JPH10303866A - 受信装置及び受信方法 - Google Patents

受信装置及び受信方法

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JPH10303866A
JPH10303866A JP9111479A JP11147997A JPH10303866A JP H10303866 A JPH10303866 A JP H10303866A JP 9111479 A JP9111479 A JP 9111479A JP 11147997 A JP11147997 A JP 11147997A JP H10303866 A JPH10303866 A JP H10303866A
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JP
Japan
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erasure
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bits
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Application number
JP9111479A
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Inventor
Izumi Hatakeyama
泉 畠山
Tetsuya Naruse
哲也 成瀬
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to CNB981024815A priority patent/CN1192535C/zh
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/37Decoding methods or techniques, not specific to the particular type of coding provided for in groups H03M13/03 - H03M13/35
    • H03M13/39Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes
    • H03M13/41Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes using the Viterbi algorithm or Viterbi processors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0071Use of interleaving
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
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    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】所定位置の情報が所定の置換情報に置換された
データを簡易な回路構成で消失処理し、この結果得られ
る第1の消失情報付加データを従来と同等に復号し得る
ようにする。 【解決手段】本発明は、消失処理手段により受信手段に
おいて受信された受信データの情報を所定の軟判定シン
ボルに変換し、かつ置換により情報が消失したことを表
す特定の軟判定シンボルに置換情報を変換して第1の消
失情報付加データを生成し、これをデインタリーブ手段
を介して復号手段により復号することにより、従来必要
とされた置換位置の変換テーブルや演算回路を用いずに
従来と同様に置換位置に消失情報を位置させ、かくして
受信データを簡易な回路構成で消失処理し、この結果得
られる第1の消失情報付加データを従来と同等に復号し
得る受信装置及び受信方法を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図11) 発明の実施の形態(図1〜図11) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は受信装置及び受信方
法に関し、例えばデイジタル方式の携帯電話システムの
通信端末及び当該通信端末におけるデータの受信方法に
適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】近年、デイジタル方式の携帯電話システ
ムを構成する基地局と通信端末との無線接続方式として
CDMA(Code Division Multiple Access )と呼ばれ
る方式がある。
【0005】CDMA方式は、通信機械工業会(TIA:Te
lecommunications Industry Association )により標準
化(標準規格IS-95 )され、基地局と通信端末との間の
無線区間では1種類の伝送速度(以下、これを無線伝送
速度と呼ぶ)を使用し、通信端末内部におけるデータの
送信処理には当該無線伝送速度の1/n(nは任意の整
数値)となる複数種類の伝送速度(以下、これを送信処
理速度と呼ぶ)から回線品質及び当該データの品質等に
応じた送信処理速度を選択して使用するように規定され
ている。
【0006】またCDMA方式では、通信端末からデー
タを送信する場合、パンクチヤド・ビタビ復号方式に基
づいて、連続する複数シンボルからなるデータを当該シ
ンボルを規則的に間引いて送信し得るように規定されて
おり、これにより送信されるデータ量を減少させて伝送
効率を向上し得るようになされている。
【0007】さらにCDMA方式では、通信端末からデ
ータを送信する場合、連続する各シンボルからなるデー
タの所定位置のシンボルをこれと同じデータ量でなる例
えば送信電力の制御情報(すなわち、パワーコントロー
ルビツト)に置換して送信し得るように規定されてお
り、これにより受信側に制御情報に基づいて送信電力を
制御させて無線区間の送信を最適化させるようになされ
ている。
【0008】ここで実際上通信端末は、データの所定位
置のシンボルを制御情報に置換して送信する場合、送信
対象のデータを畳込み符号化し、かくして得られる符号
化データをインタリーブした後、所定シンボル数毎にそ
れぞれ異なるランダム位置のシンボルを制御情報に置換
して送信する。
【0009】なおこのようなデータを受信した通信端末
は、予め制御情報に置換された位置の情報(以下、これ
を置換位置情報と呼ぶ)を記憶保持しており、当該受信
したデータを軟判定シンボルとして復調し、かくして得
られる復調データから置換位置情報に基づいて制御情報
を間引いく。ただしこのように復調データから制御情報
を間引いたままでは、後段において元のデータよりもデ
ータ量の少ないデータをビタビ復号することになり、正
しくビタビ復号し難くなる。
【0010】従つてこの場合通信端末では、制御情報の
間引かれた復調データを記憶回路に一旦記憶保持させる
と共に、当該記憶回路に制御情報により本来のシンボル
が消失したことを表す消失情報を一旦記憶保持させる。
この状態において、記憶回路に記憶保持させた復調デー
タの各シンボルを記憶保持させたときとは異なる順番で
読み出すと共に、その制御情報が間引かれた位置(以
下、これを消失シンボル位置と呼ぶ)に消失情報を挿入
するように読み出すことによりデインタリーブし、かく
して得られた元のデータと同等なデータ量のデータをビ
タビ復号する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような通
信端末においては、記憶回路に記憶保持させた復調デー
タ及び消失情報を読み出してデインタリーブしながら当
該消失情報を消失シンボル位置に挿入することにより、
置換位置情報をデインタリーブ後の新たな置換位置に変
換する変換テーブル又は演算回路が必要となり、消失処
理を実行する回路の規模が増大する問題があつた。
【0012】また通信端末では、デインタリーブ時に復
調データ及び消失情報を記憶回路に記憶保持させること
により、受信するデータの各シンボルが有するビツト数
が比較的多い受信データを受信した場合に当該シンボル
のビツト数に応じて比較的大容量の記憶回路が必要とな
る。このような場合にはさらに、消失処理を実行する回
路の規模が増大する問題があつた。
【0013】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、所定位置の情報が所定の置換情報に置換されたデー
タを簡易な回路構成で消失処理し、この結果得られる第
1の消失情報付加データを従来と同等に復号し得る受信
装置及び受信方法を提案しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、受信装置において、送信されたデ
ータを受信し、得られた受信データを送出する受信手段
と、受信データの情報を所定の軟判定シンボルに変換
し、かつ置換により情報が消失したことを表すように設
定された特定の軟判定シンボルに置換情報を変換して第
1の消失情報付加データを生成する消失処理手段と、第
1の消失情報付加データをデインタリーブし、得られた
第2の消失情報付加データを送出するデインタリーブ手
段と、第2の消失情報付加データを復号する復号手段と
を設けるようにした。
【0015】この結果、従来必要とされた置換位置の変
換テーブルや、当該置換位置を変換する演算回路を除い
て構成した回路により、従来と同様に置換位置に消失情
報を位置させることができる。
【0016】また本発明においては、受信方法におい
て、送信されたデータを受信し、当該受信した受信デー
タの情報を所定の軟判定シンボルに変換し、かつ置換に
より情報が消失したことを表すように設定された特定の
軟判定シンボルに置換情報を変換して第1の消失情報付
加データを生成し、当該第1の消失情報付加データをデ
インタリーブして第2の消失情報付加データを得てこれ
を復号するようにした。
【0017】この結果、従来必要とされた置換位置の変
換テーブルや、当該置換位置を変換する演算回路を用い
ずに従来と同様に置換位置に消失情報を位置させること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0019】図1において、1は全体として本発明が適
用された通信端末を示し、通話時、マイクロフオン(マ
イク)2によつて集音されたユーザの音声が音声信号S
1に変換されて送受話器3に送出され、当該音声信号S
1が送受話器3によつてインターフエイス変換されて音
声コーデツク4に送出される。
【0020】音声コーデツク4は、回線品質及び音声信
号S1の品質等を検出し、予め設定された9600〔bps 〕
程度及び4800〔bps 〕程度の2種類の送信処理速度から
当該検出結果に応じた送信処理速度を選択して使用する
ようになされている。このようにして音声コーデツク4
は、送信処理速度を選択して切り換える毎に、そのとき
選択した送信処理速度からなる音声信号S1をデイジタ
ル化し、かくして得られる音声データD1をチヤネルコ
ーデツク5のチヤネルエンコーダ6に送出する。これに
加えて音声コーデツク4は、送信処理速度を選択して切
り換える毎に当該選択した送信処理速度を表す速度情報
データD2を生成してこれをコントローラ7に送出す
る。
【0021】コントローラ7は、速度情報データD2に
応じた送信処理制御データD3を生成し、これをチヤネ
ルエンコーダ6に送出することにより、当該チヤネルエ
ンコーダ6を送信処理速度に応じた送信処理を実行させ
るように制御する。
【0022】チヤネルエンコーダ6は、コントローラ7
の制御に基づいて、音声データD1に当該コントローラ
7から入力される通信制御データD4を付加して畳込み
符号化し、得られる符号化データをインタリーブする。
このときチヤネルエンコーダ6では、コントローラ7か
ら制御情報が制御情報データD5として入力されてお
り、これによりインタリーブして得られたデータの所定
位置を当該制御情報データD5が表す制御情報に置換
し、かくして得られた置換データD6を送信機8に送出
する。
【0023】送信機8は、シンセサイザ9から送信周波
数を制御する周波数制御信号S2が入力されており、置
換データD6を周波数制御信号S2に基づいて所定フオ
ーマツトで変調し、かくして得られる送信データD7を
送受共用器10と、アンテナ11とを順次介して基地局
(図示せず)に 19200〔bps 〕程度の無線伝送速度で周
期的(例えば1周期は20〔msec〕程度でなる)に連続さ
せて(以下、これをバースト状と呼ぶ))送信する。
【0024】またこのとき通信端末1は、基地局から 1
9200〔bps 〕程度の無線伝送速度でバースト状(上述と
同様に1周期は20〔msec〕程度でなる)に送信された送
信データ(以下、これを受信データと呼ぶ)D8をアン
テナ11と、送受共用器10とを順次介して受信機12
に受信する。なお通信端末1で受信した受信データD8
は、9600〔bps 〕程度又は4800〔bps 〕程度の送信処理
速度からなるデータが上述と同様に送信処理されてな
る。
【0025】受信機12は、シンセサイザ9から受信周
波数を制御する周波数制御信号S3が入力されており、
受信データD8を周波数制御信号S3に基づいて所定フ
オーマツトで復調する。これに加えて受信機12は、予
め制御情報の置換位置情報を記憶保持しており、当該置
換位置情報に基づいて復調データD9に含まれる制御情
報を制御情報データD10としてコントローラ7に送出
すると共に、当該復調データD9をチヤネルデコーダ1
3に送出する。
【0026】チヤネルデコーダ13は、コントローラ7
から入力される受信処理制御データD11に基づいて全
体が制御され、送信側での送信処理速度が不明なために
復調データD9に対して送信処理速度と同じ9600〔bps
〕程度及び4800〔bps 〕程度の2種類の伝送速度(以
下、これを受信処理速度と呼ぶ)に応じた受信処理を実
行する。この場合チヤネルデコーダ13は、復調データ
D9を受信処理速度毎にデインタリーブすると共に、ビ
タビ復号法により誤り訂正復号し、かくして得られる2
種類の復号データからそれぞれこれらを構成する音声デ
ータD12及びD13を抽出して音声コーデツク4に送
出する共に、通信制御データD14及びD15を抽出し
てこれをコントローラ7に送出する。
【0027】このときコントローラ7は、チヤネルデコ
ーダ13から2種類の受信処理毎に所定の処理結果情報
が入力されており、当該処理結果情報に基づいて送信側
での送信処理速度を推定してこの推定結果を表す推定速
度データD16を音声コーデツク4に送出すると共に、
当該送信処理速度の推定結果に基づいて2つの通信制御
データD14及びD15のうち、対応する通信制御デー
タD14又はD15を選択する。
【0028】音声コーデツク4は、推定速度データD1
6に基づいて2つの音声データD12及びD13のう
ち、対応する音声データD12又はD13を選択すると
共に、当該選択した音声データD12又はD13をアナ
ログ化し、かくして得られる音声信号S5を送受話器3
を介してインターフエイス変換してスピーカ14に送出
する。これにより通信端末1ではスピーカ14から音声
信号S5に基づく通話相手の音声を発生させ、かくして
ユーザに通話相手との音声通話を実現させることができ
る。
【0029】なおコントローラ7は、音声データD1に
付加する通信制御データD4を生成し、かつ選択した通
信制御データD14又はD15を解読して呼の設定、解
除及び維持を実行すると共に、キー/デイスプレー15
のI/O制御を実行する。これに加えてコントローラ7
は、送信周波数及び受信周波数を制御するシンセサイザ
9を制御する。
【0030】ここで図1との対応部分に同一符号を付し
た図2及び図3に示すように、まずデータ送信時、チヤ
ネルエンコーダ6においては、音声コーデツク4から96
00〔bps 〕程度又は4800〔bps 〕程度の送信処理速度か
らなる音声データD1がCRCジエネレータ20に入力
される。
【0031】CRCジエネレータ20は、まず9600〔bp
s 〕程度の送信処理速度からなる音声データD1が入力
された場合、当該音声データD1にコントローラ7から
入力される通信制御データD4を付加して合計で 172ビ
ツトの原データを生成すると共に、当該生成した原デー
タから次式(1)
【0032】
【数1】
【0033】で表される生成多項式G1(x)を用いて
12ビツトのCRC符号を生成してこれを原データに付加
することにより 184ビツトのデータを生成する。この後
CRCジエネレータ20は、 184ビツトのデータに0で
なる8ビツトのテールビツトを付加することにより 192
ビツトの符号付加データD20を生成してこれを畳込み
符号器21に送出する。
【0034】またCRCジエネレータ20は、4800〔bp
s 〕程度の送信処理速度からなる音声データD1が入力
された場合、当該音声データD1にコントローラ7から
入力される通信制御データD4を付加して合計で80ビツ
トの原データを生成すると共に、当該生成した原データ
から次式(2)
【0035】
【数2】
【0036】で表される生成多項式G2(x)を用いて
8ビツトのCRC符号を生成してこれを原データに付加
することにより88ビツトのデータを生成する。この後C
RCジエネレータ20は、88ビツトのデータに0でなる
8ビツトのテールビツトを付加することにより96ビツト
の符号付加データD21を生成してこれを畳込み符号器
21に送出する。
【0037】畳込み符号器21は、符号付加データD2
0及びD21をそれぞれ予め設定された拘束長k(この
場合は9に設定)及び符号化率R(この場合は 1/2に設
定)に基づいて畳込み符号化し、かくして得られる符号
化データD22及びD23をインタリーバ22に送出す
る。因みに畳込み符号器21は、9600〔bps 〕程度の送
信処理速度からなる 192ビツトの符号付加データD20
から 384シンボルの符号化データD22を生成すると共
に、4800〔bps 〕程度の送信処理速度からなる96ビツト
の符号付加データD21から 192シンボルの符号化デー
タD23を生成する。
【0038】インタリーバ22は、まず9600〔bps 〕程
度の送信処理速度からなる 384シンボルの符号化データ
D22が入力された場合、当該符号化データD22をイ
ンタリーブし、得られる 384シンボルの変換データD2
4を置換処理回路23に送出する。またインタリーバ2
2は、4800〔bps 〕程度の送信処理速度からなる 192シ
ンボルの符号化データD23が入力された場合、当該符
号化データD23をインタリーブし、この後順次1シン
ボルのデータを2回繰り返すようにして 384シンボルの
変換データD25を生成して置換処理回路23に送出す
る。このようにしてインタリーバ22は、送信処理速度
に係わらずに見かけ上同じシンボル数でなる変換データ
D24及びD25を生成する。
【0039】置換処理回路23は、予め置換位置情報が
記憶保持された記憶回路を有し、当該置換位置情報に基
づいて変換データD24及びD25のそれぞれ所定位置
のシンボルを制御情報に置換し、かくして得られる置換
データD6を送信機8に送出する。
【0040】ここで図4に示すように、送信処理におけ
るデータのフオーマツトは、上述したように畳込み符号
化やインタリーブ等の送信処理を重ねる毎に順次異なる
ものとなる。なお置換位置情報は、例えば32シンボル
毎に異なる任意の1シンボルを置換するように設定され
ている。
【0041】一方、図2、及び図1との対応部分に同一
符号を付して示す図5に示すように、データの受信時、
受信機12からは順次 384シンボルの復調データD9が
出力されており、当該復調データD9はチヤネルデコー
ダ13の消失処理回路25に入力される。
【0042】消失処理回路25は、上述した受信機12
と同様の置換位置情報を記憶保持しており、当該置換位
置情報に基づいて 384シンボルの復調データD9毎に置
換位置を検出すると共に、当該検出した置換位置の制御
情報を消失情報に変換し、かくして置換位置に消失情報
が位置する 384シンボルの第1の消失情報付加データD
26をデインタリーバ26に送出する。
【0043】デインタリーバ26は、内部に記憶回路を
有し、順次入力される 384シンボルの第1の消失情報付
加データD26を記憶回路に一旦記憶保持させると共
に、当該記憶回路に記憶保持させた第1の消失情報付加
データD26の各シンボルを記憶保持したときとは異な
る所定の順番で読み出すようにしてデインタリーブす
る。
【0044】実際上デインタリーバ26は、記憶回路か
ら第1の消失情報付加データD26を読み出す場合、ま
ず 384シンボルの第1の消失情報付加データD26を96
00〔bps 〕程度の受信処理速度を使用して読み出すと共
に、この後同じ 384シンボルの第1の消失情報付加デー
タD26を4800〔bps 〕程度の受信処理速度を使用して
読み出す(すなわち、記憶回路から 384シンボルの1つ
の第1の消失情報付加データD26を受信処理速度を換
えて2回読み出す)。このようにしてデインタリーバ2
6は、第1の消失情報付加データD26をデインタリー
ブし、かくして得られた第2の消失情報付加データD2
7をデインタリーブに使用した2種類の受信処理速度で
ビタビ復号器27に送出する。
【0045】ビタビ復号器27は、第2の消失情報付加
データD27が9600〔bps 〕程度の受信処理速度で入力
された場合には当該第2の消失情報付加データD27を
384シンボルのデータのままビタビ復号し、また第2の
消失情報付加データD27が4800〔bps 〕程度の受信処
理速度で入力された場合には当該第2の消失情報付加デ
ータD27( 384シンボルからなる)を 192シンボルの
データに変換してこれをビタビ復号する。
【0046】実際上ビタビ復号器27は、ビタビアルゴ
リズムを用いて拘束長kが9及び符号化率Rが1/2に
設定された最尤復号を実行するようになされており、第
1の消失情報付加データD27が9600〔bps 〕程度の受
信処理速度で入力されると、これをビタビ復号した後テ
ールビツトを取り除くようにして 184ビツトの復号デー
タD28を生成し、第2の消失情報付加データD27が
4800〔bps 〕程度の受信処理速度で入力されると、これ
を 192シンボルのデータに変換した後ビタビ復号し、テ
ールビツトを取り除くようにして88ビツトの復号データ
D29を生成する。このようにして生成された復号デー
タD28及びD29は、それぞれ誤り検出器28に送出
される。
【0047】なおビタビ復号器27は、ビタビ復号処理
により得られるデータ系列の最尤のパスメトリツク(復
号されて得られるデータ系列の確からしさを数値化して
表した値)をパスメトリツクデータD30とし、これを
送信処理速度の推定に用いられる処理結果情報の1つと
してコントローラ7に送出する。
【0048】誤り検出器28は、まず9600〔bps 〕程度
の受信処理速度で復号データD28が入力された場合、
当該復号データD28を上述した式(1)に示す生成多
項式G1(x)を用いて誤り検出し、かくして得られる
検出結果を誤り検出データD31としてコントローラ7
に送出する。これに加えて誤り検出器28は、復号デー
タD28からCRC符号が付加されていると推定される
部分のデータを取り除き、かくして得られる 172ビツト
の原データから音声データD12を抽出してこれを音声
コーデツク4に送出すると共に、当該原データから通信
制御データD14を抽出してこれをコントローラ7に送
出する。
【0049】また誤り検出器28は、4800〔bps 〕程度
の受信処理速度で復号データD29が入力された場合、
当該復号データD29を上述した式(2)に示す生成多
項式G2(x)を用いて誤り検出し、かくして得られる
検出結果を誤り検出データD32としてコントローラ7
に送出する。これに加えて誤り検出器28は、復号デー
タD29からCRC符号が付加されていると推定される
部分のデータを取り除き、かくして得られる80ビツトの
原データから音声データD13を抽出してこれを音声コ
ーデツク4に送出すると共に、当該原データから通信制
御データD15を抽出してこれをコントローラ7に送出
する。
【0050】なおコントローラ7は、ビタビ復号器27
による2種類の受信処理(ビタビ復号)によりそれぞれ
得られるパスメトリツクデータD30に加えて、誤り検
出データD31及びD32を処理結果情報として用いる
ことにより、当該パスメトツリクデータD30及び誤り
検出データD31及びD32に基づいて送信処理速度を
推定する。
【0051】ここで消失処理回路25では、受信機12
から入力される復調データD9が16値軟判定データから
なり、当該復調データD9の置換位置に位置する制御情
報を軟判定シンボルが0でなる消失情報に変換すると共
に、当該制御情報以外の復調データ部分を16値軟判定デ
ータから14値軟判定データに変換することにより、当該
14値軟判定データ及び消失情報からなる第1の消失情報
付加データD26を生成し得るようになされている。
【0052】まず図6に示すように、復調データD9
は、各シンボルがそれぞれ4ビツトでなり、当該4ビツ
トのうち最上位ビツト(bit3)により0又は1の極性を
表し、下位3ビツト(bit2からbit0)によりその極性の
信頼性を表す。なお極性が0の場合には、下位3ビツト
が111 で最も信頼性が高く(High)、当該下位3ビツト
が000 で最も信頼性が低い(Low )ことを表す。また極
性が1の場合には、下位3ビツトが000 で最も信頼性が
高く(High)、当該下位3ビツトが111 で最も信頼性が
低い(Low )ことを表す。
【0053】因みにこのような復調データD9において
は、各シンボルの極性が0又は1であるメトリツク(確
からしさ)を0を最尤のメトリツクとした16値を用いて
表すと、極性が0で信頼性が最も高い場合(下位3ビツ
トが111 )に当該極性が0であるメトリツク( BM0)を
0と表し、かつ極性が1であるメトリツク( BM1)をF
と表すことができると共に、極性が1で信頼性が最も高
い場合(下位3ビツトが 000)に当該極性が0であるメ
トリツクをFと表し、かつ極性が1であるメトリツクを
0と表すことができる。
【0054】また図7に示すように、消失処理回路25
により生成される第1の消失情報付加データD26は、
上述した復調データD9と同様に各シンボルが4ビツト
でなり、当該4ビツトのうち最上位ビツト(bit3)によ
り0又は1の極性を表し、下位3ビツト(bit2からbit
0)によりその極性の信頼性を表す。
【0055】なおこの場合第1の消失情報付加データD
26では、0でなる軟判定シンボル(すなわち、オール
0)を消失情報に割り当てたことにより、極性が0の場
合には下位3ビツトが 111で最も信頼性が高く(Hig
h)、かつ下位3ビツトが 001で最も信頼性が低い(Low
)ことを表すと共に、極性が1の場合には下位3ビツ
トが 001で最も信頼性が高く(High)、かつ下位3ビツ
トが 111で最も信頼性が低い(Low )ことを表すように
して、極性が1で下位3ビツトが 000のシンボルを使用
しないようにした。
【0056】これに加えて第1の消失情報付加データD
26においては、各シンボルの極性が0又は1であるメ
トリツクを0を最尤のメトリツクとした14値を用いて表
すと、極性が0で信頼性が最も高い場合(下位3ビツト
が 111)に当該極性が0であるメトリツク( BM0)を0
と表し、かつ極性が1であるメトリツク( BM1)をDと
表すことができると共に、極性が1で信頼性が最も高い
場合(下位3ビツトが001)に当該極性が0であるメト
リツクをDと表し、かつ極性が1であるメトリツクを0
と表すことができる。ただし消失情報は、極性が0及び
1の両方のメトリツクを0と表すようにして、他のデー
タと区別する。
【0057】実際上消失処理回路25は、以下に示す消
失処理を実行することにより復調データD9から第1の
消失情報付加データD26を生成することができる。
【0058】すなわち図8に示すように、消失処理回路
25は復調データD9の1シンボル毎にステツプSP1
から消失処理手順RT1を開始してステツプSP2に進
み、当該ステツプSP2において最上位ビツト(bit3)
が表す極性が0であるか否かを判断し、肯定結果を得る
(すなわち極性が0)と、続くステツプSP3に進んで
下位3ビツトに1を加算する。
【0059】次いで消失処理回路25は、ステツプSP
4に進み、1を加算した下位3ビツトの値が7(すなわ
ち、下位3ビツトが 111)よりも大きい値となつたか否
かを判断し、肯定結果を得ると続くステツプSP5にお
いて下位3ビツトを7( 111)に固定し、この後ステツ
プSP6に進む。なお消失処理回路25は、ステツプS
P4において否定結果を得ると下位3ビツトをそのまま
固定してステツプSP6に進む。
【0060】また消失処理回路25は、ステツプSP2
において否定結果を得る(すなわち極性が1)と、ステ
ツプSP7に進んで下位3ビツトの値が0(すなわち下
位3ビツトが 000)であるか否かを判断し、肯定結果を
得ると続くステツプSP8において下位3ビツトの値を
1(すなわち下位3ビツトを 001)に変換し、この後ス
テツプSP6に進む。なお消失処理回路25は、ステツ
プSP7において否定結果を得ると下位3ビツトの値を
そのまま固定してステツプSP6に進む。
【0061】続いて消失処理回路25は、ステツプSP
6において、予め記憶保持している置換位置情報に基づ
いて、現在消失処理している1シンボルが消失情報であ
るか否かを判断し、肯定結果を得る(すなわち消失情報
である)と続くステツプSP9に進んでその1シンボル
の4ビツトを0(すなわち0000)に変換した後、続くス
テツプSP10に進む。また消失処理回路25は、ステ
ツプSP6において否定結果を得る(消失情報以外であ
る)と、その時点で1シンボルが表す4ビツトを新たな
シンボルとして設定してステツプSP10に進む。
【0062】このようにして消失処理回路25は、復調
データD9(16値軟判定データからなる)の1シンボル
を14値軟判定データ又は消失情報に変換し、ステツプS
P10において当該1シンボルに対する消失処理を終了
することにより消失処理手順RT1を終了する。
【0063】かくして消失処理回路25は、 384シンボ
ルの復調データD9が入力される毎に、当該復調データ
D9の各シンボルを順次上述した消失処理手順RT1に
従つて消失処理し、これにより 384シンボルの復調デー
タD9を14値軟判定データ及び消失情報からなる 384シ
ンボルの第1の消失情報付加データD26に変換する。
【0064】このようにして消失処理回路25において
得られた第1の消失情報付加データD26は、デインタ
リーバ26を介して第2の消失情報付加データD27に
変換された後、ビタビ復号器27に入力される。
【0065】ビタビ復号器27は、まず9600〔bps 〕程
度及び4800〔bps 〕程度の受信処理速度でそれぞれ入力
された第2の消失情報付加データD27をビタビ復号の
ために前処理し、かくして得られる受信処理速度に応じ
た2種類の第3の消失情報付加データをそれぞれビタビ
復号する。
【0066】この場合図9に示すように、第3の消失情
報付加データは、上述した第2の消失情報付加データD
27とはデータフオーマツトが異なる14値軟判定データ
及び消失情報からなる。第3の消失情報付加データの各
シンボルは、それぞれ5ビツトでなり、当該5ビツトの
うち、最上位ビツト(Loss)により消失情報か否かを表
し(0は消失情報以外を表し、1は消失情報を表す)、
この下位1ビツト(bit3)により0又は1の極性を表
し、さらに下位3ビツト(bit2からbit0)によりその極
性の信頼性を表す。ただし消失情報は、下位4ビツトが
種々の値を取り得るようになされている。
【0067】なおこの第3の消失情報付加データにおい
て、消失情報以外の各シンボルで極性が0の場合には下
位3ビツトが 110で最も信頼性が高く(High)、かつ下
位3ビツトが 000で最も信頼性が低い(Low )ことを表
すと共に、極性が1の場合には下位3ビツトが 001で最
も信頼性が高く(High)、かつ下位3ビツトが 111で最
も信頼性が低い(Low )ことを表す。また第3の消失情
報付加データでは、極性が0で下位3ビツトが 111を表
すシンボルと、極性が1で下位3ビツトが 000を表すシ
ンボルとを使用しないようにした。
【0068】従つて第3の消失情報付加データにおいて
は、各シンボルの極性が0又は1であるメトリツクを0
を最尤のメトリツクとした14値を用いて表すと、極性が
0で信頼性が最も高い場合(下位3ビツトが 110)に当
該極性が0であるメトリツク( BM0)を0と表し、かつ
極性が1であるメトリツク( BM1)をDと表すことがで
きると共に、極性が1で信頼性が最も高い場合(下位3
ビツトが 001)に当該極性が0であるメトリツクをDと
表し、かつ極性が1であるメトリツクを0と表すことが
できる。ただし消失情報は、極性が0及び1の両方のメ
トリツクを0と表すようにして、他のデータと区別す
る。
【0069】ここでビタビ復号器27では、第2の消失
情報付加データD27が当該ビタビ復号器27に設けら
れたブランチメトリツク演算回路に入力され、当該ブラ
ンチメトリツク演算回路において以下に示す前処理を実
行することにより第2の消失情報付加データD27から
第3の消失情報付加データを生成することができる。
【0070】この場合ブランチメトリツク演算回路は、
前処理部及び当該前処理部を制御する制御部を有し、ま
ず9600〔bps 〕程度の受信処理速度で第2の消失情報付
加データD27が入力されると、当該第2の消失情報付
加データD27を順次1シンボルづつ前処理部に入力さ
せる。これにより図10に示すように、制御部は、ステ
ツプSP20から前処理手順RT2を開始してステツプ
SP21に進み、当該ステツプSP21において入力さ
れた1シンボルが4800〔bps 〕程度の受信処理速度で入
力されたか否かを判断する。この場合制御部は、否定結
果を得ることにより続くステツプSP22に進んでその
シンボルの4ビツトの値を固定すると共に、当該4ビツ
トの最上位ビツトよりも更に上位となる位置に消失情報
以外のシンボルを表す(loss)0を付加し、当該4ビツ
トでなるシンボルを新たな5ビツトでなるシンボルに変
換する。
【0071】次いで制御部は、ステツプSP23に進ん
で前段で得られた新たなシンボルの下位4ビツト(bit3
からbit0)の値が0(すなわち下位4ビツトが0000)で
あるか否かを判断し、肯定結果を得ると消失情報である
と判断して続くステツプSP24において最上位ビツト
(loss)を0から1に換え、この後ステツプSP25に
進む。またこのとき制御部は、ステツプSP23におい
て否定結果を得るとステツプSP25に進む。
【0072】制御部は、ステツプSP25において、新
たなシンボルの極性が0であるか否かを判断し、肯定結
果を得ると続くステツプSP26に進んで下位4ビツト
(bit3からbit0)から1を減算し、この後ステツプSP
27に進む。またこのとき制御部は、ステツプSP25
において否定結果を得るとステツプSP27に進む。こ
のようにして制御部は、9600〔bps 〕程度の受信処理速
度で入力された第2の消失情報付加データD27の1シ
ンボルを上述した図9に示すフオーマツトの14値軟判定
データ又は消失情報に変換し、かくしてステツプSP2
7において当該1シンボルに対する前処理を終了するこ
とにより前処理手順RT2を終了する。
【0073】なお制御部は、9600〔bps 〕程度の受信処
理速度で入力された第2の消失情報付加データD27の
各シンボルに対して順次上述したステツプSP20から
ステツプSP27の前処理を実行し、かくして当該 384
シンボルの第2の消失情報付加データD27から 384シ
ンボルの第3の消失情報付加データを生成する。
【0074】またブランチメトリツク演算回路では、48
00〔bps 〕程度の受信処理速度で第2の消失情報付加デ
ータD27が入力されると、当該第2の消失情報付加デ
ータD27を順次2シンボルづつ前処理部に入力させ
る。これにより図10に示すように、制御部はステツプ
SP20から再び前処理手順RT2を開始してステツプ
SP21に進み、当該ステツプSP21において入力さ
れた2シンボルが4800〔bps 〕程度の受信処理速度で入
力されたか否かを判断する。
【0075】この場合制御部は、肯定結果を得ることに
よりステツプSP28に進んでその2シンボルのうち、
いずれか一方が消失情報(bit3からbit0が0000でなる)
であるか否かを判断する。このとき制御部は、ステツプ
SP28において肯定結果を得る(すなわち消失情報で
ある)とステツプSP29に進んで2シンボル(4ビツ
ト同士)を加算し、得られた4ビツトの最上位ビツトよ
りも更に上位となる位置に消失情報以外のシンボルを表
す(loss)0を付加し、これにより4ビツトでなる2シ
ンボルから新たな5ビツトでなる1シンボルを生成す
る。この後制御部は、上述したステツプSP23からス
テツプSP27までの処理を実行する。
【0076】また制御部は、ステツプSP28において
否定結果を得ると、ステツプSP30に進んで2シンボ
ルの極性が一致するか否かを判断し、肯定結果を得る
(すなわち極性が一致)と、続くステツプSP31に進
んで当該極性が0であるか否かを判断する。ここで制御
部は、ステツプSP31において肯定結果を得る(極性
が0である)と続くステツプSP32において2シンボ
ルの下位3ビツト(bit2からbit0)からそれぞれ1を減
算し、この後ステツプSP33に進む。なお制御部は、
ステツプSP31において否定結果を得ると、ステツプ
SP34に進んで2シンボルの下位3ビツト(bit2から
bit0)をそれぞれ反転させ、この後ステツプSP33に
進む。
【0077】次いで制御部は、ステツプSP33におい
て、前段のステツプSP32又はステツプSP34にお
ける処理で得られた2シンボルの下位3ビツト同士を加
算し、かくして極性が0でなり、かつ下位3ビツトが加
算されて得られた新たな1つのシンボルを生成する。こ
の後制御部は、ステツプSP35に進んで新たなシンボ
ルの下位3ビツトの値が7(すなわち111 )よりも大き
い値であるか否かを判断し、肯定結果を得ると続くステ
ツプSP36において当該下位3ビツトを7(111 )に
固定してステツプSP37に進む。なお制御部は、ステ
ツプSP35において否定結果を得ると新たなシンボル
の下位3ビツトの値をそのまま固定してステツプSP3
7に進む。
【0078】続いて制御部は、ステツプSP37におい
て新たなシンボルの最上位ビツトよりも更に上位となる
位置に消失情報以外のシンボルを表す(loss)0を付加
し、これにより当該新たな4ビツトのシンボルからさら
に5ビツトでなる1シンボルを生成してステツプSP2
7に進む。
【0079】なお制御部は、ステツプSP30において
否定結果を得ると、ステツプSP38に進んで2シンボ
ル(4ビツト同士)を加算し、この結果得られる1つの
シンボルが4ビツトでなる場合には、当該シンボルの最
上位ビツトよりも更に上位となる位置に消失情報以外の
シンボルを表す(loss)0を付加して5ビツトでなるシ
ンボルを生成し、また加算結果により得られる1つのシ
ンボルが5ビツトでなる場合には、当該5ビツトのシン
ボルの最上位ビツトを消失情報以外のシンボルを表す
(loss)0にする。
【0080】この後制御部は、ステツプSP39に進
み、前段で得られた新たなシンボルの下位3ビツト(bi
t2からbit0)の値が0(すなわち下位3ビツトが000 )
であるか否かを判断し、肯定結果を得ると消失情報であ
ると判断して続くステツプSP40において最上位ビツ
ト(loss)を0から1に換え、この後ステツプSP27
に進む。またこのとき制御部は、ステツプSP39にお
いて否定結果を得るとステツプSP27に進む。
【0081】このようにして制御部は、4800〔bps 〕程
度の受信処理速度で入力された第2の消失情報付加デー
タD27の2シンボルから上述した図9に示すフオーマ
ツトでなる1つのシンボルを生成し、かくしてステツプ
SP27において当該2シンボルに対する前処理を終了
することにより前処理手順RT2を終了する。
【0082】因みに制御部は、4800〔bps 〕程度の受信
処理速度で入力された第2の消失情報付加データD27
の2シンボル毎に順次上述した前処理を実行し、かくし
て当該 384シンボルの第2の消失情報付加データD27
から 192シンボルの第3の消失情報付加データを生成す
る。
【0083】実際上図11に示すように、ビタビ復号器
27では、まずデインタリーバ26から2種類の受信処
理速度で出力された第2の消失情報付加データD27が
それぞれブランチメトリツク演算回路30に入力され
る。
【0084】ブランチメトリツク演算回路30は、まず
第2の消失情報付加データD27から上述した前処理手
順RT2(図10)に従つて第3の消失情報付加データ
を生成する。この後ブランチメトリツク演算回路30
は、第3の消失情報付加データの各シンボルの極性が0
であるメトリツク及び極性が1であるメトリツクを求め
ると共に、当該第3の消失情報付加データの順次2シン
ボルが(0、0)、(0、1)(1、0)及び(1、
1)の4種類の符号パターンであるメトリツク(すなわ
ち、ブランチメトリツク)BM(0、0)、BM(0、
1)、BM(1、0)及びBM(1、1)を次式(3)
【0085】
【数3】
【0086】で表されるメトリツク演算式により算出す
る。
【0087】なおブランチメトリツクの算出に用いた2
シンボルのうち、先頭の1シンボルから得られた0であ
るメトリツクをBM0(A)とし、かつ1であるメトリ
ツクをBM1(A)とすると共に、つづく1シンボルか
ら得られた0であるメトリツクをBM0(B)とし、か
つ1であるメトリツクをBM1(B)とする。また消失
情報を表すシンボルでは、極性が0及び1であるメトリ
ツクが上述した図9に示したように双方とも0となる。
このようにしてブランチメトリツク演算回路30は、第
3の消失情報付加データの順次2シンボルから4種類得
られるブランチメトリツクをブランチデータD35とし
てACS(Add Compare Select)演算回路31に送出す
る。
【0088】ACS演算回路31は、いわゆるトレリス
線図に基づいて各時刻毎に複数の状態(以下、これをス
テートと呼ぶ)にそれぞれその前時刻から遷移する2つ
のパスのうち、最尤のパスを選択するようになされてい
る。なおこの場合拘束長Kが9に設定されたトレリス線
図では、各時刻毎に次式(4)
【0089】
【数4】
【0090】で表される 256の独立したステートが存在
する。
【0091】従つてACS演算回路31は、ブランチメ
トリツク演算回路30からブランチデータD35が入力
される毎に当該ブランチデータD35が表す4種類のブ
ランチメトリツクBM(0、0)、BM(0、1)、B
M(1、0)及びBM(1、1)を用いて現時刻の 256
のステートにそれぞれ前時刻から遷移する2のパスのう
ち、最尤のパスを選択(生き残りパスの選択)すると共
に当該選択したパスのパスメトリツクを演算し、かくし
て得られたパスメトリツクをパスデータD36としてパ
スメトリツク記憶部32に送出して記憶保持させる。
【0092】これに加えてACS演算回路31は、最尤
検出器33にもパスデータD36を送出すると共に、選
択したパス(すなわち選択したパスの遷移前のステー
ト)を表すパス選択情報データD37をパス選択情報記
憶部34に送出して記憶保持させる。
【0093】実際には、 256のステートを2桁の16進数
(00からFFまで)を用いて現時刻の新たな(new )
ステートと、その前時刻(old )のステートとをそれぞ
れ00(new )からFF(new )と、00(old )から
FF(old )と表すと共に、当該 256のステートにおけ
る新たなパスメトリツクと、前時刻のパスメトリツクと
をそれぞれS00(new )からSFF(new )と、S0
0(old )からSFF(old )と表し、この状態におい
て例えば新たな00(new )のステートにおけるパスの
選択を考えると、当該00(new )のステートには、そ
の前時刻の00(old )のステートから(0、0)の符
号パターンを生じたパスと、80(old)のステートか
ら(1、1)の符号パターンを生じたパスとが遷移す
る。
【0094】この場合ACS演算回路31では、ブラン
チメトリツク演算回路30からブランチデータD35が
入力されると、パスメトリツク記憶部32から読出し信
号S11に基づいて前時刻のパスメトリツクをパスデー
タD36として読み出し、上述した新たな00(new )
のステートにおける最尤のパスメトリツクを次式(5)
【0095】
【数5】
【0096】で表す演算式によつて求める。
【0097】なおこの場合パスメトリツクは、最尤状態
を0と表し、当該0よりも順次大きい値になる毎にメト
リツクが低くなることを表す。このようにしてACS演
算回路31は、ブランチデータD35が入力される毎に
256のステートのそれぞれ最尤のパスメトリツクを演算
する。
【0098】最尤検出器33は、ACS演算回路31か
ら 256のステート分のパスデータD36が入力される毎
に、当該パスデータD36が表す 256のステート分のパ
スメトリツクから1つの最尤のパスメトリツク(すなわ
ち、一番小さい値のパスメトリツク)を選択すると共
に、当該選択したパスメトリツクを対応するステートの
番号と共に最尤パスデータD38としてデータ推定回路
35に送出する。また最尤検出器33は、第3の消失情
報付加データに対応する最後の 256のステート分のパス
データD36が得られると、最尤パスデータD38をデ
ータ推定回路35に送出すると共に、選択した最尤のパ
スメトリツクを表すパスメトリツクデータD30をコン
トローラ7に送出する。
【0099】データ推定回路35は、最尤パスデータD
38が入力される毎に、これが表すステートの番号に基
づいて読出し信号S12を生成してこれをパス選択情報
記憶部34に送出し、当該ステートの1つ前のステート
まで生き残りパスが遷移した全てのステートをパス選択
データD39として読み出す。これによりデータ推定回
路35は、順次入力される最尤パスデータD38及びそ
れぞれ対応するパス選択データD39に基づいて復号デ
ータD28及びD29を推定(最尤復号を実行)し、得
られた復号データD28及びD29を誤り検出器28に
送出する。
【0100】このようにしてビタビ復号器27では、96
00〔bps 〕程度及び4800〔bps 〕程度の受信処理速度で
それぞれ第2の消失情報付加データD27が入力される
毎にそれぞれ受信処理速度に応じてシンボル数の異なる
第3の消失情報付加データを生成すると共に、当該生成
した第2の消失情報付加データに基づいて復号データD
28及びD29を生成する。
【0101】以上の構成において、通信端末1では、送
信側において所定位置のシンボルを制御情報に置換して
送信された受信データD8を受信すると、当該受信デー
タD8を受信機12により復調し、かくして得られた16
値軟判定データからなる復調データD9を消失処理回路
25により消失処理する。
【0102】この場合消失処理回路25に入力された復
調データD9は、上述した図8に示す消失処理手順RT
1に従つて消失処理され、制御情報以外の各シンボルを
0以外の軟判定シンボルに割り当てて14値軟判定データ
に変換すると共に、制御情報のシンボルを0でなる軟判
定シンボルに変換して消失情報に割り当てることにより
第1の消失情報付加データD26に変換される。
【0103】また消失処理回路25において得られた第
1の消失情報付加データD26は、デインタリーバ26
を介してデインタリーブされることにより第2の消失情
報付加データD27に変換され、この後ビタビ復号器2
7に入力されてビタビ復号される。
【0104】従つてこの通信端末1では、デインタリー
バ26の前段に消失処理回路25を設けるようにし、当
該消失処理回路25において、復調データD9に含まれ
る制御情報のシンボルを0でなる軟判定シンボルに変換
して消失情報に割り当てるようにしたことにより、従来
の通信端末に置換位置を変換するために設けられた変換
テーブルや演算回路を必要とせずに消失処理することが
できる。従つて通信端末1では、従来の通信端末に比べ
て消失処理の回路規模を低減させ、この結果消費電力を
低減させることができる。
【0105】またこの通信端末1では、消失処理回路2
5において復調データD9の制御情報のシンボルを0で
なる軟判定シンボルに変換するようにしたことにより、
従来の通信端末のようにデインタリーブ時にデインタリ
ーバ26の記憶回路に消失情報を記憶保持させる必要が
なく、従つて各シンボルが有するビツト数が比較的多い
受信データD8を受信する場合でも、比較的大容量の記
憶回路を必要とせずに消失処理することができる。
【0106】また通信端末1では、消失情報に0でなる
軟判定シンボルを割り当てるようにしたことにより、ブ
ランチメトリツク演算回路30により4800〔bps 〕程度
の受信処理速度で入力された第2の消失情報付加データ
D27に対して実行される前処理(上述した図10に示
す前処理手順RT2)において、4ビツトからなる2シ
ンボル同士を加算する場合、一方が消失情報であれば桁
上げのない加算を実行することができ、加算処理を容易
にし得る。
【0107】以上の構成によれば、送信側から符号化さ
れてインタリーブされた後、所定位置のシンボルが制御
情報に置換されて送信された受信データD8をアンテナ
11及び送受共用器10を順次介して受信機12に受信
し、消失処理回路25において受信機12により得られ
た復調データD9の制御情報以外の各シンボルを14値軟
判定データに準じた軟判定シンボルに変換すると共に、
当該制御情報のシンボルを0でなる軟判定シンボルに変
換して消失情報に割り当てて第1の消失情報付加データ
D26を生成し、当該生成した第1の消失情報付加デー
タD26をデインタリーバ26を介してデインタリーブ
した後、ビタビ復号器27においてビタビ復号するよう
にしたことにより、従来の通信端末で必要とされた置換
位置の変換テーブルや当該置換位置を変換する演算回路
を用いずに従来の通信端末の場合と同様に置換位置に消
失情報を位置させることができ、かくして受信データD
8を簡易な回路構成で消失処理して得られた第1の消失
情報付加データD26を従来の通信端末の場合と同様に
ビタビ復号し得る通信端末を実現することができる。
【0108】なお上述の実施の形態においては、受信処
理において復調データD9として16値軟判定データを適
用し、第1〜第3の消失情報付加データD26及びD2
7の消失情報以外に14値軟判定データを適用するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、こ
の他種々の多値軟判定データを適用するようにしても良
い。
【0109】また上述の実施の形態においては、第1及
び第2の消失情報付加データD26及びD27において
消失情報を0でなる軟判定シンボルに変換するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、消失
情報をこの他種々の値でなる軟判定シンボルに変換する
ようにしても良い。
【0110】さらに上述の実施の形態においては、置換
情報として制御情報を適用するようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の情報を
置換情報として適用するようにしても良い。
【0111】さらに上述の実施の形態においては、消失
処理回路25において消失処理(上述した図8に示す消
失処理手順RT1)を実行し、ビタビ復号器27のブラ
ンチメトリツク演算回路30において前処理(上述した
図10に示す前処理手順RT2)を実行するようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、消失処
理回路25又はデインタリーバ26において消失処理及
び前処理を組み合わせて実行するようにしても良い。
【0112】さらに上述の実施の形態においては、本発
明の受信装置及び受信方法を所定位置のシンボルが制御
情報に置換されてなる受信データD8を受信する通信端
末1に適用するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、パンクチヤド・ビタビ復号方式が適
用されて規則的にシンボルが間引かれた受信データを受
信する受信装置や、受信データの受信不良により受信機
において復調して得られたデータにシンボルの消失が生
じ、かつ当該受信機が消失シンボル位置を検出し得るよ
うな受信装置等のようにこの他種々の受信装置及びその
受信方法に適用するようにしても良い。
【0113】さらに上述の実施の形態においては、本発
明を受信データD8を一系統で受信する通信端末1に適
用するようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、複数系統で同一の受信データを受信する受信
装置に適用させるようにしても良い。この場合には、本
発明の通信端末よりもさらに回路規模の低減率を向上さ
せることができる。
【0114】さらに上述の実施の形態においては、ブラ
ンチメトリツク演算回路30において第2の消失情報付
加データD27に対する前処理を実行し、かくして得ら
れる第3の消失情報付加データに基づいてブランチメト
リツクを算出するようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、ブランチメトリツク演算回路30
において第2の消失情報付加データD27に基づいてブ
ランチメトリツクを算出するようにしても良い。
【0115】さらに上述の実施の形態においては、送信
されたデータを受信し、得られた受信データD8を送出
する受信手段として、アンテナ11、送受共用器10及
び受信機12を適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、送信されたデータを受信し
得られた受信データを後段に送出することができれば、
この他種々の構成からなる受信手段を適用するようにし
ても良い。
【0116】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、送信され
たデータを受信し、得られた受信データを送出する受信
手段と、受信データの情報を所定の軟判定シンボルに変
換し、かつ置換により情報が消失したことを表すように
設定された特定の軟判定シンボルに置換情報を変換して
第1の消失情報付加データを生成する消失処理手段と、
第1の消失情報付加データをデインタリーブし、得られ
た第2の消失情報付加データを送出するデインタリーブ
手段と、第2の消失情報付加データを復号する復号手段
とを設けるようにしたことにより、従来必要とされた置
換位置の変換テーブルや、当該置換位置を変換する演算
回路を除いて構成した回路で従来と同様に置換位置に消
失情報を位置させることができ、かくして所定位置の情
報が所定の置換情報に置換されたデータを簡易な回路構
成で消失処理し、この結果得られる第1の消失情報付加
データを従来と同等に復号し得る受信装置を実現するこ
とができる。
【0117】また送信されたデータを受信し、当該受信
した受信データの情報を所定の軟判定シンボルに変換
し、かつ置換により情報が消失したことを表すように設
定された特定の軟判定シンボルに置換情報を変換して第
1の消失情報付加データを生成し、当該第1の消失情報
付加データをデインタリーブして第2の消失情報付加デ
ータを得てこれを復号するようにしたことにより、従来
必要とされた置換位置の変換テーブルや、当該置換位置
を変換する演算回路を用いずに従来と同様に置換位置に
消失情報を位置させることができ、かくして所定位置の
情報が所定の置換情報に置換されたデータを簡易な回路
構成で消失処理し、この結果得られる第1の消失情報付
加データを従来と同等に復号し得る受信方法を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信端末の回路構成の実施の形態
を示すブロツク図である。
【図2】チヤネルコーデツクの回路構成を示すブロツク
図である。
【図3】チヤネルコーデツクにおける送信処理の説明に
供するブロツク図である。
【図4】送信処理におけるデータフオーマツトの説明に
供する図表である。
【図5】チヤネルコーデツクにおける受信処理の説明に
供するブロツク図である。
【図6】16値軟判定データからなる復調データの説明に
供する図表である。
【図7】14値軟判定データ及び消失情報からなる第1の
消失情報付加データの説明に供する図表である。
【図8】消失処理回路における消失処理手順を示すフロ
ーチヤートである。
【図9】14値軟判定データ及び消失情報からなる第3の
消失情報付加データの説明に供する図表である。
【図10】ビタビ復号器のブランチメトリツク演算回路
における第2の消失情報付加データの前処理手順を示す
フローチートである。
【図11】ビタビ復号器の回路構成を示すブロツク図で
ある。
【符号の説明】
1……通信端末、7……コントローラ、10……送受共
用器、11……アンテナ、12……受信機、21……畳
込み符号器、23……置換処理回路、25……消失処理
回路、26……デインタリーバ、27……ビタビ復号
器、30……ブランチメトリツク演算回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化されてインタリーブされた後、所定
    位置の情報が所定の置換情報に置換されて送信されたデ
    ータを受信する受信装置において、 送信された上記データを受信し、得られた受信データを
    送出する受信手段と、 上記受信データの情報を所定の軟判定シンボルに変換
    し、かつ上記置換により上記情報が消失したことを表す
    ように設定された特定の軟判定シンボルに上記置換情報
    を変換して第1の消失情報付加データを生成する消失処
    理手段と、 上記第1の消失情報付加データをデインタリーブし、得
    られた第2の消失情報付加データを送出するデインタリ
    ーブ手段と、 上記第2の消失情報付加データを復号する復号手段とを
    具えることを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】上記特定の軟判定シンボルは、値が0でな
    ることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 【請求項3】符号化されてインタリーブされた後、所定
    位置の情報が所定の置換情報に置換されて送信されたデ
    ータを受信する受信方法において、 送信された上記データを受信し、得られた受信データを
    送出する受信ステツプと、 上記受信データの情報を所定の軟判定シンボルに変換
    し、かつ上記置換により上記情報が消失したことを表す
    ように設定された特定の軟判定シンボルに上記置換情報
    を変換して第1の消失情報付加データを生成する消失処
    理ステツプと、 上記第1の消失情報付加データをデインタリーブし、得
    られた第2の消失情報付加データを送出するデインタリ
    ーブステツプと、 上記第2の消失情報付加データを復号する復号ステツプ
    とを具えることを特徴とする受信方法。
  4. 【請求項4】上記消失処理ステツプでは、 上記特定の軟判定シンボルの値が0に設定されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の受信方法。
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