JPH10317636A - 隅部構造 - Google Patents
隅部構造Info
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- JPH10317636A JPH10317636A JP12667297A JP12667297A JPH10317636A JP H10317636 A JPH10317636 A JP H10317636A JP 12667297 A JP12667297 A JP 12667297A JP 12667297 A JP12667297 A JP 12667297A JP H10317636 A JPH10317636 A JP H10317636A
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Abstract
の端部をカバーする隅部構造に関するものである。 【構成】 固定面E1とカバー面E2と立ち上がり面E
3とからなる既存隅部材Eの断面略コ字状の空間E4に
乾式壁材Dの端部を挿入して固定されている構造におい
て、既存隅部材Eのカバー面E2を切り取り、露出した
乾式壁材D端部に係合部5を形成した本体Bを固定具β
より固定し、本体Bの係合部5に係止部9を形成したカ
バー材Cを係止して一体化した隅部材Aにより乾式壁材
Dの端部を被覆した隅部構造である。
Description
る乾式壁材の端部をカバーする隅部構造に関するもので
ある。
ような家屋において、図18〜図20(a)、(b)に
示すように壁下地α(木造下地、鉄骨下地、防水シート
等、あるいは既存壁下地、等よりなる)に固定具βによ
り既存隅部材Eが形成され、乾式壁材Dの木口端部を被
覆していた。
して合成樹脂発泡体を使用した乾式壁材Dは経年変化に
より図21〜図24に示すように乾式壁材D自体が凸状
に変形してしまうことが希にあった。このため、上記の
ような既存隅部材Eを使用した壁は、乾式壁材Dが凸状
に変形することにより、既存隅部材Eの化粧面と乾式壁
材Dの化粧面間に凸部a、凹部bが形成され、美感上問
題が生じることもあった。その上、既存隅部材Eと乾式
壁材D間の間隙cが凸部a、凹部bにより拡大し、雨水
等が内部へと浸入してしまう欠点があった。さらに、乾
式壁材Dを張り直す作業は非常に手間とコストがかかる
ものであった。
を除去するため、固定面とカバー面と立ち上がり面とか
らなる既存隅部材の断面略コ字状の空間に乾式壁材の端
部を挿入して固定されている構造において、既存隅部材
のカバー面を切り取り、露出した乾式壁材端部に係合部
を形成した本体を固定具より固定し、本体の係合部に係
止部を形成したカバー材を係止して一体化した隅部材に
より乾式壁材の端部を被覆した隅部構造とすることによ
り、上記欠点を排除した隅部構造を提供するものであ
る。
一実施例について詳細に説明する。すなわち、図1は本
発明に係る隅部構造を出隅に形成した状態を示す断面
図、図2〜図4は本発明に係る隅部構造を出隅に形成し
た場合の施工順序を示す断面図、図5(a)、(b)は
本発明に係る隅部構造に使用する隅部材Aを構成する本
体Bとカバー材Cの一実施例を示す断面図、図6
(a)、(b)(施工後の経時変化により凸条に変形し
た乾式壁材D)は乾式壁材Dを示す断面図、図7は乾式
壁材Dの施工状態を示す断面図であり、Aは隅部材、B
は本体、Cはカバー材、Dは乾式壁材、Eは既存隅部
材、αは壁下地、βは固定具である。
すように、本体Bとカバー材Cとの2部材よりなるもの
である。
の化粧片1と、化粧片1の両端を内方に屈曲した固定溝
3と、固定溝3の両端を上方に突出した突出片4とから
形成した固定部2と、固定溝3内に突出した係合片6よ
りなる係合部5とから形成したものである。
アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛
合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、ク
ラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイ
ッチ鋼板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリカーボ
ネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラ
ー板を含む)の一種をロール成形、押出成形、プレス成
形、等によって各種形状に成形したものである。
て、乾式壁材Dの木口端部が外部に露出しないように形
成したものである。
部材Aを固定する部分である。
し、施工性を向上したものである。
乾式壁材Dとの納まりを向上するものであると共に、シ
ーリング材を形成する埋設下地としても機能するもので
ある。
を係合し、カバー材Cを本体Bと一体化させる部分であ
る。
Bと一体化したときに、化粧片1と化粧片8間に段差が
形成されないようにしたものである。
片8の両端近傍を下方に垂下した垂下片10と、垂下片
10の先端を外方に突出した係止片11とからなる係止
部9とから形成したものである。
アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛
合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、ク
ラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイ
ッチ鋼板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリカーボ
ネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラ
ー板を含む)の一種をロール成形、押出成形、プレス成
形、等によって各種形状に成形したものである。
部が外部に露出しないように形成したものである。
止し、本体Bにカバー材Cを一体化させる部分である。
E間には必要によりシーリング材を形成して防水性を強
化するものである。
から内部に雨水が浸入しないように形成するものであ
る。その素材としては、例えば定型で弾性のあるシーリ
ング材としては、例えば発泡ゴム、ポリ塩化ビニル系、
クロロプレン系、クロロスルホン化ポリエチレン系、エ
チレンプロピレン系、アスファルト含浸ポリウレタン
系、EPM、EPDM等の一般的に市販されているも
の、あるいは硬化型のシーリング材としてはシリコーン
系(反応硬化型、湿気硬化型)、変成シリコーン系(反
応硬化型)、ポリサルファイド系(反応硬化型)、ポリ
ウレタン系(反応硬化型、湿気硬化型)、SBR系(乾
燥硬化型)、アクリル系(乾燥硬化型)等よりなるもの
であり、主に防水材、気密材等の機能として有用なもの
である。勿論、これらの成分中に無機材等の難燃材、あ
るいは耐火性、防火性を有する例えばポリリン酸アンモ
ニウム、水酸化アルミニウム、フェノール樹脂粒、カー
ボンブラック、グラファイト(発泡、非発泡)等の難燃
材を混入した耐火性のあるシーリング材を使用しても良
いものである。
示すように表面材12と裏面材13間に芯材14を形成
し、両端に雄型連結部15と雌型連結部16を形成した
ものであり、図7に示すように、固定具βの打設と、雄
型連結部15と雌型連結部16を嵌合することにより乾
式壁材Dを連結するものである。
ば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ
・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼
板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サ
ンドイッチ鋼板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリ
カーボネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装し
たカラー板を含む)の一種をロール成形、押出成形、プ
レス成形、等によって各種形状に成形したもの、あるい
は無機質材を押出成形、プレス成形、オートクレーブ養
生成形、等して各種任意形状に形成したものである。
ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、
塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチ
レンフォーム、ユリアフォーム、等の合成樹脂発泡体か
らなるものであり、例えばレゾール型フェノールの原液
と、硬化剤、発泡剤を混合し、表面材12、もしくは裏
面材13の裏面側に吐出させ、加熱して反応・発泡・硬
化させて形成したものである。また、芯材14中には各
種難燃材として軽量骨材(パーライト粒、ガラスビー
ズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化ア
ルミニウム等)、繊維状物(グラスウール、ロックウー
ル、カーボン繊維、グラファイト等)を混在させ、防火
性を向上させることも出来る。
材、防火材、接着剤、補強材、緩衝材、吸音材、嵩上
材、軽量化材、等として機能するものである。勿論、芯
材14としてロックウール、グラスウール、セラミック
ウール等の無機材を使用しても良いものである。
ついて、図1〜図7を用いて簡単に説明する。そこで、
乾式壁材Dが図2に示すように凸状に変形してしまった
出隅部分を改修するとする。
ー面E2、立ち上がり面E3、空間E4よりなる既存隅
部材Eのカバー面E2を図3に示すように、電動丸の
こ、チップソー、ジグソー、グラインダー、サンダー、
金ばさみ、等により切り取る。
式壁材Dの木口端部近傍を壁下地αに固定し、乾式壁材
Dの出隅近傍の凸状を修正する。
1に示すように固定具βにより壁下地αに打設する。
Cの係止部9を本体Bの係合部5に係合し、施工を完了
するものである。
部材Aと乾式壁材D間に形成しても良いものである。
具βの打設を削除し、隅部材Aを固定する固定具βの打
設により凸状の修正を行っても良いものである。
構造の一実施例にすぎず、図8〜図16に示すように形
成することが出来る。すなわち、図8(a)〜(h)は
本体Bのその他の実施例を示すものである。
の実施例を示す断面図である。
を形成した隅部構造である。
た場合の施工順序を示すものである。
グ材Fを形成した隅部構造である。
止縁に形成した隅部構造を示すものである。
に示すような金属系サイディング材を使用することが出
来るものである。
よれば、出隅、入隅、ジョイナ、止縁、等の部分に形
成出来る。乾式壁材の凸状を簡単に修正出来る。凸
状が一番目立つ部分を簡単に修正出来る。乾式壁材を
剥がす必要が無い。隅部材を2部材により形成したた
めに、本体を固定した固定具の頭部が外部に露出せず、
意匠性、防水性、固定具の錆防止に有効である。防水
性も良い。等の特徴、効果がある。
である。
である。
である。
ー材を示す断面図である。
る。
面図である。
す断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
工順序を示す断面図である。
工順序を示す断面図である。
工順序を示す断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
を示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 固定面とカバー面と立ち上がり面とから
なる既存隅部材の断面略コ字状の空間に乾式壁材の端部
を挿入して固定されている構造において、既存隅部材の
カバー面を切り取り、露出した乾式壁材端部に係合部を
形成した本体を固定具より固定し、該本体の係合部に係
止部を形成したカバー材を係止して一体化した隅部材に
より乾式壁材の端部を被覆したことを特徴とする隅部構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12667297A JP3840623B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 隅部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12667297A JP3840623B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 隅部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10317636A true JPH10317636A (ja) | 1998-12-02 |
JP3840623B2 JP3840623B2 (ja) | 2006-11-01 |
Family
ID=14941013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12667297A Expired - Fee Related JP3840623B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 隅部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3840623B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010269615A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 鉄道車両 |
JP2015525316A (ja) * | 2012-06-07 | 2015-09-03 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 発泡体壁断熱システム |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP12667297A patent/JP3840623B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010269615A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 鉄道車両 |
JP2015525316A (ja) * | 2012-06-07 | 2015-09-03 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 発泡体壁断熱システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3840623B2 (ja) | 2006-11-01 |
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