JPH10304014A - データ取り込み方法、データ取り込み回路、及び、ieee1394用プロトコルコントローラ - Google Patents

データ取り込み方法、データ取り込み回路、及び、ieee1394用プロトコルコントローラ

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JPH10304014A
JPH10304014A JP9107547A JP10754797A JPH10304014A JP H10304014 A JPH10304014 A JP H10304014A JP 9107547 A JP9107547 A JP 9107547A JP 10754797 A JP10754797 A JP 10754797A JP H10304014 A JPH10304014 A JP H10304014A
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Fujitsu Ltd
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    • H04L12/40052High-speed IEEE 1394 serial bus
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Abstract

(57)【要約】 【課題】転送速度の高速化に対応することができるデー
タ取り込み回路を提供すること。 【解決手段】デコーダ10は一定周期毎に転送データD
1とストローブ信号SBの内容がそれぞれ2通り存在す
る一致状態と不一致状態のいずれかでかつそれぞれの2
通り状態のどちらの状態かを第1、第2の一致信号DS
00,DS11又は第1、第2の不一致信号DS01,DS10
として出力する。第1SR素子11は第1、第2の一致
信号DS00,DS11に基づいてセット又はリセット動作
する。一方、第2SR素子12は第1、第2の不一致信
号DS01,DS10に基づいてセット又はリセット動作す
る。この第1SR素子と第2SR素子11,12の出力
信号D1even,D1odd が転送データD1の一定周期毎
の内容となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ取り込み方
法、データ取り込み回路、及び、IEEE1394用プ
ロトコルコントローラに係り、詳しくは、シリアルイン
タフェースの規格であるIEEE1394に準拠したデ
ータ処理装置に好適なデータ取り込み方法、データ取り
込み回路、及び、IEEE1394用プロトコルコント
ローラに関するものである。
【0002】近年マルチメディア化に伴い、パーソナル
コンピュータ(以下、パソコンという)の使用方法も多
様化し、このパーソナルコンピュータに接続される周辺
機器も種々のもの出現している。その周辺機器として
は、デジタルカメラ、デジタルVTR、カラーページプ
リンタ等がある。この種の周辺機器は大量の音声データ
及び画像データを扱う。その結果、パソコンとその周辺
機器との間でのデータ転送については、データ転送量の
増大化及び転送速度の高速化が要求されている。このデ
ータ転送に好適に対応するインタフェースには、シリア
ルインタフェースの規格の一種であるIEEE1394
が注目されている。
【0003】IEEE1394に準拠したデータ転送
は、データ線とストローブ線が用いられている。そし
て、該データ線から出力されるデータの取り込みは、デ
ータ・ストローブリンク方式(以下、DSリンク方式)
を採用している。
【0004】このDSリンク方式によるデータ取り込み
についても、データ転送量の増大化及び転送速度の高速
化に伴い精度の高いデータの取り込みが要求されてい
る。
【0005】
【従来の技術】シリアルインタフェースの規格の一種で
あるIEEE1394に準拠したデータの取り込みは、
DSリンク方式を採用している。DSリンク方式は、パ
ソコンと周辺機器及び周辺機器間を結ぶバスに備えられ
たデータ線に転送データ、バスに備えられたストローブ
線にストローブ信号を出力する。そして、ストローブ信
号SBは、図8に示すように、データ線からシリアル転
送される転送データD1において後続の転送データD1
が反転しない(先の転送データD1と同じ)の時には該
転送データD1の転送とともに反転する。又、ストロー
ブ信号SBは、後続の転送データD1が反転(先の転送
データD1と相違)する時には後続の転送データD1が
転送されても反転しない。
【0006】詳述すると、例えば、先の転送データD1
が「1」で後続の転送データD1が同じ「1」が続いて
転送される時、その時のストローブ信号SBが「1」で
あるならば「0」に、又は、その時のストローブ信号S
Bが「0」の時には「1」となるように、ストローブ信
号SBを反転させる。同様に、先の転送データD1が
「0」で後続の転送データD1が同じ「0」が続いて転
送される時、その時のストローブ信号SBが「1」であ
るならば「0」に、又は、その時のストローブ信号SB
が「0」の時には「1」となるように、ストローブ信号
SBは反転する。
【0007】反対に、先の転送データD1が「1」で後
続の転送データD1が相違(反転)する「0」が転送さ
れる時、その時のストローブ信号SBが「1」であるな
らば「1」のままに、又は、その時のストローブ信号S
Bが「0」の時には「0」のままとなるように、ストロ
ーブ信号SBは反転しない。同様に、先の転送データD
1が「0」で後続の転送データD1が相違(反転)する
「1」が転送される時、その時のストローブ信号SBが
「1」であるならば「1」のままに、又は、その時のス
トローブ信号SBが「0」の時には「0」となるよう
に、ストローブ信号SBは反転しない。
【0008】即ち、ストローブ信号SBは、1つの転送
データD1が転送される毎に、その時の転送データD1
とストローブ信号SBの両内容との間でその両内容が交
互に一致と不一致が続くように反転する信号である。
【0009】そして、DSリンク方式では、1つの転送
データD1が転送される毎に、一致と不一致が交互に繰
り返される転送データD1とストローブ信号SBの両内
容から排他的論理和をとりクロック信号を生成しデータ
を取り込んでいる。
【0010】図9は、従来のクロック信号を生成しデー
タを取り込むためのデータ取り込み回路を示す。データ
取り込み回路は、第1及び第2D型フリップ・フリップ
51,52、排他的論理和回路53及びインバータ54
とから構成されている。排他的論理和回路53は、転送
データD1とストローブ信号SBを入力する。排他的論
理和回路53は、転送データD1とストローブ信号SB
の両内容が一致する時には、低電位(Lレベル、即ち
「0」)となるクロックCLを、又、両内容が不一致の
時には高電位(Hレベル、即ち「1」)となるクロック
CLを出力する。従って、排他的論理和回路53は、1
つの新たな転送データD1の転送が出力される毎に反転
するクロックCLを生成し出力する。即ち、排他的論理
和回路53は両内容が一致するときには、Hレベルから
Lレベルに立ち下がり、両内容が不一致の時にはLレベ
ルからHレベルに立ち上がるクロックCLを出力する。
このクロックCLは、次段の遅延回路55にて遅延され
て出力される。
【0011】第1フリップフロップ51は、インバータ
54を介してクロックCLを入力する。第1フリップフ
ロップ51は、クロックCLの立ち下がりに応答してそ
の時の転送データD1の内容をラッチし該内容を一致側
のデータD1evenとして出力する。第2フリップフロッ
プ52は、クロックCLの立ち上がりに応答してその時
の転送データD1の内容をラッチし該内容を不一致側の
データD1odd として出力する。
【0012】即ち、データ線から転送される転送データ
D1は、クロックCLに応答して第1及び第2フリップ
フロップ51,52から交互に取り込まれる。又、クロ
ックCLの反転タイミングは、転送データD1又はスト
ローブ信号SBの反転タイミングより遅れる。これは、
遅延回路55に基づくものである。この遅延時間td
は、第1及び第2フリップフロップ51,52が転送デ
ータD1を確実にラッチするためのセットアップ時間と
して利用されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、転送
データの転送速度が上がっている。それにともなって、
クロックCLの周期も短くなる。そして、第1及び第2
フリップフロップ51,52のセットアップ時間は確保
できるものの、ホールド時間が十分に取れなくなってき
ている。
【0014】そこで、前記セットアップ時間を確保しつ
つ該セットアップ時間をできるだけ短くしてホールド時
間を確保するためには、遅延回路55の設計は非常に難
しく、しかも、製造においても非常に高度な技術を要し
歩留りも悪かった。
【0015】本発明の目的は、セットアップやホールド
時間の調整を考慮することなくしかも転送速度の高速化
に対応することができるデータ取り込み方法、データ取
り込み回路、及びその回路を備えたIEEE1394用
プロトコルコントローラを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、一定周期毎にシリアル転送される転送データとの間
でその内容がその一定周期毎に一致状態と不一致状態が
交互に発生するストローブ信号を用いて前記転送データ
の一定周期毎の内容を取り込むデータ取り込み方法にお
いて、前記転送データとストローブ信号の内容が一致状
態のときには、2通りの一致状態の中のいずれの一致状
態かに基づいてセット又はリセット動作する第1素子を
動作させ、不一致状態のときには2通りの不一致状態の
中のいずれの不一致状態かに基づいてセット又はリセッ
ト動作する第2素子を動作させ、その第1素子と第2素
子の状態から転送データの一定周期毎の内容を取り込む
ようにした。
【0017】請求項2に記載の発明は、一定周期毎にシ
リアル転送される転送データとの間でその内容がその一
定周期毎に一致状態と不一致状態が交互に発生するスト
ローブ信号を用いて前記転送データの一定周期毎の内容
を取り込むデータ取り込み回路において、前記転送デー
タとストローブ信号を入力し、両内容が一致状態か不一
致状態を判別するとともに、一致状態のときには2通り
の一致状態の中のいずれの一致状態か、不一致状態のと
きには2通りの不一致状態の中のいずれの不一致状態か
を判別するデコーダと、前記デコーダが一致状態と判別
し、その一致状態が2通りの一致状態の中のいずれの一
致状態かを判別した時、その判別結果に基づいてセット
又はリセット動作し、そのセット又はリセット状態がそ
の一致状態の時の転送データの内容と対応する第1素子
と、前記デコーダが不一致状態と判別し、その不一致状
態が2通りの不一致状態の中のいずれの不一致状態かを
判別した時、その判別結果に基づいてセット又はリセッ
ト動作し、そのセット又はリセット状態がその不一致状
態の時の転送データの内容と対応する第2素子とを備え
た。
【0018】請求項3に記載の発明は、一定周期毎にシ
リアル転送される転送データとの間でその内容がその一
定周期毎に一致状態と不一致状態が交互に発生するスト
ローブ信号を用いて前記転送データの一定周期毎の内容
を取り込むデータ取り込み回路において、前記転送デー
タとストローブ信号を入力し、両内容が一致状態か不一
致状態を判別するとともに、一致状態のときには2通り
の一致状態の中のいずれの一致状態か、不一致状態のと
きには2通りの不一致状態の中のいずれの不一致状態か
を判別するデコーダと、前記デコーダが一致状態と判別
し、その一致状態が2通りの一致状態の中のいずれの一
致状態かを判別した時、その判別結果に基づいてセット
・リセット動作し、そのセット又はリセット状態がその
一致状態の時の転送データの内容と対応する複数個の第
1素子と、前記デコーダが不一致状態と判別し、その不
一致状態が2通りの不一致状態の中のいずれの不一致状
態かを判別した時、その判別結果に基づいてセット又は
リセット動作し、そのセット又はリセット状態がその不
一致状態の時の転送データの内容と対応する複数個の第
2素子と、前記複数個の第1素子の中からセット又はリ
セット動作させるための第1素子を指定する第1ライト
ポインタと、前記複数個の第2素子の中からセット又は
リセット動作させるための第2素子を指定する第2ライ
トポインタと、前記複数個の第1素子の中からセット又
はリセット状態を読み出すための第1素子を指定する第
1リードポインタと、前記複数個の第2素子の中からセ
ット又はリセット状態を読み出すため第2素子を指定す
る第2リードポインタとを備えた。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のデータ取り込み回路において、前記第1ライトポイン
タは前記デコーダが一致状態と判別した判別動作回数を
カウントし、そのカウント値に基づいてセット又はリセ
ット動作させるための第1素子が指定されるものであ
り、前記第2ライトポインタは前記デコーダが不一致状
態と判別した判別動作数をカウントし、そのカウント値
に基づいてセット又はリセット動作させるための第2素
子が指定されるものであり、前記第1リードポインタは
読み出された第1素子の読み出し回数をカウントし、そ
のカウント値に基づいて読み出すための第1素子が指定
されるものであり、前記第2リードポインタは読み出さ
れた第2素子の読み出し回数をカウントし、そのカウン
ト値に基づいて読み出すための第2素子が指定されるも
のである。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4
のいずれか1に記載のデータ取り込み回路において、前
記第1素子及び第2素子がRSフリップフロップであ
る。請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5のいずれ
か1に記載のデータ取り込み回路を内蔵したIEEE1
394用プロトコルコントローラである。
【0021】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のIEEE1394用プロトコルコントローラにおい
て、そのプロトコルコントローラには、プロトコル制御
回路部、送信用転送データ格納メモリ回路、受信用転送
データ格納メモリ回路、及び、複数の入出力インタフェ
ースが備えられ、前記プロトコル制御回路部に前記デー
タ取り込み回路が形成されている。
【0022】(作用)請求項1の発明によれば、転送デ
ータとストローブ信号の内容が一致状態のときには、2
通りの一致状態の中のいずれの一致状態かに基づいてセ
ット又はリセット動作する第1素子を動作させる。一
方、不一致状態のときには2通りの不一致状態の中のい
ずれの不一致状態かに基づいてセット又はリセット動作
する第2素子を動作させる。そして、この第1素子と第
2素子のセット又はリセット状態を取り込めば転送デー
タの一定周期毎の内容が取り込まれることになる。
【0023】従って、一定周期毎に転送データとストロ
ーブ信号の内容がそれぞれ2通り存在する一致状態と不
一致状態のいずれかでかつそれぞれの2通り状態のどち
らの状態かに基づいて第1素子と第2素子のいずれかの
素子をセット又はリセットに動作させるだけで、一定周
期毎に転送される転送データの一定周期毎の内容は読み
取ることができることになる。
【0024】請求項2の発明によれば、デコーダは一定
周期毎に転送データとストローブ信号の内容がそれぞれ
2通り存在する一致状態と不一致状態のいずれかでかつ
それぞれの2通り状態のどちらの状態かを判別する。第
1素子はデコーダによる2通りの一致状態の中のいずれ
の一致状態かの判別に基づいてセット又はリセット動作
する第1素子を動作させる。一方、第2素子はデコーダ
による2通りの不一致状態の中のいずれの不一致状態か
の判別に基づいてセット又はリセット動作する。そし
て、この第1素子と第2素子のセット又はリセット状態
を取り込めば転送データの一定周期毎の内容が取り込ま
れることになる。
【0025】従って、デコーダにて一定周期毎に転送デ
ータとストローブ信号の内容の状態を判別させ、その判
別結果に基づいて第1素子と第2素子をそれぞれセット
又はリセットのいずれかに動作させるだけで、一定周期
毎に転送される転送データの一定周期毎の内容は読み取
ることができることになる。
【0026】請求項3の発明によれば、デコーダは一定
周期毎に転送データとストローブ信号の内容がそれぞれ
2通り存在する一致状態と不一致状態のいずれかでかつ
それぞれの2通り状態のどちらの状態かを判別する。
【0027】複数の第1素子の中から第1ライトポイン
タに基づいて指定された第1素子は、デコーダによる2
通りの一致状態の中のいずれの一致状態かの判別に基づ
いてセット又はリセット動作する第1素子を動作させ
る。又、複数の第2素子の中から第2ライトポインタに
て指定された第2素子は、デコーダによる2通りの不一
致状態の中のいずれの不一致状態かの判別に基づいてセ
ット又はリセット動作する。
【0028】一方、複数の第1素子の中から第1リード
ポインタに基づいて指定された第1素子のセット又はリ
セット状態は転送データの内容と対応するものとして取
り込まれる。又、複数の第2素子の中から第2リードポ
インタに基づいて指定された第2素子のセット又はリセ
ット状態は転送データの内容と対応するものとして取り
込まれる。
【0029】従って、デコーダにて一定周期毎に転送デ
ータとストローブ信号の内容の状態を判別させ、その判
別結果に基づいて第1素子と第2素子をそれぞれセット
又はリセットのいずれかに動作させるだけで、一定周期
毎に転送される転送データの一定周期毎の内容は読み取
ることができることになる。しかも、複数の第1素子及
び第2素子を設けたことから、転送データの転送速度と
第1素子及び第2素子から転送データの内容を取り込む
速度に差が生じても吸収することができる。
【0030】請求項4の発明によれば、請求項3に記載
の発明において、複数の第1素子は前記デコーダが一致
状態と判別した判別動作回数をカウントする第1ポイン
タのカウント値に基づいて順番に指定されてセット又は
リセット動作される。又、複数の第2素子は前記デコー
ダが不一致状態と判別した判別動作回数をカウントする
第2ポインタのカウント値に基づいて順番に指定されて
セット又はリセット動作される。
【0031】一方、複数の第1素子は、読み出された第
1素子の読み出し回数をカウントする第1リードポイン
タのカウント値に基づいて順番に第1素子が指定されて
そのセット又はリセット状態が取り込まれる。又、複数
の第2素子は、読み出された第2素子の読み出し回数を
カウントする第2リードポインタのカウント値に基づい
て順番に第2素子が指定されてそのセット又はリセット
状態が取り込まれる。
【0032】請求項5の発明によれば、それぞれのフリ
ップフロップは、2通りの状態の中の一方の状態のとき
セット状態になり、他方の状態のとき反転しリセット状
態となり、そのセット又はリセットの各状態は例えばセ
ット側出力端子から出力される。
【0033】請求項6の発明によれば、IEEE139
4用プロトコルコントローラに入力される転送データと
ストローブ信号は、データ取り込み回路により一定周期
毎の転送データの内容を取り込むことができる。このデ
ータ取り込みに際して、一定周期毎の転送データの内容
を入力し保持するためのセットアップ時間、ホールドア
ップ時間等を考慮することなくデータの取り込みがで
き、転送データの転送速度の高速化にも回路構成の高度
な設計変更をすることなく対応することができるととも
に、低コスト化を図るができる。
【0034】請求項7の発明によれば、入出力インタフ
ェースを介して入力される転送データとストローブ信号
は、データ取り込み回路により一定周期毎の転送データ
の内容を取り込むことができる。このデータ取り込みに
際して、一定周期毎の転送データの内容を入力し保持す
るためのセットアップ時間、ホールドアップ時間等を考
慮することなくデータの取り込みができ、転送データの
転送速度の高速化にも回路構成の高度な設計変更をする
ことなく対応することができるとともに、低コスト化を
図るができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)図1は本発明を具体化したデータ取り
込み回路を示す。該データ取り込み回路は1チップの半
導体集積回路装置(LSI)内に形成されている。デー
タ取り込み回路は、デコーダ10、第1素子としての第
1セット・リセット素子(以下、第1SR素子という)
11及び第2素子としての第2セット・リセット素子
(以下、第2SR素子という)12とで構成されてい
る。
【0036】デコーダ10はデータ線L1と接続され、
該データ線L1から一定周期毎にシリアル転送される転
送データD1が入力される。又、デコーダ10はストロ
ーブ線L2と接続され該制御線L2からストローブ信号
SBが入力される。ストローブ信号SBは、1つの転送
データD1が転送される毎に、その時の転送データD1
とストローブ信号SBの両内容との間でその両内容が交
互に一致と不一致が続くように反転する信号である。
【0037】デコーダ10は、転送データD1とストロ
ーブ信号SBの内容に基づいてLレベル又はHレベルの
第1の一致信号DS00、第2の一致信号DS11、第1の
不一致信DS01、第2の不一致信号DS10を出力する。
【0038】詳述すると、 (A)転送データD1の内容が「0」とストローブ信号
SBの内容が「0」の時第1の一致信号DS00はLレベ
ル。
【0039】第2の一致信号DS11はHレベル。第1の
不一致信号DS01はHレベル。第2の不一致信号DS10
はHレベル。 (B)転送データD1の内容が「0」とストローブ信号
SBの内容が「1」の時第1の一致信号DS00はHレベ
ル。
【0040】第2の一致信号DS11はHレベル。第1の
不一致信号DS01はLレベル。第2の不一致信号DS10
はHレベル。 (C)転送データD1の内容が「1」とストローブ信号
SBの内容が「0」の時第1の一致信号DS00はHレベ
ル。
【0041】第2の一致信号DS11はHレベル。第1の
不一致信号DS01はHレベル。第2の不一致信号DS10
はLレベル。 (D)転送データD1の内容が「1」とストローブ信号
SBの内容が「1」の時第1の一致信号DS00はHレベ
ル。
【0042】第2の一致信号DS11はLレベル。第1の
不一致信号DS01はHレベル。第2の不一致信号DS10
はHレベル。
【0043】そして、第1の一致信号DS00は、第1信
号線L11を介して第1SR素子11のリセット入力端子
に出力される。第2の一致信号DS11は第2信号線L12
を介して第1SR素子11のセット入力端子に出力され
る。第1の不一致信号DS01は第3信号線L13を介して
第2SR素子12のリセット入力端子に出力される。第
2の不一致信号DS10は第4信号線L14を介して第2S
R素子12のセット入力端子に出力される。
【0044】第1SR素子11は、セット入力端子とリ
セット入力端子を備え、リセット入力端子に第1の一致
信号DS00、セット入力端子に第2の一致信号DS11が
それぞれ入力される。第1SR素子11は、リセット入
力端子にHレベルからLレベルに立ち下がる第1の一致
信号DS00が入力されるとリセット状態となり、出力端
子から内容が「0」の出力信号D1evenを出力する。第
1SR素子11は、セット入力端子にHレベルからLレ
ベルに立ち下がる第2の一致信号DS11が入力されると
セット状態となり、出力端子から内容が「1」の出力信
号D1evenを出力する。
【0045】第2SR素子12は、セット入力端子とリ
セット入力端子を備え、リセット入力端子に第1の不一
致信号DS01、セット入力端子に第2の不一致信号DS
10がそれぞれ入力される。第2SR素子12は、リセッ
ト入力端子にHレベルからLレベルに立ち下がる第2の
不一致信号DS01が入力されるとリセット状態となり、
出力端子から内容が「0」の出力信号D1odd を出力す
る。第2SR素子11は、セット入力端子にHレベルか
らLレベルに立ち下がる第2の不一致信号DS10が入力
されるとセット状態となり、出力端子から内容が「1」
の出力信号D1odd を出力する。
【0046】次に上記のように構成したデータ読み取り
装置の作用について説明する。図2 に示すように、時刻
t0以後、データ線L1から出力される「1」、
「0」、「0」、「1」、「1」という内容の転送デー
タD1が一定周期毎にシリアル転送されるものとする。
従って、転送データD1とストローブ信号SBとの両内
容が交互に一致と不一致が繰り返されるために、ストロ
ーブ信号SBは、「1」、「1」、「0」、「0」、
「1」の内容となる。
【0047】時刻t0において、転送データD1におけ
る先の内容が「1」で続いて「1」になると、ストロー
ブ信号SBの内容は「0」から「1」となる。デコーダ
10は、HレベルからLレベルに立ち下がる第2の一致
信号DS11とLレベルからHレベルに立ち上がる第2の
不一致信号DS10を出力する。又、デコーダ10は、H
レベルのままの第1の一致信号DS00及び第1の不一致
信号DS01を出力する。
【0048】この第2の一致信号DS11の立ち下がりに
応答して、第1SR素子11はセット状態となり「1」
の内容の出力信号D1evenを出力する。即ち、時刻t0
の「1」の転送データD1は、第1SR素子11から
「1」の出力信号D1evenとして読み取られ出力され
る。
【0049】時刻t1において、転送データD1の内容
が「1」から「0」になると、ストローブ信号SBの内
容は「1」のままである。デコーダ10は、Hレベルか
らLレベルに立ち下がる第1の不一致信号DS01とLレ
ベルからHレベルに立ち上がる第2の一致信号DS11を
出力する。又、デコーダ10は、Hレベルのままの第1の
一致信号DS00及び第2の不一致信号DS10を出力す
る。
【0050】この第1の不一致信号DS01の立ち下がり
に応答して、第2SR素子12はリセット状態となり
「0」の内容の出力信号D1odd を出力する。即ち、時
刻t1の「0」の転送データD1は、第2SR素子12
から「0」の出力信号D1oddとして読み取られ出力さ
れる。
【0051】時刻t2において、転送データD1の内容
が先と同じ「0」にであると、ストローブ信号SBの内
容は「1」から「0」となる。デコーダ10は、Hレベ
ルからLレベルに立ち下がる第1の一致信号DS00とL
レベルからHレベルに立ち上がる第1の不一致信号DS
01を出力する。又、デコーダ10は、Hレベルのままの
第2の一致信号DS11及び第2の不一致信号DS10を出
力する。
【0052】この第1の一致信号DS00の立ち下がりに
応答して、第1SR素子11はリセット状態となり
「0」の内容の出力信号D1evenを出力する。即ち、時
刻t2の「0」の転送データD1は、第1SR素子11
から「0」の出力信号D1evenとして読み取られ出力さ
れる。
【0053】時刻t3において、転送データD1の内容
が「0」から「1」になると、ストローブ信号SBの内
容は同じ「1」のままである。デコーダ10は、Hレベ
ルからLレベルに立ち下がる第2の不一致信号DS10と
LレベルからHレベルに立ち上がる第1の一致信号DS
00を出力する。又、デコーダ10は、Hレベルのままの
第2の一致信号DS11及び第1の不一致信号DS01を出
力する。
【0054】この第2の不一致信号DS10の立ち下がり
に応答して、第2SR素子12はセット状態となり
「1」の内容の出力信号D1odd を出力する。即ち、時
刻t3の「1」の転送データD1は、第2SR素子12
から「1」の出力信号D1odd として読み取られ出力さ
れる。
【0055】以後、同様に転送データD1は、第1SR
素子11と第2SR素子12から交互に出力信号D1ev
en,D1odd として出力される。以上、詳述したよう
に、本実施形態では、交互に一致・不一致が繰り返され
る状態となるように出力される転送データD1とストロ
ーブ信号SBをデコーダ10にて第1SR素子11と第
2SR素子12を交互に動作させるとともに、その転送
データD1とストローブ信号SBの内容に基づいてセッ
ト又はリセットさせるようにして、転送データD1を第
1及び第2SR素子11,12から出力信号D1even,
D1odd として出力するようにした。
【0056】即ち、転送データD1又はストローブ信号
SBが反転する毎に、第1SR素子11と第2SR素子
12のいずれか一方がセット又はリセットするだけの構
成で出力信号D1even,D1odd が出力されるようにし
た。従って、本実施形態のデータ取り込み回路では、従
来のように転送データD1とストローブ信号SBとでク
ロックCLを生成してそのクロックCLに基づいて自身
の転送データD1を読み出すといった方式と相違して、
セットアップ時間やホールドアップ時間といった時間を
確保するための回路設計が不要となる。その結果、セッ
トアップ時間やホールドアップ時間といった時間を考慮
する必要がないことから、転送データD1の転送速度が
更に高速化しても容易に対応することができる。
【0057】(第二実施形態)図3は、IEEE139
4に準拠したシステム構成を示す。パソコン21、周辺
機器としてのデジタルVTR22及び周辺機器としての
カラーページプリンタ23は、IEEE1394に準拠
したバス24を介して互いに接続されている。
【0058】図4は、パソコン21に設けたIEEE1
394に準拠したシステム構成を説明するためのブロッ
ク回路を示す。パソコン21は、IEEE1394用プ
ロトコルコントローラ(IPC)26、マイクロプロセ
ッサユニット(MPU)27、及び、DMA(Direct M
emory Access)コントローラ(DMAC)28を備えて
いる。IPC26,MPU27及びDMAC28は、そ
れぞれ1 チップの半導体集積回路装置(LSI)にて形
成されている。
【0059】IPC26は、MPU27及びDMAC2
8との間でデータの授受を行う。IPC26は、バス2
4を介して前記デジタルVTR22及びカラーページプ
リンタ23に備えられたIEEE1394用プロトコル
コントローラ(IPC)と接続されている。
【0060】IPC26は、プロトコル制御回路部3
1、送信用転送データ格納メモリ回路32、受信用転送
データ格納メモリ回路33、第1の入出力インタフェー
ス34、及び、第2の入出力インタフェース35を備え
ている。
【0061】第1の入出力インタフェース34は、バス
24を介してデジタルVTR22に接続され、プロトコ
ル制御回路部31とデジタルVTR22のIPCとの間
で転送データD1及びストローブ信号SBのやり取りを
行う。第2の入出力インタフェース35は、バス24を
介してカラーページプリンタ23に接続され、プロトコ
ル制御回路部31とページプリンタ23のIPCとの間
で転送データD1及びストローブ信号SBのやり取りを
行う。
【0062】この転送データD1のやり取りは、前記実
施形態と同様にストローブ信号SBと協同してDSリン
ク方式でデータ転送が行われる。即ち、一定周期で新た
な転送データD1が転送される毎に、その時の転送デー
タD1とストローブ信号SBの両内容との間でその両内
容が交互に一致と不一致が続くように、転送データD1
とストローブ信号SBのいずれか一方が反転する。
【0063】送信用転送データ格納メモリ回路32は、
前記DMAC28に接続されている。送信用転送データ
格納メモリ回路32はそのDMAC28から出力される
送信のための転送データD1を入力し一時保持する。送
信用転送データ格納メモリ回路32はプロトコル制御回
路部31に接続されている。そして、送信用転送データ
格納メモリ回路32は、一時保持している転送データD
1をプロトコル制御回路部31に出力する。
【0064】受信用転送データ格納メモリ回路33は、
前記プロトコル制御回路部31に接続されている。受信
用転送データ格納メモリ回路33はその制御回路部31
から出力される受信のための転送データD1を入力し一
時保持する。受信用転送データ格納メモリ回路33はD
MAC28に接続されている。そして、受信用転送デー
タ格納メモリ回路33は、一時保持している転送データ
D1をDMAC28に出力する。
【0065】プロトコル制御回路部31は、第1及び第
2の入出力インタフェース34,35と接続されてい
る。プロトコル制御回路部31は、第1の入出力インタ
フェース34及びバス24を介して前記デジタルVTR
22のプロトコル制御回路部との間で転送データD1及
びストローブ信号SBのやり取りを行うとともに、その
入力した転送データD1及びストローブ信号SBを第2
の入出力インタフェース35及びバス24を介してカラ
ーページプリンタ23に出力する。
【0066】又、プロトコル制御回路部31は、第2の
入出力インタフェース35及びバス24を介して前記カ
ラーページプリンタ23のプロトコル制御回路部との間
で転送データD1及びストローブ信号SBのやり取りを
行うとともに、その入力した転送データD1及びストロ
ーブ信号SBを第1の入出力インタフェース34及びバ
ス24を介してデジタルVTR22に出力する。
【0067】プロトコル制御回路部31は、MPU27
との間で制御データの授受を行い、第1又は第2の入出
力インタフェース34,35から入力した転送データD
1が自装置(パソコン21)のために転送された転送デ
ータかどうかを解析する。そして、自装置のための転送
データD1であると解析すると、プロトコル制御回路部
31はMPU27からの制御データに基づいて受信した
転送データD1を受信用転送データ格納メモリ回路33
を介してDMAC28に転送させる。
【0068】又、プロトコル制御回路部31は、MPU
27からの制御データに基づいて送信信用転送データ格
納メモリ回路32に記憶されているDMAC28から出
力される送信のための転送データD1を入力する。そし
て、プロトコル制御回路部31は、ヘッダを付加して第
1及び第2入出力インタフェース34,35に出力す
る。
【0069】次に、プロトコル制御回路部31内に構成
されたデータ取り込み回路36について説明する。デー
タ取り込み回路36は、第1又は第2の入出力インタフ
ェース34,35を介して入力したデジタルVTR22
及びカラーページプリンタ23からの一定周期毎にシリ
アル転送されてくる新たな転送データD1をストローブ
信号SBを利用してその新たな転送データD1を取り込
み回路である。
【0070】図5は、そのデータ取り込み回路36を示
すブロック回路図である。データ取り込み回路36は、
デコーダ40、第1セット・リセット回路部(以下、第
1SR回路部という)41、第2セット・リセット回路
部(以下、第2SR回路部という)42及び内部クロッ
ク同期回路43とを備えている。デコーダ40は、DS
リンク方式でデジタルVTR22及びカラーページプリ
ンタ23から出力されてくる転送データD1及びストロ
ーブ信号SBをそれぞれデータ線L11及びストローブ
線L12を介して入力する。デコーダ40は、転送デー
タD1とストローブ信号SBの内容に基づいて以下のよ
うな、Lレベル又はHレベルの第1の一致信号DS00、
第2の一致信号DS11、第1の不一致信DS01、第2の
不一致信号DS10を出力する。 (A)転送データD1の内容が「0」とストローブ信号
SBの内容が「0」の時第1の一致信号DS00はLレベ
ル。
【0071】第2の一致信号DS11はHレベル。第1の
不一致信号DS01はHレベル。第2の不一致信号DS10
はHレベル。 (B)転送データD1の内容が「0」とストローブ信号
SBの内容が「1」の時第1の一致信号DS00はHレベ
ル。
【0072】第2の一致信号DS11はHレベル。第1の
不一致信号DS01はLレベル。第2の不一致信号DS10
はHレベル。 (C)転送データD1の内容が「1」とストローブ信号
SBの内容が「0」の時第1の一致信号DS00はHレベ
ル。
【0073】第2の一致信号DS11はHレベル。第1の
不一致信号DS01はHレベル。第2の不一致信号DS10
はLレベル。 (D)転送データD1の内容が「1」とストローブ信号
SBの内容が「1」の時第1の一致信号DS00はHレベ
ル。
【0074】第2の一致信号DS11はLレベル。第1の
不一致信号DS01はHレベル。第2の不一致信号DS10
はHレベル。
【0075】デコーダ40は、第1の一致信号DS00及
び第2の一致信号DS11を第1SR回路部41に出力す
る。又、デコーダ40は、第1の不一致信号DS01及び
第2の不一致信号DS10を第2SR回路部42に出力す
る。
【0076】第1SR回路部41は、メモリ回路41
a、第1ライトポインタ41b及び第1リードポインタ
41cを備えている。メモリ回路41aは、読み出し及
び書き替え可能なメモリ回路であって、4個の第1素子
としての第1〜第4セット・リセット素子(以下、第1
〜第4SR素子という)41a1〜41a4にて構成されて
いる。そして、第1〜第4SR素子41a1〜41a4は、
それぞれセット入力端子には第2の一致信号DS11が入
力され、リセット入力端子には第1の一致信号DS00が
入力されるようになっている。第1〜第4SR素子41
a1〜41a4は、そのセット端子にLレベルの第2の一致
信号DS11が入力されるとセットされ出力端子が「1」
の値となる。又、第1〜第4SR素子41a1〜41a4
は、そのリセット入力端子にLレベルの第1の一致信号
DS00が入力されるとリセットされ出力端子が「0」の
値となる。
【0077】第1ライトポインタ41bは書き込みのた
めのアドレスカウンタであって、該ポインタ41bが示
す値が第1〜第4SR素子41a1〜41a4の中から1つ
を指定するためのアドレスとなる。指定された素子は、
Lレベルの第1又は第2の一致信号DS00,DS11が入
力される。第1ライトポインタ41bは「0」から
「3」の値がカウントできるポインタである。第1ライ
トポインタ41bはLレベルの第1又は第2の一致信号
DS00,DS11がHレベルに立ち上がる毎に「1」づつ
インクリメントされ、内容が「3」の時に新たなLレベ
ルの第1又は第2の一致信号DS00,DS11がHレベル
に立ち上がると「0」となり再び「0」からカウントを
始めるようになっている。
【0078】又、本実施形態では、第1ライトポインタ
41bの値が「0」の時に第1SR素子41a1が、値が
「1」の時に第2SR素子41a2が、値が「2」の時に
第3SR素子41a3が、値が「3」の時に第4SR素子
41a4が、それぞれ書き込みのために指定される。
【0079】第1リードポインタ41cは、読み出しの
ためのアドレスカウンタであって、該ポインタ41cが
示す値が第1〜第4SR素子41a1〜41a4の中から1
つを指定するためのアドレスとなる。指定された素子
は、その出力端子から保持している内容が出力される。
第1リードポインタ41cは「0」から「3」の値がカ
ウントできるポインタである。第1リードポインタ41
cは第1イネーブル信号EN1が入力されている状態で
内部クロックCLKの立ち上がり信号を入力するたび毎
に「1」づつインクリメントされ、内容が「3」の時に
新たな内部クロックCLKが入力されると「0」となり
再び「0」からカウントを始める。
【0080】そして、本実施形態では、第1リードポイ
ンタ41cの値が「0」の時に第1SR素子41a1が、
値が「1」の時に第2SR素子41a2が、値が「2」の
時に第3SR素子41a3が、値が「3」の時に第4SR
素子41a4が、それぞれ読み出しのために指定される。
【0081】内部クロックCLKは、本実施形態では、
MPU27のシステムクロック生成回路から出力される
クロック信号である。第2SR回路部42は、メモリ回
路42a、第2ライトポインタ42b及び第2リードポ
インタ42cを備えている。
【0082】メモリ回路42aは、読み出し及び書き替
え可能なメモリ回路であって、4個の第2素子としての
第5〜第8セット・リセット素子(以下、第5〜第8S
R素子という)42a1〜42a4にて構成されている。そ
して、第5〜第8SR素子42a1〜42a4は、それぞれ
セット入力端子には第2の不一致信号DS10が入力さ
れ、リセット入力端子には第1の不一致信号DS01が入
力されるようになっている。第5〜第8SR素子42a1
〜42a4は、そのセット端子にLレベルの第2の不一致
信号DS10が入力されるとセット状態になりその出力端
子が「1」の値の値になる。又、第5〜第8SR素子4
2a1〜42a4は、そのリセット入力端子にLレベルの第
1の不一致信号DS01が入力されると、リセット状態と
なり出力端子が「0」の値となる。
【0083】第2ライトポインタ42bは書き込みのた
めのアドレスカウンタであって、該ポインタ42bが示
す値が第5〜第8SR素子42a1〜42a4の中から1つ
を指定するためのアドレスとなる。指定された素子は、
Lレベルの第1又は第2の不一致信号DS01,DS10が
入力される。第2ライトポインタ42bは「0」から
「3」の値がカウントできるポインタである。第2ライ
トポインタ42bはLレベルの第1又は第2の不一致信
号DS01,DS10がHレベルに立ち上がる毎に「1」づ
つインクリメントされ、内容が「3」の時に新たなLレ
ベルの第1又は第2の不一致信号DS01,DS10がHレ
ベルに立ち上がると「0」となり再び「0」からカウン
トを始めるようになっている。
【0084】又、本実施形態では、第2ライトポインタ
42bの値が「0」の時に第5SR素子42a1が、値が
「1」の時に第6SR素子42a2が、値が「2」の時に
第7SR素子42a3が、値が「3」の時に第8SR素子
42a4が、それぞれ書き込みのために指定される。
【0085】第2リードポインタ42cは、読み出しの
ためのアドレスカウンタであって、該ポインタ42cが
示す値が第5〜第8SR素子42a1〜42a4の中から1
つを指定するためのアドレスとなる。指定された素子
は、その出力端子から保持している内容が出力される。
第2リードポインタ42cは「0」から「3」の値がカ
ウントできるポインタである。第2リードポインタ42
cは第2イネーブル信号EN2が入力されている状態で
内部クロックCLKの立ち上がり信号を入力するたび毎
に「1」づつインクリメントされ、内容が「3」の時に
新たな内部クロックCLKが入力されると「0」となり
再び「0」からカウントを始める。
【0086】そして、本実施形態では、第2リードポイ
ンタ42cの値が「0」の時に第5SR素子42a1が、
値が「1」の時に第6SR素子42a2が、値が「2」の
時に第7SR素子42a3が、値が「3」の時に第8SR
素子42a4が、それぞれ読み出しのために指定される。
【0087】内部クロック同期回路43は、第1SR回
路部41の第1ライトポインタ41b及び第1リードポ
インタ41cの内容を入力する。内部クロック同期回路
43は、両内容に基づいてメモリ回路41aのフル状態
/エンプティ状態を把握してメモリ回路41aの第1〜
第4SR素子41a1〜41a4の出力端子の値の読み出し
を制御する。そして、メモリ回路41aの第1〜第4S
R素子41a1〜41a4の各出力端子からの出力信号D1
evenの読み出しは、第1リードポインタ41cへの第1
イネーブル信号EN1が出力されている時に行われる。
【0088】このようにメモリ回路41aは第1ライト
ポインタ41b及び第1リードポインタ41cの内容に
基づいてその書き込み及び読み出しが1アドレスごとに
シフトされることからFIFO(First In First Out)
形式のメモリとなる。
【0089】又、内部クロック同期回路43は、第2S
R回路部42の第2ライトポインタ42b及び第2リー
ドポインタ42cの内容を入力する。内部クロック同期
回路43は、両内容に基づいてメモリ回路42aのフル
状態/エンプティ状態を把握してメモリ回路42aの第
5〜第8SR素子42a1〜42a4の出力端子の値の読み
出しを制御する。そして、メモリ回路42aの第5〜第
8SR素子42a1〜42a4の各出力端子からの出力信号
D1odd の読み出しは第2リードポインタ42cへの第
2イネーブル信号EN2が出力されている時に行われ
る。
【0090】このようにメモリ回路42aは第2ライト
ポインタ42b及び第2リードポインタ42cの内容に
基づいてその書き込み及び読み出しが1アドレスごとに
シフトされることからFIFO(First In First Out)
形式のメモリとなる。
【0091】そして、内部クロック同期回路43は、内
部クロックCLKに同期して第1及び第2SR回路部4
1,42から出力信号D1even,D1odd を入力し、交
互にプロトコル制御回路部31の内部回路に出力する。
【0092】次に上記のように構成したデータ取り込み
回路36の作用について説明する。今、説明の便宜上、
図6に示すように各時刻t0〜t8において転送データ
D1及びストローブ信号SBのレベルがそれぞれ変化し
てデータ取り込み回路36に入力される場合に従って説
明する。
【0093】図6から明らかなように、デコーダ40
は、時刻t0でLレベルの第1の一致信号DS00、 時刻t1でLレベルの第1の不一致信号DS01、時刻t
2でLレベルの第2の一致信号DS11、時刻t3でLレ
ベルの第2の不一致信号DS10、時刻t4でLレベルの
第1の一致信号DS00、 時刻t5でLレベルの第2の不一致信号DS10、時刻t
6でLレベルの第1の一致信号DS00、時刻t7でLレ
ベルの第2の不一致信号DS10、時刻t8でLレベルの
第2の一致信号DS11、を出力する。
【0094】又、時刻t0においては各ライトポインタ
41b,42bの内容は「0」となっている。時刻t0
において、デコーダ40はLレベルに立ち下がる第1の
一致信号DS00を第1SR回路部41に出力する。この
時、第1ライトポインタ41bの内容は「0」なので、
第1SR素子41a1のリセット入力端子に該第1の一致
信号DS00が入力される。従って、第1SR素子41a1
はリセットし出力端子が「0」の値となる。
【0095】時刻t1において、デコーダ40はLレベ
ルに立ち下がる第1の不一致信号DS01を第2SR回路
部42に出力する。この時、第2ライトポインタ42b
の内容は「0」なので、第5SR素子42a1のリセット
入力端子に該第1の不一致信号DS01が入力される。従
って、第5SR素子42a1はリセットし出力端子が
「0」の値となる。
【0096】尚、このLレベルに立ち下がる第1の不一
致信号DS01が出力されると、前記Lレベルの第1の一
致信号DS00がHレベルに立ち上がり、第1ライトポイ
ンタ41bは、1インクリメントして「1」となる。
【0097】時刻t2において、デコーダ40はLレベ
ルに立ち下がる第2の一致信号DS11を第1SR回路部
41に出力する。この時、第1ライトポインタ41bの
内容は「1」なので、第2SR素子41a2のセット入力
端子に該第2の一致信号DS11が入力される。従って、
第2SR素子41a2はセットし出力端子が「1」の値と
なる。
【0098】尚、このLレベルに立ち下がる第2の一致
信号DS11が出力されると、前記Lレベルの第1の不一
致信号DS01がHレベルに立ち上がり、第2ライトポイ
ンタ42bは、1インクリメントして「1」となる。
【0099】時刻t3において、デコーダ40はLレベ
ルに立ち下がる第2の不一致信号DS10を第2SR回路
部42に出力する。この時、第2ライトポインタ42b
の内容は「1」なので、第6SR素子42a2のセット入
力端子に該第2の不一致信号DS10が入力される。従っ
て、第6SR素子42a2はセットし出力端子が「1」の
値となる。
【0100】尚、このLレベルに立ち下がる第2の不一
致信号DS10が出力されると、前記Lレベルの第2の一
致信号DS11がHレベルに立ち上がり、第1ライトポイ
ンタ41bは、1インクリメントして「2」となる。
【0101】時刻t4において、デコーダ40はLレベ
ルに立ち下がる第1の一致信号DS00を第1SR回路部
41に出力される。この時、第1ライトポインタ41b
の内容は「2」なので、第3SR素子41a3のリセット
入力端子に該第1の一致信号DS00が入力される。従っ
て、第3SR素子41a3はリセットし出力端子が「0」
の値となる。
【0102】尚、このLレベルに立ち下がる第1の一致
信号DS00が出力されると、前記Lレベルの第2の不一
致信号DS10がHレベルに立ち上がり、第2ライトポイ
ンタ42bは、1インクリメントして「2」となる。
【0103】以後、同様に、デコーダ40から交互にL
レベルの一致信号DS00,DS11と不一致信号DS01,
DS10が生成されて対応する第1又は第2SR回路部4
1,42に出力される。そして、それぞれの第1,第2
ライトポインタ41b,42bの内容に従ったSR素子
に書き込む、即ち、セット・リセット動作をさせること
によりその時刻の転送データD1の内容がその選択され
たSR素子に保持される。
【0104】上記のように、第1及び第2SR回路部4
1,42の各SR素子に順次振り分けられた各時刻の転
送データD1は、内部クロックCLK及び内部クロック
同期回路43からの第1及び第2イネーブル信号EN
1,EN2に基づいて読み出される。
【0105】今、時刻t0において、第1及び第2SR
回路部41,42の各リードポインタ41c,42cの
内容は「0」とし、時刻t3までは内部クロック同期回
路43は、第1及び第2イネーブル信号EN1,EN2
のリードポインタ41c,42cへの供給を停止してい
る。従って、各リードポインタ41c,42cの内部ク
ロックCLKの立ち上がりに基づくインクリメントは行
われない。
【0106】その結果、時刻t0において、第1リード
ポインタ41cの「0」の値に基づいて前記Lレベルに
立ち下がる第1の一致信号DS00に応答してリセットさ
れた第1SR素子41a1が指定される。この指定された
第1SR素子41a1の出力端子が示す「0」の値は出力
信号D1evenとして内部クロック同期回路43に出力さ
れる。そして、この第1SR素子41a1の出力端子が示
す「0」の値の出力信号D1evenは、図6に示すよう
に、第1リードポインタ41cの値が「1」となる時刻
t3まで続くことになる。
【0107】時刻t1において、第2リードポインタ4
2cの「0」の内容に基づいて前記Lレベルに立ち下が
る第1の不一致信号DS01に応答してリセットされた第
5SR素子42a1が指定される。この指定された第5S
R素子42a1の出力端子が示す「0」の値は出力信号D
1odd として内部クロック同期回路43に出力される。
【0108】やがて、時刻t3が経過した時に第1イネ
ーブル信号EN1が第1リードポインタ41cに出力さ
れる。そして、時刻t3経過後最初の内部クロックCL
Kの立ち上がりに応答して第1リードポインタ41cは
インクリメントされて「1」の内容になる。
【0109】第1リードポインタ41cの内容が「1」
となると、先の時刻t2において、Lレベルに立ち下が
った第2の一致信号DS11に応答してセットされた第2
SR素子41a2が指定される。この指定された第2SR
素子41a2の出力端子が示す「1」の値は出力信号D1
evenとして内部クロック同期回路43に出力される。
【0110】尚、内部クロック同期回路43は、第1リ
ードポインタ41cがインクリメントされて「1」の内
容とした後は、第1イネーブル信号EN1を一旦消失さ
せる。第1イネーブル信号EN1は、次の内部クロック
CLKがLレベルに立ち下がった後に再び出力され、以
後同様な周期で発生と消失を繰り返すように内部クロッ
ク同期回路43にて制御されている。
【0111】やがて、時刻t4が経過した時に第2イネ
ーブル信号EN2が第2リードポインタ42cに出力さ
れる。そして、時刻t4経過後最初の内部クロックCL
Kの立ち上がりに応答して第2リードポインタ42cは
インクリメントされて「1」の内容になる。
【0112】第2リードポインタ42cの内容が「1」
となると、先の時刻t3において、Lレベルに立ち下が
った第2の不一致信号DS10に応答してセットされた第
6SR素子42a2が指定される。この指定された第6S
R素子42a2の出力端子が示す「1」の値は出力信号D
1odd として内部クロック同期回路43に出力される。
【0113】尚、内部クロック同期回路43は、第2リ
ードポインタ42cがインクリメントされて「1」の内
容とした後は、第2イネーブル信号EN2を一旦消失さ
せる。第2イネーブル信号EN2は、次の内部クロック
CLKがLレベルに立ち下がった後に再び出力され、以
後同様な周期で発生と消失を繰り返すように内部クロッ
ク同期回路43にて制御されている。
【0114】従って、第1リードポインタ41cと第2
リードポインタ42cは、内部クロックCLKに対して
交互にインクリメントされて、両ポインタ41c,42
cにより新たに順次指定されるSR素子の内容は、第1
又は第2SR回路部41,42から交互に出力信号D1
even,D1odd として内部クロック同期回路43に交互
に出力される。
【0115】そして、各時刻毎の転送データD1は、内
部クロック同期回路43に出力信号D1even,D1odd
として入力され内部クロックCLKに同期してプロトコ
ル制御回路部31の内部回路に出力される。
【0116】以上、詳述したように、本実施形態では、
DSリンク方式で出力される転送データD1とストロー
ブ信号SBの内容に基づいてデコーダ40にて、Lレベ
ルの第1,第2の一致信号DS00,DS11と第1,第2
の不一致信号DS01,DS10を生成する。そして、そし
て、生成した第1及び第2の一致信号DS00,DS11と
第1及び第2の不一致信号DS01,DS10は対応する第
1SR回路部41と第2SR回路部42に交互に出力さ
れ、該第1及び第2SR回路部41,42を介して各時
刻毎の転送データD1の内容を出力信号D1even,D1
odd として出力するようにした。
【0117】従って、従来のように転送データD1とス
トローブ信号SBとでクロックCLを生成してそのクロ
ックCLに基づいて各時刻毎の転送データD1を読み出
すといった方式と相違して、セットアップ時間やホール
ドアップ時間といった時間を確保するための回路構成が
ないため、転送データD1の転送速度が高速化しても容
易に対応することができるとともに、高速化に対応した
回路設計変更も容易で低コスト化を図ることができる。
又、プロトコルコントローラ(IPC)26全体からみ
ても、高速化に対応するとともにコスト低減を図ること
ができる。
【0118】又、本実施形態では、メモリ回路41a,
42aを形成し、第1及び第2ライトポインタ41b,
42bの内容に基づいて各時刻毎の転送データD1を保
持させるSR素子を指定するとともに、第1及び第2リ
ードポインタ41c,42cの内容に基づいて各時刻毎
の転送データD1を保持した複数のSR素子から読み出
すSR素子を指定するようにした。従って、デジタルV
TR22及びカラーページプリンタ23とパソコン21
との間で処理速度の差があっても吸収することができ
る。
【0119】しかも、第1ライトポインタ41b(第2
ライトポインタ42b)はデコーダ40の判別動作、即
ち、第1及び第2の一致信号DS00,DS11(第1及び
第2の不一致信号DS01,DS10)のLレベルからHレ
ベルへの立ち上がりに同期してインクリメントするよう
にしたので、同期がとれて確実なセット又はリセット動
作が行われる。
【0120】一方、第1リードポインタ41c(第2リ
ードポインタ42c)は内部クロックCLKと第1イネ
ーブル信号EN1(第2イネーブル信号EN2)に基づ
いて、即ち、各素子の読み出し回数に同期してインクリ
メントするようにしたので、同期がとれて確実にSR素
子のセット又はリセット状態の読み取りが行われる。
【0121】尚、発明の実施の形態は、上記各実施形態
に限定されるものではなく以下のように実施してもよ
い。図7に示すように、第二実施形態で説明した図5に
示すデータ取り込み回路36を2個設け、第1及び第2
データ取り込み回路46,47とする。又、転送データ
D1とストローブ信号SBを入力するセレクタ45を設
ける。そして、セレクタ45は、例えば、図6におい
て、時刻t0,t1,t4,t5,…、の転送データD
1とストローブ信号SBを第1データ取り込み回路46
に振り分け、時刻t2,t3,t6,t7…の転送デー
タD1とストローブ信号SBを第2データ取り込み回路
47に振り分けるようにする。これによって、順次出力
されてくる転送データD1とストローブ信号SBが2個
のデータ取り込み回路46,47で分担することにな
り、転送データの更なる高速転送にも対応することがで
きる。勿論、データ取り込み回路36の数をさらに増加
させて実施してもよいとともに、第一実施形態で説明し
た図1に示すデータ取り込み回路を複数個使用して実施
してもよい。
【0122】上記第二実施形態では、IEEE1394
に準拠したシステムにおけるプロトコルコントローラ2
6に内蔵されたプロトコル制御回路部31に具体化した
が、DSリンク方式の転送データを取り込むものである
ならばどんなものでもよい。
【0123】データ取り込み回路36のみを1チップの
半導体集積回路装置として実施してもよい。上記第二実
施形態のデータ取り込み回路36において、メモリ回路
41a,42aのSR素子の数はそれぞれ4個であった
が、これを100個、1000個といったように適宜変
更して実施してもよい。
【0124】上記実施形態において、第1素子及び第2
素子として各セット・リセット素子11,12,41a1
〜41a4,42a1〜42a4は、第1及び第2一致信号又
は第1及び第2の不一致信号に基づいてセット又はリセ
ット動作する素子であればよく、例えば回路構成が比較
的簡単なRSフリップフロップで実施してもよい。この
時、出力信号D1even,D1odd をセット側出力端子か
ら取り出すことにより、転送データD1の内容と同じ極
性にすることができる。
【0125】上記第二実施形態の内部クロック同期回路
43において、第1ライトポインタ41bの内容と第1
リードポインタ41cの内容を読みとり、常に第1ライ
トポインタ41bの内容が、第1リードポインタ41c
の内容より例えば「2」以上先行している時に、第1イ
ネーブル信号EN1を第1リードポインタ41cに出力
するように構成する。同様に、第2ライトポインタ42
bの内容と第2リードポインタ41cの内容を読みと
り、常に第2ライトポインタ42bの内容が、第2リー
ドポインタ42cの内容より例えば「2」以上先行して
いる時に、第2イネーブル信号EN2を第2リードポイ
ンタ42cに出力するように構成する。そして、第1イ
ネーブル信号EN1(第2イネーブル信号EN2)が出
力されている間、第1リードポインタ41c(第2リー
ドポインタ42c)は内部クロックCLKに応答してそ
の内容をインクリメントするようにして実施しても良
い。
【0126】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、一定周期毎の
転送データの内容を入力し保持するためのセットアップ
時間、ホールドアップ時間等を考慮することなくデータ
の取り込みができ、転送データの転送速度の高速化にも
回路構成の高度な設計変更をすることなく対応すること
ができるとともに、低コストを図るができる。
【0127】請求項2の発明によれば、一定周期毎の転
送データの内容を入力し保持するためのセットアップ時
間、ホールドアップ時間等を考慮することなくデータの
取り込みができ、転送データの転送速度の高速化にも回
路構成の高度な設計変更をすることなく対応することが
できるとともに、低コストを図るができる。
【0128】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
の効果に加えて、複数の第1素子及び第2素子を設けた
ことから、転送データの転送速度と第1素子及び第2素
子から転送データの内容を取り込む速度に差が生じても
吸収することができる。
【0129】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
の効果に加えて、デコーダの判別結果に同期してそれぞ
れセット又はリセット動作させるための第1素子及び第
2素子を指定することができるとともに、読み出し結果
に同期してそれぞれ状態を読み出すための第1素子及び
第2素子を指定することができる。
【0130】請求項5の発明によれば、請求項2乃至4
の発明の効果に加えて、各素子をフリップフロップで構
成したことにより、回路設計がさらに容易となる。請求
項6の発明によれば、このデータ取り込みに際して、一
定周期毎の転送データの内容を入力し保持するためのセ
ットアップ時間、ホールドアップ時間等を考慮すること
なくデータの取り込みができ、転送データの転送速度の
高速化にもコントローラの高度な設計変更をすることな
く対応することができるとともに、コントローラの低コ
スト化を図るができる。
【0131】請求項7の発明によれば、データ取り込み
に際して、一定周期毎の転送データの内容を入力し保持
するためのセットアップ時間、ホールドアップ時間等を
考慮することなくデータの取り込みができ、転送データ
の転送速度の高速化にもプロトコル制御回路部の高度な
設計変更をすることなく対応することができるととも
に、低コスト化を図るができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態のデータ取り込み回路のブロック
回路図。
【図2】データ取り込み回路の動作を説明するためのタ
イムチャート。
【図3】第二実施形態のIEEE1394に準拠したバ
スを用いたシステム構成図。
【図4】パソコン内の構成を説明するためのブロック
図。
【図5】プロトコル制御回路部内のデータ取り込み回路
のブロック回路図。
【図6】データ取り込み回路の作用を説明するためのタ
イムチャート。
【図7】その他のデータ取り込み回路のブロック回路
図。
【図8】DSリンク方式のデータ転送を説明するための
説明図。
【図9】従来のデータ取り込み回路のブロック回路図。
【図10】従来のデータ取り込み回路の動作を示すタイ
ムチャート。
【符号の説明】
10 デコーダ 11 第1セット・リセット素子 12 第2セット・リセット素子 21 パーソナルコンピュータ(パソコン) 26 IEEEプロトコルコントローラ(IPC) 27 マイクロプロセッサユニット(MPU) 31 プロトコル制御回路部 36 データ取り込み回路 40 デコーダ 41 第1セット・リセット回路部 41a メモリ回路 41a1〜41a4 第1〜第4セット・リセット素子 41b 第1ライトポインタ 41c 第1リードポインタ 42 第2セット・リセット回路部 42a メモリ回路 42a1〜42a4 第5〜第8セット・リセット素子 42b 第2ライトポインタ 42c 第2リードポインタ 43 内部クロック同期回路 D1 転送データ SB ストローブ信号 D1even 出力信号 D1odd 出力信号 DS00 第1の一致信号 DS11 第2の一致信号 DS01 第1の不一致信号 DS10 第2の不一致信号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定周期毎にシリアル転送される転送デ
    ータとの間でその内容がその一定周期毎に一致状態と不
    一致状態が交互に発生するストローブ信号を用いて前記
    転送データの一定周期毎の内容を取り込むデータ取り込
    み方法において、 前記転送データとストローブ信号の内容が一致状態のと
    きには、2通りの一致状態の中のいずれの一致状態かに
    基づいてセット又はリセット動作する第1素子を動作さ
    せ、 不一致状態のときには2通りの不一致状態の中のいずれ
    の不一致状態かに基づいてセット又はリセット動作する
    第2素子を動作させ、 その第1素子と第2素子の状態から転送データの一定周
    期毎の内容を取り込むようにしたデータ取り込み方法。
  2. 【請求項2】 一定周期毎にシリアル転送される転送デ
    ータとの間でその内容がその一定周期毎に一致状態と不
    一致状態が交互に発生するストローブ信号を用いて前記
    転送データの一定周期毎の内容を取り込むデータ取り込
    み回路において、 前記転送データとストローブ信号を入力し、両内容が一
    致状態か不一致状態を判別するとともに、一致状態のと
    きには2通りの一致状態の中のいずれの一致状態か、不
    一致状態のときには2通りの不一致状態の中のいずれの
    不一致状態かを判別するデコーダと、 前記デコーダが一致状態と判別し、その一致状態が2通
    りの一致状態の中のいずれの一致状態かを判別した時、
    その判別結果に基づいてセット又はリセット動作し、そ
    のセット又はリセット状態がその一致状態の時の転送デ
    ータの内容と対応する第1素子と、 前記デコーダが不一致状態と判別し、その不一致状態が
    2通りの不一致状態の中のいずれの不一致状態かを判別
    した時、その判別結果に基づいてセット又はリセット動
    作し、そのセット又はリセット状態がその不一致状態の
    時の転送データの内容と対応する第2素子とを備えたデ
    ータ取り込み回路。
  3. 【請求項3】 一定周期毎にシリアル転送される転送デ
    ータとの間でその内容がその一定周期毎に一致状態と不
    一致状態が交互に発生するストローブ信号を用いて前記
    転送データの一定周期毎の内容を取り込むデータ取り込
    み回路において、 前記転送データとストローブ信号を入力し、両内容が一
    致状態か不一致状態を判別するとともに、一致状態のと
    きには2通りの一致状態の中のいずれの一致状態か、不
    一致状態のときには2通りの不一致状態の中のいずれの
    不一致状態かを判別するデコーダと、 前記デコーダが一致状態と判別し、その一致状態が2通
    りの一致状態の中のいずれの一致状態かを判別した時、
    その判別結果に基づいてセット又はリセット動作し、そ
    のセット又はリセット状態がその一致状態の時の転送デ
    ータの内容と対応する複数個の第1素子と、 前記デコーダが不一致状態と判別し、その不一致状態が
    2通りの不一致状態の中のいずれの不一致状態かを判別
    した時、その判別結果に基づいてセット又はリセット動
    作し、そのセット又はリセット状態がその不一致状態の
    時の転送データの内容と対応する複数個の第2素子と前
    記複数個の第1素子の中からセット又はリセット動作さ
    せるための第1素子を指定する第1ライトポインタと、 前記複数個の第2素子の中からセット又はリセット動作
    させるための第2素子を指定する第2ライトポインタ
    と、 前記複数個の第1素子の中からセット又はリセット状態
    を読み出すための第1素子を指定する第1リードポイン
    タと、 前記複数個の第2素子の中からセット又はリセット状態
    を読み出すための第2素子を指定する第2リードポイン
    タとを備えたデータ取り込み回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のデータ取り込み回路に
    おいて、 前記第1ライトポインタは、前記デコーダが一致状態と
    判別した判別動作回数をカウントし、そのカウント値に
    基づいてセット又はリセット動作させるための第1素子
    が指定されるものであり、 前記第2ライトポインタは、前記デコーダが不一致状態
    と判別した判別動作数をカウントし、そのカウント値に
    基づいてセット又はリセット動作させるための第2素子
    が指定されるものであり、 前記第1リードポインタは、読み出された第1素子の読
    み出し回数をカウントし、そのカウント値に基づいて読
    み出す第1素子が指定されるものであり、 前記第2リードポインタは、読み出された第2素子の読
    み出し回数をカウントし、そのカウント値に基づいて読
    み出す第2素子が指定されるものであるデータ取り込み
    回路。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれか1に記載のデ
    ータ取り込み回路において、前記第1素子及び第2素子
    は、RSフリップフロップであるデータ取り込み回路。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれか1に記載のデ
    ータ取り込み回路を内蔵したIEEE1394用プロト
    コルコントローラ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のIEEE1394用プ
    ロトコルコントローラにおいて、 そのプロトコルコントローラには、プロトコル制御回路
    部、送信用転送データ格納メモリ回路、受信用転送デー
    タ格納メモリ回路、及び、複数の入出力インタフェース
    が備えられ、前記プロトコル制御回路部に前記データ取
    り込み回路が形成されているているIEEE1394用
    プロトコルコントローラ。
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