JPH10276247A - 無線電話機 - Google Patents

無線電話機

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Publication number
JPH10276247A
JPH10276247A JP9077614A JP7761497A JPH10276247A JP H10276247 A JPH10276247 A JP H10276247A JP 9077614 A JP9077614 A JP 9077614A JP 7761497 A JP7761497 A JP 7761497A JP H10276247 A JPH10276247 A JP H10276247A
Authority
JP
Japan
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transmission
voice
gain
speaker
reception
Prior art date
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Pending
Application number
JP9077614A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiomi Kusunoki
喜臣 楠
Tatsuhiko Abe
達彦 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9077614A priority Critical patent/JPH10276247A/ja
Publication of JPH10276247A publication Critical patent/JPH10276247A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロホン1に入力される送話音声を音声
信号として送受信回路6から相手局へ送信すると共に、
相手局から送られてくる音声信号を送受信回路6にて受
信し、受話音声としてスピーカ11から出力する無線電話
機において、充分な効果が発揮される秘話モードを設定
する。 【解決手段】 本発明の無線電話機は、送受信回路6へ
供給すべき送話音声信号を増幅する送話音量調整アンプ
5と、送話音量調整アンプ5から出力される送信音声信
号D′のレベルを調整して受話音声信号に加算するサイ
ドトーンレベル調整アンプ9及び加算器90と、秘話ボタ
ン12と、秘話モードが設定されたときは送話音量調整ア
ンプ5のゲインを増大させると同時に、サイドトーンレ
ベル調整アンプ9のゲインを増大させる制御回路14とを
具えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS(パーソナ
ルハンディフォンシステム)、自動車携帯電話機システ
ム等に用いられる無線電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】斯種の無線電話機は、マイクロホン及び
スピーカを具えて、マイクロホンに入力される送話音声
を無線の音声信号として送受信回路から相手局へ送信す
ると共に、相手局から無線で送られてくる音声信号を送
受信回路にて受信し、受話音声としてスピーカから出力
するものである。尚、マイクロホンに入力された送話音
声は、相手局へ送信されると同時に、電話機内の信号処
理によって前記受話音声に加えられ、スピーカから放音
される。従って、送話者は、自己の送話音声を耳で聞き
ながら送話することが出来る。
【0003】ところで、無線電話機は屋外での使用が多
いため、例えば駅のホーム等での使用において、周囲の
他人に知られたくない内容を小声で話したとしても、送
話相手には、充分な音量で音声が届く秘話モードの設定
が可能な無線電話機が知られている。即ち、従来の無線
電話機において、通常モードから秘話モードに切り換え
ると、マイクロホンから送受信回路へ供給すべき送話音
声信号の増幅度が通常モードよりも増大される。従っ
て、小声による送話音声であっても、相手局では、充分
な音量で受話出来ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無線電話機においては、秘話モードを設定して小声で送
話した場合、送話音声の音量レベルは増大するが、実際
に送話相手へ充分な音量で音声が伝わっているかどうか
を確認出来ず、不安であるため、送話者の心理として、
自然と送話音声が大きなってしまう傾向が生じる。これ
によって、秘話モード設定の効果が損なわれる問題があ
る。本発明の目的は、秘話モード設定の効果が充分に発
揮される無線電話機を提供することである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る無線電話機
は、マイクロホン(1)から送受信回路(6)へ供給すべき
送話音声信号を増幅する送話音量調整手段と、送受信回
路(6)からスピーカ(11)へ供給すべき受話音声信号を増
幅する受話音量調整手段と、送話音量調整手段から出力
される送話音声信号のレベルを調整して、受話音量調整
手段から出力される受話音声信号に加算するサイドトー
ンレベル調整手段と、小声で送話せんとする際に操作す
べき秘話モード設定手段と、秘話モードが設定されたと
きは、送話音量調整手段のゲインを増大させると同時
に、サイドトーンレベル調整手段のゲインを増大させる
制御手段とを具えている。
【0006】上記本発明の無線電話機において、秘話モ
ードを設定すると、送話音量調整手段のゲインが増大す
ることによって、小声の送話音声の音量レベルが増大さ
れて相手局へ送信されると同時に、サイドトーンレベル
調整手段のゲインが増大することによって、スピーカ(1
1)から聞こえる自己の送話音声のレベルが増大する。ス
ピーカ(11)から放音される自己の送話音声(サイドトー
ン)が大きくなると、これが送話者に与える心理的効果
によって、送話者は自然に送話音声のレベルを下げるこ
とになる。この様にして送話音声のレベルが下がったと
しても、送話音声の音量レベルが増大されて相手局へ送
信されるので、送信相手は充分な音量で受話することが
出来る。
【0007】具体的構成において、本発明に係る無線電
話機は更に、マイクロホン(1)からの送話音声信号の高
域成分を除去して送話音量調整手段へ供給すべき高域カ
ット手段と、高域カット手段の動作をオン/オフするオ
ン/オフ手段とを具え、制御手段は、秘話モードが設定
されたとき、前記オン/オフ手段をオフからオンとす
る。駅のホーム等の雑音の多い中で電話をかける場合、
マイクロホン(1)に入力される送話音声には、雑音が混
入することになるが、上記具体的構成においては、秘話
モードにて、マイクロホン(1)から送受信回路(6)へ送
られる送話音声信号が高域カット手段の処理を受けて、
該送話音声信号中に含まれる高域成分、即ち雑音が除去
される。従って、小声による送話であっても、送信相手
は、雑音の含まれない明瞭な音声で受話することが出来
る。
【0008】
【発明の効果】本発明に係る無線電話機によれば、秘話
モードにおいてサイドトーンが大きくなる結果、送話者
の送話が自然に小声となり、秘話モード設定の効果が充
分に発揮される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明をPHSの携帯式無
線電話機に実施した形態につき、図面に沿って具体的に
説明する。図1に示す如く、無線電話機は、マイクロホ
ン(1)及びスピーカ(11)を具え、マイクロホン(1)から
得られる送話音声信号Dは、後述の必要な処理を受けた
後、送受信回路(6)へ供給され、送信波としてアンテナ
(7)から送信される。又、アンテナ(7)によって受信さ
れた受信波は、送受信回路(6)から受話音声信号Eとし
て出力され、後述の必要な処理を受けた後、スピーカ(1
1)へ供給される。
【0010】送受信回路(6)は周知の如く、音声信号処
理回路、時分割多重回路、変調器、復調器、RFフィル
ター、IFフィルター、増幅器等(何れも図示省略)から
構成される(例えば日経エレクトロニクス1996.2.26(No.
656)154〜155頁参照)。送受信回路(6)へ供給された送
話音声信号D′は、RF信号に変換された後、RFフィ
ルター及び増幅器を経て、アンテナ(7)から送信波とし
て送信される。又、受信波は、RFフィルターによって
受信周波数以外の帯域の信号が除去された後、IF信号
に変換され、更にIFフィルター、増幅器、復調器等を
経て、受話音声信号Eに変換される。
【0011】マイクロホン(1)から得られる送信音声信
号Dは、高域カットフィルター(2)、プリアンプ(4)及
び送話音量調整アンプ(5)を経て、処理後の送信音声信
号D′として送受信回路(6)へ供給される。高域カット
フィルター(2)には、その動作をオン/オフするための
スイッチ(3)が接続されている。該スイッチ(3)は、外
部から供給される制御信号Aによってオン/オフされ
る。高域カットフィルター(2)のカットオフ周波数は約
2kHzであって、送信音声信号Dが該フィルター(2)
を通過することにより、ノイズを含んでS/N比の低い
高域の信号成分が除去され、全体として音声信号のS/
N比の向上が図られる。
【0012】又、送話音量調整アンプ(5)は、ゲインを
任意に変化させることが可能な周知のプログラマブルア
ンプであって、本実施例では、外部から供給されるゲイ
ン選択信号Bによって、ゲインを0dBと6dBの2種
類に可変設定することが出来る。
【0013】送受信回路(6)から得られる受話音声信号
Eは、受話音量調整アンプ(8)、加算器(90)、及びスピ
ーカアンプ(10)を経て、処理後の受話音声信号E′とし
てスピーカ(11)へ供給される。又、送話音量調整アンプ
(5)から出力される送信音声信号D′はサイドトーンレ
ベル調整アンプ(9)へ供給されて、レベル調整が施され
た後、加算器(90)へ供給され、前記受話音量調整アンプ
(8)の出力信号に加算される。ここでサイドトーンレベ
ル調整アンプ(9)は、例えば負帰還型オペアンプと、そ
のゲインを切り換えるためのスイッチとから構成され、
外部からスイッチへ供給される切換え信号によって、ゲ
インを−18dBと−12dBの2種類に切換え可能な
ものである。
【0014】又、本発明の無線電話機は、秘話モードを
設定するための秘話ボタン(12)を具え、秘話ボタン(12)
からの秘話モード選択信号Sは、マイクロコンピュータ
から構成されるマンマシン制御回路(14)へ供給される。
【0015】尚、通常モードにおいては、高域カットフ
ィルター(2)のスイッチ(3)はオフとなって、高域カッ
トフィルター(2)の動作は停止されている。又、送話音
量調整アンプ(5)のゲインは0dBに、サイドトーンレ
ベル調整アンプ(9)のゲインは−18dBに設定されて
いる。
【0016】その後、秘話ボタン(12)の操作によって秘
話モードが選択されて、秘話モード選択信号Sがマンマ
シン制御回路(14)へ供給されると、マンマシン制御回路
(14)は、高域カットフィルター(2)のスイッチ(3)へ
“オン”の制御信号Aを供給すると共に、送話音量調整
アンプ(5)に対しては、ゲインを6dBに増大させるべ
きゲイン選択信号Bを供給し、サイドトーンレベル調整
アンプ(9)に対しては、ゲインを−12dBに増大させ
るべきゲイン切換え信号Cを供給する。
【0017】この結果、高域カットフィルター(2)が動
作して、送話音声信号Dに含まれる高域成分(雑音)が除
去されると共に、送話音量調整アンプ(5)のゲインが増
大して、雑音を含まず且つ充分な信号レベルを有する送
話音声信号D′が送受信回路(6)へ供給されることにな
る。従って、送話者が小声で話しても、受話者は、雑音
のない明瞭な音声を充分な音量で聞くことが出来る。
【0018】又、これと同時に、サイドトーンレベル調
整アンプ(9)のゲインが、通常モードにおけるゲインよ
りも6dB増大される。この結果、スピーカ(11)から聞
こえるサイドトーンの音量が大きくなり、その心理的効
果として、送話者は自然に小声となって、秘話モード設
定の効果が十分に発揮される。
【0019】その後、秘話ボタン(12)の操作によって、
再び通常モードが設定されると、マンマシン制御回路(1
4)は、高域カットフィルター(2)のスイッチ(3)をオフ
にすると共に、送話音量調整アンプ(5)のゲインは0d
Bに、サイドトーンレベル調整アンプ(9)のゲインは−
18dBに戻す。
【0020】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、受話音量調整アンプ(8)
は、図1に鎖線で示す如くマンマシン制御回路(14)から
供給される切換え信号C′によって、ゲインを例えば大
小2種類に切換え可能な構成とし、通常モードから秘話
モードへの切換えに伴って、受話音量調整アンプ(8)の
ゲインを増大させることも可能である。これによって、
スピーカ(11)から聞こえる受話音声が大きくなり、これ
が送話者に与える心理的効果によって、送話者は自然に
送話音声のレベルを下げることになる。この結果、前記
サイドトーンレベルの増大と相俟って、秘話モード設定
の効果が更に高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線電話機の構成を表わすブロッ
ク図である。
【符号の説明】
(1) マイクロホン (2) 高域カットフィルター (3) スイッチ (5) 送話音量調整アンプ (6) 送受信回路 (8) 受話音量調整アンプ (9) サイドトーンレベル調整アンプ (90) 加算器 (11) スピーカ (12) 秘話ボタン (14) マンマシン制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロホン(1)及びスピーカ(11)を具
    えて、マイクロホン(1)に入力される送話音声を音声信
    号として送受信回路(6)から相手局へ送信すると共に、
    相手局から送られてくる音声信号を送受信回路(6)にて
    受信し、受話音声としてスピーカ(11)から出力する無線
    電話機において、 マイクロホン(1)から送受信回路(6)へ供給すべき送話
    音声信号を増幅する送話音量調整手段と、 送受信回路(6)からスピーカ(11)へ供給すべき受話音声
    信号を増幅する受話音量調整手段と、 送話音量調整手段から出力される送話音声信号のレベル
    を調整して、受話音量調整手段から出力される受話音声
    信号に加算するサイドトーンレベル調整手段と、 小声で送話せんとする際に操作すべき秘話モード設定手
    段と、 秘話モードが設定されたときは、送話音量調整手段のゲ
    インを増大させると同時に、サイドトーンレベル調整手
    段のゲインを増大させる制御手段とを具えていることを
    特徴とする無線電話機。
  2. 【請求項2】 更に、マイクロホン(1)からの送話音声
    信号の高域成分を除去して送話音量調整手段へ供給すべ
    き高域カット手段と、高域カット手段の動作をオン/オ
    フするオン/オフ手段とを具え、制御手段は、秘話モー
    ドが設定されたとき、前記オン/オフ手段をオフからオ
    ンとする請求項1に記載の無線電話機。
JP9077614A 1997-03-28 1997-03-28 無線電話機 Pending JPH10276247A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9077614A JPH10276247A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 無線電話機

Applications Claiming Priority (1)

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JP9077614A JPH10276247A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 無線電話機

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Publication Number Publication Date
JPH10276247A true JPH10276247A (ja) 1998-10-13

Family

ID=13638802

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9077614A Pending JPH10276247A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 無線電話機

Country Status (1)

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JP (1) JPH10276247A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7389093B2 (en) 2003-07-25 2008-06-17 Sony Corporation Call method, call apparatus and call system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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