JPH10253934A - 光波長フィルタの最適相互作用長比の決定方法 - Google Patents

光波長フィルタの最適相互作用長比の決定方法

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JPH10253934A
JPH10253934A JP9059493A JP5949397A JPH10253934A JP H10253934 A JPH10253934 A JP H10253934A JP 9059493 A JP9059493 A JP 9059493A JP 5949397 A JP5949397 A JP 5949397A JP H10253934 A JPH10253934 A JP H10253934A
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wavelength filter
length ratio
absorption band
optical wavelength
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JP9059493A
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Hideaki Okayama
秀彰 岡山
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/11Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on acousto-optical elements, e.g. using variable diffraction by sound or like mechanical waves
    • G02F1/125Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on acousto-optical elements, e.g. using variable diffraction by sound or like mechanical waves in an optical waveguide structure

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直列に接続された2つのAOフィルタの最適
相互作用長比の決定方法の提供。 【解決手段】 光波長フィルタ10を構成する2段の音
響光学効果型光波長フィルタ12および14のうちの2
段目の音響光学効果型光波長フィルタ14の相互作用長
2 を、吸収帯としての樹脂を塗布形成する位置を光導
波路24に沿って移動させることにより変化させ、相互
作用長L2 を変化させる度に、光波長フィルタ10のサ
イドローブの透過率を測定する。そして、この透過率が
−20dB以下となったときの2段目の音響光学効果型
光波長フィルタ14の相互作用長L2 と1段目の音響光
学効果型光波長フィルタ12の相互作用長L1 との比で
ある相互作用長比rL(=L2 /L1 )を最適相互作用
長比とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は音響光学効果型光
波長フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2つの音響光学効果型光波長フィ
ルタ(以下、「AOフィルタ」とも称する。)を直列に
接続して用いると、1つのAOフィルタの場合に比べて
クロストークを抑制できることが知られている。さら
に、2つのAOフィルタそれぞれにおいて表面弾性波と
光とが相互作用する距離(相互作用長)どうしの比であ
る相互作用長比を特定の値にすれば、理論的には、クロ
ストークを一層抑制できることが、文献:「IEEE TRANS
ACTIONS ON ULTRASONICS,FERROELECTRICS,AND FRQUENCY
CONTROL,VOL.40,NO.6,NOVEMBER 1993」に記載されてい
る。この理論によると、AOフィルタの透過波長特性に
おける選択波長とサイドローブの波長との波長間隔は、
相互作用長に比例する。従って、1段目のAOフィルタ
の相互作用長と2段目のAOフィルタの相互作用長との
比である相互作用長比を変えれば、1段目のAOフィル
タの透過波長特性における選択波長とサイドローブとの
波長間隔と、2段目のAOフィルタの透過波長特性にお
ける選択波長とサイドローブとの波長間隔との比(波長
間隔比)を変えることができる。そして、相互作用長比
を特定の値にすることによって波長間隔比を特定の比と
すれば、1段目のAOフィルタの透過波長特性における
サイドローブの波長を、2段目のAOフィルタの透過波
長特性におけるゼロ点付近の波長と重ねることができ
る。ここで、サイドローブとは、クロストークのうちの
AOフィルタの透過波長特性のグラフ(横軸に波長、縦
軸に透過率をとったグラフ)において選択波長のピーク
の両脇に現れる一対のピークをそれぞれ指す。また、ゼ
ロ点とは、このグラフにおいてクロストークの透過率が
極小となる波長を指す。そして、ある波長の光の光波長
フィルタ全体での透過率は、1段目のAOフィルタでの
その波長の光の透過率と2段目のAOフィルタでのその
波長の光の透過率との積で与えられるので、理論的に
は、1段目でのサイドローブの透過率を、2段目でのゼ
ロ点付近の低い透過率とかけ合わせることにより、サイ
ドローブの波長の透過率を低くして、クロストークを抑
制することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記文
献に記載の理論では、実際のAOフィルタの最適な相互
作用長比を計算することは困難であった。また、計算で
求めた相互作用長比は、実際の最適値になるとは限らな
い。
【0004】このため、実際の直列に接続された2つの
AOフィルタの最適相互作用長比を決定するための技術
の実現が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の光波長フィル
タの最適相互作用長比の決定方法によれば、1段目の音
響光学効果型光波長フィルタとこの1段目の音響光学効
果型光波長フィルタを透過した光が入力する2段目の音
響光学効果型光波長フィルタとを以って構成された光波
長フィルタにおいて、1段目の音響光学効果型光波長フ
ィルタの光導波路に沿った相互作用長と2段目の音響光
学効果型光波長フィルタの光導波路に沿った相互作用長
との比である相互作用長比を決定するにあたり、1段目
および2段目の音響光学効果型光波長フィルタのうちの
少なくとも一方の音響光学効果型光波長フィルタにおい
て、表面弾性波吸収帯の位置を光導波路に沿って移動さ
せることによって、当該音響光学効果型光波長フィルタ
の相互作用長を変化させ、この相互作用長を変化させる
度に、この光波長フィルタのサイドローブの透過率を測
定し、このサイドローブの透過率が基準値以下若しくは
極小となったときの相互作用長比を最適相互作用長比と
することを特徴とする。
【0006】このように、この発明の光波長フィルタの
最適相互作用長比の決定方法によれば、相互作用長を決
める表面弾性波吸収帯の位置を移動させる(すなわち、
異なる位置に設定する)ことにより、相互作用長を変え
て相互作用長比を変える。そして、相互作用長比を変え
る度に、サイドローブの透過率を測定する。このため、
サイドローブの透過率が基準値以下若しくは極小となっ
たときの相互作用長比を、最適相互作用長比として容易
に決定することができる。その結果、サイドローブを抑
制することによりクロストークを抑制した光波長フィル
タを容易に得ることができる。
【0007】尚、最適サイドローブの透過率が極小でな
い場合も最適相互作用長比としたのは、サイドローブの
透過率が実際の光波長フィルタに設計上要求されるサイ
ドローブの透過率の値、すなわち基準値(例えば−20
dB)以下ならば、透過率が極小でなくともサイドロー
ブを実用上十分に抑制できるためである。
【0008】また、この発明の光波長フィルタの最適相
互作用長比の決定方法において、好ましくは、表面弾性
波吸収帯の位置を光導波路に沿って移動させるにあた
り、表面弾性波吸収帯を樹脂を以って形成し、この樹脂
を光導波路上に、相互作用長が短くなる方向に順次に位
置を変えて塗布形成すると良い。
【0009】このように、表面弾性波吸収帯を樹脂を以
って形成すれば、樹脂を位置を変えて塗布形成すること
により、相互作用長を容易に変えることができる。
【0010】また、この発明の光波長フィルタの最適相
互作用長比の決定方法において、表面弾性波吸収帯の位
置を光導波路に沿って移動させるにあたり、表面弾性波
吸収帯を樹脂を以って形成し、光導波路上に塗布形成さ
れた樹脂を除去した後に、この樹脂が除去された位置と
異なる位置に樹脂を塗布形成すると良い。
【0011】このように、透過率の測定時に、表面弾性
波吸収帯以外の樹脂を除去しておけば、この樹脂による
光導波路を伝送する光の損失を抑制することができる。
【0012】また、樹脂を除去しておけば、相互作用長
が短くなる方向だけでなく、相互作用長が長くなる方向
へも樹脂の位置を移動することができる。
【0013】また、この発明の光波長フィルタの最適相
互作用長比の決定方法において、表面弾性波吸収帯の位
置を光導波路に沿って移動させるにあたり、表面弾性波
吸収帯をゴム片を以って形成し、このゴム片を光導波路
上に位置を変えて押し付けると良い。
【0014】このように、表面弾性波吸収帯をゴム片を
以って形成すれば、光導波路上にゴム片を押しつけるだ
けなので、光導波路が形成された基板の表面が実質的に
汚れない。このため、汚れによる表面弾性波(SAW)
の減衰が実質的に生じない。
【0015】また、この発明の光波長フィルタの最適相
互作用長比の決定方法において、表面弾性波吸収帯の位
置を光導波路に沿って移動させるにあたり、表面弾性波
吸収帯をポジ型のフォトレジストのパタンを以って形成
し、このパタンの一部分を、相互作用長が長くなるよう
に順次に除去すると良い。
【0016】このように、表面弾性波吸収帯をフォトレ
ジストのパタンを以って形成すれば、従来周知のフォト
リソグラフィ技術を用いて、パタンの一部分を順次に除
去することにより、表面弾性波吸収帯の位置を精度良く
移動させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
光波長フィルタの相互作用長の決定方法の例について説
明する。尚、参照する図は、この発明が理解できる程度
に各構成成分の大きさ、形状および配置関係を概略的に
示してあるに過ぎない。従って、この発明は、図示例に
限定されるものではない。
【0018】ここで、この発明の実施の形態の説明に先
立ち、この発明の理解を容易にするため、理論的に最適
相互作用長比となっている場合の1段目および2段目の
AOフィルタの透過波長特性の例について、図2を参照
して、説明する。
【0019】図2は、理論的に最適相互作用長比となっ
ている場合の1段目および2段目のAOフィルタの透過
波長特性の例を模式的に示すグラフである。図2のグラ
フの横軸は波長(任意単位)を表し、縦軸は透過率(任
意単位)を表す。また、図2のグラフ中に、1段目のA
Oフィルタの透過特性を実線の曲線Iで示す。また、2
段目のAOフィルタの透過特性を破線の曲線IIで示す。
曲線Iおよび曲線IIのいずれにおいても、選択波長λ0
のピークの両側には、複数のピークを有するクロストー
クがそれぞれ現れている。
【0020】この例では、2段目の相互作用長を1段目
の相互作用長よりも短くしてある。このため、図2にお
いては、1段目よりも2段目のAOフィルタの透過特性
の方が、選択波長λ0 とサイドローブの波長との波長間
隔が小さくなっている。
【0021】そして、理論的に最適相互作用長比の場合
には、図2のグラフの曲線Iおよび曲線IIで示すよう
に、1段目のAOフィルタのサイドローブS1の波長λ
sと、2段目のAOフィルタのゼロ点Z1付近の波長と
がほぼ重なっている。その結果、1段目のAOフィルタ
のサイドローブS1の透過率を例えば10%(−10d
B)、2段目のAOフィルタのゼロ点Z1での透過率を
例えば1%(−20dB)とすれば、1段目および2段
目のAOフィルタを透過したサイドローブの波長λsの
光の透過率は、10%×1%=0.1%(−30dB)
となる。従って、サイドローブは理論的には十分に抑制
されることになる。そして、クロストークのうちの最も
透過率の高い波長ピークであるサイドローブが十分に抑
制できれば、結果的にクロストーク全体を抑制すること
ができる。
【0022】しかしながら、前述したように、最適相互
作用長比を実際に計算することは容易ではない。そこ
で、実測に基づいて最適相互作用長比を決定する方法に
ついて、以下の第1〜第4の実施の形態において説明す
る。
【0023】1.第1の実施の形態 この発明の光波長フィルタの最適相互作用長比の決定方
法の第1の実施の形態について説明する。
【0024】先ず、図1を参照して、この実施の形態に
おいて最適相互作用長比を決定する対象の光波長フィル
タ10の構成について説明する。この光波長フィルタ1
0は、1段目の音響光学効果型光波長フィルタ(1段目
のAOフィルタ)12とこの1段目のAOフィルタ12
を透過した光が入力する2段目の音響光学効果型光波長
フィルタ(2段目のAOフィルタ)14とを以って構成
されている。
【0025】そして、この実施の形態では、1段目のA
Oフィルタ12および2段目のAOフィルタ14を同一
の基板16に形成してある。この基板16は、音響光学
効果を示すXカットLiNbO3 からなる。
【0026】また、この基板16上には、2本の平行な
表面弾性波導波路壁部(以下、「SAW導波路壁部」と
も表記する。)18aおよび18bを互いに100μm
離して設けてある。これらのSAW導波路壁部18aお
よび18bは、基板16表面にTiを選択的に拡散して
形成してある。そして、これらのSAW導波路壁部18
aおよび18bに挟まれた部分は、表面弾性波導波路
(以下、「SAW導波路」とも表記する。)20を構成
する。
【0027】また、このSAW導波路20の一方の端の
基板16上に、表面弾性波を励起するための櫛形電極2
2が設けてある。そして、この櫛形電極22で励起され
た表面弾性波(以下、「SAW」とも表記する。)はS
AW導波路20を導波する。この櫛形電極22は、互い
違いに対向した10本ずつの歯を有する一組の櫛状の電
極からなる。この櫛形電極は、励起されたSAWの進行
方向と直交する方向に沿った幅は約100μmである。
また、隣り合った櫛の歯を20μmずつ離して20ピッ
チで設けてある。また、この櫛形電極22によって励起
されたSAWは、1段目のAOフィルタ12においてだ
けではなく、2段目のAOフィルタ14においても用い
られる。
【0028】また、この基板16には、SAW導波路2
0に沿って、SAW導波路20の幅方向(SAWの進行
方向に垂直な方向)の中央部に、幅7μmの光導波路2
4を設けてある。この光導波路24の一端は、櫛形電極
22の下を通って光波長フィルタ10の入力ポート26
に接続してあり、他端は、光波長フィルタ10の出力ポ
ート28に接続してある。また、櫛形電極22は、SA
W導波路20のうちの入力ポート26寄りの端に設けて
ある。
【0029】また、光導波路24上の、入力ポート26
と櫛形電極22との間には、入射側偏光子30を設けて
ある。この入射側偏光子30は、特定方向の偏波(ここ
ではTE波)のみを透過させる。
【0030】また、光導波路24上の、SAW導波路2
0の長手方向(SAWの進行方向に沿った方向)の中央
付近に、中央偏光子32を設けてある。この中央偏光子
32は、TE波と偏波方向が直交する偏波方向のTM波
のみを透過させる。そして、この入射側偏光子30から
中央偏光子32までが、1段目のAOフィルタ12に相
当する。
【0031】また、光導波路24上の、SAW導波路2
0の出力ポート28側の端と出力ポート28との間に
は、出射側偏光子34を設けてある。この出射側偏光子
34は、TM波と偏波方向が直交するTE波のみを透過
させる。そして、中央偏光子32から出射偏光子34ま
でが、2段目のAOフィルタ14に相当する。
【0032】また、光導波路24上の、入射側偏光子3
0と櫛形電極22との間には、入力側の表面弾性波吸収
帯36が設けてある。入射側偏光子30を透過したTE
波の光のうち、櫛形電極22で励起されたSAWの波長
と等しい選択波長の光のみが、入力側の表面弾性波吸収
帯36と中央偏光子32との間において、SAWと光と
の相互作用により選択的にTM波にTE−TMモード変
換される。そして、選択波長の光のみが、TM波となっ
て中央偏光子32を透過する。また、この入力側の表面
弾性波吸収帯36と中央偏光子32との間の光導波路2
4に沿った距離が、1段目のAOフィルタ12の相互作
用長L1 となる。
【0033】また、光導波路24上の、中央偏光子32
と出射側偏光子34との間に、出力側の表面弾性波吸収
帯(以下、「吸収帯」とも表記する)38が設けてあ
る。この出力側の吸収帯38と中央偏光子32との間に
おいて、中央偏光子32を透過したTM波の光のうち、
櫛形電極22で励起されたSAWの波長と等しい選択波
長の光のみが、SAWと光との相互作用により、選択的
にTE波にTM−TEモード変換される。そして、選択
波長の光のみが、TE波となって出力側の吸収帯38を
透過する。また、この出力側の吸収帯38と中央偏光子
32との間の光導波路24に沿った距離が、2段目のO
Aフィルタ14の相互作用長L2 となる。
【0034】次に、この実施の形態において、相互作用
長比rL(=L2 /L1 )の最適値を決定する方法につ
いて説明する。
【0035】この発明の光波長フィルタの最適相互作用
長比の決定方法においては、1段目および2段目の音響
光学効果型光波長フィルタのうちの少なくとも一方の音
響光学効果型光波長フィルタにおいて、吸収帯の位置を
光導波路に沿って移動させることによって、当該音響光
学効果型光波長フィルタの相互作用長を変化させる。
【0036】そのために、第1の実施の形態において
は、吸収帯の位置を光導波路に沿って移動させるにあた
り、吸収帯を樹脂を以って形成し、この樹脂を光導波路
上に、相互作用長が短くなる方向に順次に例えば1mm
ずつ位置を変えて塗布形成する。こうすれば、この吸収
帯は、樹脂の塗布形成毎に、直前に形成された吸収帯の
位置から1mmずつずれた位置に設定できる。
【0037】また、樹脂として例えばエポキシ樹脂を用
いると良い。また、樹脂の塗布形成にあたっては、従来
周知のプリント技術やインクジェット技術の好適なもの
を用いると良い。
【0038】図1においては、吸収帯38としての樹脂
38を実線で示して、この樹脂38の場合の相互作用長
2 を示してあるが、点線で示された新たな樹脂38a
および38bを順次に設けることによって、相互作用長
をL2 よりも短くすることができる。樹脂38aを設け
た場合には、この樹脂38aと中央偏光子32との間の
距離が新たな相互作用長L2 となる。さらに、樹脂38
bを設けた場合には、この樹脂38bと中央偏光子32
との間の距離が新たな相互作用長L2 となる。さらに、
新たな樹脂を順次に設けることにより、相互作用長をさ
らに短くすることができる。
【0039】そして、この相互作用長を変化させる度
に、この光波長フィルタ10のサイドローブの透過率を
測定する。そして、このサイドローブの透過率が基準値
以下若しくは極小となったときの相互作用長比を最適相
互作用長比とする。ここでは、光波長フィルタ10に入
射する光の強度で規格化されたサイドローブの透過率が
−20dB以下となったときの相互作用長比を最適相互
作用長比とする。
【0040】また、この実施の形態における最適相互作
用長比の決定方法においては、図3の流れ図に示す手順
に従って最適相互作用長比を決定すると良い。この手順
によれば、先ず、図1に示す光波長フィルタ10を形成
する。但し、出力側の吸収帯38は、まだ形成されてい
ない状態とする(図3のステップ(a))。
【0041】次に、樹脂の吸収帯38を設ける(図3の
ステップ(b))。
【0042】次に、サイドローブの透過率を測定する
(図3のステップ(c))。
【0043】次に、サイドローブの透過率の測定結果
が、基準値(例えば−20dB)以下か否かを判断する
(図3のステップ(d))。
【0044】そして、サイドローブの透過率が−20d
B以下である場合には、そのときの吸収帯の位置で決ま
る2段目のAOフィルタの相互作用長L2 と1段目のA
Oフィルタの相互作用長L1 との比rL(=L2 /L
1 )を最適相互作用長比とする(図3のステップ
(f))。そして終了する。
【0045】一方、サイドローブの透過率が−20dB
以下でない場合には、新たに樹脂(例えば38a)を設
けて表面弾性波吸収帯の位置を移動させて、相互作用長
を変える(図3のステップ(e))。
【0046】次に、新しい相互作用長の場合のサイドロ
ーブの透過率を測定する(図3のステップ(c))。
【0047】次に、サイドローブの透過率の測定結果
が、−20dB以下か否かを判断する(図3のステップ
(d))。
【0048】そして、判断の結果によって、上述のステ
ップ(f)またはステップ(e)へ進む。
【0049】尚、図3の流れ図においては、ステップ
(d)においては、サイドローブの透過率が一定の基準
値(例えば−20dB)以下であるか否かを判断基準と
したが、例えば、サイドローブの透過率が、前回の測定
時の透過率よりも大きいか否かを判断基準とすることに
より、サイドローブの透過率が極小となるときの相互作
用長比を最適相互作用長比と決定しても良い。また、一
定の基準値を判断基準とする場合は、基準値として設計
に応じた所望の値を設定すれば良い。
【0050】ここで、図4のグラフに、この実施の形態
において測定した相互作用長比とサイドローブの透過率
との関係の測定結果を示す。図4のグラフの横軸は相互
作用長比rL(=L2 /L1 )を表し、縦軸はサイドロ
ーブの透過率(dB)を表す。図4中の折れ線III は、
測定プロットを結んだものである。測定結果がrL=
1.2、1.0および0.8のときのサイドローブの透
過率は、それぞれ−7dB、−17dBおよび−20d
Bであった。また、1段目のAOフィルタだけの場合
(rL=0の場合に相当)のサイドローブの透過率は、
−7dBであった。従って、相互作用長比rL=0.7
の場合にサイドローブの透過率が基準値の−20dB以
下となったので、最適相互作用長はrL=0.7に決定
される。
【0051】次に、図5の(A)のグラフに、最適相互
作用長(rL=0.7)のときの1段目および2段目の
AOフィルタ12および14の個々の透過波長特性を示
す。また、図5の(B)のグラフに、この最適相互作用
長のときの光波長フィルタ10の透過波長特性を示す。
図5の(A)および(B)のいずれのグラフも、横軸は
波長(nm)を表し、縦軸は透過率(dB)を表す。
【0052】図5の(A)のグラフ中に、1段目および
2段目のAOフィルタ12および14の透過波長特性
を、それぞれ曲線IVおよび曲線Vで示す。曲線IVおよび
曲線Vで示すように、選択波長1553nmのピークの
両側に、それぞれクロストークの複数のピークが現れて
いる。そして、曲線IVのうちの、選択波長のピークの両
脇のピークであるサイドローブは、それぞれ、曲線Vの
ゼロ点(極小点)とは必ずしも一致していないが、少な
くとも1段目と2段目のAOフィルタのサイドローブの
波長どうしが一致していないことが分かる。
【0053】また、図5の(B)のグラフ中に、光波長
フィルタ10の透過波長特性を曲線VIで示す。光波長フ
ィルタ10の透過波長特性は、1段目のAOフィルタ1
2の透過波長特性と、2段目のAOフィルタ14の透過
波長特性との積で表される。そして、曲線VIに示す様
に、選択波長1553nmのピーク以外には、−20d
B以上の透過率のクロストークはほとんど現れていな
い。従って、実測に基づいて決定された最適相互作用長
において、クロストークが十分に抑制できていることが
分かった。
【0054】2.第2の実施の形態 第2の実施の形態の光波長フィルタの最適相互作用長比
の決定方法においては、吸収帯の位置を光導波路に沿っ
て移動させるにあたり、吸収帯を樹脂を以って形成し、
光導波路上に先に塗布形成された樹脂を除去した後に、
この樹脂が除去された位置と異なる位置に別の新たな樹
脂を塗布形成する点を除いては、上述した第1の実施の
形態の場合と同様である。従って、第1の実施の形態と
同様な点については詳細な説明を省略する。
【0055】第2の実施の形態においては、図1におい
て、例えば樹脂38を除去した後に、樹脂38aを塗布
形成して、サイドローブの透過率を測定する。さらに、
樹脂38aを除去した後に、樹脂38bを塗布形成す
る。樹脂の除去にあたっては、アセトンをはじめとする
有機溶剤を用いると良い。
【0056】また、第2の実施の形態においては、相互
作用長が短くなる方向だけでなく、相互作用長が長くな
る方向へも樹脂の位置を移動することができる。従っ
て、例えば、図1において、先ず、樹脂38bを塗布形
成しておいてサイドローブの透過率を測定し、次に、樹
脂38bを除去した後に、樹脂38aを塗布形成しても
良い。
【0057】また、第2の実施の形態においては、透過
率の測定時に、吸収帯以外の樹脂を除去しておけば、こ
の樹脂による光導波路を伝送する光の損失を抑制するこ
とができる。
【0058】3.第3の実施の形態 第3の実施の形態の光波長フィルタの最適相互作用長比
の決定方法においては、吸収帯の位置を光導波路に沿っ
て移動させるにあたり、吸収帯をゴム片40を以って形
成し、このゴム片40を光導波路24上に、位置を変え
て押しつける。尚、実施の形態において最適相互作用長
比を決定する対象の光波長フィルタの構成は、上述の第
1の実施の形態において説明した光波長フィルタの構成
と吸収帯38を除いて同一であるので、その詳細な説明
を省略する。
【0059】次に、図6に、ゴム片40を示す。図6
は、光導波路24に沿った切り口での縦断面図である。
図6においては、基板16の光導波路24上に、ゴム片
40の先端部分を押しつけた状態を示す。また、ゴム片
40は、可動支持部42に固定されている。そして、こ
の可動支持部42を基板16の表面に対して垂直方向ま
たは水平方向に移動させることによって、ゴム片40は
位置を変えてその先端部分を基板16の表面に押しつけ
ることができる。このゴム片40の先端部分の、基板1
6の表面との接触部分の形状は長方形であって、例え
ば、図1に示した吸収帯38の形状に相当する。尚、ゴ
ム片40の基板16との接触部分の形状は、長方形に限
定する必要はない。また、ゴム片40の材料は、任意好
適なゴム状弾性体の材料を用いると良い。
【0060】このように、吸収帯をゴム片40を以って
形成すれば、光導波路上にゴム片を押しつけるだけなの
で、光導波路が形成された基板の表面が実質的に汚れな
い。このため、汚れによる表面弾性波の減衰が実質的に
生じない。
【0061】また、ゴム片40を用いて最適相互作用長
比を決定した後は、この最適相互作用長比となる位置に
ゴム片40を固定しても良いし、あるいは、その位置に
任意好適な材料で吸収帯を形成しても良い。
【0062】4.第4の実施の形態 第4の実施の形態の光波長フィルタの最適相互作用長比
の決定方法においては、吸収帯の位置を光導波路に沿っ
て移動させるにあたり、吸収帯をポジ型のフォトレジス
トのパタンを以って形成し、このパタンの一部分を、相
互作用長が長くなるように順次に除去する。尚、実施の
形態において最適相互作用長比を決定する対象の光波長
フィルタの構成は、上述の第1の実施の形態において説
明した光波長フィルタの構成と、吸収帯38を除いて、
同一であるので、その詳細な説明を省略する。
【0063】ここで、図7の(A)〜(C)を参照し
て、第4の実施の形態におけるパタンの形成および除去
について説明する。図7の(A)〜(C)は、フォトレ
ジストのパタンの形状の説明に供する要部平面図であ
る。尚、図7においては、レジストパタンに、断面部分
ではないが、ハッチングを付して示す。
【0064】先ず、図1に示した光波長フィルタ10の
基板16上のSAW導波路20上のうちの、2段目のA
Oフィルタ14を構成する部分の一部分に、長方形の平
面パタンの第1レジストパタン44を形成する(図7の
(A))。また、第1レジストパタン44の厚さは数百
μm程度である。また、第1レジストパタン44の光導
波路24に沿った側面は、SAW導波路壁部18aおよ
び18bに接している。
【0065】そして、このときの2段目のAOフィルタ
14の相互作用長L2 は、第1レジストパタン44の中
央偏光子32寄りの縁44aと中央偏光子32との間の
距離となる。
【0066】次に、このときの相互作用長L2 で与えら
れる相互作用長比rL(=L2 /L 1 )のときの、光波
長フィルタ10のサイドローブの透過率を測定する。
【0067】次に、第1レジストパタン44の中央偏光
子32寄りの一部分に、紫外線を照射する(図7の
(B))。図7の(B)では、このときの紫外線照射領
域46を破線で囲んで示す。
【0068】次に、紫外線照射領域46の第1レジスト
パタン44の一部分を、現像により除去して、第2レジ
ストパタン48を画成する(図7の(C))。このとき
の2段目のAOフィルタ14の相互作用長L2 は、第2
レジストパタン48の中央偏光子32寄りの縁48aと
中央偏光子32との間の距離となる。
【0069】次に、このときの相互作用長L2 で与えら
れる相互作用長比rL(=L2 /L1 )のときの、光波
長フィルタ10のサイドローブの透過率を測定する。
【0070】以下同様にして、レジストパタンの一部分
を相互作用長が長くなるように順次に除去し、その都度
サイドローブの透過率を測定すると良い。そして、サイ
ドローブの透過率が所定の値以下若しくは極小となった
ときの相互作用長比を最適相互作用長比に決定する。
【0071】このように、吸収帯をフォトレジストのパ
タンを以って形成すれば、従来周知のフォトリソグラフ
ィ技術を用いて、パタンの一部分を順次に除去すること
により、吸収帯の位置を精度良く移動させることができ
る。
【0072】上述した各実施の形態では、これらの発明
を特定の材料を用い、特定の条件で構成した例について
のみ説明したが、これらの発明は多くの変更および変形
を行うことができる。例えば、上述した実施の形態で
は、2段目のAOフィルタの作用長を決定する吸収帯3
8の位置のみを移動したが、この発明では、例えば、1
段目のOAフィルタの作用長を決定する吸収帯36の位
置のみを移動しても良い。さらに、この発明では、1段
目および2段目の両方の吸収帯の位置を移動させても良
い。
【0073】
【発明の効果】上述した実施の形態の説明からも明らか
なように、この発明の光波長フィルタの最適相互作用長
比の決定方法によれば、相互作用長を決める吸収帯の位
置を移動させることにより、相互作用長を変えて相互作
用長比を変える。そして、相互作用長比を変える度に、
サイドローブの透過率を測定する。このため、サイドロ
ーブの透過率が基準値以下若しくは極小となったときの
相互作用長比を、最適相互作用長比として容易に決定す
ることができる。その結果、サイドローブを抑制するこ
とによりクロストークを抑制した光波長フィルタを容易
に得ることができる。
【0074】また、吸収帯を樹脂を以って形成すれば、
樹脂を位置を変えて塗布形成することにより、相互作用
長を容易に変えることができる。
【0075】また、透過率の測定時に、吸収帯以外の樹
脂を除去しておけば、この樹脂による光導波路を伝送す
る光の損失を抑制することができる。また、樹脂を除去
しておけば、相互作用長が短くなる方向だけでなく、相
互作用長が長くなる方向へも樹脂の位置を移動すること
ができる。
【0076】また、吸収帯をゴム片を以って形成すれ
ば、光導波路上にゴム片を押しつけるだけなので、光導
波路が形成された基板の表面が実質的に汚れない。この
ため、汚れによる表面弾性波の減衰が実質的に生じな
い。
【0077】また、吸収帯をフォトレジストのパタンを
以って形成すれば、従来周知のフォトリソグラフィ技術
を用いて、パタンの一部分を順次に除去することによ
り、吸収帯の位置を精度良く移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における最適相互作用長比を
決定する対象の光波長フィルタの構成の説明に供する図
である。
【図2】理論的に最適相互作用長比となっている場合の
1段目および2段目のAOフィルタの透過波長特性を示
すグラフである。
【図3】最適相互作用長比の決定方法の手順を示す流れ
図である。
【図4】相互作用長比とサイドローブの透過率との関係
の測定結果を示すグラフである。
【図5】(A)は、最適相互作用長のときの1段目およ
び2段目のAOフィルタの透過波長特性を示すグラフで
あり、(B)は、最適相互作用長のときの光波長フィル
タの透過波長特性を示すグラフである。
【図6】第3の実施の形態の説明に供する要部縦断面図
である。
【図7】(A)〜(C)は、第4の実施の形態における
フォトレジストのパタンの形状の説明に供する要部平面
図である。
【符号の説明】
10:光波長フィルタ 12:1段目のAOフィルタ 14:2段目のAOフィルタ 16:基板 18a、18b:SAW導波路壁部 20:SAW導波路 22:櫛形電極 24:光導波路 26:入力ポート 28:出力ポート 30:入射側偏光子 32:中央偏光子 34:出射側偏光子 36:表面弾性波吸収帯 38:表面弾性波吸収帯(吸収帯) 40:ゴム片 42:可動支持体 44:第1レジストパタン 44a:縁 46:紫外線照射領域 48:第2レジストパタン 48a:縁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1段目の音響光学効果型光波長フィルタ
    と該1段目の音響光学効果型光波長フィルタを透過した
    光が入力する2段目の音響光学効果型光波長フィルタと
    を以って構成された光波長フィルタにおいて、前記1段
    目の音響光学効果型光波長フィルタの光導波路に沿った
    相互作用長と前記2段目の音響光学効果型光波長フィル
    タの光導波路に沿った相互作用長との比である相互作用
    長比の最適値を決定するにあたり、 前記1段目および2段目の音響光学効果型光波長フィル
    タのうちの少なくとも一方の音響光学効果型光波長フィ
    ルタにおいて、相互作用長を決める表面弾性波吸収帯の
    位置を前記光導波路に沿って移動させることによって、
    当該音響光学効果型光波長フィルタの相互作用長を変化
    させ、該相互作用長を変化させる度に、サイドローブの
    透過率を測定し、該サイドローブの透過率が基準値以下
    若しくは極小となったときの相互作用長比を最適値とす
    ることを特徴とする光波長フィルタの最適相互作用長比
    の決定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光波長フィルタの最適
    相互作用長比の決定方法において、表面弾性波吸収帯の
    位置を前記光導波路に沿って移動させるにあたり、 前記表面弾性波吸収帯を樹脂を以って形成し、該樹脂を
    前記光導波路上に、前記相互作用長が短くなる方向に順
    次に位置を変えて塗布形成することを特徴とする光波長
    フィルタの最適相互作用長比の決定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光波長フィルタの最適
    相互作用長比の決定方法において、表面弾性波吸収帯の
    位置を前記光導波路に沿って移動させるにあたり、 前記表面弾性波吸収帯を樹脂を以って形成し、前記光導
    波路上に塗布形成された樹脂を除去した後に、該樹脂が
    除去された位置と異なる位置に樹脂を塗布形成すること
    を特徴とする光波長フィルタの最適相互作用長比の決定
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の光波長フィルタの最適
    相互作用長比の決定方法において、表面弾性波吸収帯の
    位置を前記光導波路に沿って移動させるにあたり、 前記表面弾性波吸収帯をゴム片を以って形成し、該ゴム
    片を前記光導波路上に位置を変えて押しつけることを特
    徴とする光波長フィルタの最適相互作用長比の決定方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の光波長フィルタの最適
    相互作用長比の決定方法において、表面弾性波吸収帯の
    位置を前記光導波路に沿って移動させるにあたり、 前記表面弾性波吸収帯をポジ型のフォトレジストのパタ
    ンを以って形成し、該パタンの一部分を、前記相互作用
    長が長くなるように順次に除去することを特徴とする光
    波長フィルタの最適相互作用長比の決定方法。
JP9059493A 1997-03-13 1997-03-13 光波長フィルタの最適相互作用長比の決定方法 Withdrawn JPH10253934A (ja)

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JP2003057617A (ja) * 2001-08-14 2003-02-26 Fujitsu Ltd 音響光学チューナブルフィルタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003057617A (ja) * 2001-08-14 2003-02-26 Fujitsu Ltd 音響光学チューナブルフィルタ
JP4565779B2 (ja) * 2001-08-14 2010-10-20 富士通株式会社 音響光学チューナブルフィルタ

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