JPH10304060A - トラヒック測定装置およびトラヒック測定方法 - Google Patents

トラヒック測定装置およびトラヒック測定方法

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JPH10304060A
JPH10304060A JP9107913A JP10791397A JPH10304060A JP H10304060 A JPH10304060 A JP H10304060A JP 9107913 A JP9107913 A JP 9107913A JP 10791397 A JP10791397 A JP 10791397A JP H10304060 A JPH10304060 A JP H10304060A
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traffic
measurement
unit
measuring
measurement method
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JP9107913A
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Yoji Fukuzawa
洋司 福澤
Koji Kawase
浩司 河瀬
Masami Ota
正己 太田
Yasushi Shigesada
靖 重定
Kazuya Nishimura
和也 西村
Koji Kuriki
浩二 栗木
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/22Arrangements for supervision, monitoring or testing
    • H04M3/36Statistical metering, e.g. recording occasions when traffic exceeds capacity of trunks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換機における呼処理の負荷状態に応じたト
ラヒック測定を行なうことにより、呼処理への負荷を最
小限に抑えながらきめ細かいトラヒック測定を行なえる
ようにする。 【解決手段】 交換機1の呼制御に起因するトラヒック
を所定の測定方法で測定するトラヒック測定部4と、呼
制御についての負荷状態を測定する負荷状態測定部と
5、この負荷状態測定部5で測定された負荷状態に応じ
て、トラヒック測定部4での上記測定方法を他の測定方
法に変更しうる測定方法変更制御部6とをそなえるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1,図2) 発明の実施の形態 (A)第1実施形態の説明(図3〜図11) (B)第2実施形態の説明(図12〜図17) (C)第3実施形態の説明(図18〜図23) (D)第4実施形態の説明(図24〜図31) (E)第5実施形態の説明(図32〜図34) (F)その他 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラヒック測定装
置およびトラヒック測定方法に関し、特に、交換機内の
呼制御に起因するトラヒック情報を収集するためのトラ
ヒック測定装置およびトラヒック測定方法に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に、局用交換機などの各種交換機で
は、その交換機が収容する端末に対する呼の制御時に、
或る一定時間内の収容端末についての呼情報を中央制御
装置(CC)が主記憶装置(MM)に記録しており、中
央制御装置は、この呼情報を基に、中央制御装置の使用
率に関する基本トラヒック情報やルートトラヒック情
報,加入者トラヒック情報,サービストラヒック情報な
どの各種トラヒック情報を必要に応じ収集・作成して、
或る一定周期(例えば、15分毎)で交換機の保守者
(保守端末)へ出力している。
【0004】このトラヒック情報は、将来の交換機設計
や運用状態の改善,異常/輻輳対策などの参考として活
用され、例えば、ルートトラヒックの情報を基にトラン
クの増設/削除,迂回ルート制限などが決定され、加入
者トラヒック情報を基に加入者に提供する新サービスな
どが決定され、サービストラヒック情報を基にサービス
の使用拡大/廃止などが決定されるようになっている。
【0005】ところで、このような交換機におけるトラ
ヒック情報の収集・作成(トラヒック測定)処理には、
現段階では、主に、収容端末の呼の発生毎に記憶装置の
呼情報を参照してトラヒック情報を収集するコールバイ
コール方式,呼の発生に関わらず一定の周期で全呼情報
を参照してトラヒック情報を収集するサンプリング方式
のいずれかが採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、まず上
記のコールバイコール方式を採用したトラヒック測定で
は、呼の発生毎にトラヒック情報を収集するので、その
測定結果(トラヒック測定値)の正確性,信頼性は極め
て高いものの、呼量に比例してトラヒック測定処理自体
の負荷が高くなるため、その走行レベル(トラヒック測
定プログラムの実行優先度)を呼処理の走行レベルと同
レベルに設定すると、呼損率が高くなるなど本来優先す
べき呼処理に悪影響が出る可能性がある。
【0007】そこで、通常、このトラヒック測定処理の
走行レベルは呼処理の走行レベルより低く設定し呼処理
への影響を少なくしているが、例えば、呼処理の高負荷
状態が続くと、トラヒック測定処理が長時間にわたって
待機状態となり、一定時間内(例えば、15分以内)に
トラヒック測定が完了できなくなる可能性がある。この
場合、中央制御装置は、呼処理の負荷が或る一定レベル
におさまった後(例えば1時間後)にまとめて収集結果
を保守端末へ出力することになる。
【0008】つまり、このコールバイコール方式では、
呼処理が高負荷状態のときはトラヒック測定に非常に時
間がかかってしまい、短期間(15分)毎に測定結果を
得ることができないのである。一方、上記のサンプリン
グ方式を採用したトラヒック測定では、呼の発生に関わ
らず一定の周期でトラヒック情報を収集するので、トラ
ヒック測定処理の負荷は呼量によらず常に一定で低く、
呼処理が高負荷状態であっても短期間内(15分)での
測定が可能になるが、トラヒック情報を時間的に間引い
て収集することになるので、上記のコールバイコール方
式よりも測定結果の信頼性,正確性は全体的に低くなっ
てしまう。
【0009】そして、従来の交換機におけるトラヒック
測定では、コールバイコール方式,サンプリング方式の
いずれか一方の方式を固定的に採用しているため、常
に、トラヒック測定結果の高信頼性確保かトラヒック測
定の短期間終了のいずれか一方のみを重視した測定しか
行なえず、きめ細かいトラヒック測定を柔軟に行なうこ
とができない。
【0010】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、呼処理の負荷状態に応じたトラヒック測定を
行なうことにより、呼処理への負荷を最小限に抑えなが
らきめ細かいトラヒック測定を行なえるようにした、ト
ラヒック測定装置およびトラヒック測定方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1は複数の端末2を収容
しうる交換機、3はこの交換機1における端末2の呼制
御に起因するトラヒックを測定するトラヒック測定装置
で、本発明では、この図1に示すように、トラヒック測
定部4,負荷状態測定部5および測定方法変更制御部6
をそなえて構成されている。
【0012】ここで、トラヒック測定部4は、上記のト
ラヒックを所定の測定方法で測定するものであり、負荷
状態測定部5は、交換機1での呼制御についての負荷状
態を測定するものであり、測定方法変更制御部6は、こ
の負荷状態測定部5で測定された負荷状態に応じて、ト
ラヒック測定部4でのトラヒックの測定方法を他の測定
方法に変更しうるものである。
【0013】上述のごとく構成された本発明のトラヒッ
ク測定装置3では、交換機1での呼制御についての負荷
状態に応じてトラヒック測定部4でのトラヒック測定方
法を測定方法変更制御部6によって自動的に変更するこ
とができるので、常に、呼制御の負荷状態を考慮した最
適な測定方法でトラヒック測定を行なうことができる
(請求項1)。
【0014】このとき、例えば、上述のトラヒック測定
部4は、少なくとも、トラヒックを呼制御毎に測定する
第1測方法とトラヒックを所定の周期で測定する第2測
定方法とを有するように構成され、測定方法変更制御部
6は、負荷状態測定部5で測定された負荷状態に応じ
て、トラヒック測定部4での測定方法を第1測定方法と
第2測定方法との間で変更するように構成される。
【0015】これにより、上述のトラヒック測定装置3
では、呼制御の負荷状態に応じて、トラヒックを呼制御
毎に測定したり一定の周期で測定したりすることができ
るので、トラヒックを呼制御毎に測定してトラヒック測
定結果の信頼性,正確性を重視するか、トラヒックを呼
制御に関わらず一定の周期で測定してトラヒック測定の
早期完了を重視するかを呼制御の負荷状態に応じて自動
的に変更することができる(請求項2)。
【0016】具体的に、この場合、測定方法変更制御部
6は、例えば、負荷状態についての閾値を設定する閾値
設定部と、負荷状態測定部5で測定された負荷状態と閾
値設定部により設定された閾値とを比較する比較部とを
そなえ、この比較部において負荷状態が閾値以上である
と判定されると、トラヒック測定部4での測定方法を第
2測定方法にする一方、比較部において負荷状態が閾値
よりも小さいと判定されると、トラヒック測定部4での
測定方法を第1測定方法にするように構成される。
【0017】これにより、上述のトラヒック測定装置3
では、呼制御の負荷状態が或る一定レベル(閾値)以上
になると、これ以上呼制御に負荷を与えないようトラヒ
ックを一定の周期で測定し、呼制御の負荷状態が或る一
定レベルより下回ると、呼制御の負荷に余裕ができたも
のとして測定結果の信頼性の高い呼制御毎のトラヒック
測定を行なう(請求項3)。
【0018】なお、上述の閾値設定部は、上記の閾値を
外部から受信しうるように構成すれば、上記の閾値を外
部から任意に変更することが可能になる(請求項4)。
また、上述のトラヒック測定部4は、所定の測定項目に
従ってトラヒックを測定しうるように構成し、測定方法
変更制御部6は、測定項目毎にトラヒック測定部4での
測定方法を変更しうるように構成してもよい。これによ
り、このトラヒック測定装置3では、例えば、或る測定
項目については常に信頼性の高い測定結果が必要である
などの要望に応じてトラヒック測定部4での測定方法を
変更することが可能になり、常に、測定項目毎に最適な
測定方法でトラヒックの測定を行なうことができるよう
になる(請求項5)。
【0019】具体的に、この場合、測定方法変更制御部
6は、例えば、上記測定項目毎に測定方法種別を設定す
る測定方法種別設定部をそなえ、この測定方法種別設定
部により設定された測定方法種別に基づいて、上記測定
項目毎にトラヒック測定部4での測定方法を変更するよ
うに構成すれば、測定項目毎に測定方法種別を簡便に指
定して測定方法を変更することが可能になる(請求項
6)。
【0020】なお、上記の測定方法種別設定部は、測定
方法種別を外部から受信しうるように構成すれば、測定
項目毎の測定方法種別を外部から任意に変更することが
できる(請求項7)。また、上述の測定方法変更制御部
6は、測定方法変更指示情報を受けると、上記の変更処
理を行なうように構成すれば、外部からの指示によって
もトラヒック測定部4での測定方法を変更することがで
きる(請求項8)。
【0021】さらに、上述の測定方法変更制御部6は、
上記変更処理時にその変更処理を行なってもよいかどう
かを確認するための確認情報を出力する確認情報出力部
と、この確認情報に対する応答を受信する受信部とをそ
なえ、この受信部にて前記応答として変更要求が受信さ
れない場合は、その変更処理を行なわないように構成し
てもよい。
【0022】これにより、上述のトラヒック測定装置3
では、トラヒック測定部4での測定方法を変更する際に
は、その確認を例えば交換機1の保守者などに対して行
なうので、保守者の意図に反して測定方法の変更が行な
われてしまうことがなく、常に、保守者の意図に基づい
たトラヒック測定を行なうことができる(請求項9)。
【0023】また、上述の測定方法変更制御部6は、或
る一定期間内の上記変更処理回数をカウントする変更回
数カウント部をそなえ、この変更回数カウント部でのカ
ウント結果が所定回数以上になると、その後の上記変更
処理を一定期間行なわないように構成してもよい。これ
により、この場合のトラヒック測定装置3では、例え
ば、呼制御の負荷状態が大きく変動し安定しない場合な
どにおいてトラヒック測定部4での測定方法が頻繁に変
更されてしまうことを防止することができる(請求項1
0)。
【0024】さらに、上述の測定方法変更制御部6は、
上記変更処理の実行可能な時間についての時間情報を設
定する時間情報設定部をそなえ、この時間情報設定部に
より設定された時間情報に基づいて、上記変更処理を行
なうように構成してもよい。これにより、この場合のト
ラヒック測定装置3では、トラヒック測定部4での測定
方法を時間指定で変更することが可能になり、例えば、
時間帯に応じて最適な測定方法でトラヒックの測定を行
なったりすることができるようになる(請求項11)。
【0025】なお、上記の時間情報設定部は、上記の時
間情報を外部から受信しうるように構成すれば、測定方
法の変更時間などを外部から任意に設定・変更すること
ができる(請求項12)。次に、図2も本発明の原理ブ
ロック図であるが、この図2においても、1は複数の端
末2を収容しうる交換機、3′はこの交換機1における
端末2の呼制御に起因するトラヒックを測定するトラヒ
ック測定装置で、この図2では、トラヒック測定部7,
負荷状態測定部8および測定方法選択部9をそなえて構
成されている。
【0026】ここで、トラヒック測定部7は、上記のト
ラヒックを複数種類の測定方法7−1〜7−N(Nは2
以上の自然数)で測定しうるものであり、負荷状態測定
部8は、呼制御についての負荷状態を測定するものであ
り、測定方法選択部9は、この負荷状態測定部8で測定
された負荷状態に応じて、トラヒック測定部7での上記
測定方法7−i(ただし、i=1〜N)を選択するもの
である。
【0027】上述のごとく構成された本発明のトラヒッ
ク測定装置3′では、交換機1での呼制御についての負
荷状態に応じてトラヒック測定部4での測定方法7−i
を自動的に選択するので、常に、呼制御の負荷状態を考
慮した最適な測定方法7−iを選んでトラヒックの測定
を行なうことができ、この場合も、トラヒック測定によ
る呼制御への負荷を最小限に抑えながら、常時、正常な
トラヒック測定を柔軟に行なうことができる(請求項1
3)。
【0028】つまり、図1,図2により上述した本発明
のトラヒック測定装置3,3′は、交換機1における呼
制御についての負荷状態に応じた測定方法でトラヒック
を測定する手段をそなえており、呼制御についての負荷
状態を測定し、その負荷状態に応じた測定方法でトラヒ
ックを測定することができるのである(請求項14,1
5)。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (A)第1実施形態の説明 図3は本発明の第1実施形態としてのトラヒック測定装
置が適用される交換機の構成を示すブロック図である
が、この図3に示すように、本実施形態における交換機
1は、複数の電話端末2を収容する交換スイッチ(ネッ
トワーク回路)11と、この交換スイッチ11による電
話端末2間の呼(パス)の設定や切断などを統括的に制
御する中央制御装置(CC)12と、この中央制御装置
12が動作する上で必要なプログラムや中央制御装置1
2の呼制御によって得られる呼情報などを記憶する主記
憶装置(MM)13とを有して構成されている。
【0030】そして、本実施形態の中央制御装置12
は、電話端末(以下、単に「端末」という)2間の呼制
御毎に該当端末2の呼情報を主記憶装置13に記憶させ
るとともに、後述するように呼制御処理の負荷状態(C
C使用率)に応じて、コールバイコール方式(第1測定
方法),サンプリング方式(第2測定方法)のいずれか
の測定方式を用いて主記憶装置13の呼情報を参照して
上記の呼制御に起因するトラヒック情報の収集(トラヒ
ックの測定)を行なうものであるなお、本実施形態で
は、例えば図4に示すような測定項目に従って、各種の
トラヒック情報(基本トラヒック,ルートトラヒック,
加入者トラヒックなど)が収集(測定)されるようにな
っている。
【0031】このため、本実施形態の中央制御装置12
は、図5に示すように、トラヒック測定装置15とし
て、トラヒック測定部16,CC使用率測定部17およ
び測定方式(方法)変更制御部17を有して構成されて
いる。ここで、トラヒック測定部16は、主記憶装置1
3の呼情報を参照することによりトラヒック測定を実行
するもので、本実施形態では、この図5に示すように、
コールバイコール方式測定部19,サンプリング方式測
定部20のいずれかが測定方式変更制御部18によって
起動されて、コールバイコール方式(呼制御処理毎にト
ラヒック測定を行なう方式),サンプリング方式(一定
の周期でトラヒック測定を行なう方式)のいずれかの方
式でトラヒック測定が行なわれるようになっている。
【0032】なお、この図5に示すトラヒック測定部1
6のタイマ21は、上記サンプリング方式での測定周期
(本実施形態では、例えば、20秒周期)を計時した
り、各測定部19,20によって収集されたトラヒック
情報を保守端末14へ出力する周期(本実施形態では、
例えば、15分周期)を計時したりするためのものであ
る。
【0033】また、CC使用率測定部(負荷状態測定
部)17は、中央制御装置12の使用率(呼制御処理に
よる負荷状態)を測定するもので、本実施形態では、上
記の基本トラヒック情報を基にCC使用率が算出される
ようになっている。さらに、測定方式変更制御部(測定
方法選択部)18は、このCC使用率測定部17で測定
されたCC使用率に応じて、トラヒック測定部16での
トラヒックの測定方式をコールバイコール方式,サンプ
リング方式のいずれかに切り替える(変更/選択する)
ものである。
【0034】このため、この測定方式変更制御部18
は、図5に示すように、さらに、閾値設定部22,CC
使用率/閾値比較部23,測定方式種別設定部24およ
び測定方式起動部25を有して構成されている。ここ
で、閾値設定部22は、上記のCC使用率についての閾
値を設定するもので、本実施形態では、予め保守端末1
4から入力される閾値を受信して、その閾値を、図6,
図7に示すように、主記憶装置13内に上記の測定項目
毎に作成される測定方式制御テーブル26の該当領域に
格納することにより閾値の設定を行なうようになってい
る。なお、この閾値は、例えば図10に示すように、0
%〜100%の間の値に設定され、保守端末14から適
宜変更可能である。
【0035】また、CC使用率/閾値比較部23は、上
述のCC使用率測定部17で測定されたCC使用率と上
述のごとく閾値設定部22により測定方式制御テーブル
26に設定された閾値とを比較するものであり、測定方
式種別設定部24は、この比較部23の比較結果に応じ
て、図7に示すように、測定方式制御テーブル26の該
当領域に測定方式種別として「コールバイコール方式
(例えば、論理値1)」,「サンプリング方式(例え
ば、論理値2)」のいずれかを設定するもので、本実施
形態では、CC使用率が閾値以上である場合に「サンプ
リング方式」が設定され、CC使用率が閾値よりも小さ
い場合に「コールバイコール方式」が設定されるように
なっている。
【0036】さらに、測定方式起動部25は、上述のご
とく設定される測定方式制御テーブル26の測定方式種
別を参照して、「コールバイコール方式」が設定されて
いればトラヒック測定部16のコールバイコール方式測
定部19を起動し、「サンプリング方式」が設定されて
いればトラヒック測定部16のサンプリング方式測定部
20を起動するものである。
【0037】つまり、本実施形態のトラヒック測定装置
15は、上述のトラヒック測定部16,CC使用率測定
部17及び測定方式変更制御部18により、呼制御につ
いての負荷状態に応じた測定方式で交換機1のトラヒッ
クを測定する手段が形成され、測定方式変更制御部18
が、比較部23においてCC使用率が閾値以上であると
判定されると、トラヒック測定部16での測定方式を
「サンプリング方式」にする一方、比較部23において
CC使用率が閾値よりも小さいと判定されると、トラヒ
ック測定部16での測定方式を「コールバイコール方
式」にするように構成されているのである。
【0038】以下、上述のごとく構成された本実施形態
のトラヒック測定装置15の動作について、図8
(a),図8(b)に示すフローチャート(ステップA
1〜A9)を参照しながら詳述する。まず、例えば、初
期状態として、トラヒック測定装置15がトラヒック測
定部16のコールバイコール方式測定部19により、中
央制御装置12による呼制御処理毎にトラヒック測定処
理を行ない15分毎にトラヒック情報を保守端末14へ
出力している状態を考える。
【0039】この状態で、トラヒック測定装置15は、
図8(a)に示すように、CC使用率測定部17によっ
て中央制御装置12の使用率を測定し(ステップA
1)、測定したCC使用率と主記憶装置13の測定方式
制御テーブル26に設定されている閾値とを測定方式変
更制御部18の比較部23において比較する(ステップ
A2)。
【0040】この結果、CC使用率が閾値以上であれば
(ステップA2でYESと判定されると)、測定方式変
更制御部18は、例えば図9に示すように、測定方式種
別設定部23によって測定方式制御テーブル26に測定
方式種別として「サンプリング方式(論理値2)」を設
定する(ステップA3)。すると、測定方式変更制御部
18は、この測定方式制御テーブル26の測定方式種別
を測定方式起動部25が参照することにより、トラヒッ
ク測定部16のサンプリング方式測定部20を起動する
とともにコールバイコール方式測定部19をスリープ状
態にして、トラヒック測定部16での測定方式を「コー
ルバイコール方式」から「サンプリング方式」に変更す
る。
【0041】これにより、トラヒック測定部16は、サ
ンプリング方式測定部20によって、所定時間(ここで
は、15分間)内に、呼発生の有無に関わらず、主記憶
装置13の全ての呼情報を一定周期(ここでは、20秒
周期)で参照してトラヒック情報を収集し(ステップA
4)、収集したトラヒック情報を保守端末14へ出力す
る(ステップA5)。
【0042】一方、CC使用率と閾値とを比較した結
果、CC使用率が閾値よりも小さかった場合(ステップ
A2でNOと判定された場合)、測定方式変更制御部1
8は、例えば図10に示すように、測定方式種別設定部
23が測定方式制御テーブル26に測定方式種別として
「コールバイコール方式(論理値1)」を設定すること
により(ステップA3)、コールバイコール方式測定部
19による測定を継続する(ステップA6)。
【0043】これにより、トラヒック測定部16は、コ
ールバイコール方式測定部19によって、15分間、呼
が発生し中央制御装置12による呼制御処理が実行され
る毎に主記憶装置13の該当呼情報を参照してトラヒッ
ク情報を収集する(ステップA7)。具体的には、この
とき測定方式起動部25が、図8(b)に示すように、
中央制御装置12の呼処理において呼の切断があったか
どうかを検出しており(ステップA8のNOルート)、
呼の切断が検出されるとコールバイコール方式測定部1
9を起動して主記憶装置13の該当呼情報を参照しトラ
ヒック情報を収集する(ステップA8のYESルートか
らステップA9)。
【0044】そして、図8(a)に示すように、上述の
ごとくコールバイコール方式測定部19により収集され
たトラヒック情報は保守端末14へ出力される(ステッ
プA5)。その後、トラヒック測定装置15は、次の周
期で中央制御装置12により起動されると、再度、CC
使用率測定部17によってCC使用率を測定し(ステッ
プA1)、CC使用率/閾値比較部23においてCC使
用率と測定方式制御テーブル26の閾値とを比較する
(ステップA2)。このとき、例えば呼の発生数が減少
してCC使用率が閾値よりも小さくなっていれば、測定
方式変更制御部18は、中央制御装置12の負荷に余裕
ができたものとして、測定方式種別設定部24により測
定方式制御テーブル26の「測定方式種別」に「コール
バイコール方式」を設定する(ステップA2のNOルー
トからステップA6)。
【0045】すると、測定方式変更制御部18は、この
測定方式制御テーブル26の測定方式種別を測定方式起
動部25が参照することにより、トラヒック測定部16
のコールバイコール方式測定部19を起動して、トラヒ
ック測定部16での測定方式を「サンプリング方式」か
ら「コールバイコール方式」に変更する。これにより、
トラヒック測定部16は、コールバイコール方式測定部
19によって、所定時間(ここでは、15分間)内に、
主記憶装置13の呼情報を呼発生毎に参照してトラヒッ
ク情報を収集し(ステップA7)、収集したトラヒック
情報を保守端末14へ出力する(ステップA5)。
【0046】一方、CC使用率が閾値よりも小さくなっ
ていなければ、測定方式変更制御部18は、測定方式制
御テーブル26の「測定方式種別」に「サンプリング方
式」を設定して、トラヒック測定部16での測定方式を
サンプリング方式のままにする(ステップA2のYES
ルートからステップA3〜A5)。なお、上述とは逆
に、初期状態がサンプリング方式の場合も、上述と同様
に、CC使用率に応じてトラヒック測定部16での測定
方式が変更される。
【0047】このように、本第1実施形態のトラヒック
測定装置15によれば、CC使用率に応じてトラヒック
の測定方式を「コールバイコール方式」(測定結果の信
頼性,正確性重視),「サンプリング方式」(高負荷時
の測定の早期完了重視)のいずれかに変更することによ
り、交換機1(中央制御装置12)での呼制御処理につ
いての負荷状態(CC使用率)に応じたトラヒック測定
を行なうことができるので、常に、呼制御処理の負荷状
態を考慮した最適な測定方法でトラヒック測定を行なう
ことができる。
【0048】従って、トラヒック測定による呼制御処理
への負荷(トラヒック測定処理が呼制御処理を圧迫する
こと)を最小限に抑えて呼損率の増大を効果的に抑止し
て交換機1の呼制御処理能力を最大限に生かしつつ、常
時、きめ細やかなトラヒック測定を柔軟に行なうことが
できる。また、トラヒック測定による呼制御処理への負
荷を軽減できるので、交換機1(中央制御装置12)で
の処理量を軽減でき、交換機1のコストダウンを図るこ
とができる。
【0049】そして、本実施形態では、CC使用率が或
る一定レベル(閾値)以上になると、これ以上呼制御処
理に負荷を与えないようサンプリング方式でトラヒック
の測定を行ない、CC使用率が或る一定レベルより下回
ると、呼制御処理の負荷に余裕ができたものとしてコー
ルバイコール方式でトラヒック測定を行なうので、CC
使用率がどのような値であっても正確なトラヒック測定
を常に所定の時間内(15分以内)に完了することがで
きる。
【0050】なお、本実施形態では、上述の閾値を保守
端末14から任意に変更することができる(図11参
照)ので、交換機1の種別や稼働日時などによって変化
するCC使用率の傾向に応じて最適な値を閾値として設
定でき、本測定装置15の汎用性にも大いに寄与してい
る。 (B)第2実施形態の説明 次に、図12は本発明の第2実施形態としてのトラヒッ
ク測定装置の構成を示すブロック図であるが、この図1
2に示すトラヒック測定装置15は、図5に示すものに
比して、測定方式変更制御部18が常時測定方式種別設
定部27を有して構成されている点が異なる。
【0051】ここで、この常時測定方式種別設定部(測
定方法種別設定部)27は、第1実施形態にて前述した
測定項目(図4参照)毎に常に設定しておく測定方式種
別を測定方式制御テーブル26に設定するためのもの
で、本実施形態では、図13に示すように、第1実施形
態にて前述した「閾値」,「測定方式種別」に加えて、
「常時測定方式種別」として「常時コールバイコール方
式(論理値1)」,「常時サンプリング方式(論理値
2)」,「切替方式(論理値3)」のいずれかが測定項
目毎に設定されるようになっている。
【0052】つまり、本第2実施形態における測定方式
変更制御部18は、第1実施形態にて前述した動作を基
本とするとともに、この常時測定方式種別設定部27に
より設定された種別に基づいて、測定項目毎にトラヒッ
ク測定部16での測定方法を変更できるようになってい
る。これにより、例えば、重要度の高い測定項目〔基本
トラヒック(CC使用率)など〕については、常時、測
定結果の信頼性,正確性の高いコールバイコール方式で
測定を行ない、それ以外の測定項目については、常時、
呼処理に負荷を与えないサンプリング方式あるいは第1
実施形態にて前述したような自動切替方式で測定すると
いった設定が可能になる。
【0053】なお、上記の「常時測定方式種別」の設定
は、「閾値」の設定と同様に、保守端末14から入力さ
れた情報(論理値1〜3)を常時測定方式種別設定部2
7が受信することにより行なわれる。例えば、図14に
示すように、「常時測定方式種別」が「切替方式」とな
っている測定項目(ルートトラヒック)の「常時測定方
式種別」として「常時コールバイコール方式」を保守端
末14から入力すれば、該当する測定方式制御テーブル
26の「常時測定方式種別」が「常時コールバイコール
方式」に設定・変更される。
【0054】以下、上述のごとく構成された本第2実施
形態のトラヒック測定装置15の動作について、図15
に示すフローチャート(ステップB1〜B9)を参照し
ながら詳述する。まず、トラヒック測定装置15は、中
央制御装置12によって起動されると、CC使用率測定
部17によってCC使用率を測定し(ステップB1)、
測定したCC使用率と主記憶装置13の測定方式制御テ
ーブル26に設定されている閾値とを測定方式変更制御
部18のCC使用率/閾値比較部23において比較する
(ステップB2)。
【0055】この結果、CC使用率が閾値以上であれば
(ステップB2でYESと判定されれば)、測定方式変
更制御部18は、例えば図16に示すように、測定方式
種別設定部23によって、主記憶装置13内の全測定項
目の測定方式制御テーブル26に「測定方式種別」とし
て「サンプリング方式(論理値2)」を設定する(ステ
ップB3)。
【0056】一方、CC使用率が閾値よりも小さければ
(ステップB2でNOと判定されれば)、測定方式設定
部23は、例えば図17に示すように、測定方式種別設
定部23によって、主記憶装置13内の全測定項目の測
定方式制御テーブル26に「測定方式種別」として「サ
ンプリング方式(論理値2)」を設定する(ステップB
4)。
【0057】その後、測定方式変更制御部18では、上
記の測定方式制御テーブル26を測定方式起動部25が
参照して、「常時測定種別」に「常時コールバイコール
方式」,「常時サンプリング方式」,「切替方式」のい
ずれが設定されているかを各測定項目毎に識別する(ス
テップB5)。この結果、「常時測定種別」に「常時コ
ールバイコール方式」が設定されている測定項目があれ
ば、測定方式起動部25は、その測定項目については、
トラヒック測定部16のコールバイコール方式測定部1
9を起動して、トラヒック測定部16での測定方式を
「コールバイコール方式」にする。
【0058】これにより、トラヒック測定部16は、
「常時コールバイコール方式」が設定されている測定項
目については、コールバイコール方式測定部19によっ
て、15分間、中央制御装置12による呼制御処理が発
生する毎に主記憶装置13の該当呼情報を参照してトラ
ヒック情報を収集し(ステップB7)、収集したトラヒ
ック情報を保守端末14へ出力する(ステップB8)。
なお、上記ステップB7における詳細処理手順は、図8
(b)に示すものと同様である。
【0059】これに対し、「常時測定種別」に「常時サ
ンプリング方式」が設定されている測定項目があれば、
測定方式起動部25は、その測定項目については、トラ
ヒック測定部16のサンプリング方式測定部20を起動
して、トラヒック測定部16での測定方式をサンプリン
グ方式にする。これにより、トラヒック測定部16は、
「常時サンプリング方式」が設定されている測定項目に
ついては、サンプリング方式測定部20によって、15
分間、20秒周期で主記憶装置13の全ての呼情報を参
照してトラヒック情報を収集し(ステップB9)、収集
したトラヒック情報を保守端末14へ出力する(ステッ
プB8)。
【0060】なお、「常時測定種別」に「切替方式」が
設定されている測定項目については、測定方式起動部2
5は、さらに、該当する測定方式制御テーブル26の
「測定方式種別」を参照して「コールバイコール方
式」,「サンプリング方式」のいずれが設定されている
かを判定し(ステップB6)、「コールバイコール方
式」が設定されていれば(ステップB6でYESと判定
されれば)、コールバイコール方式測定部19を起動し
て、上述と同様に、トラヒック測定部16にコールバイ
コール方式での測定を行なわせる(ステップB7,B
8)。
【0061】一方、測定方式制御テーブル26の「測定
方式種別」に「サンプリング方式」が設定されていれば
(ステップB6でNOと判定されれば)、測定方式起動
部25は、サンプリング方式測定部20を起動して、上
述と同様に、トラヒック測定部16にサンプリング方式
での測定を行なわせる(ステップB9,B8)。このよ
うに、本第2実施形態のトラヒック測定装置15によれ
ば、或る測定項目については常に信頼性の高い測定結果
が必要であるなどの要望に応じてトラヒックの測定方法
を変更して、常に、測定項目毎に最適な測定方法でトラ
ヒックの測定を行なうことができるので、第1実施形態
にて前述したものと同様の利点が得られるほか、CC使
用率に影響されることなく、より一層、きめ細やかなト
ラヒック測定を行なうことができる。
【0062】また、このとき、上述のトラヒック測定装
置15では、上記の「常時測定方式種別」により、測定
項目毎に測定方法種別を指定できるようにすることで簡
便に測定方式を測定項目毎に変更することができるの
で、極めて容易に、測定項目毎に所望の測定方法を指定
することができる。なお、上記の「常時測定方式種別」
は、保守端末14により外部から任意に変更することが
できるので、保守者の要望に応じた種別設定を行なうこ
とができ、本トラヒック測定装置の汎用性にも大いに寄
与している。
【0063】(C)第3実施形態の説明 次に、図18は本発明の第3実施形態としてのトラヒッ
ク測定装置の構成を示すブロック図であるが、この図1
8に示すトラヒック測定装置15は、第1実施形態にて
前述したもの(図5参照)に比して、測定方式変更制御
部18が、前測定方式種別設定部28,方式種別比較部
29,確認情報出力部30および受信部31を有して構
成されている点が異なる。
【0064】ここで、前測定方式種別設定部28は、本
測定装置15が起動される毎(15分毎)に前回のトラ
ヒック測定部16での測定方式(コールバイコール方
式,サンプリング方式)を設定(記録)しておくもの
で、本実施形態では、この前測定方式種別設定部28に
より、例えば図19に示すように、「閾値」,「測定方
式種別」とともに「前測定方式種別」が測定方式制御テ
ーブル26に設定されるようになっている。
【0065】また、方式種別比較部29は、測定方式制
御テーブル26を参照して「測定方式種別」と「前測定
方式種別」とを比較するもので、各種別が異なると確認
情報出力部30を起動するようになっている。さらに、
確認情報出力部30は、この方式種別比較部29によっ
て起動されると、保守端末14へトラヒックの測定方式
を以前の測定方式とは異なる方式に変更する旨を確認情
報として出力するものであり、受信部31は、この確認
情報出力部30による確認情報の出力後、保守端末31
からの応答を受信するもので、ここでは、この応答とし
て保守端末14から変更要求を受信すると、測定方式起
動部25を起動するようになっている。
【0066】以下、上述のごとく構成された本第3実施
形態のトラヒック測定装置15の動作について、図20
に示すフローチャート(ステップC1〜C17)を参照
しながら詳述する。まず、トラヒック測定装置15は、
中央制御装置12によって起動されると、図21に示す
ように、測定方式変更制御部18の前測定方式種別設定
部28により、以前のトラヒック測定部16での測定方
式(例えば、コールバイコール方式とする)を測定方式
制御テーブル26の「前測定方式種別」に測定項目毎に
設定する(ステップC1)。
【0067】そして、トラヒック測定装置15は、CC
使用率測定部17によってCC使用率を測定したのち
(ステップC2)、測定方式変更制御部18のCC使用
率/閾値比較部23によってCC使用率と測定方式制御
テーブル26の閾値とを比較する(ステップC3)。こ
の結果、CC使用率が閾値以上であれば(ステップC3
でYESと判定されれば)、CC使用率/閾値比較部2
3は、測定方式種別設定部24を起動して、例えば図2
2に示すように、該当する測定方式制御テーブル26の
「測定方式種別」に「サンプリング方式」を設定する
(ステップC4)。すると、方式種別比較部29が、測
定方式制御テーブル26を参照して「前測定方式種別」
と「測定方式種別」とを比較して「測定方式種別」が
「前測定方式種別」と異なっているかどうかを判定する
(ステップC5)。
【0068】今、「測定方式種別」には「コールバイコ
ール方式」、「測定方式種別」には「サンプリング方
式」が設定されているので、方式種別比較部29は、測
定方式に変更があったものとして確認情報出力部30を
起動し、確認情報出力部30は、これを受けて、測定方
式変更の旨を保守端末14(保守者)に出力する(ステ
ップC5のYESルートからステップC6)。なお、
「前測定方式種別」と「測定方式種別」とが一致してい
る場合(ここでは、「前測定方式種別」が「サンプリン
グ方式」であった場合)は、特に処理は行なわない(ス
テップC5のNOルート)。
【0069】次に、保守者は、上記の測定方式変更の旨
を受けるとその応答として、変更を許可する場合は「変
更要求」を入力し許可しない場合は「変更禁止」を入力
する。このとき、測定方式変更制御部18では、受信部
31において保守端末14からの入力情報を受信したか
どうかをチェックしており(ステップC7)、受信部3
1にて「変更禁止」が受信されれば(ステップC7でN
Oと判定されれば)、測定方式種別設定部24を起動し
て、例えば図23に示すように、該当する測定方式制御
テーブル26の「測定方式種別」を元の「コールバイコ
ール方式」に戻し、受信部31にて「変更要求」が受信
されれば(ステップC7でYESと判定されれば)、
「測定方式種別」は「サンプリング方式」のままにして
おく。
【0070】一方、上記のステップC3において、CC
使用率が閾値よりも小さければ(ステップC3でNOと
判定されれば)、CC使用率/閾値比較部23は、測定
方式種別設定部24を起動して該当する測定方式制御テ
ーブル26の「測定方式種別」に「コールバイコール方
式」を設定する(ステップC9)。すると、方式種別比
較部29が、測定方式制御テーブル26を参照して「前
測定方式種別」と「測定方式種別」とを比較して「測定
方式種別」が「前測定方式種別」と異なっているかどう
かを判定する(ステップC10)。
【0071】今、「前測定方式種別」,「測定方式種
別」のいずれにも「コールバイコール方式」が設定され
ているので、方式種別比較部29は、確認情報出力部3
0を起動しないが(ステップC10のNOルート)、
「前測定方式種別」と「測定方式種別」とが異なる場合
(ここでは、「前測定方式種別」が「サンプリング方
式」であった場合)には、この場合も、確認情報出力部
30を起動して測定方式変更の旨を保守端末14(保守
者)に出力する(ステップC10のYESルートからス
テップC11)。
【0072】そして、この場合も、受信部31にて「変
更禁止」が受信されれば(ステップC12でNOと判定
されれば)、測定方式種別設定部24を起動して、該当
する測定方式制御テーブル26の「測定方式種別」を元
の「サンプリング方式」に戻し(ステップC13)、受
信部31にて「変更要求」が受信されれば(ステップC
12でYESと判定されれば)、「測定方式種別」は
「コールバイコール方式」のままにしておく。
【0073】以上のような保守者への確認が済んだ後、
測定方式変更制御部18では、測定方式起動部25が測
定方式制御テーブル26の「測定方式種別」を参照し
(ステップC14)、「コールバイコール方式」が設定
されていれば(ステップC14でYESと判定されれ
ば)、コールバイコール方式測定部19を起動して、コ
ールバイコール方式でのトラヒック測定をトラヒック測
定部16に行なわせる(主記憶装置13の呼情報を呼制
御処理(呼発生)毎に参照してトラヒック情報を収集す
る:ステップC15)。なお、このステップC15にお
ける詳細処理手順も、図8(b)に示すものと同様であ
る。
【0074】一方、「測定方式種別」に「サンプリング
方式」が設定されていれば(ステップC14でNOと判
定されれば)、測定方式起動部25は、サンプリング方
式測定部20を起動して、サンプリング方式でのトラヒ
ック測定をトラヒック測定部16に行なわせる(主記憶
装置13の全ての呼情報を20秒周期で参照してトラヒ
ック情報を収集する:ステップC16)。
【0075】その後、コールバイコール方式あるいはサ
ンプリング方式で収集されたトラヒック情報は、いずれ
も、保守端末14に出力される(ステップC17)。な
お、初期状態がサンプリング方式の場合も、上述と同様
に、前回の測定方式種別と今回の測定方式種別とが異な
る場合には、保守者への確認処理が行なわれる。
【0076】このように、本第3実施形態のトラヒック
測定装置15によれば、トラヒックの測定方式を変更す
る際には、その確認を保守者に対して行なうので、第1
実施形態にて前述したものと同様の利点があるほか、保
守者の意図に反して測定方法の変更が行なわれてしまう
ことがなく、常に、保守者の意図に基づいたトラヒック
測定を行なうことができ、測定方式の無駄な変更を最小
限に抑えることができる。
【0077】(D)第4実施形態の説明 次に、図24は本発明の第4実施形態としてのトラヒッ
ク測定装置の構成を示すブロック図であるが、この図2
4に示すトラヒック測定装置15は、第1実施形態にて
前述したもの(図5参照)に比して、測定方式変更制御
部18が、前測定方式種別設定部28,方式種別比較部
29及びカウンタ部32を有して構成されている点が異
なる。ただし、前測定方式種別設定部28,方式種別比
較部29は、それぞれ、上述の第3実施形態にて前述し
たものと同様のものである。
【0078】ここで、カウンタ部(変更回数カウント
部)32は、トラヒック測定部16に対する測定方式の
変更制御回数を監視して、所定時間内に所定回数以上変
更制御が行なわれるような場合に、以降の変更制御を一
定期間規制するためのもので、本実施形態では、所定時
間内に所定回数以上変更制御が行なわれるような場合に
は、トラヒック測定部16での測定方式が無条件にサン
プリング方式に設定されるようになっている。
【0079】このため、このカウンタ部32は、図24
に示すように、スキップカウンタ33,トータルカウン
タ34及び切り替えカウンタ35を有して構成されてい
る。ここで、スキップカウンタ33は、サンプリング方
式でのトラヒック測定の継続期間を設定するためもの
で、ここでは、切り替えカウンタ35のカウンタ値が
“5”より大きくなるとそのカウンタ値が“10”とな
り、以降、保守端末14にトラヒック情報が出力される
毎に“1”ずつ減算(デクリメント)されるようになっ
ている。なお、このスキップカウンタ値は、ここでは、
切り替えカウンタ34のカウンタ値が“5”以下で、且
つ、トータルカウンタ34のカウンタ値が“10”より
大きい場合に、クリアされる。
【0080】また、トータルカウンタ34は、トラヒッ
ク測定処理の総起動回数を監視するためのもので、本測
定装置15が起動される毎にそのカウンタ値がカウント
アップされるようになっている。なお、このトータルカ
ウンタ34のカウンタ値は、スキップカウンタ値が“1
0”となった場合に“0”にクリアされる。さらに、切
り替えカウンタ35は、トラヒック測定部16に対する
測定方式の変更制御が行なわれる毎にそのカウンタ値を
カウントアップするものである。
【0081】つまり、本実施形態のカウンタ部32は、
トラヒック測定処理が10回起動される間に半分以上測
定方式の変更(切り替え)制御が行なわれることになる
かどうかを監視するようになっているのである。なお、
上記のスキップカウンタ値,トータルカウンタ値,切り
替えカウンタ値は、例えば図25に示すように、それぞ
れ、前述した「閾値」,「測定方式種別」,「前測定方
式種別」とともに測定方式制御テーブル26に設定され
るようになっている。
【0082】そして、本実施形態では、このカウンタ部
32においてトラヒック測定処理が10回起動される間
に半分以上測定方式の変更(切り替え)制御が行なわれ
ることになると判定されると、測定方式種別設定部24
によって、測定方式制御テーブル26の「測定方式種
別」に「サンプリング方式」が設定され、スキップカウ
ンタ33のカウンタ値が“0”以下になるまで〔つま
り、10回連続(15分×10=150分間)〕、サン
プリング方式でのトラヒック測定が行なわれるようにな
っている。
【0083】つまり、本実施形態の測定方式変更制御部
18は、カウンタ部32でのカウント結果が所定回数以
上になると(具体的には、切り替えカウンタ35のカウ
ンタ値が“5”よりも大きくなると)、その後のトラヒ
ック測定部16に対する測定方式の変更処理を一定期間
(150分間)行なわないようになっているのである。
【0084】以下、上述のごとく構成された本第4実施
形態のトラヒック測定装置15の動作について、図26
に示すフローチャート(ステップD1〜D19)を参照
しながら詳述する。まず、トラヒック測定装置15は、
中央制御装置12によって起動されると、測定方式変更
制御部18がカウンタ部32のスキップカウンタ33の
カウンタ値が“0”以下であるかどうかを判定する(ス
テップD1)。この結果、スキップカウンタ値が“0”
以下であれば(ステップD1でYESと判定されれ
ば)、測定方式変更制御部18は、前測定方式種別設定
部28によって、前回のトラヒック測定部16での測定
方式(例えば、サンプリング方式)を図27に示すよう
に測定方式制御テーブル26に設定しておく(ステップ
D2)。なお、この時点で、測定方式制御テーブル26
のスキップカウンタ値,トータルカウンタ値,切り替え
カウンタ値はそれぞれ“0”,“7”,“4”になって
いるものとする。
【0085】そして、トラヒック測定装置15は、CC
使用率測定部17によってCC使用率を測定したのち
(ステップD3)、測定方式変更制御部18のCC使用
率/閾値比較部23によってCC使用率と測定方式制御
テーブル26の閾値とを比較する(ステップD4)。こ
の結果、CC使用率が閾値以上であれば(ステップD4
でYESと判定されれば)、CC使用率/閾値比較部2
3は、測定方式種別設定部24を起動して、該当する測
定方式制御テーブル26の「測定方式種別」に「サンプ
リング方式」を設定する一方(ステップD5)、CC使
用率が閾値よりも小さければ(ステップD4でNOと判
定されれば)、例えば図28に示すように、該当する測
定方式制御テーブル26の「測定方式種別」に「コール
バイコール方式」を設定する(ステップD6)。
【0086】その後、測定方式変更制御部18では、方
式種別比較部29が測定方式制御テーブル26を参照し
て「前測定方式種別」と「測定方式種別」とを比較して
「測定方式種別」が「前測定方式種別」と異なっている
かどうかを判定し(ステップD7)、異なっていれば切
り替えカウンタ値をインクリメント(+1)したのち
(図29参照:ステップD7のYESルートからステッ
プD8)、トータルカウンタ値をインクリメント(+
1)する(図30参照:ステップD9)。
【0087】なお、測定方式制御テーブル26の「前測
定方式種別」と「測定方式種別」とが一致していれば切
り替えカウンタ値はそのままにして、トータルカウンタ
34のカウンタ値のみをインクリメント(+1)する
(ステップD7のNOルートからステップD9)。そし
て、測定方式変更制御部18は、測定方式起動部25に
おいて切り替えカウンタ35のカウンタ値が“5”より
も大きいかどうかを判定し(ステップD10)、“5”
よりも大きければスキップカウンタ33のカウンタ値を
“10”に設定するとともに、測定方式種別設定部24
により測定方式制御テーブル26の「測定方式種別」に
「サンプリング方式」を設定し(図31参照:ステップ
D10のYESルートからステップD11)、トータル
カウンタ34,切り替えカウンタ35のカウンタ値をそ
れぞれクリアする(ステップD14)。
【0088】これにより、以降、スキップカウンタ33
のカウンタ値を“10”が“0”以下になるまで、つま
り、本測定装置15が10回起動されサンプリング方式
でのトラヒック測定が10回連続して行なわれるまで
(時間にすると150分間)、コールバイコール方式の
トラヒック測定は規制(スキップ)される(ステップD
1のNOルート)。
【0089】なお、切り替えカウンタ35のカウンタ値
が“5”以下の場合は、さらにトータルカウンタ34の
カウンタ値が“10”よりも大きいかどうかが判定され
(ステップD10のNOルートからステップD12)、
“10”よりも大きければ、トラヒック測定処理が10
回起動されたうち測定方式の変更処理が5回以下である
ので、スキップカウンタ32のカウンタ値がクリアされ
る(ステップD13)。トータルカウンタ34のカウン
タ値が“10”以下の場合は、スキップカウンタ32の
カウンタ値はそのままにされる(ステップD12のNO
ルート)。
【0090】以上のような変更制御回数の監視処理が済
んだ後、測定方式変更制御部18では、測定方式起動部
25が測定方式制御テーブル26の「測定方式種別」を
参照して「測定方式種別」に「コールバイコール方
式」,「サンプリング方式」のいずれが設定されている
かをチェックし(ステップD15)、「コールバイコー
ル方式」が設定されていれば(ステップD15でYES
と判定されれば)、コールバイコール方式測定部19を
起動して、コールバイコール方式でのトラヒック測定を
トラヒック測定部16に行なわせる(主記憶装置13の
呼情報を呼制御処理(呼発生)毎に参照してトラヒック
情報を収集する:ステップD16)。なお、このステッ
プD16における詳細処理手順も、図8(b)に示すも
のと同様である。
【0091】一方、「測定方式種別」に「サンプリング
方式」が設定されていれば(ステップD15でNOと判
定されれば)、測定方式起動部25は、サンプリング方
式測定部20を起動して、サンプリング方式でのトラヒ
ック測定をトラヒック測定部16に行なわせる(主記憶
装置13の全ての呼情報を20秒周期で参照してトラヒ
ック情報を収集する:ステップD17)。
【0092】その後、コールバイコール方式あるいはサ
ンプリング方式で収集されたトラヒック情報は、いずれ
も、保守端末14に出力され(ステップD18)、測定
方式変更制御部18では、スキップカウンタ33のカウ
ンタ値がデクリメント(−1)される(ステップD1
9)。このように、本第4実施形態のトラヒック測定装
置15によれば、或る一定期間内にトラヒック測定方式
の変更制御回数が所定回数以上になると、その後の変更
制御を一定期間行なわないようにするので、第1実施形
態にて前述したものと同様の利点が得られるほか、CC
使用率が大きく変動し安定しない場合などにおいてトラ
ヒックの測定方法が頻繁に変更されてしまうことを防止
することができ、測定方式の頻繁な変更による交換機1
(中央制御装置12)に対する負荷の増大を最小限に抑
えることができる。
【0093】また、本実施形態では、トラヒック測定方
式の変更制御回数が所定回数以上になったときの測定方
式を呼処理に与える負荷の小さいサンプリング方式にす
るので、より交換機1(中央制御装置12)の負荷を軽
減して、その処理能力を向上させることができる。ただ
し、トラヒック測定結果の信頼性,正確性を重視する場
合など、変更制御回数が所定回数以上になったときの測
定方式はコールバイコール方式にしてもよい。
【0094】(E)第5実施形態の説明 次に、図32は本発明の第5実施形態としてのトラヒッ
ク測定装置の構成を示すブロック図であるが、この図3
2に示すトラヒック測定装置15は、第1実施形態にて
前述したもの(図5参照)に比して、測定方式変更制御
部18が、時間情報設定部36及び時計部37を有して
構成されている点が異なる。
【0095】ここで、時間情報設定部36は、トラヒッ
ク測定部16に対する測定方式の変更制御が可能な期間
(時間情報)を設定するためのもので、本実施形態で
は、例えば図33に示すように、前述の「閾値」,「測
定方式種別」とともに測定方式テーブル26にその期間
が「測定切り替え可能開始時刻」,「測定切り替え可能
終了時刻」により設定されるようになっている。
【0096】なお、この時間情報設定部36は、本実施
形態では、上記の時間情報を外部の保守端末14から受
信しうるようになっており、保守端末14からこの時間
情報を適宜変更することができるようになっている。ま
た、時計部37は、現在時刻を計時するもので、本実施
形態では、この時計部37の時刻が上記の測定方式テー
ブル26の「測定切り替え可能開始時刻」,「測定切り
替え可能終了時刻」で指定される期間内であれば、第1
実施形態にて前述した動作と同様に、CC使用率に応じ
てトラヒック測定部16での測定方式の変更制御が行な
われるようになっている。
【0097】つまり、本実施形態の測定方式変更制御部
18は、時間情報設定部36により設定された時間情報
に基づいて、トラヒック測定部16に対する測定方式の
変更処理を行なうようになっているのである。以下、上
述のごとく構成された本第5実施形態のトラヒック測定
装置15の動作について、図34に示すフローチャート
(ステップE1〜E8)を参照しながら詳述する。
【0098】まず、トラヒック測定装置15は、中央制
御装置12によって起動されると、測定方式変更制御部
18の測定方式起動部25が、主記憶装置13内の該当
する測定方式制御テーブル26の「測定切り替え可能開
始時刻」,「測定切り替え可能終了時刻」を参照すると
ともに、時計部37から現在時刻を受けて、現在時刻が
「測定切り替え可能開始時刻」と「測定切り替え可能終
了時刻」とで指定されている切り替え可能時間(有効時
間)内であるかどうかを判定する(ステップE1)。
【0099】この結果、現在時刻が有効時間内であれ
ば、トラヒック測定装置15は、CC使用率測定部17
によってCC使用率を測定したのち(ステップE1のY
ESルートからステップE2)、CC使用率/閾値比較
部24においてCC使用率と測定方式制御テーブル26
の「閾値」とを比較し(ステップE3)、CC使用率が
閾値以上であれば、測定方式種別設定部24によって測
定方式制御テーブル26の「測定方式種別」に「サンプ
リング方式」を設定する(ステップE4)。
【0100】その後、測定方式変更制御部18は、この
測定方式制御テーブル26を測定方式起動部25が参照
することにより、トラヒック測定部16のサンプリング
方式測定部20を起動する。トラヒック測定部16は、
サンプリング方式測定部20によって、15分間、20
秒周期で主記憶装置13の全ての呼情報を参照してトラ
ヒック情報を収集し(ステップE5)、収集したトラヒ
ック情報を保守端末14へ出力する(ステップE8)。
【0101】これに対し、CC使用率が閾値よりも小さ
い場合は、測定方式種別設定部24によって測定方式制
御テーブル26の「測定方式種別」に「コールバイコー
ル方式」が設定されて(ステップE3のNOルートから
ステップE6)、コールバイコール方式測定部19が、
15分間、呼制御処理毎に主記憶装置13の該当呼情報
を参照してトラヒック情報を収集し(ステップE7)、
収集したトラヒック情報を保守端末14へ出力する(ス
テップE8)。なお、上記のステップE7における詳細
処理手順も、図8(b)に示すものと同様である。
【0102】一方、上記のステップE1において、現在
時刻が有効時間外であれば、測定方式変更制御部18
は、無条件に測定方式種別設定部24によって測定方式
制御テーブル26の「測定方式種別」に「サンプリング
方式」を設定して、上述のサンプリング方式でのトラヒ
ック測定処理をトラヒック測定部16に行なわせる(ス
テップE1のNOルートからステップE4〜E8)。
【0103】このように、本第5実施形態のトラヒック
測定装置15によれば、トラヒックの測定方式を時間指
定で変更することができるので、第1実施形態にて前述
したものと同様の利点が得られるほか、例えば、呼の発
生が非常に多くなりCC使用率が急激に増大する時間帯
は常に呼処理に負荷を与えないサンプリング方式でトラ
ヒックの測定を行なうというように、時間帯に応じて最
適な測定方法でトラヒックの測定を行なうことができ
る。従って、さらに、柔軟且つきめ細かくトラヒックの
測定を行なうことができる。
【0104】また、上記の時間情報は、保守端末14か
ら任意に変更することができるので、測定方法の変更時
間などを任意に設定・変更することができ、この場合
も、本測定装置15の汎用性の向上に大いに寄与してい
る。なお、本実施形態では、上記有効時間外はトラヒッ
ク測定部16での測定方式を無条件で「サンプリング方
式」にしているが、「コールバイコール方式」にしても
よい。
【0105】(F)その他 なお、上述の各実施形態では、いずれも中央制御装置1
2の負荷状態(CC使用率)に応じて自動的に測定方式
の変更を行なっているが、保守端末14から変更指示情
報(コールバイコール方式,サンプリング方式など)を
入力して直接的にこのような変更を行なえるようにして
もよい。この場合は、例えば、上述の測定方式種別設定
部24にて上記変更指示情報を受信しうるようにすれば
よい。
【0106】また、上述の各実施形態にて前述した測定
方式変更制御部18の機能は適宜組み合わせてもよい。
さらに、上述の各実施形態では、いずれもトラヒック測
定部16での測定方式を「コールバイコール方式」,
「サンプリング方式」のいずれかとしているが、勿論、
他の測定方式を適用してもよい。また、上述の各実施形
態では、いずれも「コールバイコール方式」,「サンプ
リング方式」の2種類の測定方式間での変更制御につい
て述べたが、本発明はこれに限定されず、3種類以上の
測定方式間での変更(選択)制御を行なうようにしても
よい。
【0107】さらに、上述の実施形態における「閾
値」,「常時測定方式種別」,「時間情報」は必ずしも
保守端末14から設定される必要はなく、主記憶装置1
3内で固定的に設定してもよい。また、上述の各実施形
態では、いずれも、中央制御装置12の負荷状態を表す
要素としてCC使用率を計測して、そのCC使用率に応
じた測定方式でトラヒックの測定を行なっているが、他
の負荷要素を測定して、その負荷要素に応じた測定方式
でトラヒックの測定を行なうようにしてもよい。
【0108】また、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではなく、本発明とその趣旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施することができる。
【0109】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のトラヒッ
ク測定装置およびトラヒック測定方法によれば、交換機
での呼制御についての負荷状態に応じたトラヒック測定
を行なうことができるので、常に、呼制御の負荷状態を
考慮した最適な測定方法でトラヒック測定を行なうこと
ができる。従って、トラヒック測定による呼制御への負
荷を最小限に抑えて交換機の呼制御処理能力を最大限に
生かしつつ、常時、きめ細やかなトラヒック測定を柔軟
に行なうことができる(請求項1,13,14〜1
6)。
【0110】このとき、本発明では、第1測定方法によ
りトラヒックを呼制御毎に測定してトラヒック測定結果
の信頼性,正確性を重視するか、第2測定方法によりト
ラヒックを呼制御に関わらず一定の周期で測定してトラ
ヒック測定の早期完了を重視するかを呼制御の負荷状態
に応じて自動的に変更することができるので、常に、ト
ラヒック測定が呼制御処理に与える負荷を最小限に抑え
ることができる(請求項2)。
【0111】具体的に、この場合、本発明では、例え
ば、呼制御の負荷状態が或る一定レベル(閾値)以上に
なると、これ以上呼制御に負荷を与えないようトラヒッ
クを一定の周期で測定し、呼制御の負荷状態が或る一定
レベルより下回ると、呼制御の負荷に余裕ができたもの
として測定結果の信頼性の高い呼制御毎のトラヒック測
定を行なうので、呼制御の負荷状態がどのような状態で
あってもトラヒック測定を常に所定の時間内に完了する
ことができる(請求項3)。
【0112】なお、上述の閾値は、外部から任意に変更
することができるので、交換機の種別や稼働日時などに
よって変化する負荷状態の傾向に応じて最適な値を閾値
として設定でき、本トラヒック測定装置の汎用性に大い
に寄与する(請求項4)。また、本発明では、例えば、
或る測定項目については常に信頼性の高い測定結果が必
要であるなどの要望に応じてトラヒックの測定方法を変
更して、常に、測定項目毎に最適な測定方法でトラヒッ
クの測定を行なうことができるので、呼制御の負荷状態
に影響されることなく、より一層、きめ細やかなトラヒ
ック測定を行なうことができる(請求項5)。
【0113】具体的に、このとき、本発明では、測定項
目毎に測定方法種別を指定できるようにすることで簡便
に測定方法を測定項目毎に変更することができるので、
極めて容易に、測定項目毎に所望の測定方法を指定する
ことができるようになる(請求項6)。なお、上記の測
定方法種別は、外部から任意に変更することもできるの
で、交換機の保守者などの要望に応じた種別設定を行な
うことができ、この場合も、本トラヒック測定装置の汎
用性に大いに寄与する(請求項7)。
【0114】また、本発明では、外部からの指示によっ
てもトラヒックの測定方法を変更することができるの
で、例えば、状況に応じてトラヒックの測定方法を外部
から強制的に変更したりすることができ、いつでも所望
の測定方法でトラヒックを測定することが可能になる
(請求項8)。さらに、本発明では、トラヒックの測定
方法を変更する際には、その確認を例えば交換機の保守
者などに対して行なうこともできるので、保守者の意図
に反して測定方法の変更が行なわれてしまうことがな
く、常に、保守者の意図に基づいたトラヒック測定を行
なうことができ、測定方法の無駄な変更を最小限に抑え
ることができる(請求項9)。
【0115】また、本発明では、或る一定期間内の上記
変更処理回数が所定回数以上になると、その後の上記変
更処理を一定期間行なわないようにすることもできるの
で、例えば、呼制御の負荷状態が大きく変動し安定しな
い場合などにおいてトラヒックの測定方法が頻繁に変更
されてしまうことを防止することができ、測定方法の頻
繁な変更による交換機に対する負荷の増大を最小限に抑
えることができる(請求項10)。
【0116】さらに、本発明では、トラヒックの測定方
法を時間指定で変更することもできるので、例えば、時
間帯に応じて最適な測定方法でトラヒックの測定を行な
ったりすることができ、さらに、柔軟且つきめ細かくト
ラヒックの測定を行なうことができる(請求項11)。
なお、上記の時間情報も、外部から任意に変更すること
ができるので、測定方法の変更時間などを任意に設定・
変更することができ、この場合も、本トラヒック測定装
置の汎用性の向上に大いに寄与する(請求項12)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態としてのトラヒック測定
装置が適用される交換機の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】第1実施形態のトラヒック測定装置によるトラ
ヒック測定項目の一例を示す図である。
【図5】第1実施形態のトラヒック測定装置の構成を示
すブロック図である。
【図6】第1実施形態のトラヒック測定装置で使用され
る測定方式制御テーブルの一例を示す図である。
【図7】第1実施形態のトラヒック測定装置で使用され
る測定方式制御テーブルの一例を示す図である。
【図8】(a),(b)はいずれも第1実施形態のトラ
ヒック測定装置の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図9】第1実施形態のトラヒック測定装置の動作を説
明するための図である。
【図10】第1実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するための図である。
【図11】第1実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するための図である。
【図12】本発明の第2実施形態としてのトラヒック測
定装置の構成を示すブロック図である。
【図13】第2実施形態のトラヒック測定装置で使用さ
れる測定方式制御テーブルの一例を示す図である。
【図14】第2実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するための図である。
【図15】第2実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図16】第2実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するための図である。
【図17】第2実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するための図である。
【図18】本発明の第3実施形態としてのトラヒック測
定装置の構成を示すブロック図である。
【図19】第3実施形態のトラヒック測定装置で使用さ
れる測定方式制御テーブルの一例を示す図である。
【図20】第3実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図21】第3実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するための図である。
【図22】第3実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するための図である。
【図23】第3実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するための図である。
【図24】本発明の第4実施形態としてのトラヒック測
定装置の構成を示すブロック図である。
【図25】第4実施形態のトラヒック測定装置で使用さ
れる測定方式制御テーブルの一例を示す図である。
【図26】第4実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図27】第4実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するための図である。
【図28】第4実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するための図である。
【図29】第4実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するための図である。
【図30】第4実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するための図である。
【図31】第4実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するための図である。
【図32】本発明の第5実施形態としてのトラヒック測
定装置の構成を示すブロック図である。
【図33】第5実施形態のトラヒック測定装置で使用さ
れる測定方式制御テーブルの一例を示す図である。
【図34】第5実施形態のトラヒック測定装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 交換機 2 端末 3,3′,7,15 トラヒック測定装置 4,16 トラヒック測定部 5,8 負荷状態測定部 6,18 測定方法(方式)変更制御部 9 測定方法選択部 11 交換機スイッチ(ネットワーク回路) 12 中央制御装置(CC) 13 主記憶装置(MM) 14 保守端末 17 CC使用率測定部(負荷状態測定部) 19 コールバイコール方式測定部 20 サンプリング方式測定部 21 タイマ 22 閾値設定部 23 CC使用率/閾値比較部 24 測定方式種別設定部 25 測定方式起動部 26 測定方式制御テーブル 27 常時測定方式種別設定部 28 前測定方式種別設定部 29 方式種別比較部 30 確認情報出力部 31 受信部 32 カウンタ部 33 スキップカウンタ 34 トータルカウンタ 35 切り替えカウンタ 36 時間情報設定部 37 時計部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 正己 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通九州通信システム株式会社内 (72)発明者 重定 靖 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通九州通信システム株式会社内 (72)発明者 西村 和也 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通九州通信システム株式会社内 (72)発明者 栗木 浩二 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通九州通信システム株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末を収容しうる交換機において
    該端末の呼制御に起因するトラヒックを測定するトラヒ
    ック測定装置であって、 該トラヒックを所定の測定方法で測定するトラヒック測
    定部と、 該呼制御についての負荷状態を測定する負荷状態測定部
    と、 該負荷状態測定部で測定された負荷状態に応じて、該ト
    ラヒック測定部での上記測定方法を他の測定方法に変更
    しうる測定方法変更制御部とをそなえたことを特徴とす
    る、トラヒック測定装置。
  2. 【請求項2】 該トラヒック測定部が、 少なくとも、該トラヒックを該呼制御毎に測定する第1
    測定方法と該トラヒックを所定の周期で測定する第2測
    定方法とを有するように構成されるとともに、 該測定方法変更制御部が、 該負荷状態測定部で測定された負荷状態に応じて、該ト
    ラヒック測定部での上記測定方法を該第1測定方法と該
    第2測定方法との間で変更するように構成されているこ
    とを特徴とする、請求項1記載のトラヒック測定装置。
  3. 【請求項3】 該測定方法変更制御部が、 該負荷状態についての閾値を設定する閾値設定部と、 該負荷状態測定部で測定された該負荷状態と該閾値設定
    部により設定された該閾値とを比較する比較部とをそな
    え、 該比較部において該負荷状態が該閾値以上であると判定
    されると、該トラヒック測定部での上記測定方法を該第
    2測定方法にする一方、該比較部において該負荷状態が
    該閾値よりも小さいと判定されると、該トラヒック測定
    部での上記測定方法を該第1測定方法にするように構成
    されていることを特徴とする、請求項2記載のトラヒッ
    ク測定装置。
  4. 【請求項4】 該閾値設定部が、該閾値を外部から受信
    しうるように構成されていることを特徴とする、請求項
    3記載のトラヒック測定装置。
  5. 【請求項5】 該トラヒック測定部が、 所定の測定項目に従って該トラヒックを測定しうるよう
    に構成されるとともに、 該測定方法変更制御部が、 上記測定項目毎に該トラヒック測定部での上記測定方法
    を変更しうるように構成されていることを特徴とする、
    請求項1記載のトラヒック測定装置。
  6. 【請求項6】 該測定方法変更制御部が、 上記測定項目毎に測定方法種別を設定する測定方法種別
    設定部をそなえ、 該測定方法種別設定部により設定された該測定方法種別
    に基づいて、上記測定項目毎に該トラヒック測定部での
    上記測定方法を変更するように構成されていることを特
    徴とする、請求項5記載のトラヒック測定装置。
  7. 【請求項7】 該測定方法種別設定部が、該測定方法種
    別を外部から受信しうるように構成されていることを特
    徴とする、請求項6記載のトラヒック測定装置。
  8. 【請求項8】 該測定方法変更制御部が、 測定方法変更指示情報を受けると、上記の変更処理を行
    なうように構成されていることを特徴とする、請求項1
    記載のトラヒック測定装置。
  9. 【請求項9】 該測定方法変更制御部が、 上記変更処理時に当該変更処理を行なってもよいかどう
    かを確認するための確認情報を出力する確認情報出力部
    と、 該確認情報に対する応答を受信する受信部とをそなえ、 該受信部にて該応答として変更要求が受信されない場合
    は、当該変更処理を行なわないように構成されているこ
    とを特徴とする、請求項1記載のトラヒック測定装置。
  10. 【請求項10】 該測定方法変更制御部が、 或る一定期間内の上記変更処理回数をカウントする変更
    回数カウント部をそなえ、 該変更回数カウント部でのカウント結果が所定回数以上
    になると、その後の上記変更処理を一定期間行なわない
    ように構成されていることを特徴とする、請求項1記載
    のトラヒック測定装置。
  11. 【請求項11】 該測定方法変更制御部が、 上記変更処理の実行可能な時間についての時間情報を設
    定する時間情報設定部をそなえ、 該時間情報設定部により設定された該時間情報に基づい
    て、上記変更処理を行なうように構成されていることを
    特徴とする、請求項1記載のトラヒック測定装置。
  12. 【請求項12】 該時間情報設定部が、該時間情報を外
    部から受信しうるように構成されていることを特徴とす
    る、請求項11記載のトラヒック測定装置。
  13. 【請求項13】 複数の端末を収容しうる交換機におい
    て該端末の呼制御に起因するトラヒックを測定するトラ
    ヒック測定装置であって、 該トラヒックを複数種類の測定方法で測定しうるトラヒ
    ック測定部と、 該呼制御についての負荷状態を測定する負荷状態測定部
    と、 該負荷状態測定部で測定された負荷状態に応じて、該ト
    ラヒック測定部での上記測定方法を選択する測定方法選
    択部とをそなえたことを特徴とする、トラヒック測定装
    置。
  14. 【請求項14】 複数の端末を収容しうる交換機におい
    て該端末の呼制御に起因するトラヒックを測定するトラ
    ヒック測定装置であって、 該呼制御についての負荷状態に応じた測定方法で該トラ
    ヒックを測定する手段をそなえたことを特徴とする、ト
    ラヒック測定装置。
  15. 【請求項15】 複数の端末を収容しうる交換機におい
    て該端末の呼制御に起因するトラヒックを測定するトラ
    ヒック測定方法であって、 該呼制御についての負荷状態を測定し、その負荷状態に
    応じた測定方法で該トラヒックを測定することを特徴と
    する、トラヒック測定方法。
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