉
    カバーの開放/閉鎖とを検知する検知手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜5又は6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 記録シート材上に未定着画像を形成する
    画像形成手段と、内部にヒーターを有する定着ローラと
    該定着ローラに当接された加圧ローラを有して記録シー
    ト材上の未定着画像を定着する定着器と、通常のシート
    材搬送時と厚紙や封筒等の搬送時とで前記加圧ローラの
    当接圧を切り換える加圧モード切換手段とを有する画像
    形成装置において、 当接圧の設定がそれぞれ独立して可能な前記加圧モード
    切換手段を前記定着ローラの端部近傍2箇所に設け、両
    加圧モード切換手段が同一の当接圧に設定されていると
    きにはその設定された当接圧を検知し、両加圧モード切
    換手段が異なる当接圧に設定されているときには当接圧
    の設定が2箇所で異なっていることを検知する加圧モー
    ド検知手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
JP9136619A 1997-05-27 1997-05-27 画像形成装置 Pending JPH10333386A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013011685A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
US8611775B2 (en) 2010-11-02 2013-12-17 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus comprising a fixing pressure switching unit and medium storing image forming programs therein

Cited By (3)

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