JPH10269238A - 検索装置 - Google Patents

検索装置

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JPH10269238A
JPH10269238A JP9075672A JP7567297A JPH10269238A JP H10269238 A JPH10269238 A JP H10269238A JP 9075672 A JP9075672 A JP 9075672A JP 7567297 A JP7567297 A JP 7567297A JP H10269238 A JPH10269238 A JP H10269238A
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JP
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index word
input
index
search
tone
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JP9075672A
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Takashi Nakamura
崇 中村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 声調が不明のときにも良好な索引語の検索を
行う。 【解決手段】 処理がスタートされるとステップ〔1〕
で入力文字列中の「−」がチェックされ、ステップ
〔2〕で入力文字列中に「−」があるか否か判断され、
有るとき(YES)はステップ〔8〕で入力文字列の1
番目の「−」が「0」に置換される。さらにステップ
〔9〕で電子ブック上の索引語が取得され、ステップ
〔10〕で入力された文字列と比較され、ステップ〔1
1〕で一致が判断される。そして一致のときはステップ
〔12〕で取得された索引語が保存され、不一致のとき
はステップ〔13〕で全ての索引語の取得が終了したか
否か判断される。さらにステップ〔14〕で「0→1」
「1→2」「2→3」「3→4」「4→5」の置換が行
われて動作が繰り返される。またステップ〔15〕で
「5」にになっていたとき(YES)は処理が終了され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子ブック
(8センチCD−ROM)や、12センチCD−RO
M、DVD−ROM、半導体ROM等の記憶媒体から、
入力された索引語を検索し、その検索された索引語に対
応する説明文等の表示を行う場合に使用して好適な検索
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば記憶媒体として、いわゆる電子ブ
ック(8センチCD−ROM)を使用する検索装置(電
子ブックプレーヤ)が実施されている。
【0003】すなわち図3はこのような検索装置70の
一例の外観を示す。この図3において、検索装置70
は、例えば全体として二つ折りとなる形状を有し、この
二つ折りの本体71側には、後述する各種のキー入力装
置72と共に、記憶媒体としての電子ブック73の挿入
されるスロット74が設けられる。また、二つ折りの蓋
体75側には液晶表示装置等のディスプレイ部76が設
けられると共に、音声発生用のスピーカ77等が設けら
れる。
【0004】さらに図4には、検索装置70の内部回路
を説明するブロック図を示す。この図4において、記憶
媒体としての電子ブック(図示せず)は、例えば光ディ
スクドライブ装置81に装着される。この光ディスクド
ライブ装置81は、電子ブックに内蔵される光ディスク
(8センチCD−ROM)を回転駆動すると共に、この
光ディスクに記憶されている情報(文字、画像、音声
等)データを読み出す(再生する)ものである。
【0005】すなわちこの光ディスクドライブ装置81
は、光ディスクを回転させるスピンドルモータ、光ディ
スクから情報データを読み出す光学ピックアップ、その
光学ピックアップを光ディスクの半径方向に移動させる
スレッドモータ、光ディスクを線速一定で回転させるよ
うにスピンドルモータを制御するスピンドルサーボ手
段、光学ピックアップからの集光レーザビームを光ディ
スクのトラックにトラッキングをとって照射させるトラ
ッキングサーボ手段、光学ピックアップからの集光レー
ザビームを光ディスクの面に焦点を結ばせるように制御
するフォーカスサーボ手段、光学ピックアップによって
再生された再生信号を信号処理する信号処理手段等を備
えている。
【0006】そして、この光ディスクドライブ装置81
の光学ピックアップによって読み取られた情報データ
は、データ処理部82に供給されてデータの復調等の処
理が行われ、その復調された情報データはインターフェ
ース83を通じてCPU84に供給される。
【0007】このCPU84には、メインROM85及
びメインRAM86が接続されている。ここでROM8
5には、CPU84に検索装置70の全体の制御、情報
の検索等を行わせるためのプログラムが格納されてい
る。従って上述の光ディスクドライブ装置81は、この
CPU84によってサーチ、停止等が制御される。また
RAM86にはオペランド等が書き込まれ、またそれが
読み出される。
【0008】さらに上述のキー入力装置72は、インタ
ーフェース83を通じてCPU84に接続される。この
キー入力装置72には、例えば図5に示すように、電源
オン/オフキー91、シフトキー92、例えば5個のフ
ァンクションキー93、アルファベットキー94、YE
Sキー95、NOキー96、カーソル移動キー97、入
力モードキー98、文字拡大キー99等を備えている。
そしてこのキー入力装置72からの入力がCPU84に
供給されることによって、検索装置70の全体の制御、
情報の検索等が実行される。
【0009】また、CPU84からの表示データは、イ
ンターフェース83を通じて表示制御装置88に供給さ
れる。この表示制御装置88には、表示用のビデオRA
M(V−RAM)89が接続されており、表示制御装置
88に供給された表示データは、このV−RAM89に
書き込まれ、このV−RAM89から読み出された表示
データは、表示制御装置88で表示信号に変換された
後、その表示信号が上述のディスプレイ部76に供給さ
れて表示が行われる。
【0010】さらに電源80は、電池(乾電池)、充電
式電池、交流電圧を整流する整流装置等で構成され、例
えば上述の電源オン/オフキー91を一度操作すること
によって電源80がオンされると共に、電源オン/オフ
キー91を再度操作することによって電源80がオフさ
れる。またこの電源80は、例えば整流装置の電源供給
端子(プラグ)及び検索装置70の電源入力端子(ジャ
ック)間の接続を解除したり、電池、充電式電池を外す
とオフになる。またその他に、電子ブック73を検索装
置70から脱却すると電源80がオフになるように構成
されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような検
索装置70において、例えば英和辞典及び和英辞典の情
報データが記憶された記憶媒体としての電子ブック73
から、任意の索引語の検索を行う場合には、例えば以下
に述べるような処理が行われる。この場合に、電子ブッ
ク73には、ある言語(例えば英語または日本語)の単
語と、その単語に対応する異なる言語(例えば日本語ま
たは英語)の単語及びその説明(意味)の対が複数(多
数)記憶されている。
【0012】またこの種の検索装置70では、例えば入
力された索引語に対応する説明文を検索すると共に、入
力された索引語の文字列コード及びその索引語に対応す
る説明文の電子ブック73におけるアドレスをRAM8
6及びV−RAM89に記憶しておき、履歴検索が選択
されたときはこれらの記憶内容から入力された索引語及
びその索引語に対応する説明文のリストを表示し、その
リストの中から任意に選択した索引語からその索引語に
対応する説明文を検索するようにしている。
【0013】すなわち以下の説明は、例えば入力された
索引語に対応する説明文を検索すると共に、検索された
履歴データの保存と保守を行うためのものである。そし
てこのような検索等を行うための手段として、本願出願
人は先に、例えば図6のフローチャートに示すような処
理手段を提案(特願平8−259501号)した。
【0014】図6において、ステップ〔71〕では、例
えば使用者の電源オン/オフキー91の操作によって電
源80がオンされる。次にステップ〔72〕では、RA
M86及びV−RAM89の所定の記憶領域に、選択さ
れた全該当索引語の文字列コード及びそれぞれ該当索引
語に対応する説明文の電子ブック73におけるアドレス
が全くないか否かを判断する。
【0015】このステップ〔72〕の判断でNOのと
き、すなわちRAM86及びV−RAM89の所定の記
憶領域の一部または全部に、選択された全該当索引語の
文字列コードの一部または全部及びそれぞれ該当索引語
に対応する説明文の電子ブック73におけるアドレスの
全部または一部があれば、ステップ〔73〕に移行す
る。またステップ〔72〕の判断でYESのとき、すな
わちRAM86及びV−RAM89の所定の記憶領域に
全くデータがないときは、後述のステップ〔78〕に移
行する。
【0016】さらにステップ〔73〕では、CPU84
の制御によってV−RAM89の上述の所定の記憶領域
の記憶内容を所定バイト(またはビット、この例では1
バイト)ずつ比較した後、ステップ〔74〕に移行す
る。ステップ〔74〕では、CPU84がV−RAM8
9の所定の記憶領域の記憶内容が完全に一致したか否か
を判断する。このステップ〔74〕の判断でYESのと
きはステップ〔75〕に移行し、NOのときは後述のス
テップ〔78〕に移行する。
【0017】またステップ〔75〕では、V−RAM8
9の所定の記憶領域に記憶されている選択された全該当
索引語の文字列コード及びそれぞれ該当索引語に対応す
る説明文の電子ブック73におけるアドレスを、RAM
86の上述の所定の記憶領域に転送する。このためRA
M86の所定の記憶領域にデータが記憶されていても、
それはV−RAM89からのデータで置換される。
【0018】さらにステップ〔76〕では、例えば履歴
検索が選択されたか否かを判別し、YESのときはステ
ップ〔77〕に移行し、NOときはステップ〔81〕に
移行する。なお履歴検索を選択するときは、例えば上述
の5個のファンクションキー93のうちの所定のキーを
操作することによって行う。
【0019】またステップ〔77〕では、CPU84の
制御によって、今までに選択された該当索引語の一覧表
(履歴索引語)を、例えば図7のAに示すようにディス
プレイ部76に表示させる。そしてステップ〔77〕の
次には、ステップ〔85〕に移行する。
【0020】このステップ〔85〕では、例えば使用者
のキー入力装置72のキー入力によって、該当索引語の
一覧表から、該当索引語を選択する。すなわち図7の例
では「下顎」が選択される。ステップ〔85〕の次に
は、ステップ〔89〕に移行し、電源がオフか否かの判
断を行い、YESであれば終わりとなり、NOのときは
ステップ〔86〕に移行する。
【0021】このステップ〔86〕では、電子ブック7
3から、CPU84が「下顎」に対応する説明文を検索
する。ステップ〔86〕の次には、ステップ〔89〕に
移行して、電源がオフか否かの判断を行い、YESであ
れば終わりとなり、NOのときはステップ〔87〕に移
行する。
【0022】このステップ〔87〕では、CPU84の
制御によって、選択された索引語(ここでは「下顎」)
の文字列コード及び索引語に対応する説明文の電子ブッ
ク73におけるアドレスを、RAM86の所定の所定の
1か所及びV−RAM89の所定の2か所に書き込む。
ここでV−RAM89の2か所の記憶領域に書き込むデ
ータは同じデータである。ステップ〔87〕の次には、
ステップ〔89〕に移行して、電源がオフか否かの判断
を行い、YESであれば終わりとなり、NOのときはス
テップ〔88〕に移行する。
【0023】このステップ〔88〕では、CPU84の
制御によって、例えば図7のBに示すようにディスプレ
イ部76に選択された該当索引語に対応する説明文を表
示させる。すなわち図7のBの例では「下顎」の英語の
意味等が表示される。なお図7のBの例では,電子ブッ
ク73で「下顎」の説明文の次に記憶されている「化
学」の説明文も表示されている。
【0024】さらにステップ〔72〕でYESのとき、
すなわちRAM86の所定の記憶領域及びV−RAM8
9の所定の記憶領域に全くデータがないとき、及びステ
ップ〔74〕でV−RAM89の記憶領域の記憶内容が
一致しなかったときは、ステップ〔78〕に移行する。
ステップ〔78〕では、CPU84の制御によって、R
AM86の所定の記憶領域及びV−RAM89の所定の
記憶領域に記憶されている全該当索引語の文字列コード
及びそれぞれの該当索引語に対応する説明文の電子ブッ
ク73における全アドレスを消去する。
【0025】このステップ〔78〕の次には、ステップ
〔79〕に移行する。このステップ〔79〕では、履歴
検索が選択されたか否かが判断され、YESのときはス
テップ〔80〕に移行し、NOのときはステップ〔8
1〕に移行する。ステップ〔80〕では、CPU84の
制御によって、ディスプレイ部76に履歴索引はできな
い旨(図7のC)を表示させる。ステップ〔80〕の次
は、ステップ〔81〕に移行する。
【0026】このステップ〔81〕では、CPU84の
制御に基づいて、ディスプレイ部76に入力画面を表示
させる。図8のAに入力画面の一例を示し、ここでは英
和単語の前方一致検索の入力画面である。ステップ〔8
1〕の次には、ステップ〔89〕に移行して、電源がオ
フか否かの判断を行い、YESであれば終わりとなり、
NOのときはステップ〔82〕に移行する。
【0027】このステップ〔82〕では、使用者のキー
入力装置72のキー入力によって索引語の入力を行う。
すなわち例えば図8のAに示す如く、例えば英単語「s
hirt」を入力する。ステップ〔82〕の次には、ス
テップ〔89〕に移行して、電源がオフか否かの判断を
行い、YESであれば終わりとなり、NOのときはステ
ップ〔83〕に移行する。
【0028】このステップ〔83〕では、電子ブック7
3からCPU84が「shirt」を含む英単語の索引
語を検索する。ステップ〔83〕の次には、ステップ
〔89〕に移行して、電源がオフか否かの判断を行い、
YESであれば終わりとなり、NOのときはステップ
〔84〕に移行する。
【0029】このステップ〔84〕では、CPU84の
制御によって、ディスプレイ部76に該当索引語の一覧
表を表示させる。図8のBに該当索引語の一覧表の一例
を示し、この例では11件の該当索引語は表示される。
なお表示しきれない該当索引語は、次頁以降に亘って表
示される。ステップ〔84〕の次には、ステップ〔8
9〕に移行して、電源がオフか否かの判断を行い、YE
Sであれば終わりとなり、NOのときはステップ〔8
5〕に移行する。
【0030】このステップ〔85〕では、使用者のキー
入力装置72のキー入力によって、該当索引語を選択す
る。すなわち図8の例では、該当索引語「shirt」
が選択される。ステップ〔85〕の次には、ステップ
〔89〕に移行して、電源がオフか否かの判断を行い、
YESであれば終わりとなり、NOのときはステップ
〔86〕に移行する。
【0031】このステップ〔86〕では、電子ブック7
3から、CPU84が「shirt」に対応する説明文
を検索する。ステップ〔86〕の次には、ステップ〔8
9〕に移行して、電源がオフか否かの判断を行い、YE
Sであれば終わりとなり、NOのときはステップ〔8
7〕に移行する。
【0032】このステップ〔87〕では、CPU84の
制御によって、選択された索引語(ここでは「shir
t」)の文字列コード及び索引語に対応する説明文の電
子ブック73におけるアドレスを、RAM86の所定の
1か所及びV−RAM89の所定の2か所に書き込む。
V−RAM89の2か所の記憶領域に書き込むデータは
同じデータである。ステップ〔87〕の次には、ステッ
プ〔89〕に移行して、電源がオフか否かの判断を行
い、YESであれば終わりとなり、NOのときはステッ
プ〔88〕に移行する。
【0033】このステップ〔88〕では、CPU84の
制御によって、選択された説明文をディスプレイ部76
に表示させる。選択された説明文の一例を図8のCに示
す。ステップ〔88〕の次には、ステップ〔89〕に移
行して、電源がオフか否かの判断を行い、YESであれ
ば終わりとなり、NOのときはステップ〔81〕に戻
る。なお以上の説明で検索が完全一致検索の場合には、
上述のステップ〔83、84、85〕は省略される。
【0034】このようにして上述の検索装置70におい
ては、例えば入力された索引語に対応する説明文を検索
すると共に、入力された索引語の履歴が記憶され、履歴
リストを用いた検索が行われ、さらにこれらの履歴デー
タの保存と保守が行われるものである。
【0035】ところが上述の検索装置70において、例
えば中国語の索引語の入力を行おうとする場合に、例え
ば中国語のピンイン検索では、いわゆる四声と呼ばれる
声調の入力が必要とされる。すなわち中国語のピンイン
検索では、その母音に例えば図9のAに示すような4種
類の記号を用いて四声を表すようにしている。なお声調
の無い軽声の母音には記号は付加されない。
【0036】これに対して上述の例えば電子ブックプレ
ーヤのような検索装置では、このような記号の入力手段
を持たないために、例えば図9のBに示すように数字を
用いて四声を入力するようにした。すなわちこの例で
は、声調の無い軽声の母音には「0」、1声の母音には
「1」、2声の母音には「2」、3声の母音には
「3」、4声の母音には「4」を付加して四声を表すよ
うにしている。
【0037】しかしながらこのような四声の入力を行っ
ている場合に、例えば四声が判らないと目的の索引語の
検索を行うことができなくなってしまう。すなわち検索
方法として例えば前方一致検索を行う場合には、従来
は、例えば図10にフローチャートを示すようにして検
索が行われている。
【0038】図10において、ステップ〔91〕で電子
ブック73上の索引語が取得され、ステップ〔92〕で
入力された文字列との比較が行われる。そしてステップ
〔93〕で一致が判断される。ここで索引語の文字数が
入力文字列より小さいときは取得された索引語は不一致
として破棄される。それ以外のときは入力文字列の文字
数だけ文字列の一致が判断され、一致しているときはス
テップ〔94〕で取得された索引語が保存される。
【0039】さらにステップ〔93〕で不一致のときは
ステップ〔95〕で全ての索引語の取得が終了したか否
か判断され、終了していないときはステップ〔91〕に
戻って次の索引語の取得が行われる。またステップ〔9
5〕で全ての索引語の取得が終了したときは処理が終了
される。このようにして、例えば入力された文字列に前
方一致する索引語の検索が行われるようになされてい
る。
【0040】ところがこの場合に、上述の四声の入力を
行っている場合には、四声が判っているときは問題ない
が、四声が判らないと目的の索引語の検索を行うことが
できない。従って四声が判らないときは、例えば「0」
〜「4」の数字を順番に付加して検索を繰り返すことに
なり、検索に多大な時間が掛かってしまう。このため例
えば中国語を学び始めたばかりの人には大きな負担にな
るものであった。
【0041】この出願はこのような点に鑑みて成された
ものであって、解決しようとする問題点は、従来の装置
では、例えば中国語のピンイン検索のような声調を伴っ
て索引語の検索を行う場合に、その声調が判らないと、
検索が不能になるか、検索に多大な時間が掛かってしま
うというものである。
【0042】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、声調が不明のときは声調の符号に代えて特定の符号
を付加して索引語の入力を行うようにしたものであっ
て、これによれば、声調が不明のときにも良好な索引語
の検索を行うことができる。
【0043】
【発明の実施の形態】すなわち本発明は、索引語及びこ
の索引語に対応する説明文の対が複数記憶された記憶媒
体が装着され、索引語を入力する入力手段と、入力手段
によって入力された索引語に対応する説明文を検索する
検索手段とを有し、入力された索引語により記憶媒体を
検索してこの検索された索引語に対応する説明文を表示
するようにした検索装置において、入力手段にて索引語
に声調に係わる所定の符号を付加して入力を行う場合
に、声調が不明のときは声調に係わる符号に代えて特定
の符号を付加して索引語の入力を行ってなるものであ
る。
【0044】以下、図面を参照して本発明を説明する
に、まず本発明の検索装置においては、上述の例えば図
5に示すキー入力装置72に、声調の入力を行うキーが
設けられる。なおこの声調入力キーは、例えば上述の文
字拡大キー99の機能を、例えば電子ブック73に設け
られるプログラムをメインRAM86に転送すること
で、その機能を変更して用いられるものである。
【0045】さらに本発明の検索装置において、声調が
不明のときは声調の符号、例えば「0」〜「4」に代え
て特定の符号、例えば「−」を付加して索引語の入力を
行うように定められる。このようにして入力された文字
列の検索が行われる。そして図1は本発明を適用した検
索装置で行われる処理の一例を示すフローチャート図で
ある。
【0046】この図1において、処理がスタートされる
とステップ〔1〕で入力文字列中の「−」がチェックさ
れる。そしてステップ〔2〕で入力文字列中に「−」が
あるか否か判断され、無いとき(NO)は上述の図10
に示したものと同様の検索が行われる。
【0047】すなわちステップ〔3〕で電子ブック73
上の索引語が取得され、ステップ〔4〕で入力された文
字列との比較が行われる。そしてステップ〔5〕で一致
が判断される。ここで索引語の文字数が入力文字列より
小さいときは取得された索引語は不一致として破棄され
る。それ以外のときは入力文字列の文字数だけ文字列の
一致が判断され、一致しているときはステップ〔6〕で
取得された索引語が保存される。
【0048】さらにステップ〔5〕で不一致のときはス
テップ〔7〕で全ての索引語の取得が終了したか否か判
断され、終了していないときはステップ〔3〕に戻って
次の索引語の取得が行われる。またステップ〔7〕で全
ての索引語の取得が終了したときは処理が終了される。
【0049】また、上述のステップ〔2〕の判断で入力
文字列中に「−」が有るとき(YES)は、ステップ
〔8〕で入力文字列の1番目の「−」が「0」に置換さ
れる。そしてステップ
〔9〕で電子ブック73上の索引
語が取得され、ステップ〔10〕で入力された文字列と
の比較が行われる。なお、この比較では、入力文字列の
2番目以降の「−」に対しては「0」〜「4」のいずれ
も一致とされる。
【0050】そしてステップ〔11〕で一致が判断され
る。ここで索引語の文字数が入力文字列より小さいとき
は取得された索引語は不一致として破棄される。それ以
外のときは入力文字列の文字数だけ文字列の一致が判断
され、一致しているときはステップ〔12〕で取得され
た索引語が保存される。またステップ〔11〕で不一致
のときはステップ〔13〕で全ての索引語の取得が終了
したか否か判断され、終了していないときはステップ
〔9〕に戻って次の索引語の取得が行われる。
【0051】さらにステップ〔13〕で全ての索引語の
取得が終了したときは、次のステップ〔14〕で「0→
1」「1→2」「2→3」「3→4」「4→5」の置換
が行われる。そしてステップ〔15〕で「5」になった
か否かが判断され、「5」になっていないとき(NO)
はステップ
〔9〕に戻って索引語の取得が行われる。ま
た、「5」になっていたとき(YES)は処理が終了さ
れる。
【0052】これによってこの装置において、例えば
「WAN−FU−」の文字列が入力されたときは、まず
文字列中に「−」が2つ有ることが判断され、1番目の
「−」が「0」に置換されて「WAN0FU−」が検索
される。次に「0」が「1」に置換されて「WAN1F
U−」が検索され、以下、順番に「WAN4FU−」ま
で検索される。そして「WAN5FU−」になると処理
が終了される。
【0053】そしてこの場合に、電子ブック73上の索
引語は、例えば図2に示すような構造になっており、こ
こで1番目の「−」を「0」〜「4」に順次置換して検
索を行った場合には、例えば「−」を全ての文字として
索引語を検索する場合に比して短時間で検索を完了させ
ることができる。これに対して2番目の「−」に関して
は、1番目の置換による検索で範囲が狭められるので、
例えば「−」を全ての文字として索引語を検索しても時
間的な影響は少ないものである。
【0054】従ってこの装置において、声調が不明のと
きは声調の符号に代えて特定の符号を付加して索引語の
入力を行うようにしたことによって、声調が不明のとき
にも良好な索引語の検索を行うことができる。
【0055】これによって、従来の装置では、例えば中
国語のピンイン検索のような声調を伴って索引語の検索
を行う場合に、その声調が判らないと、検索が不能にな
るか、検索に多大な時間が掛かってしまう問題点があっ
たものを、本発明によればこのような問題点を解消する
ことができ、特に例えば中国語を学び始めたばかりの人
にも良好な検索を行うことができる。
【0056】こうして上述の検索装置によれば、索引語
及びこの索引語に対応する説明文の対が複数記憶された
記憶媒体が装着され、索引語を入力する入力手段と、入
力手段によって入力された索引語に対応する説明文を検
索する検索手段とを有し、入力された索引語により記憶
媒体を検索してこの検索された索引語に対応する説明文
を表示するようにした検索装置において、入力手段にて
索引語に声調に係わる所定の符号を付加して入力を行う
場合に、声調が不明のときは声調に係わる符号に代えて
特定の符号を付加して索引語の入力を行うことにより、
声調が不明のときにも良好な索引語の検索を行うことが
できるものである。
【0057】
【発明の効果】この発明によれば、声調が不明のときは
声調の符号に代えて特定の符号を付加して索引語の入力
を行うようにしたことによって、声調が不明のときにも
良好な索引語の検索を行うことができるようになった。
【0058】これによって、従来の装置では、例えば中
国語のピンイン検索のような声調を伴って索引語の検索
を行う場合に、その声調が判らないと、検索が不能にな
るか、検索に多大な時間が掛かってしまう問題点があっ
たものを、本発明によればこのような問題点を解消する
ことができ、特に例えば中国語を学び始めたばかりの人
にも良好な検索を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した検索装置で行われる処理の一
例を示すフローチャート図である。
【図2】その動作の説明のための図である。
【図3】本発明の適用される検索装置(電子ブックプレ
ーヤ)の一例の外観を示す図である。
【図4】その内部の回路構成の説明のための図である。
【図5】キー入力装置の説明のための図である。
【図6】その動作の説明のためのフローチャート図であ
る。
【図7】その説明のための図である。
【図8】その説明のための図である。
【図9】中国語の声調の説明のための図である。
【図10】従来の動作の説明のためのフローチャート図
である。
【符号の説明】
〔1〕 「−」のチェックのステップ、〔2〕 「−」
の判断のステップ、〔3〕 索引語取得のステップ、
〔4〕 文字列比較のステップ、〔5〕 一致判断のス
テップ、〔6〕 索引語保存のステップ、〔7〕 取得
終了判断のステップ、〔8〕 1番目の「−」を「0」
に置換するステップ、
〔9〕 索引語取得のステップ、
〔10〕 文字列比較のステップ、〔11〕 一致判断
のステップ、〔12〕 索引語保存のステップ、〔1
3〕 取得終了判断のステップ、〔14〕 「0→1」
「1→2」「2→3」「3→4」「4→5」に置換する
ステップ、〔15〕 「5」判断のステップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 索引語及びこの索引語に対応する説明文
    の対が複数記憶された記憶媒体が装着され、 上記索引語を入力する入力手段と、 上記入力手段によって入力された索引語に対応する説明
    文を検索する検索手段とを有し、 上記入力された索引語により上記記憶媒体を検索してこ
    の検索された索引語に対応する上記説明文を表示するよ
    うにした検索装置において、 上記入力手段にて上記索引語に声調に係わる所定の符号
    を付加して入力を行う場合に、 上記声調が不明のときは上記声調に係わる符号に代えて
    特定の符号を付加して上記索引語の入力を行う ことを特徴とする検索装置。
  2. 【請求項2】 上記入力手段にて中国語の上記索引語を
    入力する場合に、 上記声調に係わる所定の符号として中国語の四声に相当
    する任意の符号を付加して上記索引語の入力を行うと共
    に、 上記四声が不明のときは上記四声に相当する符号に代え
    て特定の符号を付加して上記索引語の入力を行う ことを特徴とする請求項1記載の検索装置。
  3. 【請求項3】 上記中国語の四声に相当する任意の符号
    を付加して上記索引語の入力を行う手段を上記入力手段
    に設けると共に、 上記四声が不明のときは上記四声に相当する符号に代え
    て特定の符号を付加して上記索引語の入力を行う手段を
    上記入力手段に設けることを特徴とする請求項2記載の
    検索装置。
  4. 【請求項4】 上記四声に相当する符号に代えた特定の
    符号を付加された上記索引語が入力されたときは、 上記特定の符号を順次上記四声に相当する符号に置換し
    て上記入力された索引語に対応する説明文を検索する検
    索手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の検索装
    置。
JP9075672A 1997-03-27 1997-03-27 検索装置 Pending JPH10269238A (ja)

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