JPH10288158A - ピストン式ガス圧縮機及びガス圧縮設備 - Google Patents
ピストン式ガス圧縮機及びガス圧縮設備Info
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- JPH10288158A JPH10288158A JP9092488A JP9248897A JPH10288158A JP H10288158 A JPH10288158 A JP H10288158A JP 9092488 A JP9092488 A JP 9092488A JP 9248897 A JP9248897 A JP 9248897A JP H10288158 A JPH10288158 A JP H10288158A
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- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/06—Cooling; Heating; Prevention of freezing
- F04B39/064—Cooling by a cooling jacket in the pump casing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B35/00—Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for
- F04B35/04—Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric
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- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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- F04B39/0005—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00 adaptations of pistons
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- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
- F05B2210/00—Working fluid
- F05B2210/10—Kind or type
- F05B2210/12—Kind or type gaseous, i.e. compressible
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属パーティクルが処理ガスに混入するのを
防止してピストンのシールリングを交換可能なピストン
式ガス圧縮機を提供する。 【解決手段】 シリンダ3に形成したフランジ2に、ガ
ス圧縮空間Hに連通してガスの吸入ポート9と吐出ポー
ト10が形成されており、前記プラグ7を雌ネジ孔6A
から取外した状態でシールリング4とともにフリーピス
トン5を前記雌ネジ孔6Aを通じて挿脱自在としてい
る。
防止してピストンのシールリングを交換可能なピストン
式ガス圧縮機を提供する。 【解決手段】 シリンダ3に形成したフランジ2に、ガ
ス圧縮空間Hに連通してガスの吸入ポート9と吐出ポー
ト10が形成されており、前記プラグ7を雌ネジ孔6A
から取外した状態でシールリング4とともにフリーピス
トン5を前記雌ネジ孔6Aを通じて挿脱自在としてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間等方圧プレス
(HIP)装置などに用いられるアルゴン、窒素等のガ
スをオイルフリーの状態で供給する目的で使用される圧
縮機で、数10〜200kgf/cm2 のガスをガス源として
数100kgf/cm2 以上の高圧ガスを発生するためのピス
トン式のガス圧縮機及びガス圧縮設備に関するものであ
る。
(HIP)装置などに用いられるアルゴン、窒素等のガ
スをオイルフリーの状態で供給する目的で使用される圧
縮機で、数10〜200kgf/cm2 のガスをガス源として
数100kgf/cm2 以上の高圧ガスを発生するためのピス
トン式のガス圧縮機及びガス圧縮設備に関するものであ
る。
【0002】より具体的には、交換頻度の高いピストン
部のシールリングの交換を配管等を取り外すことなく実
施できるピストン式のガス圧縮機および圧縮設備に関す
るものである。
部のシールリングの交換を配管等を取り外すことなく実
施できるピストン式のガス圧縮機および圧縮設備に関す
るものである。
【0003】
【従来の技術】ピストン式ガス圧縮機として特公平2−
57233号公報に開示の技術がある。この従来の技術
は、「一端にフランジを、他端にパッキングを有するシ
リンダと、該シリンダの一端を開放することを可能にす
るために、前記フランジに取外し自在に連結されたシリ
ンダヘッドと、一端が前記パッキングを通してシリンダ
の中へ延びているピストンロッドと、ピストンロッドを
シリンダヘッドに向って又シリンダヘッドから遠ざける
ように往復動させるための装置と、ロッドによって係合
される前記シリンダ内の自由ピストンと、シリンダヘッ
ドに設けられた圧力流体用のポートと、前記ピストンロ
ッドがシリンダヘッドから遠ざかっているとき、流体を
正圧下で前記ポートを通してシリンダに導入し、又ピス
トンが前記シリンダヘッドに向って後退しているとき、
流体を前記シリンダから前記ポートを通して高圧流体と
して吐出させるための装置とからなることを特徴とする
圧縮機。」であってこの圧縮機によれば、「シリンダヘ
ッドをねじ外しすることによって、ピストンを容易に取
り出すことができ、ピストンのパッキングを取り替える
ことができる。ピストンのパッキングが取り替えの必要
な程摩耗するときには、圧縮機の部品を組立て関係に保
持しているタイロッドをいじる必要がない。共通のライ
ン(配管部材)をシリンダヘッドから外し、シリンダヘ
ッドを取り外すだけで良い。」というものであった。
57233号公報に開示の技術がある。この従来の技術
は、「一端にフランジを、他端にパッキングを有するシ
リンダと、該シリンダの一端を開放することを可能にす
るために、前記フランジに取外し自在に連結されたシリ
ンダヘッドと、一端が前記パッキングを通してシリンダ
の中へ延びているピストンロッドと、ピストンロッドを
シリンダヘッドに向って又シリンダヘッドから遠ざける
ように往復動させるための装置と、ロッドによって係合
される前記シリンダ内の自由ピストンと、シリンダヘッ
ドに設けられた圧力流体用のポートと、前記ピストンロ
ッドがシリンダヘッドから遠ざかっているとき、流体を
正圧下で前記ポートを通してシリンダに導入し、又ピス
トンが前記シリンダヘッドに向って後退しているとき、
流体を前記シリンダから前記ポートを通して高圧流体と
して吐出させるための装置とからなることを特徴とする
圧縮機。」であってこの圧縮機によれば、「シリンダヘ
ッドをねじ外しすることによって、ピストンを容易に取
り出すことができ、ピストンのパッキングを取り替える
ことができる。ピストンのパッキングが取り替えの必要
な程摩耗するときには、圧縮機の部品を組立て関係に保
持しているタイロッドをいじる必要がない。共通のライ
ン(配管部材)をシリンダヘッドから外し、シリンダヘ
ッドを取り外すだけで良い。」というものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近、HIP処理は、
Siウェーハなど超LSIの製造などにも利用が検討さ
れるようになってきており、このような分野では、従来
のHIP装置等の高圧設備とは、異なる環境あるいは、
異なった状況での運転への対応が必要となってきている
点に留意しなければならない。
Siウェーハなど超LSIの製造などにも利用が検討さ
れるようになってきており、このような分野では、従来
のHIP装置等の高圧設備とは、異なる環境あるいは、
異なった状況での運転への対応が必要となってきている
点に留意しなければならない。
【0005】まず、第一に、プロセスの途中で混入する
粉塵(パーティクル)を極限まで減少させることが重要
で、とくに遷移金属粒子の混入はSiウェーハなどの超
LSIの製造には致命的な問題となる。このため、圧縮
機で金属系の摩耗粉が出るような構造は問題であって前
述した従来技術の圧縮機ではそこまでの配慮がなされて
いない。
粉塵(パーティクル)を極限まで減少させることが重要
で、とくに遷移金属粒子の混入はSiウェーハなどの超
LSIの製造には致命的な問題となる。このため、圧縮
機で金属系の摩耗粉が出るような構造は問題であって前
述した従来技術の圧縮機ではそこまでの配慮がなされて
いない。
【0006】また、ピストンは基本的に摺動するもので
あるが、ピストンパッキングの部分でシリンダの内面と
接触しており、特にピストンが中心軸から傾斜するよう
な状況が発生する可能性が大きい。パッキングが偏摩耗
したり、傾斜したりするとピストンの金属製の部分がシ
リンダと接触して金属パーティクルが発生することとな
り、好ましくない。
あるが、ピストンパッキングの部分でシリンダの内面と
接触しており、特にピストンが中心軸から傾斜するよう
な状況が発生する可能性が大きい。パッキングが偏摩耗
したり、傾斜したりするとピストンの金属製の部分がシ
リンダと接触して金属パーティクルが発生することとな
り、好ましくない。
【0007】更に、このような超LSI製造用の装置の
プロセスガスの配管系では、配管の継ぎ手や弁等の部分
でパーティクルが発生しやすく、特に装置のメンテナン
ス時に配管の継ぎ手部分をはずすような構造は避ける傾
向が強く、可能な限り溶接構造としているのが通例であ
る。従って、前述した従来技術の図に示された実施例の
装置では、圧縮機の共通ライン(配管)を外す操作なし
に、ピストンのパッキングの修理はできない構造となっ
ていることから、これも問題点である。
プロセスガスの配管系では、配管の継ぎ手や弁等の部分
でパーティクルが発生しやすく、特に装置のメンテナン
ス時に配管の継ぎ手部分をはずすような構造は避ける傾
向が強く、可能な限り溶接構造としているのが通例であ
る。従って、前述した従来技術の図に示された実施例の
装置では、圧縮機の共通ライン(配管)を外す操作なし
に、ピストンのパッキングの修理はできない構造となっ
ていることから、これも問題点である。
【0008】また、超LSIの製造装置は通常24時間
連続で少なくとも3週間は停止することなく操業され
る。すなわち約500時間の連続操業が通例で、この3
週間毎に必要に応じて消耗部分が交換される。圧縮機の
ピストンパッキングの耐久性も数100kgf/cm2 の高圧
運転では500時間程度であり、その都度新品に交換せ
ざるを得ない。かつその交換後、元の状態に復旧するま
での時間も数時間が要求される。したがって、上記の交
換作業は極力簡素でかつパーティクルが発生するような
配管の取り外しはないことが好ましい。
連続で少なくとも3週間は停止することなく操業され
る。すなわち約500時間の連続操業が通例で、この3
週間毎に必要に応じて消耗部分が交換される。圧縮機の
ピストンパッキングの耐久性も数100kgf/cm2 の高圧
運転では500時間程度であり、その都度新品に交換せ
ざるを得ない。かつその交換後、元の状態に復旧するま
での時間も数時間が要求される。したがって、上記の交
換作業は極力簡素でかつパーティクルが発生するような
配管の取り外しはないことが好ましい。
【0009】これらの点で前述した従来技術の圧縮機で
は例えば、Siウェーハなど超LSIの製造分野での利
用には問題を残していた。本発明は、如上の如き従来の
ピストン式ガス圧縮機の持つピストン部シール部材の交
換に伴う、作業の繁雑さと作業時に不可避的に発生する
金属パーティクルの量を低減するために、配管の接続部
の取り外しを不要にしたピストン式ガス圧縮機を提供す
ることが目的である。
は例えば、Siウェーハなど超LSIの製造分野での利
用には問題を残していた。本発明は、如上の如き従来の
ピストン式ガス圧縮機の持つピストン部シール部材の交
換に伴う、作業の繁雑さと作業時に不可避的に発生する
金属パーティクルの量を低減するために、配管の接続部
の取り外しを不要にしたピストン式ガス圧縮機を提供す
ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は一端にフランジ
2を有するシリンダ3と、該シリンダ3に軸方向移動自
在としてシールリング4を介して嵌合されているフリー
ピストン5と、前記フランジ2に重ね合せて連結されて
いて前記フリーピストン5と軸方向で相対する位置に雌
ネジ孔6Aが形成されている前記シリンダ3の軸方向端
部を閉塞する閉塞部材6と、前記雌ネジ孔6Aに着脱自
在としてネジ込まれているプラグ7と、を備え、前記フ
リーピストン5の軸方向移動でシリンダ3内のガス圧縮
空間Hを圧縮するようにしているピストン式ガス圧縮機
であって、前述の目的を達成するために次の技術的手段
を講じている。
2を有するシリンダ3と、該シリンダ3に軸方向移動自
在としてシールリング4を介して嵌合されているフリー
ピストン5と、前記フランジ2に重ね合せて連結されて
いて前記フリーピストン5と軸方向で相対する位置に雌
ネジ孔6Aが形成されている前記シリンダ3の軸方向端
部を閉塞する閉塞部材6と、前記雌ネジ孔6Aに着脱自
在としてネジ込まれているプラグ7と、を備え、前記フ
リーピストン5の軸方向移動でシリンダ3内のガス圧縮
空間Hを圧縮するようにしているピストン式ガス圧縮機
であって、前述の目的を達成するために次の技術的手段
を講じている。
【0011】すなわち、請求項1に係るピストン式ガス
圧縮機は、前記フランジ2に、ガス圧縮空間Hに連通し
てガスの吸入ポート9と吐出ポート10が形成されてお
り、前記プラグ7を雌ネジ孔6Aから取外した状態でシ
ールリング4とともにフリーピストン5を前記雌ネジ孔
6Aを通じて挿脱自在としていることを特徴とするもの
であり、このような構成を採用したことによって、フリ
ーピストン5に備えているシールリング4(シール部
材、パッキング)の交換をする場合でも、配管部材の取
外しが不要となり、従来から問題となっていた配管の脱
着に伴ってそのたびに発生する金属パーティクルの量を
大幅に低減することが可能となったのである。
圧縮機は、前記フランジ2に、ガス圧縮空間Hに連通し
てガスの吸入ポート9と吐出ポート10が形成されてお
り、前記プラグ7を雌ネジ孔6Aから取外した状態でシ
ールリング4とともにフリーピストン5を前記雌ネジ孔
6Aを通じて挿脱自在としていることを特徴とするもの
であり、このような構成を採用したことによって、フリ
ーピストン5に備えているシールリング4(シール部
材、パッキング)の交換をする場合でも、配管部材の取
外しが不要となり、従来から問題となっていた配管の脱
着に伴ってそのたびに発生する金属パーティクルの量を
大幅に低減することが可能となったのである。
【0012】また、請求項2に係る本発明では、前述し
た請求項1の構成において、プラグ7と軸方向で相対す
るフリーピストン5の端面に、該ピストン5を挿脱する
ための工具係合部11が形成されており、前記閉塞部材
6に形成した雌ネジ孔6Aは、シールリング4を含むフ
リーピストン5の外径よりも大きく形成されていること
を特徴とするものであり、このような構成を採用したこ
とによって、前述の作用効果に加えて、シールリング4
の交換作業が軽快かつ迅速に行え得るとともに新しいシ
ールリング4を装着したフリーピストン5をシリンダ3
に挿入する際、当該シールリング4の損傷等も防止でき
るに至ったのである。
た請求項1の構成において、プラグ7と軸方向で相対す
るフリーピストン5の端面に、該ピストン5を挿脱する
ための工具係合部11が形成されており、前記閉塞部材
6に形成した雌ネジ孔6Aは、シールリング4を含むフ
リーピストン5の外径よりも大きく形成されていること
を特徴とするものであり、このような構成を採用したこ
とによって、前述の作用効果に加えて、シールリング4
の交換作業が軽快かつ迅速に行え得るとともに新しいシ
ールリング4を装着したフリーピストン5をシリンダ3
に挿入する際、当該シールリング4の損傷等も防止でき
るに至ったのである。
【0013】更に、請求項3に係る本発明では前述した
請求項1又は2の構成において、シリンダ3の外周を取
り囲んで筒形の冷却ジャケット12が備えられ、該冷却
ジャケット12は、ガス圧縮時に作用するシリンダ軸方
向荷重を担持していることを特徴とする構成を採用する
ことによって、ガスの圧縮に伴い発生する熱による圧縮
効率の低下を抑制し、かつ、シールリング4等の温度過
上昇を抑制して結果として延命化が図れ、軸方向荷重を
担持する特別な構成部材が省略できるに至ったのであ
る。
請求項1又は2の構成において、シリンダ3の外周を取
り囲んで筒形の冷却ジャケット12が備えられ、該冷却
ジャケット12は、ガス圧縮時に作用するシリンダ軸方
向荷重を担持していることを特徴とする構成を採用する
ことによって、ガスの圧縮に伴い発生する熱による圧縮
効率の低下を抑制し、かつ、シールリング4等の温度過
上昇を抑制して結果として延命化が図れ、軸方向荷重を
担持する特別な構成部材が省略できるに至ったのであ
る。
【0014】また、本発明に係るガス圧縮設備は、フリ
ーピストン5を軸方向移動自在とする駆動手段が、往復
動形の油圧シリンダ装置15であり、該油圧シリンダ装
置15の軸方向両端部に、請求項1〜3のいずれかに記
載のピストン式ガス圧縮機1が設けられ、前記油圧シリ
ンダ装置15の往復動作で、一方のガス圧縮機1におけ
る圧縮空間H内のガスを圧縮して吐出ポート10から押
出すとき他方のガス圧縮機1における圧縮空間H内に吸
入ポート9を通じてガスを吸入するように連動されてい
ることを特徴とするものであり、このような構成を採用
したことにより、ガス圧縮の稼動率が向上できるのであ
る。
ーピストン5を軸方向移動自在とする駆動手段が、往復
動形の油圧シリンダ装置15であり、該油圧シリンダ装
置15の軸方向両端部に、請求項1〜3のいずれかに記
載のピストン式ガス圧縮機1が設けられ、前記油圧シリ
ンダ装置15の往復動作で、一方のガス圧縮機1におけ
る圧縮空間H内のガスを圧縮して吐出ポート10から押
出すとき他方のガス圧縮機1における圧縮空間H内に吸
入ポート9を通じてガスを吸入するように連動されてい
ることを特徴とするものであり、このような構成を採用
したことにより、ガス圧縮の稼動率が向上できるのであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の好ま
しい実施の形態について詳述する。図1は、本発明に係
るピストン式ガス圧縮機1の構成を模式的に示したもの
である。図1において、本発明に係る圧縮機1は、一端
にフランジ2を有する円筒形状のシリンダ3と、該シリ
ンダ3に軸方向移動自在としてシールリング(シール部
材)4を介して嵌合されているフリーピストン5と、前
記フランジ2に重ね合せて連結されていて前記フリーピ
ストン5と軸方向で相対する位置に雌ネジ孔6Aが形成
されている前記シリンダ3の軸方向端部を閉塞する閉塞
部材6と、前記雌ネジ孔6Aに着脱自在としてネジ込ま
れていてO−リング7Aで密封されているプラグ7と、
前記ピストン5に係合されていて該ピストン5を駆動す
るロッド8を備え、前記フリーピストン5の軸方向移動
でシリンダ3内のガス圧縮空間Hを圧縮するようにして
いる。
しい実施の形態について詳述する。図1は、本発明に係
るピストン式ガス圧縮機1の構成を模式的に示したもの
である。図1において、本発明に係る圧縮機1は、一端
にフランジ2を有する円筒形状のシリンダ3と、該シリ
ンダ3に軸方向移動自在としてシールリング(シール部
材)4を介して嵌合されているフリーピストン5と、前
記フランジ2に重ね合せて連結されていて前記フリーピ
ストン5と軸方向で相対する位置に雌ネジ孔6Aが形成
されている前記シリンダ3の軸方向端部を閉塞する閉塞
部材6と、前記雌ネジ孔6Aに着脱自在としてネジ込ま
れていてO−リング7Aで密封されているプラグ7と、
前記ピストン5に係合されていて該ピストン5を駆動す
るロッド8を備え、前記フリーピストン5の軸方向移動
でシリンダ3内のガス圧縮空間Hを圧縮するようにして
いる。
【0016】このように構成された圧縮機1において、
本発明では、前記フランジ2に、ガス圧縮空間Hに連通
してガスの吸入ポート9と吐出ポート10が独立して形
成されており、前記プラグ7を雌ネジ孔6Aから取外し
た状態でシールリング4とともにフリーピストン5を前
記雌ネジ孔6Aを通じて挿脱自在としているのである。
本発明では、前記フランジ2に、ガス圧縮空間Hに連通
してガスの吸入ポート9と吐出ポート10が独立して形
成されており、前記プラグ7を雌ネジ孔6Aから取外し
た状態でシールリング4とともにフリーピストン5を前
記雌ネジ孔6Aを通じて挿脱自在としているのである。
【0017】具体的には、前記プラグ7と軸方向で相対
するフリーピストン5の端面に、該ピストン5を挿脱す
るための図では雄ネジ孔で例示する工具係合部11が形
成されており、前記閉塞部材6に形成した雌ネジ孔6A
は、シールリング4を含むフリーピストン5の外径より
も大きく形成されている。上記構成において、フリーピ
ストン5に設けられるシールリング(シール部材)4は
1本でも良いが、図1に示したように、高圧ガス側と大
気圧側とで軸方向に離して2本設けて、フリーピストン
5が軸線に対して傾いても、該フリーピストン5の角部
がシリンダ3の内面に接触して金属摩耗粉を発生しない
構成とすることが好ましい。
するフリーピストン5の端面に、該ピストン5を挿脱す
るための図では雄ネジ孔で例示する工具係合部11が形
成されており、前記閉塞部材6に形成した雌ネジ孔6A
は、シールリング4を含むフリーピストン5の外径より
も大きく形成されている。上記構成において、フリーピ
ストン5に設けられるシールリング(シール部材)4は
1本でも良いが、図1に示したように、高圧ガス側と大
気圧側とで軸方向に離して2本設けて、フリーピストン
5が軸線に対して傾いても、該フリーピストン5の角部
がシリンダ3の内面に接触して金属摩耗粉を発生しない
構成とすることが好ましい。
【0018】この場合、図のようにU形パッキン4Aを
圧力が高い側が凹となるように配置してバックアップリ
ング4Bを装着したり、高圧ガス側はU形パッキンとし
て大気側はO−リングとする、あるいは、高圧側には、
ガス圧によりシールリング部分の圧力がガス圧より高く
なるように受圧面積を調整した所謂ブリッジマン型のシ
ール部材を用いるなど、吐出圧力等に応じて適宜選択を
行うことができる。
圧力が高い側が凹となるように配置してバックアップリ
ング4Bを装着したり、高圧ガス側はU形パッキンとし
て大気側はO−リングとする、あるいは、高圧側には、
ガス圧によりシールリング部分の圧力がガス圧より高く
なるように受圧面積を調整した所謂ブリッジマン型のシ
ール部材を用いるなど、吐出圧力等に応じて適宜選択を
行うことができる。
【0019】大気側をO−リングにすることにより、圧
縮機のガス圧縮空間内を真空引きにして脱気する作業が
必要な場合、U形パッキンやブリッジマン型のシールだ
けでは真空の保持が確実でないが、真空シールを確実と
することができる。なお、シール部材4の材質は、U形
パッキンやブリッジマン型シールの場合には、ウレタ
ン、テフロン、ナイロンなどの樹脂類が、また、O−リ
ングの場合にはニトリルゴム、ふっ素ゴム、シリコンゴ
ムなどのゴム材が選定され、この選定基準は、摩擦係
数、耐摩耗性、耐熱性などであって、摩擦係数が小さく
て、耐摩耗性があり、かつ耐熱性のあるものが寿命の点
から好ましい。
縮機のガス圧縮空間内を真空引きにして脱気する作業が
必要な場合、U形パッキンやブリッジマン型のシールだ
けでは真空の保持が確実でないが、真空シールを確実と
することができる。なお、シール部材4の材質は、U形
パッキンやブリッジマン型シールの場合には、ウレタ
ン、テフロン、ナイロンなどの樹脂類が、また、O−リ
ングの場合にはニトリルゴム、ふっ素ゴム、シリコンゴ
ムなどのゴム材が選定され、この選定基準は、摩擦係
数、耐摩耗性、耐熱性などであって、摩擦係数が小さく
て、耐摩耗性があり、かつ耐熱性のあるものが寿命の点
から好ましい。
【0020】上記のように、シール材質の最適化を行っ
ても、このようなピストン型のガス圧縮機1で、特に吐
出圧力が数100kgf/cm2 以上と高い場合、ピストン部
のシールの寿命はかなり短くなることが、経験的に知ら
れており、吐出圧力が500kgf/cm2 以上にもなると、
2000時間程度が限界である。このため、交換作業が
必要となるが、2000時間連続運転の場合、日数にし
て80日強すなわち3ヵ月に満たない期間で交換を行わ
ねばならない。したがって、シール部材4の交換作業は
できるだけ、簡単に行えることが必要であり、交換時に
取り外す部品の数を少なくした設計が肝要となる。
ても、このようなピストン型のガス圧縮機1で、特に吐
出圧力が数100kgf/cm2 以上と高い場合、ピストン部
のシールの寿命はかなり短くなることが、経験的に知ら
れており、吐出圧力が500kgf/cm2 以上にもなると、
2000時間程度が限界である。このため、交換作業が
必要となるが、2000時間連続運転の場合、日数にし
て80日強すなわち3ヵ月に満たない期間で交換を行わ
ねばならない。したがって、シール部材4の交換作業は
できるだけ、簡単に行えることが必要であり、交換時に
取り外す部品の数を少なくした設計が肝要となる。
【0021】本発明によれば、図1を参照して上述した
ことから明らかなように、シリンダ3のフリーピストン
5を取出す作業は、閉塞部材7の雌ネジ孔6Aにねじ込
まれたプラグ7を引き出して、フリーピストン5の端面
中央部に設けられた「ピストン引き抜き用ボルト穴」で
示した工具係合部11に長いボルトで例示する工具をね
じ込んで引き抜くだけで実施でき、吸入ポート9および
吐出ポート10に接続した配管等の取り外しは一切不要
である。
ことから明らかなように、シリンダ3のフリーピストン
5を取出す作業は、閉塞部材7の雌ネジ孔6Aにねじ込
まれたプラグ7を引き出して、フリーピストン5の端面
中央部に設けられた「ピストン引き抜き用ボルト穴」で
示した工具係合部11に長いボルトで例示する工具をね
じ込んで引き抜くだけで実施でき、吸入ポート9および
吐出ポート10に接続した配管等の取り外しは一切不要
である。
【0022】一方、大気中に取出されたフリーピストン
5からパッキン等のシール部材4を取り外して交換する
作業は通常と同様に行われるが、元に戻す作業も前述の
取出し作業を逆に行うだけで良く、非常に簡単であっ
て、このように配管を一切取り外さなくてもフリーピス
トン5のシール材4を交換できるという本発明による利
点は、特に金属パーティクルの混入がプロセス上製品の
品質に影響を与えるSi半導体基板等の埋込み処理に用
いられる場合に顕著な効果を発揮する。
5からパッキン等のシール部材4を取り外して交換する
作業は通常と同様に行われるが、元に戻す作業も前述の
取出し作業を逆に行うだけで良く、非常に簡単であっ
て、このように配管を一切取り外さなくてもフリーピス
トン5のシール材4を交換できるという本発明による利
点は、特に金属パーティクルの混入がプロセス上製品の
品質に影響を与えるSi半導体基板等の埋込み処理に用
いられる場合に顕著な効果を発揮する。
【0023】すなわち、配管の接続部はこのような高圧
の場合には、金属・金属接触の継ぎ手で行われており、
結合する際には、接触面を押し付けるために、多かれ少
なかれ接触部で金属粉が発生し、これがガスの流れとと
もにプロセス室に流入する。また、取り外す箇所が多く
なればなるほど、このような金属パーティクル混入の機
会が増すとともに、大気からの汚染材の混入の機会も増
大する。本発明によれば、ピストン部のシール材の交換
時に、プロセスガス接触部で大気に晒される部分は、ピ
ストン部と高圧円筒であるシリンダの内面のみと最小限
にとどめられ、このような金属パーティクル混入の機会
をへらすことが可能となる。
の場合には、金属・金属接触の継ぎ手で行われており、
結合する際には、接触面を押し付けるために、多かれ少
なかれ接触部で金属粉が発生し、これがガスの流れとと
もにプロセス室に流入する。また、取り外す箇所が多く
なればなるほど、このような金属パーティクル混入の機
会が増すとともに、大気からの汚染材の混入の機会も増
大する。本発明によれば、ピストン部のシール材の交換
時に、プロセスガス接触部で大気に晒される部分は、ピ
ストン部と高圧円筒であるシリンダの内面のみと最小限
にとどめられ、このような金属パーティクル混入の機会
をへらすことが可能となる。
【0024】更に、図1を参照すると、円筒形とされた
シリンダ3の外周を取り囲んで円筒形の冷却ジャケット
12が軸方向両端のO−リング13A,13Bを介して
備えられ、該冷却ジャケット12は、その軸方向両端に
形成したフランジ12A,12Bの一方12Aをシリン
ダ3のフランジ2および閉塞部材6とともに複数本のボ
ルト・ナット締結具14で固定し、他方12Bを図外の
固定部材に締結することでガス圧縮時に作用するシリン
ダ軸方向荷重を担持しているとともに、シリンダ3の外
周面と冷却ジャケット12の内周面とで形成される通路
12Cに冷媒(冷却水)を流すことによって、アルゴン
ガス、窒素ガス等のプロセスガスの圧縮に伴い発生する
熱による圧縮効率の低下と、シール部材等の温度過上昇
を抑制する構成となっている。
シリンダ3の外周を取り囲んで円筒形の冷却ジャケット
12が軸方向両端のO−リング13A,13Bを介して
備えられ、該冷却ジャケット12は、その軸方向両端に
形成したフランジ12A,12Bの一方12Aをシリン
ダ3のフランジ2および閉塞部材6とともに複数本のボ
ルト・ナット締結具14で固定し、他方12Bを図外の
固定部材に締結することでガス圧縮時に作用するシリン
ダ軸方向荷重を担持しているとともに、シリンダ3の外
周面と冷却ジャケット12の内周面とで形成される通路
12Cに冷媒(冷却水)を流すことによって、アルゴン
ガス、窒素ガス等のプロセスガスの圧縮に伴い発生する
熱による圧縮効率の低下と、シール部材等の温度過上昇
を抑制する構成となっている。
【0025】また、図1の例では、ガス圧縮空間Hの高
圧ガスの圧力により発生する軸方向の荷重は、閉塞部材
6と駆動部(固定部材)を水冷ジャケット12で結合し
て水冷ジャケット12により支持する構成となっている
が、閉塞部材6と駆動部を複数本の棒状部材(タイロッ
ド)で結合して軸方向荷重を担持してもかまわない。た
だ、図示のように水冷ジャケット12を利用して軸方向
荷重を担持することにより、構成部材の数の低減が可能
である。
圧ガスの圧力により発生する軸方向の荷重は、閉塞部材
6と駆動部(固定部材)を水冷ジャケット12で結合し
て水冷ジャケット12により支持する構成となっている
が、閉塞部材6と駆動部を複数本の棒状部材(タイロッ
ド)で結合して軸方向荷重を担持してもかまわない。た
だ、図示のように水冷ジャケット12を利用して軸方向
荷重を担持することにより、構成部材の数の低減が可能
である。
【0026】図2および図3を参照すると、図1を参照
して既述したピストン式ガス圧縮機1を利用した2段式
のガス圧縮設備が模式的に例示されている。すなわち、
このガス圧縮設備はフリーピストン5を軸方向移動自在
とする駆動手段が、往復動形の油圧シリンダ装置15で
あり、該油圧シリンダ装置15の軸方向両端部に、ピス
トン式ガス圧縮機1が設けられ、前記油圧シリンダ装置
15の往復動作で、一方のガス圧縮機1における圧縮空
間H内のガスを圧縮して吐出ポート10から押出すとき
他方のガス圧縮機1における圧縮空間H内に吸入ポート
9を通じてガスを吸入するように連動されているもので
ある。
して既述したピストン式ガス圧縮機1を利用した2段式
のガス圧縮設備が模式的に例示されている。すなわち、
このガス圧縮設備はフリーピストン5を軸方向移動自在
とする駆動手段が、往復動形の油圧シリンダ装置15で
あり、該油圧シリンダ装置15の軸方向両端部に、ピス
トン式ガス圧縮機1が設けられ、前記油圧シリンダ装置
15の往復動作で、一方のガス圧縮機1における圧縮空
間H内のガスを圧縮して吐出ポート10から押出すとき
他方のガス圧縮機1における圧縮空間H内に吸入ポート
9を通じてガスを吸入するように連動されているもので
ある。
【0027】図2および図3において、油圧シリンダ装
置15の両端部に備えられるピストン式ガス圧縮機は、
図1を参照して既述したガス圧縮機と構成は同じである
ことから、共通部材、部分等は共通符号を用い、左側
(1段側)のガス圧縮機には符号の頭に「L」を、右側
(2段目)のガス圧縮機には「R」を便宜上付してい
る。
置15の両端部に備えられるピストン式ガス圧縮機は、
図1を参照して既述したガス圧縮機と構成は同じである
ことから、共通部材、部分等は共通符号を用い、左側
(1段側)のガス圧縮機には符号の頭に「L」を、右側
(2段目)のガス圧縮機には「R」を便宜上付してい
る。
【0028】油圧シリンダ装置15は両端にフランジ1
6L,16Rを有する円筒形のシリンダ16内に油圧ピ
ストン17が往復動自在に嵌合されており、前記フラン
ジ16L,16Rと冷却ジャケットL12,R12のフ
ランジとでシリンダ蓋15A,15Aを挟持してボルト
・ナット締結具17L,17Rによって結合されてお
り、左右のシリンダ蓋15A,15Aの内周にはシール
部材(O−リング)15Bを介して駆動ロッド(ピスト
ンロッド)L8およびR8が油密に摺動自在とされ、そ
の端面が左右のフリーピストンL5,R5に当接されて
いる。
6L,16Rを有する円筒形のシリンダ16内に油圧ピ
ストン17が往復動自在に嵌合されており、前記フラン
ジ16L,16Rと冷却ジャケットL12,R12のフ
ランジとでシリンダ蓋15A,15Aを挟持してボルト
・ナット締結具17L,17Rによって結合されてお
り、左右のシリンダ蓋15A,15Aの内周にはシール
部材(O−リング)15Bを介して駆動ロッド(ピスト
ンロッド)L8およびR8が油密に摺動自在とされ、そ
の端面が左右のフリーピストンL5,R5に当接されて
いる。
【0029】図示では1段目のガス圧縮機L1に対して
2段目のガス圧縮機R1がシリンダおよびフリーピスト
ンの断面積が小さくされていてより高い圧力を発生する
ようになっており、1段目の吸入ポートL9には第1逆
止弁V1を有するガス導入用の第1配管18が接続さ
れ、1段目の吐出ポートL10には第2逆止弁V2を有
する第2配管19が接続され、該第2配管19は第3逆
止弁V3を介して第2段の吸入ポートR9に接続されて
おり、第2段の吐出ポートR10には第4逆止弁V4を
有する第3配管20が接続され、この第3配管20はプ
ロセスの処理室(Si半導体基板等の埋入処理を行う処
理室)に接続されている。
2段目のガス圧縮機R1がシリンダおよびフリーピスト
ンの断面積が小さくされていてより高い圧力を発生する
ようになっており、1段目の吸入ポートL9には第1逆
止弁V1を有するガス導入用の第1配管18が接続さ
れ、1段目の吐出ポートL10には第2逆止弁V2を有
する第2配管19が接続され、該第2配管19は第3逆
止弁V3を介して第2段の吸入ポートR9に接続されて
おり、第2段の吐出ポートR10には第4逆止弁V4を
有する第3配管20が接続され、この第3配管20はプ
ロセスの処理室(Si半導体基板等の埋入処理を行う処
理室)に接続されている。
【0030】すなわち、1段のシリンダL3に吸入ポー
トL9から吸入されたガスは油圧ピストン17が左側に
移動する際に圧縮されて吐出ポートL10から押し出さ
れると同時に2段シリンダR3の吸入ポートR9から吸
入される。次に、油圧ピストン17が右側へ移動する際
に2段のシリンダR3内のガスは2段の吐出ポートR1
0から押し出される。ガスの圧力は各段のピストンの断
面積を駆動用油圧により発生される荷重に応じて高めら
れるので、目的とする最終的圧力値におうじて、これら
の寸法と荷重が選定されることは勿論であり、上記動作
を行なうために第1〜第4逆止弁V1〜V4は遠隔的に
オン・オフされる電磁形が望ましい。
トL9から吸入されたガスは油圧ピストン17が左側に
移動する際に圧縮されて吐出ポートL10から押し出さ
れると同時に2段シリンダR3の吸入ポートR9から吸
入される。次に、油圧ピストン17が右側へ移動する際
に2段のシリンダR3内のガスは2段の吐出ポートR1
0から押し出される。ガスの圧力は各段のピストンの断
面積を駆動用油圧により発生される荷重に応じて高めら
れるので、目的とする最終的圧力値におうじて、これら
の寸法と荷重が選定されることは勿論であり、上記動作
を行なうために第1〜第4逆止弁V1〜V4は遠隔的に
オン・オフされる電磁形が望ましい。
【0031】また、図3で示すように圧縮時に発生した
熱によるガス温度の上昇は圧縮の効率を低下させるの
で、各段の吐出ポートから吐出されたガスが通過する配
管図では第2・3配管19,20は出入口21A,21
Bから冷却水が導通される冷却器21に内挿することに
より圧縮されたガスから熱を除去することが望ましい。
なお、図1において水冷ジャケット12のフランジ12
Bを固定する部材は、油圧シリンダ16のフランジ16
R又はシリンダ蓋15Aに相当する。
熱によるガス温度の上昇は圧縮の効率を低下させるの
で、各段の吐出ポートから吐出されたガスが通過する配
管図では第2・3配管19,20は出入口21A,21
Bから冷却水が導通される冷却器21に内挿することに
より圧縮されたガスから熱を除去することが望ましい。
なお、図1において水冷ジャケット12のフランジ12
Bを固定する部材は、油圧シリンダ16のフランジ16
R又はシリンダ蓋15Aに相当する。
【0032】図4および図5は、前述した駆動ロッド8
を往復動する手段として油圧ではなく、電動モータを動
力源としてその回転を往復動に機械的に変換するように
した実施の形態を示している。図4は、駆動ロッド8に
コネクティングロッド22の一端を枢着させ、他端をク
ランク部材23の偏心ピンに枢着させ、クランク部材2
3を減速機24付の電動モータ25で駆動するものを示
し、この例では駆動ロッド8が摺動するとき、多少上下
動することから、フリーピストン5との当接部は球座面
で当接するようにすることが望ましい。
を往復動する手段として油圧ではなく、電動モータを動
力源としてその回転を往復動に機械的に変換するように
した実施の形態を示している。図4は、駆動ロッド8に
コネクティングロッド22の一端を枢着させ、他端をク
ランク部材23の偏心ピンに枢着させ、クランク部材2
3を減速機24付の電動モータ25で駆動するものを示
し、この例では駆動ロッド8が摺動するとき、多少上下
動することから、フリーピストン5との当接部は球座面
で当接するようにすることが望ましい。
【0033】図5は、減速機24付の正逆転可能な電動
モータ25でピニオン26を正逆回転させ、該ピニオン
26を駆動ロッド8に備えたラック27に噛合させたも
のを示している。この図4および図5のフリーピストン
を駆動する手段によれば、周辺設備等の関係で油圧を嫌
うときに有効である。
モータ25でピニオン26を正逆回転させ、該ピニオン
26を駆動ロッド8に備えたラック27に噛合させたも
のを示している。この図4および図5のフリーピストン
を駆動する手段によれば、周辺設備等の関係で油圧を嫌
うときに有効である。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、ピ
ストン式圧縮機のピストン部シール部材の交換が、簡単
に行われるようになる。特に配管を一切取り外すことな
しに、シール部材を交換できるので、従来から問題とな
っていた配管の着脱に伴って、そのたびに発生する金属
パーティクルの量を大幅に低減することが可能になり、
Si半導体の高圧ガスを使用した処理が工業的に抵抗可
能となるなど、これらの産業分野の発展に寄与するとこ
ろ極めて大である。
ストン式圧縮機のピストン部シール部材の交換が、簡単
に行われるようになる。特に配管を一切取り外すことな
しに、シール部材を交換できるので、従来から問題とな
っていた配管の着脱に伴って、そのたびに発生する金属
パーティクルの量を大幅に低減することが可能になり、
Si半導体の高圧ガスを使用した処理が工業的に抵抗可
能となるなど、これらの産業分野の発展に寄与するとこ
ろ極めて大である。
【図1】本発明に係るピストン式ガス圧縮機を模式的に
示した断面図である。
示した断面図である。
【図2】ピストン式ガス圧縮機を2段として備えた本発
明に係るガス圧縮設備を模式的に示した断面図である。
明に係るガス圧縮設備を模式的に示した断面図である。
【図3】図2の全体構成図である。
【図4】駆動手段を機械式とした第1例を示す模式図で
ある。
ある。
【図5】駆動手段を機械式とした第2例を示す模式図で
ある。
ある。
1 ガス圧縮機 2 フランジ 3 シリンダ 4 シールリング 5 フリーピストン 6 閉塞部材 6A ネジ孔 7 プラグ 8 駆動ロッド 9 吸入ポート 10 吐出ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成川 裕 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 増岡 格 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内
Claims (4)
- 【請求項1】 一端にフランジ(2)を有するシリンダ
(3)と、該シリンダ(3)に軸方向移動自在としてシ
ールリング(4)を介して嵌合されているフリーピスト
ン(5)と、前記フランジ(2)に重ね合せて連結され
ていて前記フリーピストン(5)と軸方向で相対する位
置に雌ネジ孔(6A)が形成されている前記シリンダ
(3)の軸方向端部を閉塞する閉塞部材(6)と、前記
雌ネジ孔(6A)に着脱自在としてネジ込まれているプ
ラグ(7)と、を備え、前記フリーピストン(5)の軸
方向移動でシリンダ(3)内のガス圧縮空間(H)を圧
縮するようにしているピストン式ガス圧縮機であって、 前記フランジ(2)に、ガス圧縮空間(H)に連通して
ガスの吸入ポート(9)と吐出ポート(10)が形成さ
れており、前記プラグ(7)を雌ネジ孔(6A)から取
外した状態でシールリング(4)とともにフリーピスト
ン(5)を前記雌ネジ孔(6A)を通じて挿脱自在とし
ていることを特徴とするピストン式ガス圧縮機。 - 【請求項2】 プラグ(7)と軸方向で相対するフリー
ピストン(5)の端面に、該ピストン(5)を挿脱する
ための工具係合部(11)が形成されており、前記閉塞
部材(6)に形成した雌ネジ孔(6A)は、シールリン
グ(4)を含むフリーピストン(5)の外径よりも大き
く形成されていることを特徴とする請求項1記載のピス
トン式ガス圧縮機。 - 【請求項3】 シリンダ(3)の外周を取り囲んで筒形
の冷却ジャケット(12)が備えられ、該冷却ジャケッ
ト(12)は、ガス圧縮時に作用するシリンダ軸方向荷
重を担持していることを特徴とする請求項1又は2に記
載のピストン式ガス圧縮機。 - 【請求項4】 フリーピストン(5)を軸方向移動自在
とする駆動手段が、往復動形の油圧シリンダ装置(1
5)であり、該油圧シリンダ装置(15)の軸方向両端
部に、請求項1〜3のいずれかに記載のピストン式ガス
圧縮機(1)が設けられ、前記油圧シリンダ装置(1
5)の往復動作で、一方のガス圧縮機(1)における圧
縮空間(H)内のガスを圧縮して吐出ポート(10)か
ら押出すとき他方のガス圧縮機(1)における圧縮空間
(H)内に吸入ポート(9)を通じてガスを吸入するよ
うに連動されていることを特徴とするガス圧縮設備。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9092488A JPH10288158A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | ピストン式ガス圧縮機及びガス圧縮設備 |
KR1019980012215A KR100297329B1 (ko) | 1997-04-10 | 1998-04-07 | 피스톤식가스압축기 |
US09/058,185 US6077053A (en) | 1997-04-10 | 1998-04-10 | Piston type gas compressor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9092488A JPH10288158A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | ピストン式ガス圧縮機及びガス圧縮設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10288158A true JPH10288158A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14055695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9092488A Pending JPH10288158A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | ピストン式ガス圧縮機及びガス圧縮設備 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6077053A (ja) |
JP (1) | JPH10288158A (ja) |
KR (1) | KR100297329B1 (ja) |
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WO2014122923A1 (ja) * | 2013-02-08 | 2014-08-14 | 株式会社神戸製鋼所 | 圧縮装置 |
CN104421135A (zh) * | 2013-08-28 | 2015-03-18 | 株式会社神户制钢所 | 压缩装置 |
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KR20190075833A (ko) * | 2017-12-21 | 2019-07-01 | 하스켈 인터내셔널, 엘엘씨 | 전기 구동식 가스 부스터 |
JP2021522446A (ja) * | 2018-04-19 | 2021-08-30 | ゼラ・ゲーエムベーハーSera Gmbh | 圧縮機装置および圧縮方法 |
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AU2001253893A1 (en) | 2000-04-13 | 2002-05-27 | California Institute Of Technology | Micromachined rubber o-ring microfluidic couplers |
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CA2444296A1 (en) * | 2001-04-10 | 2002-10-24 | Supercritical Systems Inc. | High pressure processing chamber for semiconductor substrate including flow enhancing features |
AU2003215238A1 (en) * | 2002-02-15 | 2003-09-09 | Supercritical Systems Inc. | Pressure enchanced diaphragm valve |
CA2379766C (en) * | 2002-03-28 | 2004-10-19 | Westport Research Inc. | Method and apparatus for compressing a gas to a high pressure |
US6722642B1 (en) | 2002-11-06 | 2004-04-20 | Tokyo Electron Limited | High pressure compatible vacuum chuck for semiconductor wafer including lift mechanism |
US7270137B2 (en) * | 2003-04-28 | 2007-09-18 | Tokyo Electron Limited | Apparatus and method of securing a workpiece during high-pressure processing |
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US7789971B2 (en) | 2005-05-13 | 2010-09-07 | Tokyo Electron Limited | Treatment of substrate using functionalizing agent in supercritical carbon dioxide |
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