JPH10291892A - 結晶中の不純物濃度検出方法および単結晶の製造方法並びに単結晶引上げ装置 - Google Patents

結晶中の不純物濃度検出方法および単結晶の製造方法並びに単結晶引上げ装置

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JPH10291892A
JPH10291892A JP9118835A JP11883597A JPH10291892A JP H10291892 A JPH10291892 A JP H10291892A JP 9118835 A JP9118835 A JP 9118835A JP 11883597 A JP11883597 A JP 11883597A JP H10291892 A JPH10291892 A JP H10291892A
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melt
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crystal
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JP9118835A
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Susumu Maeda
進 前田
Hiroshige Abe
啓成 安部
Kazutaka Terajima
一高 寺嶋
Hideo Nakanishi
秀夫 中西
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Coorstek KK
Mitsubishi Materials Silicon Corp
Kagaku Gijutsu Shinko Jigyodan
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Mitsubishi Materials Silicon Corp
Kagaku Gijutsu Shinko Jigyodan
Komatsu Electronic Metals Co Ltd
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結晶中の不純物量を把握できるようにする。 【解決手段】 炉11に温度センサ42を設け、ルツボ
12に収納した融液24の上部の温度を検出し、融液2
0の自由表面44から蒸発する酸素の蒸発状態を検出す
る。これにより、ルツボ12への酸素の溶け込み量との
関係から融液24中の酸素濃度がわかり、融液24から
引上げられるシリコン単結晶40中に取り込まれる酸素
量を知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルツボ中の融液か
ら成長させた結晶中の不純物濃度を検出する方法および
単結晶の製造方法に係り、特にシリコンなどの半導体単
結晶中の不純物濃度の検出方法および単結晶の製造方法
並びに単結晶引上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置に使用されているシリコン単
結晶は、一般に引上げ法(CZ法)、浮遊帯溶融法(F
Z法)または磁界印加引上げ法(MCZ法)によって作
られている。CZ法およびMCZ法は、高純度多結晶シ
リコンを石英のルツボに入れて溶融し、シリコンの融液
からシリコン単結晶を成長させつつ引き上げるようにな
っている。このため、シリコンの融液には、石英ルツボ
からSiO2 が溶け込むことによって酸素が混入する。
この混入した酸素は、融液の流れまたは融液中を拡散し
て結晶直下まで輸送され、結晶の成長界面を通して単結
晶中に取り込まれる。
【0003】CZ法などによって得られたシリコン単結
晶のインゴットは、薄くスライスされてウエハに加工さ
れるが、結晶中に取り込まれた酸素がウエハの電気抵抗
率を変化させ、予め設定した抵抗率のウエハが得られな
くなる。また、結晶中の酸素は、シリコンウエハを高温
で処理すると、酸化物として析出してウエハを劣化させ
る原因となったりする。その一方、結晶中に取り込まれ
た酸素は、結晶強度を増して転位の運動を阻止して、い
わゆる固着力を増大するとともに、熱処理によるウエハ
の変形(反り)を小さくする効果がある。また、結晶中
の酸素は、結晶中の不純物を素子領域(デバイス形成領
域)外に封じ込めるイントリンシックゲッタリングに利
用される。
【0004】シリコンウエハの表層部は、デバイスを形
成するデバイス形成領域として使用され、不純物が存在
するとデバイスに悪影響を及ぼす。このため、何らかの
方法によってデバイス形成領域の不純物を除去する必要
がある。そこで、シリコンウエハを熱処理してデバイス
形成領域の下方に結晶中の酸素による酸化析出物を析出
させ、この析出した析出物に重金属などの不純物を捕獲
させる、いわゆるイントリンシックゲッタリングにより
不純物がデバイス形成領域に移動しないようにして清浄
なデバイス形成領域を得るようにしている。
【0005】酸化析出物によるイントリンシックゲッタ
リングは、結晶中の酸素濃度の正確な制御と均一な分布
を必要とする。しかも、酸化析出物を析出させる熱処理
方法は、半導体各メーカによって異なっており、これら
のメーカが求める酸化析出物の濃度や大きさも異なるた
め、ウエハメーカは結晶中の酸素濃度に対する客先の要
求を満たす必要がある。このため、単結晶を引き上げる
融液中の酸素濃度の把握し、結晶中に取り込まれる酸素
量を制御することは、シリコン単結晶の製造において極
めて重要である。
【0006】石英ルツボからシリコン融液中に溶け込ん
だ酸素は、ほとんどが融液の自由表面から炉内雰囲気
(多くの場合はアルゴン(Ar))中にシリコン酸化物
として蒸発することが知られている。従って、シリコン
単結晶中の酸素濃度は、石英ルツボからの溶け込み量か
ら蒸発量を差し引いた酸素が石英ルツボ内の融液中にど
のように分布するか、特に結晶の成長界面下での酸素の
分布形態と濃度レベルとによって決まる。そして、成長
界面下における酸素の分布形態は、単結晶インゴットの
軸線と直交した面内の酸素濃度分布に、濃度レベルは酸
素濃度の高低に大きく影響する。
【0007】しかし、現在のところ、結晶中に取り込ま
れる酸素量を結晶の引上げ中に直接制御することは不可
能である。このため、現在のCZ法におけるシリコン単
結晶中の酸素濃度制御は、ヒータの発熱量、ルツボの回
転数、結晶の回転数、さらにはヒータや断熱材等の形状
や大きさ、設置位置などのいわゆるH/Z構造、またM
CZ法においてはこれらと印加する磁場の形態と強さ等
をパラメータとし、融液の流れによる酸素の輸送形態を
変えて成長界面直下の酸素の分布形態と濃度レベルとを
調整し、結晶に取り込まれる酸素量を制御している。ま
た、融液の自由表面においては、シリコン酸化物の蒸発
により酸素濃度が低くなり、この酸素濃度の低い自由表
面部の融液が結晶成長界面の下部に潜り込んで結晶端の
酸素濃度を低し、ウエハ面内の酸素濃度分布を不均一化
するとの研究報告がされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、融液の流れ
を変えて結晶中の酸素濃度を制御する方法は、融液の流
れを検出することが困難である上、結晶中に取り込まれ
る酸素量を直接制御している訳ではないため、多分に経
験的なものとなっていた。しかも、従来の酸素濃度制御
は、融液の流れによる結晶中の酸素濃度に与える影響の
度合いも定かでなく、正確な濃度制御が困難であった。
【0009】一方、シリコン単結晶の電気抵抗率を制御
するために、シリコン融液中にドーパントを添加してい
るが、このドーパントも融液の自由表面から酸化物また
はシリサイドとして蒸発し、融液の流れ方あるいは拡散
により、成長界面直下での布形態と濃度レベルとが変化
する。このため、上記の酸素の場合と同様に、融液の流
れをパラメータとして用い、成長界面直下のドーパント
の分布形態と濃度レベルとを調整し、結晶の抵抗率を制
御するようにしている。しかし、前記したように、融液
の流れを制御する方法は、結晶中のドーパント濃度を正
確に制御できないため、結晶の抵抗率を設定通りにする
ことが困難である。この結果、引上げた単結晶中の軸線
と直交する面内の抵抗率分布または軸線方向の抵抗率レ
ベルが大きく変化し、均一な品質のウエハを得ることが
できない。
【0010】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、結晶中の不純物量を把握できる
ようにすることを目的としている。また、本発明は、結
晶中に取り込まれる不純物量を制御することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】シリコン単結晶の引上げ
プロセスにおいて、融液自由表面からのシリコン酸化物
やドーパント酸化物の蒸発現象(蒸発種、蒸発量)を知
ることができれば、常に融液自由表面から蒸発する酸素
量やドーパント量を把握することができる。従って、不
純物の蒸発状態を検出することにより、融液中に存在す
る酸素やドーパントなどの不純物の濃度が判明し、単結
晶中に取り込まれる酸素量やドーパント量を定量的に予
測でき、結果として得られる単結晶中の酸素濃度と単結
晶の電気抵抗率の正確な制御が可能となる。
【0012】本発明は、上記の考察に基づいてなされた
もので、本発明に係る結晶中の不純物濃度検出方法は、
炉の内部に配置した融液からの不純物の蒸発状態を検出
し、前記融液から形成した結晶中の前記不純物濃度を求
める構成となっている。不純物の蒸発状態は、不純物の
蒸発量、融液上方の温度または炉内の圧力の少なくとも
いずれか1つを求めることにより知ることができる。そ
して、結晶が半導体単結晶である場合、不純物としては
酸素または半導体単結晶の電気抵抗率を制御するドーパ
ントである。
【0013】また、本発明に係る単結晶の製造方法は、
炉の内部に配設したルツボ内の融液から単結晶を成長さ
せつつ引き上げる単結晶の製造方法において、前記融液
からの不純物の蒸発状態を検出し、前記融液を加熱する
ヒータの発熱量、前記ルツボの回転数、前記単結晶の回
転数、H/Z構造または前記炉の内部の圧力の少なくと
も1つを前記不純物の蒸発状態に応じ変える構成となっ
ている。単結晶をMCZ法によって製造する場合、融液
を加熱するヒータの発熱量、ルツボの回転数、単結晶の
回転数、H/Z構造、炉の内部の圧力または磁場の形態
もしくは磁場の強さの少なくともいずれか1つを不純物
の蒸発状態に応じ変えるようにする。そして、不純物の
蒸発状態の検出は、前記不純物の蒸発量、前記融液上部
の温度または前記炉の内部圧力の少なくともいずれか1
を求めて行う。また、単結晶が半導体単結晶である場合
不純物は酸素または半導体単結晶の電気抵抗率を制御す
るドーパントである。
【0014】さらに、本発明に係る単結晶引上げ装置
は、炉の内部に配置したルツボ内の融液から結晶を成長
させつつ引き上げる単結晶引上げ装置において、前記炉
の内部の圧力を制御するバルブと、前記融液を加熱する
ヒータと、前記ルツボを回転させる駆動モータと、前記
結晶を回転させつつ引き上げる引上げユニットと、前記
炉に設けられて前記ルツボからの不純物の蒸発量、前記
融液上部の温度または前記炉内の圧力の少なくともいず
れか1つを検出する蒸発検出部と、この蒸発検出部の検
出信号に応じて、前記バルブの開度、前記ヒータの発熱
量、前記駆動モータの回転速度または前記引上げユニッ
トの回転速度と引上げ速度の少なくともいずれか1つを
変えるコントローラとを有する構成となっている。単結
晶をMCZ法によって製造する場合、コントローラは、
融液を加熱するヒータの発熱量、ルツボの回転数、単結
晶の回転数、H/Z構造、炉の内部の圧力または磁場の
形態もしくは磁場の強さの少なくともいずれか1つを不
純物の蒸発状態に応じ変えるように構成するとよい。
【0015】
【作用】融液中の酸素やドーパントなどの不純物は、融
液の温度が高いほど、炉内圧力が低いほど、結晶中に取
り込まれる量が少なくなる。そこで、上記のごとく構成
した本発明に係る結晶中の不純物濃度検出方法によれ
ば、融液からの酸素やドーパントなどの不純物の蒸発状
態を検出することにより、予め求めた融液の温度を制御
するヒータの発熱量、炉内圧力、ルツボの回転速度、単
結晶の回転速度、H/Z構造などと、融液中の不純物濃
度あるいは融液から形成した結晶中の不純物濃度との関
係に基づいて、融液中に存在する不純物濃度を知ること
ができ、融液から形成する結晶中に融液から取り込まれ
る不純物量、すなわち結晶中の不純物濃度を知ることが
できる。
【0016】また、上記のごとく構成した本発明に係る
単結晶の製造方法によれば、酸素やドーパントなどの不
純物の融液からの蒸発状態により融液中に存在する不純
物量(不純物濃度)が変わるため、不純物の蒸発状態に
応じて融液を加熱するヒータの発熱量、ルツボの回転
数、単結晶の回転数、H/Z構造の少なくともいずれか
1つ変化させて融液の流れを変えたり、ルツボを配設し
た炉内の圧力を変化させて不純物の蒸発量を調整するこ
とにより、融液から引き上げる単結晶中に取り込まれる
不純物の量を制御することができ、要求される酸素濃度
やドーパント濃度を有する単結晶が得られ、所定の酸素
濃度や抵抗率を有する均一な品質の単結晶を得ることが
できる。なお、融液に磁場を作用させて結晶の引上げを
行うMCZ法においては、不純物の蒸発状態に応じて上
記の他に磁場の形態や磁場の強さを変化させるようにし
てもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係る結晶中の不純物濃度
検出方法および単結晶の製造方法並びに単結晶引上げ装
置の好ましい実施の形態を、添付図面に従って詳細に説
明する。図1は、本発明の第1実施の形態に係る単結晶
引上げ装置の説明図であって、CZ法による単結晶引上
げ装置の説明図である。図1において、単結晶引上げ装
置10は、真空容器からなる炉11を有し、炉11の中
央部に石英からなるルツボ12が配設してある。このル
ツボ12は、回転軸14の上部に設けたカーボン軸(ペ
デスタル)17が支えているカーボンルツボ19に保持
させてある。そして、炉11には、バルブ15を介して
真空ポンプ13が接続してあって、真空ポンプ13によ
って炉11内を排気して所定の圧力に保持できるように
してある。また、ルツボ12を回転させる回転軸14
は、炉11の下方に突出した下端が減速機16に接続し
てあって、減速機16を介して駆動モータ18の回転駆
動力を受けてルツボ12を矢印19のように回転できる
ようにしてある。また、駆動モータ18は、コントロー
ラ20によって回転速度が制御されるようになってい
る。
【0018】一方、ルツボ12の周囲には、ヒータ22
が設けてあり、ルツボ12の中に収納した多結晶シリコ
ンを融解した融液24を加熱することができるようにな
っている。そして、ヒータ22は、コントローラ20に
よって制御される変圧器26に接続してあって、発熱量
を変えることができるようにしてある。また、コントロ
ーラ20は、引上げユニット30を制御できるようにな
っている。この引上げユニット30は、引上げモータ3
2と減速機34とを有していて、減速機34に引上げ軸
36が接続してあって、引上げ軸34を矢印38のよう
に、ルツボ12と反対方向に回転させながらシリコン単
結晶40を成長させつつ融液24から引き上げることが
できるようになっている。さらに、ルツボ12の上方の
炉11には、蒸発検出部である熱電対などからなる温度
センサ42が配設してあり、融液24上部の温度を検出
できるようにしてある。そして、炉11の内部には、ヒ
ータ22の外周部に配置した断熱材70、ルツボ12の
上方に位置する上部断熱材72、ルツボ12の下方に位
置する下部断熱材74が配設してある。
【0019】このように構成してある単結晶引き上げ装
置10においては、前記したようにルツボ12を構成し
ている石英が融液24に溶け込み、融液24中の不純物
である酸素量を増大させる。そして、融液24中に溶け
込んだ酸素は、SiOなどの蒸発種ガスとなって融液2
4の自由表面44から蒸発し、一部が単結晶40に取り
込まれる。この単結晶40に取り込まれる酸素量は、融
液24からの蒸発量に依存する。一方、融液24からの
蒸発種ガスの蒸発量が増大すると、融液上方の温度が上
昇する。そこで、単結晶40中の酸素濃度を制御する場
合、予め融液上方の温度と融液か24からの蒸発量、単
結晶中の酸素濃度との関係を実験等によって求めてお
く。さらに、ヒータ22の発熱量、ルツボ12の回転速
度、単結晶の回転速度、引上げ速度、炉12の内部の圧
力などが変化すると、自由表面44からの酸素の蒸発量
が変化してシリコン単結晶40に取り込まれる酸素量が
異なる。
【0020】例えば、炉11内をアルゴン(Ar)雰囲
気で圧力20torr、引上げユニット30による単結
晶40の回転速度を15rpm、単結晶の引き上げ速度
を1.5mm/分としたとき、ルツボ12を単結晶40
と逆方向に回転させ、その回転速度を変えて直径6イン
チのシリコン単結晶40と引き上げた場合、シリコン単
結晶40中に取り込まる酸素濃度を測定すると、図2に
示したようになる。この図2は、横軸がルツボ12内の
融液24を単結晶40にした割合、すなわち固化率であ
って、単位はなし、縦軸がシリコン単結晶中の酸素濃度
(原子数)であって、単位は×1018cm-3である。ま
た、○、▲、●はルツボ12の回転速度を表しており、
○が5rpm、▲が10rpm、●が15rpmであ
る。図2から明らかなように、シリコン単結晶40中の
酸素濃度は、固化率が0.1より小さい結晶作製初期、
固化率が0.4を越えた程度の結晶作製中期、または固
化率が0.8程度の結晶作製終期のいずれにおいても、
ルツボ12の回転速度が大きくなるほど高くなることが
わかる。なお、酸素濃度は、フーリエ変換赤外線顕微鏡
(FT−IR)により求めた。
【0021】また、炉11内の圧力を高くすると、単結
晶40に取り込まれる酸素量が増大することが知られて
いる。図3は、単結晶40をn型半導体にするドーパン
トであるアンチモン(Sb)を融液24に添加したとき
の、炉11内の圧力がシリコン単結晶中の酸素濃度(原
子数)に与える影響を調べたもので(黄新明、「アンチ
モン添加シリコン融液中の酸素挙動に関する研究」)、
横軸がシリコン単結晶40中のアンチモン濃度(原子
数)であって、単位が×1018cm-3、縦軸が単結晶4
0中の酸素濃度であり、単位は×1017cm-3である。
そして、炉内圧力が30torrと60torrとにお
ける測定結果を示している。図3に示されているよう
に、単結晶40中のアンチモン濃度が高くなるほど単結
晶中の酸素濃度が低くなる。また、炉11内の圧力が高
くなると、単結晶40に取り込まれる酸素量が多くな
る。特に、単結晶40中の酸素濃度に与える炉内圧力の
影響は、アンチモン濃度が高くなるほど大きくなる。
【0022】そこで、ヒータ22の発熱量、ルツボ12
の回転速度、引上げユニット30による単結晶40の回
転速度と引上げ速度、真空容器10内の圧力さらには温
度センサ42による融液上方の温度をパラメータとし
て、これらと融液24からの蒸発量との関係、単結晶4
0中の酸素濃度との関係を予め実験や計算などによって
求めておく。そして、融液24から単結晶40を引き上
げる場合に、温度センサ42による検出温度をコントロ
ーラ20に入力する。コントローラ20は、温度センサ
42の検出温度を監視しており、融液24の上部の温度
が上昇すると、融液24からの酸素の蒸発量が増大して
いると判断し、予め与えられている式や表などに基づい
て、駆動モータ18の出力を大きくしてルツボ12の回
転速度を小さくしたり、またはバルブ15の開度を小さ
くして炉11の内部の圧力を高くしたり、もしくは変圧
器26を制御してヒータ22の発熱量を小さくして融液
24の温度を下げたり、引上げモータ32の回転速度を
大きくして単結晶40の回転速度を上げるなどして融液
24からの酸素の蒸発量を少なくするかあるいは、単結
晶40の成長界面直下の酸素濃度を高め、単結晶40に
取り込まれる酸素量を多くする。
【0023】例えば、アンチモンは、シリコン単結晶中
への偏析係数が他のドーパントに比較して1桁小さく、
結晶中に入りにくいことと、アンチモン酸化物の蒸気圧
が非常に高くて蒸発しやすいことから、融液24にアン
チモンを添加すると、アンチモン酸化物の蒸発により結
晶中の酸素濃度が低くなるという不具合がある。このた
め、アンチモンは、原料である多結晶シリコンが全部融
解したのちに融液24中に添加している。ところが、融
液24にアンチモンを添加すると、融液24に溶け込ん
でいる酸素と反応して酸化物となり、激しく蒸発する。
【0024】図4は、融液24にアンチモンを添加した
ときの融液24の上部の温度を温度センサ42によって
検出したもので、横軸がアンチモンを添加してからの経
過時間を分で表していて、時間0がシリコン融液24に
アンチモンを添加した時刻を示している。そして、縦軸
は、温度センサ42によるルツボ12の上方の検出温度
である。図4に示されているように、アンチモンを添加
する前は、融液24の自由表面44からSiOが蒸発
し、融液24の上方の温度が120℃前後であったもの
が、アンチモンを添加とほぼ同時にSiOとともに高温
のアンチモンの酸化物(Sb2 Oなど)が多量に蒸発
し、融液24上方の温度が急速に上昇する。そこで、上
記したように、温度センサ42によって融液24の上方
の温度を検出し、これにより蒸発する酸素を定量的に把
握し、前記した制御をすることにより、単結晶40中に
取り込まれる酸素量を所定の値に制御することができ、
所定の酸素濃度を有する単結晶40を容易に得ることが
できる。
【0025】温度センサ42の検出温度が低下した場合
には、上記と逆に酸素の蒸発量が少なくなって単結晶4
0に取り込まれる酸素量が増大するので、ルツボ12の
回転速度や単結晶40の回転速度を下げたり、炉12内
の圧力を低くしたり、ヒータ22の発熱量を大きくして
融液24の自由表面44から蒸発する酸素量を増大さ
せ、単結晶40に取り込まれる酸素量を減少させる。な
お、単結晶40に取り込まれる酸素量を制御する場合、
ルツボ12の回転速度、単結晶40の回転速度、ヒータ
22の発熱量、炉11の内部の圧力の任意の2つ以上ま
たはすべてを酸素の蒸発量に応じて変えてもよい。ま
た、融液24の表面温度を赤外線温度計などによって検
出し、酸素の蒸発状態を検出してもよい。
【0026】このように、不純物である酸素の融液24
からの蒸発状態を温度センサ42によって検出すること
により、予め求めてある計算式などにより単結晶40に
取り込まれた酸素量(酸素濃度)を求めることができ
る。そして、酸素の蒸発量に応じてルツボ12の回転速
度、単結晶40の回転速度、ヒータ22の発熱量、炉1
1の内部の圧力の1つ以上を変化させることにより、単
結晶40に取り込まれる酸素量を制御することができ、
単結晶40中の酸素濃度を正確に制御することができ
る。
【0027】なお、断熱材70、上部断熱材72、下部
断熱材74を可動に形成し、融液24からの酸素の蒸発
量に応じて各断熱材70、72、74の位置(いわゆる
H/Z構造)を変えるようにしてもよい。例えば、融液
24からの酸素の蒸発量が増大してシリコン単結晶40
に取り込まれる酸素量が少なくなる場合、融液24の深
さ方向の温度差が大きく(上部が冷たく、下部が熱く)
なるように断熱材70、72、74を移動させ、融液2
4の熱対流を強くして結晶40中に取り込まれる酸素量
を多くする。逆に、シリコン単結晶40中の酸素濃度が
高くなる場合、融液24の深さ方向の温度差が小さくな
るように断熱材を移動させ、熱対流を抑制する。
【0028】また、MCZ法においては、上記した制御
方法に加え、印加する磁場の強さや形態を変化させてシ
リコン単結晶40に取り込まれる酸素濃度を制御するよ
うにしてもよい。すなわち、MCZ法においては、一般
に磁場強度を上げるとシリコン単結晶40中の酸素濃度
が低下するので、例えばシリコン単結晶40に取り込ま
れる酸素量が多くなった場合、磁場強度を上げて単結晶
40中の酸素濃度を低下させ、単結晶40中の酸素濃度
を高める場合、磁場強度を下げる。
【0029】さらに、融液24に印加する磁場の形態、
例えば融液24に対する磁場の相対位置を変えてシリコ
ン単結晶40に取り込まれる酸素量を制御してもよい。
すなわち、融液24に印加した磁場が図5(1)に示し
たように横(水平)磁場76である場合、シリコン単結
晶40中の酸素濃度を低下させるとき、同図(2)に示
したように、横磁場76の位置を融液24の近くにし、
単結晶40中の酸素濃度を高めるとき、横磁場76の位
置を破線に示したようにより深い位置にする。また、磁
場が図5(3)に示したように、融液24の自由表面4
4のところに磁場の境界を有するカスプ磁場78である
場合も同様で、例えば単結晶40中の酸素濃度を低下さ
せるとき、同図(4)のように磁場の境界を自由表面4
4の下方にし、単結晶中の酸素濃度を高めるとき、磁場
の境界を自由表面44より上方にする。
【0030】ところで、アンチモンは、シリコンの融液
24に添加すると、前記したように酸化物として急速に
蒸発するため、図6に示したように、炉11内の圧力を
急速に上昇させる。この図6は、横軸が図4と同様にア
ンチモンを添加してからの経過時間を分で表したもので
あって、時間0がアンチモンを添加した時刻である。そ
して、縦軸は、炉11内の圧力をtorrで表したもの
である。図6に示されているように、アンチモンを添加
する前は、炉11内の圧力が約100torr程度であ
ったものが、アンチモンを添加するとその酸化物の蒸発
によって急速に上昇する。そこで、図7に示した第2実
施の形態のように、炉11内の圧力を検出して単結晶4
0中の酸素濃度を制御する。
【0031】この実施の形態においては、炉11に蒸発
検出部として圧力センサ56を設けたもので、圧力セン
サ56によって炉11内の圧力を検出し、これを酸素の
蒸発状態の検出信号として本図に図示しないコントロー
ラ20に入力するようにしてある。すなわち、ルツボ1
2にアンチモンが投入され、その酸化物が激しく蒸発し
て炉10内の圧力を上昇させると、圧力センサ56がこ
れを検出し、コントローラ20に入力する。そこで、コ
ントローラ20は、圧力センサ56の検出値から酸素の
蒸発量が増大していると判断し、前記したようにして酸
素の蒸発量を減少させる。なお、アンチモンを添加しな
い場合にも同様の制御が行われて単結晶40中の酸素濃
度、アンチモン濃度の制御が行われる。
【0032】図8は第3実施の形態の要部の説明図であ
る。この実施の形態においては、酸素の蒸発状態を検出
するための蒸発検出部として精密天秤50を使用してい
る。精密天秤50は、炉11の上部に設けた収納室52
に配置してあり、ルツボ12からの蒸発物の影響を受け
ないようにしてあるとともに、測定値が本図に図示しな
いコントローラ20に入力するようになっている。ま
た、精密天秤50には、炉11内に配置した検出片54
が設けてあって、この検出片54にルツボ12から蒸発
した物質を凝着できるようにしてある。なお、検出片5
4は、凝着させる蒸発種(例えばSiO、Sb2 Oな
ど)が凝着しやすい温度に保持することが望ましい。
【0033】このように構成してある第3実施の形態に
おいては、コントローラ20が精密天秤50の出力信号
を定期的に読み込み、ルツボ12から蒸発した物質が単
位時間に検出片54に凝着する量を監視し、酸素の蒸発
状態を検出する。すなわち、コントローラ20は、精密
天秤50の出力に基づいて、融液24の全体から蒸発す
る量を求める。そして、コントローラ20は、単位時間
の検出片54に凝着する量が増大して酸素の蒸発量が多
くなった場合には、前記と同様にして酸素の蒸発量を低
下させ、単結晶40中への酸素の取り込み量を多くす
る。
【0034】なお、前記各実施の形態においては、温度
センサ42、精密天秤50、圧力センサ56を単独で設
けた場合について説明したが、これらのうちの任意の2
つを組み合わせて設けてもよいし、これらのすべてを設
けてもよい。また、炉11内のガスをガス分析装置に導
入し、ガス分析装置によって蒸発種と蒸発量とを求める
ようにしてもよい。そして、前記実施の形態において
は、シリコン単結晶40中の酸素濃度を制御する場合に
ついて説明したが、単結晶40の電気抵抗率(または電
気伝導率)を制御するドーパントの濃度制御にも適用す
ることができる。
【0035】n型シリコンウエハやp型シリコンウエハ
を得るために、シリコン単結晶40を製造する際に、単
結晶40をn型にするリン(P)やヒ素(As)、アン
チモン(Sb)、単結晶を40をp型にするホウ素
(B)などのドーパントを融液24に添加して単結晶4
0の引き上げが行われる。これらのドーパントは、単結
晶40中における濃度が単結晶40の電気抵抗率に大き
く影響するため、その濃度を正確に制御する必要があ
る。そこで、上記の各実施の形態を利用してドーパント
の蒸発量を調整し、単結晶40中のドーパント濃度制御
を行う。例えば、CZ法による単結晶の連続引上げなど
に適用することができる。
【0036】単結晶40の連続引上げは、ルツボ12に
原料となる多結晶を供給しながら引き上げるもので、長
い単結晶40が得られるばかりでなく、ルツボ12に対
する融液24のレベルを一定に保持することにより、融
液24とルツボ12との接触面積が一定となって、単結
晶40の軸方向における酸素濃度を均一にすることがで
きる。しかし、多結晶シリコンを追加しながら単結晶4
0を引き上げるため、融液24中のドーパント濃度が次
第に低下するため、引き上げ途中でドーパントを追加す
る必要がある。図9は、CZ法による単結晶の連続引上
げを可能にする単結晶引上げ装置を示したものである。
【0037】図9において、引上げ装置10の炉11に
は、原料供給装置60とドーパント供給装置62とが設
けてあって、ルツボ12に原料となるシリコン単結晶6
4とアンチモンなどのドーパント66とを随時供給でき
るようにしてある。その他の構成は、図1と同様であ
る。
【0038】単結晶40を連続的に引上げる場合、前記
したように単結晶40を引上げながら多結晶シリコン6
4とドーパント66とをルツボ12に供給する。ところ
が、融液24中にドーパント66を追加すると、それと
同時にドーパント66の酸化物が激しく蒸発する可能性
がある。そこで、温度センサ42によって融液24の上
部の温度を監視し、その温度が上昇した際に、前記と同
様にしてルツボ12の回転速度を大きくしたり、炉11
内の圧力を高めたり、ヒータ22の発熱量を低下させる
等してドーパント酸化物の蒸発を抑制する。これによ
り、単結晶40に取り込まれるドーパント66の量を一
定に制御することができ、所定の抵抗率を有する単結晶
40を得ることができる。なお、前記実施の形態におい
ては、シリコン単結晶40の引上げについて説明した
が、ガリウムヒ素(GaAs)の単結晶を製造する水平
ブリッジマン法や液封止引上げ法などにも適用すること
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る結
晶中の不純物濃度検出方法によれば、融液からの酸素や
ドーパントなどの不純物の蒸発状態を検出することによ
り、融液中に存在する不純物濃度を知ることができ、融
液から形成する結晶中に融液から取り込まれる不純物
量、すなわち結晶中の不純物濃度を知ることができる。
また、本発明に係る単結晶の製造方法によれば、酸素や
ドーパントなどの不純物の融液からの蒸発状態により融
液中に存在する不純物量(不純物濃度)が変わるため、
不純物の蒸発状態に応じて融液を加熱するヒータの発熱
量、ルツボの回転数、単結晶の回転数、H/Z構造の少
なくともいずれか1つ変化させて融液の流れを変えた
り、ルツボを配設した炉内の圧力を変化させて不純物の
蒸発量を調整することにより、融液から引き上げる単結
晶中に取り込まれる不純物の量を制御することができ、
要求される酸素濃度やドーパント濃度を有する単結晶が
得られ、所定の酸素濃度や抵抗率を有する均一な品質の
単結晶を得ることができる。なお、融液に磁場を作用さ
せて結晶の引上げを行うMCZ法においては、不純物の
蒸発状態に応じて上記の他に磁場の形態や磁場の強さを
変化させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態の係る単結晶引上げ装
置の説明図である。
【図2】ルツボの回転速度とシリコン単結晶中の酸素濃
度との関係を示す図である。
【図3】炉の内部の圧力とシリコン単結晶中の酸素濃度
との関係を説明する図である。
【図4】シリコン融液にアンチモンを添加したときの融
液上部の雰囲気の温度変化を示す図である。
【図5】MCZ法における磁場の形態を変えることによ
りシリコン単結晶中の酸素濃度を制御する方法の説明図
である。
【図6】シリコン融液にアンチモンを添加したときの炉
内の圧力変化を示す図である。
【図7】第2実施の形態に係る単結晶引上げ装置の要部
の説明図である。
【図8】第5実施の形態に係る単結晶引上げ装置の要部
の説明図である。
【図9】実施の形態に係る単結晶の連続引上げ装置の説
明図である。
【符号の説明】
10 単結晶引上げ装置 11 炉 12 ルツボ 13 真空ポンプ 15 バルブ 18 駆動モータ 20 コントローラ 22 ヒータ 24 融液 26 変圧器 30 引上げユニット 32 引上げモータ 40 シリコン単結晶 42、50、56 蒸発検出部(温度センサ、精密天
秤、圧力センサ) 44 自由表面 70 断熱材 72 上部断熱材 74 下部断熱材 76 横磁場 78 カスプ磁場
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 進 神奈川県平塚市四之宮2612番地 コマツ電 子金属株式会社内 (72)発明者 安部 啓成 東京都千代田区大手町一丁目5番1号 三 菱マテリアルシリコン株式会社内 (72)発明者 寺嶋 一高 神奈川県海老名市中野206番地の3 (72)発明者 中西 秀夫 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号 東芝 セラミックス株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉の内部に配置した融液からの不純物の
    蒸発状態を検出し、前記融液から形成した結晶中の前記
    不純物濃度を求めることを特徴とする結晶中の不純物濃
    度検出方法。
  2. 【請求項2】 前記不純物の蒸発状態の検出は、前記不
    純物の蒸発量、前記融液上方の温度または前記炉内の圧
    力の少なくともいずれか1つを求めることを特徴とする
    請求項1に記載の結晶中の不純物濃度検出方法。
  3. 【請求項3】 前記結晶は半導体単結晶であり、前記不
    純物は酸素であることを特徴とする請求項1または2に
    記載の結晶中の不純物濃度検出方法。
  4. 【請求項4】 前記結晶は半導体単結晶であり、前記不
    純物は前記半導体単結晶の電気抵抗率を制御するドーパ
    ントであることを特徴とする請求項1または2に記載の
    結晶中の不純物濃度検出方法。
  5. 【請求項5】 炉の内部に配設したルツボ内の融液から
    単結晶を成長させつつ引き上げる単結晶の製造方法にお
    いて、前記融液からの不純物の蒸発状態を検出し、前記
    融液を加熱するヒータの発熱量、前記ルツボの回転数、
    前記単結晶の回転数、H/Z構造または前記炉の内部の
    圧力の少なくとも1つを前記不純物の蒸発状態に応じ変
    えることを特徴とする単結晶の製造方法。
  6. 【請求項6】 炉の内部に配設したルツボ内の、磁場を
    印加された融液から単結晶を成長させつつ引き上げる単
    結晶の製造方法において、前記融液からの不純物の蒸発
    状態を検出し、前記融液を加熱するヒータの発熱量、前
    記ルツボの回転数、前記単結晶の回転数、H/Z構造、
    前記炉の内部の圧力または前記磁場の形態もしくは磁場
    の強さの少なくともいずれか1つを前記不純物の蒸発状
    態に応じ変えることを特徴とする単結晶の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記不純物の蒸発状態の検出は、前記不
    純物の蒸発量、前記融液上部の温度または前記炉の内部
    圧力の少なくともいずれか1を求めることを特徴とする
    請求項5または6に記載の単結晶の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記単結晶は半導体単結晶であり、前記
    不純物は酸素であることを特徴とする請求項5ないし7
    のいずれか1に記載の単結晶の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記単結晶は半導体単結晶であり、前記
    不純物は前記半導体単結晶の電気抵抗率を制御するドー
    パントであることを特徴とする請求項5ないし7のいず
    れか1に記載の単結晶の製造方法。
  10. 【請求項10】 炉の内部に配置したルツボ内の融液か
    ら結晶を成長させつつ引き上げる単結晶引上げ装置にお
    いて、前記炉の内部の圧力を制御するバルブと、前記融
    液を加熱するヒータと、前記ルツボを回転させる駆動モ
    ータと、前記結晶を回転させつつ引き上げる引上げユニ
    ットと、前記炉に設けられて前記ルツボからの不純物の
    蒸発量、前記融液上部の温度または前記炉内の圧力の少
    なくともいずれか1つを検出する蒸発検出部と、この蒸
    発検出部の検出信号に応じて、前記バルブの開度、前記
    ヒータの発熱量、前記駆動モータの回転速度または前記
    引上げユニットの回転速度と引上げ速度の少なくともい
    ずれか1つを変えるコントローラとを有することを特徴
    とする単結晶引上げ装置。
  11. 【請求項11】 炉の内部に配置したルツボ内の融液か
    ら結晶を成長させつつ引き上げる単結晶引上げ装置にお
    いて、前記炉の内部の圧力を制御するバルブと、前記融
    液を加熱するヒータと、前記ルツボを回転させつつ上下
    動する駆動ユニットと、前記結晶を回転させつつ引き上
    げる引上げユニットと、前記融液に磁場を印加する磁場
    発生部と、前記炉に設けられて前記ルツボからの不純物
    の蒸発量、前記融液上部の温度または前記炉内の圧力の
    少なくともいずれか1つを検出する蒸発検出部と、この
    蒸発検出部の検出信号に応じて、前記バルブの開度、前
    記ヒータの発熱量、前記駆動モータの回転速度、前記引
    上げユニットの回転速度と引上げ速度または前記磁場発
    生部が発生する磁場の形態もしくは磁場の強さの少なく
    ともいずれか1つを制御するコントローラとを有するこ
    とを特徴とする単結晶引上げ装置。
JP9118835A 1997-04-22 1997-04-22 結晶中の不純物濃度検出方法および単結晶の製造方法並びに単結晶引上げ装置 Pending JPH10291892A (ja)

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