JPH10253306A - 重力定圧式指示測定器 - Google Patents
重力定圧式指示測定器Info
- Publication number
- JPH10253306A JPH10253306A JP9954697A JP9954697A JPH10253306A JP H10253306 A JPH10253306 A JP H10253306A JP 9954697 A JP9954697 A JP 9954697A JP 9954697 A JP9954697 A JP 9954697A JP H10253306 A JPH10253306 A JP H10253306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measuring
- measuring instrument
- measurement
- indicating measuring
- main body
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は測定軸の自重を利用して一定
測定力とし、大きな測定範囲の指示測定器を提供するこ
とを目的としたものである。 【構成】 指示測定器本体１と、指示測定器本体の
中を滑らかに摺動する測定軸２で構成されているる。
測定力とし、大きな測定範囲の指示測定器を提供するこ
とを目的としたものである。 【構成】 指示測定器本体１と、指示測定器本体の
中を滑らかに摺動する測定軸２で構成されているる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 この発明は主として大きな測定
範囲を必要とする段差、幅、径、深い孔等の測定に関す
るものである。
範囲を必要とする段差、幅、径、深い孔等の測定に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】 従来の指示測定器は、指針式デ
ジタル式共、ばね等の測定力発生装置を内蔵しているた
め、測定範囲に限界があり、大きな測定範囲を持つ物が
出来なかった。
ジタル式共、ばね等の測定力発生装置を内蔵しているた
め、測定範囲に限界があり、大きな測定範囲を持つ物が
出来なかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 これらには、次のよ
うな欠点があった。ばね等の測定力発生機構は位置によ
る力の差が生じ、測定誤差の原因となる場合がある。特
に長尺の指示測定器においては、力の差がより大きくな
るため、測定力発生機構の内蔵が困難であり、測定器が
極度に大きくなる等、実用上使用し難いため、市場の要
求にもかかわらず、大きな測定範囲を持つ指示測定器は
皆無であり、やむを得ず小さな測定範囲の指示測定器
を、測定長さに応じた基準ゲージでその都度、位置合わ
せをして、比較測定をせざるを得なかった。この発明は
これらの欠点を解消し、大きな測定範囲を持ち、迅速な
絶対値測定が可能な指示測定器を提供するものである。
うな欠点があった。ばね等の測定力発生機構は位置によ
る力の差が生じ、測定誤差の原因となる場合がある。特
に長尺の指示測定器においては、力の差がより大きくな
るため、測定力発生機構の内蔵が困難であり、測定器が
極度に大きくなる等、実用上使用し難いため、市場の要
求にもかかわらず、大きな測定範囲を持つ指示測定器は
皆無であり、やむを得ず小さな測定範囲の指示測定器
を、測定長さに応じた基準ゲージでその都度、位置合わ
せをして、比較測定をせざるを得なかった。この発明は
これらの欠点を解消し、大きな測定範囲を持ち、迅速な
絶対値測定が可能な指示測定器を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 指示測定器本体１の中
を滑らか摺動する測定軸２を設け、ばね等の測定力機構
を持たない構造の指示測定器である。
を滑らか摺動する測定軸２を設け、ばね等の測定力機構
を持たない構造の指示測定器である。
【０００５】
【作用】 指示測定器は多くの場合、垂直状態で使用さ
れる。この時測定軸には質量による下向きの力すなわち
自重が発生するので、ばね等の測定力機構を持たなくて
も正確な測定を行うことができる。指示測定器本体１を
貫き、且つ滑らかに摺動する測定軸２はばね等の測定力
機構を持たないため、長尺の測定軸とすることが可能と
なり、大きな測定範囲の指示測定器が制作できることと
なった。
れる。この時測定軸には質量による下向きの力すなわち
自重が発生するので、ばね等の測定力機構を持たなくて
も正確な測定を行うことができる。指示測定器本体１を
貫き、且つ滑らかに摺動する測定軸２はばね等の測定力
機構を持たないため、長尺の測定軸とすることが可能と
なり、大きな測定範囲の指示測定器が制作できることと
なった。
【０００６】
【実施例】 この発明は主としてデジタル式指示測定器
において特に有効であり、３００ｍｍ、５００ｍｍもし
くはそれ以上の長尺指示測定器を供給しうるものであ
る。 実際の測定に於いては、垂直もしくは垂直に近い
状態での使用がもっとも多いが、傾斜位置での使用や水
平に使用されることもあり、この場合自重による測定力
は発生しないが、応用例のように外部から錘３と、滑車
４などで簡単に任意の一定測定力を与えることも可能で
ある。
において特に有効であり、３００ｍｍ、５００ｍｍもし
くはそれ以上の長尺指示測定器を供給しうるものであ
る。 実際の測定に於いては、垂直もしくは垂直に近い
状態での使用がもっとも多いが、傾斜位置での使用や水
平に使用されることもあり、この場合自重による測定力
は発生しないが、応用例のように外部から錘３と、滑車
４などで簡単に任意の一定測定力を与えることも可能で
ある。
【０００７】
【発明の効果】 この発明により従来市場に無かった長
尺の指示測定器を供給出来る。又構造が単純になり、長
尺で故障が少なく、耐久性に富む軽量で且つ小型な製品
が制作できる。又自重や錘式による測定力は、位置によ
る力の差が理論上ゼロとなり、長尺の測定軸を持つ指示
測定器であっても任意の位置での測定力は常に一定であ
って、高精度測定が可能となり、従来の指示測定器では
出来なかった大寸法の絶対値測定を素早く、高精度に行
うことができる。
尺の指示測定器を供給出来る。又構造が単純になり、長
尺で故障が少なく、耐久性に富む軽量で且つ小型な製品
が制作できる。又自重や錘式による測定力は、位置によ
る力の差が理論上ゼロとなり、長尺の測定軸を持つ指示
測定器であっても任意の位置での測定力は常に一定であ
って、高精度測定が可能となり、従来の指示測定器では
出来なかった大寸法の絶対値測定を素早く、高精度に行
うことができる。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図２】本発明の一実施例の三面図である。
【図３】本発明の応用例である。
１・・・指示測定器本体 ２・・・測定軸 ３・・・錘 ４・・・滑車
Claims (1)
- 【請求項１】 指示測定器本体（１）と、指示測
定器本体の中を滑らかに摺動する測定軸（２）から成る
重力定圧式指示測定器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9954697A JPH10253306A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 重力定圧式指示測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9954697A JPH10253306A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 重力定圧式指示測定器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10253306A true JPH10253306A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=14250189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9954697A Pending JPH10253306A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 重力定圧式指示測定器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10253306A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008134157A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Mitsutoyo Corp | デジタルインジケータおよびデジタルインジケータの使用方法 |
-
1997
- 1997-03-12 JP JP9954697A patent/JPH10253306A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008134157A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Mitsutoyo Corp | デジタルインジケータおよびデジタルインジケータの使用方法 |
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