JPH10329662A - 洗車機 - Google Patents
洗車機Info
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- JPH10329662A JPH10329662A JP13967497A JP13967497A JPH10329662A JP H10329662 A JPH10329662 A JP H10329662A JP 13967497 A JP13967497 A JP 13967497A JP 13967497 A JP13967497 A JP 13967497A JP H10329662 A JPH10329662 A JP H10329662A
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Abstract
て備えた洗車機で、側面洗浄ブラシと上面乾燥ノズルを
同時に用いても、一定の乾燥効果を確保する。 【構成】 自動車の形状を検出する車形検出手段と、昇
降自在に設けられた上面乾燥ノズルと、上面乾燥ノズル
と一体に昇降し、車体を検出する車体検出手段と、上面
乾燥ノズルに隣接して設けられる側面洗浄ブラシと、上
面乾燥ノズルを複数段階の高さに昇降制御する第1の制
御手段と、上面乾燥ノズルを車体検出手段からの検出信
号に応じて昇降制御し、自動車上面に非接触で作用させ
る第2の制御手段と、側面洗浄ブラシと上面乾燥ノズル
を同時に用いる洗車時には、車形検出手段により検出し
た車形に応じて上面乾燥ノズルを第1の制御手段により
昇降制御し、側面洗浄ブラシと上面乾燥ノズルを同時に
は用いない洗車時には、上面乾燥ノズルを第2の制御手
段により昇降制御する手段を備える。
Description
機本体内に、洗浄ブラシ,散水ノズル,乾燥ノズル等の
洗車処理装置を備え、洗車機本体と洗浄する自動車車体
とを相対移動させて、自動車車体に対して洗浄,乾燥等
の処理を順次施す洗車機に関する。
ルと一体に、光電スイッチのような車体検出手段を備
え、車体検出手段の検出結果に従って、上面乾燥ノズル
を自動車車体に沿って昇降制御させて自動車車体に作用
させ、乾燥作業を行っていた。また、門型状の洗車機本
体が自動車を跨ぐようにして、自動車に対して相対移動
し、自動車の前側から洗車を開始して後側で洗車を終了
する、ドライブスルー形式の洗車機では、洗車機本体前
部より、車形センサ,上面洗浄ブラシ,側面洗浄ブラ
シ,上面乾燥ノズル,側面乾燥ノズルの順に洗車処理装
置を配置し、始めに自動車の車形を検出し、次いで上面
洗浄ブラシ,側面洗浄ブラシによる洗浄を行い、その後
上面乾燥ノズル,側面乾燥ノズルによる乾燥を行い、洗
車を終了していた。
いて、側面洗浄ブラシと上面乾燥ノズルが接近している
と、上面乾燥ノズルに一体に備えられた車体検出手段で
ある光電スイッチが、回転することにより膨らむ側面洗
浄ブラシにより遮られて遮光したり、側面洗浄ブラシか
ら飛散する洗浄水により遮られて遮光して、洗車機は車
体検出手段により自動車車体が検出されたと判断し、上
面乾燥ノズルを上昇させ、その結果上面乾燥ノズルと自
動車車体との間隔があき、充分な乾燥効果が得られない
場合があった。このような問題を解決するには、側面洗
浄ブラシと上面乾燥ノズルの間に充分な距離をおいて、
上面乾燥ノズルに一体に備えられた車体検出手段が側面
洗浄ブラシによる影響を受けないようにすればよいが、
こうした場合には洗車機本体が大きくなってしまうとい
う問題があった。
るために本発明は、門型状に形成した洗車機本体内に、
洗浄ブラシ,散水ノズル,乾燥ノズル等の洗車処理装置
を備え、洗車機本体と洗浄する自動車車体とを相対移動
させて自動車車体の洗浄を行う洗車機において、自動車
の形状を検出する車形検出手段と、前記洗車機本体に昇
降自在に設けられた上面乾燥ノズルと、前記上面乾燥ノ
ズルと一体に昇降し、前記自動車車体を検出する車体検
出手段と、前記上面乾燥ノズルに隣接して設けられる側
面洗浄ブラシと、前記上面乾燥ノズルを複数段階の高さ
に昇降制御する第1の制御手段と、前記上面乾燥ノズル
を前記車体検出手段からの検出信号に応じて昇降制御
し、自動車上面に非接触で作用させる第2の制御手段
と、前記側面洗浄ブラシと前記上面乾燥ノズルを同時に
用いる洗車時には、前記車形検出手段により検出した車
形に応じて前記上面乾燥ノズルを前記第1の制御手段に
より昇降制御し、前記側面洗浄ブラシと前記上面乾燥ノ
ズルを同時には用いない洗車時には、前記上面乾燥ノズ
ルを前記第2の制御手段により昇降制御する手段を備え
たことを特徴とする。
側面洗浄ブラシと上面乾燥ノズルを接近させて備えた場
合でも、側面洗浄ブラシと上面乾燥ノズルを同時に用
い、洗車機が自動車の前側から後側に相対移動して洗車
を終了する洗車の時には、車形検出手段により検出した
車形に合わせて複数段階の高さに上面乾燥ノズルを昇降
して一定の乾燥効果を確保し、洗車機と自動車が往復し
て相対移動し洗浄ブラシによる洗浄を行い、乾燥ノズル
のみを用いて洗車機が自動車の前側から後側に相対移動
して洗車を終了する、側面洗浄ブラシと上面乾燥ノズル
を同時には用いない洗車時には、上面乾燥ノズルと一体
に備えられた車体検出手段により、上面乾燥ノズルを自
動車車体に沿わせて昇降制御し、充分な乾燥効果を得る
ことができる。
説明する。図1は本発明の実施例の側面図、図2は本発
明の実施例の正面図、図3は本発明の実施例の乾燥ノズ
ルを示す正面図である。図において、1は自動車車体を
跨ぐように門型状に形成した洗車機本体で、正転逆転可
能なモータ4,4により、車輪2,2を回転駆動して、
レール3,3に沿って往復走行する。
ーエンコーダーで、モータ4の出力軸に連結し、モータ
4の回転方向を検出しながら単位角度回転毎にパルス信
号を出力して洗車機本体1の走行位置を与えている。
で、洗車機本体1下部に設けられ、レール3敷設面に固
定された突起物であるドッグ7を感知してスイッチング
し、洗車機本体1の位置を与えている。ドッグ7は洗車
機本体の走行開始位置を与える。
ラシ、9,9は車体側面に沿って開閉する側面洗浄ブラ
シ、10,10は上面散水ノズル、11,11,11,
11は側面散水ノズルで、車体に向けて洗浄水を散布す
ると共に、車体を洗浄ブラシでブラッシングし、車体の
洗浄を行う。
受光器12b,13b,14b,15bは光電スイッチ
で、洗車機で洗浄する自動車車体の高さを検出する。自
動車車体は、投光器から発光され受光器で受光される光
を、自動車車体が遮ることにより検出される。12a,
12bは車両下部の高さH1を、13a,13bは普通
車ルーフ位置の高さH2を、14a,14bはワゴン車
ルーフ位置の高さH3を、15a,15bは、洗車機で
は洗車できない高さH4を検出する。
外方に向けて延出したアーム17,17の両端に台車1
8,18を備え、洗車機本体1両側に立設したガイドレ
ール19,19上を昇降移動できるように形成されてい
る。台車18,18は、スプロケット20,20,20
を介して、チェーン21,21により洗車機本体1上部
より吊り下げられ、このチェーン21,21と、ロッド
部に備えたスプロケット22を介して連動するエアシリ
ンダ23の作動により昇降される。
25aと受光器24b,25bは、台車18,18に備
えられた光電スイッチで、本発明の車体検出手段を構成
する。光電スイッチの配置は、洗車機本体1に対して前
方に位置する光電スイッチ24a,24bの取付位置
が、後方に位置する光電スイッチ25a,25bの取付
位置より高くなっている。洗車機本体1に対して前方の
光電スイッチ24a,24bが車体を検知したら、エア
シリンダ23のロッドを収縮させて台車18,18を上
昇させ、逆に車体を非検知したら、エアシリンダ23の
ロッドを伸長させて台車18,18を下降させ、一方後
方の光電スイッチ25a,25bが車体を検知したらエ
アシリンダ23のロッドの伸縮を停止して台車18,1
8を保持させ、相対的に台車18,18を車体形状に沿
って昇降動作させる。
で、上面乾燥ノズル16を支持する台車18,18が昇
降するのに伴い、マグネット26が移動する直線上の洗
車機本体1側には、近接スイッチ27,28が固着さ
れ、マグネット26の移動に伴いスイッチングすること
により、上面乾燥ノズル16の昇降位置を検出する。近
接スイッチ26は、普通車ルーフ位置を検出する光電ス
イッチ13a,13bと同じ高さH2に、近接スイッチ
26は、ワゴン車ルーフ位置を検出する光電スイッチ1
4a,14bと同じ高さH3に備えられる。
0,30は洗車機本体1両側に配設した側面乾燥ノズ
ル、31,31,32,32は送風機29,29と各ノ
ズル16,30,30を連通するダクトで、上面乾燥ノ
ズル16および側面乾燥ノズル30,30は送風機2
9,29より供給された高圧風を車体上面および側面に
向けて吹き付けて車体面に付着した水滴を除去してい
る。
に備えられ、作業者が操作パネルを操作することによ
り、洗車の指示やメンテナンス,収益等の管理といった
洗車機の操作を行う。
の手前の床面に備えられ、洗車機本体1の手前の所定の
待機位置に停止した、洗浄する自動車の前輪に踏まれて
スイッチングし、洗浄する自動車の有無を検出する。
系を示す説明図である。45は空圧源で、コンプレッサ
ー等から所定の圧力の空気を供給する。46,47はレ
ギュレータで、空圧源から供給される空気の圧力を一定
の圧力に保つ。48,49は3ポート方向制御弁で、エ
アシリンダ23のポートA,Bへの空気の供給を制御す
る。50,51はスピードコントローラで、エアシリン
ダ23の速度の制御を行う。
47が空圧源に開放されると、エアシリンダ23のロッ
ドが突出し、上面乾燥ノズル16が下降する。3ポート
方向制御弁46が空圧源に開放され、47が大気開放さ
れると、エアシリンダ23のロッドは引き込まれ、上面
乾燥ノズル16が上昇する。3ポート方向制御弁46,
47が共に空圧源に開放されると、エアシリンダ23の
ロッドが停止し、上面乾燥ノズル16が保持される。
操作パネル33には、洗車機の操作ガイドなどを表示す
るLCD表示器35、洗車コースを選択するコースキー
36、洗車中に上面洗浄ブラシ,側面洗浄ブラシ,上面
乾燥ノズルの回避動作を手動で行う手動操作キー37、
洗車を開始するスタートキー38、洗車を中止するスト
ップキー39、凍結防止処理を指示する凍結防止キー4
0、各種データを入力するテンキー41、洗車料金とし
て公知のプリペイドカードを受け付けるカードリーダー
ライター42、コインを投入するコインメック43、電
源の入切や管理モード,運転モードを切り換えるキース
イッチ44を備えている。
受付を許可及び禁止する機能を持つ。また、コインメッ
ク43は、コインの投入を禁止するブロック機能を持
つ。管理モードでは、作業者が洗車機各部の動作を確認
したり、洗車台数の集計の表示を行ったりする。運転モ
ードでは、作業者や洗車を希望する顧客が洗車の受け付
け操作や洗車の指示を行う。テンキー41や凍結防止キ
ー40は、管理モードのみで受け付けるものとし、通常
は運転モードにして運用する。
ある。52は洗車機の制御手段であるマイクロコンピュ
ーターで、演算処理を行うCPU53、プログラム及び
各種データを記憶するメモリ54、及び入出力インター
フェース55,55より成り、入出力インターフェース
55,55には、走行位置検出用ロータリーエンコーダ
ー5、位置センサー6、車高測定用光電スイッチ12
a,12b,13a,13b,14a,14b,15
a,15b、送風機29,29、上面乾燥ノズル昇降用
光電スイッチ24a,24b,25a,25b、上面乾
燥ノズル昇降用エアシリンダ23を制御する3ポート方
向制御弁48,49、近接スイッチ27,28、上面洗
浄ブラシ8,側面洗浄ブラシ9,9、上面散水ノズル1
0,10、側面散水ノズル11,11,11,11、操
作パネル33、車両検出センサー34が接続されてい
る。
を制御するインバーターで、入出力インターフェース5
5に接続され、洗車機走行用モータ4,4に供給する電
源の周波数を変更してモータ4,4の回転数を変え、洗
車機の走行速度を適宜変更する。
の異常信号入力で、光電スイッチが飛散する洗浄水や温
水を用いたときの湯気、光電スイッチに付着した汚れ等
の影響で受光感度が低下した等、光電スイッチによる車
体の検出に支障がある時に出力される。
電スイッチ12a,12b,13a,13b,14a,
14b,15a,15b,走行位置検出用ロータリーエ
ンコーダ5は相互に作用して、本発明の車形検出手段を
構成する。
コンピュータ52,上面乾燥ノズル昇降用エアシリンダ
23を制御する3ポート方向制御弁48,49,近接ス
イッチ27,28は相互に作用して、本発明の第1の制
御手段を構成する。また、マイクロコンピュータ52,
上面乾燥ノズル昇降用光電スイッチ24a,24b,2
5a,25b,上面乾燥ノズル昇降用エアシリンダ23
を制御する3ポート方向制御弁48,49は相互に作用
して、本発明の第2の制御手段を構成する。
ず、洗浄ブラシと乾燥ノズルを同時に使用し、洗車機が
洗浄する自動車車体の前側から後側への1回の走行で洗
車を行う例について説明する。図7(a)に示すよう
に、洗車を行う自動車Aが、洗車開始の所定の待機位置
に停止する。自動車Aが待機位置に停止したことは、車
両検出センサー34が、待機位置に停止した自動車Aの
前輪に踏まれることにより検出される。ここで、作業者
が、洗車機本体1に備えられた操作パネル33を操作し
て、片道の洗車コースを指定し、スタートキー38を押
すことにより、洗車が開始される。
開始し、車高検出用光電スイッチが自動車車体の形状を
検出する。まず、図7(b)に示すように、自動車下部
を検出する光電スイッチが、投光器12aと受光器12
b間を自動車A車体によって遮光され、車体を検出す
る。洗車機は、走行位置検出用ロータリーエンコーダ5
により検出される、この時の洗車機本体1の走行位置
を、自動車Aの前端位置CSとしてメモリ54に記憶す
る。続いて、図7(c)に示すように、普通車ルーフ位
置を検出する光電スイッチが、投光器13aと受光器1
3b間を自動車A車体によって遮光され、車体を検出す
る。洗車機は、この時の洗車機本体1の走行位置を、自
動車Aのルーフ部の前端位置RSとしてメモリ54に記
憶する。この後、普通車ルーフ位置を検出する光電スイ
ッチが、投光器13aと受光器13b間の自動車A車体
による遮光を解かれ、車体を検出しなくなると、洗車機
は、この時の洗車機本体1の走行位置を自動車Aのルー
フ部の後端位置REとしてメモリ54に記憶する。ま
た、自動車下部を検出する光電スイッチが、投光器12
aと受光器12b間の自動車A車体による遮光を解か
れ、車体を検出しなくなると、洗車機は、この時の洗車
機本体1の走行位置を自動車Aの後端位置CEとしてメ
モリ54に記憶する。このようにして、移動する洗車機
本体1の位置と車体を検出する光電スイッチの検出結果
が対応づけられて記憶され、図8に示すように自動車A
の車形が検出される。
この検出した自動車車体の形状に合わせて上面洗浄ブラ
シ,側面洗浄ブラシ,上面乾燥ノズル等の洗車処理装置
が制御され、洗車が行われる。洗車機は、上面散水ノズ
ル,側面散水ノズルから洗浄水を散布しながら走行し、
図9(a),(b),(c)に示すように、上面洗浄ブ
ラシ8,側面洗浄ブラシ9,上面乾燥ノズル16等の洗
車処理装置を自動車A車体に作用させて洗車を行う。こ
の洗車では、洗浄ブラシによる洗浄と乾燥ノズルによる
乾燥を同時に行うので、上面洗浄ノズルと一体に備えら
れた車体検出手段である光電スイッチが、側面洗浄ブラ
シの影響を受けて、自動車車体の検出が正常に行われな
くなる可能性がある。このため、洗車機は、上面乾燥ノ
ズルを段階的に昇降制御して洗車を行う。図9(a)に
示すように、洗車機は、上面乾燥ノズル16を、普通車
ルーフ位置の高さH2と同じ高さに備えられる近接スイ
ッチ27で検出されるまで上昇させて保持し、洗車を開
始し、図9(b)に示すように、上面乾燥ノズル16
が、車形検出手段で検出したルーフ部の前端位置RSか
ら、安全を考慮して距離L1手前の位置に達したら、上
面乾燥ノズル16を、ワゴン車ルーフ位置H3の高さと
同じ高さに備えられる近接スイッチ28で検出されるま
で上昇させて保持し、洗車を続行する。次いで、洗車機
は、図9(c)に示すように、上面乾燥ノズル16が、
車形検出手段で検出したルーフ部の後端位置REから、
安全を考慮して距離L2後方の位置に達したら、上面乾
燥ノズル16を、普通車ルーフ位置の高さH2と同じ高
さに備えられる近接スイッチ27で検出されるまで下降
させて保持し、洗車を続行する。洗車機本体1が自動車
A車体の後方まで走行し、洗車が終了すると、自動車A
が退出し、車両検出センサー34が自動車Aの車輪を検
出しなくなったら、洗車機は自動車Aが退出したものと
判断して、洗車機本体1を走行開始位置まで戻して、次
の洗車に備え待機する。
ズルを用いる工程を別々に行う例について説明する。こ
の実施例では、洗浄ブラシを用いる1往復の工程を行っ
た後、乾燥ノズル用いて、洗車機が洗浄する自動車車体
の前側から後側へ走行して洗車を終了する例について説
明する。洗車機は、上面散水ノズル,側面散水ノズルか
ら洗浄水を散布しながら、図10(a)に示すように、
上面洗浄ブラシ8,側面洗浄ブラシ9を自動車A車体に
作用させて、自動車Aの前側から後側の方向に走行す
る。洗車機は、自動車Aの後端まで走行したら、図10
(b)に示すように、上面洗浄ブラシ8,側面洗浄ブラ
シ9を自動車A車体に作用させながら、自動車Aの後側
から前側の方向に走行し、走行開始位置まで戻って洗浄
ブラシによる洗浄の工程を終了する。
車機は、乾燥工程に入る。この洗車では、洗浄ブラシと
乾燥ノズルを同時に用いないので、上面乾燥ノズルと一
体に備えられた車体検出手段は、側面洗浄ブラシの影響
を受けず、自動車車体の検出を正確に行うことができる
ため、上面乾燥ノズルの制御は車体検出手段の検出結果
に基づいて行われる。洗車機は送風機を起動して、上面
乾燥ノズルおよび側面乾燥ノズルから高圧風を噴射しな
がら走行し、図11(a),(b),(c)に示すよう
に、上面乾燥ノズル16と一体に備えられた光電スイッ
チ25a,25bが自動車A車体を検出し、光電スイッ
チ24a,24bが自動車A車体を検出しない状態にな
るように上面乾燥ノズル16を昇降制御して、自動車A
車体に上面乾燥ノズル16を作用させて乾燥を行い、自
動車A車体の後方まで走行し、洗車を終了する。
のみで洗浄ブラシによる洗浄と乾燥ノズルによる乾燥を
同時に行うような、側面洗浄ブラシと上面乾燥ノズルを
同時に用いる洗車の時には、車形検出手段により検出し
た車形に合わせて複数段階の高さに上面乾燥ノズルを昇
降して一定の乾燥効果を確保し、1往復の工程で洗浄ブ
ラシによる洗浄を行い、2往めの工程で乾燥ノズルによ
る乾燥を行うような、側面洗浄ブラシと上面乾燥ノズル
を同時には用いない洗車の時には、上面乾燥ノズルと一
体に備えられた車体検出手段により自動車車体を検出
し、上面乾燥ノズルを自動車車体に沿わせて昇降制御
し、充分な乾燥効果を得ることができ、これにより、側
面洗浄ブラシと上面乾燥ノズルを接近させて備えること
ができるので、洗車機本体を小さくすることができる。
機の設置面積を小さくすることができ、洗車機の設置時
の制約を緩和することができる。また、洗車機が大きい
ために輸送時に分解し、設置時に組み立て直さなければ
ならないといったこともなくなる。
である。
る。
チ 25a,25b 上面乾燥ノズル車体検出用光電スイッ
チ 27,28 上面乾燥ノズル位置検出用近接スイッチ 29,29 送風機 30 側面乾燥ノズル 33 操作パネル 34 車両検出センサー 48,49 3ポート方向制御弁 52 洗車機を制御するマイクロコンピュータ
Claims (1)
- 【請求項1】 門型状に形成した洗車機本体内に、洗浄
ブラシ,散水ノズル,乾燥ノズル等の洗車処理装置を備
え、洗車機本体と洗浄する自動車車体とを相対移動させ
て自動車車体の洗浄を行う洗車機において、自動車の形
状を検出する車形検出手段と、前記洗車機本体に昇降自
在に設けられた上面乾燥ノズルと、前記上面乾燥ノズル
と一体に昇降し、前記自動車車体を検出する車体検出手
段と、前記上面乾燥ノズルに隣接して設けられる側面洗
浄ブラシと、前記上面乾燥ノズルを複数段階の高さに昇
降制御する第1の制御手段と、前記上面乾燥ノズルを前
記車体検出手段からの検出信号に応じて昇降制御し、自
動車上面に非接触で作用させる第2の制御手段と、前記
側面洗浄ブラシと前記上面乾燥ノズルを同時に用いる洗
車時には、前記車形検出手段により検出した車形に応じ
て前記上面乾燥ノズルを前記第1の制御手段により昇降
制御し、前記側面洗浄ブラシと前記上面乾燥ノズルを同
時には用いない洗車時には、前記上面乾燥ノズルを前記
第2の制御手段により昇降制御する手段を備えたことを
特徴とする洗車機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13967497A JP3571176B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 洗車機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13967497A JP3571176B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 洗車機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004015204A Division JP3777377B2 (ja) | 2004-01-23 | 2004-01-23 | 洗車機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10329662A true JPH10329662A (ja) | 1998-12-15 |
JP3571176B2 JP3571176B2 (ja) | 2004-09-29 |
Family
ID=15250786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13967497A Expired - Lifetime JP3571176B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 洗車機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3571176B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010042802A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-02-25 | Daifuku Co Ltd | 洗車機の制御方法 |
CN105459973A (zh) * | 2015-12-20 | 2016-04-06 | 王红亮 | 一种使用方便的洗车机 |
-
1997
- 1997-05-29 JP JP13967497A patent/JP3571176B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010042802A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-02-25 | Daifuku Co Ltd | 洗車機の制御方法 |
CN105459973A (zh) * | 2015-12-20 | 2016-04-06 | 王红亮 | 一种使用方便的洗车机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3571176B2 (ja) | 2004-09-29 |
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