JPH10270161A - 誘導加熱装置 - Google Patents
誘導加熱装置Info
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- JPH10270161A JPH10270161A JP6952597A JP6952597A JPH10270161A JP H10270161 A JPH10270161 A JP H10270161A JP 6952597 A JP6952597 A JP 6952597A JP 6952597 A JP6952597 A JP 6952597A JP H10270161 A JPH10270161 A JP H10270161A
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Abstract
置において、従来より小形・低コストのインバータを用
いて、効率的な加熱を実現すること。 【解決手段】 直流電源1にその一端を接続されたコイ
ル部(2、7、6の組み合わせ)と、前記直流電源1に
対して前記コイル部と直列に接続される第一スイッチン
グ素子4と、前記コイル部と共振回路を形成する第一コ
ンデンサ3と、前記コイル部と直列または並列接続され
る第二スイッチング素子9と第二コンデンサ8の直列回
路より構成されるインバータ回路と、前記第一スイッチ
ング素子4と前記第二スイッチング素子9を交互に導通
制御する駆動制御回路5とを備え、前記コイル部は、複
数のコイル2、7の取捨選択の組合せを可能とする。
Description
トランなどで使用される誘導加熱装置に関するもので、
更に詳しく述べればその誘導加熱用インバーター回路の
構成に特徴を有する誘導加熱装置に関するものである。
応用した装置が注目されており、特に、複数の鍋を同時
に誘導加熱する、いわゆる多口タイプの製品態様が増え
てきている。
方式では、誘導加熱用のコイルが複数必要とされる機器
においては、各々のコイルに対応した共振用のコンデン
サ、及びスイッチング素子を用いるのが一般的であり、
一方、図19に示す回路構成のように、複数のコイル
2、7に対して、リレーを用いて切り換え、共振用のコ
ンデンサ3を共用とした場合、どちらかのコイルに対し
て、共振用のコンデンサが不適当な容量となり、不具合
点が発生しやすかった。具体的には、図20に示す様
に、共振電圧が高くなりすぎて、スイッチング素子の定
格電圧を越えて破壊に至らしめる事や、図21に示す様
に、共振電圧が十分にゼロボルトにならない動作を行う
ため、スイッチング時に、損失やノイズが発生してスイ
ッチング素子が破壊する事が発生していた。
ず、炊飯釜などの被加熱物の材質や形状の変化によって
もインダクタンスの変化が発生する場合にも、前述のよ
うな問題が生じていた。
において、複数のコイルや被加熱物の材質や形状の変化
に対しても、スイッチング素子のスイッチング時の損失
やノイズ、共振電圧を抑え、なおかつ各々のコイルに対
応する共振用のコンデンサとスイッチング素子を省くこ
とができる回路構成とし、小形・低コスト化を実現する
誘導加熱装置を提供することを目的とする。
に、本発明の誘導加熱装置は、直流電源にその一端を接
続されたコイル部と、前記直流電源に対して前記コイル
部と直列に接続される第一スイッチング素子と、前記コ
イル部と共振回路を形成する第一コンデンサと、前記コ
イル部と直列または並列接続される第二スイッチング素
子と第二コンデンサの直列回路より構成されるインバー
タ回路と、前記第一スイッチング素子と前記第二スイッ
チング素子を交互に導通制御する駆動制御回路とを備
え、前記コイル部は、複数のコイルの取捨選択の組合せ
を可能としてなるものである。
にその一端を接続されたコイル部と、前記直流電源に対
して前記コイル部と直列に接続される第一スイッチング
素子と、前記コイル部と共振回路を形成する第一コンデ
ンサと、前記コイル部と直列または並列接続される第二
スイッチング素子と第二コンデンサの直列回路より構成
されるインバータ回路と、前記第一スイッチング素子と
前記第二スイッチング素子を交互に導通制御する駆動制
御回路とを備え、前記コイル部は、複数のコイルの取捨
選択の組合せを可能としてなることにより、複数のコイ
ルを有する誘導加熱装置において、スイッチング時の損
失やノイズ、共振電圧抑え、なおかつ各々のコイルに対
する共振用のコンデンサとスイッチング素子を省くこと
ができるため、小形・低コスト化が実現する。
にその一端を接続され負荷を誘導加熱するコイルと、前
記直流電源に対して前記コイルと直列に接続される第一
スイッチング素子と、前記コイルと共振回路を形成する
第一コンデンサと、前記コイルと直列または並列接続さ
れる第二スイッチング素子と第二コンデンサの直列回路
より構成されるインバータ回路と、前記第一スイッチン
グ素子と前記第二スイッチング素子を交互に導通制御す
る駆動制御回路とを備え、前記コイルと負荷との間隙
(以後、ギャップと称する。)を変えるギャップ切り替
え手段を有してなる等により、炊飯釜などの被加熱物の
材質や形状の変化に伴うコイルのインダクタンス値の多
様な変化に対応して、共振用、あるいはクランプ用のコ
ンデンサや、ギャップを調整してノイズの増加やスイッ
チング素子の破壊を防ぐ事ができる。
タ回路の動作状態、誘導加熱される負荷、インバータ回
路の入力電力を設定する入力設定手段を各々備えたこと
により、動作状態検出手段で検出されるインバータ回路
の動作状態、または、負荷検出手段で検出される誘導加
熱される負荷の種類、または、入力設定手段で設定され
る入力電力の大きさに応じて、インバータ回路定数であ
る第一コンデンサの容量、または、第二コンデンサの容
量、または、誘導加熱用のコイルのインダクタンス、ま
たは、ギャップの大きさを変えることができるので、イ
ンバータ回路の動作条件である負荷の種類や入力電力の
大きさに応じて、それぞれ適当なインバータ回路定数に
切り換えて動作させることができ、多様の条件下でもノ
イズや、スイッチング素子の破壊を防いで加熱ができ
る。
導加熱装置において、スイッチング時の損失やノイズ、
共振電圧を抑え、なおかつ各々のコイルに対応する共振
用のコンデンサとスイッチング素子を省くことができる
ため、小形・低コスト化が実現する。
路構成図を示している。図1に於いて、1は直流電源
で、直流電源1の一端であるプラス側に一端を接続され
る第一コイル2と、第二コイル7と、前記第一コイル2
と第二コイル7の切り替え手段であるリレー6からなる
コイル部を介して、直流電源1の他端であるマイナス側
とに接続される第一スイッチング素子4と、前記第一コ
イル2もしくは第二コイル7とリレー6に対して共振回
路を形成する様に並列接続される第一コンデンサ3と、
第一コンデンサの電圧をクランプするように並列接続さ
れる第二コンデンサ8と第二スイッチング素子9の直列
回路より構成されている。本実施例においては、第一ス
イッチング素子4、及び第二スイッチング素子9はIG
BTと逆導通ダイオードで構成されており、前記二つの
スイッチング素子は駆動制御回路5によって交互に導通
制御されている。
てその動作を説明する。図1において、コイル切換手段
であるリレー6が第一コイル2に接続されている場合、
直流電源1、第一コイル2、第一コンデンサ3、及び第
一スイッチング素子4の構成は、従来例に示した回路と
同じ構成であり、第二コンデンサ8は、第二スイッチン
グ素子9と直列に接続され、第一コンデンサ3と並列回
路を構成しており、第二コンデンサ8と第二スイッチン
グ素子9の直列回路は、第一スイッチング素子4解放時
の共振電圧を、第二コンデンサ8の充放電によって、ク
ランプする役割を持っている。制御回路8は第一スイッ
チング素子4と第二スイッチング素子9を交互に導通さ
せるドライブ信号を出力し、入力電力制御を行う。
段であるリレー6が第一コイル2に接続されている場合
の第一スイッチング素子と第二スイッチング素子の電圧
電流波形を示す。図2は、vge1は第一スイッチング
素子のゲート・エミッタ間電圧、vge2は第二スイッ
チング素子のゲート・エミッタ間電圧、ic1とvce
1は第一スイッチング素子のコレクタ電流とコレクタ・
エミッタ間電圧、ic2とvce2は第二スイッチング
素子のコレクタ電流とコレクタ・エミッタ間電圧をそれ
ぞれ表しており、第一スイッチング素子の解放時の電圧
が、第二スイッチング素子の導通時にクランプされてい
る様子を示している。
段であるリレー6が第二コイル7に接続されている場合
の第一スイッチング素子と第二スイッチング素子の電圧
電流波形を示す。本実施例においては、第二コイル7の
インダクタンスは第一コイル2に比べて大きく、被加熱
物とギャップが小さいものとする。
の第一コンデンサ)を異なるインダクタンスのコイルに
対してリレーの切り換えなどで共用する場合、これまで
は、従来例に示したように、第一スイッチング素子4の
vce1の最大値が上がりすぎたり、vce1は十分に
下がりきらないまま第一スイッチング素子4はスイッチ
ングを開始せざるを得ない。このため、スイッチング時
に損失やノイズが発生し、機器の破損を招く場合がある
ため、共振用のコンデンサの容量をコイルに対応して調
整する必要がある。
より、第一スイッチング素子4の容量を変更することな
く、第二コイル7による誘導加熱動作時も共振電圧を低
く保つことが可能なため、スイッチング素子の耐圧破壊
を防ぎ、なおかつ小形・低コスト化が実現する。
スの異なるコイルを並列に接続し、リレーで切り換える
構成をとっているが、直列に接続されていても、インダ
クタンスの変化が発生する場合は同様の効果が得られる
ことは言うまでもない。
加熱装置の回路構成図を示している。
1の一端であるプラス側に一端を接続される第一コイル
2と、直流電源1の他端であるマイナス側とに接続され
る第一スイッチング素子4と、前記第一コイル2とリレ
ー6を介して共振回路を形成する様に並列接続される第
一コンデンサ3、及び第三コンデンサ11からなるコン
デンサ部と、第一コンデンサ3、または第三コンデンサ
11の電圧をクランプするように並列接続される第二コ
ンデンサ8と第二スイッチング素子9の直列回路より構
成されている。本実施例においては、第一スイッチング
素子4、及び第二スイッチング素子9はIGBTと逆導
通ダイオードで構成されており、前記二つのスイッチン
グ素子は駆動制御回路5によって交互に導通制御されて
いる。
第三コンデンサ11の切換手段で、第一コイル2と共振
するコンデンサの容量を変化させている。
サ11は第一コンデンサ3より小さい容量に設定されて
いる。
は動作状態検出手段であるvon1検知回路12が接続
され、von1検知回路12の出力は、リレー6と駆動
制御回路5に接続される。
て、その動作を説明する。基本的な動作は、実施例1と
同じであり、リレー6が第一コンデンサ3に接続してい
る状態で誘導加熱を開始すると、駆動制御回路5は、第
一スイッチング素子4と第二スイッチング素子9を交互
に導通させ、von1検知回路12は、第一スイッチン
グ素子4がonする直前の第一スイッチング素子4のコ
レクタ・エミッタ間電圧vce1(以後、von1と称
す。)を検出する。この時、第一スイッチング素子4と
第二スイッチング素子9の電圧電流波形は前記図2と同
じなので、von1検知回路12により検出されるvo
n1はゼロボルトであり、この場合、von1検知回路
12は、リレー6を第一コンデンサ3に接続している状
態のまま継続する。
一スイッチング素子4の導通時間が小さくなると、第一
スイッチング素子4と第二スイッチング素子9の電圧電
流波形は図5に示す様になり、von1検知回路12
は、発生するvon1を検出する。von1検知回路1
2がvon1を検出すると、von1検知回路12は、
まず、駆動制御回路3に出力し、駆動制御回路3は誘導
加熱動作を停止する。誘導加熱動作が停止すると、vo
n1検知回路12はリレー6に出力して、リレー6を第
三コンデンサ11に切り換える。
スイッチング素子9の電圧電流波形は図6に示す様にな
り、入力電力が小さくてもvon1の発生は無くなる。
力の変化や負荷が表面に銅をコートした磁性鍋(以後、
銅ばり鍋と称する。)など特定な種類の場合などに発生
するvon1を検出し、第一コイル2と共振するコンデ
ンサを、第一コンデンサ3と第三コンデンサ11とに切
り換えて、その容量を適当な値に変化させるので、vo
n1が発生しない状態で誘導加熱動作ができ、第一スイ
ッチング素子4の耐圧破壊を防ぎつつ、損失とノイズを
低減できる。
加熱装置の回路構成図を示している。
1の一端であるプラス側に一端を接続される第一コイル
2と、直流電源1の他端であるマイナス側とに接続され
る第一スイッチング素子4と、前記第一コイル2と共振
回路を形成する様に並列接続される第一コンデンサ3
と、第一コンデンサ3の電圧をクランプするようにリレ
ー6を介して並列接続される第二コンデンサ8と第四コ
ンデンサ13からなるコンデンサ部と、第二スイッチン
グ素子9との直列回路より構成されている。本実施例に
おいては、第一スイッチング素子4、及び第二スイッチ
ング素子9はIGBTと逆導通ダイオードで構成されて
おり、前記二つのスイッチング素子は駆動制御回路5に
よって交互に導通制御されている。
第四コンデンサ13の切換手段で、第一コンデンサ3の
電圧をクランプするコンデンサの容量を変化させてい
る。
サ13は第二コンデンサ8より大きい容量に設定されて
いる。
は動作状態検出手段であるvon1検知回路11が接続
され、von1検知回路12の出力は、リレー6と駆動
制御回路5に接続される。
てその動作を説明する。基本的な動作は、実施例1と同
じであり、リレー6が第二コンデンサ8に接続している
状態で誘導加熱を開始すると、駆動制御回路5は、第一
スイッチング素子4と第二スイッチング素子9を交互に
導通させ、von1検知回路12は、第一スイッチング
素子4がonする直前の第一スイッチング素子4のコレ
クタ・エミッタ間電圧vce1(以後、von1と称
す。)を検出する。この時、第一スイッチング素子4と
第二スイッチング素子9の電圧電流波形は前記図2と同
じなので、von1検知回路12により検出されるvo
n1はゼロボルトであり、この場合、von1検知回路
12は、リレー6を第二コンデンサ8に接続している状
態のまま継続する。
二スイッチング素子4の導通時間が大きくなると、第一
スイッチング素子4と第二スイッチング素子9の電圧電
流波形は図8に示す様になり、von1検知回路12
は、発生するvon1を検出する。von1検知回路1
2がvon1を検出すると、von1検知回路12は、
まず、駆動制御回路3に出力し、駆動制御回路3は誘導
加熱動作を停止する。誘導加熱動作が停止すると、vo
n1検知回路12はリレー6に出力して、リレー6を第
四コンデンサ13に切り換える。
スイッチング素子9の電圧電流波形は図9に示す様にな
り、入力電力が小さくてもvon1の発生は無くなる。
の変化や負荷がステンレス等の非磁性鍋など特定な種類
の場合などに発生するvon1を検出し、第一コンデン
サ3をクランプするコンデンサを、第二コンデンサ8と
第四コンデンサ13とに切り換えて、その容量を適当な
値に変化させるので、von1が発生しない状態で誘導
加熱動作ができ、第一スイッチング素子4の耐圧破壊を
防ぎつつ、損失とノイズを低減できる。
導加熱装置の回路構成図を示している。
で、17は誘導加熱装置16の内釜支持部で、内釜支持
部17上には負荷である炊飯釜18が載置されている。
誘導加熱装置16の内部には、第一コイル2が第一コイ
ルベース19上に固定され、第一コイルベース19はギ
ャップ切り替え手段であるギャップ調整装置20に取り
付けられている。
てその動作を説明する。基本的な動作は、実施例1と同
じであり、第一スイッチング素子4と第二スイッチング
素子9の電圧電流波形においては、ギャップが大きくな
るとvon1は小さくなるので、本実施例の場合、vo
n1が発生した場合にギャップ調整装置20は第一コイ
ル2と炊飯釜18との間隙であるギャップdを大きくす
る。
ず。)が、入力電力が小さくなった場合や負荷が銅ばり
鍋など特定な種類の場合などに発生するvon1を検出
し、ギャップ調整装置20が、ギャップを大きくするの
で、第一スイッチング素子4(図示せず。)のvon1
が発生しない状態で動作できるため、耐圧破壊を防ぎつ
つ、損失とノイズを低減できる。
加熱装置の回路構成図の一例を示している。
路において、vce1検知回路において、インバータの
動作状態を検出するパラメータの一つである第一スイッ
チング素子のピーク電圧(以後、vcep1で表す)検
知機能を付加したものである。
てその動作を説明する。vce1検知回路12で検知さ
れたvcep1が所定値以上となった場合、vce1検
知回路12は、まず、リレー6を第三コンデンサ11か
ら容量の大きい第一コンデンサ3に切り換え、駆動制御
回路5に出力し、駆動制御回路5は、第一スイッチング
素子4の導通時間を再び調整しながら所定の入力電力に
対応する様に第一スイッチング素子4と第二スイッチン
グ素子9を交互に導通して誘導加熱動作を行う。
を調整して所定の入力電力に対応させる場合、導通時間
を大きくするに従ってvcep1は大きくなるが、vc
ep1が一定以上まで大きくなっても所定の入力電力が
得られない場合、リレー6を第一コンデンサ3に切り換
えて共振用のコンデンサの容量を大きくし、vcep1
を小さくする。よって、スイッチング素子の耐圧を越え
て破壊することなく、所定の入力電力を得ることが出来
る。
ング素子のピーク電圧vcep1を検知しているが、第
二スイッチング素子、コイル、コンデンサなどの構成部
品のピーク電圧についても、検知回路をもうけて検知す
ることが可能であり、同様の効果を示すことは言うまで
もない。
導加熱装置の回路構成図の一例を示している。
の動作状態を検出するパラメータの一つである動作周波
数の検知手段を実施例2に付加したものである。 動作
周波数検知手段である動作周波数検知回路21は、リレ
ー6と駆動制御回路22に接続されている。
てその動作を説明する。動作周波数検知回路21で検知
された動作周波数が可聴領域の周波数より大きい場合、
動作周波数検知回路21は、まず、リレー6を第一コン
デンサ3に接続し、駆動制御回路5に出力して、駆動制
御回路5は、第一スイッチング素子4の導通時間を増加
させながら所定の入力電力に対応する様に第一スイッチ
ング素子4と第二スイッチング素子9を交互に導通して
誘導加熱動作を行う。
て所定の入力電力に対応させる場合、導通時間を大きく
するに従い入力電力は大きくなり、動作周波数は小さく
なる。動作周波数が可聴領域まで小さくなっても所定の
入力電力が得られない場合、リレー6を第三コンデンサ
11に切り換えて共振用のコンデンサの容量を小さくし
て、共振電圧の立ち上がり時間、及び立ち下がり時間を
短縮する。このため、動作周波数は大きくなり、所定の
入力電力を得ることが出来る。
知手段を第一コイルに流れる電流から検知しているが、
スイッチング素子、コイル、コンデンサなどの構成部品
の電流・電圧からも、動作周波数を検知することが可能
であり、同様の効果を示すことは言うまでもない。
は、インバータの動作状態を検出するパラメータである
vce1、及び動作周波数を例に挙げたが、第一スイッ
チング素子の導通時間、第二スイッチング素子の導通時
間、及び第一スイッチング素子の導通比など、入力電力
に伴って変化するパラメータを用いて、実施例5に述べ
たvce1や、実施例6に述べた動作周波数の値をあら
かじめ推定することが可能であるため、同様の効果を達
成する事が可能となる。
導加熱装置の回路構成図の一例を示している。
源1の一端であるプラス側に一端を接続される第一コイ
ル2と、第一コイル2の他端、もしくは第一コイル2と
第三コイル22の直列回路と、リレー6を介して、直流
電源1の他端であるマイナス側とに接続される第一スイ
ッチング素子4と、前記第一コイル2もしくは第一コイ
ル2と第三コイル22の直列回路に対して共振回路を形
成する様に並列接続される第一コンデンサ3と、第一コ
ンデンサの電圧をクランプするように並列接続される第
二コンデンサ8と第二スイッチング素子9の直列回路よ
り構成されている。本実施例においては、第一スイッチ
ング素子4、及び第二スイッチング素子9はIGBTと
逆導通ダイオードで構成されており、前記二つのスイッ
チング素子は駆動制御回路5によって交互に導通制御さ
れている。
てその動作を説明する。マグネットスイッチより構成さ
れる負荷検出手段23は駆動制御回路5とリレー6に接
続され、駆動制御回路5の出力は第一スイッチング素子
4のゲート端子と第二スイッチング素子9のゲート端子
にそれぞれ接続される。
て、その動作を説明する。マグネットスイッチで構成さ
れた負荷検出手段23は、負荷の磁性・非磁性を判別す
る。磁性負荷の場合、リレー6は第一コイル2のみで加
熱を行うよう接続され、駆動制御回路5によって加熱動
作する。非磁性負荷の場合、リレー6は第一コイル2と
第三コイル22の直列接続によって加熱を行うように接
続され、駆動制御回路5によって加熱動作する。
態での第一コイルのインダクタンスは、磁性負荷時より
非磁性負荷時の方が小さくなるが、磁性負荷の場合、リ
レー6は第一コイル2に接続しているので、共振回路を
構成するインダクタンスは小さくでき、また、非磁性負
荷の場合、リレー6は第一コイル2と第三コイル22の
直列回路に接続しているので、共振回路を構成するイン
ダクタンスは大きくできるので、結局、磁性負荷時でも
非磁性負荷時でも負荷が装着されている状態でのインダ
クタンスはほぼ同じ値になり、磁性負荷時に入力電力が
充分得られないとか、非磁性負荷時に第一スイッチング
素子4の動作電圧・電流が過大になるなどの問題を解決
し、加熱動作が行える。
導加熱装置の回路構成図の一例を示している。
入力設定回路24を付加したものである。入力設定手段
である入力設定回路24は、リレー6と駆動制御回路5
に接続されている。
てその動作を説明する。入力設定回路24で設定される
入力電力があらかじめ設定されている所定値より大きい
場合、入力設定回路24は、まず、リレー6を第三コン
デンサ11に切り換え、駆動制御回路5に出力し、駆動
制御回路5は、第一スイッチング素子4の導通時間を減
少させながら所定の入力電力に対応する様に第一スイッ
チング素子4と第二スイッチング素子9を交互に導通し
て誘導加熱動作を行う。
あらかじめ設定されている所定値より小さい場合、入力
設定回路24は、まず、リレー6を第一コンデンサ3に
切り換え、駆動制御回路5に出力し、駆動制御回路5
は、第一スイッチング素子4の導通時間を増加させなが
ら所定の入力電力に対応する様に第一スイッチング素子
4と第二スイッチング素子9を交互に導通して誘導加熱
動作を行う。
なるとvon1は大きくなり、第一コイル2と共振回路
を形成する第一コンデンサの容量が小さくなると、vo
n1は小さくなるので、入力設定回路24で設定される
入力電力が小さい場合、第一コンデンサよりも小さい容
量の第三コンデンサに切り換えることで、von1の発
生をなくす、または、von1が発生しても小さく抑え
ることができ、第一スイッチング素子4の損失とノイズ
を低減できる。
に付いて、第一コンデンサ3の接続は、図14に示す様
に第一コイル2と直列接続しても、また、図15に示す
様に第一コイル2と第一スイッチング素子4の両方に並
列接続しても同様に実施可能である。
イッチング素子4の接続は、図16に示す様に直流電源
1のプラス側に第一スイッチング素子4を接続し、直流
電源1のマイナス側に第一コイル2を接続する構成でも
良い。
デンサ8の直列回路の接続は、図17に示す様に第一ス
イッチング素子4と並列に接続しても良い。
す様に逆電流阻止形としても同様に実施可能である。
デンサ・加熱コイル・ギャップと言ったインバータ定数
の切り替えは、以上の実施例の様に二段階切り替えであ
る必要はなく、三段階切り替え、それ以上でも良い。
れば、複数のコイルを有する誘導加熱装置において、ス
イッチング時の損失やノイズ、共振電圧抑え、なおかつ
各々のコイルに対応した共振用のコンデンサとスイッチ
ング素子を省くことができるため、小形・低コスト化が
実現する。
コンデンサ部の切り換えが、炊飯釜などの被加熱物の材
質や形状の変化に伴うコイルのインダクタンス値の多様
な変化に対応して容量が異なるコンデンサに切り換える
ので、多種類の負荷条件のそれぞれに合ったインバータ
定数で加熱動作することができ、多種類の負荷に対して
入力電力が大きく得られ、また、より小さく絞れるなど
効率的な加熱ができる。
ップ切り替え手段が、炊飯釜などの被加熱物の材質や形
状の変化に伴うコイルのインダクタンス値の多様な変化
に対応してギャップを切り替えるので、多種類の負荷条
件のそれぞれに合ったインバータ定数で加熱動作するこ
とができ、多種類の負荷に対して入力電力が大きく得ら
れる、または、より小さく絞れるなど効率的な加熱がで
きる。
状態検出手段がインバータ回路動作時の電圧・電流・周
波数・導通時間・導通比などより動作状態を検出するこ
とで負荷条件を検出でき、負荷条件の変化に対応して第
一コンデンサの容量・第二コンデンサの容量・第一コイ
ルのインダクタンス・ギャップなどインバータ定数を切
り替えるので、多種類の負荷条件のそれぞれに合ったイ
ンバータ定数で加熱動作することができ、多種類の負荷
に対して入力電力が大きく得られる、または、より小さ
く絞れるなど効率的な加熱ができる。
検出手段が負荷を検出でき、負荷に対応してインバータ
定数を切り替えるので、多種類の負荷のそれぞれに合っ
たインバータ定数で加熱動作することができ、多種類の
負荷に対して入力電力が大きく得られる、または、より
小さく絞れるなど効率的な加熱ができる。
力設定手段が設定される負荷条件の一つである入力電力
の大きさに応じて、インバータ定数を切り替えるので、
入力電力の大きさに合ったインバータ定数で加熱動作す
ることができ、多種類の設定入力電力に対してインバー
タ回路の損失・ノイズの低減など効率的な加熱ができ
る。
形図
作波形図
形図
作波形図
形図
作波形図
断面図
図
図
図
回路図
Claims (7)
- 【請求項1】 直流電源にその一端を接続されたコイル
部と、前記直流電源に対して前記コイル部と直列に接続
される第一スイッチング素子と、前記コイル部と共振回
路を形成する第一コンデンサと、前記コイル部と直列ま
たは並列接続される第二スイッチング素子と第二コンデ
ンサの直列回路より構成されるインバータ回路と、前記
第一スイッチング素子と前記第二スイッチング素子を交
互に導通制御する駆動制御回路とを備え、前記コイル部
は、複数のコイルの取捨選択の組合せを可能としてなる
誘導加熱装置。 - 【請求項2】 直流電源にその一端を接続されたコイル
と、前記直流電源に対して前記コイルと直列に接続され
る第一スイッチング素子と、前記コイルと共振回路を形
成するコンデンサ部と、前記コイルと直列または並列接
続される第二スイッチング素子と第二コンデンサの直列
回路より構成されるインバータ回路と、前記第一スイッ
チング素子と前記第二スイッチング素子を交互に導通制
御する駆動制御回路とを備え、前記コンデンサ部は、複
数のコンデンサの取捨選択の組合せを可能としてなる誘
導加熱装置。 - 【請求項3】 直流電源にその一端を接続されたコイル
と、前記直流電源に対して前記コイルと直列に接続され
る第一スイッチング素子と、前記コイルと共振回路を形
成する第一コンデンサと、前記コイルと直列または並列
接続される第二スイッチング素子とコンデンサ部の直列
回路より構成されるインバータ回路と、前記第一スイッ
チング素子と前記第二スイッチング素子を交互に導通制
御する駆動制御回路とを備え、前記コンデンサ部は、複
数のコンデンサの取捨選択の組合せを可能としてなる誘
導加熱装置。 - 【請求項4】 直流電源にその一端を接続され負荷を誘
導加熱するコイルと、前記直流電源に対して前記コイル
と直列に接続される第一スイッチング素子と、前記コイ
ルと共振回路を形成する第一コンデンサと、前記コイル
と直列または並列接続される第二スイッチング素子と第
二コンデンサの直列回路より構成されるインバータ回路
と、前記第一スイッチング素子と前記第二スイッチング
素子を交互に導通制御する駆動制御回路とを備え、前記
コイルと負荷との間隙(以後、ギャップと称する。)を
変えるギャップ切り替え手段を有してなる誘導加熱装
置。 - 【請求項5】 インバータ回路の動作状態を検出する動
作状態検出手段を備えた請求項1〜4のいずれか1項に
記載の誘導加熱装置。 - 【請求項6】 誘導加熱される負荷を検出する負荷検出
手段を備えた請求項1〜4のいずれか1項に記載の誘導
加熱装置。 - 【請求項7】 インバータ回路の入力電力を設定する入
力設定手段を備えた請求項1〜4のいずれか1項に記載
の誘導加熱装置。
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JP2008119417A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱式炊飯器 |
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