JPH10261009A - 中古車の評価査定の処理方法、及び中古車の評価査定の処理装置 - Google Patents

中古車の評価査定の処理方法、及び中古車の評価査定の処理装置

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JPH10261009A
JPH10261009A JP34193496A JP34193496A JPH10261009A JP H10261009 A JPH10261009 A JP H10261009A JP 34193496 A JP34193496 A JP 34193496A JP 34193496 A JP34193496 A JP 34193496A JP H10261009 A JPH10261009 A JP H10261009A
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JP
Japan
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vehicle
assessed
assessment
year
amount
Prior art date
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JP34193496A
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English (en)
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Ryoichi Ino
良一 伊野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 基本査定価格を査定対象車の総走行距離デー
タによって修正して適正なディーラー査定価格を簡単に
算出できるようにする。 【解決手段】 製造メーカーの発売期間における車種タ
イプ、グレードの車種として発売された予め記憶されて
いるボディカラーから査定対象車のボディカラーを選定
し,査定対象車の車種タイプ、グレード及びボディーカ
ラーに基づいて選定された新車価格を基に予め記憶され
ている年式によって査定された基本査定価格の中から当
該査定対象車の年式の基本査定価格に、査定対象車の走
行距離と当該車種タイプの標準走行距離との多少に基づ
いて1km当りの加減算額に基づく走行距離実績額を加減
算して確定査定価格を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中古車の評価額を
査定するときに行う評価査定の処理方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】経済事情の変化に伴い自動車産業は拡大
し、それに伴い中古車市場も肥大化している。このよう
に中古車市場が大きくなった今日、中古車業者及び需要
者は、中古車が適正な価額で売買されることを強く望ん
でいる。このため、種々なる条件を基礎として設定され
た中古車の基準となる価額をメーカー別、車種タイプ
別、グレード別に表にした冊子が業者向けに発行され、
また需要者向けとして各種自動車関係雑誌等に掲載され
ている。かかる中古車価額の設定は、年式、仕様、グレ
ードの他にその時の人気度合いをも基礎として冊子から
捜し出すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような冊子は、中
古車業者(ディーラー)が一般ユーザーから中古車を引
き取る際の査定価格を決定するときに用いるものであ
る。このため、この冊子では、メーカー毎、車種タイプ
毎、年式毎、仕様毎、グレード毎、ボディーカラー毎に
分類されて価格が設定されている。そこで、一般ユーザ
ーが中古車業者に、自己車(中古車)を売るために持ち
込んだ場合、中古車業者は、一般ユーザーから持ち込ま
れた査定対象車について、メーカー名、車種、タイプ、
年式、仕様、グレード、ボディーカラーを中古車業者自
らが特定し、この冊子に纏められている表の中から特定
した中古車に該当する車種の基本査定価格(車を単なる
物品として算出した新車価格からの残存価格)を選び出
して決定し、現時点の当該車種の人気の度合い、走行距
離の相違、各種部品の傷み具合等による査定者(中古車
業者)の特別加減算額を加味して、当該査定対象車の最
終査定価格を決定していた。
【0004】この冊子は、掲載されている自動車のメー
カー数が多数に及び、各メーカーにおける車種数、その
各車種におけるタイプ数、その各タイプにおける発売年
式の数、その各発売年式におけるグレード数、さらに、
その各グレードにおけるボディーカラーの数も多岐に亘
り、それに伴って査定する際の査定項目が多くなってい
る。しかし、この冊子は、中古車業者(ディーラー)向
けに作成されており、中古車業者が初めて使用する場合
(初心者)であっても分かりやすく作製されている。そ
して、この冊子では、細かく査定内容が決められてお
り、これらの細かな査定内容を間違いなく特定していく
ことによって、初心者にでも時間を掛ければ正確な査定
額を算出することができるようになっている。ところ
が、この冊子は、初心者にでも正確な査定額の算出がで
きるように、また、誰が査定しても正確な査定額を算出
できるようにするため、査定項目が多く細かく表示され
ており、冊子を見るとき相当注意しないと間違った箇所
(段を間違える等)を見てしまうことがある。このよう
に、冊子の表の見間違いをすると中古車の下取り評価額
を正しく査定することができず、標準査定より高く査定
したり、標準査定より低く査定したりして、査定対象車
の中古車価格が正確に査定されないことがある。
【0005】本発明の第1の目的は、ユーザーが持ち込
んだ査定対象車の初年度登録年月日、車検満了年月日を
入力し、メーカー名、車種タイプを選定し、排気量を入
力し、当該査定車のミッション、グレード、ボディーカ
ラーを特定することによって基本査定価格を決定し、該
決定した基本査定価格を、査定対象車の総走行距離デー
タによって修正して適正なディーラー査定価格を誰にで
も簡単に短時間で算出できるようにしようということに
ある。
【0006】本発明の第2の目的は、ユーザーが持ち込
んだ査定対象車の初年度登録年月日、車検満了年月日を
入力し、メーカー名、車種タイプを選定し、排気量を入
力し、当該査定車のミッション、グレード、ボディーカ
ラーを特定することによって基本査定価格を決定し、該
決定した基本査定価格を、査定対象車の総走行距離デー
タに加え、査定対象車の内外装の現況、電装品の現況、
機関・足回りの現況等の諸データによって修正して適正
なディーラー査定価格を誰にでも簡単に短時間で算出で
きるようにしようということにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の中
古車の評価査定の処理方法は、中古車の評価査定を行う
に当り、査定対象車の初年度登録年月日及び車検満了年
月日を特定し、当該査定対象車の製造メーカーと排気量
を特定して,前記査定対象車の車種タイプとミッション
とを特定すると共に、メーターの状況及び当該査定対象
車の走行距離を特定することによって査定対象車の特定
を行い,前記初年度登録年月日から予め記憶されている
該初年度登録年月日当時販売されていた当該査定対象車
と同一モデルの車種の1又は2以上の発売期間の中から
当該査定対象車の発売期間を選定し,前記発売期間のモ
デル車種について予め記憶されたグレードの中から当該
査定対象車のグレード、エンジン型式、駆動装置、ドア
数、過給器、乗車定員を選定し,前記製造メーカーの前
記発売期間における前記車種タイプ、前記グレードの車
種として発売された予め記憶されているボディカラーか
ら当該査定対象車のボディカラーを選定し,前記査定対
象車の車種タイプ、グレード及びボディーカラーに基づ
いて選定された予め記憶されている年式によって査定さ
れた基本査定価格の中から当該査定対象車の年式の基本
査定価格に、前記査定対象車の走行距離と当該車種タイ
プの標準走行距離との多少に基づいて1km当りの加減算
額に基づく走行距離実績額を加算すると共に車検の期間
が残存する場合に1月当りの加算額に基づく車検残存期
間加算額を加算して確定査定価格を決定するようにした
ものである。このように構成することによって、適正な
ディーラー査定価格を誰にでも簡単に短時間で算出する
ことができる。
【0008】本願請求項2に記載の中古車の評価査定の
処理方法は、中古車の評価査定を行うに当り、査定対象
車の初年度登録年月日及び車検満了年月日を特定し、当
該査定対象車の製造メーカーと排気量を特定して,前記
査定対象車の車種タイプとミッションとを特定すると共
に、メーターの状況及び当該査定対象車の走行距離を特
定することによって査定対象車の特定を行い,前記初年
度登録年月日から予め記憶されている該初年度登録年月
日当時販売されていた当該査定対象車と同一モデルの車
種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定対象車の
発売期間を選定し,前記発売期間のモデル車種について
予め記憶されたグレードの中から当該査定対象車のグレ
ード、エンジン型式、駆動装置、ドア数、過給器、乗車
定員を選定し,前記製造メーカーの前記発売期間におけ
る前記車種タイプ、前記グレードの車種として発売され
た予め記憶されているボディカラーから当該査定対象車
のボディカラーを選定し,当該査定対象車の外装の現況
による加減算額を求め、前記査定対象車の車種タイプ、
グレード及びボディーカラーに基づいて選定された予め
記憶されている年式によって査定された基本査定価格の
中から当該査定対象車の年式の基本査定価格に、前記外
装の現況による加減算額と、前記査定対象車の走行距離
と当該車種タイプの標準走行距離との多少に基づいて1
km当りの加減算額に基づく走行距離実績額を加算すると
共に車検の期間が残存する場合に1月当りの加算額に基
づく車検残存期間加算額を加算して確定査定価格を決定
するようにしたものである。このように構成することに
よって、外装の現況を加味した適正なディーラー査定価
格を誰にでも簡単に短時間で算出することができる。
【0009】本願請求項3に記載の中古車の評価査定の
処理方法は、中古車の評価査定を行うに当り、査定対象
車の初年度登録年月日及び車検満了年月日を特定し、当
該査定対象車の製造メーカーと排気量を特定して,前記
査定対象車の車種タイプとミッションとを特定すると共
に、メーターの状況及び当該査定対象車の走行距離を特
定することによって査定対象車の特定を行い,前記初年
度登録年月日から予め記憶されている該初年度登録年月
日当時販売されていた当該査定対象車と同一モデルの車
種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定対象車の
発売期間を選定し,前記発売期間のモデル車種について
予め記憶されたグレードの中から当該査定対象車のグレ
ード、エンジン型式、駆動装置、ドア数、過給器、乗車
定員を選定し,前記製造メーカーの前記発売期間におけ
る前記車種タイプ、前記グレードの車種として発売され
た予め記憶されているボディカラーから当該査定対象車
のボディカラーを選定し,当該査定対象車の内装の現況
による加減算額を求め、前記査定対象車の車種タイプ、
グレード及びボディーカラーに基づいて選定された予め
記憶されている年式によって査定された基本査定価格の
中から当該査定対象車の年式の基本査定価格に、前記内
装の現況による加減算額と、前記査定対象車の走行距離
と当該車種タイプの標準走行距離との多少に基づいて1
km当りの加減算額に基づく走行距離実績額を加算すると
共に車検の期間が残存する場合に1月当りの加算額に基
づく車検残存期間加算額を加算して確定査定価格を決定
するようにしたものである。このように構成することに
よって、内装の現況を加味した適正なディーラー査定価
格を誰にでも簡単に短時間で算出することができる。
【0010】本願請求項4に記載の中古車の評価査定の
処理方法は、中古車の評価査定を行うに当り、査定対象
車の初年度登録年月日及び車検満了年月日を特定し、当
該査定対象車の製造メーカーと排気量を特定して,前記
査定対象車の車種タイプとミッションとを特定すると共
に、メーターの状況及び当該査定対象車の走行距離を特
定することによって査定対象車の特定を行い,前記初年
度登録年月日から予め記憶されている該初年度登録年月
日当時販売されていた当該査定対象車と同一モデルの車
種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定対象車の
発売期間を選定し,前記発売期間のモデル車種について
予め記憶されたグレードの中から当該査定対象車のグレ
ード、エンジン型式、駆動装置、ドア数、過給器、乗車
定員を選定し,前記製造メーカーの前記発売期間におけ
る前記車種タイプ、前記グレードの車種として発売され
た予め記憶されているボディカラーから当該査定対象車
のボディカラーを選定し,当該査定対象車の電装品の現
況による加減算額を求め、前記査定対象車の車種タイ
プ、グレード及びボディーカラーに基づいて選定された
予め記憶されている年式によって査定された基本査定価
格の中から当該査定対象車の年式の基本査定価格に、前
記電装品の現況による加減算額と、前記査定対象車の走
行距離と当該車種タイプの標準走行距離との多少に基づ
いて1km当りの加減算額に基づく走行距離実績額を加算
すると共に車検の期間が残存する場合に1月当りの加算
額に基づく車検残存期間加算額を加算して確定査定価格
を決定するようにしたものである。このように構成する
ことによって、電装品の現況を加味した適正なディーラ
ー査定価格を誰にでも簡単に短時間で算出することがで
きる。
【0011】本願請求項5に記載の中古車の評価査定の
処理方法は、中古車の評価査定を行うに当り、査定対象
車の初年度登録年月日及び車検満了年月日を特定し、当
該査定対象車の製造メーカーと排気量を特定して,前記
査定対象車の車種タイプとミッションとを特定すると共
に、メーターの状況及び当該査定対象車の走行距離を特
定することによって査定対象車の特定を行い,前記初年
度登録年月日から予め記憶されている該初年度登録年月
日当時販売されていた当該査定対象車と同一モデルの車
種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定対象車の
発売期間を選定し,前記発売期間のモデル車種について
予め記憶されたグレードの中から当該査定対象車のグレ
ード、エンジン型式、駆動装置、ドア数、過給器、乗車
定員を選定し,前記製造メーカーの前記発売期間におけ
る前記車種タイプ、前記グレードの車種として発売され
た予め記憶されているボディカラーから当該査定対象車
のボディカラーを選定し,当該査定対象車の機関・足回
りの現況による加減算額を求め、前記査定対象車の車種
タイプ、グレード及びボディーカラーに基づいて選定さ
れた予め記憶されている年式によって査定された基本査
定価格の中から当該査定対象車の年式の基本査定価格
に、前記機関・足回りの現況による加減算額と、前記査
定対象車の走行距離と当該車種タイプの標準走行距離と
の多少に基づいて1km当りの加減算額に基づく走行距離
実績額を加算すると共に車検の期間が残存する場合に1
月当りの加算額に基づく車検残存期間加算額を加算して
確定査定価格を決定するようにしたものである。このよ
うに構成することによって、機関・足回りの現況を加味
した適正なディーラー査定価格を誰にでも簡単に短時間
で算出することができる。
【0012】本願請求項6に記載の中古車の評価査定の
処理方法は、中古車の評価査定を行うに当り、査定対象
車の初年度登録年月日及び車検満了年月日を特定し、当
該査定対象車の製造メーカーと排気量を特定して,前記
査定対象車の車種タイプとミッションとを特定すると共
に、メーターの状況及び当該査定対象車の走行距離を特
定することによって査定対象車の特定を行い,前記初年
度登録年月日から予め記憶されている該初年度登録年月
日当時販売されていた当該査定対象車と同一モデルの車
種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定対象車の
発売期間を選定し,前記発売期間のモデル車種について
予め記憶されたグレードの中から当該査定対象車のグレ
ード、エンジン型式、駆動装置、ドア数、過給器、乗車
定員を選定し,前記製造メーカーの前記発売期間におけ
る前記車種タイプ、前記グレードの車種として発売され
た予め記憶されているボディカラーから当該査定対象車
のボディカラーを選定し,当該査定対象車の外装の現況
による加減算額を求め、当該査定対象車の内装の現況に
よる加減算額を求め、当該査定対象車の電装品の現況に
よる加減算額を求め、当該査定対象車の機関・足回りの
現況による加減算額を求め、前記査定対象車の車種タイ
プ、グレード及びボディーカラーに基づいて選定された
予め記憶されている年式によって査定された基本査定価
格の中から当該査定対象車の年式の基本査定価格に、前
記外装の現況による加減算額と、前記内装の現況による
加減算額と、前記電装品の現況による加減算額と、前記
機関・足回りの現況による加減算額と、前記査定対象車
の走行距離と当該車種タイプの標準走行距離との多少に
基づいて1km当りの加減算額に基づく走行距離実績額を
加算すると共に車検の期間が残存する場合に1月当りの
加算額に基づく車検残存期間加算額を加算して確定査定
価格を決定するようにしたものである。このように構成
することによって、外装の現況、内装の現況、電装品の
現況、機関・足回りの現況を加味した最適なディーラー
査定価格を誰にでも簡単に短時間で算出することができ
る。
【0013】本願請求項7に記載の中古車の評価査定の
処理方法は、上記基本査定価格を、基本査定額から正及
び負方向に予め設定された複数個の査定ベース額の中か
ら査定基本として選定した査定ベース額にしたものであ
る。このように構成することによって、査定ベース額に
裁量を加えてディーラー査定価格を誰にでも簡単に短時
間で算出することができる。
【0014】本願請求項8に記載の中古車の評価査定の
処理方法は、上記確定査定価格を、一旦選定された確定
査定価格に正又は負の一定額を加算した額を選定して求
めるようにしたものである。このように構成することに
よって、一旦査定したディーラー査定価格に裁量を加え
て演算して再査定による確定査定価格を誰にでも簡単に
短時間で算出することができる。
【0015】本願請求項9に記載の中古車の評価査定の
処理方法は、上記外装の現況を、修復歴の有無,改造の
有無,全塗装の必要性の有無,現状事故車か否かのいず
れかにしたものである。このように構成することによっ
て、外装の現況を正確に把握し、ディーラー査定価格に
適正に反映させ、適正な確定査定価格を誰にでも簡単に
短時間で算出することができる。
【0016】本願請求項10に記載の中古車の評価査定
の処理方法は、上記内装の現況を、室内の状況の問題の
有無,トランクルームの状況の問題の有無,タバコ・ペ
ットの臭いの問題の有無,ダッシュボードの破損の問題
の有無のいずれかにしたものである。このように構成す
ることによって、内装の現況を正確に把握し、ディーラ
ー査定価格に適正に反映させ、適正な確定査定価格を誰
にでも簡単に短時間で算出することができる。
【0017】本願請求項11に記載の中古車の評価査定
の処理方法は、上記電装品の現況を、エアコンの使用の
可否,バッテリの使用の可否,時計の使用の可否,パワ
ーウインドウ左前の使用の可否,パワーウインドウ左後
の使用の可否,パワーウインドウ右前の使用の可否,パ
ワーウインドウ右後の使用の可否,ワイパー関係の使用
の可否,メーターパネルの使用の可否のいずれかにした
ものである。このように構成することによって、電装品
の現況を正確に把握し、ディーラー査定価格に適正に反
映させ、適正な確定査定価格を誰にでも簡単に短時間で
算出することができる。
【0018】本願請求項12に記載の中古車の評価査定
の処理方法は、上記機関・足回りの現況を、エンジンの
通常の使用の可否,ミッションの通常の使用の可否,動
力伝達装置の通常の使用の可否,ステアリングの通常の
使用の可否,サスペンションの通常の使用の可否,ブレ
ーキの通常の使用の可否,マフラーの通常の使用の可
否,その他の機関・足回りの通常の使用の可否のいずれ
かにしたものである。このように構成することによっ
て、機関・足回りの現況を正確に把握し、ディーラー査
定価格に適正に反映させ、適正な確定査定価格を誰にで
も簡単に短時間で算出することができる。
【0019】本願請求項13に記載の中古車の評価査定
の処理装置は、予め記憶されている多数の製造メーカー
の中から査定対象車の製造メーカーを選定する製造メー
カー選定手段と,査定対象車の初年度登録年月日、車検
満了年月日、排気量を入力する初年度登録等入力手段
と,前記製造メーカー選定手段において選定した製造メ
ーカーと、前記初年度登録等入力手段によって入力した
初年度登録年月日・排気量に基づいて、予め記憶されて
いる初年度登録年月日に発売された該製造メーカーの車
種タイプの中から査定対象車の車種タイプを選定する車
種タイプ選定手段と,査定対象車の現在の総走行距離を
入力する走行距離入力手段と,前記車種タイプ選定手段
によって選定した査定対象車の車種タイプに基づいて、
予め記憶されている当該車種タイプに存在する複数のグ
レードの中から査定対象車のグレードを選定するグレー
ド選定手段と,前記初年度登録等入力手段によって入力
した初年度登録年月日から予め記憶されている該初年度
登録年月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モ
デルの車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定
対象車の発売期間を選定する発売期間選定手段と,前記
発売期間選定手段によって選定された発売期間に基づい
て、予め記憶されている複数のボディカラーの中から当
該査定対象車のボディカラーを選定するボディカラー選
定手段と,前記査定対象車の車種タイプ、グレード及び
ボディーカラーに基づいて選定された年式別にそれぞれ
査定された予め記憶されている複数の基本査定価格の中
から当該査定対象車の年式の基本査定価格を選択し、該
基本査定価格に、該査定対象車と同一の車種タイプが当
該査定対象車と同一の期間経過したときの標準的な走行
距離との多少に基づき1km当りの評価額によって決定さ
れる加減算額に基づく走行距離実績額を加算すると共に
車検の期間が残存する場合に1月当りの加算額に基づく
車検残存期間加算額を加算して確定査定価格を確定する
確定査定価格演算手段と,によって構成したものであ
る。このように構成することによって、適正なディーラ
ー査定価格を誰にでも簡単に短時間で算出することがで
きる。
【0020】本願請求項14に記載の中古車の評価査定
の処理装置は、予め記憶されている多数の製造メーカー
の中から査定対象車の製造メーカーを選定する製造メー
カー選定手段と,査定対象車の初年度登録年月日、車検
満了年月日、排気量を入力する初年度登録等入力手段
と,前記製造メーカー選定手段において選定した製造メ
ーカーと、前記初年度登録等入力手段によって入力した
初年度登録年月日・排気量に基づいて、予め記憶されて
いる初年度登録年月日に発売された該製造メーカーの車
種タイプの中から査定対象車の車種タイプを選定する車
種タイプ選定手段と,査定対象車の現在の総走行距離を
入力する走行距離入力手段と,前記車種タイプ選定手段
によって選定した査定対象車の車種タイプに基づいて、
予め記憶されている当該車種タイプに存在する複数のグ
レードの中から査定対象車のグレードを選定するグレー
ド選定手段と,前記初年度登録等入力手段によって入力
した初年度登録年月日から予め記憶されている該初年度
登録年月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モ
デルの車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定
対象車の発売期間を選定する発売期間選定手段と,前記
発売期間選定手段によって選定された発売期間に基づい
て、予め記憶されている複数のボディカラーの中から当
該査定対象車のボディカラーを選定するボディカラー選
定手段と,前記査定対象車の外装の現況の変化による加
減算額を入力する外装査定額入力手段と,前記査定対象
車の車種タイプ、グレード及びボディーカラーに基づい
て選定された年式別にそれぞれ査定された予め記憶され
ている複数の基本査定価格の中から当該査定対象車の年
式の基本査定価格を選択し、該基本査定価格に、前記外
装査定額入力手段に基いて査定した外装の現況による査
定額と該査定対象車と同一の車種タイプが当該査定対象
車と同一の期間経過したときの標準的な走行距離との多
少に基づき1km当りの評価額によって決定される加減算
額に基づく走行距離実績額を加算すると共に車検の期間
が残存する場合に1月当りの加算額に基づく車検残存期
間加算額を加算して確定査定価格を確定する確定査定価
格演算手段と,によって構成したものである。このよう
に構成することによって、外装の現況を加味した適正な
ディーラー査定価格を誰にでも簡単に短時間で算出する
ことができる。
【0021】本願請求項15に記載の中古車の評価査定
の処理装置は、予め記憶されている多数の製造メーカー
の中から査定対象車の製造メーカーを選定する製造メー
カー選定手段と,査定対象車の初年度登録年月日、車検
満了年月日、排気量を入力する初年度登録等入力手段
と,前記製造メーカー選定手段において選定した製造メ
ーカーと、前記初年度登録等入力手段によって入力した
初年度登録年月日・排気量に基づいて、予め記憶されて
いる初年度登録年月日に発売された該製造メーカーの車
種タイプの中から査定対象車の車種タイプを選定する車
種タイプ選定手段と,査定対象車の現在の総走行距離を
入力する走行距離入力手段と,前記車種タイプ選定手段
によって選定した査定対象車の車種タイプに基づいて、
予め記憶されている当該車種タイプに存在する複数のグ
レードの中から査定対象車のグレードを選定するグレー
ド選定手段と,前記初年度登録等入力手段によって入力
した初年度登録年月日から予め記憶されている該初年度
登録年月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モ
デルの車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定
対象車の発売期間を選定する発売期間選定手段と,前記
発売期間選定手段によって選定された発売期間に基づい
て、予め記憶されている複数のボディカラーの中から当
該査定対象車のボディカラーを選定するボディカラー選
定手段と,前記査定対象車の内装の現況の変化による加
減算額を入力する内装加減算額入力手段と,前記査定対
象車の車種タイプ、グレード及びボディーカラーに基づ
いて選定された年式別にそれぞれ査定された予め記憶さ
れている複数の基本査定価格の中から当該査定対象車の
年式の基本査定価格を選択し、該基本査定価格に、前記
内装査定額入力手段に基いて査定した内装の現況による
査定額と該査定対象車と同一の車種タイプが当該査定対
象車と同一の期間経過したときの標準的な走行距離との
多少に基づき1km当りの評価額によって決定される加減
算額に基づく走行距離実績額を加算すると共に車検の期
間が残存する場合に1月当りの加算額に基づく車検残存
期間加算額を加算して確定査定価格を確定する確定査定
価格演算手段と,によって構成したものである。このよ
うに構成することによって、内装の現況を加味した適正
なディーラー査定価格を誰にでも簡単に短時間で算出す
ることができる。
【0022】本願請求項16に記載の中古車の評価査定
の処理装置は、予め記憶されている多数の製造メーカー
の中から査定対象車の製造メーカーを選定する製造メー
カー選定手段と,査定対象車の初年度登録年月日、車検
満了年月日、排気量を入力する初年度登録等入力手段
と,前記製造メーカー選定手段において選定した製造メ
ーカーと、前記初年度登録等入力手段によって入力した
初年度登録年月日・排気量に基づいて、予め記憶されて
いる初年度登録年月日に発売された該製造メーカーの車
種タイプの中から査定対象車の車種タイプを選定する車
種タイプ選定手段と,査定対象車の現在の総走行距離を
入力する走行距離入力手段と,前記車種タイプ選定手段
によって選定した査定対象車の車種タイプに基づいて、
予め記憶されている当該車種タイプに存在する複数のグ
レードの中から査定対象車のグレードを選定するグレー
ド選定手段と,前記初年度登録等入力手段によって入力
した初年度登録年月日から予め記憶されている該初年度
登録年月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モ
デルの車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定
対象車の発売期間を選定する発売期間選定手段と,前記
発売期間選定手段によって選定された発売期間に基づい
て、予め記憶されている複数のボディカラーの中から当
該査定対象車のボディカラーを選定するボディカラー選
定手段と,前記査定対象車の電装品の現況の変化による
加減算額を入力する電装品加減算額入力手段と,前記査
定対象車の車種タイプ、グレード及びボディーカラーに
基づいて選定された年式別にそれぞれ査定された予め記
憶されている複数の基本査定価格の中から当該査定対象
車の年式の基本査定価格を選択し、該基本査定価格に、
前記電装品加減算額入力手段に基いて査定した内装の現
況による査定額と該査定対象車と同一の車種タイプが当
該査定対象車と同一の期間経過したときの標準的な走行
距離との多少に基づき1km当りの評価額によって決定さ
れる加減算額に基づく走行距離実績額を加算すると共に
車検の期間が残存する場合に1月当りの加算額に基づく
車検残存期間加算額を加算して確定査定価格を確定する
確定査定価格演算手段と,によって構成したものであ
る。このように構成することによって、電装品の現況を
加味した適正なディーラー査定価格を誰にでも簡単に短
時間で算出することができる。
【0023】本願請求項17に記載の中古車の評価査定
の処理装置は、予め記憶されている多数の製造メーカー
の中から査定対象車の製造メーカーを選定する製造メー
カー選定手段と,査定対象車の初年度登録年月日、車検
満了年月日、排気量を入力する初年度登録等入力手段
と,前記製造メーカー選定手段において選定した製造メ
ーカーと、前記初年度登録等入力手段によって入力した
初年度登録年月日・排気量に基づいて、予め記憶されて
いる初年度登録年月日に発売された該製造メーカーの車
種タイプの中から査定対象車の車種タイプを選定する車
種タイプ選定手段と,査定対象車の現在の総走行距離を
入力する走行距離入力手段と,前記車種タイプ選定手段
によって選定した査定対象車の車種タイプに基づいて、
予め記憶されている当該車種タイプに存在する複数のグ
レードの中から査定対象車のグレードを選定するグレー
ド選定手段と,前記初年度登録等入力手段によって入力
した初年度登録年月日から予め記憶されている該初年度
登録年月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モ
デルの車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定
対象車の発売期間を選定する発売期間選定手段と,前記
発売期間選定手段によって選定された発売期間に基づい
て、予め記憶されている複数のボディカラーの中から当
該査定対象車のボディカラーを選定するボディカラー選
定手段と,前記査定対象車の機関・足回りの現況の変化
による加減算額を入力する機関・足回り加減算額入力手
段と,前記査定対象車の車種タイプ、グレード及びボデ
ィーカラーに基づいて選定された年式別にそれぞれ査定
された予め記憶されている複数の基本査定価格の中から
当該査定対象車の年式の基本査定価格を選択し、該基本
査定価格に、前記機関・足回り加減算額入力手段に基い
て査定した機関・足回りの現況による査定額と該査定対
象車と同一の車種タイプが当該査定対象車と同一の期間
経過したときの標準的な走行距離との多少に基づき1km
当りの評価額によって決定される加減算額に基づく走行
距離実績額を加算すると共に車検の期間が残存する場合
に1月当りの加算額に基づく車検残存期間加算額を加算
して確定査定価格を確定する確定査定価格演算手段と,
によって構成したものである。このように構成すること
によって、機関・足回りの現況を加味した適正なディー
ラー査定価格を誰にでも簡単に短時間で算出することが
できる。
【0024】本願請求項18に記載の中古車の評価査定
の処理装置は、予め記憶されている多数の製造メーカー
の中から査定対象車の製造メーカーを選定する製造メー
カー選定手段と,査定対象車の初年度登録年月日、車検
満了年月日、排気量を入力する初年度登録等入力手段
と,前記製造メーカー選定手段において選定した製造メ
ーカーと、前記初年度登録等入力手段によって入力した
初年度登録年月日・排気量に基づいて、予め記憶されて
いる初年度登録年月日に発売された該製造メーカーの車
種タイプの中から査定対象車の車種タイプを選定する車
種タイプ選定手段と,査定対象車の現在の総走行距離を
入力する走行距離入力手段と,前記車種タイプ選定手段
によって選定した査定対象車の車種タイプに基づいて、
予め記憶されている当該車種タイプに存在する複数のグ
レードの中から査定対象車のグレードを選定するグレー
ド選定手段と,前記初年度登録等入力手段によって入力
した初年度登録年月日から予め記憶されている該初年度
登録年月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モ
デルの車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定
対象車の発売期間を選定する発売期間選定手段と,前記
発売期間選定手段によって選定された発売期間に基づい
て、予め記憶されている複数のボディカラーの中から当
該査定対象車のボディカラーを選定するボディカラー選
定手段と,前記査定対象車の外装の現況の変化による加
減算額を入力する外装査定額入力手段と,前記査定対象
車の内装の現況の変化による加減算額を入力する内装査
定額入力手段と,前記査定対象車の電装品の現況の変化
による加減算額を入力する電装品加減算額入力手段と,
前記査定対象車の機関・足回りの現況の変化による加減
算額を入力する機関・足回り加減算額入力手段と,前記
査定対象車の車種タイプ、グレード及びボディーカラー
に基づいて選定された年式別にそれぞれ査定された予め
記憶されている複数の基本査定価格の中から当該査定対
象車の年式の基本査定価格を選択し、該基本査定価格
に、前記外装査定額入力手段に基いて査定した外装の現
況による査定額と、前記内装査定額入力手段に基いて査
定した内装の現況による査定額と、前記電装品加減算額
入力手段に基いて査定した内装の現況による査定額と、
前記機関・足回り加減算額入力手段に基いて査定した機
関・足回りの現況による査定額と、前記査定対象車と同
一の車種タイプが当該査定対象車と同一の期間経過した
ときの標準的な走行距離との多少に基づき1km当りの評
価額によって決定される加減算額に基づく走行距離実績
額とを加算すると共に車検の期間が残存する場合に1月
当りの加算額に基づく車検残存期間加算額を加算して確
定査定価格を確定する確定査定価格演算手段と,によっ
て構成したものである。このように構成することによっ
て、外装の現況、内装の現況、電装品の現況、機関・足
回りの現況を加味した最適なディーラー査定価格を誰に
でも簡単に短時間で算出することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて説明する。図1〜図20には、本発明に係る中古
車の評価査定の処理方法及び中古車の評価査定の処理装
置の一実施の形態が示されている。本発明に係る中古車
の評価査定の処理方法は、コンピュータによって処理さ
れるもので、図1〜図3には、本発明に係る中古車の評
価査定の処理方法の一実施の形態を示す査定処理フロー
チャートが示されている。
【0026】図において、ステップ1において、査定対
象車(中古車)の査定を依頼してきた顧客者の顧客情報
の入力と車種タイプの選定を行う。顧客情報には、査定
対象車(中古車)の査定を依頼してきた顧客者の氏名,
住所・電話番号がある。顧客者の氏名は、業者(ディー
ラー)に現車(査定対象車)を持ち込んだ人の氏名で、
住所・電話番号は、業者(ディーラー)に現車(査定対
象車)を持ち込んだ人の住所と電話番号で、顧客を特定
をするためと、顧客リストを作成する際に整理するため
に役立てる。
【0027】また、査定対象車(中古車)の車種タイプ
の選定を行うための現車(査定対象車)の必要情報の入
力を行う。車種タイプの選定のための現車情報には、初
年度登録年月日,登録番号,車検満了年月日,台車番
号,メーカー/排気量,車種/タイプ,ミッション,A
/C有無,S/R有無,メーター状況,現車走行距離が
ある。さらに、査定する業者(ディーラー)の情報とし
て担当区分,査定区分,査定担当者がある。初年度登録
年月日は、新車で購入したときに陸運局(関東地方であ
れば、関東陸運局)に登録した日付で、例えば、平成7
年12月8日などである。この初年度登録年月日は、年
式を決定する上で重要な事項で、初年度登録年月日が、
例えば、平成7年12月8日であれば、現車の年式は、
平成7年1月〜平成7年12月ということになる。
【0028】登録番号は、陸運局に登録した番号で、ナ
ンバープレートに表示する番号で、例えば、練馬−33
−ほ−8304などである。車検満了年月日は、実際に
車検が満了する日で、初年度登録年月日から3年未満で
あれば、初年度登録年の3年後の応答日の前日、すなわ
ち、例えば、初年度登録年月日が平成7年12月8日で
あれば、車検満了年月日は平成10年12月7日という
ことになる。2回目以降の車検の場合は、2年車検であ
るので初年度登録年月日から5年目、7年目ということ
になる。台車番号は、自動車ごとにつけられた番号で、
例えば、88888である。メーカー/排気量は、台車
番号が入力されると、予め記憶されている複数のメーカ
ー名(例えば、日本のメーカーの場合、トヨタ、ニッサ
ン、マツダ、三菱、いすゞ、ホンダ、スバル、ダイハ
ツ)が表示され、この中から現車に該当するメーカー名
を選択できるようになっている。表示されたメーカー名
の中から現車に該当するメーカー名、例えば、トヨタを
選択すると、現車の排気量が入力可能になる。現車の排
気量を例えば、3000CCと入力すると、当該メーカー
から発売されている車種/タイプの選択に入る。発売さ
れている車種/タイプの中から現車の車種/タイプを、
例えば、クラウン・セダンと選択する。
【0029】ミッションは、オートマチックか、マニュ
アルミッションかの選択をするもので、現車のミッショ
ンの状態、例えば、オートマチックを入力する。A/C
は、エアコンで、エアコンの有・無を選択するもので、
現在の普通乗用車の場合、標準でエアコン有である。ま
た、S/Rは、サンルーフで、サンルーフの有・無を選
択するもので、現在の普通乗用車の場合、標準でサンル
ーフ無である。さらにメーター状況であるが、メーター
状況は、メーター戻しが行われているか(戻し歴が有る
か)否か、現在付いているメーターが発売当初付いてい
たメーターから新しいメーターに交換したものか(交換
歴が有るか)を入力する。このミッション、A/C有
無、S/R有無を入力すると、現車走行距離の入力に入
る。この現車走行距離は、査定対象車(中古車)の査定
時まで走行した総走行距離のことで、走行距離評価(K
m査定)の基礎になるもので必須入力項目である。この
現車走行距離を入力しても、現車の基準走行距離(初年
度登録年月日から査定時までに当該査定対象車が走行す
る平均的な走行距離)を遥かに超えて走行している超多
走行の場合(基準走行距離が11,000Kmであるの
に、50,000Kmをオーバーするような走行距離の
場合)は、原則として査定不可(査定できない)ことに
なり、処理を続行しようとすると、暫定査定となる。こ
の現車走行距離は、現車の査定時までに走行した総走行
距離を入力すればよく、例えば、4396Kmである。
【0030】ここで、基礎データの入力が終了し、次
に、査定の程度の入力を行う。担当区分は、複数有る査
定部署の内のどこの部署で査定したものであるかを明確
にするためのものである。査定部署が複数ある場合は、
複数の査定部署ごとにベースとなる査定額を変えて査定
に幅を持たせることも可能である。本実施の形態におい
ては、本部査定,支部査定,支店査定,営業所査定,シ
ョールーム査定の5つの部署に別れており、支店査定を
基本査定として、例えば、本部査定が支店査定の査定ベ
ースの+10%,支部査定が支店査定の査定ベースの+
5%,営業所査定が支店査定の査定ベースの−5%,シ
ョールーム査定が支店査定の査定ベースの−10%の査
定を行うように設定してある。査定区分は、今回の査定
が、本査定なのか、暫定査定なのかの特定をするもの
で、本査定というのは、現車の状況を詳しく入力するこ
とによって本格的に行う査定のことで、暫定査定という
のは、現車の状況を必要条件だけを入力して大体の査定
額を求めるために行う査定のことである。査定担当者
は、業者(ディーラー)の誰が担当したかを明確にする
ためのもので必須入力項目ではない。このようにして必
要事項を入力すると、図4に示す如く顧客情報の入力と
車種タイプの選定が終了する。
【0031】このステップ1において顧客情報の入力と
車種タイプの選定を行うと、ステップ2において、現車
を査定する際に必要な必須情報の入力が終了したか否か
を判定する。すなわち、ステップ2においては、現車を
査定するに必要な基本データである初年度登録年月日,
車検満了年月日,メーカー/排気量,車種/タイプ,現
車走行距離の入力が終了しているか否かを判定する。こ
れらのデータが入力されないと次の処理がなされない。
これら入力基本データの内、車検満了年月日と排気量は
必須入力項目ではなく、データの入力がなくても処理を
続行することは可能となっている。
【0032】ステップ2において現車を査定する際に必
要な必須情報の入力が終了したと判定すると、ステップ
3において、ステップ1において入力したメーカー/排
気量,車種タイプの選定から発売期間の特定(年式の特
定)を行う。この発売期間の特定は、同じ年に現車と同
一の車種についてフルモデルチェンジが行われている場
合、同時期に、フルモデルチェンジ前の車とフルモデル
チェンジ後の車の両方が発売されており、自動的に発売
期間を特定できない場合があるときに行う。例えば、平
成7年12月に発売されていたトヨタ クラウン セダ
ンは、平成7年1月から発売されている車が平成7年1
2月にフルモデルチェンジが行われているため、平成7
年12月8日に初年度登録が行われたというだけでは、
現車が平成7年1月〜平成7年11月までに発売された
フルモデルチェンジ前の車なのか、平成7年12月に新
しく発売されたフルモデルチェンジ後の車なのか不明と
なっている。そのため、平成7年12月8日に初年度登
録が行われたトヨタクラウン セダンの場合は、図5に
示すように平成7年12月にフルモデルチェンジが行わ
れたことをメッセージすると共に、現車が平成7年1月
〜平成7年11月までに発売されたフルモデルチェンジ
前の車なのか、平成7年12月に新しく発売されたフル
モデルチェンジ後の車なのか入力を要求する。そこで、
現車が例えば、平成7年1月〜平成7年11月までに発
売されたフルモデルチェンジ前の車であるという入力を
行う。したがって、フルモデルチェンジが行われていな
い場合には、ステップ3の作業は省略され自動的に発売
期間が特定される。
【0033】ステップ3において現車の発売期間の特定
(年式の特定)が行われると、ステップ4において、ス
テップ3で特定した発売期間に発売されたステップ1で
選定したメーカー/排気量,車種タイブについてのグレ
ードを図6に示す如く一覧表示する。平成7年1月〜平
成7年11月に発売されたトヨタ クラウン セダン3
000CCの車は、図6に示すように4つのグレートしか
ない。そこで、これら一覧表示されたグレートの中か
ら、ステップ5において、現車のグレートを、例えば、
RサルーンGと選択する。
【0034】ステップ5において現車のグレートの選択
を行うと、ステップ6において、現車の確認を行う。す
なわち、ステップ6において、ステップ1とステップ3
とステップ5において選定した現車の情報に基づいて選
定された車種タイプの主要諸元を図7に示す如く表示す
る。この主要諸元は、メーカー(例えば、トヨタ)、車
種タイプ(例えば、クラウン,セダン)、発売期間(例
えば、7年1月〜7年11月)、排気量(例えば、30
00cc)、エンジン種類(例えば、DOHC)、燃料供
給装置(例えば、EFI)、駆動装置(例えば、2W
D)、ドア数(例えば、4ドア)、グレード(例えば、
RサルーンG)、形式(例えば、E−JZS135)、
定員(例えば、5人)、ミッション(例えば、4A;フ
ロア4速オートマチック)、新車価格(例えば、4,0
30,000円)等である(他に、過給器、屋根形状が
ある)。このステップ6において現車の主要諸元を確認
し、現車の主要諸元に間違いがなければ、ステップ7に
おいて、現車のボディカラーの選定に移る。すなわち、
ステップ7において、ステップ5において選定した車種
タイプについてのボディカラーを図8に示す如く一覧表
示する。選定したグレードで平成7年1月〜平成7年1
1月に発売されたトヨタ クラウン セダン 3000
CCの車は、図8に示すように6種類である。
【0035】このステップ7においてボディーカラーが
一覧表示されると、ステップ8において、この一覧表示
された各種ボディーカラーの中から現車のボディーカラ
ー(例えば、シルバーメタリック)を選択入力する。車
は、同じ車種タイプ・グレードであってもボディーカラ
ーによって人気の度合いが異なり、人気ボディーカラー
の場合には需要が多く、不人気ボディーカラーの場合に
は需要が少ないといったように売れ行きに大きく影響す
る。このため、ボディーカラーの相違によって人気ボデ
ィーカラーの場合には査定価格が高くなり、不人気ボデ
ィーカラーの場合には査定価格が低くなるといったよう
に査定価格にそれぞれ差が生じてくる。
【0036】ステップ8において現車のボディーカラー
を選択入力すると、ステップ9において、現車について
の外装の現状の入力を行う。外装の現状入力は、図9に
示す如く、修復歴の有無,改造車であるか否か,全塗装
の必要があるか否か,現状事故車か否かの4項目であ
る。修復歴の有無は、以前に外装破損を起こし修復して
ある場合、修復歴有で、外装破損を起こしていなければ
修復歴無となる。改造車については、改造車でないのが
原則で、改造している場合、その改造がドレスアップ改
造なのか、違法改造なのかの入力が必要である。全塗装
については、外装の傷みが酷く塗装をし直す必要がある
か否かである。また、現状事故車については、現車の外
装が事故(例えば、ぶつけて凹みがある等)を起こし、
損傷のある箇所をそのままにしてある状態であるとか、
事故を起こした直後で破損状態が酷い場合などである。
これら修復歴有,違法改造,全塗装要,現状事故はいず
れも査定上マイナス要因である。
【0037】ステップ9において現車についての外装の
現状入力を行うと、ステップ10において、外装現状に
ついての必要事項の入力が行われたか否かを判定する。
すなわち、ステップ9において外装現状について修復歴
の有無,改造の有無,全塗装要否,現状事故の有無の入
力を行い、ステップ10において必要事項の入力が行わ
れたと判定すると、ステップ11において、図10に示
す如き外装関係の現状入力を行う。外装関係の現状入力
項目としては、バンパーの状態、フェンダーの状態、エ
プロンの状態、ドアの状態、ミラーの状態、電動ミラー
の状態、ステップの状態、ボンネットの状態、ルーフの
状態、トランクの蓋の状態、トランクの床の状態、イン
ナーパネル左の状態、インナーパネル右の状態、ラジエ
ータセルの状態、タイヤの使用の可否,ガラス交換の要
否,ヘッドランプの状態、テール・コンビランプの状態
がある。各項目に対しては、軽度の傷,重度の傷,軽度
の凹み,重度の凹み,軽度の腐食,重度の腐食,交換を
要する,のいずれかの損傷状態を入力する。これら外装
関係の現状入力項目は、評価無し(損傷無し)以外は、
いずれも査定上マイナス要因である。
【0038】ステップ11において外装関係の現状入力
を行うと、ステップ12において、図10に示す如き外
装関係の現状入力についての全項目の入力がなされたか
否かの判定を行う。このステップ12において図10に
示す如き外装関係の現状入力の全項目に対する入力がな
されたと判定すると、ステップ13において、現車につ
いての内装の現状の入力を行う。内装の現状入力は、図
11に示す如く、室内の状況,トランクルームの状況,
タバコ・ペットの臭い,ダッシュボードの破損の4項目
である。室内の状況は、室内のの状況に問題がないかあ
るかで、問題がある場合、問題の状況が、室内の汚れ,
シートの破損,ドア内張の破損,天井の破損,じゅうた
んの破損に関する項目についてチェックをする。すなわ
ち、室内の汚れが無いか有るか、シートの破損が無いか
有るか、ドア内張の破損が無いか有るか、天井の破損が
無いか有るか、じゅうたんの破損が無いか有るかを入力
する。トランクルームの状況は、トランクルームの状況
に問題が無いか有るかで、タバコ・ペットの臭いは、車
室内にタバコ・ペットの臭いが着いているか否かの問題
であり、ダッシュボードの破損は、ダッシュボードが破
損しているか否かの問題である。
【0039】これら内装の現状入力項目は、問題なし以
外は、いずれも査定上マイナス要因である。
【0040】ステップ13において内装の現状入力を行
うと、ステップ14において、図11に示す如き内装の
現状入力についての全項目の入力がなされたか否かの判
定を行う。このステップ14において図11に示す如き
内装の現状入力の全項目に対する入力がなされたと判定
すると、ステップ15において、現車についての電装品
の現状の入力を行う。電装品の現状入力は、図12に示
す如く、エアコン,バッテリ,時計,パワーウィンドウ
左前,パワーウィンドウ左後,パワーウィンドウ右前,
パワーウィンドウ右後,ワイパー関係,メーターパネル
の9項目である。これらについては、いずれも通常の使
用が可能かどうか、すなわち、エアコンの通常の使用が
可否、バッテリの通常の使用が可能か交換が必要か、時
計の通常の使用が可能か交換が必要か、パワーウィンド
ウ左前の通常の使用が可能か作動不可修理要か、パワー
ウィンドウ左後の通常の使用が可能か作動不可修理要
か、パワーウィンドウ右前の通常の使用が可能か作動不
可修理要か、パワーウィンドウ右後の通常の使用が可能
か作動不可修理要か、ワイパー関係の通常の使用が可能
か交換が必要か、メーターパネルの通常の使用が可否の
入力を行う。
【0041】これら電装品の現状入力項目は、通常の使
用が可能以外は、いずれも査定上マイナス要因である。
【0042】ステップ15において電装品の現状入力を
行うと、ステップ16において、図12に示す如き電装
品の現状入力についての全項目の入力がなされたか否か
の判定を行う。このステップ16において図12に示す
如き電装品の現状入力の全項目に対する入力がなされた
と判定すると、ステップ17において、現車についての
機関・足回りの現状の入力を行う。機関・足回りの現状
入力は、図13に示す如く、エンジン,ミッション,動
力伝達装置,ステアリング,サスペンション,ブレー
キ,マフラー,その他の機関・足回りの8項目である。
これらについては、いずれも通常に使用できるか、通常
の使用が困難か否かの入力を行う。
【0043】これら機関・足回りの現状入力項目は、通
常の使用が困難な場合は、いずれも査定上マイナス要因
である。
【0044】ステップ17において機関・足回りの現状
入力を行うと、ステップ18において、図13に示す如
き機関・足回りの現状入力についての全項目の入力がな
されたか否かの判定を行う。このステップ18において
図13に示す如き機関・足回りの現状入力の全項目に対
する入力がなされたと判定すると、ステップ19におい
て、現車についての装備品の現状の入力を行う。装備品
の現状の入力は、図14,図15に示す如く、ステレオ
・コンポ・CD,テレビ,ナビゲーション,空気清浄
機,アルミホイール,スポイラー,エアバック,4W
S,ABS,工具、ジャッキの10項目である。これら
については、いずれも標準装備か、オプション装備か、
使用状態が使用可能か不可能かの入力を行う。ステレオ
・コンポ・CD以外は、標準装備では無しで、テレビ,
ナビゲーション,空気清浄機,アルミホイール,スポイ
ラー,エアバック,4WS,ABSはオプションで追加
装備となる。工具、ジャッキは、装備されているのが通
常である。標準装備のステレオ・コンポ・CDについて
は、使用可能の状態で通常で、『無し』であったり、
『使用不可』であったりした場合には、査定上マイナス
要因となる。また、テレビ,ナビゲーション,空気清浄
機,アルミホイール,スポイラー,エアバック,4W
S,ABSについては、オプション(OP)で追加装備
されていれば査定上プラス要因となる。OP−A,OP
−B,OP−Cはそれぞれオプションのグレイドを示し
ており、OP−Aが査定金額が最も高く、OP−B、O
P−Cと査定金額は下がっていく。これらオプション装
備品についても、使用可能の状態か否かで査定金額は異
なる。使用が不可能の状態の場合、オプション装備品を
単に取り外すだけでは新車当時の仕様に戻らないような
場合は、むしろ査定上マイナス要因となる。工具、ジャ
ッキは、装備されているのが当然で、工具が不足してい
る場合、工具、ジャッキが無い場合は、査定上マイナス
要因となる。さらに特に高価な工具、ジャッキがオプシ
ョン装備されている場合は、その状況によって査定上プ
ラス要因になることがある。
【0045】装備品の現状入力が終了すると、現車の査
定に必要な全ての情報の入力を完了することになる。そ
こで、このステップ19において装備品の現状入力を行
うと、ステップ20において、図14,図15に示す如
き装備品の現状入力についての全項目の入力がなされた
か否かの判定を行う。このステップ20において図1
4,図15に示す如き装備品の現状入力の全項目に対す
る入力がなされたと判定すると、ステップ21におい
て、現車についての査定額の演算を行う。この演算は、
査定ボタンを押して行うが、この査定ボタンは、図16
に示す如く、5つのボタンからなり、が標準査定、
が標準査定の+10%査定、が標準査定の+5%査
定、が標準査定の−5%査定、が標準査定の−10
%査定となっている。この査定ボタンは、査定する側の
裁量の余地を残したもので、交渉の成り行きによって最
終査定額の調整を行うようにしたものである。この査定
調整範囲は、5%10%に限らず、7%,15%でも、
10%,20%でも自由に設定することができる。この
ように査定ボタンを押す(例えば、標準査定のを押
す)ことによって演算が開始され、その演算が終了する
と、ステップ22において、演算結果が確定下取り査定
額として図17に示す如く表示される。この確定下取り
査定額の表示には、査定日付(例えば、平成8年11月
23日),確定下取り査定額(例えば、¥1,992,
743),有効期限(例えば、平成8年12月23日
迄)が同時に表示される。
【0046】ステップ22において、演算結果が確定下
取り査定額を表示すると、ステップ23において、確定
下取り査定額についての査定詳細情報の表示を行うか否
かの判定を行う。このステップ23において確定下取り
査定額についての査定詳細情報の表示を行わないと判定
すると、このフローを終了する。そして、このステップ
23において、確定下取り査定額についての査定詳細情
報の表示を行うと判定すると、ステップ24において、
図18〜図20の査定詳細情報の表示を行う。査定詳細
情報の表示は、外装の現状について入力した各項目につ
いてのそれぞれの金額、内装の現状について入力した各
項目についてのそれぞれの金額、電装品の現状について
入力した各項目についてのそれぞれの金額、機関・足回
りの現状について入力した各項目についてのそれぞれの
金額、装備品の現状について入力した各項目についての
それぞれの金額、さらに、基準走行距離に対する現車走
行距離による走行距離の多少に基づいた走行距離評価額
のそれぞれである。本実施の形態の場合は、現車走行距
離が4,396Kmであるのに対し、基準走行距離が1
1,000Kmで、この基準走行距離に対する現車は、
6,654Km少走行となり、この6,654Km少走
行に対する走行距離評価は、¥66,540となる。さ
らに、車検残についての評価額は、車検残が25ヶ月の
残で¥175,000となる。この走行距離評価額、車
検残の評価額は、査定上プラス要因となっている。した
がって、少走行に対する走行距離評価と車検25ヶ月残
の評価額を差し引いた額、¥1,751,203が車両
本体の評価額となる。
【0047】したがって、本実施の形態によれば、ユー
ザーが持ち込んだ現車の初年度登録年月日、車検満了年
月日を入力し、メーカー名、車種タイプを選定し、排気
量を入力し、当該査定車のミッション、グレード、ボデ
ィーカラーを特定することによって基準走行距離を前提
とし初年度登録年月日に基いた基本査定価格を決定し、
該決定した基本査定価格を、現車の総走行距離データに
よって修正して適正なディーラー査定価格を誰にでも簡
単に短時間で算出することができる。
【0048】図21には、本発明に係る中古車の評価査
定の処理方法を実現するための中古車の評価査定の処理
装置の一実施の形態の基本構成が示されている。図にお
いて、30はCPUで、31はROM、32はRAM、
33はI/O、34は入力装置、35はディスプレー、
36は各機器を接続するバスラインである。CPU30
は、不揮発性メモリーで、入力装置34からI/O33
を介して入力される入力信号に基づいて駆動するもの
で、入力装置34の操作によって必要なデータをROM
31から読み出してディスプレー35上に表示したり、
入力装置34から入力されるデータをRAM32に格納
したり、ROM31内のデータとRAM32内のデータ
とから必要な演算を行うものである。
【0049】ROM31は、各種データを予め記憶して
おくもので、ROM31には、 a)現存の乗用車メーカーの名称 b)各メーカーの現在発売している車種及び過去に発売
した車種と、そのタイプ c)各メーカーの各車種及びタイプについてのモデル d)各メーカーの各車種及びタイプについてのグレード
・エンジン・型式・駆動装置・ドア数・過給器・定員・
屋根形状 e)各メーカーの現在発売している車種及び過去7年以
内に発売した車種タイプの新車価格 f)各メーカーの各車種及びタイプについての各ボディ
ーカラー g)各メーカーの現在発売している車種及び過去に発売
した車種タイプ、ボディカラーに基づいた年式だけによ
る本体の基本査定価格 h)各メーカーの現在発売している車種及び過去に発売
した車種タイプ毎の基準走行距離 i)各車種タイプ毎の少走行時の単位距離当りの加算金
額及び過走行時の単位距離当りの減算金額 j)外装の現状入力項目 k)外装関係の現状入力項目 l)内装の現状入力項目 m)電装品の現状入力項目 n)機関・足回りの現状入力項目 o)装備品の現状入力項目 p)査定調整範囲 が記憶されている。RAM32は、揮発性メモリーで、
入力装置34から入力したデータを格納すると共に、入
力装置34から入力したデータに基づき演算した結果を
格納する機能を有し、書き替え可能に構成されている。
I/O33は、入力装置34とCPU30とを接続する
インターフェイスである。
【0050】入力装置34は、データを書き込んだり、
ROM31に記憶されているデータをCPU30に読み
出させてプログラムを実行させたり、書き込んだデータ
に基づいてCPU30に演算処理させたり、CPU30
で演算処理した結果をRAM32に書き込ませたりする
入力機器である。この入力装置34は、キーボードでキ
ー入力する方法、マウスでカーソルを移動して画面表示
項目から選択入力する方法がある。また、さらに入力装
置34は、必要項目を記入した読取りスキャナーによる
方法があり、この読取りスキャナーの場合は、車検証を
読取りスキャナーで読み取らせる方法がある。この車検
証を読み取らせる方法は、車検証をスキャナーに掛ける
ことによって、車検証から顧客者の氏名、住所、査定対
象者の型式(例えば、E−JZS135)、登録番号
(例えば、練馬 33 ほ 8304)、車体番号(例
えば、88888)、排気量(例えば、3000cc)、
ミッション(例えば、オートマチック)、駆動装置(例
えば、2WD)、初年度登録年月日(例えば、平成7年
12月8日)を読み取るようにしたものである。また、
読取りスキャナーの場合は、車検証以外に特製の査定
書、マークシート等によっても可能である。ディスプレ
ー35は、ROM31から読み出したデータを表示した
り、CPU30で演算処理した結果を表示したりする表
示装置である。バスライン36は、CPU30とROM
31を、CPU30とRAM32を、CPU30とI/
O33とを接続する接続線である。
【0051】このコンピュータシステムは、オフィスコ
ンピュータ又はパーソナルコンピュータによって構成す
ることが可能である。この場合、あらゆる製造メーカ
ー,製造メーカーが過去に発売した全車種タイプ,過去
に発売された全車種タイプの全グレード,初年度登録年
月から現在まで使用期間及び人気の度合いに基づく基準
査定額,初年度登録年月日から現在までの当該車の基本
走行データ等のデータは、ROM31に格納することに
なるが、これらのデータは、社会の情勢(例えば、流
行)に応じて変化するため、定期的な修正が必要で、こ
の修正は、ROM31内のデータの書き替えを行うこと
になる。この場合、このコンピュータシステムを利用す
る者にデータを提供する側がROM31の交換等を行う
ことになる。
【0052】また、このコンピュータシステムは、あら
ゆる製造メーカー,製造メーカーが過去に発売した全車
種タイプ,過去に発売された全車種タイプの全グレー
ド,初年度登録年月から現在まで使用期間及び人気の度
合いに基づく基準査定額,初年度登録年月日から現在ま
での当該車の基本走行データ等、社会の情勢に応じて変
化する車のあらゆるデータをホストコンピュータに持た
せ、これらのデータを使用する者に端末機をもたせてラ
ンで接続することもできる。この場合、これらのデータ
を使用する者は端末機を操作することによって必要に応
じてホストコンピュータに格納されているデータを読み
出し、現車の査定を行うことができる。このように必要
なデータをホストコンピュータに持たせると、これらの
データを社会の情勢に合わせて変更し、定期的(例え
ば、月毎に)書き替えを行うことができ、査定を行うデ
ィーラーあるいはユーザーは、最新の査定基準を手軽に
入手することができることになる。
【0053】このように構成されるシステムにおいて、
システムを立ち上げると、ディスプレー35に図4に示
す如き顧客情報の入力画面が表示される。この顧客情報
の入力は、売手・買手を特定し、査定担当者、査定年月
日(例えば、平成8年11月23日)を特定するための
もので、入力装置34によって入力を行い、この入力デ
ータはRAM32に格納される。次に入力装置34を操
作して予めROM31に記憶されている製造メーカー名
(例えば、日本のメーカーの場合、トヨタ、ニッサン、
マツダ、三菱、いすゞ、ホンダ、スバル、ダイハツ)を
読み出してディスプレー35に一覧表示する。この一覧
表示された製造メーカー名の中から入力装置34を操作
して現車の製造メーカー名(例えば、トヨタ)を選定す
る。製造メーカーの選定を行うと、該製造メーカーの車
種タイプの頭文字(例えば、ク)を選定してCPU30
の動作によってROM31に予め記憶されている車種タ
イプの中から選定した頭文字(ク)の付く車種タイプ
(クラウン 4ドアハードトップ,クラウン セダン,
クレスタ セダン,グランビア ワゴンの4種)をディ
スプレー35に一覧表示する。この一覧に表示された車
種タイプの中から現車の車種タイプ(例えば、クラウン
・セダン)を入力装置34によって選定する。
【0054】現車の車種タイプを選定すると、CPU3
0の駆動によってディスプレー35に選定した車種タイ
プが図4に示す如く表記される。ディスプレー35に表
示される図4に示す如き顧客情報の入力画面の内、入力
装置34によって入力するのは、初年度登録年月日(現
車の登録年月日),登録番号,車検終了年月日(現車の
車検終了日),車体番号,ミッション(オートマか、マ
ニュアルか),A/C有無,S/R有無,メーター状
況,現車走行距離である。この初年度登録年月日と車検
終了年月日を入力装置34で、例えば、初年度登録:平
成7年12月8日,車検終了年月日:平成10年12月
7日と入力すると、現車の年式及び車検の残存期間(2
5ヶ月)が決定する。
【0055】さらに査定の程度を表す担当区分(複数有
る査定部署の内のどこの部署で査定したものであるかを
明確にするためのもの),査定区分(本査定か、暫定査
定か),査定を行う担当者を特定する査定担当者の特定
(例えば、道祖土 一)を入力装置34によって行う。
【0056】現車のメーカー/排気量,車種タイプが選
定(例えば、トヨタ・クラウン・セダン・3000CC)
され、初年度登録年月日が特定すると、同種タイプの車
についてROM31に予め記憶されている発売期間(年
式)を特定する。平成7年12月8日に初年度登録され
たトヨタ・クラウン・セダン・3000CCは、平成7年
12月にフルモデルチェンジが行われているため、平成
7年12月8日に初年度登録が行われたというだけで
は、現車が平成7年1月〜平成7年11月までに発売さ
れたフルモデルチェンジ前の車なのか、平成7年12月
に新しく発売されたフルモデルチェンジ後の車なのか特
定できないため、図5に示すように平成7年12月にフ
ルモデルチェンジが行われたことをメッセージすると共
に、現車が平成7年1月〜平成7年11月までに発売さ
れたフルモデルチェンジ前の車なのか、平成7年12月
に新しく発売されたフルモデルチェンジ後の車なのか入
力を行って現車の年式を、例えば、平成7年1月〜平成
7年11月と特定する。この特定された現車の年式は、
RAM32に記憶される。
【0057】現車のメーカー/排気量,車種タイプ,年
式が特定されると、現車と同一の車種タイプについて、
ROM31に予め記憶されている現車の年式の各種グレ
ードと共にエンジン,型式,駆動装置,ドア数,過給
器,定員,屋根形状がディスプレー35に図6に示す如
く一覧表示される。このディスプレー35に一覧表示さ
れる図6に示す如き各種グレードの中から現車と同一の
グレード(例えば、RサルーンG)を入力装置34によ
って選定し、この入力装置34によって選定されたグレ
ードはする。
【0058】このように現車のメーカー/排気量,車種
タイプ,初年度登録年月日,ミッション,グレードの選
定を行うと、CPU30の動作によって、ディスプレー
35に現車の主要諸元(メーカー,車種タイプ,発売期
間,排気量,エンジン種類,燃料供給装置,過給器,駆
動装置,ドア数,屋根形状,グレード,型式,定員,ミ
ッション,新車価格,類別区分)を図7に示す如く表示
する。
【0059】ディスプレー35に表示される図7の如き
現車の主要諸元を確認し、入力装置34によって確認の
入力を行うと、CPU30が動作して、図8に示す如
く、現車と同一車種タイプの車として発売された当時の
各種ボディーカラーが一覧表示される。この図8に示さ
れる平成6年1月に発売されたトヨタ・クラウン・セダ
ンのボディーカラーの中から現車のボディーカラー(例
えば、シルバーメタリック)を入力装置34によって選
択入力する。車のボディーカラーは、同じ車種タイプ・
グレードであっても人気の度合いが異なり、売れ行を左
右する要素となっており、中古車市場における需要度に
大きな影響を与えている。そこで、一覧表示された各種
ボディーカラーの中から現車のボディーカラーを選択入
力することによって、同一のメーカー・車種タイプ・年
式・グレードについて予めROM31に記憶されている
基本本体査定価格が決定される。
【0060】現車のボディーカラーを選択入力すると、
CPU30が駆動し、ROM31に予め記憶されている
図9に示す如き外装の現状入力(修復歴の有無,改造車
であるか否か,全塗装の必要があるか否か,現状事故車
か否かの4項目)を読み出してディスプレー35に表示
して、入力装置34によって必要事項の入力を行う。外
装の現状入力の入力を行うと、CPU30が駆動し、R
OM31に予め記憶されている図10に示す如き外装関
係の現状入力(バンパーの状態、フェンダーの状態、エ
プロンの状態、ドアの状態、ミラーの状態等))を読み
出してディスプレー35に表示して、入力装置34によ
って必要事項の入力を行う。外装関係の現状入力の入力
を行うと、CPU30が駆動し、ROM31に予め記憶
されている図11に示す如き内装の現状入力(室内の状
況,トランクルームの状況,タバコ・ペットの臭い,ダ
ッシュボードの破損の4項目)を読み出してディスプレ
ー35に表示して、入力装置34によって必要事項の入
力を行う。内装の現状入力の入力を行うと、CPU30
が駆動し、ROM31に予め記憶されている図12に示
す如き電装品の現状入力(エアコン,バッテリ,時計,
パワーウィンドウ等の使用可否)を読み出してディスプ
レー35に表示して、入力装置34によって必要事項の
入力を行う。電装品の現状入力の入力を行うと、CPU
30が駆動し、ROM31に予め記憶されている図13
に示す如き機関・足回りの現状入力(エンジン,ミッシ
ョン,動力伝達装置,ステアリング,サスペンション,
ブレーキ,マフラー,その他の機関・足回りの8項目)
を読み出してディスプレー35に表示して、入力装置3
4によって必要事項の入力を行う。機関・足回りの現状
入力の入力を行うと、CPU30が駆動し、ROM31
に予め記憶されている図14,図15に示す如き装備品
の現状入力(ステレオ・コンポ・CD,テレビ,ナビゲ
ーション,空気清浄機,アルミホイール,スポイラー,
エアバック,4WS,ABS,工具、ジャッキの10項
目)を読み出してディスプレー35に表示して、入力装
置34によって必要事項の入力を行う。
【0061】そして、査定を開始するスイッチである査
定ボタン(ディスプレー35上でも、入力装置34でも
可)を入力すると、CPU30が駆動し、RAM32に
記憶された諸データに基づいて査定演算を行う。この査
定ボタンは、図16に示す如く、5つのボタンからな
り、が標準査定、が標準査定の+10%査定、が
標準査定の+5%査定、が標準査定の−5%査定、
が標準査定の−10%査定となっている。
【0062】このように査定ボタンを押す(例えば、標
準査定のを押す)ことによって演算が開始され、その
演算が終了すると、演算結果が図17に示す如き確定下
取り査定額としてディスプレー35に表示される。この
確定下取り査定額の表示には、査定日付(例えば、平成
8年11月23日),確定下取り査定額(例えば、¥
1,992,743),有効期限(例えば、平成8年1
2月23日迄)が同時に表示される。
【0063】このディスプレー35に表示される確定下
取り査定額に対しては、査定の詳細をディスプレー35
に表示させる(査定詳細情報の表示)こともできるよう
になっている。査定詳細情報の表示には、外装の現状に
ついて入力した各項目についてのそれぞれの金額、内装
の現状について入力した各項目についてのそれぞれの金
額、電装品の現状について入力した各項目についてのそ
れぞれの金額、機関・足回りの現状について入力した各
項目についてのそれぞれの金額、装備品の現状について
入力した各項目についてのそれぞれの金額、さらに、基
準走行距離に対する現車走行距離による走行距離の多少
に基づいた走行距離評価額が詳細に示されている。
【0064】走行距離評価は、車には各車種のそれぞれ
において独自の平均走行距離があり、この平均走行距離
に対して現車が少走行であれば車の傷みが少ない筈であ
るし、平均走行距離に対して現車が過走行であれば車の
傷みが多い筈であることから少走行か過走行かによって
査定額に差を持たせようとしたものである。
【0065】図22〜図26には、本発明に係る中古車
の評価査定の処理方法及び中古車の評価査定の処理装置
の他の実施の形態が示されている。本発明に係る中古車
の評価査定の処理方法は、コンピュータによって処理さ
れるもので、図22〜図26には、本発明に係る中古車
の評価査定の処理方法の他の実施の形態を示す査定処理
フローチャートが示されている。図におい、ステップ4
0〜ステップ46までの処理は、図1に示すステップ1
〜ステップ7と同様である。
【0066】ステップ46において図8に示す如ボディ
ーカラーが一覧表示されると、ステップ47において、
この一覧表示された各種ボディーカラーの中から現車の
ボディーカラー(例えば、シルバーメタリック)を選択
入力する。ステップ47において現車のボディーカラー
を選択入力すると、ステップ48において、現車につい
ての外装の現状の入力を図27に示す如く行う。すなわ
ち、外装の現状入力については、修復歴有り,改造車で
あるか否かについては改造無し,全塗装の必要無し,現
状事故車であるという入力を行う。
【0067】ステップ48において現車の外装の現状を
図27に示す如く入力すると、ステップ49において、
現車の外装現状において修復歴無しか否かを判定する。
ステップ48において現車の外装の現状が修復歴無しで
はない(修復歴有り)と入力してある場合は、ステップ
50において、図28に示す如き修復歴の状況の入力を
行う。すなわち、修復歴の入力箇所として、右前(中
度),前面(OK),左前(OK),フロアパネル(O
K),右横(中度),左横(OK),トランクフロア
(OK),右後(OK),後面(OK),左後(O
K),屋根(OK)を入力する。右前と右横の中度は、
修復の程度を表しており、OKは、修復の無しを表して
いる。ステップ49において現車の外装現状において修
復歴有りと判定したにも拘らずステップ50において、
図28に示す如き修復歴の状況の入力を全く行わないで
処理を続行する場合には、本査定ではなく暫定査定とな
る。
【0068】ステップ50において現車についての修復
歴の状況入力を行うと、ステップ51において、修復歴
箇所の入力が行われたか否かを判定する。このステップ
51においては、ステップ48において修復歴有りと入
力しているため、少なくとも1か所以上の修復歴の入力
がなければならず、少なくとも1か所以上の修復歴の入
力が行われるのを待つ。
【0069】ステップ51において修復歴箇所の入力が
行われたと判定するか、またはステップ49において修
復歴無しと判定すると、ステップ52において、現車に
ついて現状で事故車でないか否かを判定する。現状で事
故車ということは、現車の外装が事故(例えば、ぶつけ
て凹みがある等)を起こし、損傷のある箇所をそのまま
にしてある状態であるとか、事故を起こした直後で破損
状態が酷い場合などである。前記ステップ48において
現車の現状で事故車であると入力してある場合は、ステ
ップ53において、図29に示す如き現車の事故箇所の
現状入力を行う。すなわち、ステップ53における事故
箇所の入力箇所として、右前(OK),前面(OK),
左前(OK),フロアパネル(OK),右横(OK),
左横(OK),トランクフロア(重度),右後(中
度),後面(重度),左後(中度),屋根(OK),フ
レーム&第一メンバーの交換、修正(あり)を入力す
る。右後と左後の中度、トランクフロアと後面の重度
は、事故の程度を表しており、OKは、修復の無しを表
している。
【0070】ステップ53において現車についての現状
事故箇所の状況入力を行うと、ステップ54において、
現状事故箇所の入力が行われたか否かを判定する。この
ステップ54においては、ステップ49において現状事
故車と判定しているため少なくとも1か所以上の現状事
故箇所の入力がなければならず、現状事故箇所の入力が
行われるのを待つ。このステップ49において現状事故
車と判定したにも拘らずステップ53において、図29
に示す如き修復歴の状況の入力を全く行わないで処理を
続行する場合には、本査定ではなく暫定査定となる。
【0071】ステップ54において現状事故箇所の入力
が行われたと判定するか、またはステップ52において
現車が現状で事故車でないと判定すると、ステップ55
において、図30に示す如き外装関係の現状入力を行
う。外装関係の現状としてバンパーの状態(リア:
×)、フェンダーの状態(右後:×)、エプロンの状態
(リア:D)、ドアの状態(異常なし)、ミラーの状態
(異常なし)、電動ミラーの状態(異常なし)、ステッ
プの状態(異常なし)、ボンネットの状態(C)、ルー
フの状態(異常なし)、トランクの蓋の状態(×)、ト
ランクの床の状態(D)、インナーパネル左の状態(異
常なし)、インナーパネル右の状態(異常なし)、ラジ
エータセルの状態(異常なし)、タイヤの使用の可否
(左前後・右前後:異常なし,スペア:無し)、ガラス
交換の要否(フロント・左前後ドア・右前後ドア:不
要,リア:必要),ヘッドランプの状態(異常なし)、
テール・コンビランプの状態(交換要)を入力する。各
項目に対しては、軽度の傷(A),重度の傷(B),軽
度の凹み(C),重度の凹み(D),軽度の腐食
(E),重度の腐食(F),交換を要する(×),のい
ずれかの損傷状態を記号で入力する。これら外装関係の
現状入力項目は、評価無し(損傷無し)以外は、いずれ
も査定上マイナス要因である。
【0072】ステップ55において外装関係の現状入力
を行うと、ステップ56において、図30に示す如き外
装関係の現状入力についての全項目の入力がなされたか
否かの判定を行う。ステップ56において、図30に示
す如き外装関係の現状入力の全項目に対する入力がなさ
れたと判定すると、ステップ57において、室内の状況
に問題ないかの判定を行う。
【0073】ステップ57において室内の状況に問題が
あると判定すると、ステップ58において、図30に示
す如く、室内の状況について、室内の汚れ有り,シート
の破損有り,ドア内張の破損無し,天井の破損無し,じ
ゅうたんの破損の無しを入力する。このステップ58に
おいて室内の状況の入力が行われると、ステップ59に
おいて、室内の状況の問題箇所の入力が終了するのを待
つ。このステップ59において室内の状況の問題箇所の
入力が終了したと判定するか、またはステップ57にお
いて室内の状況に問題がないと判定すると、ステップ6
0において、図30に示す如く、トランクルームの状況
に問題のあり,室内にタバコ・ペットの臭い(室内の臭
い)の問題が有り,ダッシュボードの破損の無しの入力
を行う。ステップ60において各種項目の入力が行われ
ると、ステップ61において、トランクルームの状況,
タバコ・ペットの臭い,ダッシュボードの破損に関する
内装の現状入力がなされたか否かの判定を行い、トラン
クルームの状況,タバコ・ペットの臭い,ダッシュボー
ドの破損に関する内装の現状入力が完了するのを待つ。
このステップ61において内装の現状入力が終了したと
判定すると、ステップ62において、図32に示す如き
電装品の現状入力を行う。すなわち、電装品の現状とし
て、エアコン(通常の使用可),バッテリ(通常の使用
可),時計(通常の使用可),パワーウィンドウ左前
(通常の使用可),パワーウィンドウ左後(通常の使用
可),パワーウィンドウ右前(通常の使用可),パワー
ウィンドウ右後(通常の使用可),ワイパー関係(通常
の使用可),メーターパネル(通常の使用可)を入力す
る。これら電装品の現状入力項目は、通常の使用が可能
以外は、いずれも査定上マイナス要因である。
【0074】ステップ62において電装品の現状入力を
行うと、ステップ63において、図32に示す如き電装
品の現状入力についての全項目の入力がなされたか否か
の判定を行う。このステップ63において図32に示す
如き電装品の現状入力の全項目に対する入力がなされた
と判定すると、ステップ64において、現車についての
機関・足回りの現状の入力を行う。機関・足回りの現状
入力は、図33に示す如く、エンジン,ミッション,動
力伝達装置,ステアリング,サスペンション,ブレー
キ,マフラー,その他の機関・足回りの8項目について
通常に使用できると入力する。
【0075】これら機関・足回りの現状入力項目は、通
常の使用が困難な場合は、いずれも査定上マイナス要因
である。
【0076】ステップ64において機関・足回りの現状
入力を行うと、ステップ65において、図33に示す如
き機関・足回りの現状入力についての全項目の入力がな
されたか否かの判定を行う。このステップ65において
図33に示す如き機関・足回りの現状入力の全項目に対
する入力がなされたと判定すると、ステップ66におい
て、現車についての装備品の現状の入力を行う。
【0077】装備品の現状として、図34,図35に示
す如く、ステレオ・コンポ・CD(標準・使用可能),
テレビ(無し),ナビゲーション(無し),空気清浄機
(無し),アルミホイール(無し),スポイラー(無
し),エアバック(無し),4WS(無し),ABS
(無し),工具、ジャッキ(使用可能)を入力する。な
お、テレビ,ナビゲーション,空気清浄機,アルミホイ
ール,スポイラー,エアバック,4WS,ABSについ
ては、オプション(OP)で追加装備されていれば査定
上プラス要因となる。OP−A,OP−B,OP−Cは
それぞれオプションのグレイドを示しており、OP−A
が査定金額が最も高く、OP−B、OP−Cと査定金額
は下がっていく。これらオプション装備品についても、
使用可能の状態か否かで査定金額は異なる。使用が不可
能の状態の場合、オプション装備品を単に取り外すだけ
では新車当時の仕様に戻らないような場合は、むしろ査
定上マイナス要因となる。工具、ジャッキは、装備され
ているのが当然で、工具が不足している場合、工具、ジ
ャッキが無い場合は、査定上マイナス要因となる。
【0078】このステップ66において装備品の現状入
力を行うと、ステップ67において、図34,図35に
示す如き装備品の現状入力についての全項目の入力がな
されたか否かの判定を行う。
【0079】ステップ67において図34,図35に示
す如き装備品の現状入力の全項目に対する入力がなされ
たと判定すると、ステップ68において、図36に示す
如き各種減額、修理実費の入力を行う。各種減額・修理
実費については、査定評価において減額・修理の対象と
なる評価をした箇所の評価減の金額を入力する。外装関
係では、重度の修復歴有りで、−200,000円、さ
らに重度の現状事故車で、−200,000円である。
内装関係では、室内の状況(室内の汚れ・シートの破
損)で、−35,000円、トランクルームの破損で、
−50,000円、さらに、室内の臭い(タバコ・ペッ
ト)で、−25,000円を入力する。その他の項目
は、減額の対象となっていないので金額の挿入はしてい
ない。なお、違法改造の場合の違法改造減額(ステップ
48において現車が違法改造車であると入力した場合)
と全塗装を必要とする場合の減額(ステップ48におい
て現車に全塗装を必要とすると入力した場合)について
は、予め設定されている減額(例えば、違法改造車につ
いては一律200,000円の減額、全塗装を必要とす
る場合は一律200,000円の減額)が表示されるよ
うになっているが、本実施の形態では両方の項目共に減
額の対象となっていない。また、外装に関するバンパー
の状態、フェンダーの状態、エプロンの状態、ドアの状
態、ミラーの状態、電動ミラーの状態、ステップの状
態、ボンネットの状態、ルーフの状態、トランクの蓋の
状態、トランクの床の状態、インナーパネル左の状態、
インナーパネル右の状態、ラジエータセルの状態、タイ
ヤの使用の可否,ガラス交換の要否,ヘッドランプの状
態、テール・コンビランプの状態についての減額は、状
態の程度に応じて予め設定されている減額が表示される
が、本実施の形態では減額の対象となっていない。
【0080】さらに、電装品に関するエアコン,バッテ
リ,時計,パワーウィンドウ,ワイパー関係については
予め設定されている減額が、メーターパネルについては
査定時に査定者が入力した減額が、それぞれ表示される
が、本実施の形態では減額の対象となっていない。ま
た、機関・足回りに関するエンジン,ミッション,動力
伝達装置,ステアリング,サスペンション,ブレーキ,
マフラー,その他の機関・足回りについては、査定時に
査定者が入力した金額が、減額としてそのまま表示され
るが、本実施の形態では減額の対象となっていない。さ
らにまた、装備品に関するステレオ・コンポ・CD,テ
レビ,ナビゲーション,空気清浄機,アルミホイール,
スポイラー,エアバック,4WS,ABS,工具、ジャ
ッキについては、査定時に査定者が入力した金額が、減
額としてそのまま表示されるが、本実施の形態では減額
の対象となっていない。
【0081】この各種減額、修理実費の入力に当たって
は、本実施の形態においては、ステップ41において修
復歴有りと判定したときの重度の修復歴有りに基づく減
額200,000円、ステップ49において現状事故車
であると判定したときの重度の現状事故車に基づく減額
200,000円、ステップ54において室内の状況に
問題ありとして例えば室内の汚れ有り及びシートの破損
有りとしたときの減額35,000円、ステップ49に
おいてトランクルームの破損による減額50,000
円、同じくステップ49において室内の臭いによる減額
25,000円を入力する。
【0082】なお、本実施の形態においては評価しなか
ったが、各種減額、修理実費の中には、テレビを装備し
た場合の使用可否による増額、ナビゲーションを装備し
た場合の使用可否による増額、空気清浄機を装備した場
合の使用可否による増額、アルミホイールを装備した場
合の使用可否による増額、スポイラーを装備した場合の
使用可否による増額、エアバックを装備した場合の使用
可否による増額、4WSを装備した場合の使用可否によ
る増額、ABSを装備した場合の使用可否によっては増
額という評価査定を行えるようにすることもできる。
【0083】ステップ68において各種減額、修理実費
の入力を行うと、ステップ69において、現車について
の査定額の演算を行う。この演算は、査定ボタンを押し
て行うが、この査定ボタンは、図16に示す如く、5つ
のボタンからなり、が標準査定、が標準査定の+1
0%査定、が標準査定の+5%査定、が標準査定の
−5%査定、が標準査定の−10%査定となってい
る。この査定ボタンは、査定する側の裁量の余地を残し
たもので、交渉の成り行きによって最終査定額の調整を
行うようにしたものである。この査定調整範囲は、5%
10%に限らず、7%,15%でも、10%,20%で
も自由に設定することができる。
【0084】このように査定ボタンを押す(例えば、標
準査定のを押す)ことによって演算が開始され、その
演算が終了すると、ステップ70において、演算結果が
確定下取り査定額として図37に示す如く表示される。
この確定下取り査定額の表示には、査定日付(例えば、
平成8年11月23日),確定下取り査定額(例えば、
¥1,154,743),有効期限(例えば、平成8年
12月23日迄)が同時に表示される。また、この図1
6に示される5つのボタンの内のを押すと標準査定の
+10%査定金額(例えば、¥1,359,863)
が、を押すと標準査定の+5%査定金額(例えば、¥
1,242,303)が、を押すと標準査定の−5%
査定金額(例えば、¥1,067,183)が、を押
すと標準査定の−10%査定金額(例えば、¥979,
623)がそれぞれ表示されることになる。
【0085】ステップ70において演算結果(標準査
定)が確定下取り査定額(¥1,154,743)とし
て表示されると、ステップ71において、確定下取り査
定額についての査定詳細情報の表示を行うか否かの判定
を行う。このステップ71において、確定下取り査定額
についての査定詳細情報の表示を行わないと判定する
と、このフローを終了する。そして、このステップ71
において、確定下取り査定額についての査定詳細情報の
表示を行うと判定すると、ステップ72において、図3
8〜図40の査定詳細情報の表示を行う。査定詳細情報
の表示は、外装の現状について入力した各項目について
のそれぞれの金額、内装の現状について入力した各項目
についてのそれぞれの金額、電装品の現状について入力
した各項目についてのそれぞれの金額、機関・足回りの
現状について入力した各項目についてのそれぞれの金
額、装備品の現状について入力した各項目についてのそ
れぞれの金額、さらに、基準走行距離に対する現車走行
距離による走行距離の多少に基づいた走行距離評価額の
それぞれである。すなわち、外装関係における減額評価
は、バンパー(−50,000),フェンダー(−5
0,000),エプロン(−25,000),ボンネッ
ト(−20,000),トランク(−75,000),
タイヤ(−8,000),ガラス(−80,000),
テール・コンビランプ(−20,000),修復歴有り
(−200,000),現状事故車(−200,00
0)である。その他、ドア,ミラー,電動ミラー,ステ
ップ,ルーフ,インナーパネル,ヘッドランプ,改造
車,全塗装要については、評価0(評価減無し)であ
る。内装関係における減額評価は、室内の状況(−2
5,000),トランクルームの破損等(−50,00
0),室内の臭い(−25,000)である。その他、
ダッシュボードについては、評価0(評価減無し)であ
る。電装関係のエアコン,バッテリ,時計,パワーウィ
ンドウ,ワイパー関係,メーターパネルは、いずれも評
価0(評価減無し)である。また、機関・足回りのエン
ジンの修理等,ミッションの修理等,動力伝達装置の修
理等,ステアリングの修理等,サスペンションの交換,
ブレーキの修理等,マフラーの修理等,その他の機関の
修理等は、いずれも評価0(評価減無し)である。装備
品関係のステレオ・コンポ・CD,テレビ,ナビゲーシ
ョン,空気清浄機,アルミホイール,スポイラー,エア
バック,4WS,ABS,工具、ジャッキは、いずれも
評価0(評価減無し)である。
【0086】さらに、現車の基準走行距離は、11,0
00Kmであるのに対し、本実施の形態の場合は、現車
走行距離が4,396Kmとなっており、現車は、基準
走行距離に対して6,654Kmの少走行となってい
る。このため、この6,654Kmの少走行に対する走
行距離評価が、¥66,540となる。また、現車の車
検満了日が平成10年12月と25ヶ月残っており、車
検残25ヶ月となる。この車検残についての評価額は、
¥175,000となり、少走行距離評価額、車検残評
価額は、いずれも査定上プラス要因となる。したがっ
て、少走行に対する走行距離評価と車検25ヶ月残の評
価額を差し引いた額、¥1,241,203が車両本体
の評価額となる。現車の年式(発売期間),グレード,
ボディカラー,現車走行距離,車検の残存期間だけに基
づく査定評価額は、¥1,992,743であり、現車
走行距離による加算金額が¥66,540で、車検残に
ついての評価額が¥175,000であるため、車両本
体の評価額は、¥913,203となる。
【0087】なお、図示していないが、この図38〜図
40の査定詳細情報の表示には、隠しボタンがあり、こ
の隠しボタンを選定すると、査定者による調整額の入力
が可能となる。この調整額は、車両本体の査定評価額
(¥913,203)に取り引き上の上乗せをするため
に設けたもので、査定者が、例えば、¥50,000と
入力すると、最終査定評価額が5万円アップした¥96
3,203ということになる。
【0088】したがって、本実施の形態によれば、ユー
ザーが持ち込んだ現車の初年度登録年月日、車検満了年
月日を入力し、メーカー名、車種タイプを選定し、排気
量を入力し、当該査定車のミッション、グレード、ボデ
ィーカラーを特定することによって基本査定価格を決定
し、該決定した基本査定価格を、現車の総走行距離デー
タによって修正して適正なディーラー査定価格を誰にで
も簡単に短時間で算出することができる。
【0089】これらの査定内容は、図21に図示のRA
M32内に格納することができ、現車の査定実績が記憶
される。このようにRAM32内に現車の査定実績を格
納することによって、時間(期間)を隔てて再度現車に
ついて査定したときに前回の査定内容との比較を行うこ
とができる。
【0090】また、現車についての車両本体の査定評価
額(本実施の形態においては、¥913,203)が決
定すると、具体的な商談に入るが、ユーザーが車両本体
の査定評価額を見積りとして参考にする場合には、見積
りボタンを選定することにより、一定の書式に基く見積
書(図示していない)として印刷(プリントアウト)す
ることになり、商談が成立し、ユーザーがディーラーに
車両本体の査定評価額で譲渡する場合には、契約ボタン
を選定することにより、一定の書式に基く売買書(図示
していない)として印刷(プリントアウト)することが
できる。
【0091】
【発明の効果】本願請求項1に記載の発明によれば、適
正なディーラー査定価格を誰にでも簡単に短時間で算出
することができる。
【0092】本願請求項2に記載の発明によれば、外装
の現況を加味した適正なディーラー査定価格を誰にでも
簡単に短時間で算出することができる。
【0093】本願請求項3に記載の発明によれば、内装
の現況を加味した適正なディーラー査定価格を誰にでも
簡単に短時間で算出することができる。
【0094】本願請求項4に記載の発明によれば、電装
品の現況を加味した適正なディーラー査定価格を誰にで
も簡単に短時間で算出することができる。
【0095】本願請求項5に記載の発明によれば、機関
・足回りの現況を加味した適正なディーラー査定価格を
誰にでも簡単に短時間で算出することができる。
【0096】本願請求項6に記載の発明によれば、外装
の現況、内装の現況、電装品の現況、機関・足回りの現
況を加味した最適なディーラー査定価格を誰にでも簡単
に短時間で算出することができる。
【0097】本願請求項7に記載の発明によれば、査定
ベース額に裁量を加えてディーラー査定価格を誰にでも
簡単に短時間で算出することができる。
【0098】本願請求項8に記載の発明によれば、一旦
査定したディーラー査定価格に裁量を加えて演算して再
査定による確定査定価格を誰にでも簡単に短時間で算出
することができる。
【0099】本願請求項9に記載の発明によれば、外装
の現況を正確に把握し、ディーラー査定価格に適正に反
映させ、適正な確定査定価格を誰にでも簡単に短時間で
算出することができる。
【0100】本願請求項10に記載の発明によれば、内
装の現況を正確に把握し、ディーラー査定価格に適正に
反映させ、適正な確定査定価格を誰にでも簡単に短時間
で算出することができる。
【0101】本願請求項11に記載の発明によれば、電
装品の現況を正確に把握し、ディーラー査定価格に適正
に反映させ、適正な確定査定価格を誰にでも簡単に短時
間で算出することができる。
【0102】本願請求項12に記載の発明によれば、機
関・足回りの現況を正確に把握し、ディーラー査定価格
に適正に反映させ、適正な確定査定価格を誰にでも簡単
に短時間で算出することができる。
【0103】本願請求項13に記載の発明によれば、適
正なディーラー査定価格を誰にでも簡単に短時間で算出
することができる。
【0104】本願請求項14に記載の発明によれば、外
装の現況を加味した適正なディーラー査定価格を誰にで
も簡単に短時間で算出することができる。
【0105】本願請求項15に記載の発明によれば、内
装の現況を加味した適正なディーラー査定価格を誰にで
も簡単に短時間で算出することができる。
【0106】本願請求項16に記載の発明によれば、電
装品の現況を加味した適正なディーラー査定価格を誰に
でも簡単に短時間で算出することができる。
【0107】本願請求項17に記載の発明によれば、機
関・足回りの現況を加味した適正なディーラー査定価格
を誰にでも簡単に短時間で算出することができる。
【0108】本願請求項18に記載の発明によれば、外
装の現況、内装の現況、電装品の現況、機関・足回りの
現況を加味した最適なディーラー査定価格を誰にでも簡
単に短時間で算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る中古車の評価査定の処理方法の一
実施の形態を示す査定処理フローチャートである。
【図2】本発明に係る中古車の評価査定の処理方法の一
実施の形態を示す査定処理フローチャートである。
【図3】本発明に係る中古車の評価査定の処理方法の一
実施の形態を示す査定処理フローチャートである。
【図4】顧客情報の入力と車種タイプの選定表示図であ
る。
【図5】発売期間を特定するための図である。
【図6】グレードを一覧表示した図である。
【図7】現車の情報に基づいて選定された車種タイプの
主要諸元を表示する図である。
【図8】ボディカラーの一覧表示図である。
【図9】外装の現状を入力するための図である。
【図10】外装関係の現状を入力するための図である。
【図11】内装の現状を入力するための図である。
【図12】電装品の現状を入力するための図である。
【図13】機関・足回りの現状を入力するための図であ
る。
【図14】装備品の現状を入力するための図である。
【図15】装備品の現状を入力するための図である。
【図16】査定ボタンを示す図である。
【図17】確定下取り査定額を表示する図である。
【図18】査定詳細情報を表示した図である。
【図19】査定詳細情報を表示した図である。
【図20】査定詳細情報を表示した図である。
【図21】本発明に係る中古車の評価査定の処理装置の
一実施の形態を示す基本ブロック図である。
【図22】本発明に係る中古車の評価査定の処理方法の
他の実施の形態を示す査定処理フローチャートである。
【図23】本発明に係る中古車の評価査定の処理方法の
他の実施の形態を示す査定処理フローチャートである。
【図24】本発明に係る中古車の評価査定の処理方法の
他の実施の形態を示す査定処理フローチャートである。
【図25】本発明に係る中古車の評価査定の処理方法の
他の実施の形態を示す査定処理フローチャートである。
【図26】本発明に係る中古車の評価査定の処理方法の
他の実施の形態を示す査定処理フローチャートである。
【図27】外装の現状を入力した図である。
【図28】修復歴の状況を入力するための図である。
【図29】現車の事故箇所の現状を入力するための図で
ある。
【図30】外装関係の現状を入力した図である。
【図31】内装の現状を入力した図である。
【図32】電装品の現状を入力した図である。
【図33】機関・足回りの現状を入力した図である。
【図34】装備品の現状を入力した図である。
【図35】装備品の現状を入力した図である。
【図36】各種減額、修理実費を入力するための図であ
る。
【図37】確定下取り査定額を表示した図である。
【図38】査定詳細情報を表示した図である。
【図39】査定詳細情報を表示した図である。
【図40】査定詳細情報を表示した図である。
【符号の説明】
30………………………………………………………CP
U 31………………………………………………………RO
M 32………………………………………………………RA
M 33………………………………………………………I/
O 34……………………………………………………入力装
置 35………………………………………………ディスプレ
ー 36…………………………………………………バスライ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中古車の評価査定を行うに当り、査定対
    象車の初年度登録年月日及び車検満了年月日を特定し、
    当該査定対象車の製造メーカーと排気量を特定して,前
    記査定対象車の車種タイプとミッションとを特定すると
    共に、メーターの状況及び当該査定対象車の走行距離を
    特定することによって査定対象車の特定を行い,前記初
    年度登録年月日から予め記憶されている該初年度登録年
    月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モデルの
    車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定対象車
    の発売期間を選定し,前記発売期間のモデル車種につい
    て予め記憶されたグレードの中から当該査定対象車のグ
    レード、エンジン型式、駆動装置、ドア数、過給器、乗
    車定員を選定し,前記製造メーカーの前記発売期間にお
    ける前記車種タイプ、前記グレードの車種として発売さ
    れた予め記憶されているボディカラーから当該査定対象
    車のボディカラーを選定し,前記査定対象車の車種タイ
    プ、グレード及びボディーカラーに基づいて選定された
    予め記憶されている年式によって査定された基本査定価
    格の中から当該査定対象車の年式の基本査定価格に、前
    記査定対象車の走行距離と当該車種タイプの標準走行距
    離との多少に基づいて1km当りの加減算額に基づく走行
    距離実績額を加算すると共に車検の期間が残存する場合
    に1月当りの加算額に基づく車検残存期間加算額を加算
    して確定査定価格を決定するようにした中古車の評価査
    定の処理方法。
  2. 【請求項2】 中古車の評価査定を行うに当り、査定対
    象車の初年度登録年月日及び車検満了年月日を特定し、
    当該査定対象車の製造メーカーと排気量を特定して,前
    記査定対象車の車種タイプとミッションとを特定すると
    共に、メーターの状況及び当該査定対象車の走行距離を
    特定することによって査定対象車の特定を行い,前記初
    年度登録年月日から予め記憶されている該初年度登録年
    月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モデルの
    車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定対象車
    の発売期間を選定し,前記発売期間のモデル車種につい
    て予め記憶されたグレードの中から当該査定対象車のグ
    レード、エンジン型式、駆動装置、ドア数、過給器、乗
    車定員を選定し,前記製造メーカーの前記発売期間にお
    ける前記車種タイプ、前記グレードの車種として発売さ
    れた予め記憶されているボディカラーから当該査定対象
    車のボディカラーを選定し,当該査定対象車の外装の現
    況による加減算額を求め、前記査定対象車の車種タイ
    プ、グレード及びボディーカラーに基づいて選定された
    予め記憶されている年式によって査定された基本査定価
    格の中から当該査定対象車の年式の基本査定価格に、前
    記外装の現況による加減算額と、前記査定対象車の走行
    距離と当該車種タイプの標準走行距離との多少に基づい
    て1km当りの加減算額に基づく走行距離実績額を加算す
    ると共に車検の期間が残存する場合に1月当りの加算額
    に基づく車検残存期間加算額を加算して確定査定価格を
    決定するようにした中古車の評価査定の処理方法。
  3. 【請求項3】 中古車の評価査定を行うに当り、査定対
    象車の初年度登録年月日及び車検満了年月日を特定し、
    当該査定対象車の製造メーカーと排気量を特定して,前
    記査定対象車の車種タイプとミッションとを特定すると
    共に、メーターの状況及び当該査定対象車の走行距離を
    特定することによって査定対象車の特定を行い,前記初
    年度登録年月日から予め記憶されている該初年度登録年
    月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モデルの
    車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定対象車
    の発売期間を選定し,前記発売期間のモデル車種につい
    て予め記憶されたグレードの中から当該査定対象車のグ
    レード、エンジン型式、駆動装置、ドア数、過給器、乗
    車定員を選定し,前記製造メーカーの前記発売期間にお
    ける前記車種タイプ、前記グレードの車種として発売さ
    れた予め記憶されているボディカラーから当該査定対象
    車のボディカラーを選定し,当該査定対象車の内装の現
    況による加減算額を求め、前記査定対象車の車種タイ
    プ、グレード及びボディーカラーに基づいて選定された
    予め記憶されている年式によって査定された基本査定価
    格の中から当該査定対象車の年式の基本査定価格に、前
    記内装の現況による加減算額と、前記査定対象車の走行
    距離と当該車種タイプの標準走行距離との多少に基づい
    て1km当りの加減算額に基づく走行距離実績額を加算す
    ると共に車検の期間が残存する場合に1月当りの加算額
    に基づく車検残存期間加算額を加算して確定査定価格を
    決定するようにした中古車の評価査定の処理方法。
  4. 【請求項4】 中古車の評価査定を行うに当り、査定対
    象車の初年度登録年月日及び車検満了年月日を特定し、
    当該査定対象車の製造メーカーと排気量を特定して,前
    記査定対象車の車種タイプとミッションとを特定すると
    共に、メーターの状況及び当該査定対象車の走行距離を
    特定することによって査定対象車の特定を行い,前記初
    年度登録年月日から予め記憶されている該初年度登録年
    月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モデルの
    車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定対象車
    の発売期間を選定し,前記発売期間のモデル車種につい
    て予め記憶されたグレードの中から当該査定対象車のグ
    レード、エンジン型式、駆動装置、ドア数、過給器、乗
    車定員を選定し,前記製造メーカーの前記発売期間にお
    ける前記車種タイプ、前記グレードの車種として発売さ
    れた予め記憶されているボディカラーから当該査定対象
    車のボディカラーを選定し,当該査定対象車の電装品の
    現況による加減算額を求め、 前記査定対象車の車種タイプ、グレード及びボディーカ
    ラーに基づいて選定された予め記憶されている年式によ
    って査定された基本査定価格の中から当該査定対象車の
    年式の基本査定価格に、前記電装品の現況による加減算
    額と、前記査定対象車の走行距離と当該車種タイプの標
    準走行距離との多少に基づいて1km当りの加減算額に基
    づく走行距離実績額を加算すると共に車検の期間が残存
    する場合に1月当りの加算額に基づく車検残存期間加算
    額を加算して確定査定価格を決定するようにした中古車
    の評価査定の処理方法。
  5. 【請求項5】 中古車の評価査定を行うに当り、査定対
    象車の初年度登録年月日及び車検満了年月日を特定し、
    当該査定対象車の製造メーカーと排気量を特定して,前
    記査定対象車の車種タイプとミッションとを特定すると
    共に、メーターの状況及び当該査定対象車の走行距離を
    特定することによって査定対象車の特定を行い,前記初
    年度登録年月日から予め記憶されている該初年度登録年
    月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モデルの
    車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定対象車
    の発売期間を選定し,前記発売期間のモデル車種につい
    て予め記憶されたグレードの中から当該査定対象車のグ
    レード、エンジン型式、駆動装置、ドア数、過給器、乗
    車定員を選定し,前記製造メーカーの前記発売期間にお
    ける前記車種タイプ、前記グレードの車種として発売さ
    れた予め記憶されているボディカラーから当該査定対象
    車のボディカラーを選定し,当該査定対象車の機関・足
    回りの現況による加減算額を求め、 前記査定対象車の車種タイプ、グレード及びボディーカ
    ラーに基づいて選定された予め記憶されている年式によ
    って査定された基本査定価格の中から当該査定対象車の
    年式の基本査定価格に、前記機関・足回りの現況による
    加減算額と、前記査定対象車の走行距離と当該車種タイ
    プの標準走行距離との多少に基づいて1km当りの加減算
    額に基づく走行距離実績額を加算すると共に車検の期間
    が残存する場合に1月当りの加算額に基づく車検残存期
    間加算額を加算して確定査定価格を決定するようにした
    中古車の評価査定の処理方法。
  6. 【請求項6】 中古車の評価査定を行うに当り、査定対
    象車の初年度登録年月日及び車検満了年月日を特定し、
    当該査定対象車の製造メーカーと排気量を特定して,前
    記査定対象車の車種タイプとミッションとを特定すると
    共に、メーターの状況及び当該査定対象車の走行距離を
    特定することによって査定対象車の特定を行い,前記初
    年度登録年月日から予め記憶されている該初年度登録年
    月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モデルの
    車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定対象車
    の発売期間を選定し,前記発売期間のモデル車種につい
    て予め記憶されたグレードの中から当該査定対象車のグ
    レード、エンジン型式、駆動装置、ドア数、過給器、乗
    車定員を選定し,前記製造メーカーの前記発売期間にお
    ける前記車種タイプ、前記グレードの車種として発売さ
    れた予め記憶されているボディカラーから当該査定対象
    車のボディカラーを選定し,当該査定対象車の外装の現
    況による加減算額を求め、 当該査定対象車の内装の現況による加減算額を求め、 当該査定対象車の電装品の現況による加減算額を求め、 当該査定対象車の機関・足回りの現況による加減算額を
    求め、 前記査定対象車の車種タイプ、グレード及びボディーカ
    ラーに基づいて選定された予め記憶されている年式によ
    って査定された基本査定価格の中から当該査定対象車の
    年式の基本査定価格に、前記外装の現況による加減算額
    と、前記内装の現況による加減算額と、前記電装品の現
    況による加減算額と、前記機関・足回りの現況による加
    減算額と、前記査定対象車の走行距離と当該車種タイプ
    の標準走行距離との多少に基づいて1km当りの加減算額
    に基づく走行距離実績額を加算すると共に車検の期間が
    残存する場合に1月当りの加算額に基づく車検残存期間
    加算額を加算して確定査定価格を決定するようにした中
    古車の評価査定の処理方法。
  7. 【請求項7】 上記基本査定価格は、基本査定額から正
    及び負方向に予め設定された複数個の査定ベース額の中
    から査定基本として選定した査定ベース額である請求項
    1,2,3,4,5又は6に記載の中古車の評価査定の
    処理方法。
  8. 【請求項8】 上記確定査定価格は、一旦選定された確
    定査定価格に正又は負の一定額を加算した額を選定して
    求めたものである請求項1,2,3,4,5,6又は7
    に記載の中古車の評価査定の処理方法。
  9. 【請求項9】 上記外装の現況は、修復歴の有無,改造
    の有無,全塗装の必要性の有無,現状事故車か否かのい
    ずれかである請求項2,6,7又は8に記載の中古車の
    評価査定の処理方法。
  10. 【請求項10】 上記内装の現況は、室内の状況の問題
    の有無,トランクルームの状況の問題の有無,タバコ・
    ペットの臭いの問題の有無,ダッシュボードの破損の問
    題の有無のいずれかである請求項3,6,7又は8に記
    載の中古車の評価査定の処理方法。
  11. 【請求項11】 上記電装品の現況は、エアコンの使用
    の可否,バッテリの使用の可否,時計の使用の可否,パ
    ワーウインドウ左前の使用の可否,パワーウインドウ左
    後の使用の可否,パワーウインドウ右前の使用の可否,
    パワーウインドウ右後の使用の可否,ワイパー関係の使
    用の可否,メーターパネルの使用の可否のいずれかであ
    る請求項4,6,7又は8に記載の中古車の評価査定の
    処理方法。
  12. 【請求項12】 上記機関・足回りの現況は、エンジン
    の通常の使用の可否,ミッションの通常の使用の可否,
    動力伝達装置の通常の使用の可否,ステアリングの通常
    の使用の可否,サスペンションの通常の使用の可否,ブ
    レーキの通常の使用の可否,マフラーの通常の使用の可
    否,その他の機関・足回りの通常の使用の可否のいずれ
    かである請求項5,6,7又は8に記載の中古車の評価
    査定の処理方法。
  13. 【請求項13】 予め記憶されている多数の製造メーカ
    ーの中から査定対象車の製造メーカーを選定する製造メ
    ーカー選定手段と,査定対象車の初年度登録年月日、車
    検満了年月日、排気量を入力する初年度登録等入力手段
    と,前記製造メーカー選定手段において選定した製造メ
    ーカーと、前記初年度登録等入力手段によって入力した
    初年度登録年月日・排気量に基づいて、予め記憶されて
    いる初年度登録年月日に発売された該製造メーカーの車
    種タイプの中から査定対象車の車種タイプを選定する車
    種タイプ選定手段と,査定対象車の現在の総走行距離を
    入力する走行距離入力手段と,前記車種タイプ選定手段
    によって選定した査定対象車の車種タイプに基づいて、
    予め記憶されている当該車種タイプに存在する複数のグ
    レードの中から査定対象車のグレードを選定するグレー
    ド選定手段と,前記初年度登録等入力手段によって入力
    した初年度登録年月日から予め記憶されている該初年度
    登録年月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モ
    デルの車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定
    対象車の発売期間を選定する発売期間選定手段と,前記
    発売期間選定手段によって選定された発売期間に基づい
    て、予め記憶されている複数のボディカラーの中から当
    該査定対象車のボディカラーを選定するボディカラー選
    定手段と,前記査定対象車の車種タイプ、グレード及び
    ボディーカラーに基づいて選定された年式別にそれぞれ
    査定された予め記憶されている複数の基本査定価格の中
    から当該査定対象車の年式の基本査定価格を選択し、該
    基本査定価格に、該査定対象車と同一の車種タイプが当
    該査定対象車と同一の期間経過したときの標準的な走行
    距離との多少に基づき1km当りの評価額によって決定さ
    れる加減算額に基づく走行距離実績額を加算すると共に
    車検の期間が残存する場合に1月当りの加算額に基づく
    車検残存期間加算額を加算して確定査定価格を確定する
    確定査定価格演算手段と,によって構成してなる中古車
    の評価査定の処理装置。
  14. 【請求項14】 予め記憶されている多数の製造メーカ
    ーの中から査定対象車の製造メーカーを選定する製造メ
    ーカー選定手段と,査定対象車の初年度登録年月日、車
    検満了年月日、排気量を入力する初年度登録等入力手段
    と,前記製造メーカー選定手段において選定した製造メ
    ーカーと、前記初年度登録等入力手段によって入力した
    初年度登録年月日・排気量に基づいて、予め記憶されて
    いる初年度登録年月日に発売された該製造メーカーの車
    種タイプの中から査定対象車の車種タイプを選定する車
    種タイプ選定手段と,査定対象車の現在の総走行距離を
    入力する走行距離入力手段と,前記車種タイプ選定手段
    によって選定した査定対象車の車種タイプに基づいて、
    予め記憶されている当該車種タイプに存在する複数のグ
    レードの中から査定対象車のグレードを選定するグレー
    ド選定手段と,前記初年度登録等入力手段によって入力
    した初年度登録年月日から予め記憶されている該初年度
    登録年月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モ
    デルの車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定
    対象車の発売期間を選定する発売期間選定手段と,前記
    発売期間選定手段によって選定された発売期間に基づい
    て、予め記憶されている複数のボディカラーの中から当
    該査定対象車のボディカラーを選定するボディカラー選
    定手段と,前記査定対象車の外装の現況の変化による加
    減算額を入力する外装査定額入力手段と,前記査定対象
    車の車種タイプ、グレード及びボディーカラーに基づい
    て選定された年式別にそれぞれ査定された予め記憶され
    ている複数の基本査定価格の中から当該査定対象車の年
    式の基本査定価格を選択し、該基本査定価格に、前記外
    装査定額入力手段に基いて査定した外装の現況による査
    定額と該査定対象車と同一の車種タイプが当該査定対象
    車と同一の期間経過したときの標準的な走行距離との多
    少に基づき1km当りの評価額によって決定される加減算
    額に基づく走行距離実績額を加算すると共に車検の期間
    が残存する場合に1月当りの加算額に基づく車検残存期
    間加算額を加算して確定査定価格を確定する確定査定価
    格演算手段と,によって構成してなる中古車の評価査定
    の処理装置。
  15. 【請求項15】 予め記憶されている多数の製造メーカ
    ーの中から査定対象車の製造メーカーを選定する製造メ
    ーカー選定手段と,査定対象車の初年度登録年月日、車
    検満了年月日、排気量を入力する初年度登録等入力手段
    と,前記製造メーカー選定手段において選定した製造メ
    ーカーと、前記初年度登録等入力手段によって入力した
    初年度登録年月日・排気量に基づいて、予め記憶されて
    いる初年度登録年月日に発売された該製造メーカーの車
    種タイプの中から査定対象車の車種タイプを選定する車
    種タイプ選定手段と,査定対象車の現在の総走行距離を
    入力する走行距離入力手段と,前記車種タイプ選定手段
    によって選定した査定対象車の車種タイプに基づいて、
    予め記憶されている当該車種タイプに存在する複数のグ
    レードの中から査定対象車のグレードを選定するグレー
    ド選定手段と,前記初年度登録等入力手段によって入力
    した初年度登録年月日から予め記憶されている該初年度
    登録年月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モ
    デルの車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定
    対象車の発売期間を選定する発売期間選定手段と,前記
    発売期間選定手段によって選定された発売期間に基づい
    て、予め記憶されている複数のボディカラーの中から当
    該査定対象車のボディカラーを選定するボディカラー選
    定手段と,前記査定対象車の内装の現況の変化による加
    減算額を入力する内装加減算額入力手段と,前記査定対
    象車の車種タイプ、グレード及びボディーカラーに基づ
    いて選定された年式別にそれぞれ査定された予め記憶さ
    れている複数の基本査定価格の中から当該査定対象車の
    年式の基本査定価格を選択し、該基本査定価格に、前記
    内装査定額入力手段に基いて査定した内装の現況による
    査定額と該査定対象車と同一の車種タイプが当該査定対
    象車と同一の期間経過したときの標準的な走行距離との
    多少に基づき1km当りの評価額によって決定される加減
    算額に基づく走行距離実績額を加算すると共に車検の期
    間が残存する場合に1月当りの加算額に基づく車検残存
    期間加算額を加算して確定査定価格を確定する確定査定
    価格演算手段と,によって構成してなる中古車の評価査
    定の処理装置。
  16. 【請求項16】 予め記憶されている多数の製造メーカ
    ーの中から査定対象車の製造メーカーを選定する製造メ
    ーカー選定手段と,査定対象車の初年度登録年月日、車
    検満了年月日、排気量を入力する初年度登録等入力手段
    と,前記製造メーカー選定手段において選定した製造メ
    ーカーと、前記初年度登録等入力手段によって入力した
    初年度登録年月日・排気量に基づいて、予め記憶されて
    いる初年度登録年月日に発売された該製造メーカーの車
    種タイプの中から査定対象車の車種タイプを選定する車
    種タイプ選定手段と,査定対象車の現在の総走行距離を
    入力する走行距離入力手段と,前記車種タイプ選定手段
    によって選定した査定対象車の車種タイプに基づいて、
    予め記憶されている当該車種タイプに存在する複数のグ
    レードの中から査定対象車のグレードを選定するグレー
    ド選定手段と,前記初年度登録等入力手段によって入力
    した初年度登録年月日から予め記憶されている該初年度
    登録年月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モ
    デルの車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定
    対象車の発売期間を選定する発売期間選定手段と,前記
    発売期間選定手段によって選定された発売期間に基づい
    て、予め記憶されている複数のボディカラーの中から当
    該査定対象車のボディカラーを選定するボディカラー選
    定手段と,前記査定対象車の電装品の現況の変化による
    加減算額を入力する電装品加減算額入力手段と,前記査
    定対象車の車種タイプ、グレード及びボディーカラーに
    基づいて選定された年式別にそれぞれ査定された予め記
    憶されている複数の基本査定価格の中から当該査定対象
    車の年式の基本査定価格を選択し、該基本査定価格に、
    前記電装品加減算額入力手段に基いて査定した内装の現
    況による査定額と該査定対象車と同一の車種タイプが当
    該査定対象車と同一の期間経過したときの標準的な走行
    距離との多少に基づき1km当りの評価額によって決定さ
    れる加減算額に基づく走行距離実績額を加算すると共に
    車検の期間が残存する場合に1月当りの加算額に基づく
    車検残存期間加算額を加算して確定査定価格を確定する
    確定査定価格演算手段と,によって構成してなる中古車
    の評価査定の処理装置。
  17. 【請求項17】 予め記憶されている多数の製造メーカ
    ーの中から査定対象車の製造メーカーを選定する製造メ
    ーカー選定手段と,査定対象車の初年度登録年月日、車
    検満了年月日、排気量を入力する初年度登録等入力手段
    と,前記製造メーカー選定手段において選定した製造メ
    ーカーと、前記初年度登録等入力手段によって入力した
    初年度登録年月日・排気量に基づいて、予め記憶されて
    いる初年度登録年月日に発売された該製造メーカーの車
    種タイプの中から査定対象車の車種タイプを選定する車
    種タイプ選定手段と,査定対象車の現在の総走行距離を
    入力する走行距離入力手段と,前記車種タイプ選定手段
    によって選定した査定対象車の車種タイプに基づいて、
    予め記憶されている当該車種タイプに存在する複数のグ
    レードの中から査定対象車のグレードを選定するグレー
    ド選定手段と,前記初年度登録等入力手段によって入力
    した初年度登録年月日から予め記憶されている該初年度
    登録年月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モ
    デルの車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定
    対象車の発売期間を選定する発売期間選定手段と,前記
    発売期間選定手段によって選定された発売期間に基づい
    て、予め記憶されている複数のボディカラーの中から当
    該査定対象車のボディカラーを選定するボディカラー選
    定手段と,前記査定対象車の機関・足回りの現況の変化
    による加減算額を入力する機関・足回り加減算額入力手
    段と,前記査定対象車の車種タイプ、グレード及びボデ
    ィーカラーに基づいて選定された年式別にそれぞれ査定
    された予め記憶されている複数の基本査定価格の中から
    当該査定対象車の年式の基本査定価格を選択し、該基本
    査定価格に、前記機関・足回り加減算額入力手段に基い
    て査定した機関・足回りの現況による査定額と該査定対
    象車と同一の車種タイプが当該査定対象車と同一の期間
    経過したときの標準的な走行距離との多少に基づき1km
    当りの評価額によって決定される加減算額に基づく走行
    距離実績額を加算すると共に車検の期間が残存する場合
    に1月当りの加算額に基づく車検残存期間加算額を加算
    して確定査定価格を確定する確定査定価格演算手段と,
    によって構成してなる中古車の評価査定の処理装置。
  18. 【請求項18】 予め記憶されている多数の製造メーカ
    ーの中から査定対象車の製造メーカーを選定する製造メ
    ーカー選定手段と,査定対象車の初年度登録年月日、車
    検満了年月日、排気量を入力する初年度登録等入力手段
    と,前記製造メーカー選定手段において選定した製造メ
    ーカーと、前記初年度登録等入力手段によって入力した
    初年度登録年月日・排気量に基づいて、予め記憶されて
    いる初年度登録年月日に発売された該製造メーカーの車
    種タイプの中から査定対象車の車種タイプを選定する車
    種タイプ選定手段と,査定対象車の現在の総走行距離を
    入力する走行距離入力手段と,前記車種タイプ選定手段
    によって選定した査定対象車の車種タイプに基づいて、
    予め記憶されている当該車種タイプに存在する複数のグ
    レードの中から査定対象車のグレードを選定するグレー
    ド選定手段と,前記初年度登録等入力手段によって入力
    した初年度登録年月日から予め記憶されている該初年度
    登録年月日当時販売されていた当該査定対象車と同一モ
    デルの車種の1又は2以上の発売期間の中から当該査定
    対象車の発売期間を選定する発売期間選定手段と,前記
    発売期間選定手段によって選定された発売期間に基づい
    て、予め記憶されている複数のボディカラーの中から当
    該査定対象車のボディカラーを選定するボディカラー選
    定手段と,前記査定対象車の外装の現況の変化による加
    減算額を入力する外装査定額入力手段と,前記査定対象
    車の内装の現況の変化による加減算額を入力する内装査
    定額入力手段と,前記査定対象車の電装品の現況の変化
    による加減算額を入力する電装品加減算額入力手段と,
    前記査定対象車の機関・足回りの現況の変化による加減
    算額を入力する機関・足回り加減算額入力手段と,前記
    査定対象車の車種タイプ、グレード及びボディーカラー
    に基づいて選定された年式別にそれぞれ査定された予め
    記憶されている複数の基本査定価格の中から当該査定対
    象車の年式の基本査定価格を選択し、該基本査定価格
    に、前記外装査定額入力手段に基いて査定した外装の現
    況による査定額と、前記内装査定額入力手段に基いて査
    定した内装の現況による査定額と、前記電装品加減算額
    入力手段に基いて査定した内装の現況による査定額と、
    前記機関・足回り加減算額入力手段に基いて査定した機
    関・足回りの現況による査定額と、前記査定対象車と同
    一の車種タイプが当該査定対象車と同一の期間経過した
    ときの標準的な走行距離との多少に基づき1km当りの評
    価額によって決定される加減算額に基づく走行距離実績
    額とを加算すると共に車検の期間が残存する場合に1月
    当りの加算額に基づく車検残存期間加算額を加算して確
    定査定価格を確定する確定査定価格演算手段と,によっ
    て構成してなる中古車の評価査定の処理装置。
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