JPH10319804A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents
画像形成方法及び画像形成装置Info
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- JPH10319804A JPH10319804A JP12559397A JP12559397A JPH10319804A JP H10319804 A JPH10319804 A JP H10319804A JP 12559397 A JP12559397 A JP 12559397A JP 12559397 A JP12559397 A JP 12559397A JP H10319804 A JPH10319804 A JP H10319804A
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Abstract
ず、クリーニング除去しても、感光体面の減耗が極めて
少なく、傷が付きにくく、感光体を痛めることのない、
画像形成方法及び装置を提供する。 【解決手段】 感光体上に現像されたトナー像を記録材
に転写後、該感光体上に残留するトナーをブラシ及び弾
性体ゴムブレードでクリーニングを行う工程を有する画
像形成方法において、 感光体が表面層に粘度平均分子量30,000以上の
バインダを含有する電子写真感光体であり、且つ現像剤
がフローテスターの流出速度が1×10-4(ml/se
c)以上の脂肪酸金属塩を含有する現像剤であるか、 又は、感光体表面の純水に対する接触角が90°以上
である、 ことを特徴とする画像形成方法。
Description
機、軽印刷機等に用いられる画像形成方法及び装置に関
するものである。
装置には、ほとんど電子写真方式のものが用いられてい
る。このため技術開発競争が激しく、電子写真関連技術
の性能向上も著しい。
であることが要求されており、その要求に答えるために
多くの開発がなされ、又特許出願もなされている。しか
し、その性能は現在の要求度を満たすには十分とは言え
ない。
ためには、用いられる感光体の初期性能がよく、しかも
性能劣化の非常に少ないものが必要になる。しかし、感
光体としての初期性能がよく、高解像度で高感度のもの
は、用いられる感光性物質の膜強度或いは硬度が低い傾
向がある。高解像度で高感度性能を持続させためには、
感光体に用いられている材料が長期の使用にも変質しな
いことの外に、感光体表面にトナー等が付着しフィルミ
ングを起こさないこと、これら表面付着物を除去するク
リーニング等の操作により、摩耗したり、傷が付いたり
しないことが重要である。しかし、現在このような要求
に答えられる技術は無く、大きな問題となっていた。
問題の解決策を提供するためになされた。具体的には感
光体面にトナー等のフィルミングを起こさず、起した場
合にはクリーニング除去しても、感光体面の減耗が極め
て少なく、傷が付きにくく、感光体を痛めることのな
い、画像形成方法及び装置を開発することにある。
成の何れかを採ることにより達成される。
記録材に転写後、該感光体上に残留するトナーをブラシ
及び弾性体ゴムブレードでクリーニングを行う工程を有
する画像形成方法において、感光体が表面層に粘度平均
分子量30,000以上のバインダを含有し、且つ現像
剤がフローテスターの流出速度が1×10-4(ml/s
ec)以上の脂肪酸金属塩を含有する現像剤であること
を特徴とする画像形成方法。
記録材に転写後、該感光体上に残留するトナーをブラシ
及び弾性体ゴムブレードでクリーニングを行う工程を有
する画像形成方法において、感光体表面の純水に対する
接触角が90°以上であることを特徴とする画像形成方
法。
への当接方向が感光体の回転方向に対しカウンター方向
であることを特徴とする(1)又は(2)記載の画像形
成方法。
重方式で感光体に押圧されていることを特徴とする
(1)、(2)又は(3)記載の画像形成方法。
が15g/cm以下であることを特徴とする(1)〜
(4)の何れか1項記載の画像形成方法。
であることを特徴とする(1)〜(5)の何れか1項記
載の画像形成方法。
記録材に転写後、該感光体上に残留するトナーをブラシ
及び弾性体ゴムブレードでクリーニングを行う工程を有
する画像形成方法において、前記現像の方式が反転現像
であることを特徴とする(1)〜(6)の何れか1項記
載の画像形成方法。
記録材に転写後、該前記感光体上に残留するトナーをブ
ラシ及び弾性体ゴムブレードでクリーニングを行う工程
を有する画像形成装置において、感光体が表面層に粘度
平均分子量30,000以上のバインダを含有し、且つ
現像剤がフローテスターの流出速度が1×10-4(ml
/sec)以上の脂肪酸金属塩を含有する現像剤である
ことを特徴とする画像形成装置。
記録材に転写後、該感光体上に残留するトナーをブラシ
及び弾性体ゴムブレードでクリーニングを行う工程を有
する画像形成装置において、感光体表面の純水に対する
接触角が90°以上であることを特徴とする画像形成装
置。
子量30,000以上の高分子量バインダを含有する感
光体と、現像剤がフローテスターの流出速度が1×10
-4(ml/sec)以上の流出速度の大きい脂肪酸金属
塩を含有する現像剤を併用し、感光体クリーニング時、
トナーをブラシ及び弾性体ゴムブレードでクリーニング
を行う工程を有することを特徴とする画像形成方法及び
装置である。
90°以上である電子写真感光体とし、感光体クリーニ
ング時、トナーをブラシ及び弾性体ゴムブレードでクリ
ーニングを行う工程を有することを特徴とする画像形成
方法及び装置である。
合わせは、何れも弾性体ゴムブレードとの摩擦係数が小
さいため感光体の高寿命化を阻害する因子である膜厚減
耗を低減することができる好ましいものとされてきた。
しかし、トナーや紙粉によるフィルミングが発生しやす
い問題が明確になり、発明者等は低減耗とフィルミング
を両立できるシステムを検討した。
ラシ及び弾性体ゴムブレードでクリーニングすると紙粉
除去対策に有効であることは知られていたが、発明者等
の検討では、従来の感光体に適用するとブラシの擦過に
よる傷が出来、これが原因でスジ故障等を起こす問題が
あった。
意検討したところ、本発明のごとき低摩擦係数の表面を
もつ感光体とブラシ及び弾性体ゴムブレードでクリーニ
ングするクリーニングシステムを組み合わせるときわめ
て優れた特性を有することを見いだし本発明に至った。
となっていた紙粉やフィルミングを有効に除去出来る効
果に加えて、ブラシ繊維による感光体面の擦過性が極め
て低減されることにより、従来問題となっていたドラム
傷によるスジ故障を抑制できることを見いだした。
ドの荷重を従来より低荷重にでき、紙粉等の付着も起こ
らないが、これは感光体層の減耗低下に極めて有利とな
る。
てブレードは重り荷重方式であれば更に感光体面の減耗
は少なくなり、本発明の目的に一層有利となることも判
明した。
ブラシ擦過によるドラム傷がより軽減されスジ故障が起
こりにくくなる。
のものを用いることができるが、疎水性で、かつ誘電率
が高い繊維形成性高分子重合体を用いるのが好ましい。
このような高分子重合体としては、例えばレーヨン、ナ
イロン、ポリカーボネート、ポリエステル、メタクリル
酸樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリビニルア
セテート、スチレン−ブタジエン共重合体、塩化ビニリ
デン−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン
酸共重合体、シリコーン樹脂、シリコーン−アルキッド
樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂、スチレン−ア
ルキッド樹脂、ポリビニルアセタール(例えばポリビニ
ルブチラール)等が挙げられる。これらの樹脂は単独で
あるいは2種以上の混合物として用いることができる。
特に、好ましくはレーヨン、ナイロン、ポリエステル、
アクリル、ポリプロピレンである。
く、構成素材にカーボン等の低抵抗物質を含有させ、任
意の抵抗に調整したものが使用できる。
は、主としてステンレス、アルミニウム等の金属、紙、
プラスチック等が用いられるが、これらにより限定され
るものではない。
ル、繊維密度は4.5×102〜15.5×102f/c
m2が好ましいが特に限定するものではない。ここで
「デニール」とは、ブラシを構成する繊維の長さ900
0mの重量をg(グラム)単位で測定した数値である。
る概要断面図である。本発明で用いられるブラシは、図
2に示すように、円柱状の支持体16の表面に接着層を
介してファーブラシ17を設置した構成であることが好
ましい。
に付着したトナー及び異物をブラシからはたき落とすた
めの部材(フリッカー)を設けても良い。
は、図2に示すように、支持部材上に自由端を持つよう
に設けた構成であることが好ましい。
ローラー、13は弾性体ゴムブレード、33は支持部材
である。
ラムの回転方向と反対側(カウンター)に圧接すること
が好ましい。
A 60〜70°、反発弾性は30〜70%、ヤング
率は30〜60kgf/cm2、厚さは1.5〜3.0
mm、自由長は7〜12mm、感光体への押圧力は15
g/cm以下のものが好ましい。
感光体表面の電荷の極性が同一であるため、トナーの付
着力はクローン力の影響に比べてファンデアワールス力
の寄与が相対的に大きくなる。低摩擦係数の表面は一般
に表面エネルギーが小さいため、ファンデアワールス力
を低減でき、反転現像系においては、特に効果的であ
る。本発明は反転現像プロセスにおいて特に有効である
ことも明らかとなった。
しては、特に限定されない。現在広く用いられているア
ルミニウム合金、樹脂に蒸着やスパッタリング等で金属
膜を形成したもの、或いは各種の基体に導電性樹脂を塗
設したもの等を用いる事が出来る。
う)を設ける。これには代表的なものとしてシランカッ
プリング剤や有機キレート化合物等よりなるセラミック
系のもの、ポリアミド系樹脂等からなる樹脂系のものが
ある。
層は、単層構造でも積層構造でもよいが、好ましくは電
荷発生層と電荷輸送層とを持つ、いわゆる機能分離型の
積層構造を有するものである。
必要に応じてバインダ樹脂中に分散させて形成されるこ
とが多い。CGMとしては、特に限定は無いが金属又は
無金属フタロシアニン化合物(更に好ましくはチタニル
フタロシアニン、ヒドロキシカリウムフタロシアニンで
あり、Cu−Kα線に対するブラッグ角2θの27.2
°に最大ピークを有するチタニルフタロシアニンが最も
好ましい)、又はアンスアンスロン化合物等を用いるの
が好ましい。またこれらは必要に応じて二種以上混合し
て用いてもよい。
ては、例えばポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、塩
化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルブチラール
樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹
脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、並びにこれ
ら樹脂の繰り返し単位のうち二つ以上を含む共重合体樹
脂、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体樹脂、ま
た高分子有機半導体、例えばポリ−N−ビニルカルバゾ
ール等が挙げられるがこれらに限定されるわけではな
い。
単独で、或いはバインダ樹脂とともに構成される。CT
Mとしては、例えばカルバゾール誘導体、オキサゾール
誘導体、オキサジアゾール誘導体、チアゾール誘導体、
チアジアゾール誘導体、トリアゾール誘導体、イミダゾ
ール誘導体、イミダゾロン誘導体、イミダゾリジン誘導
体、ビスイミダゾリジン誘導体、スチリル化合物、ヒド
ラゾン化合物、ピラゾリン誘導体、オキサゾロン誘導
体、ベンズイミダゾール誘導体、キナゾリン誘導体、ベ
ンゾフラン誘導体、アクリジン誘導体、フェナジン誘導
体、アミノスチルベン誘導体、トリアリールアミン誘導
体、フェニレンジアミン誘導体、スチルベン誘導体、ベ
ンジジン誘導体、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリ
−1−ビニルピレン、ポリ−9−ビニルアントラセン等
が挙げられるがこれらに限定されるわけではない。また
これらは単独でも、二種以上の混合で用いてもよい。
脂としては、請求項1又は8に係わる場合は、例えばポ
リカーボネート樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレン−アクリルニト
リル共重合体樹脂、ポリメタクリル酸エステル樹脂、ス
チレン−メタクリル酸エステル共重合体樹脂等が挙げら
れるが、これらに限定されるわけではない。
る接触角90°以上の表面層を得るためには、ケイ素又
はフッ素含有のポリマーから選ばれるものが代表的なも
のである。純水に対する接触角については、接触角計C
A−DT・A型(協和界面科学(株)製)を用いて、液
滴法(取扱説明書に測定手順の詳細な記載有り)で測定
した値を用いた。
くするために、或いは耐久性を向上させるために、感光
体の各層何れにでも、従来公知のヒンダードアミンやヒ
ンダードフェノール類に代表される酸化防止剤、紫外線
吸収剤、電子受容性物質、表面改質剤、可塑剤等、環境
依存性低減剤などを、必要に応じて適正量添加して用い
ることができる。
層等を設けてもよい。
り、塗布液の塗布方法としては、浸漬コーティング法、
スプレーコーティング法、ブレードコーティング法、ス
ピンナーコーティング法、ビードコーティング法、カー
テンコーティング法及び円型量規制型コーティング法等
を用いることができる。
成分とする一成分系であれ、トナーとキャリアを用いる
二成分系であれ特に限定は無いが、通常は二成分系が用
いられる。
リエステル系又はスチレン−アクリル系の樹脂を主に使
用することができる。
カーボンブラック、磁性体、染料、顔料等を任意に使用
することができ、カーボンブラックとしてはチャネルブ
ラック、ファーネスブラック、アセチレンブラック、サ
ーマルブラック・ランプブラック等が使用される。磁性
体としては鉄、ニッケル、コバルト等の強磁性金属、こ
れらの金属を含む合金、フェライト、マグネタイト等の
強磁性金属の化合物、強磁性金属を含まないが熱処理す
る事により強磁性を示す合金、例えばマンガン−銅−ア
ルミニウム、マンガン−銅−錫等のホイスラー合金と呼
ばれる種類の合金、二酸化クロム等を用いる事ができ
る。
1、同49、同52、同58、同63、同111、同1
22、C.I.ソルベントイエロー19、同44、同7
7、同79、同81、同82、同93、同98、同10
3、同104、同112、同162、C.I.ソルベン
トブルー25、同36、同60、同70、同93、同9
5等を用いる事ができ、またこれらの混合物も用いる事
ができる。顔料としてはC.I.ピグメントレッド5、
同48:1、同53:1、同57:1、同122、同1
39、同144、同149、同166、同177、同1
78、同222、C.I.ピグメントオレンジ31、同
43、C.I.ピグメントイエロー14、同17、同9
3、同94、同138、C.I.ピグメントグリーン
7、C.I.ピグメントブルー15:3、同60等を用
いる事ができ、これらの混合物も用いる事ができる。
プロピレン(数平均分子量=1500〜9000)や低
分子量ポリエチレン等を添加してもよい。また、荷電制
御剤としてアゾ系金属錯体、4級アンモニウム塩等を用
いてもよい。
砕法若しくは重合法によって主に造ることが出来る。
子、有機微粒子をトナーに添加してもよい。この場合、
無機微粒子の使用が好ましく、シリカ、チタニア、アル
ミナ等の無機酸化物粒子の使用が好ましく、更に、これ
ら無機微粒子はシランカップリング剤やチタンカップリ
ング剤等によって疎水化処理されていることが好まし
い。
属に代表される滑剤を添加することができる。特に前述
第1の発明においては、脂肪酸金属塩はフローテスター
の流出速度が1×10-4(ml/sec)以上のものを
用いる必要がある。これ未満では本発明の効果が得られ
ない。
ーCFT−500形(島津製作所製)を用いた。
が、小粒径のものが本発明の効果を奏しやすく、体積平
均粒径で2〜15μmのものが好ましく、特に3〜9μ
mのものが好ましい。この粒径は、凝集剤の濃度や有機
溶媒の添加量、更には重合体自体の組成によって制御す
ることができる。なお、着色粒子の体積平均粒径はコー
ルターカウンターTA−II或いはコールターマルチサイ
ザーで測定されるものである。
鉄、フェライト等の磁性材料粒子表面を樹脂等によって
被覆した樹脂被覆キャリアが好ましく使用される。この
キャリアの平均粒径は体積平均粒径で30〜150μm
が好ましい。また、被覆するための樹脂としては特に限
定されるものでは無い。
脂、スチレン−アクリル樹脂、アクリル樹脂、オレフィ
ン系樹脂、フッ化ビニリデン系樹脂、オレフィン系樹脂
等を使用することができる。
1に該画像形成方法を採用したデジタル複写機の例をあ
げ、本発明の画像形成のプロセスを説明する。
ロセスはプリンタ、デジタル複写機等の反転現像を含む
画像形成方法において、特にその効果を発揮する。
はないが、原稿に光源からの光りを当てて、反射光を画
像読み取り部にて電気信号に変え、この画像データを画
像書き込み部1〜3に送っている。
ユニット5でコロナ放電により均一に帯電され、続いて
画像書き込み部のレーザー光源1から像露光光が感光体
ドラム4上に照射される。そして次の現像ユニット6で
反転現像され、転写極7で記録紙(記録材)に転写され
る。記録紙8は分離極9により、感光体ドラムから分離
され、定着器10で定着される。一方感光体ドラム4
は、クリーニング装置11により清掃される。また、1
2は帯電前露光ランプであり、これは分離極9の後で、
クリーニング装置11の前にあっても良い。
に残留したトナーはクリーニングにより除去され、感光
体は次のプロセスに繰り返し使用される。
いわゆる弾性体ゴムブレードを用いたブレードクリーニ
ング方式である。13は弾性体ゴムブレードで、14は
ブラシユニットを示す。
は、図3、4に記載される構成の何れも使用することが
できる。図3に示すものを、感光体ドラム4の進行方向
(回転方向)に対しカウンター方向にブレードを当接す
ることから、カウンター方式ともいう。又、図4に記載
される構成、つまり感光体ドラムの進行方向(回転方
向)に対しブレードを当接する方向が逆になるもの(連
れ回り状になる)を、トレイル方式ともいう。
ゴムブレード13を保持する構成であり、4は感光体ド
ラム、θはホルダー33と感光体ドラム4が形成する角
度であり、図3、4何れでも10〜90°、好ましくは
15〜75°である。
の重量による荷重で得る方法と、適当な部材にブレード
又はホルダーを固定して押圧力を与える方法とがある。
しては、シリコーンゴム、ウレタンゴムなどの弾性体を
使用することができる。この場合、ゴム硬度が30〜9
0°のものがよい。クリーニングブレード13の厚みは
1.5〜5mm、ホルダー部外の長さは5〜20mmが
よく、感光体に対する圧接力は15g/cm以下が好適
である。
て説明したが、場合によっては2色など複数色での像で
もよい。画像読み取り時に色分解された各分解色ごとの
信号を、帯電、レーザー光露光による画像書き込みとそ
れに対応するカラートナーが現像されるというプロセス
を繰り返し、イエロー、マゼンタ、シアン、黒トナーの
4色トナー像が、感光体上に形成され一括して記録紙に
転写されるものでも良い。
写方法も異なるものであってもよい。
M,フロッピーディスク等の画像メモリに記憶させ、必
要に応じて画像メモリ内の情報を取り出して、画像形成
部に出力させることができる。従って本例のように画像
読み取り部を持たず、コンピュータ等からの情報をメモ
リに記憶させ画像形成部へ出力させる装置も、本発明の
画像形成装置に含まれる。これらの最も一般的なものと
して、LEDプリンタやLBP(レーザービームプリン
タ)がある。
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
た直径80mm、高さ355mmのアルミニウム支持体
を用いた。
L−1を調製し、乾燥膜厚1.0μmとなるように塗布
した。
分散調液し、膜厚0.5μmとなるよう塗布した。
液CTL−1を調製し、乾燥膜厚30μmになるように
塗布した後、100℃、1時間乾燥して感光体を得た。
りなる現像剤を調製した。
いた。
量%となるように混合した。
れた感光体及び現像剤をアナログ電子写真複写機U−B
IX4155(コニカ社製)に組み込んだ。
70°、厚さ2mm、自由長9mmの弾性ゴムブレー
ドを当接角20°で感光体の回転に対してカウンター方
向に、重り荷重方式で押圧力18g/cmにて当接し
た。
9.3×102f/cm2のアクリル製導電性ブラシを直
径6mmのSUS製の芯金に外径15mmになるように
作製したローラーを前記ブレードの下部に食い込み量1
mmになるように設置し、感光体に対し順方向に回転数
500rpmで感光体と同期して動作するように設定し
た。また、この時ブラシに対して食い込み量1mmにな
るように、トナーをはたき落とすためのフリッカーを設
けた。
い、複写画像の品質を評価した。
cmに変えた以外は実施例1と同様にして10万コピー
の実写テストを行った。
の回転方向に対してカウンター方向からトレイル方向に
変えた以外は実施例1と同様に10万コピーの実写テス
トを行った。
重方式から固定方式(予め一定の荷重が感光体にかかる
ようにブレードの当接位置を固定する方式)に変えた以
外は実施例1と同様に10万コピーの実写テストを行っ
た。
ンダ樹脂をユーピロンZ300(純水に対する接触角
84°)から、例示のシロキサン共重合ポリカーボネー
ト(純水に対する接触角98°下記化2)に変え、現像
剤からステアリン酸亜鉛を除いた他は実施例1と同様に
して10万コピーの実写テストを行った。
cmに変えた以外は実施例5と同様にして10万コピー
の実写テストを行った。
の回転方向に対してカウンター方向からトレイル方向に
変えた以外は実施例5と同様に10万コピーの実写テス
トを行った。
重方式から固定方式(予め一定の荷重が感光体にかかる
ようにブレードの当接位置を固定する方式)に変えた以
外は実施例1と同様に10万コピーの実写テストを行っ
た。
えた他は実施例1と同様に10万コピーの実写テストを
行った。
えた他は実施例5と同様に10万コピーの実写テストを
行った。
300からZ−200(Mv=20,000)に変えた
以外は実施例1と同様に10万コピーの実写テストを行
った。
ステアリン酸ナトリウム(流出速度1.0×10−5m
l/sec)を用いた以外は実施例1と同様に10万コ
ピーの実写テストを行った。
例1と同様に10万コピーの実写テストを行った。
300(純水に対する接触角84°)に変えた以外は実
施例1と同様に10万コピーの実写テストを行った。
例5と同様に10万コピーの実写テストを行った。
以外は実施例2と同様に10万コピーの実写テストを行
った。
を測定した。測定温度は29℃にて測定した。
の差から減耗膜厚を算出した。
ーの画像出しを行った後の感光体の表面観察からフィル
ミングの状態を目視で評価した。
画像での白スジや黒スジ、濃淡ムラ等の感光体劣化によ
る画像欠陥の有無を調べた。又、ドラム傷とは、画像欠
陥としては明確に現れないが、感光体ドラム表面を注意
深く観察すると傷の発生が認められるものをさす。
「標準」と記したのは、ブレードの当接方向がカウンタ
ー方向であり、荷重方式が重りによりなされ、クリーニ
ングブラシが併用されているものを表し、それ以外のも
のは変更のある部分を記した。これは、後記表2につい
ても同様である。
た。
りなる現像剤を調製した。
た。
合した。
光体をアナログ複写機U−BIX4155(コニカ社
製)を半導体レーザー光源(780nm)によるデジタ
ル露光方式及び反転現像方式に改良して組み込んだ。
い、複写画像の品質を評価した。
た。
りなる現像剤を調製した。
た。
合した。
光体をアナログ複写機U−BIX4155(コニカ社
製)を半導体レーザー光源(780nm)によるデジタ
ル露光方式及び反転現像方式に改良して組み込んだ。
い、複写画像の品質を評価した。
い耐摩耗性と耐フルミング性を有していることがわか
る。更に本発明の画像形成方法では特に反転現像のプロ
セスにおいてより大きな効果が得られることがわかる。
ィルミングを起こさず、クリーニング除去しても、感光
体面の減耗が極めて少なく、傷が付きにくく、感光体を
痛めることのない、画像形成方法及び装置を提供するこ
とができる。
図。
断面図。
明する概要断面図。
明する概要断面図。
Claims (9)
- 【請求項1】 感光体上に現像されたトナー像を記録材
に転写後、該感光体上に残留するトナーをブラシ及び弾
性体ゴムブレードでクリーニングを行う工程を有する画
像形成方法において、感光体が表面層に粘度平均分子量
30,000以上のバインダを含有し、且つ現像剤がフ
ローテスターの流出速度が1×10-4(ml/sec)
以上の脂肪酸金属塩を含有する現像剤であることを特徴
とする画像形成方法。 - 【請求項2】 感光体上に現像されたトナー像を記録材
に転写後、該感光体上に残留するトナーをブラシ及び弾
性体ゴムブレードでクリーニングを行う工程を有する画
像形成方法において、感光体表面の純水に対する接触角
が90°以上であることを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項3】 前記弾性体ゴムブレードの感光体への当
接方向が感光体の回転方向に対しカウンター方向である
ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成方法。 - 【請求項4】 前記弾性体ゴムブレードが重り荷重方式
で感光体に押圧されていることを特徴とする請求項1、
2又は3記載の画像形成方法。 - 【請求項5】 前記弾性体ゴムブレードの押圧力が15
g/cm以下であることを特徴とする請求項1〜4の何
れか1項記載の画像形成方法。 - 【請求項6】 前記感光体の膜厚が25μm以上である
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の画像
形成方法。 - 【請求項7】 感光体上に現像されたトナー像を記録材
に転写後、該感光体上に残留するトナーをブラシ及び弾
性体ゴムブレードでクリーニングを行う工程を有する画
像形成方法において、前記現像の方式が反転現像である
ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項記載の画像
形成方法。 - 【請求項8】 感光体上に現像されたトナー像を記録材
に転写後、該感光体上に残留するトナーをブラシ及び弾
性体ゴムブレードでクリーニングを行う工程を有する画
像形成装置において、感光体が表面層に粘度平均分子量
30,000以上のバインダを含有し、且つ現像剤がフ
ローテスターの流出速度が1×10-4(ml/sec)
以上の脂肪酸金属塩を含有する現像剤であることを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項9】 感光体上に現像されたトナー像を記録材
に転写後、該感光体上に残留するトナーをブラシ及び弾
性体ゴムブレードでクリーニングを行う工程を有する画
像形成装置において、感光体表面の純水に対する接触角
が90°以上であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12559397A JPH10319804A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 画像形成方法及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12559397A JPH10319804A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 画像形成方法及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10319804A true JPH10319804A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14913999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12559397A Pending JPH10319804A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 画像形成方法及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10319804A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002351123A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-12-04 | Konica Corp | 静電像現像用トナーおよび画像形成方法 |
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-
1997
- 1997-05-15 JP JP12559397A patent/JPH10319804A/ja active Pending
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