JPH10280873A - 泥土圧シールド機 - Google Patents
泥土圧シールド機Info
- Publication number
- JPH10280873A JPH10280873A JP9846597A JP9846597A JPH10280873A JP H10280873 A JPH10280873 A JP H10280873A JP 9846597 A JP9846597 A JP 9846597A JP 9846597 A JP9846597 A JP 9846597A JP H10280873 A JPH10280873 A JP H10280873A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- shield machine
- chamber
- mud pressure
- pressure shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】チャンバー内において掘削土による閉塞を防止
すること。 【解決手段】カッタ２と、カッタを支持するカッタ支持
部材２３と、隔壁１３と、カッタと隔壁間に配置された
チャンバー１２と、チャンバー内の泥土を排出する排出
装置１６とを備えた異形断面形状の泥土圧シールド機１
において、チャンバー内のカッタ支持部材に伸縮可能な
撹拌翼３を設け、掘削翼３を伸縮して異形部におけるチ
ャンバー内の掘削土を撹拌する。
すること。 【解決手段】カッタ２と、カッタを支持するカッタ支持
部材２３と、隔壁１３と、カッタと隔壁間に配置された
チャンバー１２と、チャンバー内の泥土を排出する排出
装置１６とを備えた異形断面形状の泥土圧シールド機１
において、チャンバー内のカッタ支持部材に伸縮可能な
撹拌翼３を設け、掘削翼３を伸縮して異形部におけるチ
ャンバー内の掘削土を撹拌する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、泥土圧シールド機
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、泥土圧矩形シールド掘進機のよう
な異形断面形状のシールド掘進機においては、円形カッ
タの外方のチャンバー内の掘削土は、流動化がしにく
く、チャンバー内で閉塞を起こすことがあった。
な異形断面形状のシールド掘進機においては、円形カッ
タの外方のチャンバー内の掘削土は、流動化がしにく
く、チャンバー内で閉塞を起こすことがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決するものであり、チャンバー内の掘削
土による閉塞を防止することにある。
術の問題点を解決するものであり、チャンバー内の掘削
土による閉塞を防止することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本願発明は、 カッタ
と、カッタを支持するカッタ支持部材と、隔壁と、カッ
タと隔壁間に配置されたチャンバーと、チャンバー内の
泥土を排出する排出装置とを備えた異形断面形状の泥土
圧シールド機において、チャンバー内のカッタ支持部材
に伸縮可能な撹拌翼を設け、掘削翼を伸縮して異形部に
おけるチャンバー内の掘削土を撹拌することを特徴とす
る、泥土圧シールド機、又は、前記泥土圧シールド機に
おいて、泥土圧シールド機は、円形断面、自由断面、又
は矩形断面の異形断面形状を成し、撹拌翼を伸縮して異
形部におけるチャンバー内の掘削土を撹拌することを特
徴とする、泥土圧シールド機、又は、前記泥土圧シール
ド機において、伸縮撹拌翼は、ピストンにより伸縮する
ことを特徴とする、泥土圧シールド機、又は、前記泥土
圧シールド機において、伸縮撹拌翼は、フラッパにより
撹拌することを特徴とする、泥土圧シールド機にある。
と、カッタを支持するカッタ支持部材と、隔壁と、カッ
タと隔壁間に配置されたチャンバーと、チャンバー内の
泥土を排出する排出装置とを備えた異形断面形状の泥土
圧シールド機において、チャンバー内のカッタ支持部材
に伸縮可能な撹拌翼を設け、掘削翼を伸縮して異形部に
おけるチャンバー内の掘削土を撹拌することを特徴とす
る、泥土圧シールド機、又は、前記泥土圧シールド機に
おいて、泥土圧シールド機は、円形断面、自由断面、又
は矩形断面の異形断面形状を成し、撹拌翼を伸縮して異
形部におけるチャンバー内の掘削土を撹拌することを特
徴とする、泥土圧シールド機、又は、前記泥土圧シール
ド機において、伸縮撹拌翼は、ピストンにより伸縮する
ことを特徴とする、泥土圧シールド機、又は、前記泥土
圧シールド機において、伸縮撹拌翼は、フラッパにより
撹拌することを特徴とする、泥土圧シールド機にある。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
の形態を説明する。
【０００６】＜イ＞異形断面形状の泥土圧シールド機の
概要 異形断面形状の泥土圧シールド機は、円形断面、自由断
面、矩形断面などの異形断面形状を有する種々のものが
知られている。例えば、図１には、矩形のスキンプレー
トを有する矩形泥土圧シールド機１が示されており、こ
れは、矩形断面のトンネルを掘削することができ、円形
カッタ２１とスイングカッタ２２を備えている。円形カ
ッタ２１は、矩形泥土圧シールド機１の中心部を掘削
し、スイングカッタ２２は、矩形の異形部（図１の上下
部分）を掘削する。
概要 異形断面形状の泥土圧シールド機は、円形断面、自由断
面、矩形断面などの異形断面形状を有する種々のものが
知られている。例えば、図１には、矩形のスキンプレー
トを有する矩形泥土圧シールド機１が示されており、こ
れは、矩形断面のトンネルを掘削することができ、円形
カッタ２１とスイングカッタ２２を備えている。円形カ
ッタ２１は、矩形泥土圧シールド機１の中心部を掘削
し、スイングカッタ２２は、矩形の異形部（図１の上下
部分）を掘削する。
【０００７】図２〜図３には、矩形泥土圧シールド機１
に伸縮撹拌翼３を取り付けた例が示されている。円形カ
ッタ２１とスイングカッタ２２は、カッタ支持部材２３
で支持されている。カッタ支持部材２３は、モータ１４
で回転され、カッタ２を回転駆動する。隔壁１３は、掘
削土が泥土圧シールド機１内部へ浸入するのを阻止し、
カッタ２との間にチャンバー１２を形成している。
に伸縮撹拌翼３を取り付けた例が示されている。円形カ
ッタ２１とスイングカッタ２２は、カッタ支持部材２３
で支持されている。カッタ支持部材２３は、モータ１４
で回転され、カッタ２を回転駆動する。隔壁１３は、掘
削土が泥土圧シールド機１内部へ浸入するのを阻止し、
カッタ２との間にチャンバー１２を形成している。
【０００８】＜ロ＞伸縮撹拌翼 伸縮撹拌翼３は、チャンバー１２内の掘削土の流動性を
促進するものである。チャンバー１２内では、カッタ２
で掘削された掘削土と注入管１５から注入された水が伸
縮撹拌翼３で撹拌される。掘削土はチャンバー内で泥土
となり、流動化して排出装置１６から排出される。伸縮
撹拌翼３は、チャンバーの異形部、例えば矩形の異形部
にある掘削土を流動化することができる。
促進するものである。チャンバー１２内では、カッタ２
で掘削された掘削土と注入管１５から注入された水が伸
縮撹拌翼３で撹拌される。掘削土はチャンバー内で泥土
となり、流動化して排出装置１６から排出される。伸縮
撹拌翼３は、チャンバーの異形部、例えば矩形の異形部
にある掘削土を流動化することができる。
【０００９】伸縮撹拌翼３は、チャンバー内部で、例え
ば、カッタ２を支持するカッタ支持部材２３に取り付け
られ、カッタと共に回転する。図２の場合、伸縮撹拌翼
３は、ピストン３１で伸縮自在に動作し、又、図３の場
合、フラッパ３２として扇状に動作する。
ば、カッタ２を支持するカッタ支持部材２３に取り付け
られ、カッタと共に回転する。図２の場合、伸縮撹拌翼
３は、ピストン３１で伸縮自在に動作し、又、図３の場
合、フラッパ３２として扇状に動作する。
【００１０】＜ハ＞伸縮撹拌翼の操作方法 矩形泥土圧シールド機１がモータ１４を回転して掘進
し、円形カッタ２１とスイングカッタ２２で矩形の断面
を掘削すると共に、チャンバー１２内の掘削土を撹拌す
る。チャンバー１２内には注入管１５から水が注入さ
れ、掘削土は水と撹拌されて流動性の泥土になる。
し、円形カッタ２１とスイングカッタ２２で矩形の断面
を掘削すると共に、チャンバー１２内の掘削土を撹拌す
る。チャンバー１２内には注入管１５から水が注入さ
れ、掘削土は水と撹拌されて流動性の泥土になる。
【００１１】伸縮撹拌翼３は、カッタ支持部材２３の回
転に対応して、伸縮動作を行う。伸縮撹拌翼３が異形部
分、例えば矩形部（図１の上下部分）に来ると伸長して
矩形部の掘削土を撹拌し、円形部分（図１の左右側部）
に来ると短縮する。
転に対応して、伸縮動作を行う。伸縮撹拌翼３が異形部
分、例えば矩形部（図１の上下部分）に来ると伸長して
矩形部の掘削土を撹拌し、円形部分（図１の左右側部）
に来ると短縮する。
【００１２】図２の伸縮撹拌翼の場合、上下部分でピス
トン３１が伸び掘削土を撹拌し、左右側部でピストン３
１が縮む。図３の場合、上下部分でフラッパ３２が外側
に拡がり、左右部分でカッタ支持部材側に移動して、縮
小する。
トン３１が伸び掘削土を撹拌し、左右側部でピストン３
１が縮む。図３の場合、上下部分でフラッパ３２が外側
に拡がり、左右部分でカッタ支持部材側に移動して、縮
小する。
【００１３】このように、伸縮撹拌翼３が、伸縮機能を
有するので、異形のトンネル断面でも動作でき、閉塞し
やすい異形部の掘削土を撹拌し、塑性流動化を促進する
ことができる。このように流動化した泥土は、閉塞する
ことなく、排出装置１６により外部へ排出される。
有するので、異形のトンネル断面でも動作でき、閉塞し
やすい異形部の掘削土を撹拌し、塑性流動化を促進する
ことができる。このように流動化した泥土は、閉塞する
ことなく、排出装置１６により外部へ排出される。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を得ることが
できる。 ＜イ＞チャンバーの異形部分の掘削土を伸縮撹拌翼で流
動化できるので、掘削土による閉塞を防止することがで
きる。
できる。 ＜イ＞チャンバーの異形部分の掘削土を伸縮撹拌翼で流
動化できるので、掘削土による閉塞を防止することがで
きる。
【図１】矩形泥土圧シールド機の正面概要図
【図２】伸縮撹拌翼を備えた矩形泥土圧シールド機の断
面概要図
面概要図
【図３】他の伸縮撹拌翼を備えた矩形泥土圧シールド機
の断面概要図
の断面概要図
１・・・矩形泥土圧シールド機 １１・・スキンプレート １２・・チャンバー １３・・隔壁 １４・・モータ １５・・注入管 １６・・排出管 １７・・排出口 ２・・・カッタ ２１・・円形カッタ ２２・・スイングカッタ ２３・・カッタ支持部材 ３・・・伸縮撹拌翼 ３１・・ピストン ３２・・フラッパ
Claims (4)
- 【請求項１】カッタと、カッタを支持するカッタ支持部
材と、隔壁と、カッタと隔壁間に配置されたチャンバー
と、チャンバー内の泥土を排出する排出装置とを備えた
異形断面形状の泥土圧シールド機において、 チャンバー内のカッタ支持部材に伸縮可能な撹拌翼を設
け、 掘削翼を伸縮して異形部におけるチャンバー内の掘削土
を撹拌することを特徴とする、 泥土圧シールド機。 - 【請求項２】請求項１に記載の泥土圧シールド機におい
て、 泥土圧シールド機は、円形断面、自由断面、又は矩形断
面の異形断面形状を成し、 撹拌翼を伸縮して異形部におけるチャンバー内の掘削土
を撹拌することを特徴とする、 泥土圧シールド機。 - 【請求項３】請求項１に記載の泥土圧シールド機におい
て、 伸縮撹拌翼は、ピストンにより伸縮することを特徴とす
る、 泥土圧シールド機。 - 【請求項４】請求項１に記載の泥土圧シールド機におい
て、 伸縮撹拌翼は、フラッパにより撹拌することを特徴とす
る、 泥土圧シールド機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9846597A JPH10280873A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 泥土圧シールド機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9846597A JPH10280873A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 泥土圧シールド機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10280873A true JPH10280873A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14220437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9846597A Pending JPH10280873A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 泥土圧シールド機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10280873A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008190277A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Kajima Corp | トンネル掘削機 |
| JP5303071B1 (ja) * | 2013-02-26 | 2013-10-02 | 前田建設工業株式会社 | シールド掘削機、及びシールド工法 |
| JP5308584B1 (ja) * | 2013-02-26 | 2013-10-09 | 前田建設工業株式会社 | シールド掘削機、及びシールド工法 |
| CN108506012A (zh) * | 2018-03-21 | 2018-09-07 | 中国五冶集团有限公司 | 一种便于提高返浆效率的顶管盾构机头装置 |
-
1997
- 1997-04-01 JP JP9846597A patent/JPH10280873A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008190277A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Kajima Corp | トンネル掘削機 |
| JP5303071B1 (ja) * | 2013-02-26 | 2013-10-02 | 前田建設工業株式会社 | シールド掘削機、及びシールド工法 |
| JP5308584B1 (ja) * | 2013-02-26 | 2013-10-09 | 前田建設工業株式会社 | シールド掘削機、及びシールド工法 |
| JP2014163130A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Maeda Corp | シールド掘削機、及びシールド工法 |
| JP2014163129A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Maeda Corp | シールド掘削機、及びシールド工法 |
| CN108506012A (zh) * | 2018-03-21 | 2018-09-07 | 中国五冶集团有限公司 | 一种便于提高返浆效率的顶管盾构机头装置 |
| CN108506012B (zh) * | 2018-03-21 | 2023-08-08 | 中国五冶集团有限公司 | 一种便于提高返浆效率的顶管盾构机头装置 |
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