JPH1028626A - 電動式ベッド - Google Patents

電動式ベッド

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Publication number
JPH1028626A
JPH1028626A JP8187311A JP18731196A JPH1028626A JP H1028626 A JPH1028626 A JP H1028626A JP 8187311 A JP8187311 A JP 8187311A JP 18731196 A JP18731196 A JP 18731196A JP H1028626 A JPH1028626 A JP H1028626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
receiving board
support plate
drive arm
bed
Prior art date
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Pending
Application number
JP8187311A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Matsumoto
健太郎 松本
Kunio Uda
國男 右田
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Individual
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Publication date
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Publication of JPH1028626A publication Critical patent/JPH1028626A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで安定性に優れた電動式ベッドを提
供する。 【解決手段】 臥床者を支持する受板2を、背受板4及
び胴受板5に分割すると共に、背受板4の胴受板5側端
部を台枠1に回動自在に連結する。台枠1の両側部にモ
ータ9と、モータ9の駆動に伴い揺動する駆動アーム1
0とを設け、各駆動アーム10の先端部に回動自在に設
けたローラ11により背受板4を支持し、駆動アーム1
0の揺動に伴い背受板4を起伏可能とする。背受板4の
両側部にアンバランスな負荷が作用しても、背受板4は
両モータ9、9の合力により確実に起伏する。従って、
背受板4にあまり大きな捩じり剛性を付与する必要がな
い。また、両駆動アーム10、10が連結されていない
ので、製造に際し、台枠1に対して両駆動アーム10、
10を厳密に位置決めする必要もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータの駆動に
伴い背上げ可能な電動式ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特公昭60−5292号公報
に記載されたような電動式ベッドが知られている。この
ベッドの背上げ機構は、図4に示すように、ベッドフレ
ームの腰部50に背起こし部51を回動可能に連結し、
背起こし部51の裏面に連結金具52を介してローラ5
3を回動自在に設け、このローラ53にモータの駆動に
伴い回動する駆動アーム54を接触させた構成とされ、
モータを駆動して駆動アーム54を回動させると、ロー
ラ53が駆動アーム54に沿って回動しつつ背起こし部
51が起伏するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような電動式ベッドでは、1本の駆動アーム54により
背起こし部51を支持しているため、背起こし部51の
幅方向における荷重分布が一方に偏った場合の安定性を
確保するには、背起こし部51に大きな捩じり剛性を付
与しなければならなかった。
【0004】また、背起こし部51の起伏時において、
腰部50は静止したままであるため、臥床者の腰の位置
がずれるという問題があった。
【0005】そこで、この発明は、低コストで安定性に
優れ、かつ腰の位置ずれが起こらない電動式ベッドを提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電動式ベ
ッドでは、背受板の両側部をそれぞれモータの駆動によ
り揺動する駆動アームにより支持したので、背受板の両
側部にアンバランスな負荷が作用しても、背受板は両モ
ータの合力により確実に起伏する。従って、背受板にあ
まり大きな捩じり剛性を付与する必要がなく、安価に製
作できる。
【0007】また、腰受板をリンクで支持したもので
は、背受板の起伏に伴い腰受板の背受板側端部が下降・
上昇するので、臥床者の腰の位置ずれが防止される。
【0008】さらに、背受板の伏倒方向への回動時に、
台枠と背受板の間に物や手が挟まった場合、背受板と駆
動アームとが分離し、駆動アームのみが回動するため、
安全性に優れている。
【0009】そのほか、両駆動アームが連結されていな
いので、製造に際し、台枠に対して両駆動アームを厳密
に位置決めする必要もない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示すように、この
発明に係る電動式ベッドは、床上に設置される台枠1
と、台枠1に支持された受板2と、受板2上に載置され
たマットレス3とから成る。受板2は、背受板4及び胴
受板5に分割され、胴受板5はさらに腰受板6及び脚受
板7に分割されている。
【0011】背受板4、腰受板6及び脚受板7は、それ
ぞれ受枠4a、6a、7a上に載置板4b、6b、7b
を取り付けた構成とされ、受枠4a、6aは、それぞれ
脚受板7側端部に両側方へ突出する互いに平行な取付軸
4c、6cを備えている。取付軸4c、6cの両端部は
台枠1に回動自在に連結されている。
【0012】台枠1の内面両側部には取付板8が固定さ
れ、各取付板8にはモータ9と、このモータ9の駆動に
伴い揺動する駆動アーム10とが設けられている。各駆
動アーム10の先端部にはローラ11が回動自在に設け
られ、基端部にはリンク12の一端部が連結されてい
る。リンク12の他端部と取付板8とはリンク13で連
結され、この連結部にはローラ14が回動自在に設けら
れている。ローラ11は受枠4aの下面に貼着されたプ
レート4dの下方に位置し、ローラ14は受枠6aの下
面に貼着されたプレート6dの下方に位置している いま、図1において、モータ9の駆動により駆動アーム
10を右回転させると、図3に示すように、ローラ11
がプレート4dに接触回転して背受板4が起き上がると
同時に、リンク13が右回転してリンク12の他端部が
下降し、ローラ14がプレート6dに接触回転して腰受
板6の背受板4側端部が沈み込む。
【0013】図3に示す状態から駆動アーム10を左回
転させると、背受板4が伏倒すると共に、腰受板6の背
受板4側端部が上昇する。
【0014】上記のようなベッドでは、背受板4、腰受
板6の両側部がそれぞれモータ9の駆動により揺動する
駆動アーム10及びリンク12、13により支持されて
いるので、載置板4b、6bの両側部にアンバランスな
負荷が作用しても、背受板4、腰受板6は両モータ9、
9の合力により確実に起伏する。従って、受枠4a、6
aにあまり大きな捩じり剛性を付与する必要がない。
【0015】また、背受板4の起伏に連動して腰受板6
の背受板4側端部が下降・上昇するので、臥床者の腰の
位置ずれが防止される。
【0016】さらに、背受板4の伏倒方向への回動時
に、台枠1と背受板4の間に物や手が挟まった場合、背
受板4と駆動アーム10とが分離し、駆動アーム10の
みが回動するため、安全性に優れている。
【0017】そのほか、両駆動アーム10、10が連結
されていないので、製造に際し、台枠1に対して両駆動
アーム10を厳密に位置決めする必要もない。
【0018】なお、背受板4、腰受板6に作用する負荷
が両モータ9、9の合力以上になると、背受板4、腰受
板6の作動は停止するので、モータ9には、過電流検出
接点及びオーバーヒート検出接点を設けておくとよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るベ
ッドでは、背受板の両側部がそれぞれモータの駆動によ
り揺動する駆動アームにより支持されているので、背受
板の両側部にアンバランスな負荷が作用しても、背受板
は両モータの合力により確実に起伏する。従って、背受
板にあまり大きな捩じり剛性を付与する必要がなく、安
価に製作できる。
【0020】また、腰受板をリンクで支持したもので
は、背受板の起伏に伴い腰受板の背受板側端部が下降・
上昇するので、臥床者の腰の位置ずれが防止される。
【0021】さらに、背受板の伏倒方向への回動時に、
台枠と背受板の間に物や手が挟まった場合、背受板と駆
動アームとが分離し、駆動アームのみが回動するため、
安全性に優れている。
【0022】そのほか、両駆動アームが連結されていな
いので、製造に際し、台枠に対して両駆動アームを厳密
に位置決めする必要もなく、省力化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電動式ベッドの一実施形態を示
す縦断側面図
【図2】同上のII−II線に沿った断面図
【図3】同上の作動状態を示す一部拡大縦断側面図
【図4】従来の電動式ベッドの背上げ機構を示す斜視図
【符号の説明】
1 台枠 2 受板 4 背受板 5 胴受板 6 腰受板 7 脚受板 9 モータ 10 駆動アーム 11、14 ローラ 12、13 リンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 臥床者を支持する受板2を、背受板4及
    び胴受板5に分割すると共に、背受板4の胴受板5側端
    部を台枠1に回動自在に連結し、台枠1の両側部にモー
    タ9と、このモータ9の駆動に伴い揺動する駆動アーム
    10とを設け、各駆動アーム10の先端部に回動自在に
    設けたローラ11により背受板4を支持し、駆動アーム
    10の揺動に伴い背受板4を起伏可能とした電動式ベッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記胴受板5を腰受板6及び脚受板7に
    分割すると共に、腰受板6の脚受板7側端部を台枠1に
    回動自在に連結し、各駆動アーム10の基端部にリンク
    12の一端部を連結し、リンク12の他端部と台枠1と
    をリンク13で連結し、この連結部に回動自在に設けた
    ローラ14により腰受板6を支持し、駆動アーム10の
    揺動に伴う背受板4の起伏に関連して腰受板6の背受板
    4側端部を下降・上昇可能とした請求項1に記載の電動
    式ベッド。
JP8187311A 1996-07-17 1996-07-17 電動式ベッド Pending JPH1028626A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8187311A JPH1028626A (ja) 1996-07-17 1996-07-17 電動式ベッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8187311A JPH1028626A (ja) 1996-07-17 1996-07-17 電動式ベッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1028626A true JPH1028626A (ja) 1998-02-03

Family

ID=16203785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8187311A Pending JPH1028626A (ja) 1996-07-17 1996-07-17 電動式ベッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1028626A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101439526B1 (ko) * 2014-04-22 2014-09-15 최영숙 병원침대

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101439526B1 (ko) * 2014-04-22 2014-09-15 최영숙 병원침대

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