JPH10314969A - レーザ加工機用観察装置 - Google Patents

レーザ加工機用観察装置

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JPH10314969A
JPH10314969A JP9130828A JP13082897A JPH10314969A JP H10314969 A JPH10314969 A JP H10314969A JP 9130828 A JP9130828 A JP 9130828A JP 13082897 A JP13082897 A JP 13082897A JP H10314969 A JPH10314969 A JP H10314969A
Authority
JP
Japan
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camera
laser
ccd camera
laser beam
ccd
Prior art date
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Pending
Application number
JP9130828A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Okudaira
恭之 奥平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH10314969A publication Critical patent/JPH10314969A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ加工において被加工対象物の金属溶融
を観察する際の観察装置を安価にする。 【解決手段】 カメラコントローラ17はレーザ光源1
6からのレーザ照射タイミングパルス信号を予め定めら
れた時間遅延させて遅延パルス信号を得、この遅延パル
ス信号を間引いてパルス間隔が所定の時間間隔を有する
トリガー信号を生成する。このトリガー信号はCCDカ
メラ15に与えられ、これによって、CCDカメラのシ
ャッターが切られる。CCDカメラで撮像された画像は
カメラモーター18モニターされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザ加工機におけ
る金属溶融を観察するため観察装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザ加工機において、被対象
物にレーザを照射して溶融させて接合するレーザ加工機
が知られている。このようなレーザ加工機においては、
レーザによる金属溶融のメカニズムを解明するため、レ
ーザ照射から金属溶融、金属冷却に至る過程を観察する
必要がある。
【0003】従来、レーザ加工機による金属溶融等を観
察する際には、高速撮影カメラが用いられており、高速
撮影カメラによって撮像された画像を解析して金属溶融
のメカニズムを解明している。つまり、高速撮影カメラ
を用いてレーザ照射から金属溶融、金属冷却に至る過程
を観察している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
レーザ加工機用観察装置では、高速撮影カメラを用いて
おり、一般に、高速撮影カメラが極めて高価であること
を考慮すると、レーザ加工機用観察装置自体が高価にな
ってしまうという問題点がある。
【0005】本発明の目的は安価なレーザ加工機用観察
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、レーザ
光源からのレーザ光を用いて被加工対象物をレーザ加工
する際に該被加工対象物を観察するためのレーザ加工機
用観察装置であって、前記被加工対象物を撮像するCC
Dカメラと、前記レーザ光源からのレーザ照射タイミン
グパルス信号に応じて前記CCDカメラのシャッターを
切るトリガー信号を生成する生成手段と、前記CCDカ
メラによって撮像された画像をモニターするモニター手
段とを有することを特徴とするレーザ加工機用観察装置
が得られる。そして、前記生成手段は、例えば、前記レ
ーザ照射タイミングパルス信号を予め定められた時間遅
延させて遅延パルス信号を得る遅延手段と、前記遅延パ
ルス信号を間引いてパルス間隔が所定の時間間隔を有す
る前記トリガー信号を生成する間引き手段とを備えてい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1を参照して、図示の3次元レーザ加工
機は3軸ステージ11を備えており、この3軸ステージ
11には被対象物(対象ワーク)12が載置され、後述
するようにして、レーザ加工される。
【0009】3軸ステージ11の上方にはロボットアー
ム13が位置付けられており、このロボットアーム13
にはレーザ照射部14が取り付けられるとともにCCD
カメラ15が取り付けられている。そして、レーザ照射
部14はレーザ光源16に接続されている。
【0010】CCDカメラ15はカメラコントローラ1
7によって制御され、CCDカメラ15で撮像された画
像はカメラモニター18に与えられる。
【0011】図2を参照して、CCDカメラ15はレー
ザ照射部14の上部に取り付けられており、CCDカメ
ラ15の光軸とレーザ光の光軸とは一致しており、レー
ザ光の焦点にCCDカメラ15のピントが合うようにC
CDカメラ15の位置が調整される。図示のように、レ
ーザ照射部14はレンズ14a及びフィルタ14b等を
備えており、このフィルタ14bによってレーザ光及び
溶融した金属の熱による赤外線を除去している。このよ
うに、フィルタ14bによってレーザ光を除去してレー
ザ光によるハレーションを防止するとともに熱による画
像への影響を取り除いている(CCDカメラは可視領域
以外に赤外領域にも感度を有している関係上溶融した金
属の熱による赤外線を除去する必要がある)。
【0012】図3を参照して、前述のように、CCDカ
メラ15はカメラコントローラ17に接続され、カメラ
コントローラ17にはカメラモニター18が接続されて
いる。
【0013】レーザ照射の都度、レーザ光源16からカ
メラコントローラ17に照射タイミングパルスが与えら
れる。カメラコントローラ17はディレイ回路(遅延回
路)17a及び間引き回路17bを備えており、照射タ
イミングパルスはディレイ回路17aで予め定められた
時間遅延され、遅延パルスとして出力される。
【0014】図4も参照して、いま、図4(a)に示す
タイミングで照射タイミングパルスがレーザ光源16か
らカメラコントローラ17に与えられたとする。ディレ
イ回路17aには観測者によって予め遅延時間(遅れ時
間)が設定されており、照射タイミングパルス信号はデ
ィレイ回路で予め定められた遅延時間の遅延が与えら
れ、図4(b)に示す遅延パルスとして出力される。
【0015】上記の遅延パルスは間引き回路17bに与
えられ、ここで間引かれる。つまり、CCDカメラ15
のシャッターは1/30秒以上経過しないと切ることが
できない関係上、間引き回路17bで遅延パルスを間引
いてパルス間隔が1/30秒以上となる間引きパルスを
生成する(図4(c)参照)。そして、この間引きパル
スがトリガ信号としてCCDカメラ15に与えられる。
【0016】CCDカメラ15はトリガ信号に応じてシ
ャッターを切り、(対象ワーク)12を撮像して画像を
得る。そして、この画像はカメラコントローラ17を介
してカメラモニター18に送られモニターされる。
【0017】対象ワーク12をレーザ加工する際には、
オペレータ(観察者)は対象ワーク12を直接又はCD
Dカメラ15で観察して事前に加工のための軌跡プログ
ラムを作成して、この軌跡プログラムに応じてレーザ加
工を実行する。
【0018】前述のように、レーザ光源16からの発光
パルス(照射タイミングパルス)に基づいてトリガー信
号を生成し、トリガー信号によってCCDカメラ15の
シャッターを切ってで対象ワークを撮像する。そして、
撮像された画像をカメラモニター18でモニターする。
なお、ビデオレコーダー(図示せず)を用いて画像を録
画するようにしてもよい。
【0019】このようにして、対象ワーク12をモニタ
ーすることによって、観察者は溶融部位を観察すること
ができる。なお、画像を画像解析装置に取り込んで画像
解析を行うようにしてもよい。また、遅延時間を適宜調
整すれば、時間毎のレーザ光照射後の溶融部位の振る舞
いを観察することができ、レーザ発光の合間に撮像を行
うように遅延時間を調整すれば、レーザ光の影響を全く
受けない画像を得ることことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、本発
明でCCDカメラを用いてレーザ光源からの照射タイミ
ングパルスに応じてCCDカメラのシャッターを切るよ
うにしたので、安価に溶融部位の画像を得ることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザ加工機用観察装置の一例を
レーザ加工機とともに示す斜視図である。
【図2】図1に示すレーザ加工機用観察装置に用いられ
るCCDカメラの位置を説明するための図である。
【図3】図1に示すレーザ加工機用観察装置を説明する
ためのブロック図である。
【図4】図1に示すレーザ加工機用観察装置の動作を説
明するための波形図である。
【符号の説明】
11 3軸ステージ 12 被対象物(対象ワーク) 13 ロボットアーム 14 レーザ照射部 15 CCDカメラ 16 レーザ光源 17 カメラコントローラ 18 カメラモニター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源からのレーザ光を用いて被加
    工対象物をレーザ加工する際に該被加工対象物を観察す
    るためのレーザ加工機用観察装置であって、前記被加工
    対象物を撮像するCCDカメラと、前記レーザ光源から
    のレーザ照射タイミングパルス信号に応じて前記CCD
    カメラのシャッターを切るトリガー信号を生成する生成
    手段と、前記CCDカメラによって撮像された画像をモ
    ニターするモニター手段とを有することを特徴とするレ
    ーザ加工機用観察装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたレーザ加工機用観
    察装置において、前記生成手段は、前記レーザ照射タイ
    ミングパルス信号を予め定められた時間遅延させて遅延
    パルス信号を得る遅延手段と、前記遅延パルス信号を間
    引いてパルス間隔が所定の時間間隔を有する前記トリガ
    ー信号を生成する間引き手段とを有することを特徴とす
    るレーザ加工機用観察装置。
JP9130828A 1997-05-21 1997-05-21 レーザ加工機用観察装置 Pending JPH10314969A (ja)

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JP9130828A JPH10314969A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 レーザ加工機用観察装置

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JPH10314969A true JPH10314969A (ja) 1998-12-02

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1366847A1 (en) * 2001-02-14 2003-12-03 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Welding state monitoring device
US7159294B2 (en) 2004-05-26 2007-01-09 Yamazaki Mazak Corporation Burr removal apparatus for laser beam machine
US7679031B2 (en) 2004-05-26 2010-03-16 Yamazaki Mazak Corporation Method for checking a nozzle for a laser beam machine

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EP1366847A4 (en) * 2001-02-14 2006-11-22 Honda Motor Co Ltd WELDING CONDITION MONITORING DEVICE
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Effective date: 20000823