JPH10289960A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH10289960A
JPH10289960A JP9098918A JP9891897A JPH10289960A JP H10289960 A JPH10289960 A JP H10289960A JP 9098918 A JP9098918 A JP 9098918A JP 9891897 A JP9891897 A JP 9891897A JP H10289960 A JPH10289960 A JP H10289960A
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JP
Japan
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layer
concentration
conductivity type
region
semiconductor
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JP9098918A
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English (en)
Inventor
Shigeto Sakagami
栄人 坂上
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ETOX型メモリセルにおいて、セ
ルの特性の劣化を招くスナップバック耐圧を向上できる
ようにすることを最も主要な特徴とする。 【解決手段】たとえば、ドレイン領域21の近傍のチャ
ネル領域25で発生するチャネルホットエレクトロンを
フローティングゲート28aに注入させることによって
情報の書き込みを行う方式のメモリセルにおいて、セル
のドレイン領域21の下部に基板11と同じ導電型の接
続層26を形成する。こうして、ドレイン領域21を取
り囲むポケット層24と、基板11内に形成された、基
板11と同じ導電型の高濃度な埋込層13とを、低抵抗
な接続層26を介して接続することで、スナップバック
の原因となる、ホットホールを基板11側に導くための
低抵抗なパスを形成する構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置およ
びその製造方法に関するもので、特に、ドレイン側で発
生させたホットエレクトロンをフローティングゲートに
注入することによって情報の書き込みを行う不揮発性半
導体メモリに用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の電気的な書き込み・消去が
可能な不揮発性半導体メモリ(フラッシュEEPRO
M)においては、二層ゲート型構造のメモリセルが使用
されている。
【0003】図10は、従来のフラッシュメモリの一種
であるETOX(EPROM with Tunnel
Oxide型のメモリセルの概略構成を示すものであ
る。この場合、たとえば、P型半導体基板(または、P
型ウェル領域)1の表面に、高濃度のN+ 型ドレイン領
域2およびN+ 型ソース領域3が形成されている。ま
た、このN+ 型ソース領域3の周囲には、それよりも低
濃度のN- 型ソース領域4が形成されている。
【0004】そして、上記N+ 型ドレイン領域2および
上記N- 型ソース領域4間の、チャネル領域5に対応す
る上記基板1の上面には、ゲート酸化膜6を介して、積
層ゲート電極7が設けられている。
【0005】この積層ゲート電極7は、フローティング
ゲート7a上に、ゲート間絶縁膜7bを介して、コント
ロールゲート7cを積層してなる構成となっている。ま
た、この積層ゲート電極7は、その周囲が、シリコン酸
化膜8によって覆われている。
【0006】さて、このような構成のETOX型のメモ
リセルでは、情報の書き込みおよび消去は、次のように
して行われる。なお、ここでは、情報の書き込みを、電
荷のフローティングゲート7aへの注入、消去を、電荷
のフローティングゲート7aからの引き抜きとして説明
する。
【0007】すなわち、情報を書き込む場合には、ドレ
イン領域2およびコントロールゲート7cに高電位を与
え、ドレイン領域2の近傍のチャネル領域5でチャネル
ホットエレクトロン(CHE)を発生させ、これをフロ
ーティングゲート7aに注入させる方式が用いられる。
【0008】一方、消去する場合には、ソース領域3,
4側のゲート酸化膜6にFN(Fowler-Nordheim )トン
ネル電流が十分に発生する10MV/cm程度の電界が
かかるように、コントロールゲート7cに負電位を、ま
た、ソース領域3,4に正電位を与えることで、フロー
ティングゲート7a中に注入されている電子をソース領
域3にFNトンネルさせる方式が用いられる。
【0009】このように、ETOX型のメモリセルで
は、書き込み時に、ドレイン領域2側で発生したCHE
をフローティングゲート7aに注入することで、情報の
書き込みを行う。
【0010】しかしながら、メモリセルの微細化が進
み、ゲート長がサブミクロン領域にはいってくると、書
き込み時のような、コントロールゲート7cとドレイン
領域2とに高電位を印加してセルに多くの書き込み電流
を流す場合、セルのスナップバック耐圧が大きな問題と
なる。
【0011】図11は、従来のETOX型のメモリセル
の、スナップバック特性を概略的に示すものである。こ
の図からも明らかなように、ドレイン領域2の接合耐圧
が書き込み電位(ドレイン電圧VD )より高くても、そ
の接合耐圧よりもスナップバック耐圧が低い場合、書き
込み時にはセルの動作がスナップバック領域内に入るた
め、コントロールゲート電圧VCGにかかわらず、書き込
み電流(ドレイン電流ID )が過大に流れるようにな
る。
【0012】この書き込み時に流れる過大な書き込み電
流は、電源電圧の低電圧化にとっては深刻な問題であ
る。また、スナップバック領域での情報の書き込みは、
セルアレイ内のビット線抵抗やソース線抵抗のわずかな
差によって特性が大きく違ってくるため、たとえば図1
2に示すように、セルアレイ内での書き込み後のセルの
しきい値の分布幅が大きく広がる。このように、セルの
しきい値が大きく広がった分布をもつと、所望の書き込
み状態よりもしきい値の高い過書き込みセルが多く発生
する。
【0013】過書き込みされたセルでは、放置中や情報
の消去時に、ゲート酸化膜6に過書き込みされていない
セルに比べて強い電界が加わること、および、消去時に
ゲート酸化膜6を流れる電荷量が多くなることなどによ
り、セルへの情報の書き込み/消去の繰り返し動作にお
いて、ゲート酸化膜6の絶縁特性の劣化を招くという欠
点があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、スナップバック耐圧が低いと、書き込み電
流が過大に流れるようになるため、電源電圧の低電圧化
の妨げになるとともに、過書き込みセルを多く発生させ
る結果、セルへの情報の書き込み/消去の繰り返し動作
によってゲート酸化膜の絶縁特性を劣化させるという問
題があった。
【0015】そこで、この発明は、スナップバック耐圧
を改善でき、セルへの情報の書き込み/消去の繰り返し
動作にともなう信頼性を向上することが可能な半導体装
置およびその製造方法を提供することを目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の半導体装置にあっては、第一導電型の
高濃度層を有する第一導電型の半導体層からなる半導体
基板と、この半導体基板の表面に選択的に形成された、
第二導電型の第一,第二の拡散層領域と、これら第一,
第二の拡散層領域の間のチャネル領域に対応する、前記
半導体基板上に設けられた積層ゲート電極と、前記第
一,第二の拡散層領域の一方と前記高濃度層とをつな
ぐ、第一導電型の高濃度接続層とから構成されている。
【0017】また、この発明の半導体装置にあっては、
第一導電型の半導体層中に設けられた第一導電型の高濃
度埋込層を有する半導体基板と、この半導体基板の表面
に選択的に形成された、第二導電型の高濃度拡散層から
なる第一のソース領域およびドレイン領域と、前記第一
のソース領域を囲むようにして設けられた、第二導電型
の低濃度拡散層からなる第二のソース領域と、前記ドレ
イン領域の周囲の少なくとも前記第一および第二のソー
ス領域側に設けられた、第一導電型のポケット領域と、
このポケット領域と前記第二のソース領域との間のチャ
ネル領域に対応する、前記半導体基板上に第一の絶縁膜
を介して設けられた浮遊ゲート電極と、この浮遊ゲート
電極上に第二の絶縁膜を介して設けられた制御ゲート電
極と、前記高濃度埋込層上の前記半導体層に設けられ
た、前記ポケット領域と前記高濃度埋込層とをつなぐ、
第一導電型の高濃度拡散層からなる接続層とから構成さ
れている。
【0018】また、この発明の半導体装置にあっては、
第一導電型の高濃度層上に設けられた第一導電型のエピ
タキシャル層を有する半導体基板と、この半導体基板の
表面に選択的に形成された、第二導電型の高濃度拡散層
からなる第一のソース領域およびドレイン領域と、前記
第一のソース領域を囲むようにして設けられた、第二導
電型の低濃度拡散層からなる第二のソース領域と、前記
ドレイン領域の周囲の少なくとも前記第一および第二の
ソース領域側に設けられた、第一導電型のポケット領域
と、このポケット領域と前記第二のソース領域との間の
チャネル領域に対応する、前記半導体基板上に第一の絶
縁膜を介して設けられた浮遊ゲート電極と、この浮遊ゲ
ート電極上に第二の絶縁膜を介して設けられた制御ゲー
ト電極と、前記高濃度層上の前記エピタキシャル層に設
けられた、前記ポケット領域と前記高濃度層とをつな
ぐ、第一導電型の高濃度拡散層からなる接続層とから構
成されている。
【0019】さらに、この発明の半導体装置の製造方法
にあっては、第一導電型の半導体層を介して、該半導体
層と同一導電型の高濃度層が設けられてなる半導体基板
の上面に、積層ゲート電極を形成する工程と、前記積層
ゲート電極をマスクに、前記半導体基板の表面の所定の
領域に、第二導電型の拡散層からなるソース領域および
ドレイン領域を形成する工程と、前記ドレイン領域に対
応する、前記半導体層の一部に、イオン注入により前記
ドレイン領域と前記高濃度層とをつなぐ、第一導電型の
高濃度拡散層からなる接続層を形成する工程とからなっ
ている。
【0020】この発明の半導体装置およびその製造方法
によれば、ホットエレクトロンの注入時にドレイン側の
拡散層領域で発生するホットホールを基板によって効率
的に吸収できるようになる。これにより、セルの動作が
スナップバック領域へ突入するのを抑えることが可能と
なるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の
第一の形態にかかる、不揮発性半導体メモリ(フラッシ
ュEEPROM)のメモリセル構造を概略的に示すもの
である。
【0022】このメモリセル(ETOX型)は、ドレイ
ン側で発生させたホットエレクトロンを、ドレイン側よ
りフローティングゲートに注入することによって情報の
書き込みを行う方式のものであって、たとえば、第一導
電型としてのP型半導体基板(または、P型ウェル領
域)11の表面に、第二導電型としての高濃度のN+
ドレイン領域(第二導電型の第二の高濃度拡散層)2
1、および、高濃度のN+型ソース領域(第二導電型の
第一の高濃度拡散層)22が形成されている。
【0023】上記基板11は、たとえば、P型半導体層
12内に、その表面より約1μmの深さで、この半導体
層12よりも高濃度なP+ 型埋込層(第一導電型の高濃
度層)13が設けられてなる構成とされている。この埋
込層13は、上記基板11とセルとの間の抵抗値が0.
01〜0.3Ω・cm程度(埋込層がない場合の約1/
10)となるように、その不純物濃度を1017〜1019
cm-3の範囲内に設定するのが望ましい。
【0024】通常は、セルへの情報の書き込み時には大
きな書き込み電流を流す必要があるため、その際に発生
する基板電流を吸収させるために基板電極(この場合、
埋込層13)を接地状態とする。しかし、基板電極と書
き込みを行っているセルとの間の抵抗が高いと、発生し
た基板電流によってセルのチャネル電位が浮き上がり、
書き込みの効率が低下するが、埋込層13を設けること
によって、これを防ぐことができる。
【0025】上記ソース領域22の周囲には、それより
も低濃度のN- 型ソース領域(第二導電型の低濃度拡散
層)23が形成されている。また、上記ドレイン領域2
1の周囲には、たとえば、上記基板11と同一導電型の
+ 型ポケット領域(第一導電型の拡散層領域)24が
形成されている。
【0026】このポケット領域24は、上記ドレイン領
域21の近傍のチャネル領域25でのチャネルホットエ
レクトロン(CHE)の発生を高め、書き込みの効率を
向上させる目的で設けられる。
【0027】そして、上記埋込層13上の、上記半導体
層12の一部には、その埋込層13と上記ポケット領域
24とをつなぐ、高濃度のP+ 型接続層(第一導電型の
高濃度拡散層)26が設けられている。この接続層26
は、そこでの抵抗値が上記ポケット領域24と同程度
か、それよりも低くなるように、その不純物濃度を10
16〜1018cm-3の範囲内に設定するのが望ましい。
【0028】電気的に接地された上記埋込層13と上記
ポケット領域24とを、低抵抗な接続層26を介して接
続することにより、上記ドレイン領域21の近傍で発生
したホットキャリア(ホットホール)を、上記埋込層1
3側に十分に吸収させることが可能となる。
【0029】一方、上記ソース領域23および上記ポケ
ット領域24間の、チャネル領域25に対応する上記基
板11の上面には、ゲート酸化膜(第一の絶縁膜)27
を介して、積層ゲート電極28が設けられている。
【0030】この積層ゲート電極28は、電荷蓄積層と
してのフローティングゲート(浮遊ゲート電極)28a
上に、ゲート間絶縁膜(第二の絶縁膜)28bを介し
て、コントロールゲート(制御ゲート電極)28cを積
層してなる構成となっている。また、この積層ゲート電
極28は、その周囲が、シリコン酸化膜29によって覆
われている。
【0031】さらに、上記積層ゲート電極28上を含
む、上記基板11の全面には、層間絶縁膜30が形成さ
れている。この層間絶縁膜30には、上記ドレイン領域
21および上記ソース領域22にそれぞれつながるコン
タクト部31,31が形成されている。
【0032】上記各コンタクト部31は、上記層間絶縁
膜30に開孔されたコンタクトホール30aの、各壁面
に沿って形成されたバリア層31aを介して、上記ホー
ル30a内にW(タングステン)などのプラグ材料31
bが埋め込まれてなる構成とされている。
【0033】そして、上記層間絶縁膜30の上面には、
さらに、上記バリア層31aを介して、上記コンタクト
部31,31にそれぞれつながるAl(アルミニウム)
などの金属からなる電極層32が形成されている。
【0034】このような構成によれば、ドレイン領域2
1の近傍のチャネル領域25で発生したCHEを、フロ
ーティングゲート28aへ注入することによって情報の
書き込みを行う方式のメモリセルにおいて、基板電極ま
での抵抗を十分に下げることが可能となるため、スナッ
プバックの原因となる、上記ドレイン領域21の近傍で
発生したホットホールを埋込層13側で効率的に吸収で
きるようになる。
【0035】したがって、実質的にスナップバック耐圧
を上げることができ、電源電圧の低電圧化とともに、情
報の過書き込みを防いで、セルへの情報の書き込み/消
去の繰り返し動作にともなう信頼性を格段に向上させる
ことが可能となる。
【0036】次に、図2〜図7を参照して、上記した構
成のメモリセルの製造方法について説明する。なお、図
2〜図3は、それぞれゲート長方向と直交する方向に沿
うセルの断面図であり、図4〜図7は、それぞれゲート
長方向に沿うセルの断面図である。
【0037】まず、半導体層12の主表面に、周知の技
術により選択的に素子分離領域41を形成した後、その
素子分離領域41の相互間に、たとえば、25nm厚程
度の犠牲酸化膜42を形成する。
【0038】そして、メモリセル領域に対応して開口が
設けられたレジストパターン43をマスクとするイオン
注入を行って、上記半導体層12内に埋込層13を形成
する。この場合、イオン注入は、たとえば、P型不純物
にB(ボロン)を用い、加速エネルギーを500Ke
V、不純物の注入(ドーズ)量を1014cm-2とする条
件により行われる。そして、熱処理工程を経て、上記イ
オン注入による欠陥の回復と不純物の活性化とが行われ
ることによって、上記埋込層13は、上記半導体層12
の表面より約1μmほど下に形成される(図2参照)。
【0039】また、このマスクを用いることにより、セ
ルのしきい値を所定値に調整するためのP型不純物を、
たとえば、加速エネルギーを25〜80KeV、注入量
を1014cm-2程度とする条件で、イオン注入すること
も可能である。
【0040】このようにして形成された半導体基板11
に対し、上記レジストパターン43および上記犠牲酸化
膜42をそれぞれ除去した後、メモリセル領域に対応す
る上記基板11の上面に、5〜12nm程度の厚さでシ
リコン酸化膜からなるゲート酸化膜27を形成する。こ
のゲート酸化膜27は、たとえば、上記基板11表面の
上記半導体層12の表面の酸化、または、LPCVD法
などによるシリコン酸化膜の堆積により形成される。
【0041】また、そのゲート酸化膜27上に、100
〜200nm程度の厚さでフローティングゲート28a
となる第一のポリシリコン層を堆積させた後、たとえ
ば、砒素またはリンなどのN型不純物を2〜4×1020
cm-3ほどドーピングして低抵抗化させる。
【0042】さらに、この第一のポリシリコン層をパタ
ーニングし、フローティングゲート28aを分離するた
めのスリット部28a´を形成した後、フローティング
ゲート28aとコントロールゲート28cとの間を絶縁
するためのゲート間絶縁膜28bを全面に形成する。こ
のゲート間絶縁膜28bとしては、たとえば、ONO
(SiliconOxide-SiliconNitride-SiliconOxide )構造
の積層膜が用いられる。
【0043】このゲート間絶縁膜28bを形成した後、
全面に、100〜200nm程度の厚さでコントロール
ゲート28cとなる第二のポリシリコン層を堆積させ、
たとえば、砒素またはリンなどのN型不純物を2〜4×
1020cm-3ほどドーピングして低抵抗化させる(以
上、図3参照)。
【0044】なお、上記コントロールゲート28cをさ
らに低抵抗化させる場合には、第二のポリシリコン層上
にWSiもしくはMoSiなどの高融点金属シリサイド
層を堆積させてポリサイド構造とするか、または、バリ
ヤ層を形成した後にWなどの高融点金属を堆積させてポ
リメタル構造とすれば良い。
【0045】次いで、メモリセルのゲートのパターニン
グを行って二層構造の積層ゲート電極28を形成した
後、酸化またはシリコン酸化膜の堆積により、たとえ
ば、上記積層ゲート電極28上を含む、上記基板11の
全面に5〜10nm程度の膜厚のシリコン酸化膜29を
形成する。
【0046】この後、セルのソースを形成するために、
たとえば、フォトレジスト44によりドレインとなる領
域をマスクした状態でN型不純物をイオン注入し、ソー
ス領域22,23を形成する。この場合、セルのソース
としては、たとえば、リンを5×1012〜5×1014
-2の注入量で打ち込むイオン注入と、砒素を5×10
14〜5×1016cm-2の注入量で打ち込むイオン注入と
をそれぞれに行うことで、濃度の濃いN+ 型ソース領域
22と濃度の薄いN- 型ソース領域23とからなる二重
拡散層構造が実現される(以上、図4参照)。
【0047】次いで、セルのドレインを形成するため
に、たとえば、フォトレジスト45によりソースとなる
領域をマスクした状態でN型不純物をイオン注入し、ド
レイン領域21を形成する。このドレイン領域21は、
たとえば、砒素を5×1014〜5×1015cm-2の注入
量で打ち込むことによって形成される。
【0048】また、上記ポケット領域24は、上記フォ
トレジスト45をマスクとして用い、たとえば、P型不
純物であるボロンを5×1012〜1×1014cm-2の注
入量でイオン注入することによって形成される。このポ
ケット領域24を形成する場合においては、たとえば、
上記基板11の表面に対するイオン注入の角度を15度
以上〜60度未満とする、回転斜めイオン注入法を採用
するのが効果的である(以上、図5参照)。
【0049】なお、このメモリセルにおいては、ドレイ
ン領域21の拡散層深さを、ソース側の各領域22,2
3の拡散層深さよりも小さくすることにより、二層構造
のゲート電極特有のドレインターンオンなどのショート
チャネル効果を防ぐことが可能となる。
【0050】次いで、上記フォトレジスト45を除去し
た後、全面にBPSG膜などを堆積させて層間絶縁膜3
0を形成し、その表面を平坦化する。そして、この層間
絶縁膜30に、上記ドレイン領域21および上記ソース
領域22がそれぞれ露出するように、コンタクトホール
30aを開孔する(図6参照)。
【0051】この後、フォトレジスト46によりセルの
ソース側のコンタクトホール30a(接続層26の形成
位置に対応する領域を除く領域)をマスクした状態で、
セルのドレイン側のコンタクトホール30aを介してP
型不純物をイオン注入し、上記埋込層13と上記ポケッ
ト領域24とを接続する接続層26を形成する。
【0052】この場合、上記イオン注入は、たとえば、
P型不純物にボロンを用い、その最低の平均飛程が上記
ポケット領域24よりも深く(上記ドレイン領域21の
深さの略2倍以上)なるように、加速エネルギーを20
0KeV、注入量を5×1012〜1×1014cm-2の範
囲内とする条件により行われる。
【0053】そして、約900℃の温度で、30秒程
度、ランプアニールによる活性化を行って、上記接続層
26中の不純物を活性化させる(以上、図7参照)。な
お、上記イオン注入においては、加速エネルギーを10
0KeV、200KeV、…と変え、その平均飛程を変
化させるように複数回に分けて打ち込むようにしても良
い。
【0054】また、活性化の方法としては、これ以外
に、急速昇降炉や通常の拡散炉による熱工程によって
も、同様に実現できる。次いで、フォトレジスト46を
除去した後、周知の技術により、上記コンタクトホール
30a内を含む、上記基板11の上面へのバリア層31
aの形成、および、上記コンタクトホール30a内への
プラグ材料31bの埋め込みを行ってコンタクト部3
1,31を形成する。
【0055】そして、最後に、上記基板11の上面に、
上記コンタクト部31,31にそれぞれつながる電極層
32をパターニングすることで、上記図1に示した構成
のメモリセルが完成する。
【0056】上記したように、ホットエレクトロンの注
入時にドレイン領域で発生するホットホールを基板によ
って効率的に吸収できるようにしている。すなわち、ド
レイン領域の近傍のチャネル領域で発生したホットエレ
クトロンをフローティングゲートに注入することによっ
て情報の書き込みを行う方式の不揮発性半導体メモリの
セルにおいて、セルのドレイン領域の下部に基板と同じ
導電型の接続層を形成し、この接続層を介して、ドレイ
ン領域を取り囲むポケット層と基板内の埋込層とを接続
するようにしている。
【0057】これにより、セルにスナップバックの原因
となるホットホールを基板側に導くための低抵抗なパス
を形成できるようになるため、セルの特性をスナップバ
ック領域へ突入しづらくすることが可能となる。
【0058】したがって、実質的にスナップバック耐圧
を向上できる結果、書き込み時に流れる過大な書き込み
電流が電源電圧の低電圧化を妨げるといった不具合を解
決できる。
【0059】また、同様に、スナップバック領域での情
報の書き込みによる過書き込みセルの発生を防ぐことが
可能となり、セルへの情報の書き込み/消去の繰り返し
動作においても、ゲート酸化膜の絶縁特性を劣化させる
ことなく、信頼性の高いメモリセルを実現できる。
【0060】なお、上記した本発明の実施の第一の形態
においては、基板内に、電気的に接地される、基板と同
じ導電型の高濃度な埋込層を形成し、これに、ドレイン
領域を取り囲むポケット層を、基板と同じ導電型を有す
る低抵抗な接続層を介して接続するようにした場合を例
に説明したが、これに限らず、たとえば図8に示すよう
に、高濃度なP+ 型基板(第一導電型の高濃度層)51
上にSiを1μm程度の厚さでエピタキシャル成長させ
たエピタキシャル層(半導体層)52を有してなるもの
を、半導体基板11´として用いることも可能である。
【0061】この本発明の実施の第二の形態にかかるメ
モリセルの場合、前述したように、エピタキシャル層5
2の表面に選択的に素子分離領域(図示していない)を
形成した後、メモリセル領域に対応して開口が設けられ
たレジストパターンをマスクとし、セルのしきい値を所
定値に調整するためのP型不純物を、たとえば、加速エ
ネルギーを25〜80KeV、注入量を1014cm-2
度とする条件でイオン注入する。
【0062】以降、このような半導体基板11´に対
し、前述した第一の形態にかかるメモリセルの場合と同
様なプロセスが行われることにより、図8に示す構造の
メモリセル、つまり、積層ゲート電極28やドレイン領
域21、ポケット領域24、および、接続層26などの
形成が行われて、電気的に接地される基板51とドレイ
ン領域21を取り囲むポケット層24とを、基板51と
同じ導電型を有する低抵抗な接続層26を介して接続し
てなる構造のメモリセルが得られる。
【0063】また、上記したいずれの形態においても、
ポケット層24の形成を省略することができる。その場
合、たとえば図9に示すように、ドレイン領域21の、
できるだけチャネル領域25の近傍に接続層26を形成
するようにする。その際、いずれの場合も、接続層26
の形成にあたっては、1016〜1018cm-3の不純物濃
度が得られるよう、不純物を1012〜1014cm-2程度
の注入量でイオン注入すれば良い。その他、この発明の
要旨を変えない範囲において、種々変形実施可能なこと
は勿論である。
【0064】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、スナップバック耐圧を改善でき、セルへの情報の書
き込み/消去の繰り返し動作にともなう信頼性を向上す
ることが可能な半導体装置およびその製造方法を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第一の形態にかかる、ETO
X型メモリセルの概略構成を示す要部の断面図。
【図2】同じく、メモリセルの製造方法を説明するため
に示す要部の概略断面図。
【図3】同じく、メモリセルの製造方法を説明するため
に示す要部の概略断面図。
【図4】同じく、メモリセルの製造方法を説明するため
に示す要部の概略断面図。
【図5】同じく、メモリセルの製造方法を説明するため
に示す要部の概略断面図。
【図6】同じく、メモリセルの製造方法を説明するため
に示す要部の概略断面図。
【図7】同じく、メモリセルの製造方法を説明するため
に示す要部の概略断面図。
【図8】本発明の実施の第二の形態にかかる、ETOX
型メモリセルの概略構成を示す要部の断面図。
【図9】本発明の実施のさらに他の形態にかかる、ET
OX型メモリセルの概略構成を示す要部の断面図。
【図10】従来技術とその問題点を説明するために示
す、ETOX型メモリセルの要部の概略断面図。
【図11】同じく、従来のETOX型メモリセルの、ス
ナップバック特性を説明するために示す概略図。
【図12】同じく、従来のETOX型メモリセルの、書
き込み後のしきい値分布を示す概略図。
【符号の説明】
11,11´…P型半導体基板 12…P型半導体層 13…P+ 型埋込層 21…N+ 型ドレイン領域 22…N+ 型ソース領域 23…N- 型ソース領域 24…P+ 型ポケット領域 25…チャネル領域 26…P+ 型接続層 27…ゲート酸化膜 28…積層ゲート電極 28a…フローティングゲート 28a´…スリット部 28b…ゲート間絶縁膜 28c…コントロールゲート 29…シリコン酸化膜 30…層間絶縁膜 30a…コンタクトホール 31…コンタクト部 31a…バリア層 31b…プラグ材料 32…電極層 41…素子分離領域 42…犠牲酸化膜 43…レジストパターン 44,45,46…フォトレジスト 51…P+ 型基板 52…エピタキシャル層

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一導電型の高濃度層を有する第一導電
    型の半導体層からなる半導体基板と、 この半導体基板の表面に選択的に形成された、第二導電
    型の第一,第二の拡散層領域と、 これら第一,第二の拡散層領域の間のチャネル領域に対
    応する、前記半導体基板上に設けられた積層ゲート電極
    と、 前記第一,第二の拡散層領域の一方と前記高濃度層とを
    つなぐ、第一導電型の高濃度接続層とを具備したことを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 EPROM with Tunnel
    Oxide(ETOX)型の不揮発性半導体メモリセル
    を構成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第一導電型の高濃度層は、前記第一
    導電型の半導体層中に埋め込まれた埋込層であることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記埋込層は、その不純物濃度が1017
    〜1019cm-3の範囲内であることを特徴とする請求項
    3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第一導電型の半導体層は、前記第一
    導電型の高濃度層上に形成されたエピタキシャル層であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第一導電型の高濃度接続層は、前記
    第一,第二の拡散層領域の一方の、前記チャネル領域の
    近傍に接続されることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第一導電型の高濃度接続層は、その
    不純物濃度が1016〜1018cm-3の範囲内であること
    を特徴とする請求項1または6のいずれかに記載の半導
    体装置。
  8. 【請求項8】 前記第一,第二の拡散層領域の一方と前
    記第一導電型の高濃度接続層との間には、第一導電型の
    高濃度拡散層領域が設けられてなることを特徴とする請
    求項1に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記積層ゲート電極は、前記半導体基板
    上に第一の絶縁膜を介して設けられた浮遊ゲート電極
    と、この浮遊ゲート電極上に第二の絶縁膜を介して設け
    られた制御ゲート電極とからなることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 第一導電型の半導体層中に設けられた
    第一導電型の高濃度埋込層を有する半導体基板と、 この半導体基板の表面に選択的に形成された、第二導電
    型の高濃度拡散層からなる第一のソース領域およびドレ
    イン領域と、 前記第一のソース領域を囲むようにして設けられた、第
    二導電型の低濃度拡散層からなる第二のソース領域と、 前記ドレイン領域の周囲の少なくとも前記第一および第
    二のソース領域側に設けられた、第一導電型のポケット
    領域と、 このポケット領域と前記第二のソース領域との間のチャ
    ネル領域に対応する、前記半導体基板上に第一の絶縁膜
    を介して設けられた浮遊ゲート電極と、 この浮遊ゲート電極上に第二の絶縁膜を介して設けられ
    た制御ゲート電極と、 前記高濃度埋込層上の前記半導体層に設けられた、前記
    ポケット領域と前記高濃度埋込層とをつなぐ、第一導電
    型の高濃度拡散層からなる接続層とを具備したことを特
    徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記埋込層は、その不純物濃度が10
    17〜1019cm-3の範囲内であることを特徴とする請求
    項10に記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記接続層は、その不純物濃度が10
    16〜1018cm-3の範囲内であることを特徴とする請求
    項10に記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 第一導電型の高濃度層上に設けられた
    第一導電型のエピタキシャル層を有する半導体基板と、 この半導体基板の表面に選択的に形成された、第二導電
    型の高濃度拡散層からなる第一のソース領域およびドレ
    イン領域と、 前記第一のソース領域を囲むようにして設けられた、第
    二導電型の低濃度拡散層からなる第二のソース領域と、 前記ドレイン領域の周囲の少なくとも前記第一および第
    二のソース領域側に設けられた、第一導電型のポケット
    領域と、 このポケット領域と前記第二のソース領域との間のチャ
    ネル領域に対応する、前記半導体基板上に第一の絶縁膜
    を介して設けられた浮遊ゲート電極と、 この浮遊ゲート電極上に第二の絶縁膜を介して設けられ
    た制御ゲート電極と、 前記高濃度層上の前記エピタキシャル層に設けられた、
    前記ポケット領域と前記高濃度層とをつなぐ、第一導電
    型の高濃度拡散層からなる接続層とを具備したことを特
    徴とする半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記高濃度層は、その不純物濃度が1
    17〜1019cm-3の範囲内であることを特徴とする請
    求項13に記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】 前記接続層は、その不純物濃度が10
    16〜1018cm-3の範囲内であることを特徴とする請求
    項13に記載の半導体装置。
  16. 【請求項16】 第一導電型の半導体層を介して、該半
    導体層と同一導電型の高濃度層が設けられてなる半導体
    基板の上面に、積層ゲート電極を形成する工程と、 前記積層ゲート電極をマスクに、前記半導体基板の表面
    の所定の領域に、第二導電型の拡散層からなるソース領
    域およびドレイン領域を形成する工程と、 前記ドレイン領域に対応する、前記半導体層の一部に、
    イオン注入により前記ドレイン領域と前記高濃度層とを
    つなぐ、第一導電型の高濃度拡散層からなる接続層を形
    成する工程とからなることを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  17. 【請求項17】 EPROM with Tunnel
    Oxide(ETOX)型の不揮発性半導体メモリセ
    ルが構成されることを特徴とする請求項16に記載の半
    導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記半導体基板は、前記第一導電型の
    半導体層中への埋め込みにより、前記第一導電型の高濃
    度層が形成されてなることを特徴とする請求項16に記
    載の半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記半導体基板は、前記第一導電型の
    高濃度層上へのエピタキシャル成長により、前記第一導
    電型の半導体層が形成されてなることを特徴とする請求
    項16に記載の半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記第一導電型の高濃度層は、その不
    純物濃度が1017〜1019cm-3の範囲内となるように
    形成されることを特徴とする請求項16、18または1
    9のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記接続層は、前記積層ゲート電極の
    直下における、チャネル領域の近傍に設けられることを
    特徴とする請求項16に記載の半導体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記接続層は、その不純物濃度が10
    16〜1018cm-3の範囲内となるように形成されること
    を特徴とする請求項16または21のいずれかに記載の
    半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 前記ドレイン領域と前記接続層との間
    には、第一導電型のポケット領域が設けられることを特
    徴とする請求項16に記載の半導体装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 前記ポケット領域の形成は、前記半導
    体基板の表面に対する、イオン注入による不純物の注入
    角度を15度以上〜60度未満とするものであることを
    特徴とする請求項23に記載の半導体装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 前記積層ゲート電極は、前記半導体基
    板上に第一の絶縁膜を介して設けられた浮遊ゲート電極
    と、この浮遊ゲート電極上に第二の絶縁膜を介して設け
    られた制御ゲート電極とから形成されることを特徴とす
    る請求項16に記載の半導体装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 前記ソース領域を形成する工程は、二
    重拡散層構造を形成するために、不純物の注入量がそれ
    ぞれ異なる2回のイオン注入を行うものであることを特
    徴とする請求項16に記載の半導体装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 前記接続層を形成する工程は、平均飛
    程を変えて複数回のイオン注入を行うものであることを
    特徴とする請求項16に記載の半導体装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 前記イオン注入における最低の平均飛
    程が、少なくとも前記ドレイン領域の2倍以上に深いこ
    とを特徴とする請求項27に記載の半導体装置の製造方
    法。
  29. 【請求項29】 前記接続層を形成する工程は、イオン
    注入による不純物の注入量が1012〜1014cm-2の範
    囲内とされることを特徴とする請求項16または27の
    いずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6597035B1 (en) * 1999-08-04 2003-07-22 Texas Instruments Incorporated Robust reference sensing cell for flash memory

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