JPH10253683A - 基板の検査装置 - Google Patents

基板の検査装置

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Publication number
JPH10253683A
JPH10253683A JP9072762A JP7276297A JPH10253683A JP H10253683 A JPH10253683 A JP H10253683A JP 9072762 A JP9072762 A JP 9072762A JP 7276297 A JP7276297 A JP 7276297A JP H10253683 A JPH10253683 A JP H10253683A
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JP
Japan
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substrate
inspection
hand
lifter
cassette
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Application number
JP9072762A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Hirai
幸廣 平井
Hideki Ikeuchi
秀樹 池内
Masashi Hasegawa
昌志 長谷川
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Micronics Japan Co Ltd
Original Assignee
Micronics Japan Co Ltd
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Publication date
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  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板の撓みを小さくすることにある。 【解決手段】 検査装置は、薄い基板を受ける検査ステ
ージを含む。検査ステージは、基板を支持する基板支持
部を有するテーブルと、基板を基板支持部に対して昇降
させるリフターとを備える。リフターは、基板支持部か
ら突出する位置と突出しない位置とに変位される基板受
け部を、テーブルに支持された基板と平行に伸びる仮想
線の方向に間隔をおいた少なくとも4箇所のそれぞれに
有する。これにより、リフター上の基板の撓みが小さく
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネルに
用いる基板を検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルすなわち液晶パネルのガ
ラス基板は、一般に、それに形成されたTFT(薄いフ
ィルム状トランジスタ)アレイの電気的回路機能の試験
すなわち検査をされる。この種の検査は、一般に、基板
を検査ステージに水平に配置し、プローブユニットに対
する基板の位置合わせをし、基板をプローブユニットに
押圧し、その状態で基板の電気回路に通電することによ
り、行われる。
【0003】検査ステージに対する基板の受け渡しは、
基板を載置する2つの指部を有するフォーク状のハンド
を備えた搬送ロボットすなわち受け渡し機構により行わ
れる。また、プローブユニットに対する基板の位置合わ
せおよび押圧は、基板を支持する検査ステージのテーブ
ルにより行われる。
【0004】受け渡し機構が基板をハンドに載置する構
造であることに起因して、受け渡し機構のハンドと検査
ステージのテーブルとの間で基板を直接的に受け渡すこ
とができないことから、検査ステージは、基板をテーブ
ルに対して昇降させるリフターを備え、また検査すべき
基板を支持する基板支持部をテーブルに設けている。
【0005】リフターは、基板を、先ず基板支持部の上
方の位置においてハンドから複数の基板受け部に受け、
次いで基板支持部の位置まで下げることにより基板支持
部に載せ、検査後再び基板支持部より上方へ持ち上げ、
その位置においてハンドに渡す。ハンドは、リフターと
の間における基板の受け渡し時、リフタの隣り合う基板
受け部材の間に位置される。
【0006】しかし、従来の検査装置では、基板の長手
方向または幅方向に間隔をおいた2箇所もしくは基板の
4つの隅角部をリフターの基板受け部に受ける構造であ
るから、リフターに受けられた基板が撓むことを避ける
ことができない。
【0007】特に、最終的に複数の液晶パネル基板に分
離されるいわゆる複数取りの基板用の検査装置の場合、
リフターの基板受け部の間隔が大きくなるから、基板が
20mmから80mmも大きく撓み、その結果ハンドに
よる基板の受け渡しが不安定になる。また、基板の撓み
が大きくなると、マイクロクラックが基板に生じ、それ
により基板上の電気回路が断線する。
【0008】
【解決しようとする課題】本発明の目的は、基板の撓み
を小さくすることにある。
【0009】
【解決手段、作用および効果】本発明の検査装置は、薄
い基板を受ける検査ステージを含む。検査ステージは、
基板を支持する基板支持部を有するテーブルと、基板を
基板支持部に対して昇降させるリフターとを備える。リ
フターは、基板支持部から突出する位置と突出しない位
置とに変位される基板受け部を、テーブルに支持された
基板と平行に伸びる仮想線の方向に間隔をおいた少なく
とも4箇所のそれぞれに有する。
【0010】基板は、これと平行の少なくとも1つの方
向における少なくとも4箇所においてリフターに受け
る。このため、リフターに受けられた基板は大きく撓む
ことを防止され、その基板の撓みが小さくなる。また、
隣り合う基板受け部の間を伸びる少なくとも3つの指部
を有するハンドを用いることができる。
【0011】本発明によれば、基板をこれと平行の少な
くとも1つの方向における少なくとも4箇所においてリ
フターに受けるようにしたから、リフターに受けられた
基板が大きく撓むことを防止され、その基板の撓みが小
さい。
【0012】リフターは、さらに、基板支持部から突出
する位置と突出しない位置とに変位される他の基板受け
部を、テーブルに支持された基板と平行に伸びかつ仮想
線と交差する他の仮想線の方向に間隔をおいた少なくと
も4箇所のそれぞれに有することができる。このように
すれば、基板は、互いに交差する2つの仮想線の方向に
おける少なくとも8箇所においてリフターに受けられる
から、その基板がより撓みにくく、したがって基板の撓
みがより小さくなる。
【0013】各受け部を、テーブルに支持された基板と
平行に伸びかつ仮想線と直行する他の仮想線の方向へ連
続して伸びる形状とすることができる。このようにすれ
ば、基板は、一方の仮想線の方向に間隔をおいた少なく
とも4箇所であって他方の仮想線の方向に連続する長い
箇所においてリフターに受けられるから、その基板がよ
り撓みにくく、したがって基板の撓みがより小さくな
る。
【0014】さらに、複数の基板を上下方向に間隔をお
いて水平の状態に収納するカセットと、該カセットおよ
び検査ステージに対し基板の受け渡しをする受け渡し機
構とを含み、カセットは基板を水平の状態に受けるべく
上下方向へ間隔をおいた複数の載置部を有し、各載置部
は、水平面内における第1の方向へ間隔をおいて該第1
の方向と直交する水平の第2の方向へ伸びる少なくとも
4つの支持体を備えることができる。このようにすれ
ば、基板が第1の方向に間隔をおいて第2の方向へ伸び
る少なくとも4箇所において載置部に受けられるから、
基板がカセットにおいて大きく撓むことを防止され、カ
セットにおける基板の撓みが小さくなる。
【0015】受け渡し機構は、共同して前記基板を受け
るべく同じ方向へ伸びる少なくとも3つの指部を有する
ハンドを備えることができる。このようにすれば、基板
がその両端部のみならず、中間部においてもハンドに受
けられるから、基板がハンド上において大きく撓むこと
を防止され、ハンド上における基板の撓みが小さくな
る。
【0016】仮想線上にあって両仮想線の交点を中心と
する点対称の位置に基板受け部を配置することができ
る。このようにすれば、同じ方向へ伸びる少なくとも3
つの指部を有するハンドを基板受け部上の基板とテーブ
ルとの間に両仮想線のいずれの方向からも差し込む構造
とすることができる。
【0017】
【実施の形態】図1〜図6を参照するに、検査装置10
は、図9に示すような長方形の基板12または14の検
査に用いられる。基板12および14は、いずれも、液
晶表示パネルすなわち液晶パネル(LCD)のためのガ
ラス基板、特にTFT(薄いフィルム状トランジスタ)
を含む電気回路が形成された基板である。
【0018】図9(A)は、液晶パネル用の4つの基板
部12a〜12dを有する4つ取りの基板を示し、図9
(B)は液晶パネル用の6つの基板部14a〜14fを
形成した6つ取りの基板を示す。いずれの基板12,1
4も、液晶を注入する前の基板である。以下、検査すべ
き基板すなわち被検査基板は基板12であるものとして
説明する。
【0019】検査装置10は、未検査の基板12および
検査済みの基板12を貯留する貯留ステーション20
と、基板12を検査する検査ステーション22と、基板
12を貯留ステーション20から検査ステーション22
におよびその逆に搬送する搬送ステーション24とを含
む。
【0020】図示の例では、貯留ステーション20、搬
送ステーション22および検査ステーション24は、搬
送ステーション22が貯留ステーション20と検査ステ
ーション24との間となるように、左右方向に配列され
ているが、前後方向に配列されていてもよい。
【0021】貯留ステーション20は、基板12を貯留
する複数のカセット26が配置されている。各カセット
26は、搬送ステーション24の側に開口する筐体28
と、基板12を水平に受けてその状態に支持すべく筐体
28内に上下方向に間隔をおいて形成された複数の載置
部30とを備える。
【0022】各載置部30は、筐体28内を検査装置1
0の左右方向へ水平に伸びる第1の方向へ長い4つ以上
の支持体30a〜30dにより形成されている。各載置
部30の支持体30a〜30dは、検査装置10の前後
方向へ水平に伸びる第2の方向へ間隔をおいており、ま
た上面を同じ高さ位置とされている。
【0023】支持部30a,30dは、筐体28の側壁
(図示の例では、前壁および後壁)に組み付けられた側
部支持体である。これに対し、支持部30b,30c
は、筐体28の奥壁(図示の例では、右側壁)に片持ち
梁状に組み付けられた中間の支持体である。
【0024】検査ステーション22は、後に受け渡し機
構とともに説明するプリアライメント部32と、基板1
2への通電に用いるプローブユニット34と、プローブ
ユニット34に対する基板12の精密アライメントと押
圧とをする検査ステージ36とを備える。
【0025】プローブユニット34は、複数のプローブ
ブロック38を長方形のブロック取付板40に組み付け
ている。各プローブブロック38は、通電用の複数のプ
ローブをブロックに並列的に組み付けている。取付板4
0は、基板12と相似の長方形の開口42を中央に有す
る。取付板40の開口42を形成する縁部のうち、3つ
の縁部のそれぞれに複数のプローブブロック38が取り
付けられている。
【0026】検査ステージ36は、基板12を水平の状
態に受ける平板状のテーブル44と、プローブユニット
34に対するテーブル44の位置を調整すべくテーブル
44を支持するテーブル移動機構すなわちステージ46
と、基板12をテーブル44に対して昇降させるべくテ
ーブル44に配置されたリフター48とを備える。
【0027】テーブル44は、真空チャックのように、
基板12を上面に解除可能に吸着するワークテーブルの
機能を有する。このため、テーブル44の上面は、基板
12を水平に受けてその状態に支持する基板支持部とし
て作用する。
【0028】ステージ46は、テーブル44を、それに
支持された基板12と平行の互いに直交するX軸線の方
向およびY軸線の方向へ変位させるとともに、支持され
た基板12に垂直のθ軸線の方向へ変位させ、さらにθ
軸線の周りに角度的に回転移動させる。このため、テー
ブル44およびその上の基板12は、ステージ46によ
りプローブユニット34に対し、X軸線、Y軸線および
Zすなわちθ軸線の方向への位置調整をされるととも
に、θ軸線の周りの位置調整をされる。
【0029】リフター48は、テーブル44の上面に対
して出入り可能にテーブル44に配置された複数の基板
受け50を有する。図示の例では、基板受け50は、支
持ピンであり、また各対角線上に4つずつ配置されてい
る。
【0030】支持ピンすなわち基板受け50は、テーブ
ル44上の基板12の2つの対角線上にあって両対角線
の交点を中心とする点対称の位置に配置されており、ま
た上端がテーブル44の上面から突出する第1の位置と
上端がテーブル44内に後退する第2の位置とに図示し
ない昇降手段により同時に変位される。このため、各基
板受け50の上端は、基板12を受ける基板受け部とし
て作用する。
【0031】搬送ステーション24には、基板12のた
めの搬送ロボット52が配置されている。搬送ロボット
52は、基板12をカセット26および検査ステージ3
6に対する基板12の受け渡しをする受け渡し機構であ
り、また搬送ステーション24に設けられたガイドレー
ル54に沿って検査装置10の前後方向へ移動可能であ
る。
【0032】搬送ロボットすなわち受け渡し機構52
は、ガイドレール54に沿って自走する駆動機構56
と、駆動機構56の上方にあって駆動機構56により変
位されるアーム58と、アーム58の先端部に取り付け
られたフォーク状のハンド60とを備える。
【0033】駆動機構56は、自走機能のみならず、ア
ーム58を上下方向へ伸びる軸線の周りに回転させる機
能、アーム58を上下方向へ移動させる機能、および、
アーム58を屈伸させる機能を有する。このため、駆動
機構56は、アーム58を駆動する出力軸すなわち駆動
軸59を有する。
【0034】アーム58は、屈伸可能に連結された2つ
のリンクにより形成されており、一端部において駆動機
構56の駆動軸59に片持ち梁状に支持されており、他
端部上側にハンド60を支持している。
【0035】ハンド60は、水平方向へ間隔をおいて水
平方向へ互いに平行に伸びる複数の指部62を有する。
ハンド60は、カセット26の中間支持体30b,30
cおよびリフター48の中央の基板受け50を隣り合う
指部62の間に受け入れることができるとともに、各指
部62が隣り合う支持体30a,30b,30c,30
dの間ならびに隣り合う基板受け50の間に受け入れら
れる形状および寸法を有する。
【0036】検査時、検査ステージ36の基板受け50
は、テーブル44から上方へ突出されている。この状態
で、先ず受け渡し機構52が動作する。
【0037】受け渡し機構52は、図1に示すようにア
ーム58を屈曲させた状態で所定のカセット26の前に
移動し、ハンド60をそのカセット26に向けるととも
に、ハンド60をそのカセット26の所定の載置部30
よりわずかに低い高さ位置に調整し、その後受け渡し機
構52のアーム58を伸長させる。これにより、ハンド
60の指部62は、図2および図3に実線で示すよう
に、カセット26に向けて前進されて、所定の載置部3
0の下側に差し込まれる。
【0038】次いで、受け渡し機構52は、載置部30
に支持されている基板12を指部62に受け取るように
ハンド60をその載置部30に対しわずかに上昇させ、
ハンド60をカセット26から後退させるようにアーム
58を屈曲させ、その後プリアライメント部32の前に
移動する。
【0039】プリアライメント部32は、ハンド60に
対する基板12の位置を粗調整するステーションであ
る。このため、受け渡し機構52は、ハンド60をプリ
アライメント部32の側に向けるとともに、ハンド60
の高さ位置を調整し、その後アーム58を伸長させる。
これにより、ハンド60上の基板12は、その隣り合う
2つの縁部をストッパ64,66に当接され、ハンド6
0に対して変位される。ストッパ64および66は、互
いに直交する2方向(図示の例では、左右方向および前
後方向)へ伸びる。
【0040】次いで、受け渡し機構52は、アーム58
を屈曲させた状態で、検査ステージ36の前に移動し、
そこでハンド60を検査ステージ36に向けるととも
に、ハンド60を基板受け50の上端よりわずかに高い
位置に調整し、その後アーム58を伸長させる。
【0041】このとき、基板受け50の上部がテーブル
44から上方へ突出されているから、図2,図3および
図5に2点鎖線で示すように、ハンド60の指部62は
上方から見て隣り合う基板受け50の間に位置され、ハ
ンド60上の基板12は基板受け50の上方へ移動され
る。
【0042】次いで、受け渡し機構52は、ハンド60
を基板受け50の上端より低い位置まで下げた後、アー
ム58を屈曲させる。これにより、基板12はハンド6
0から基板受け50に移され、ハンド60は検査ステー
ジ36から後退される。
【0043】受け渡し機構52は、ハンド60を検査ス
テージ36から後退させた状態で待機する。これの代わ
りに、次に検査ステージ36が動作する。
【0044】検査ステージ36は、先ず、基板受け50
をテーブル44内に後退させる。これにより、基板受け
50に受けられていた基板12はテーブル44に移され
る。
【0045】次いで、検査ステージ36は、テーブル4
4をX軸線およびY軸線の方向ならびにθ軸線の周りに
変位させることにより、プローブユニット34に対する
基板12の精密アライメントをする。
【0046】次いで、検査ステージ36は、テーブル4
4をθ軸線の方向へ移動させることにより、基板12を
プローブユニット34に押圧する。この状態で、プロー
ブユニット34を介して基板12に通電され、基板12
の検査が行われる。基板12の精密アライメントおよび
検査は、液晶パネル用の基板部毎に行われる。
【0047】このため、検査ステージ36は、1つの液
晶パネル用基板部を検査するたびに、基板12をプロー
ブから離し、次の液晶パネル用基板部をプローブユニッ
ト34に対向させ、その液晶パネル用基板部をプローブ
ユニット34に押圧するように、テーブル44を変位さ
せる。
【0048】基板12の検査が終了すると、検査ステー
ジ36は、基板受け50をテーブル44から突出させ
て、基板12を基板受け50に受ける。検査ステージ3
6は、この状態で待機する。その代わりに、次に受け渡
し機構52が動作する。
【0049】受け渡し機構52は、先ず、アーム58を
伸長させてハンド60をテーブル44と基板12との間
に差し込み、ハンド60を基板受け50の上端よりわず
かに高い位置に上昇させる。これにより、基板受け50
に支持されていた基板12は、ハンド60に受けられ
る。
【0050】次いで、受け渡し機構52は、アーム58
を屈曲させてハンド60を検査ステージ36から後退さ
せた後、所定のカセット26の前に移動する。その位置
で、受け渡し機構52は、ハンド60の高さ位置をカセ
ット26の所定の載置部30の高さ位置に合うように調
整し、アーム58を伸長させ、その後ハンド60をその
載置部30の高さ位置よりわずかに低い位置まで下げ
る。その結果、ハンド60上の基板12は載置部30に
移される。
【0051】次いで、受け渡し機構52は、アーム58
を屈曲させて、ハンド60をカセット26から後退させ
た後、次の基板の検査作業にうつる。
【0052】検査装置10によれば、カセット26の各
載置部30、検査ステージ36のリフター48および受
け渡し機構52のハンド60が、いずれも、基板12の
両縁部を受けるとともに、基板2の中間部を受けるか
ら、基板が載置部30、リフター48およびハンド60
に受けられた状態において大きく撓むことなく、基板の
保管、検査および運搬が安定する。
【0053】また、基板受け50が基板12の対角線上
にあって両対角線の交点を中心とする対称に配置されて
いるから、テーブル44が図3における状態からさらに
90度回転された状態に維持されている場合でも、フォ
ーク状のハンド60を基板受け50上の基板12とテー
ブル44との間に差し込むことができる。
【0054】本発明は、上記実施例に限定されない。た
とえば、基板の各対角線の方向に間隔をおいた4以上の
箇所に基板受けを設けたリフターを用いる代わりに、装
置の前後方向に間隔をおいて装置の左右方向へ連続する
細長い基板受けを備えたリフターを用いてもよい。
【0055】図7および図8は、上記のようなリフター
を用いた検査ステージ70の実施例を示す。検査ステー
ジ70のリフター72は、装置の前後方向に間隔をおい
て装置の左右方向へ連続する細長い4つの基板受け74
を備えることを除いて、検査ステージ36のリフター4
8と同様の機能を有する。各基板受け74の上面は、基
板受け部として作用する。
【0056】なお、左右方向または前後方向における検
査ステージの基板受けの数ひいては基板受け部の数、な
らびに、カセットの支持体の数は、いずれも、4以上と
することができる。同様に、カセットのハンドの指部の
数も3以上とすることができる。また、ハンドは、1以
上の真空吸着部を各指部に備えることが好ましい。この
場合、基板の受け渡しをするとき、基板のプリアライメ
ントをするとき、ハンドは基板の新旧吸着を一時的に解
除する。
【0057】本発明は、複数取りの基板の検査装置のみ
ならず、1つ取りの基板の検査装置にも適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検査装置の一実施例を示す平面図であ
る。
【図2】受け渡し機構、カセットおよび検査ステージの
一実施例を示す正面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】カセットの一部を示す正面図である。
【図5】検査ステージの一実施例を示す平面図である。
【図6】図5に示す検査ステージの正面図である。
【図7】検査ステージの他の実施例を示す、図2と同様
の正面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】検査すべき基板を示す図であって、(A)は4
つ取りの基板を示し、(B)は6つ取りの基板を示す。
【符号の説明】
10 検査装置 12、14 検査すべき基板 20 貯留ステーション 22 検査ステーション 24 搬送ステーション 26 カセット 28 筐体 30 載置部 32 プリアライメント部 34 プローブユニット 36、70 検査ステージ 44 テーブル 46 ステージ(テーブル移動機構) 48、72 リフター 50、74 基板受け 52 受け渡し機構(搬送ロボット) 60 ハンド 62 指部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄い基板を受ける検査ステージを含み、
    前記検査ステージは、基板を支持する基板支持部を有す
    るテーブルと、前記基板を前記基板支持部に対して昇降
    させるリフターとを備え、前記リフターは、前記基板支
    持部から突出する位置と突出しない位置とに変位される
    基板受け部を、前記テーブルに支持された基板と平行に
    伸びる仮想線の方向に間隔をおいた少なくとも4箇所の
    それぞれに有する、基板の検査装置。
  2. 【請求項2】 前記リフターは、さらに、前記基板支持
    部から突出する位置と突出しない位置とに変位される基
    板受け部を、前記テーブルに支持された基板と平行に伸
    びかつ前記仮想線と交差する他の仮想線の方向に間隔を
    おいた少なくとも4箇所のそれぞれに有する、請求項1
    に記載の検査装置。
  3. 【請求項3】 前記各受け部は、前記テーブルに支持さ
    れた基板と平行に伸びかつ前記仮想線と直行する他の仮
    想線の方向へ連続して伸びる、請求項1に記載の検査装
    置。
  4. 【請求項4】 さらに、複数の基板を上下方向に間隔を
    おいて水平の状態に収納するカセットと、該カセットお
    よび前記検査ステージに対し基板の受け渡しをする受け
    渡し機構とを含み、前記カセットは基板を水平の状態に
    受けるべく上下方向へ間隔をおいて形成された複数の載
    置部を有し、各載置部は、水平面内における第1の方向
    へ間隔をおいて該第1の方向と直交する水平の第2の方
    向へ伸びる少なくとも4つの支持体を備える、請求項
    1,2または3に記載の検査装置。
  5. 【請求項5】 前記受け渡し機構は、共同して前記基板
    を受けるべく同じ方向へ伸びる少なくとも3つの指部を
    有するハンドを備える、請求項4に記載の検査装置。
  6. 【請求項6】 前記基板受け部は、前記仮想線上にあっ
    て両仮想線の交点を中心とする対称の位置に配置されて
    いる、請求項2に記載の検査装置。
JP9072762A 1997-03-11 1997-03-11 基板の検査装置 Pending JPH10253683A (ja)

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JP9072762A Pending JPH10253683A (ja) 1997-03-11 1997-03-11 基板の検査装置

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JP (1) JPH10253683A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005227263A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Applied Materials Inc 集積基板搬送モジュールを備えた電子ビームテストシステム

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