JPH10258978A - エレベータの窓ガラス清掃装置 - Google Patents
エレベータの窓ガラス清掃装置Info
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- JPH10258978A JPH10258978A JP6334097A JP6334097A JPH10258978A JP H10258978 A JPH10258978 A JP H10258978A JP 6334097 A JP6334097 A JP 6334097A JP 6334097 A JP6334097 A JP 6334097A JP H10258978 A JPH10258978 A JP H10258978A
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Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、戸体の開閉動作に連動して自動
的に窓ガラスを清掃できるエレベータの窓ガラス清掃装
置を得る。 【解決手段】 清掃具7が、そのブラシを窓ガラス3の
裏面3aに接しながら上下移動可能に取り付けられてい
る。戸体1の上部に駆動プーリ11が水平軸回りに回転
可能に取り付けられている。1:1連動ロープ12が、
一端を清掃具7に固定され、駆動プーリ11に掛け渡さ
れて、他端を連結具13で乗り場扉装置本体6の戸体1
の開方向端部に固定されている。そこで、戸体1の開閉
動作に連動して1:1連動ロープ12が走行し、清掃具
7が上下移動して、窓ガラス3の裏面3aが清掃され
る。
的に窓ガラスを清掃できるエレベータの窓ガラス清掃装
置を得る。 【解決手段】 清掃具7が、そのブラシを窓ガラス3の
裏面3aに接しながら上下移動可能に取り付けられてい
る。戸体1の上部に駆動プーリ11が水平軸回りに回転
可能に取り付けられている。1:1連動ロープ12が、
一端を清掃具7に固定され、駆動プーリ11に掛け渡さ
れて、他端を連結具13で乗り場扉装置本体6の戸体1
の開方向端部に固定されている。そこで、戸体1の開閉
動作に連動して1:1連動ロープ12が走行し、清掃具
7が上下移動して、窓ガラス3の裏面3aが清掃され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータの窓
ガラスを清掃する窓ガラス清掃装置に関するものであ
る。
ガラスを清掃する窓ガラス清掃装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のエレベータの窓ガラスの
清掃方法を説明する図である。図において、1はエレベ
ータの乗り場の戸体、2はこの戸体1の戸裏面、3は防
犯のために戸体1に設けられた窓ガラス、3aはガラス
裏面、4は窓ガラス3を戸体1に取り付ける押え金、5
は作業員が清掃に用いる清掃ウエスである。
清掃方法を説明する図である。図において、1はエレベ
ータの乗り場の戸体、2はこの戸体1の戸裏面、3は防
犯のために戸体1に設けられた窓ガラス、3aはガラス
裏面、4は窓ガラス3を戸体1に取り付ける押え金、5
は作業員が清掃に用いる清掃ウエスである。
【0003】つぎに、従来のエレベータの窓ガラスの清
掃方法について説明する。作業員は、エレベータに乗り
込み、ガラス裏面3aを清掃できる位置までエレベータ
を点検運転する。そして、エレベータを停止させ、かご
の扉(図示せず)を開けて、清掃ウエス5でガラス裏面
3aの汚れを清掃する。ついで、かごの扉を閉じ、次の
階までエレベータを点検運転し、同様にしてガラス裏面
3aの汚れを清掃する。このようにして、全階の窓ガラ
ス3の清掃を行っている。
掃方法について説明する。作業員は、エレベータに乗り
込み、ガラス裏面3aを清掃できる位置までエレベータ
を点検運転する。そして、エレベータを停止させ、かご
の扉(図示せず)を開けて、清掃ウエス5でガラス裏面
3aの汚れを清掃する。ついで、かごの扉を閉じ、次の
階までエレベータを点検運転し、同様にしてガラス裏面
3aの汚れを清掃する。このようにして、全階の窓ガラ
ス3の清掃を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータの窓
ガラスの清掃作業は以上のように、作業員がエレベータ
に乗り込み、エレベータを点検運転により各階毎に停止
させ、昇降路側からガラス裏面3aを清掃ウエス5を用
いて清掃しているので、全階のガラス清掃に多大な時間
および労力を要するという課題があった。また、ガラス
3の内外で温度差があると、ガラス3表面に曇りが発生
することがある。このようなガラス3表面に曇りが発生
した場合、その都度多大な作業時間を要する清掃作業を
実施することが困難であり、自然乾燥による曇りの解消
を待つしかなかった。
ガラスの清掃作業は以上のように、作業員がエレベータ
に乗り込み、エレベータを点検運転により各階毎に停止
させ、昇降路側からガラス裏面3aを清掃ウエス5を用
いて清掃しているので、全階のガラス清掃に多大な時間
および労力を要するという課題があった。また、ガラス
3の内外で温度差があると、ガラス3表面に曇りが発生
することがある。このようなガラス3表面に曇りが発生
した場合、その都度多大な作業時間を要する清掃作業を
実施することが困難であり、自然乾燥による曇りの解消
を待つしかなかった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、エレベータの戸体の開閉動作を
利用して窓ガラスを自動的に清掃できる窓ガラス清掃装
置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、エレベータの戸体の開閉動作を
利用して窓ガラスを自動的に清掃できる窓ガラス清掃装
置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タの窓ガラス清掃装置は、清掃部材が保持板の一面に設
けられ、該清掃部材を乗り場側の戸体の窓ガラスの裏面
に接触可能に配設された清掃具を有し、該戸体の開閉動
作に連動して該清掃具と該窓ガラスとを相対的に移動さ
せ、該窓ガラスを清掃するようにしたものである。
タの窓ガラス清掃装置は、清掃部材が保持板の一面に設
けられ、該清掃部材を乗り場側の戸体の窓ガラスの裏面
に接触可能に配設された清掃具を有し、該戸体の開閉動
作に連動して該清掃具と該窓ガラスとを相対的に移動さ
せ、該窓ガラスを清掃するようにしたものである。
【0007】また、一対のガイド部材が戸体に窓ガラス
の両側に相対して上下方向に延設され、清掃具が清掃部
材を上記窓ガラスの裏面に接しながら上記一対のガイド
部材に案内されて上下移動可能に取り付けられ、駆動プ
ーリが上記戸体の上記窓ガイドの上部に水平軸回りに取
り付けられ、連動ロープが一端を上記清掃具に固定さ
れ、上記駆動プーリに掛け渡された後、他端を戸袋の上
記戸体の開方向端部側に固定されて配設されており、上
記戸体の開閉動作に連動して上記連動ロープを走行さ
せ、上記清掃部材が上記窓ガラスの裏面に接した状態で
上記清掃具を上下移動させて、上記窓ガラスの清掃を行
うようにしているものである。
の両側に相対して上下方向に延設され、清掃具が清掃部
材を上記窓ガラスの裏面に接しながら上記一対のガイド
部材に案内されて上下移動可能に取り付けられ、駆動プ
ーリが上記戸体の上記窓ガイドの上部に水平軸回りに取
り付けられ、連動ロープが一端を上記清掃具に固定さ
れ、上記駆動プーリに掛け渡された後、他端を戸袋の上
記戸体の開方向端部側に固定されて配設されており、上
記戸体の開閉動作に連動して上記連動ロープを走行さ
せ、上記清掃部材が上記窓ガラスの裏面に接した状態で
上記清掃具を上下移動させて、上記窓ガラスの清掃を行
うようにしているものである。
【0008】また、一対のガイド部材が戸体に窓ガラス
の両側に相対して上下方向に延設され、清掃具が清掃部
材を上記窓ガラスの裏面に接しながら上記一対のガイド
部材に案内されて上下移動可能に取り付けられ、駆動プ
ーリが上記戸体の上記窓ガイドの上部に水平軸回りに取
り付けられ、従動プーリが戸袋の上記戸体の開方向端部
側に配設され、連動ロープが一端を上記清掃具に固定さ
れ、上記駆動プーリに掛け渡された後、上記従動プーリ
に掛け渡されて折り返されて、他端を上記戸体に固定さ
れて配設されており、上記戸体の開閉動作に連動して上
記連動ロープを走行させ、上記清掃部材が上記窓ガラス
の裏面に接した状態で上記清掃具を上下移動させて、上
記窓ガラスの清掃を行うようにしているものである。
の両側に相対して上下方向に延設され、清掃具が清掃部
材を上記窓ガラスの裏面に接しながら上記一対のガイド
部材に案内されて上下移動可能に取り付けられ、駆動プ
ーリが上記戸体の上記窓ガイドの上部に水平軸回りに取
り付けられ、従動プーリが戸袋の上記戸体の開方向端部
側に配設され、連動ロープが一端を上記清掃具に固定さ
れ、上記駆動プーリに掛け渡された後、上記従動プーリ
に掛け渡されて折り返されて、他端を上記戸体に固定さ
れて配設されており、上記戸体の開閉動作に連動して上
記連動ロープを走行させ、上記清掃部材が上記窓ガラス
の裏面に接した状態で上記清掃具を上下移動させて、上
記窓ガラスの清掃を行うようにしているものである。
【0009】また、清掃部材が開閉動作中の戸体の窓ガ
ラスの裏面に接するように清掃具が戸袋内に配設されて
おり、上記戸体の開閉動作に連動して上記窓ガラスを上
記清掃部材に接した状態で移動させて、上記窓ガラスの
清掃を行うようにしているものである。
ラスの裏面に接するように清掃具が戸袋内に配設されて
おり、上記戸体の開閉動作に連動して上記窓ガラスを上
記清掃部材に接した状態で移動させて、上記窓ガラスの
清掃を行うようにしているものである。
【0010】また、清掃具は、清掃部材が全開状態の戸
体の窓ガラスに対して戸開方向の位置である非清掃位置
と、該清掃部材が全開状態の戸体の窓ガラスに対して戸
閉方向の位置で、かつ、全閉状態の戸体の窓ガラスに対
して戸開方向の位置である清掃位置とを移動可能に構成
されているとともに、上記清掃具を上記非清掃位置と上
記清掃位置との間を移動させる清掃具移動手段を備えて
いるものである。
体の窓ガラスに対して戸開方向の位置である非清掃位置
と、該清掃部材が全開状態の戸体の窓ガラスに対して戸
閉方向の位置で、かつ、全閉状態の戸体の窓ガラスに対
して戸開方向の位置である清掃位置とを移動可能に構成
されているとともに、上記清掃具を上記非清掃位置と上
記清掃位置との間を移動させる清掃具移動手段を備えて
いるものである。
【0011】また、戸袋内の窓ガラスの汚れを検出する
汚れ検出手段と、該窓ガラスに洗浄液を噴霧する洗浄液
噴霧手段とを設け、上記汚れ検出手段の検出信号に基づ
いて上記洗浄液噴霧手段を作動させて上記窓ガラスに洗
浄液を噴霧させるようにしたものである。
汚れ検出手段と、該窓ガラスに洗浄液を噴霧する洗浄液
噴霧手段とを設け、上記汚れ検出手段の検出信号に基づ
いて上記洗浄液噴霧手段を作動させて上記窓ガラスに洗
浄液を噴霧させるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1および図2はこの発明の実施の形態
1に係る窓ガラス清掃装置の取付状態を示す斜視図およ
び平面図である。図1および図2において、清掃具7
は、矩形の保持板7aとこの保持板7aの一面に設けら
れた清掃部材としてのブラシ7bとから構成されてい
る。このブラシ7bは窓ガラス3の全幅とほぼ等しい長
さに形成されている。また、窓ガイド3の両側端を押さ
える上下方向に延びる押え金9は、保持板7aの両端を
ガイドする形状に構成され、ガイド部材として機能す
る。そして、清掃具7は、保持板7aが押え金9にガイ
ドされて、ブラシ7bがガラス裏面3aを摺動しつつ上
下移動可能に取り付けられている。戸体1の窓ガラス3
の上部で、かつ、窓ガラス3の幅方向の中央に位置する
部位に、駆動プーリ11が水平軸回りに回転自在に取り
付けられている。そして、1:1連動ロープ12が該駆
動プーリ11に掛け渡され、その一端が保持板7aの中
央に連結具14にて固定され、他端が乗り場扉装置の本
体装置6の戸体1開放方向の端部に連結具13にて固定
されている。この時、1:1連動ロープ12は、戸体1
が閉じられている時に、清掃具7が窓ガラス3の上部に
位置し、乗り場側から見えない位置にあり、戸体1が開
けられている時に、清掃具7が窓ガラス3の下端に位置
するような長さに形成されている。
について説明する。 実施の形態1.図1および図2はこの発明の実施の形態
1に係る窓ガラス清掃装置の取付状態を示す斜視図およ
び平面図である。図1および図2において、清掃具7
は、矩形の保持板7aとこの保持板7aの一面に設けら
れた清掃部材としてのブラシ7bとから構成されてい
る。このブラシ7bは窓ガラス3の全幅とほぼ等しい長
さに形成されている。また、窓ガイド3の両側端を押さ
える上下方向に延びる押え金9は、保持板7aの両端を
ガイドする形状に構成され、ガイド部材として機能す
る。そして、清掃具7は、保持板7aが押え金9にガイ
ドされて、ブラシ7bがガラス裏面3aを摺動しつつ上
下移動可能に取り付けられている。戸体1の窓ガラス3
の上部で、かつ、窓ガラス3の幅方向の中央に位置する
部位に、駆動プーリ11が水平軸回りに回転自在に取り
付けられている。そして、1:1連動ロープ12が該駆
動プーリ11に掛け渡され、その一端が保持板7aの中
央に連結具14にて固定され、他端が乗り場扉装置の本
体装置6の戸体1開放方向の端部に連結具13にて固定
されている。この時、1:1連動ロープ12は、戸体1
が閉じられている時に、清掃具7が窓ガラス3の上部に
位置し、乗り場側から見えない位置にあり、戸体1が開
けられている時に、清掃具7が窓ガラス3の下端に位置
するような長さに形成されている。
【0013】つぎに、この実施の形態1の動作について
図3を参照しつつ説明する。駆動プーリ11は戸体1と
ともに移動する。一方、連結具13は乗り場扉装置の本
体装置6に取り付けられていることから、移動しない。
さらに、他端を連結具13に固定された1:1連動ロー
プ12は、駆動プーリ11に掛け渡されて垂下され、一
端を清掃具7に固定されている。そこで、戸体1の移動
量に対して、1:1連動ロープ12の走行量は同じ量と
なる。戸体1が完全に閉じられている時、清掃具7は、
図3中実線で示されるように、窓ガラス3の上部に位置
し、乗り場側から見えない。戸体1が開けられると、戸
体1は図3中左方向に移動し、清掃具7は押え金9に案
内されて戸体1の移動量分下降する。そして、戸体1が
完全に開けられると、図3中一点鎖線で示されるよう
に、清掃具7は押え金9に案内されて窓ガラス3の下端
まで下降する。その後、戸体1が閉じられると、戸体1
の移動に応じて清掃具7は押え金9に案内されて上昇
し、ついには、乗り場側から見えない窓ガラス3の上部
に位置する。この戸体1の開閉動作により、清掃具7は
ブラシ7bがガラス裏面3aを摺動しつつ昇降動作し、
窓ガラス3の清掃が行われる。
図3を参照しつつ説明する。駆動プーリ11は戸体1と
ともに移動する。一方、連結具13は乗り場扉装置の本
体装置6に取り付けられていることから、移動しない。
さらに、他端を連結具13に固定された1:1連動ロー
プ12は、駆動プーリ11に掛け渡されて垂下され、一
端を清掃具7に固定されている。そこで、戸体1の移動
量に対して、1:1連動ロープ12の走行量は同じ量と
なる。戸体1が完全に閉じられている時、清掃具7は、
図3中実線で示されるように、窓ガラス3の上部に位置
し、乗り場側から見えない。戸体1が開けられると、戸
体1は図3中左方向に移動し、清掃具7は押え金9に案
内されて戸体1の移動量分下降する。そして、戸体1が
完全に開けられると、図3中一点鎖線で示されるよう
に、清掃具7は押え金9に案内されて窓ガラス3の下端
まで下降する。その後、戸体1が閉じられると、戸体1
の移動に応じて清掃具7は押え金9に案内されて上昇
し、ついには、乗り場側から見えない窓ガラス3の上部
に位置する。この戸体1の開閉動作により、清掃具7は
ブラシ7bがガラス裏面3aを摺動しつつ昇降動作し、
窓ガラス3の清掃が行われる。
【0014】このように、この実施の形態1によれば、
戸体1の開閉動作により窓ガラス3のガラス裏面3aを
自動的に清掃でき、従来行われていた多大な作業時間お
よび労力を要するガラス清掃作業を廃止することができ
る。また、ガラス3の内外の温度差に起因するガラス3
表面の曇りが発生しても、戸体1の開閉動作によりガラ
ス3の雲りが除去され、常に清浄なガラスを得ることが
できる。
戸体1の開閉動作により窓ガラス3のガラス裏面3aを
自動的に清掃でき、従来行われていた多大な作業時間お
よび労力を要するガラス清掃作業を廃止することができ
る。また、ガラス3の内外の温度差に起因するガラス3
表面の曇りが発生しても、戸体1の開閉動作によりガラ
ス3の雲りが除去され、常に清浄なガラスを得ることが
できる。
【0015】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2に係るガラス清掃装置を中央開きの戸に対して適用
した場合を示す構成図である。図において、中央開きの
戸体1、1には、それぞれ清掃具7が押え金9に案内さ
れて上下移動可能に取り付けられている。そして、各戸
体1の窓ガラス3の上部で、かつ、窓ガラス3の幅方向
の中央に位置する部位に、駆動プーリ11が水平軸回り
に回転自在に取り付けられている。そして、2:1連動
ロープ17が該駆動プーリ11に掛け渡され、その一端
が保持板7aの中央に連結具14にて固定され、他端側
が乗り場扉装置の本体装置6の戸体1開放方向の端部に
水平軸回りに回転自在に取り付けられた従動プーリ16
に掛け渡されて折り返され、他端が駆動プーリ11の取
付部に連動止め具15にて固定されている。この時、
2:1連動ロープ17は、戸体1が閉じられている時
に、清掃具7が窓ガラス3の上部に位置し、乗り場側か
ら見えない位置にあり、戸体1が開けられている時に、
清掃具7が窓ガラス3の下端に位置にあるような長さに
形成されている。
態2に係るガラス清掃装置を中央開きの戸に対して適用
した場合を示す構成図である。図において、中央開きの
戸体1、1には、それぞれ清掃具7が押え金9に案内さ
れて上下移動可能に取り付けられている。そして、各戸
体1の窓ガラス3の上部で、かつ、窓ガラス3の幅方向
の中央に位置する部位に、駆動プーリ11が水平軸回り
に回転自在に取り付けられている。そして、2:1連動
ロープ17が該駆動プーリ11に掛け渡され、その一端
が保持板7aの中央に連結具14にて固定され、他端側
が乗り場扉装置の本体装置6の戸体1開放方向の端部に
水平軸回りに回転自在に取り付けられた従動プーリ16
に掛け渡されて折り返され、他端が駆動プーリ11の取
付部に連動止め具15にて固定されている。この時、
2:1連動ロープ17は、戸体1が閉じられている時
に、清掃具7が窓ガラス3の上部に位置し、乗り場側か
ら見えない位置にあり、戸体1が開けられている時に、
清掃具7が窓ガラス3の下端に位置にあるような長さに
形成されている。
【0016】つぎに、この実施の形態2の動作について
説明する。駆動プーリ11および連動止め具15は戸体
1とともに移動する。一方、従動プーリ16は乗り場扉
装置の本体装置6に取り付けられていることから、移動
しない。さらに、他端を連動止め具15にて固定された
2:1連動ロープ17は、従動プーリ16で折り返さ
れ、駆動プーリ11に掛け渡されて垂下され、一端を清
掃具7に固定されている。そこで、戸体1の移動量に対
して、2:1連動ロープ17の走行量は2倍の量とな
る。各戸体1が完全に閉じられている時、清掃具7は、
それぞれ窓ガラス3の上部に位置し、乗り場側から見え
ない。各戸体1が開けられると、各清掃具7は押え金9
に案内されて戸体1の移動量の2倍の量下降する。そし
て、戸体1が完全に開けられると、清掃具7は押え金9
に案内されて窓ガラス3の下端まで下降する。その後、
戸体1が閉じられると、戸体1の移動に応じて清掃具7
は押え金9に案内されて上昇し、ついには、乗り場側か
ら見えない窓ガラス3の上部に位置する。この戸体1の
開閉動作により、清掃具7はブラシ7bがガラス裏面3
aを摺動しつつ昇降動作し、窓ガラス3の清掃が行われ
る。
説明する。駆動プーリ11および連動止め具15は戸体
1とともに移動する。一方、従動プーリ16は乗り場扉
装置の本体装置6に取り付けられていることから、移動
しない。さらに、他端を連動止め具15にて固定された
2:1連動ロープ17は、従動プーリ16で折り返さ
れ、駆動プーリ11に掛け渡されて垂下され、一端を清
掃具7に固定されている。そこで、戸体1の移動量に対
して、2:1連動ロープ17の走行量は2倍の量とな
る。各戸体1が完全に閉じられている時、清掃具7は、
それぞれ窓ガラス3の上部に位置し、乗り場側から見え
ない。各戸体1が開けられると、各清掃具7は押え金9
に案内されて戸体1の移動量の2倍の量下降する。そし
て、戸体1が完全に開けられると、清掃具7は押え金9
に案内されて窓ガラス3の下端まで下降する。その後、
戸体1が閉じられると、戸体1の移動に応じて清掃具7
は押え金9に案内されて上昇し、ついには、乗り場側か
ら見えない窓ガラス3の上部に位置する。この戸体1の
開閉動作により、清掃具7はブラシ7bがガラス裏面3
aを摺動しつつ昇降動作し、窓ガラス3の清掃が行われ
る。
【0017】このように、この実施の形態2では、乗り
場扉装置の本体装置6に従動プーリ16を設け、2:1
連動ロープ17を該従動プーリ16で折り返しているの
で、戸体1の開閉移動量に対して清掃具7の昇降量を2
倍に採ることができ、開閉時の移動量が少ない中央開き
戸体1の窓ガラス3の清掃にも、適用することができ
る。
場扉装置の本体装置6に従動プーリ16を設け、2:1
連動ロープ17を該従動プーリ16で折り返しているの
で、戸体1の開閉移動量に対して清掃具7の昇降量を2
倍に採ることができ、開閉時の移動量が少ない中央開き
戸体1の窓ガラス3の清掃にも、適用することができ
る。
【0018】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3に係るガラス清掃装置を片開きの2枚戸に対して適
用した場合を示す構成図である。図において、片開きの
2枚戸を構成する戸体1、1には、それぞれ清掃具7が
押え金9に案内されて上下移動可能に取り付けられてい
る。そして、各戸体1の窓ガラス3の上部で、かつ、窓
ガラス3の幅方向の中央に位置する部位に、駆動プーリ
11が水平軸回りに回転自在に取り付けられている。そ
して、移動量の大きい戸体1には、1:1連動ロープ1
2を用い、移動量の小さい戸体1には、2:1連動ロー
プ17を用いている。すなわち、移動量の大きい戸体1
(図5中右側の戸体)では、戸体1の窓ガラス3の上部
で、かつ、窓ガラス3の幅方向の中央に位置する部位
に、駆動プーリ11が水平軸回りに回転自在に取り付け
られている。そして、1:1連動ロープ12が該駆動プ
ーリ11に掛け渡され、その一端が保持板7aの中央に
連結具14にて固定され、他端が乗り場扉装置の本体装
置6の戸体1開放方向の端部に連結具13にて固定され
ている。一方、運動量の小さい戸体1(図5中左側の戸
体)では、2:1連動ロープ17が該駆動プーリ11に
掛け渡され、その一端が保持板7aの中央に連結具14
にて固定され、他端側が乗り場扉装置の本体装置6の戸
体1開放方向の端部に水平軸回りに回転自在に取り付け
られた従動プーリ16に掛け渡されて折り返され、他端
が駆動プーリ11の取付部に連動止め具15にて固定さ
れている。
態3に係るガラス清掃装置を片開きの2枚戸に対して適
用した場合を示す構成図である。図において、片開きの
2枚戸を構成する戸体1、1には、それぞれ清掃具7が
押え金9に案内されて上下移動可能に取り付けられてい
る。そして、各戸体1の窓ガラス3の上部で、かつ、窓
ガラス3の幅方向の中央に位置する部位に、駆動プーリ
11が水平軸回りに回転自在に取り付けられている。そ
して、移動量の大きい戸体1には、1:1連動ロープ1
2を用い、移動量の小さい戸体1には、2:1連動ロー
プ17を用いている。すなわち、移動量の大きい戸体1
(図5中右側の戸体)では、戸体1の窓ガラス3の上部
で、かつ、窓ガラス3の幅方向の中央に位置する部位
に、駆動プーリ11が水平軸回りに回転自在に取り付け
られている。そして、1:1連動ロープ12が該駆動プ
ーリ11に掛け渡され、その一端が保持板7aの中央に
連結具14にて固定され、他端が乗り場扉装置の本体装
置6の戸体1開放方向の端部に連結具13にて固定され
ている。一方、運動量の小さい戸体1(図5中左側の戸
体)では、2:1連動ロープ17が該駆動プーリ11に
掛け渡され、その一端が保持板7aの中央に連結具14
にて固定され、他端側が乗り場扉装置の本体装置6の戸
体1開放方向の端部に水平軸回りに回転自在に取り付け
られた従動プーリ16に掛け渡されて折り返され、他端
が駆動プーリ11の取付部に連動止め具15にて固定さ
れている。
【0019】つぎに、この実施の形態3の動作について
説明する。各戸体1が完全に閉じられている時、清掃具
7は、それぞれ窓ガラス3の上部に位置し、乗り場側か
ら見えない。戸体1が開けられると、移動量の小さい戸
体1の清掃具7は押え金9に案内されて戸体1の移動量
の2倍の量下降する。一方、移動量の大きい戸体1の清
掃具7は押え金9に案内されて戸体1の移動量分下降す
る。そして、各戸体1が完全に開けられると、各清掃具
7は押え金9に案内されてそれぞれ窓ガラス3の下端ま
で下降する。その後、戸体1が閉じられると、戸体1の
移動に応じて清掃具7は押え金9に案内されて上昇し、
ついには、乗り場側から見えない窓ガラス3の上部に位
置する。この戸体1の開閉動作により、清掃具7はブラ
シ7bがガラス裏面3aを摺動しつつ昇降動作し、窓ガ
ラス3の清掃が行われる。
説明する。各戸体1が完全に閉じられている時、清掃具
7は、それぞれ窓ガラス3の上部に位置し、乗り場側か
ら見えない。戸体1が開けられると、移動量の小さい戸
体1の清掃具7は押え金9に案内されて戸体1の移動量
の2倍の量下降する。一方、移動量の大きい戸体1の清
掃具7は押え金9に案内されて戸体1の移動量分下降す
る。そして、各戸体1が完全に開けられると、各清掃具
7は押え金9に案内されてそれぞれ窓ガラス3の下端ま
で下降する。その後、戸体1が閉じられると、戸体1の
移動に応じて清掃具7は押え金9に案内されて上昇し、
ついには、乗り場側から見えない窓ガラス3の上部に位
置する。この戸体1の開閉動作により、清掃具7はブラ
シ7bがガラス裏面3aを摺動しつつ昇降動作し、窓ガ
ラス3の清掃が行われる。
【0020】このように、この実施の形態3では、移動
量の大きい戸体1の清掃具7には1:1連動ロープ12
を用い、移動量の小さい戸体1の清掃具7には2:1連
動ロープ12を用いているので、移動量の異なる片開き
2枚戸の窓ガラス3の清掃にも、適用することができ
る。
量の大きい戸体1の清掃具7には1:1連動ロープ12
を用い、移動量の小さい戸体1の清掃具7には2:1連
動ロープ12を用いているので、移動量の異なる片開き
2枚戸の窓ガラス3の清掃にも、適用することができ
る。
【0021】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4に係る窓ガラス清掃装置の取付状態を示す正面図で
ある。図において、滑車18が乗り場扉装置の本体装置
6の戸体1開放方向の端部に水平軸回りに回転可能に取
り付けられている。そして、1:1連動ロープ12が駆
動プーリ11および滑車18に掛け渡され、その一端が
保持板7aの中央に連結具14にて固定され、他端に重
り20が固定されている。さらに、滑車18の近傍にス
トッパ19が取り付けられている。なお、他の構成は、
上記実施の形態1と同様に構成されている。
態4に係る窓ガラス清掃装置の取付状態を示す正面図で
ある。図において、滑車18が乗り場扉装置の本体装置
6の戸体1開放方向の端部に水平軸回りに回転可能に取
り付けられている。そして、1:1連動ロープ12が駆
動プーリ11および滑車18に掛け渡され、その一端が
保持板7aの中央に連結具14にて固定され、他端に重
り20が固定されている。さらに、滑車18の近傍にス
トッパ19が取り付けられている。なお、他の構成は、
上記実施の形態1と同様に構成されている。
【0022】この実施の形態4によれば、重り20によ
り1:1連動ロープ12に張力が加えられている。そこ
で、清掃具7が押え金9に案内されて昇降移動する際
に、何らかの原因で引っ掛かっても、1:1連動ロープ
12には撓みが発生せず、清掃具7の昇降動作がスムー
ズに行われる。なお、重り20がストッパ19に当た
り、清掃具7の過度の下降が阻止される。
り1:1連動ロープ12に張力が加えられている。そこ
で、清掃具7が押え金9に案内されて昇降移動する際
に、何らかの原因で引っ掛かっても、1:1連動ロープ
12には撓みが発生せず、清掃具7の昇降動作がスムー
ズに行われる。なお、重り20がストッパ19に当た
り、清掃具7の過度の下降が阻止される。
【0023】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5に係る窓ガラス清掃装置の取付状態を示す正面図で
ある。図において、滑車18が乗り場扉装置の本体装置
6の戸体1開放方向の端部に水平軸回りに回転可能に取
り付けられている。そして、2:1連動ロープ17の折
り返し部に動滑車21が装着されている。また、ロープ
8が滑車18に架け渡され、その一端に動滑車21が固
定され、他端に重り20が固定されている。さらに、滑
車18の近傍にストッパ19が取り付けられている。な
お、他の構成は、上記実施の形態2と同様に構成されて
いる。また、動滑車21は従動プーリとして機能する。
態5に係る窓ガラス清掃装置の取付状態を示す正面図で
ある。図において、滑車18が乗り場扉装置の本体装置
6の戸体1開放方向の端部に水平軸回りに回転可能に取
り付けられている。そして、2:1連動ロープ17の折
り返し部に動滑車21が装着されている。また、ロープ
8が滑車18に架け渡され、その一端に動滑車21が固
定され、他端に重り20が固定されている。さらに、滑
車18の近傍にストッパ19が取り付けられている。な
お、他の構成は、上記実施の形態2と同様に構成されて
いる。また、動滑車21は従動プーリとして機能する。
【0024】この実施の形態5によれば、重り20によ
りロープ8を介して2:1連動ロープ17に張力が加え
られている。そこで、清掃具7が押え金9に案内されて
昇降移動する際に、何らかの原因で引っ掛かっても、
2:1連動ロープ17には撓みが発生せず、清掃具7の
昇降動作がスムーズに行われる。なお、重り20がスト
ッパ19に当たり、清掃具7の過度の下降が阻止され
る。
りロープ8を介して2:1連動ロープ17に張力が加え
られている。そこで、清掃具7が押え金9に案内されて
昇降移動する際に、何らかの原因で引っ掛かっても、
2:1連動ロープ17には撓みが発生せず、清掃具7の
昇降動作がスムーズに行われる。なお、重り20がスト
ッパ19に当たり、清掃具7の過度の下降が阻止され
る。
【0025】実施の形態6.図8はこの発明の実施の形
態6に係る窓ガラス清掃装置の取付状態を示す正面図で
ある。図において、ガイド部材としての一対のガイドレ
ール22、22が窓ガラス3の両側に上下方向に延設さ
れている。このガイドレール22は、清掃具7の昇降移
動を案内するもので、窓ガラス3の上下方向長さより長
く構成されている。なお、他の構成は、上記実施の形態
1と同様に構成されている。
態6に係る窓ガラス清掃装置の取付状態を示す正面図で
ある。図において、ガイド部材としての一対のガイドレ
ール22、22が窓ガラス3の両側に上下方向に延設さ
れている。このガイドレール22は、清掃具7の昇降移
動を案内するもので、窓ガラス3の上下方向長さより長
く構成されている。なお、他の構成は、上記実施の形態
1と同様に構成されている。
【0026】この実施の形態6によれば、清掃具7が一
対のガイドレール22、22に案内されて、窓ガラス3
の上下の端部を越えて昇降移動できる。そこで、窓ガラ
ス3の全面を確実に清掃できるとともに、清掃していな
い時に清掃具7が外部から見えることが確実に防止され
る。
対のガイドレール22、22に案内されて、窓ガラス3
の上下の端部を越えて昇降移動できる。そこで、窓ガラ
ス3の全面を確実に清掃できるとともに、清掃していな
い時に清掃具7が外部から見えることが確実に防止され
る。
【0027】実施の形態7.図9はこの発明の実施の形
態7に係る窓ガラス清掃装置の取付状態を示す正面図で
ある。この実施の形態7では、清掃具7が、保持具23
に支持されて戸袋内に設けられている。そして、清掃具
7は、ブラシ7bが、全開状態の戸体1の窓ガラス3に
対して戸閉方向にあり、かつ、全閉状態の戸体1の窓ガ
ラス3に対して戸開方向にある位置に固定されている。
そこで、戸体1は、窓ガラス3の裏面3aが清掃具7の
ブラシ7bに摺動しつつ開閉動作するようになってい
る。従って、この実施の形態7によれば、戸体1の開閉
動作時に、窓ガラス3の裏面3aが清掃具7のブラシ7
bに接しながら移動する。そして、戸体1の1回の開閉
動作により、窓ガラス3の裏面3aがブラシ7bで1往
復されるので、自動的に窓ガラス3の清掃が行われる。
また、清掃具7が戸袋内に納められているので、外部か
ら見えないようになっている。
態7に係る窓ガラス清掃装置の取付状態を示す正面図で
ある。この実施の形態7では、清掃具7が、保持具23
に支持されて戸袋内に設けられている。そして、清掃具
7は、ブラシ7bが、全開状態の戸体1の窓ガラス3に
対して戸閉方向にあり、かつ、全閉状態の戸体1の窓ガ
ラス3に対して戸開方向にある位置に固定されている。
そこで、戸体1は、窓ガラス3の裏面3aが清掃具7の
ブラシ7bに摺動しつつ開閉動作するようになってい
る。従って、この実施の形態7によれば、戸体1の開閉
動作時に、窓ガラス3の裏面3aが清掃具7のブラシ7
bに接しながら移動する。そして、戸体1の1回の開閉
動作により、窓ガラス3の裏面3aがブラシ7bで1往
復されるので、自動的に窓ガラス3の清掃が行われる。
また、清掃具7が戸袋内に納められているので、外部か
ら見えないようになっている。
【0028】実施の形態8.図10はこの発明の実施の
形態8に係る窓ガラス清掃装置の取付状態を示す正面図
である。上記実施の形態7では、清掃具7が固定されて
いるものとしているが、この実施の形態8では、清掃具
7が非清掃位置と清掃位置との間を移動可能に構成され
ているものである。図10において、清掃具7は、電磁
コイル24の作動により出没自在に構成されたプランジ
ャ25に連結されている。そして、清掃具7は、ブラシ
7bが全開状態の戸体1の窓ガラス3に対して戸開方向
の位置である非清掃位置Aと、該ブラシ7bが全開状態
の戸体1の窓ガラス3に対して戸閉方向の位置で、か
つ、全閉状態の戸体1aの窓ガラス3に対して戸開方向
の位置である清掃位置Bとを移動可能に構成されてい
る。また、清掃具7は、戻しバネ26の付勢力により、
電磁コイル24への給電が停止されているときに、戻し
バネ26の付勢力により、非清掃位置Aに位置してい
る。なお、電磁コイル24、プランジャ25および戻し
バネ26により清掃具移動手段が構成されている。
形態8に係る窓ガラス清掃装置の取付状態を示す正面図
である。上記実施の形態7では、清掃具7が固定されて
いるものとしているが、この実施の形態8では、清掃具
7が非清掃位置と清掃位置との間を移動可能に構成され
ているものである。図10において、清掃具7は、電磁
コイル24の作動により出没自在に構成されたプランジ
ャ25に連結されている。そして、清掃具7は、ブラシ
7bが全開状態の戸体1の窓ガラス3に対して戸開方向
の位置である非清掃位置Aと、該ブラシ7bが全開状態
の戸体1の窓ガラス3に対して戸閉方向の位置で、か
つ、全閉状態の戸体1aの窓ガラス3に対して戸開方向
の位置である清掃位置Bとを移動可能に構成されてい
る。また、清掃具7は、戻しバネ26の付勢力により、
電磁コイル24への給電が停止されているときに、戻し
バネ26の付勢力により、非清掃位置Aに位置してい
る。なお、電磁コイル24、プランジャ25および戻し
バネ26により清掃具移動手段が構成されている。
【0029】この実施の形態8では、通常電磁コイル2
4への給電が停止されており、清掃具7は非清掃位置A
にある。そこで、戸体1が開閉されても、清掃具7によ
る窓ガラス3の清掃は行われない。また、作業員が出向
き、窓ガラス3が汚れていると、制御装置(図示せず)
を操作して電磁コイル24への給電を行う。そこで、電
磁コイル24の吸引によりプランジャ25が延出し、清
掃具7が清掃位置Bに位置される。そして、戸体1が開
閉されると、窓ガラス3の裏面3aが清掃具7のブラシ
7bに接しながら移動する。そして、戸体1の1回の開
閉動作により、窓ガラス3の裏面3aがブラシ7bで1
往復されて、自動的に窓ガラス3の清掃が行われる。窓
ガラス3の清掃が終われば、電磁コイル24への給電を
停止し、清掃具7を非清掃位置Aに戻す。
4への給電が停止されており、清掃具7は非清掃位置A
にある。そこで、戸体1が開閉されても、清掃具7によ
る窓ガラス3の清掃は行われない。また、作業員が出向
き、窓ガラス3が汚れていると、制御装置(図示せず)
を操作して電磁コイル24への給電を行う。そこで、電
磁コイル24の吸引によりプランジャ25が延出し、清
掃具7が清掃位置Bに位置される。そして、戸体1が開
閉されると、窓ガラス3の裏面3aが清掃具7のブラシ
7bに接しながら移動する。そして、戸体1の1回の開
閉動作により、窓ガラス3の裏面3aがブラシ7bで1
往復されて、自動的に窓ガラス3の清掃が行われる。窓
ガラス3の清掃が終われば、電磁コイル24への給電を
停止し、清掃具7を非清掃位置Aに戻す。
【0030】従って、この実施の形態8によれば、窓ガ
ラス3の汚れがひどい時のみ、清掃具7による窓ガラス
3の清掃を行うようにできるので、ブラシ7bの摩耗を
抑え、清掃具7の長寿命化が図れる。また、上記各実施
の形態においては、戸体1の開閉の都度窓ガラス3と清
掃具7との摺動音が発生していたが、この実施の形態8
では、該摺動音の発生頻度を極めて少なくできる。
ラス3の汚れがひどい時のみ、清掃具7による窓ガラス
3の清掃を行うようにできるので、ブラシ7bの摩耗を
抑え、清掃具7の長寿命化が図れる。また、上記各実施
の形態においては、戸体1の開閉の都度窓ガラス3と清
掃具7との摺動音が発生していたが、この実施の形態8
では、該摺動音の発生頻度を極めて少なくできる。
【0031】実施の形態9.上記実施の形態8では、制
御装置を操作して窓ガラス3が汚れている時に清掃具7
を清掃位置Bに位置させて窓ガラス3の清掃を行うもの
としているが、この実施の形態9では、制御装置にタイ
マ回路を設け、電磁コイル24への給電を定期的に行わ
せて、窓ガラス3の清掃を定期的に行うものとし、同様
の効果が得られる。
御装置を操作して窓ガラス3が汚れている時に清掃具7
を清掃位置Bに位置させて窓ガラス3の清掃を行うもの
としているが、この実施の形態9では、制御装置にタイ
マ回路を設け、電磁コイル24への給電を定期的に行わ
せて、窓ガラス3の清掃を定期的に行うものとし、同様
の効果が得られる。
【0032】実施の形態10.図11はこの発明の実施
の形態10に係る窓ガラス清掃装置を示す上面図であ
る。図において、汚れ検出手段としての光センサ28が
三方枠31の戸袋内に配設されている。この光センサ2
8は、戸体1が戸袋内に納められている時の窓ガラス3
を挟むように配置された発光素子28aと受光素子28
bとから構成されている。また、噴射ノズル29が窓ガ
ラス3の裏面3aに相対するように配設されている。そ
して、ポンプ30によりこの噴射ノズル29から洗浄液
が噴霧されるようになっている。ここで、受光素子28
bの検出信号が制御装置(図示せず)に出力され、ポン
プ30および電磁コイル24の作動を制御するようにな
っている。また、噴射ノズル29およびポンプ30から
洗浄液噴霧手段が構成されている。なお、他の構成は上
記実施の形態8と同様に構成されている。
の形態10に係る窓ガラス清掃装置を示す上面図であ
る。図において、汚れ検出手段としての光センサ28が
三方枠31の戸袋内に配設されている。この光センサ2
8は、戸体1が戸袋内に納められている時の窓ガラス3
を挟むように配置された発光素子28aと受光素子28
bとから構成されている。また、噴射ノズル29が窓ガ
ラス3の裏面3aに相対するように配設されている。そ
して、ポンプ30によりこの噴射ノズル29から洗浄液
が噴霧されるようになっている。ここで、受光素子28
bの検出信号が制御装置(図示せず)に出力され、ポン
プ30および電磁コイル24の作動を制御するようにな
っている。また、噴射ノズル29およびポンプ30から
洗浄液噴霧手段が構成されている。なお、他の構成は上
記実施の形態8と同様に構成されている。
【0033】この実施の形態10では、通常電磁コイル
24への給電が停止されており、清掃具7は非清掃位置
Aにある。そこで、戸体1が開閉されても、清掃具7に
よる窓ガラス3の清掃は行われない。そして、戸体1が
開閉動作する都度、発光素子28aから光が出射され、
受光素子28bで該出射光を検出している。この受光素
子28bの検出信号が所定レベルに達しないと、制御装
置は窓ガラス3に汚れがあると認識し、電磁コイル24
への給電を行うとともに、ポンプ30を作動させる。そ
こで、電磁コイル24の吸引によりプランジャ25が延
出し、清掃具7が清掃位置Bに位置される。さらに、噴
射ノズル29から洗浄液が噴射され、洗浄液が窓ガラス
3に噴霧される。そして、戸体1の開閉動作により、窓
ガラス3の裏面3aが清掃具7のブラシ7bに接しなが
ら移動し、窓ガラス3の清掃が行われる。窓ガラス3の
清掃が終われば、電磁コイル24への給電を停止し、清
掃具7を非清掃位置Aに戻す。
24への給電が停止されており、清掃具7は非清掃位置
Aにある。そこで、戸体1が開閉されても、清掃具7に
よる窓ガラス3の清掃は行われない。そして、戸体1が
開閉動作する都度、発光素子28aから光が出射され、
受光素子28bで該出射光を検出している。この受光素
子28bの検出信号が所定レベルに達しないと、制御装
置は窓ガラス3に汚れがあると認識し、電磁コイル24
への給電を行うとともに、ポンプ30を作動させる。そ
こで、電磁コイル24の吸引によりプランジャ25が延
出し、清掃具7が清掃位置Bに位置される。さらに、噴
射ノズル29から洗浄液が噴射され、洗浄液が窓ガラス
3に噴霧される。そして、戸体1の開閉動作により、窓
ガラス3の裏面3aが清掃具7のブラシ7bに接しなが
ら移動し、窓ガラス3の清掃が行われる。窓ガラス3の
清掃が終われば、電磁コイル24への給電を停止し、清
掃具7を非清掃位置Aに戻す。
【0034】従って、この実施の形態10によれば、上
記実施の形態8の効果に加え、洗浄液が窓ガラス3に噴
霧されるので、優れた清掃度が得られる。
記実施の形態8の効果に加え、洗浄液が窓ガラス3に噴
霧されるので、優れた清掃度が得られる。
【0035】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0036】この発明によれば、清掃部材が保持板の一
面に設けられ、該清掃部材を乗り場側の戸体の窓ガラス
の裏面に接触可能に配設された清掃具を有し、該戸体の
開閉動作に連動して該清掃具と該窓ガラスとを相対的に
移動させ、該窓ガラスを清掃するようにしたので、清掃
作業に多大な労力や時間を費やすことなく、戸体の開閉
動作に連動して窓ガラスの清掃が行えるエレベータの窓
ガラス清掃装置が得られる。
面に設けられ、該清掃部材を乗り場側の戸体の窓ガラス
の裏面に接触可能に配設された清掃具を有し、該戸体の
開閉動作に連動して該清掃具と該窓ガラスとを相対的に
移動させ、該窓ガラスを清掃するようにしたので、清掃
作業に多大な労力や時間を費やすことなく、戸体の開閉
動作に連動して窓ガラスの清掃が行えるエレベータの窓
ガラス清掃装置が得られる。
【0037】また、一対のガイド部材が戸体に窓ガラス
の両側に相対して上下方向に延設され、清掃具が清掃部
材を上記窓ガラスの裏面に接しながら上記一対のガイド
部材に案内されて上下移動可能に取り付けられ、駆動プ
ーリが上記戸体の上記窓ガイドの上部に水平軸回りに取
り付けられ、連動ロープが一端を上記清掃具に固定さ
れ、上記駆動プーリに掛け渡された後、他端を戸袋の上
記戸体の開方向端部側に固定されて配設されており、上
記戸体の開閉動作に連動して上記連動ロープを走行さ
せ、上記清掃部材が上記窓ガラスの裏面に接した状態で
上記清掃具を上下移動させて、上記窓ガラスの清掃を行
うようにしているので、片開きの扉のような戸袋の深い
戸体の窓ガラス清掃に適用することができる。
の両側に相対して上下方向に延設され、清掃具が清掃部
材を上記窓ガラスの裏面に接しながら上記一対のガイド
部材に案内されて上下移動可能に取り付けられ、駆動プ
ーリが上記戸体の上記窓ガイドの上部に水平軸回りに取
り付けられ、連動ロープが一端を上記清掃具に固定さ
れ、上記駆動プーリに掛け渡された後、他端を戸袋の上
記戸体の開方向端部側に固定されて配設されており、上
記戸体の開閉動作に連動して上記連動ロープを走行さ
せ、上記清掃部材が上記窓ガラスの裏面に接した状態で
上記清掃具を上下移動させて、上記窓ガラスの清掃を行
うようにしているので、片開きの扉のような戸袋の深い
戸体の窓ガラス清掃に適用することができる。
【0038】また、一対のガイド部材が戸体に窓ガラス
の両側に相対して上下方向に延設され、清掃具が清掃部
材を上記窓ガラスの裏面に接しながら上記一対のガイド
部材に案内されて上下移動可能に取り付けられ、駆動プ
ーリが上記戸体の上記窓ガイドの上部に水平軸回りに取
り付けられ、従動プーリが戸袋の上記戸体の開方向端部
側に配設され、連動ロープが一端を上記清掃具に固定さ
れ、上記駆動プーリに掛け渡された後、上記従動プーリ
に掛け渡されて折り返されて、他端を上記戸体に固定さ
れて配設されており、上記戸体の開閉動作に連動して上
記連動ロープを走行させ、上記清掃部材が上記窓ガラス
の裏面に接した状態で上記清掃具を上下移動させて、上
記窓ガラスの清掃を行うようにしているので、中央開き
の扉のような戸袋の浅い戸体の窓ガラス清掃に適用する
ことができる。
の両側に相対して上下方向に延設され、清掃具が清掃部
材を上記窓ガラスの裏面に接しながら上記一対のガイド
部材に案内されて上下移動可能に取り付けられ、駆動プ
ーリが上記戸体の上記窓ガイドの上部に水平軸回りに取
り付けられ、従動プーリが戸袋の上記戸体の開方向端部
側に配設され、連動ロープが一端を上記清掃具に固定さ
れ、上記駆動プーリに掛け渡された後、上記従動プーリ
に掛け渡されて折り返されて、他端を上記戸体に固定さ
れて配設されており、上記戸体の開閉動作に連動して上
記連動ロープを走行させ、上記清掃部材が上記窓ガラス
の裏面に接した状態で上記清掃具を上下移動させて、上
記窓ガラスの清掃を行うようにしているので、中央開き
の扉のような戸袋の浅い戸体の窓ガラス清掃に適用する
ことができる。
【0039】また、清掃部材が開閉動作中の戸体の窓ガ
ラスの裏面に接するように清掃具が戸袋内に配設されて
おり、上記戸体の開閉動作に連動して上記窓ガラスを上
記清掃部材に接した状態で移動させて、上記窓ガラスの
清掃を行うようにしているので、簡易な構成の清掃装置
が得られる。
ラスの裏面に接するように清掃具が戸袋内に配設されて
おり、上記戸体の開閉動作に連動して上記窓ガラスを上
記清掃部材に接した状態で移動させて、上記窓ガラスの
清掃を行うようにしているので、簡易な構成の清掃装置
が得られる。
【0040】また、清掃具は、清掃部材が全開状態の戸
体の窓ガラスに対して戸開方向の位置である非清掃位置
と、該清掃部材が全開状態の戸体の窓ガラスに対して戸
閉方向の位置で、かつ、全閉状態の戸体の窓ガラスに対
して戸開方向の位置である清掃位置とを移動可能に構成
されているとともに、上記清掃具を上記非清掃位置と上
記清掃位置との間を移動させる清掃具移動手段を備えて
いるので、清掃具の長寿命化が図られる。
体の窓ガラスに対して戸開方向の位置である非清掃位置
と、該清掃部材が全開状態の戸体の窓ガラスに対して戸
閉方向の位置で、かつ、全閉状態の戸体の窓ガラスに対
して戸開方向の位置である清掃位置とを移動可能に構成
されているとともに、上記清掃具を上記非清掃位置と上
記清掃位置との間を移動させる清掃具移動手段を備えて
いるので、清掃具の長寿命化が図られる。
【0041】また、戸袋内の窓ガラスの汚れを検出する
汚れ検出手段と、該窓ガラスに洗浄液を噴霧する洗浄液
噴霧手段とを設け、上記汚れ検出手段の検出信号に基づ
いて上記洗浄液噴霧手段を作動させて上記窓ガラスに洗
浄液を噴霧させるようにしたので、優れた清掃度が得ら
れる。
汚れ検出手段と、該窓ガラスに洗浄液を噴霧する洗浄液
噴霧手段とを設け、上記汚れ検出手段の検出信号に基づ
いて上記洗浄液噴霧手段を作動させて上記窓ガラスに洗
浄液を噴霧させるようにしたので、優れた清掃度が得ら
れる。
【図1】 この発明の実施の形態1に係る窓ガラス清掃
装置の取付状態を示す斜視図である。
装置の取付状態を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る窓ガラス清掃
装置の取付状態を示す平面図である。
装置の取付状態を示す平面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る窓ガラス清掃
装置による清掃方法を説明する図である。
装置による清掃方法を説明する図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係るガラス清掃装
置を中央開きの戸に対して適用した場合を示す構成図で
ある。
置を中央開きの戸に対して適用した場合を示す構成図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態3に係るガラス清掃装
置を片開きの2枚戸に対して適用した場合を示す構成図
である。
置を片開きの2枚戸に対して適用した場合を示す構成図
である。
【図6】 この発明の実施の形態4に係る窓ガラス清掃
装置の取付状態を示す正面図である。
装置の取付状態を示す正面図である。
【図7】 この発明の実施の形態5に係る窓ガラス清掃
装置の取付状態を示す正面図である。
装置の取付状態を示す正面図である。
【図8】 この発明の実施の形態6に係る窓ガラス清掃
装置の取付状態を示す正面図である。
装置の取付状態を示す正面図である。
【図9】 この発明の実施の形態7に係る窓ガラス清掃
装置の取付状態を示す正面図である。
装置の取付状態を示す正面図である。
【図10】 この発明の実施の形態8に係る窓ガラス清
掃装置の取付状態を示す正面図である。
掃装置の取付状態を示す正面図である。
【図11】 この発明の実施の形態10に係る窓ガラス
清掃装置を示す上面図である。
清掃装置を示す上面図である。
【図12】 従来のエレベータの窓ガラス清掃方法を説
明する図である。
明する図である。
1 戸体、3 窓ガラス、3a 窓ガラス裏面、7 清
掃具、7a 保持板、7b ブラシ(清掃部材)、9
押え金(ガイド部材)、11 駆動プーリ、12 1:
1連動ロープ(連動ロープ)、16 従動プーリ、17
2:1連動ロープ(連動ロープ)、22 ガイドレー
ル(ガイド部材)、24 電磁コイル(清掃具移動手
段)、25 プーリ(清掃具移動手段)、26 戻しバ
ネ(清掃移動手段)、28 光センサ(汚れ検出手
段)、29 噴射ノズル(洗浄液噴霧手段)、30 ポ
ンプ(洗浄液噴霧手段)、A 非清掃位置、B 清掃位
置。
掃具、7a 保持板、7b ブラシ(清掃部材)、9
押え金(ガイド部材)、11 駆動プーリ、12 1:
1連動ロープ(連動ロープ)、16 従動プーリ、17
2:1連動ロープ(連動ロープ)、22 ガイドレー
ル(ガイド部材)、24 電磁コイル(清掃具移動手
段)、25 プーリ(清掃具移動手段)、26 戻しバ
ネ(清掃移動手段)、28 光センサ(汚れ検出手
段)、29 噴射ノズル(洗浄液噴霧手段)、30 ポ
ンプ(洗浄液噴霧手段)、A 非清掃位置、B 清掃位
置。
Claims (6)
- 【請求項1】 清掃部材が保持板の一面に設けられ、該
清掃部材を乗り場側の戸体の窓ガラスの裏面に接触可能
に配設された清掃具を有し、該戸体の開閉動作に連動し
て該清掃具と該窓ガラスとを相対的に移動させ、該窓ガ
ラスを清掃するようにしたことを特徴とするエレベータ
の窓ガラス清掃装置。 - 【請求項2】 一対のガイド部材が戸体に窓ガラスの両
側に相対して上下方向に延設され、清掃具が清掃部材を
前記窓ガラスの裏面に接しながら前記一対のガイド部材
に案内されて上下移動可能に取り付けられ、駆動プーリ
が前記戸体の前記窓ガイドの上部に水平軸回りに取り付
けられ、連動ロープが一端を前記清掃具に固定され、前
記駆動プーリに掛け渡された後、他端を戸袋の前記戸体
の開方向端部側に固定されて配設されており、前記戸体
の開閉動作に連動して前記連動ロープを走行させ、前記
清掃部材が前記窓ガラスの裏面に接した状態で前記清掃
具を上下移動させて、前記窓ガラスの清掃を行うように
していることを特徴とする請求項1記載のエレベータの
窓ガラス清掃装置。 - 【請求項3】 一対のガイド部材が戸体に窓ガラスの両
側に相対して上下方向に延設され、清掃具が清掃部材を
前記窓ガラスの裏面に接しながら前記一対のガイド部材
に案内されて上下移動可能に取り付けられ、駆動プーリ
が前記戸体の前記窓ガイドの上部に水平軸回りに取り付
けられ、従動プーリが戸袋の前記戸体の開方向端部側に
配設され、連動ロープが一端を前記清掃具に固定され、
前記駆動プーリに掛け渡された後、前記従動プーリに掛
け渡されて折り返されて、他端を前記戸体に固定されて
配設されており、前記戸体の開閉動作に連動して前記連
動ロープを走行させ、前記清掃部材が前記窓ガラスの裏
面に接した状態で前記清掃具を上下移動させて、前記窓
ガラスの清掃を行うようにしていることを特徴とする請
求項1記載のエレベータの窓ガラス清掃装置。 - 【請求項4】 清掃部材が開閉動作中の戸体の窓ガラス
の裏面に接するように清掃具が戸袋内に配設されてお
り、前記戸体の開閉動作に連動して前記窓ガラスを前記
清掃部材に接した状態で移動させて、前記窓ガラスの清
掃を行うようにしていることを特徴とする請求項1記載
のエレベータの窓ガラス清掃装置。 - 【請求項5】 清掃具は、清掃部材が全開状態の戸体の
窓ガラスに対して戸開方向の位置である非清掃位置と、
該清掃部材が全開状態の戸体の窓ガラスに対して戸閉方
向の位置で、かつ、全閉状態の戸体の窓ガラスに対して
戸開方向の位置である清掃位置とを移動可能に構成され
ているとともに、前記清掃具を前記非清掃位置と前記清
掃位置との間を移動させる清掃具移動手段を備えている
ことを特徴とする請求項4記載のエレベータの窓ガラス
清掃装置。 - 【請求項6】 戸袋内の窓ガラスの汚れを検出する汚れ
検出手段と、該窓ガラスに洗浄液を噴霧する洗浄液噴霧
手段とを設け、前記汚れ検出手段の検出信号に基づいて
前記洗浄液噴霧手段を作動させて前記窓ガラスに洗浄液
を噴霧させるようにした請求項4または請求項5記載の
エレベータの窓ガラス清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6334097A JPH10258978A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | エレベータの窓ガラス清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6334097A JPH10258978A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | エレベータの窓ガラス清掃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10258978A true JPH10258978A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13226421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6334097A Pending JPH10258978A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | エレベータの窓ガラス清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10258978A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103523621A (zh) * | 2012-07-06 | 2014-01-22 | 株式会社日立建筑系统 | 电梯清扫用控制装置 |
CN105438946A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-03-30 | 朗格尔电梯有限公司 | 一种电梯层门结构 |
CN105480821A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-04-13 | 朗格尔电梯有限公司 | 一种环保电梯 |
CN109368459A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-02-22 | 广东亚太西奥电梯有限公司 | 一种升降电梯及其电梯门锁回路 |
-
1997
- 1997-03-17 JP JP6334097A patent/JPH10258978A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103523621A (zh) * | 2012-07-06 | 2014-01-22 | 株式会社日立建筑系统 | 电梯清扫用控制装置 |
CN105438946A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-03-30 | 朗格尔电梯有限公司 | 一种电梯层门结构 |
CN105480821A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-04-13 | 朗格尔电梯有限公司 | 一种环保电梯 |
CN109368459A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-02-22 | 广东亚太西奥电梯有限公司 | 一种升降电梯及其电梯门锁回路 |
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