JPH10316226A - ワークの姿勢変更装置 - Google Patents

ワークの姿勢変更装置

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JPH10316226A
JPH10316226A JP12745297A JP12745297A JPH10316226A JP H10316226 A JPH10316226 A JP H10316226A JP 12745297 A JP12745297 A JP 12745297A JP 12745297 A JP12745297 A JP 12745297A JP H10316226 A JPH10316226 A JP H10316226A
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JP
Japan
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conveyor
work
workpiece
data
pattern
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12745297A
Other languages
English (en)
Inventor
Mari Iwata
真理 岩田
Kiyoshi Monno
清 門野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication of JPH10316226A publication Critical patent/JPH10316226A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 姿勢パターンの多いワークを所定の姿勢に自
動的に整列する。 【解決手段】 第1コンベア上に搬入されたワークの三
次元形状を第1形状識別装置により測定して表逆パター
ンを識別し、そのデータによりワークを第1コンベアの
一端部または他端部に搬送して第2コンベア上に落下さ
せることによりワークの姿勢パターンを絞り込み、その
姿勢パターンを絞り込んだワークをテーブル上に載置し
て第2形状識別装置により位相パターンを識別し、その
データによりテーブルの旋回角度を制御してワークの位
相を揃える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の作業工程間
で搬送されるワークについて、その作業工程での加工処
理に対応してワークを所定の姿勢に整列する姿勢変更装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車生産などの製造ラインに
おいては、所定の加工処理を施す各作業工程で、搬送さ
れてくるワークをその加工処理内容に適した姿勢で位置
決めしなければならない。そのため、作業工程間で搬送
されるワークを、次の作業工程での加工処理に対応した
姿勢に予め整列する必要がある。
【0003】従来、作業工程間で搬送されるワークを、
次の作業行程での加工処理に対応させて所定の姿勢に整
列する手段としては、図2に示す如き、ワークの姿勢変
更装置が一般的である。
【0004】図2において、(1)は作業行程間の姿勢
変更位置に設けられたベルトコンベアなどからなる第1
コンベアで、正逆転可能な駆動モータ(図示省略)によ
ってワーク(2)を漸次下方に傾斜している一端部(図
中右端部)または他端部(図中左端部)に搬送する。
(3)は第1コンベア(1)の下方に設けられたベルト
コンベアなどからなる第2コンベアで、駆動モータ(図
示省略)によってワーク(2)を一端部に搬送する。
(4)は第1コンベア(1)の他端部の前方で、第2コ
ンベア(3)の他端部の上方に逆ノの字状に設けられた
反転シュートである。
【0005】そして、上記構成からなる姿勢変更装置
は、前工程より第1コンベア(1)上にワーク(2)を
搬入すると、図示されていないセンサなどによりワーク
(2)の表逆を判別する。そして、ワーク(2)の向き
が表であれば、ワーク(2)は第1コンベア(1)の漸
次下方に傾斜している一端部へ搬送され、この一端部か
ら下方に落下される。そうすると、ワーク(2)は表向
きのままを維持して第2コンベア(3)上に落下し、第
2コンベア( 3) の一端部へ搬送される。一方、ワーク
(2)の向きが裏であれば、ワーク(2)は第1コンベ
ア(1)の他端部へ搬送され、この他端部から下方に落
下される。そうすると、ワーク(2)は反転シュート
(4)で表裏を反転して第2コンベア(3)上に落下
し、表向きになって第2コンベア(3)の一端部へ搬送
される。これにより、第2コンベア(3)の一端部へ搬
送されるワーク(2)は、すべて表向きになった状態に
整列される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記装置では、図2に示す如きワーク(2)のように表
裏パターンだけである姿勢パターンの少ないワークにお
いては、所定の姿勢に整列することが可能であるが、例
えば自動車部品のナックルアームのように表裏パターン
だけでも数種類あるのに加えて位相パターンもある姿勢
パターンの多いワークにおいては、所定の姿勢に整列す
ることは困難である。
【0007】そこで、従来、ナックルアームのような姿
勢パターンの多いワークについては、作業者が手作業に
よって所定の姿勢に整列せざるを得なかった。そのた
め、作業者に肉体的、精神的苦痛を強いるとともに、処
理効率が低く、また、製造工程の自動化ができないとい
う問題があった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みて提案された
もので、姿勢パターンの多いワークを所定の姿勢に自動
的に整列することが可能なワークの姿勢変更装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した目的
を達成するため、正逆転可能な駆動モータによってワー
クを一端部または他端部に搬送する第1コンベアと、該
第1コンベアの下方に設けられ、駆動モータによってワ
ークを一端部に搬送する第2コンベアと、前記第1コン
ベアの他端部の前方で、前記第2コンベアの他端部の上
方に設けられ、前記第1コンベアの他端部から落下する
ワークを反転して前記第2コンベアの他端部に落下させ
る反転シュートと、前記第1コンベア上に搬入されるワ
ークの三次元形状を測定して該ワークの表裏パターンを
識別し、その識別されたデータにより第1コンベア上の
ワークを一端部に搬送するか、他端部に搬送するかを制
御する第1形状識別装置と、前記第2コンベアの一端部
に設けられ、該第2コンベアで搬送されてきたワークを
載置するテーブルと、該テーブル上に載置されるワーク
の位相を識別し、その識別されたデータにより前記テー
ブルの旋回角度を制御する第2形状識別装置とを具備し
てなるものである。
【0010】本発明によれば、第1コンベア上に搬入さ
れたワークの三次元形状を第1形状識別装置により測定
して表逆パターンを識別し、そのデータによりワークを
第1コンベアの一端部または他端部に搬送して第2コン
ベア上に落下することによりワークの姿勢パターンを絞
り込み、その姿勢パターンを絞り込んだワークをテーブ
ル上に載置して第2形状識別装置により位相パターンを
識別し、そのデータによりテーブルの旋回角度を制御し
てワークの位相を揃えるから、姿勢パターンの多いワー
クを所定の姿勢に整列することが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照しながら本発明
の一具体例を説明する。尚、以下の記述において、従来
技術を示す図2と同一の構成部材は原則として同一の参
照符号をで正示し、重複する事項に関しては説明を省略
する。
【0012】図1において、(5)は第1コンベア
(1)上に搬入されたワーク(2)の正逆パターンを識
別するための第1形状識別装置で、第1コンベア(1)
上のワーク(2)に対してレーザースリット光を照射す
る照明器(6)と、第1コンベア(1)上のワーク
(2)からのレーザー反射光を撮像するCCDカメラな
どの撮像器(7)と、撮像器(7)の画像から第1コン
ベア(1)上のワーク(2)の正逆パターンを識別する
視覚センサ(8)を備える。照明器(6)は第1コンベ
ア(1)上のワーク(2)に対して斜め上方からレーザ
ースリット光をメッシュ状に照射する。撮像器(7)は
第1コンベア( 1) の真上位置に配置され、第1コンベ
ア(1)上のワーク(2)からのレーザー反射光を撮像
してその画像信号をセンサ(8)に出力する。視覚セン
サ(8)は撮像器(7)からの画像信号を処理して第1
コンベア(1)上のワーク(2)の三次元形状をX,
Y,Z(θX,θY,θZ)の座標値として求め、これ
によりワーク( 2) の表逆パターンを識別し、その表逆
データをインターフェース(9)を介して第1コンベア
( 1)を正逆転するためのモータコントローラ( 10)
にフィードバックする。
【0013】(11)は第2コンベア(3)の一端部に
設けられたテーブルで、このテーブル(11)上に第2
コンベア(3)の一端部に搬送されてきたワーク(2)
を載置させる。従って、テーブル(11)上にワーク
(2)を載置している場合、駆動モータ( 図示せず) に
よってテーブル(11)を旋回すると、テーブル(1
1)上のワーク(2)も旋回する。
【0014】(12)はテーブル(11)上のワーク
(2)の位相パターンを識別する第2形状識別装置で、
テーブル(11)上のワーク(2)を撮像するCCDカ
メラなどの撮像器(13)と、撮像器(13)の画像か
らテーブル(11)上のワーク(2)の位相パターンを
識別する視覚センサ(14)を備える。撮像器(13)
はテーブル(11)の真上位置に配置され、テーブル
(11)上のワーク(2)を撮像してその画像信号を視
覚センサ(14)に出力する。視覚センサ(14)は撮
像器(13)からの画像信号を処理してテーブル(1
1)上のワーク(2)の位相パターンを識別し、その位
相データをインターフェース(15)を介してテーブル
(11)を旋回するためのモータコントローラ(16)
にフィードバックする。
【0015】そして、上記構成からなる本発明装置は、
前工程より第1コンベア(1)上にワーク(2)を搬入
すると、第1コンベア(1)上のワーク(2)を第1形
状識別装置(5)により三次元測定して表逆パターンを
識別し、その識別された表逆データをインターフェース
(9)を介して第1コンベア(1)を正逆転するための
モータコントローラ(10)に出力し、このモータコン
トローラ(9)で第1コンベア(1)の駆動モータを制
御する。そして、第1コンベア(1)上のワーク(2)
の向きが表であれば、ワーク(2)はモータコントロー
ラ(9)で第1コンベア(1)の漸次下方に傾斜してい
る一端部へ搬送され、この一端部から表向きのままを維
持して第2コンベア(3)上に落下し、第2コンベア(
3) の一端部へ搬送される。一方、ワーク(2)の向き
が逆であれば、ワーク(2)はモータコントローラ
(9)で第1コンベア(1)の他端部へ搬送され、この
他端部から反転シュート(4)で表逆を反転して第2コ
ンベア(3)上に落下し、表向きになって第2コンベア
(3)の一端部へ搬送される。これにより、第2コンベ
ア(3)の一端部へ搬送されるワーク(2)は、すべて
表向きの姿勢パターンに絞り込まれる。
【0016】このようにして表向きの姿勢パターンに絞
り込まれたワーク(2)は、第2コンベア(3)の一端
部でテーブル(11)上に載置された後、第2形状識別
装置(12)により位相パターンが識別される。その
後、第2形状識別装置(12)で識別された位相データ
をインターフェース(15)を介してテーブル(11)
を旋回するためのモータコントローラ(16)に出力
し、このモータコントローラ(16)でテーブル(1
1)の駆動モータを制御してテーブル(11)を旋回
し、当該テーブル(11)上のワーク(2)の位相を同
一位相に揃える。
【0017】本発明装置によれば、第1形状識別装置
(5)によりワーク(2)の三次元形状を測定して表逆
パターンを識別し、そのデータにより反転を必要とする
ワーク(2)を反転してワーク(2)の姿勢パターンを
絞り込んだ後、ワーク(2)の位相を第2形状識別装置
(12)により識別し、そのデータによりワーク(2)
を載置したテーブル(11)の旋回角度を制御して位相
を揃えることができ、姿勢パターンの多いワーク(2)
を所定の姿勢に整列することが可能である。
【0018】なお、上記実施例では、ワーク(2)の位
相パターンを識別する第2形状識別装置(12)は二次
元測定器であるが、第1形状識別装置(5)と同様に三
次元測定器でワーク(2)の位相を識別してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ワーク
の三次元形状を測定して表逆パターンを識別し、そのデ
ータにより反転を必要とするワークを反転して姿勢パタ
ーンを絞り込んだ後、ワークの位相を識別し、そのデー
タによりワークを旋回して同一位相に揃えるので、例え
ば自動車部品のナックルアームのように姿勢パターンの
多いワークでも所定の姿勢に整列することができ、製造
工程の自動化ができて作業性の大幅な向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワークの姿勢変更装置の一具体例を示
す概略図である。
【図2】従来のワークの姿勢変更装置を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 第1コンベア 2 ワーク 3 第2コンベア 4 反転シュート 5 第1形状識別装置 10 モータコントローラ 11 テーブル 12 第2形状識別装置 16 モータコントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆転可能な駆動モータによってワーク
    を一端部または他端部に搬送する第1コンベアと、 該第1コンベアの下方に設けられ、駆動モータによって
    ワークを一端部に搬送する第2コンベアと、 前記第1コンベアの他端部の前方で、前記第2コンベア
    の他端部の上方に設けられ、前記第1コンベアの他端部
    から落下するワークを反転して前記第2コンベアの他端
    部に落下させる反転シュートと、 前記第1コンベア上に搬入されるワークの三次元形状を
    測定して該ワークの表裏パターンを識別し、その識別さ
    れたデータにより第1コンベア上のワークを一端部に搬
    送するか、他端部に搬送するかを制御する第1形状識別
    装置と、 前記第2コンベアの一端部に設けられ、該第2コンベア
    で搬送されてきたワークを載置するテーブルと、 該テーブル上に載置されるワークの位相を識別し、その
    識別されたデータにより前記テーブルの旋回角度を制御
    する第2形状識別装置とを具備したことを特徴とするワ
    ークの姿勢変更装置。
JP12745297A 1997-05-16 1997-05-16 ワークの姿勢変更装置 Withdrawn JPH10316226A (ja)

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JP12745297A JPH10316226A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 ワークの姿勢変更装置

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JPH10316226A true JPH10316226A (ja) 1998-12-02

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JP (1) JPH10316226A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013142670A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Honda Motor Co Ltd 画像認識装置およびこれを用いたワークの移載方法
JP2021095281A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 矢崎総業株式会社 ワーク供給装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013142670A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Honda Motor Co Ltd 画像認識装置およびこれを用いたワークの移載方法
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040803