JPH10255356A - テープローディング装置 - Google Patents

テープローディング装置

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Publication number
JPH10255356A
JPH10255356A JP9060453A JP6045397A JPH10255356A JP H10255356 A JPH10255356 A JP H10255356A JP 9060453 A JP9060453 A JP 9060453A JP 6045397 A JP6045397 A JP 6045397A JP H10255356 A JPH10255356 A JP H10255356A
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JP
Japan
Prior art keywords
tape
slide
arm slide
rack
loading device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9060453A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Inui
雄二 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9060453A priority Critical patent/JPH10255356A/ja
Publication of JPH10255356A publication Critical patent/JPH10255356A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決する手段】 互いに噛合する2つのギア6、61の
夫々に突設したアーム62、64にリンク板63、65を介して
テープ先導ガイド7、8が連繋され、アームスライド4
の回転によって駆動されるラックレバー5のラック面62
が前記2つのギア6、61の何れか一方のギアに噛合して
おり、アームスライド4の回転によってテープ先導ガイ
ド7、8を走行させるテープローディング装置におい
て、アームスライド4とラックレバー5は連結杆40にて
枢支連結されて、アームスライド4、連結40杆及びラッ
クレバー5によってトグル機構を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、磁気テープ記録再生装
置におけるテープローディング装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4、図5に示す如く、従来のテープロ
ーディング装置は、互いに噛合する2つのギア(6)(61)
の夫々に突設したアーム(62)(64)にリンク板(63)(65)を
介してテープ先導ガイド(7)(8)を連繋し、一方のギア
(61)にラックレバー(5a)のラック面(51a)を噛合し、駆
動カム(3)によって回動するアームスライド(4)を前記
ラックレバー(5a)に枢支連結している。テープ先導ガイ
ド(7)(8)は、シャーシ(図示せず)に形成されたガイド
溝(9)(91)にスライド可能に嵌まっている。
【0003】駆動カム(3)の回転により、ラックレバー
(5a)を介してギア(61)が回転し、テープ先導ガイド(8)
がガイド溝(91)をスライドし、他方のギア(6)も逆方向
に回転して、テープ先導ガイド(7)はガイド溝(9)をス
ライドする。テープローディング完了状態では、テープ
先導ガイド(7)(8)を定位置に保持するために、ガイド
溝(9)の終端(92)(93)にバネ(図示せず)を介して押圧し
なければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のテープロー
ディング装置であれば、ガイド溝(9)(91)の終端(92)(9
3)への押圧力は、アームスライド(4)に直接的に作用す
ることになり、駆動カム(3)を回転駆動するモータ(図
示せず)のトルクを大きくする必要がある。
【0005】これには、大型のモータを使用する、或い
は高磁力マグネットのモータを採用すればよいが、前者
の場合は、8ミリビデオ、デジタルビデオカセット等、
特に小型化、軽量化を目指すものには不適切である。後
者の場合は、マグネット材料に希土類等の高価な材料を
用いねばならず、コストが嵩む。
【0006】本発明は、トグル機構によって、小さなト
ルクのモータでもテープ先導ガイドをガイド溝の終端に
押圧支持でき、上記問題を解決できるテープローディン
グ装置を明らかにするものである。
【0007】
【課題を解決する手段】本発明は、互いに噛合する2つ
のギアの夫々に突設したアームにリンク板を介してテー
プ先導ガイドが連繋され、アームスライドの回転によっ
て駆動されるラックレバーのラック面が前記2つのギア
の何れか一方のギアに噛合しており、アームスライドの
回転によってテープ先導ガイドを走行させるテープロー
ディング装置において、アームスライドとラックレバー
は連結杆にて枢支連結されて、アームスライド、連結杆
及びラックレバーによってトグル機構を構成している。
【0008】
【作用及び効果】アームスライドが回転すると、連結杆
を介してラックレバーが回転し、ラックレバーのラック
面に噛合したギア及び該ギアに噛合したギアが互いに逆
方向に回転して、テープ先導ガイドをスライドさせる。
【0009】テープ先導ガイドがガイド溝の終端に達し
て、テープ先導ガイドを押圧状態に保持する状態におい
て、アームスライド、連結杆及びラックレバーはトグル
を構成しているため、テープ先導ガイドを押圧保持する
ことによるラックレバーに作用する負荷、即ち、ラック
レバーを駆動するモータへの負荷は、図4、図5に示し
前記した従来の場合に比べ、大幅に低減され、従って、
アームスライドを駆動するモータは大きなトルクを必要
としない。
【0010】従って、大型モータを採用したり、マグネ
ット材料に希土類等の高価な材料を用いたモータを使用
することによる、磁気記録再生装置の小型、軽量化の妨
げ、製造コストの高騰の問題を解決できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、スライドシャーシ(2)上
に投入したテープカセット(図示せず)を、メインシャー
シ(1)上のヘッドシリンダ(13)側へ移動させ、テープカ
セット内にヘッドシリンダ(13)の一部を侵入させた状態
で記録再生を行なう8ミリビデオに本発明を実施した分
解斜面図である。
【0012】スライドシャーシ(2)には、テープカセッ
トを支持するテープ供給側リール台(21)、テープ巻取り
側リール台(22)、ピンチローラ(23)、テープ引出ガイド
(24)、バックテンションレバー(25)が公知の如く配備さ
れている。
【0013】上記スライドシャーシ(2)をスライド可能
に支持するメインシャーシ(1)には、ヘッドシリンダ(1
3)、メカニズム駆動モータ(11)、該モータに歯車列(12)
を介して連繋された駆動カム(3)、一対のテープ先導ガ
イド(7)(8)、互いに噛合し夫々アーム(62)、(64)、リ
ンク板(63)、(65)を介してテープ先導ガイド(7)(8)に
連繋されたギア(6)(61)が公知の如く配備されている。
【0014】又、各リンク板(63)、(65)とテープ先導ガ
イド(7)、(8)との間には、公知の如く、テープ先導ガ
イド(7)(8)を後記するガイド溝(9)(91)に押圧する際
の緩衝の役割を成すバネ(図示せず)が連繋配備されてい
る。
【0015】図2に示す如く、テープ先導ガイド(7)
(8)は、夫々ガイド溝(9)(91)に案内されてスライドす
るが、各ガイド溝(9)(91)のリール台(21)(22)側の前半
部(9a)(91a)はスライドシャーシ(2)に開設され、ヘッ
ドシリンダ(13)側の後半部(9b)(91b)は、メインシャー
シ(1)上にてスライドシャーシ(2)と同じ高さ位置に形
成されている。
【0016】スライドシャーシ(2)が引出し位置にある
ときは、ガイド溝前半部(9a)(91a)と、ガイド溝後半部
(9b)(91b)は離れているが、図2に示す如く、スライド
シャーシ(2)がヘッドシリンダ(13)側の移動端に達する
と、ガイド溝前半部(9a)(91a)と、ガイド溝後半部(9b)
(91b)が繋がり、テープ先導ガイド(7)(8)のローディ
ング、アンローディングに支障はない。
【0017】本発明の特徴は、駆動カム(3)によって作
動するトグル機構Tをメインシャーシ(1)に配備し、該
トグル機構Tの構成部品の1つであるラックレバー(5)
によって、前記2つのギア(6)(61)の内、1つのギア
(6)を駆動する点である。
【0018】トグル機構Tは、駆動カム(3)近傍の支軸
(41)を中心に自由端を巻取り側リール台(22)に向けて水
平面内で回動するアームスライド(4)と、巻取り側リー
ル台(22)の下方に位置する支軸(53)を中心に自由端をヘ
ッドシリンダ(13)に向けて回動するラックレバー(5)
と、アームスライド(4)の自由端側とラックレバー(5)
の自由端側を枢支連結する連結杆(40)とによって構成さ
れる。
【0019】アームスライド(4)は、連結杆(40)との枢
軸(43)と支軸(41)との間にて下面にカムフォロアー(42)
を突設し、該カムフォロアー(42)を駆動カム(3)のカム
溝(31)にスライド可能に嵌めている。
【0020】アームスライド(4)の自由端には、スライ
ドシャーシ(2)駆動用の突軸(44)が上向きに突設され、
該突軸(44)をスライドシャーシ(2)に開設されたカム溝
(26)にスライド可能に嵌めている。
【0021】然して、テープローディング時、モータ(1
1)によって駆動カム(3)が反時計方向に回転すると、ア
ームスライド(4)が支軸(41)を中心に反時計方向に回転
し、連結杆(40)を介してラックレバー(5)は時計方向に
回転する。スライドシャーシ(2)はヘッドシリンダ(13)
側に移動する。
【0022】ラックレバー(5)の時計方向の回転によ
り、該ラックレバー(5)のラック面(51)に噛合している
ギア(6)は反時計方向に、該ギア(6)に噛合しているギ
ア(61)は時計方向に回転する。これによって、アーム(6
2)、(64)、リンク板(63)、(65)を介してテープ先導ガイ
ド(7)(8)がガイド溝前半部(9a)(91a)に案内されてテ
ープカセットからテープを引出しつつヘッドシリンダ(1
3)側に移動する。
【0023】前記の如く、スライドシャーシ(2)のヘッ
ドシリンダ(13)側への移動により、ガイド溝前半部(9a)
(91a)とガイド溝後半部(9b)(91b)は連続するため、テー
プ先導ガイド(7)(8)は、この儘ガイド溝(9)(91)の終
端(92)(93)に達する。駆動カム(3)は更に回転して、リ
ンク板(63)、(65)はテープ先導ガイド(7)、(8)とのバ
ネ(図示せず)を伸し、テープ先導ガイド(7)(8)をガイ
ド溝(9)(91)の終端に押圧した状態を保持する。
【0024】このときの反力が、最終的にモータ(1
1)に負荷として作用するが、モータ(11)によって駆動
される駆動カム(3)からテープ先導ガイド(7)(8)を駆
動するラックレバー(5)には、トグル機構Tにより動力
伝達しており、該トグル機構Tにより、モータ(11)に対
する負荷は大幅に低減されるため、結果的にモータ(11)
は小トルクのもので済む。
【0025】テープのアンローディングの際は、駆動カ
ム(3)が時計方向に回転して、テープ先導ガイド(7)
(8)は、待機位置に引戻される。テープ先導ガイド(7)
(8)が、ガイド溝前半部(9a)(91a)に達した後、スライ
ドシャーシ(2)が引き出される。
【0026】モータ(11)は、公知の如く、テープのロー
ディング駆動だけではなく、ピンチローラ(23)の圧着駆
動等、その他のメカニズムの駆動源でもあるが、モータ
(11)の負荷が一番作用するのが、上記テープ先導ガイド
(7)(8)のガイド溝(9)(91)の終端への押圧保持である
ため、小トルクのモータを採用しても問題はない。本発
明は、上記実施例の構成に限定されることはなく、特許
請求の範囲に記載の範囲で、種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】メインシャーシからスライドシャーシを分離し
た状態の斜面図である。
【図2】ローディング途上のローディング装置の平面図
である。
【図3】ローディング完了状態のローディング装置の平
面図である。
【図4】従来のローディング装置のローディング途上の
平面図である。
【図5】従来のローディング装置のローディング完了状
態の平面図である。
【符号の説明】
(1) メインシャーシ (11) モータ (13) ヘッドシリンダ (2) スライドシャーシ (3) 駆動カム (4) アームスライド (5) ラックレバー (51) ラック面 (6) ギア (61) ギア (7) テープ先導ガイド (8) テープ先導ガイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに噛合する2つのギアの夫々に突設
    したアームにリンク板を介してテープ先導ガイドが連繋
    され、アームスライドの回転によって駆動されるラック
    レバーのラック面が前記2つのギアの何れか一方のギア
    に噛合しており、アームスライドの回転によってテープ
    先導ガイドを走行させるテープローディング装置におい
    て、アームスライドとラックレバーは連結杆にて枢支連
    結されて、アームスライド、連結杆及びラックレバーに
    よってトグル機構を構成しているテープローディング装
    置。
  2. 【請求項2】 テープ先導ガイド、駆動カム及びアーム
    スライドを配備したメインシャーシ上に、一対のテープ
    巻取り台を配備したスライドシャーシをスライド可能に
    配備し、メインシャーシ上の互いに噛合する2つのギア
    の夫々に突設したアームにリンク板を介してテープ先導
    ガイドを連繋し、駆動カムの回転によるアームスライド
    の回転によってスライドシャーシのスライド駆動及びテ
    ープ先導ガイドのスライド駆動を行なうテープローディ
    ング装置に於て、前記2つのギアの内、1つのギアに噛
    合するラックレバーとアームスライドは連結杆にて枢支
    連結され、アームスライド、連結杆及びラックレバーに
    よってトグル機構を構成しているテープローディング装
    置。
JP9060453A 1997-03-14 1997-03-14 テープローディング装置 Pending JPH10255356A (ja)

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JP9060453A JPH10255356A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 テープローディング装置

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JP9060453A JPH10255356A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 テープローディング装置

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JPH10255356A true JPH10255356A (ja) 1998-09-25

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ID=13142714

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JP9060453A Pending JPH10255356A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 テープローディング装置

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JP (1) JPH10255356A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6396655B1 (en) 2000-07-26 2002-05-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Tape loading apparatus
JP2009185881A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Niigata Loading Systems Ltd 流体荷役装置における緊急切り離し装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6396655B1 (en) 2000-07-26 2002-05-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Tape loading apparatus
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030506