JPH10299231A - 木質床材 - Google Patents
木質床材Info
- Publication number
- JPH10299231A JPH10299231A JP12315297A JP12315297A JPH10299231A JP H10299231 A JPH10299231 A JP H10299231A JP 12315297 A JP12315297 A JP 12315297A JP 12315297 A JP12315297 A JP 12315297A JP H10299231 A JPH10299231 A JP H10299231A
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- Japan
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- woody
- floor material
- slits
- slit
- thickness
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熟練者でなくとも容易に任意の寸法に安全に
切断して短時間に施工できる木質床材を提供する。 【構成】 木質基板の裏面から所定間隔をおいて多数本
のスリットが形成された木質床材であって、スリット底
部の形状を略Ｖ状としたことにより、木質床材を任意の
長さに切断したい場合、鋸切りなどを用いなくともカッ
ターの刃をスリットの底部に当接して容易に直線状に切
断することができる。
切断して短時間に施工できる木質床材を提供する。 【構成】 木質基板の裏面から所定間隔をおいて多数本
のスリットが形成された木質床材であって、スリット底
部の形状を略Ｖ状としたことにより、木質床材を任意の
長さに切断したい場合、鋸切りなどを用いなくともカッ
ターの刃をスリットの底部に当接して容易に直線状に切
断することができる。
Description
【０００１】
【発明の目的】本発明は住宅の床面に施工される木質床
材に関し、その目的とするところは熟練者でなくとも容
易に任意の寸法に安全に切断して短時間に施工できる木
質床材を提供することである。
材に関し、その目的とするところは熟練者でなくとも容
易に任意の寸法に安全に切断して短時間に施工できる木
質床材を提供することである。
【０００２】
【発明の構成】本発明の請求項１記載の構成は、木質基
板の裏面から所定間隔をおいて多数本のスリットが形成
された木質床材であって、スリット底部の形状を略Ｖ状
としたことを特徴とする。
板の裏面から所定間隔をおいて多数本のスリットが形成
された木質床材であって、スリット底部の形状を略Ｖ状
としたことを特徴とする。
【０００３】木質基板は合板、パーティクルボード、Ｍ
ＤＦ、ＬＶＬ、ＬＶＢ、ＯＳＢ等を単体または複合した
もので、厚さは３〜１２ｍｍの範囲で一般に矩形状のも
のが用いられるが特に限定されない。
ＤＦ、ＬＶＬ、ＬＶＢ、ＯＳＢ等を単体または複合した
もので、厚さは３〜１２ｍｍの範囲で一般に矩形状のも
のが用いられるが特に限定されない。
【０００４】表面は任意に突板を貼着してウレタン樹脂
等で塗装仕上げをしたり、化粧紙や化粧樹脂シート等を
貼着して化粧を施してもよい。周縁部には接合用の雄実
と雌実が形成される。
等で塗装仕上げをしたり、化粧紙や化粧樹脂シート等を
貼着して化粧を施してもよい。周縁部には接合用の雄実
と雌実が形成される。
【０００５】木質床材に衝撃緩衝性を付与したり施工下
地面の凹凸を吸収するために、木質基板の裏面に発泡合
成樹脂シートや不織布、発泡ゴム等、その他緩衝性を示
すシート状物を積層してもよい。
地面の凹凸を吸収するために、木質基板の裏面に発泡合
成樹脂シートや不織布、発泡ゴム等、その他緩衝性を示
すシート状物を積層してもよい。
【０００６】また、施工後の下地面との滑りを防止する
ためアスファルト等を添加した高比重樹脂からなるシー
ト状物を積層して自重による安定性を付与してもよい。
いずれもシート状物の厚さは１〜３ｍｍ程度と薄いもの
とする。
ためアスファルト等を添加した高比重樹脂からなるシー
ト状物を積層して自重による安定性を付与してもよい。
いずれもシート状物の厚さは１〜３ｍｍ程度と薄いもの
とする。
【０００７】そして、木質基板の裏面から所定間隔をお
いて底部の形状を略Ｖ状とした多数のスリットを形成す
る。スリットは常用の溝切削装置により行われる。
いて底部の形状を略Ｖ状とした多数のスリットを形成す
る。スリットは常用の溝切削装置により行われる。
【０００８】スリットは木質基板の長手方向や短手方向
など任意の方向に形成する。長手方向と短手方向とに同
時に碁盤目状にスリットを形成すると長さ方向だけでな
く幅方向も容易に任意の寸法に調整することができる。
など任意の方向に形成する。長手方向と短手方向とに同
時に碁盤目状にスリットを形成すると長さ方向だけでな
く幅方向も容易に任意の寸法に調整することができる。
【０００９】スリットの深さは木質基板の厚さの４０〜
７０％の範囲がよい。あまり深いと木質床材の切断はよ
り容易になるが床材としての強度が不足して歩行したと
きに破損したりする。幅は０．５〜１ｍｍ程度でよい。
７０％の範囲がよい。あまり深いと木質床材の切断はよ
り容易になるが床材としての強度が不足して歩行したと
きに破損したりする。幅は０．５〜１ｍｍ程度でよい。
【００１０】また、例えば木質基板を合板とした場合、
スリット方向と直交する方向に繊維が走る単板層は完全
にスリットを形成しておかないと表面から荷重がかかっ
た際、踏み鳴りを生じてしまう。
スリット方向と直交する方向に繊維が走る単板層は完全
にスリットを形成しておかないと表面から荷重がかかっ
た際、踏み鳴りを生じてしまう。
【００１１】このスリット底部の形状を略Ｖ状としたこ
とにより、木質床材を任意の長さに切断したい場合、鋸
を用いなくともカッターの刃の先端をスリットの底部に
当接して容易に直線状に切断したり、カッターである程
度の深さまで切り込んだ後、木質基板を２つに折って切
断することができる。
とにより、木質床材を任意の長さに切断したい場合、鋸
を用いなくともカッターの刃の先端をスリットの底部に
当接して容易に直線状に切断したり、カッターである程
度の深さまで切り込んだ後、木質基板を２つに折って切
断することができる。
【００１２】なお、施工面に確実に固定するために、ス
リット形成面に厚さ１ｍｍ程度の適度な緩衝性を有する
両面粘着テープを貼着したり、部分的にマジックファス
ナーを貼着しておくと着脱自在にできる。
リット形成面に厚さ１ｍｍ程度の適度な緩衝性を有する
両面粘着テープを貼着したり、部分的にマジックファス
ナーを貼着しておくと着脱自在にできる。
【００１３】
（実施例１）図１に示す。木質基板１として厚さ４ｍｍ
のＭＤＦを用い、表面に木目模様が印刷された化粧紙１
ａを貼着している。周縁部には接合用の雄実３と雌実４
を形成している。裏面からは深さ２．５ｍｍで底部をＶ
状としたスリット２が短手方向に２０ｍｍの間隔で多数
本形成している。
のＭＤＦを用い、表面に木目模様が印刷された化粧紙１
ａを貼着している。周縁部には接合用の雄実３と雌実４
を形成している。裏面からは深さ２．５ｍｍで底部をＶ
状としたスリット２が短手方向に２０ｍｍの間隔で多数
本形成している。
【００１４】（実施例２）図２に示す。木質基板１とし
て厚さ５ｍｍの合板を用い、表面に突板１ａを貼着して
ウレタン樹脂で塗装仕上げをしている。周縁部には接合
用の雄実３と雌実４を形成している。裏面からは深さ３
ｍｍで底部をＶ状としたスリット２が短手方向に２０ｍ
ｍの間隔で１プライ目までを切断するように多数本形成
している。さらに、スリット２形成面に厚さ１ｍｍのポ
リエチレン樹脂発泡シート５を貼着している。
て厚さ５ｍｍの合板を用い、表面に突板１ａを貼着して
ウレタン樹脂で塗装仕上げをしている。周縁部には接合
用の雄実３と雌実４を形成している。裏面からは深さ３
ｍｍで底部をＶ状としたスリット２が短手方向に２０ｍ
ｍの間隔で１プライ目までを切断するように多数本形成
している。さらに、スリット２形成面に厚さ１ｍｍのポ
リエチレン樹脂発泡シート５を貼着している。
【００１５】（実施例３）図３に示す。木質基板１とし
て厚さ４ｍｍのＭＤＦを用い、表面に突板１ａを貼着し
てウレタン樹脂で塗装仕上げしている。周縁部には接合
用の雄実３と雌実４を形成している。裏面からは深さ
２．５ｍｍで底部をＶ状としたスリット２が短手方向に
２５ｍｍの間隔で多数本形成している。さらに、スリッ
ト２形成面に厚さ１ｍｍの発泡層を有する両面粘着テー
プ６を貼着している。
て厚さ４ｍｍのＭＤＦを用い、表面に突板１ａを貼着し
てウレタン樹脂で塗装仕上げしている。周縁部には接合
用の雄実３と雌実４を形成している。裏面からは深さ
２．５ｍｍで底部をＶ状としたスリット２が短手方向に
２５ｍｍの間隔で多数本形成している。さらに、スリッ
ト２形成面に厚さ１ｍｍの発泡層を有する両面粘着テー
プ６を貼着している。
【００１６】（実施例４）図４に示す。木質基板１とし
て厚さ５ｍｍの単層パーティクルボードを用い、表面に
木目模様が印刷された化粧紙１ａを貼着している。周縁
部には接合用の雄実３と雌実４を形成している。裏面か
らは深さ３ｍｍで底部をＶ状としたスリット２が短手方
向に２０ｍｍの間隔で多数本形成している。さらに、ス
リット２形成面にマジックファスナー７を貼着してい
る。
て厚さ５ｍｍの単層パーティクルボードを用い、表面に
木目模様が印刷された化粧紙１ａを貼着している。周縁
部には接合用の雄実３と雌実４を形成している。裏面か
らは深さ３ｍｍで底部をＶ状としたスリット２が短手方
向に２０ｍｍの間隔で多数本形成している。さらに、ス
リット２形成面にマジックファスナー７を貼着してい
る。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、スリット底部の形状を
略Ｖ状としたことにより、木質床材を任意の長さに切断
したい場合、鋸切りなどを用いなくともカッターの刃を
スリットの底部に当接して容易に直線状に切断すること
ができる。
略Ｖ状としたことにより、木質床材を任意の長さに切断
したい場合、鋸切りなどを用いなくともカッターの刃を
スリットの底部に当接して容易に直線状に切断すること
ができる。
【００１８】したがって、熟練者でなくとも容易に任意
の寸法に安全に切断して施工できる木質床材を提供する
ことができる。
の寸法に安全に切断して施工できる木質床材を提供する
ことができる。
【図１】本発明の実施例１の木質床材の断面図
【図２】本発明の実施例２の木質床材の断面図
【図３】本発明の実施例３の木質床材の断面図
【図４】本発明の実施例４の木質床材の断面図
【符号の説明】 １ 木質基板 ２ スリット ３ 雄実 ４ 雌実
Claims (1)
- 【請求項１】 木質基板の裏面から所定間隔をおいて多
数本のスリットが形成された木質床材であって、スリッ
ト底部の形状を略Ｖ状とした木質床材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12315297A JPH10299231A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 木質床材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12315297A JPH10299231A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 木質床材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10299231A true JPH10299231A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14853478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12315297A Pending JPH10299231A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 木質床材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10299231A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008075330A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Eidai Co Ltd | 長尺床材の床下地への貼り付け方法および長尺床材 |
| JP2008088801A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-04-17 | Itai Komuten:Kk | 内装建材 |
| CN104411900A (zh) * | 2012-07-02 | 2015-03-11 | 瓦林格地板技术股份有限公司 | 具有减少的重量和材料量的建筑镶板、生产地板镶板的方法和木基地板镶板 |
| US9840849B2 (en) | 2012-07-02 | 2017-12-12 | Ceraloc Innovation Ab | Panel forming |
| US9975267B2 (en) | 2013-08-27 | 2018-05-22 | Valinge Innovation Ab | Method for producing a lamella core |
| US10669724B2 (en) | 2011-08-29 | 2020-06-02 | Ceraloc Innovation Ab | Mechanical locking system for floor panels |
| US11377855B2 (en) | 2019-03-25 | 2022-07-05 | Ceraloc Innovation Ab | Mineral-based panel comprising grooves and a method for forming grooves |
| US11725398B2 (en) | 2019-12-27 | 2023-08-15 | Ceraloc Innovation Ab | Thermoplastic-based building panel comprising a balancing layer |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP12315297A patent/JPH10299231A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008088801A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-04-17 | Itai Komuten:Kk | 内装建材 |
| JP2008075330A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Eidai Co Ltd | 長尺床材の床下地への貼り付け方法および長尺床材 |
| US10669724B2 (en) | 2011-08-29 | 2020-06-02 | Ceraloc Innovation Ab | Mechanical locking system for floor panels |
| US11649642B2 (en) | 2011-08-29 | 2023-05-16 | Ceraloc Innovation Ab | Mechanical locking system for floor panels |
| EP2877649A4 (en) * | 2012-07-02 | 2016-06-01 | Välinge Flooring Technology AB | BUILDING PLATES, METHOD FOR THE PRODUCTION OF FLOOR PLATES, AND WOOD BASED FLOOR PANEL WITH REDUCED WEIGHT AND MATERIAL CONTENT |
| CN104411900B (zh) * | 2012-07-02 | 2017-11-17 | 塞拉洛克创新股份有限公司 | 具有减少的重量和材料量的建筑镶板、生产地板镶板的方法和木基地板镶板 |
| US9840849B2 (en) | 2012-07-02 | 2017-12-12 | Ceraloc Innovation Ab | Panel forming |
| US10619356B2 (en) | 2012-07-02 | 2020-04-14 | Ceraloc Innovation Ab | Panel forming |
| EP3091141A1 (en) * | 2012-07-02 | 2016-11-09 | Ceraloc Innovation AB | Floor panels with reduced weight and material content |
| US11002022B2 (en) | 2012-07-02 | 2021-05-11 | Ceraloc Innovation Ab | Panel forming |
| CN104411900A (zh) * | 2012-07-02 | 2015-03-11 | 瓦林格地板技术股份有限公司 | 具有减少的重量和材料量的建筑镶板、生产地板镶板的方法和木基地板镶板 |
| US11781323B2 (en) | 2012-07-02 | 2023-10-10 | Ceraloc Innovation Ab | Panel forming |
| US9975267B2 (en) | 2013-08-27 | 2018-05-22 | Valinge Innovation Ab | Method for producing a lamella core |
| US11377855B2 (en) | 2019-03-25 | 2022-07-05 | Ceraloc Innovation Ab | Mineral-based panel comprising grooves and a method for forming grooves |
| US11725398B2 (en) | 2019-12-27 | 2023-08-15 | Ceraloc Innovation Ab | Thermoplastic-based building panel comprising a balancing layer |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040421 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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Effective date: 20041117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060316 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060328 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060526 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060718 |
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Effective date: 20070116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |