JPH10316233A - 製品の落下及び半脱落傾斜防止装置 - Google Patents
製品の落下及び半脱落傾斜防止装置Info
- Publication number
- JPH10316233A JPH10316233A JP12573597A JP12573597A JPH10316233A JP H10316233 A JPH10316233 A JP H10316233A JP 12573597 A JP12573597 A JP 12573597A JP 12573597 A JP12573597 A JP 12573597A JP H10316233 A JPH10316233 A JP H10316233A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving member
- work
- fork
- pipe roller
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小製品多数個取り加工終了後のワークのパイ
プローラー搬送時において、パイプローラー間の間隙で
発生する製品の落下及び半脱落傾斜を防止すための製品
の落下及び半脱落傾斜防止装置の提供。 【解決手段】 レーザー加工機、パンチプレス機等の板
材加工機１でワークＷを加工し、小製品多数個取り加工
終了後のワークＷのパイプローラー搬送時において、パ
イプローラー８間の間隙で発生する製品Ｗｓの落下及び
半脱落傾斜を防止すためのワーク受け部材Ｗｈをフォー
ク式アンローダーＦのフォーク５に付設したことを特徴
とする。
プローラー搬送時において、パイプローラー間の間隙で
発生する製品の落下及び半脱落傾斜を防止すための製品
の落下及び半脱落傾斜防止装置の提供。 【解決手段】 レーザー加工機、パンチプレス機等の板
材加工機１でワークＷを加工し、小製品多数個取り加工
終了後のワークＷのパイプローラー搬送時において、パ
イプローラー８間の間隙で発生する製品Ｗｓの落下及び
半脱落傾斜を防止すためのワーク受け部材Ｗｈをフォー
ク式アンローダーＦのフォーク５に付設したことを特徴
とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザー加工
機、パンチプレス機等の板材加工機での小製品多数個取
り加工後の製品をパイプローラーテーブルのパイプロー
ラーで搬送する搬送工程において、製品の落下及び半脱
落傾斜防止装置に関する。
機、パンチプレス機等の板材加工機での小製品多数個取
り加工後の製品をパイプローラーテーブルのパイプロー
ラーで搬送する搬送工程において、製品の落下及び半脱
落傾斜防止装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】レーザー加工機、パンチプレス機等の板
材加工機でワークを切断加工し、切断加工が終了したワ
ークを、製品とスケルトンとに分離せずその儘の状態で
フォーク式アンローダーのフォークで前記ワークを扛上
し移送してパイプローラーテーブルのパイプローラー上
に載置し、駆動パイプローラーの回転作用によって集積
台車上まで搬送され集積操作が行われる。この場合レー
ザー切断された製品は、その輪郭のワーク板厚部分の摩
擦抵抗によりスケルトンから離れず支持された状態であ
る。
材加工機でワークを切断加工し、切断加工が終了したワ
ークを、製品とスケルトンとに分離せずその儘の状態で
フォーク式アンローダーのフォークで前記ワークを扛上
し移送してパイプローラーテーブルのパイプローラー上
に載置し、駆動パイプローラーの回転作用によって集積
台車上まで搬送され集積操作が行われる。この場合レー
ザー切断された製品は、その輪郭のワーク板厚部分の摩
擦抵抗によりスケルトンから離れず支持された状態であ
る。
【０００３】また、パンチプレスで加工された製品は、
その製品輪郭が追抜きにより、スケルトンから切断され
るが、僅かな部分のみ輪郭切断が省略され、スケルトン
と繋がって支持された状態である。
その製品輪郭が追抜きにより、スケルトンから切断され
るが、僅かな部分のみ輪郭切断が省略され、スケルトン
と繋がって支持された状態である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、切断加工
されたワークに小製品が含まれている場合など、特にこ
の小製品類がパイプローラー上を搬送される途中で落下
したり、脱落しかかって傾いたり等によりトラブルが発
生するという課題がある。
されたワークに小製品が含まれている場合など、特にこ
の小製品類がパイプローラー上を搬送される途中で落下
したり、脱落しかかって傾いたり等によりトラブルが発
生するという課題がある。
【０００５】この発明は、上述の点に着目して成された
もので、パイプローラーテーブルのパイプローラー間に
ワーク受け部材を設け、製品の落下及び脱落しかかって
傾いたりするのを防止する製品の落下及び半脱落傾斜防
止装置を提供することを目的とする。
もので、パイプローラーテーブルのパイプローラー間に
ワーク受け部材を設け、製品の落下及び脱落しかかって
傾いたりするのを防止する製品の落下及び半脱落傾斜防
止装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、下記構成を
備えることにより上記課題を解決できるものである。
備えることにより上記課題を解決できるものである。
【０００７】（１） レーザー加工機、パンチプレス機
等の板材加工機でワークを加工し、小製品多数個取り加
工終了後のワークのパイプローラー搬送時において、パ
イプローラー間の間隙で発生する製品の落下及び半脱落
傾斜を防止すためのワーク受け部材をフォーク式アンロ
ーダーのフォークに付設したことを特徴とする製品の落
下及び半脱落傾斜防止装置。
等の板材加工機でワークを加工し、小製品多数個取り加
工終了後のワークのパイプローラー搬送時において、パ
イプローラー間の間隙で発生する製品の落下及び半脱落
傾斜を防止すためのワーク受け部材をフォーク式アンロ
ーダーのフォークに付設したことを特徴とする製品の落
下及び半脱落傾斜防止装置。
【０００８】（２） ワーク受け部材は、その断面形状
をＴ型とすることを特徴とする前項（１）記載の製品の
落下及び半脱落傾斜防止装置。
をＴ型とすることを特徴とする前項（１）記載の製品の
落下及び半脱落傾斜防止装置。
【０００９】（３） Ｔ型断面を呈するワーク受け部材
の上面の幅寸法をパイプローラーテーブルのパイプロー
ラーピッチよりも小さく、且つ隣り合うパイプローラー
とパイプローラーの軸芯を結ぶ外周面の間隔寸法よりも
大きくし、前記パイプローラーの軸芯と平行なフォーク
の長手方向に沿ってフォークの上面側部に、前記ワーク
受け部材をボルト・ナット等で固着付設した固定式ワー
ク受け部材としたことを特徴とする前項（１）記載の製
品の落下及び半脱落傾斜防止装置。
の上面の幅寸法をパイプローラーテーブルのパイプロー
ラーピッチよりも小さく、且つ隣り合うパイプローラー
とパイプローラーの軸芯を結ぶ外周面の間隔寸法よりも
大きくし、前記パイプローラーの軸芯と平行なフォーク
の長手方向に沿ってフォークの上面側部に、前記ワーク
受け部材をボルト・ナット等で固着付設した固定式ワー
ク受け部材としたことを特徴とする前項（１）記載の製
品の落下及び半脱落傾斜防止装置。
【００１０】（４） Ｔ型断面を呈するワーク受け部材
の上面の幅寸法をパイプローラーテーブルのパイプロー
ラーピッチよりも小さく、且つ隣り合うパイプローラー
とパイプローラーの軸芯を結ぶ外周面の間隔寸法よりも
大きくし、前記パイプローラーの軸芯と平行なフォーク
の長手方向に沿ってフォークの上面部に、断面形状Ｔ型
のワーク受け部材の垂直部が上下動可能となるような長
方形状の長溝を設け、この長溝に前記ワーク受け部材を
固定せずに係合載置した非固定式ワーク受け部材とした
ことを特徴とする前項（１）記載の製品の落下及び半脱
落傾斜防止装置。
の上面の幅寸法をパイプローラーテーブルのパイプロー
ラーピッチよりも小さく、且つ隣り合うパイプローラー
とパイプローラーの軸芯を結ぶ外周面の間隔寸法よりも
大きくし、前記パイプローラーの軸芯と平行なフォーク
の長手方向に沿ってフォークの上面部に、断面形状Ｔ型
のワーク受け部材の垂直部が上下動可能となるような長
方形状の長溝を設け、この長溝に前記ワーク受け部材を
固定せずに係合載置した非固定式ワーク受け部材とした
ことを特徴とする前項（１）記載の製品の落下及び半脱
落傾斜防止装置。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を説
明する。
明する。
【００１２】図１は、この発明に係る板材加工からワー
ク集積までの工程に関わる各種機械装置の配置平面図、
図２は同上要部側面図、図３は小製品が混在した製品の
多数個取りの例を示すワークの平面図、図４（ａ）は固
定式ワーク受け部材を，（ｂ），（ｃ）は非固定式ワー
ク受け部材を、夫々フォークに付設した例を示す側断面
図、図５はフォークに非固定式ワーク受け部材を設けた
場合の例を示す拡大側断面図、図６は小製品が混在した
製品を多数個取りしたワークがパイプローラー上に載置
され、フォークに付設されたワーク受け部材の位置関係
を示す斜視図、図７はフォークの配置例を示す平面図、
図８はフォークとパイプローラーの位置関係を示す正面
図、図９はフォークの設置例を示す側面図、図１０はパ
イプローラーの配置例を示す平面図、図１１は同上正面
図、図１２はパイプローラーの構造例及びフレームへの
取りつけ状況例を示す側断面図である。
ク集積までの工程に関わる各種機械装置の配置平面図、
図２は同上要部側面図、図３は小製品が混在した製品の
多数個取りの例を示すワークの平面図、図４（ａ）は固
定式ワーク受け部材を，（ｂ），（ｃ）は非固定式ワー
ク受け部材を、夫々フォークに付設した例を示す側断面
図、図５はフォークに非固定式ワーク受け部材を設けた
場合の例を示す拡大側断面図、図６は小製品が混在した
製品を多数個取りしたワークがパイプローラー上に載置
され、フォークに付設されたワーク受け部材の位置関係
を示す斜視図、図７はフォークの配置例を示す平面図、
図８はフォークとパイプローラーの位置関係を示す正面
図、図９はフォークの設置例を示す側面図、図１０はパ
イプローラーの配置例を示す平面図、図１１は同上正面
図、図１２はパイプローラーの構造例及びフレームへの
取りつけ状況例を示す側断面図である。
【００１３】図面について説明すれば、１は板材加工機
の例として、レーザー加工機、２は発振器、３は加工ヘ
ッド収納フレーム、４はワーク支持用剣山であって、こ
のワーク支持用剣山４はフォーク式アンローダーＦのフ
ォーク５が出入可能な間隔に配設され、フォーク式アン
ローダーＦにはフォーク５が昇降シリンダー５ａを介し
て基体に接続されガイドレール６に沿って水平走行が可
能である。７はパイプローラーテーブルであり、８はパ
イプローラーであって、パイプローラー８はフォーク５
が出入自在の間隔に設けられ、前記パイプローラーテー
ブル７の後方に集積台車９または１０が配設されてい
る。
の例として、レーザー加工機、２は発振器、３は加工ヘ
ッド収納フレーム、４はワーク支持用剣山であって、こ
のワーク支持用剣山４はフォーク式アンローダーＦのフ
ォーク５が出入可能な間隔に配設され、フォーク式アン
ローダーＦにはフォーク５が昇降シリンダー５ａを介し
て基体に接続されガイドレール６に沿って水平走行が可
能である。７はパイプローラーテーブルであり、８はパ
イプローラーであって、パイプローラー８はフォーク５
が出入自在の間隔に設けられ、前記パイプローラーテー
ブル７の後方に集積台車９または１０が配設されてい
る。
【００１４】なお、パイプローラー８はスプロッケト及
びチェーン（図示せず）を介して駆動用モーター１５と
接続し回転駆動可能である（図１１及び図１２参照）。
なおまたパイプローラー８は個々に駆動用小型モーター
（図示せず）を内蔵したものを使用することもできる。
びチェーン（図示せず）を介して駆動用モーター１５と
接続し回転駆動可能である（図１１及び図１２参照）。
なおまたパイプローラー８は個々に駆動用小型モーター
（図示せず）を内蔵したものを使用することもできる。
【００１５】Ｗｈは、ワーク受け部材であって、このワ
ーク受け部材Ｗｈはその断面形状をＴ型とすることを特
徴とし、前記ワーク受け部材Ｗｈには、下記に述べるよ
うに、固定式ワーク受け部材１１と非固定式ワーク受け
部材１１ａとの二種類があって、固定式ワーク受け部材
１１は断面形状Ｔ型の細長状を呈し、この固定式ワーク
受け部材１１の上面の幅寸法をパイプローラーテーブル
のパイプローラーピッチよりも小さく、且つ隣り合うパ
イプローラーとパイプローラーの軸芯を結ぶ外周面の間
隔寸法よりも大きくし、Ｔ型断面の上面両端部を僅か下
方に折り曲げワークＷがこの上面を通過する際に、引っ
かかることが無いような形状になっている（図４（ａ）
参照）。１２はボルト・ナットであって、パイプローラ
ー８の軸芯と平行なフォーク５の上面側部に前記フォー
ク５の長手方向に沿って、前記固定式ワーク受け部材１
１を当接しボルト・ナット１２によりフォーク５に固定
し付設してある。
ーク受け部材Ｗｈはその断面形状をＴ型とすることを特
徴とし、前記ワーク受け部材Ｗｈには、下記に述べるよ
うに、固定式ワーク受け部材１１と非固定式ワーク受け
部材１１ａとの二種類があって、固定式ワーク受け部材
１１は断面形状Ｔ型の細長状を呈し、この固定式ワーク
受け部材１１の上面の幅寸法をパイプローラーテーブル
のパイプローラーピッチよりも小さく、且つ隣り合うパ
イプローラーとパイプローラーの軸芯を結ぶ外周面の間
隔寸法よりも大きくし、Ｔ型断面の上面両端部を僅か下
方に折り曲げワークＷがこの上面を通過する際に、引っ
かかることが無いような形状になっている（図４（ａ）
参照）。１２はボルト・ナットであって、パイプローラ
ー８の軸芯と平行なフォーク５の上面側部に前記フォー
ク５の長手方向に沿って、前記固定式ワーク受け部材１
１を当接しボルト・ナット１２によりフォーク５に固定
し付設してある。
【００１６】非固定式ワーク受け部材１１ａは断面形状
Ｔ型の細長状を呈し、この非固定式ワーク受け部材１１
ａの上面の幅寸法をパイプローラーテーブルのパイプロ
ーラーピッチよりも小さく、且つ隣り合うパイプローラ
ーとパイプローラーの軸芯を結ぶ外周面の間隔寸法より
も大きくし、前記パイプローラー８の軸芯と平行なフォ
ーク５の長手方向上面に長方形状の長溝１３を設け、前
記非固定式ワーク受け部材１１ａの断面Ｔ型垂直部を前
記フォーク５に固定せず上下動可能に、この長溝１３に
係合載置してある（図４（ｂ），（ｃ）及び図５参
照）。
Ｔ型の細長状を呈し、この非固定式ワーク受け部材１１
ａの上面の幅寸法をパイプローラーテーブルのパイプロ
ーラーピッチよりも小さく、且つ隣り合うパイプローラ
ーとパイプローラーの軸芯を結ぶ外周面の間隔寸法より
も大きくし、前記パイプローラー８の軸芯と平行なフォ
ーク５の長手方向上面に長方形状の長溝１３を設け、前
記非固定式ワーク受け部材１１ａの断面Ｔ型垂直部を前
記フォーク５に固定せず上下動可能に、この長溝１３に
係合載置してある（図４（ｂ），（ｃ）及び図５参
照）。
【００１７】Ｗはワーク、Ｗｓは製品、Ａは小製品、Ｓ
はスケルトンを表し、レーザー切断後のミクロジョイン
トレスの状態では、製品Ｗｓ及び小製品Ａはその輪郭の
ワーク板厚部分の摩擦抵抗によって通常は、スケルトン
Ｓと分離することなく一体となっている。
はスケルトンを表し、レーザー切断後のミクロジョイン
トレスの状態では、製品Ｗｓ及び小製品Ａはその輪郭の
ワーク板厚部分の摩擦抵抗によって通常は、スケルトン
Ｓと分離することなく一体となっている。
【００１８】更に、他の符号について、１４は、フォー
ク５を吊設しているフォークハンガであって、上下動自
在である。
ク５を吊設しているフォークハンガであって、上下動自
在である。
【００１９】上述の構成に基づいて作用を説明する。
【００２０】板材加工機１で加工が終了したワークＷ
を、フォーク式アンローダーＦのフォーク５によって扛
上し、剣山４上から上昇させ、ガイドレール６に沿って
移送し、パイプローラーテーブル７上まで移動し下降し
て、パイプローラー８上に載置することとなるが、この
発明の場合は、フォーク５に固定式または非固定式ワー
ク受け部材を設けており、ワーク受け部材Ｗｈの内の固
定式ワーク受け部材１１を付設したフォーク５は、小製
品多数個取り加工が終了したワークＷを扛上した状態
で、パイプローラー８上にワークＷが当接して載置され
るまでフォーク式アンローダーＦの作用によって下降
し、固定式ワーク受け部材１１の上面が、微かにワーク
Ｗの下面から離れ、パイプローラー８の回転駆動によっ
てワークＷが移送可能となる状態で、フォーク５の下降
動作は停止し、フォーク５はその儘停止状態を続け、前
記固定式ワーク受け部材１１がパイプローラー間の段差
凹部を塞いで、パイプローラーの上面と略一致した平面
上をワークＷは移動搬出されることとなるので、前記ワ
ークＷは製品の落下や半脱落傾斜のトラブルを生ずるこ
となく、パイプローラー８の回転駆動作用により前進移
送され集積操作が行われ、前記ワークＷの搬出が完了し
てパイプローラーテーブル７上にワークＷが残存してい
ないのを確認し、次いでフォーク５はフォーク式アンロ
ーダーＦの上昇作用によって、上昇し次のワークＷを搬
送するための動作を起こし、上記操作を繰り返し実施す
る。
を、フォーク式アンローダーＦのフォーク５によって扛
上し、剣山４上から上昇させ、ガイドレール６に沿って
移送し、パイプローラーテーブル７上まで移動し下降し
て、パイプローラー８上に載置することとなるが、この
発明の場合は、フォーク５に固定式または非固定式ワー
ク受け部材を設けており、ワーク受け部材Ｗｈの内の固
定式ワーク受け部材１１を付設したフォーク５は、小製
品多数個取り加工が終了したワークＷを扛上した状態
で、パイプローラー８上にワークＷが当接して載置され
るまでフォーク式アンローダーＦの作用によって下降
し、固定式ワーク受け部材１１の上面が、微かにワーク
Ｗの下面から離れ、パイプローラー８の回転駆動によっ
てワークＷが移送可能となる状態で、フォーク５の下降
動作は停止し、フォーク５はその儘停止状態を続け、前
記固定式ワーク受け部材１１がパイプローラー間の段差
凹部を塞いで、パイプローラーの上面と略一致した平面
上をワークＷは移動搬出されることとなるので、前記ワ
ークＷは製品の落下や半脱落傾斜のトラブルを生ずるこ
となく、パイプローラー８の回転駆動作用により前進移
送され集積操作が行われ、前記ワークＷの搬出が完了し
てパイプローラーテーブル７上にワークＷが残存してい
ないのを確認し、次いでフォーク５はフォーク式アンロ
ーダーＦの上昇作用によって、上昇し次のワークＷを搬
送するための動作を起こし、上記操作を繰り返し実施す
る。
【００２１】また、非固定式ワーク受け部材１１ａの場
合，小製品多数個取り加工終了後のワークＷをフォーク
５により扛上し、フォーク式アンローダーＦの下降作用
により、フォーク５はワークＷを載置した状態で下降
し、パイプローラー８上にワークＷが当接し、非固定式
ワーク受け部材１１ａの上面がワークＷの下面から微か
に離れ間隙が生じ，前記非固定式ワーク受け部材１１ａ
のＴ型断面の水平部長手方向の両端縁の何れか一方の下
面がパイプローラー８の外周表面に当接すると、この非
固定式ワーク受け部材はこの位置を保持した状態で静止
し、フォーク５は更に下降を続け図５に示すようにギャ
ップｇを残した状態で停止するので、前記非固定式ワー
ク受け部材１１ａは自重のみのフリーの状態でパイプロ
ーラー８上に載置されパイプローラーの上面と略一致し
た一つの平面を形成し、前記ワークＷは製品の落下や半
脱落傾斜のトラブルを生ずることなく、パイプローラー
８の回転駆動作用により前進移送され集積操作が行わ
れ、同様にワークＷの搬出が完了してパイプローラーテ
ーブル７上にワークＷが残存していないのを確認し、次
いでフォーク５はフォーク式アンローダーＦの上昇作用
によって、上昇し次のワークＷを搬送するための動作を
起こし、上記操作を繰り返し実施することができる。
合，小製品多数個取り加工終了後のワークＷをフォーク
５により扛上し、フォーク式アンローダーＦの下降作用
により、フォーク５はワークＷを載置した状態で下降
し、パイプローラー８上にワークＷが当接し、非固定式
ワーク受け部材１１ａの上面がワークＷの下面から微か
に離れ間隙が生じ，前記非固定式ワーク受け部材１１ａ
のＴ型断面の水平部長手方向の両端縁の何れか一方の下
面がパイプローラー８の外周表面に当接すると、この非
固定式ワーク受け部材はこの位置を保持した状態で静止
し、フォーク５は更に下降を続け図５に示すようにギャ
ップｇを残した状態で停止するので、前記非固定式ワー
ク受け部材１１ａは自重のみのフリーの状態でパイプロ
ーラー８上に載置されパイプローラーの上面と略一致し
た一つの平面を形成し、前記ワークＷは製品の落下や半
脱落傾斜のトラブルを生ずることなく、パイプローラー
８の回転駆動作用により前進移送され集積操作が行わ
れ、同様にワークＷの搬出が完了してパイプローラーテ
ーブル７上にワークＷが残存していないのを確認し、次
いでフォーク５はフォーク式アンローダーＦの上昇作用
によって、上昇し次のワークＷを搬送するための動作を
起こし、上記操作を繰り返し実施することができる。
【００２２】なおまた、非固定式ワーク受け部材１１ａ
を用いる場合は、Ｔ型断面の垂直部に、この非固定式ワ
ーク受け部材１１ａが上下動自在となるように長穴を設
け、この長穴を貫挿するピン状桿をフォーク５に挿設
し、非固定式ワーク受け部材１１ａの脱落防止のために
万が一の安全対策とすることもできる（図４（ｃ）参
照）。
を用いる場合は、Ｔ型断面の垂直部に、この非固定式ワ
ーク受け部材１１ａが上下動自在となるように長穴を設
け、この長穴を貫挿するピン状桿をフォーク５に挿設
し、非固定式ワーク受け部材１１ａの脱落防止のために
万が一の安全対策とすることもできる（図４（ｃ）参
照）。
【００２３】
【発明の効果】この発明によれば、ワーク受け部材をフ
ォークに付設し、パイプローラーテーブルのパイプロー
ラー間に生ずる段差凹部を塞ぐことにより小製品多数個
取り加工終了後のワーク搬送時に製品の落下や半脱落傾
斜を防止し生産効率を阻害するトラブルの原因を解消す
ることができる。
ォークに付設し、パイプローラーテーブルのパイプロー
ラー間に生ずる段差凹部を塞ぐことにより小製品多数個
取り加工終了後のワーク搬送時に製品の落下や半脱落傾
斜を防止し生産効率を阻害するトラブルの原因を解消す
ることができる。
【図１】 板材加工からワーク集積までの工程に関わる
各種機械装置の配置平面図
各種機械装置の配置平面図
【図２】 板材加工からワーク集積までの工程に関わる
各種機械装置の要部側面図
各種機械装置の要部側面図
【図３】 小製品が混在した製品の多数個取りの例を示
すワークの平面図
すワークの平面図
【図４】（ａ）は固定式ワーク受け部材を，（ｂ），
（ｃ）は非固定式ワーク受け部材を、夫々フォークに付
設した例を示す側断面図
（ｃ）は非固定式ワーク受け部材を、夫々フォークに付
設した例を示す側断面図
【図５】 フォークに非固定式ワーク受け部材を設けた
場合の例を示す拡大側断面図
場合の例を示す拡大側断面図
【図６】 小製品が混在した製品を多数個取りしたワー
クがパイプローラー上に載置され、フォークに付設され
たワーク受け部材の位置関係を示す斜視図
クがパイプローラー上に載置され、フォークに付設され
たワーク受け部材の位置関係を示す斜視図
【図７】 フォークの配置例を示す平面図
【図８】 フォークとパイプローラーの位置関係を示す
正面図
正面図
【図９】 フォークの設置例を示す側面図
【図１０】 パイプローラーの配置例を示す平面図
【図１１】 パイプローラーの配置正面図
【図１２】 パイプローラーの構造例及びフレームへの
取りつけ状況例を示す側断面図
取りつけ状況例を示す側断面図
１ 板材加工機 ２ 発振器 ３ 加工ヘッド収納フレーム ４ ワーク支持用剣山 ５ フォーク ５ａ 昇降シリンダー ６ ガイドレール ７ パイプローラーテーブル ８ パイプローラー ９ 集積台車 １０ 集積台車 １１ 固定式ワーク受け部材 １１ａ 非固定式ワーク受け部材 １２ ボルト・ナット １３ 長溝 １４ フォークハンガ １５ 駆動用モーター Ｆ フォーク式アンローダー Ｗ ワーク Ｗｓ 製品 Ａ 小製品 Ｓ スケルトン Ｗｈ ワーク受け部材 ｇ ギャップ
Claims (4)
- 【請求項１】 レーザー加工機、パンチプレス機等の板
材加工機でワークを加工し、小製品多数個取り加工終了
後のワークのパイプローラー搬送時において、パイプロ
ーラー間の間隙で発生する製品の落下及び半脱落傾斜を
防止すためのワーク受け部材をフォーク式アンローダー
のフォークに付設したことを特徴とする製品の落下及び
半脱落傾斜防止装置。 - 【請求項２】 ワーク受け部材は、その断面形状をＴ型
とすることを特徴とする請求項１記載の製品の落下及び
半脱落傾斜防止装置。 - 【請求項３】 Ｔ型断面を呈するワーク受け部材の上面
の幅寸法をパイプローラーテーブルのパイプローラーピ
ッチよりも小さく、且つ隣り合うパイプローラーとパイ
プローラーの軸芯を結ぶ外周面の間隔寸法よりも大きく
し、前記パイプローラーの軸芯と平行なフォークの長手
方向に沿ってフォークの上面側部に、前記ワーク受け部
材をボルト・ナット等で固着付設した固定式ワーク受け
部材としたことを特徴とする請求項１記載の製品の落下
及び半脱落傾斜防止装置。 - 【請求項４】 Ｔ型断面を呈するワーク受け部材の上面
の幅寸法をパイプローラーテーブルのパイプローラーピ
ッチよりも小さく、且つ隣り合うパイプローラーとパイ
プローラーの軸芯を結ぶ外周面の間隔寸法よりも大きく
し、前記パイプローラーの軸芯と平行なフォークの長手
方向に沿ってフォークの上面部に、断面形状Ｔ型のワー
ク受け部材の垂直部が上下動可能となるような長方形状
の長溝を設け、この長溝に前記ワーク受け部材を固定せ
ずに係合載置した非固定式ワーク受け部材としたことを
特徴とする請求項１記載の製品の落下及び半脱落傾斜防
止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12573597A JPH10316233A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 製品の落下及び半脱落傾斜防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12573597A JPH10316233A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 製品の落下及び半脱落傾斜防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10316233A true JPH10316233A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14917501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12573597A Withdrawn JPH10316233A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 製品の落下及び半脱落傾斜防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10316233A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105364793A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-03-02 | 苏朝芬 | 用于板材加工的且防磨损和带吸盘装置的工作台装置及其使用方法 |
| CN105437175A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-03-30 | 何先进 | 一种用于板材加工的可降噪的工作台装置及其使用方法 |
| CN105437174A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-03-30 | 何先进 | 一种用于板材加工的可散热的工作台装置及其使用方法 |
| CN105437178A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-03-30 | 苏朝芬 | 用于板材加工的且可防尘和防磨损的工作台装置及其使用方法 |
| CN117262698A (zh) * | 2023-09-21 | 2023-12-22 | 深圳市博视科技有限公司 | 一种手机框自动化上下料装置及加工方法 |
-
1997
- 1997-05-15 JP JP12573597A patent/JPH10316233A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105364793A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-03-02 | 苏朝芬 | 用于板材加工的且防磨损和带吸盘装置的工作台装置及其使用方法 |
| CN105437175A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-03-30 | 何先进 | 一种用于板材加工的可降噪的工作台装置及其使用方法 |
| CN105437174A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-03-30 | 何先进 | 一种用于板材加工的可散热的工作台装置及其使用方法 |
| CN105437178A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-03-30 | 苏朝芬 | 用于板材加工的且可防尘和防磨损的工作台装置及其使用方法 |
| CN117262698A (zh) * | 2023-09-21 | 2023-12-22 | 深圳市博视科技有限公司 | 一种手机框自动化上下料装置及加工方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO2014077059A1 (ja) | 熱切断加工システム | |
| CN110814774A (zh) | 一种全自动角钢加工装置和加工方法 | |
| US20060169681A1 (en) | Laser cutting installation with parts unloading unit | |
| EP0460623A2 (en) | A system for assorting small product pieces cut from work sheets | |
| CN210126926U (zh) | 一种激光切割设备用码垛机 | |
| JPH10316233A (ja) | 製品の落下及び半脱落傾斜防止装置 | |
| CN217071102U (zh) | 一种全自动型钢切割设备 | |
| CN116637958A (zh) | 型材切割设备用物料检测装置及相应的型材加工设备 | |
| JPH0584431U (ja) | 把持具交換装置 | |
| CN213499934U (zh) | 一种陶瓷生坯产品摆放装置 | |
| CN212654940U (zh) | 一种具有定位抬升的辊道线集成装置 | |
| JP2564228Y2 (ja) | 収納部付板材加工機 | |
| KR20180065792A (ko) | 회전식 석재 이송장치 | |
| JPS609530A (ja) | 加工具の交換装置 | |
| JPH11179463A (ja) | 板材加工機におけるワーク搬入出装置 | |
| CN212051855U (zh) | 缝纫设备的出料机构 | |
| JP2591652Y2 (ja) | 板材搬出装置 | |
| CN108555655A (zh) | 链板式自动定位装夹铣床装置 | |
| JP2510381Y2 (ja) | タレットパンチプレスにおけるワ―ク搬出装置 | |
| JP2515212Y2 (ja) | 長尺材の搬送装置 | |
| JPH05259Y2 (ja) | ||
| JP2000000624A (ja) | ワーク搬送装置 | |
| JP3737531B2 (ja) | 板材加工装置 | |
| JP3616157B2 (ja) | 板材加工機のワーク搬出装置 | |
| JPS6156847A (ja) | パレツトチエンジヤ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |