JPH10310050A - ブレーキブースタ - Google Patents

ブレーキブースタ

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JPH10310050A
JPH10310050A JP9117892A JP11789297A JPH10310050A JP H10310050 A JPH10310050 A JP H10310050A JP 9117892 A JP9117892 A JP 9117892A JP 11789297 A JP11789297 A JP 11789297A JP H10310050 A JPH10310050 A JP H10310050A
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JP
Japan
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brake booster
upright wall
vehicle body
load
predetermined
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Application number
JP9117892A
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English (en)
Inventor
Takashige Matsuki
卓茂 松木
Toru Ueda
亨 上田
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体の前方から負荷が入力された場合のエン
ジンの後方移動のストローク距離を大きくするととも
に、ペダルブラケットなどに伝えられる負荷を軽減す
る。 【解決手段】 エンジンルームAと車室Bとを仕切るダ
ッシュパネル6に取り付けられるとともに取り付け状態
において周縁部が車体の前方側に起立する起立壁20と
された第1部材2と、この第1部材2の形状に対応した
開口を有する筐体状に形成されるとともに上記第1部材
2の起立壁20と連結される第2部材3と、を備え、こ
れらの部材2,3を連結することによって形成された中
空のセルの内部に所定の部材が配されたブレーキブース
タの構造において、車体の前方方向から上記第2部材3
に所定以上の負荷が入力された場合に、上記第2部材3
の周縁部30が上記第1部材2内に嵌入され、あるいは
上記第1部材2の起立壁20が上記第2部材3内に嵌入
されて、上記第2部材3が上記第1部材2側に相対的に
移動するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ブレーキペダル
に入力された踏力を倍力するためのブレーキブースタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ステアリング周りの構造やエ
ンジンルームの各部品のレイアウトを工夫することによ
って、車体の前方方向から負荷が入力された場合にハン
ドルやフットペダルなどと運転者が2次衝突することを
回避しようとしている。
【0003】たとえば、車体の前方方向から負荷が入力
されてダッシュパネルの車室側に取り付けられたペダル
ブラケットが車体の後方側に移動した場合に、このペダ
ルブラケットがステアリングコラムと干渉して後方に移
動してしまわないようしたり、エンジンとブレーキブー
スタとの距離を大きくすることにより、エンジンの後方
移動のストローク距離を稼ごうとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、負荷入
力時にペダルブラケットとステアリングコラムとが干渉
しないように工夫したとしても、従来の構造ではペダル
ブラケット自体は車体の後方側に移動してしまう。この
ため、ペダルブラケットに支持されたフットペダルも後
方側に移動してしまい、フットペダルが運転者の膝やす
ねなどと2次衝突を起こしてしまう場合がある。
【0005】また、エンジンルームの各部品のレイアウ
トを工夫してエンジンとブレーキブースタとの距離を確
保しようとしても、上記ブレーキブースタ自体がステン
レス鋼などによって剛性が高くなされており、エンジン
がブレーキブースタに干渉した場合であっても、ブレー
キブースタが潰れにくいために、ブレーキブースタの大
きさの分だけエンジンのストローク距離が軽減されてし
まう。さらに、上記ブレーキブースタが潰れにくいため
に、ブレーキブースタに加えられた負荷が吸収・分散さ
れずに、負荷がそのままペダルブラケットなどに伝えら
れてしまう。
【0006】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、車体の前方から負荷が入力された
場合のエンジンの後方移動のストローク距離を大きくす
るとともに、ペダルブラケットなどに伝えられる負荷を
軽減することをその課題とする。
【0007】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0008】すなわち、本願発明の第1の側面によれ
ば、エンジンルームと車室とを仕切るダッシュパネルに
取り付けられるとともに取り付け状態において周縁部が
車体の前方側に起立する起立壁とされた第1部材と、こ
の第1部材の形状に対応した開口を有する筐体状に形成
されるとともに上記第1部材の起立壁と連結される第2
部材と、を備え、これらの部材を連結することによって
形成された中空のセルの内部に所定の部材が配されたブ
レーキブースタであって、車体の前方方向から上記第2
部材に所定以上の負荷が入力された場合に、上記第2部
材の周縁部が上記第1部材内に嵌入され、あるいは上記
第1部材の起立壁が上記第2部材内に嵌入されて、上記
第2部材が上記第1部材側に相対的に移動するように構
成されていることを特徴とする、ブレーキブースタが提
供される。
【0009】好ましくは、少なくとも上記第2部材に形
成された開口端部の近傍は、開口に向かうほど拡開する
ように形成されており、車体の前方方向から上記第2部
材に所定以上の負荷が入力された場合に、上記起立壁の
端部が上記第2部材の開口端部の近傍の内面を所定の抵
抗をもって摺動しつつ上記第1部材の起立壁が上記第2
部材内に嵌入されて、上記第2部材が上記第1部材側に
相対的に移動するように構成されている。
【0010】本願発明の第2の側面によれば、エンジン
ルームと車室とを仕切るダッシュパネルに取り付けられ
るとともに取り付け状態において周縁部が車体の前方側
に起立する起立壁とされた第1部材と、この第1部材の
形状に対応した開口を有する筐体状に形成されるととも
に上記第1部材の起立壁と連結される第2部材と、を備
え、これらの部材を連結することによって形成された中
空のセルの内部に所定の部材が配されたブレーキブース
タであって、上記第1部材および/または第2部材は、
周方向に凹溝が形成された蛇腹部を有しており、車体の
前方方向から上記第2部材に所定以上の負荷が入力され
た場合に、上記第1部材および/または第2部材の蛇腹
部が変形収縮するように構成されていることを特徴とす
る、ブレーキブースタが提供される。
【0011】要するに、本願発明の技術思想は、車体の
前方方向から負荷が入力されてエンジンなどが後方に移
動してブレーキブースタと干渉した場合に、ブレーキブ
ースタの外延を構成する第1部材と第2部材との距離が
相対的に小さくなる、すなわち上記ブレーキブースタが
上記ダッシュパネルからエンジンルーム側に突出してい
る距離が小さくなるように構成されており、これにより
エンジンのストローク距離を稼ごうとする思想である。
【0012】エンジンのストローク距離を稼ぐ具体的手
段として、上述したようにブレーキブースタの外延を構
成する一方の部材の周縁部が他方の部材の内部に嵌入さ
れる構成と、一方または両方の部材が蛇腹状とされて変
形容易とする構成とが採用されている。
【0013】本願発明によれば、従来ではブレーキブー
スタの前面までであったエンジンのストローク距離を、
これに加えて一方の部材の周縁部が他方の部材の内部に
嵌入される距離、あるいは変形によりブレーキブースタ
が収縮した距離の分だけ大きくすることができる。ま
た、第1部材と第2部材との距離が相対的に小さくなる
ことによって、車体の前方方向から加えられた負荷をあ
る程度吸収、分散することができる。すなわち、車体の
前方方向から負荷が加えられた場合のダッシュパネル、
ひいてはペダルブラケットの後方移動が抑制されるとと
もに、ペダルブラケットやステアリングコラムに伝えら
れる負荷を軽減することができる。したがって、上記構
成を採用することによって、車体の前方方向から負荷が
加えられた場合のペダルブラケットやステアリングコラ
ムなどの後方移動を抑制することができるので、本願発
明に係るブレーキブースタの構造は、2次衝突を回避す
る手段としては有効である。
【0014】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0016】図1は、本願発明の第1の実施形態に係る
ブレーキブースタ周りの配置構造を表す側面図であり、
図2は、上記ブレーキブースタ1の要部の断面図であ
る。
【0017】本願発明の対象となるブレーキブースタ1
の基本的な構成は、周知のブレーキブースタの構成と同
様である。すなわち、ペダルブラケット5に吊設支持さ
れたブレーキペダル50に踏力が加えられた場合に、エ
ンジン40のピストンが下降する際に生じる吸気圧でダ
イアフラムを吸引させることにより、踏力の数倍の力で
プッシュロッド押すように構成されている。
【0018】図1に示すように、上記ブレーキブースタ
1は、エンジンルームAと車室Bとを仕切るダッシュパ
ネル6に接合された第1部材2と、この第1部材2の周
縁部20を覆うようにして連結された第2部材3とを備
えており、これらの部材2,3によってブレーキブース
タ1の外延が規定されている。なお、これらの部材2,
3は、たとえばステンレス製などの板材にプレス加工を
施すことによって形成される。
【0019】図2に示すように、上記第1部材2は、こ
の第1部材2に形成された貫通孔(図示略)に挿通され
るとともに固着されたボルト4,4によってペダルブラ
ケット5とともにダッシュパネル6に接合されている。
上記第1部材2がダッシュパネル6に接合された状態に
おいては、上記第1部材2の周縁部20が上記ダッシュ
パネル6から車体の前方側に図2に符号Dで示す距離だ
け起立した起立壁20とされており、この起立壁20に
よって車体の前方側に略円形状の開口部21が形成され
ている。
【0020】上記第2部材3は、上記第1部材2の外径
よりもやや大径の筐体状に形成されており、上記開口部
21を覆うようにして、かつ上記第1部材2の起立壁2
0が所定位置まで、すなわち起立壁20の端面からの距
離が図2に符号dで示した距離だけ圧入などの手段によ
って嵌合された恰好で、たとえば溶接などによって連結
されている。すなわち、上記第1部材2の起立壁20が
第2部材3に嵌合された状態において、上記第2部材の
周縁部30の端面と上記第1部材2の起立壁20の外面
とをシールドするようにして溶接することにより各部材
2,3が互いに連結される。
【0021】なお、上記各部材2,3が連結された状態
においては、その内部に空間が形成されるのであるが、
この空間の内部には、上記第2部材3が連結される以前
において、所定の部品、たとえばダイアフラムやパワー
ピストンなどの部品が配されている。
【0022】上述したように、上記ブレーキブースタ1
は、圧入および溶接などの手段によって上記第1部材2
および第2部材3が互いに連結されて外延が形成されて
いるのであるが、車体の前方方向から負荷が入力による
エンジン40などの後方移動にともない、エンジン40
などがブレーキブースタ1と干渉することにより上記第
2部材3に所定以上の負荷が入力された場合には、溶接
部が外れて上記第1部材2が上記第2部材3に嵌入さ
れ、これらの各部材2,3の距離が相対的に小さくなる
ように構成されている。すなわち、負荷が加えられる前
の状態においては、上記第1部材2の起立壁20が符号
dで示した距離だけ嵌合された恰好とされているので、
上記各部材2,3の距離は最大で(D−d)だけ近づけ
るようになされている。
【0023】したがって、従来ではブレーキブースタ1
の前面までであったエンジン40のストローク距離を、
これに加えて第1部材2の起立壁20が第2部材3の内
部に嵌入され得る距離、すなわち(D−d)だけ大きく
することができる。また、第1部材2と第2部材3との
距離が相対的に小さくなることによって、車体の前方方
向から加えられた負荷をある程度吸収、分散することが
できる。すなわち、車体の前方方向から負荷が加えられ
た場合のダッシュパネル6、ひいてはペダルブラケット
5の後方移動が抑制されるとともに、ペダルブラケット
5やステアリングコラム(図示略)に伝えられる負荷を
軽減することができる。このため、上記構成を採用する
ことによって、車体の前方方向から負荷が加えられた場
合のペダルブラケット5やステアリングコラムなどの後
方移動を抑制することができるので、本願発明に係るブ
レーキブースタを採用することは、ペダルブラケット5
などと運転者との2次衝突を回避する手段としては有効
である。
【0024】なお、本実施形態においては、上記第2部
材3に所定以上の負荷が入力された場合に、上記第2部
材3の内部に第1部材2が嵌入される構成となっていた
が、図3に示すように、上記第2部材3の内部に第1部
材2が嵌入されるような構成であってもよい。
【0025】図4は、本願発明の第2の実施形態に係る
ブレーキブースタ周りの構造を表す要部断面図である。
【0026】図4に示すように、本実施形態において
も、ダッシュパネル6に接合される第1部材2と、この
第1部材2と連結される第2部材3とを備え、これらの
部材2,3によってブレーキブースタ1の外延が規定さ
れている。
【0027】上記第1部材2は、上述した第1の実施形
態と同様にしてダッシュパネル6に接合されているとと
もに、ダッシュパネル6から周縁部が車体の前方側に起
立して起立壁20とされている。さらに、この起立壁2
0の端部は、半径方向の外側に突出したフランジ部22
とされている。なお、このフランジ部22は、起立壁2
0の端部の全体から突出形成してもよく、また、適所に
1または複数箇所形成してもよく、適宜設計変更可能で
ある。
【0028】上記第2部材3の周縁部30は、開口端部
に向かうほど径が大きくなるように、すなわち拡開する
ように形成されているとともに、上記開口端部の近傍の
内面には、周方向に延びるとともに半径方向に凹入し、
上記フランジ部22が嵌合保持される凹入溝33が形成
されている。この凹入溝33の長さおよび個数は、上記
フランジ部22の形成位置や大きさに対応して適宜設計
すればよい。
【0029】上記構成によれば、上記第1部材2をダッ
シュパネル6に接合した状態において、第1部材2に形
成されたフランジ部22が上記第2部材3に形成された
凹入溝33に嵌合されるようにして上記第2部材3を第
1部材2を取り付けることにより各部材2,3が互いに
連結される。
【0030】このようにして各部材2,3が互いに連結
されて外延が形成されたブレーキブースタ1において
は、上記第2部材3に車体の前方方向から所定以上の負
荷が入力された場合に、上記各部材2,3を連結してい
る嵌合部分が外れて、上記第2部材3が上記第1部材2
側に移動するようになされている。このとき、上記第2
部材3は、周縁部30が開口に向かうほど拡開するよう
に形成されているので、上記第1部材のフランジ部22
が第2部材3の開口端部の近傍の内面を所定の抵抗をも
って摺動しつつ上記第1部材2の起立壁20が上記第2
部材3内に嵌入されていく。
【0031】もちろん、本実施形態においても、上記第
2部材3に所定以上の負荷が入力された場合に、第2部
材3が第1部材2に近づくように構成されているので、
上述した第1の実施形態の効果を享受できるのはいうま
ではない。
【0032】なお、上記各部材2,3の連結手段として
上述した第1の実施形態で採用されている手段、すなわ
ち圧入および溶接などの手段を採用してもよいのはいう
までもない。
【0033】図5は、本願発明の第3の実施形態に係る
ブレーキブースタ周りの構造を表す側面図であり、図6
は、上記ブレーキブースタ1の要部の断面図である。
【0034】図5および図6に示すように、本実施形態
に係るブレーキブースタの構造は、基本的には上述した
第1の実施形態と略同様である。本実施形態が第1の実
施形態と異なる点は、第2部材3が周方向に延びるとと
もに半径方向に凹入した凹溝35が複数箇所形成された
蛇腹部が形成されている点である。なお、この凹溝35
は、プレス加工などによって容易に形成することがで
き、また、らせん状の凹溝とするなど適宜設計変更可能
である。
【0035】このように、第2部材3に凹溝35を形成
することにより、上記第2部材3に車体の前方方向から
所定以上の負荷が入力された場合に、図6に良く表れて
いるように上記第2部材3が変形収縮するようになされ
ている。したがって、本実施形態に係るブレーキブース
タ1においても、上記第2部材3に所定以上の負荷が入
力された場合に、上記第2部材3の収縮分だけ第2部材
3が第1部材2に近づくように構成されているので、上
述した第1の実施形態の効果を享受できるのはいうまで
もない。また、本実施形態においては、蛇腹部が変形収
縮することによって、上述した第1および第2の実施形
態に比べてブレーキブースタ1の前面から加えられる負
荷を、より効率よく吸収・分散することができる。この
ため、より良好にフットペダルなどと運転手との2次衝
突を回避することができる。
【0036】なお、本実施形態においては、第2部材3
のみに蛇腹部が形成されていたが、上記第1部材のみに
蛇腹部を形成してもよく、また、第1および第2部材
2,3の両方に蛇腹部を形成してもよい。また、上記凹
溝35は、周方向の全体に形成する必要はなく、たとえ
ば、図7に示すように、上記第2部材3の下半部にのみ
凹溝35aを形成して蛇腹状としてもよい。通常エンジ
ン40は、上記第2部材3の下半部に干渉するものであ
り、上記第2部材3の下半部のみ変形可能とすれば十分
にエンジン40のストローク距離を稼ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施形態に係るブレーキブー
スタ周りの構造を表す側面図である。
【図2】上記ブレーキブースタの要部の断面図である。
【図3】上記実施形態の変形例を表す側面図である。
【図4】本願発明の第2の実施形態に係るブレーキブー
スタ周りの構造を表す要部断面図である。
【図5】本願発明の第3の実施形態に係るブレーキブー
スタ周りの構造を表す側面図である。
【図6】上記ブレーキブースタの要部の断面図である。
【図7】上記実施形態の変形例を表す側面図である。
【符号の説明】
1 ブレーキブースタ 2 第1部材 3 第2部材 5 ペダルブラケット 6 ダッシュパネル 20 起立壁(第1部材の) 30 周縁部(第2部材の) 35 凹溝(第3の実施形態の第1部材の) 40 エンジン A エンジンルーム B 車室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルームと車室とを仕切るダッシ
    ュパネルに取り付けられるとともに取り付け状態におい
    て周縁部が車体の前方側に起立する起立壁とされた第1
    部材と、この第1部材の形状に対応した開口を有する筐
    体状に形成されるとともに上記第1部材の起立壁と連結
    される第2部材と、を備え、これらの部材を連結するこ
    とによって形成された中空のセルの内部に所定の部材が
    配されたブレーキブースタであって、 車体の前方方向から上記第2部材に所定以上の負荷が入
    力された場合に、上記第2部材の周縁部が上記第1部材
    内に嵌入され、あるいは上記第1部材の起立壁が上記第
    2部材内に嵌入されて、上記第2部材が上記第1部材側
    に相対的に移動するように構成されていることを特徴と
    する、ブレーキブースタ。
  2. 【請求項2】 少なくとも上記第2部材に形成された開
    口端部の近傍は、開口に向かうほど拡開するように形成
    されており、車体の前方方向から上記第2部材に所定以
    上の負荷が入力された場合に、上記起立壁の端部が上記
    第2部材の開口端部の近傍の内面を所定の抵抗をもって
    摺動しつつ上記第1部材の起立壁が上記第2部材内に嵌
    入されて、上記第2部材が上記第1部材側に相対的に移
    動するように構成されている、請求項1に記載のブレー
    キブースタ。
  3. 【請求項3】 エンジンルームと車室とを仕切るダッシ
    ュパネルに取り付けられるとともに取り付け状態におい
    て周縁部が車体の前方側に起立する起立壁とされた第1
    部材と、この第1部材の形状に対応した開口を有する筐
    体状に形成されるとともに上記第1部材の起立壁と連結
    される第2部材と、を備え、これらの部材を連結するこ
    とによって形成された中空のセルの内部に所定の部材が
    配されたブレーキブースタであって、 上記第1部材および/または第2部材は、周方向に凹溝
    が形成された蛇腹部とを有しており、車体の前方方向か
    ら上記第2部材に所定以上の負荷が入力された場合に、
    上記第1部材および/または第2部材の蛇腹部が変形収
    縮するように構成されていることを特徴とする、ブレー
    キブースタ。
JP9117892A 1997-05-08 1997-05-08 ブレーキブースタ Pending JPH10310050A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010126039A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Hitachi Automotive Systems Ltd 気圧式倍力装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010126039A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Hitachi Automotive Systems Ltd 気圧式倍力装置
CN101746368A (zh) * 2008-11-28 2010-06-23 日立汽车系统株式会社 气压式增力装置

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