JPH10240206A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH10240206A
JPH10240206A JP9046118A JP4611897A JPH10240206A JP H10240206 A JPH10240206 A JP H10240206A JP 9046118 A JP9046118 A JP 9046118A JP 4611897 A JP4611897 A JP 4611897A JP H10240206 A JPH10240206 A JP H10240206A
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JP9046118A
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Satoru Shinada
哲 品田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長い文字列でもなるべく1画面に表示し、わ
かりやすくかつバランスのよい表示を実現する。 【解決手段】 表示画面部で表示するべく発生された表
示文字列について、その文字数と表示可能文字数を比較
し、表示文字列の文字数が表示可能文字数を越えていた
場合に、その表示文字列内の或る文字を省略対象として
省略形文字を生成し、その省略形文字を用いて表示文字
列を変形させる。そしてこのような変形された文字列を
用いて表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば再生装置、受
信装置などの各種電子機器に搭載される表示装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)、MD(ミ
ニディスク)、DAT(デジタルオーディオテープ)、
DVD(デジタルビデオディスク/デジタルバーサタイ
ルディスク)などの各種の音楽/映像等の記録媒体が開
発され、普及しており、これらのメディアを用いたシス
テムでは、音声等の主データの記録・再生動作に加え
て、ユーザーインターフェースを計るために各種の表示
出力が実行される。例えばメディアに記録されているデ
ィスクネーム、トラックネームなどの文字データや、装
置の処理に関する操作メッセージ、音響処理等の処理設
定状況、動作状況などに関しての文字情報などが表示用
情報として発生され、表示部に表示される。
【0003】特にCDテキストなどのディスクメディア
には、表示用の情報としてディスクネームや収録してあ
る楽曲に対応して曲名(トラックネーム)、作曲者名、
作詞者名、アーチィスト名などの文字情報が記録されて
おり、表示される文字情報の内容種別はより多様化され
ている。またいわゆるFM多重放送のように音声放送と
ともに文字情報を放送する放送システムも実用化されて
おり、それに対応するラジオチューナでは、受信された
文字情報を表示することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでディスクプレ
ーヤなどの機器における表示部は、さほど大型の表示面
を持たないことが通常であり、視認性を犠牲にしないよ
うに或る程度の文字サイズを確保するとすれば、画面上
で一度に表示できる文字数(スクロールや画面切換を行
わずに表示領域内で表示できる最大文字数:以下、表示
可能文字数という)には限度がある。ところが、表示す
べき内容が多様化するに伴って、表示可能文字数を越え
る文字列を表示しなければならない場合も多く発生す
る。
【0005】このような場合、従来は文字をスクロール
させることで表示可能文字数より多い表示文字列を表示
していくことが行われていた。ところが、スクロール表
示は場合によってはユーザーが文字を判別しにくいこと
もあり、また表示内容をみるタイミングを逃してしまう
こともある。このため、できる限りは1画面内で全文字
列が固定表示されるようにすることが好ましい。ユーザ
ーに伝えるべき内容としての文字列が表示可能文字を越
える場合に、スクロール以外で対応する方式として、あ
らかじめ特定の文字に対して省略形を設定しておき、常
に省略形文字を用いて表示を行うようにしたものがあ
る。例えばイコライザの設定操作に関する表示を行う際
に「EQUALIZER」と表示すべきところを「E
Q」と表示したり、プログラム再生などのモードとされ
た際に「PROGRAM PLAY MODE」と表示
すべきところを「PGM」と表示する方式である。
【0006】このように省略形を用いることで、ユーザ
ーに伝えるべき情報をなるべく1画面内に抑えて固定表
示することができる。ところが、省略形の文字は、表示
内容が理解しにくいという面もあり、常に省略形文字を
用いることは適当とはいえない。特に、表示可能な文字
数に余裕がある場合でも省略形を用いると、わかりにく
いだけでなく、表示画面上のバランスも悪くなる。
【0007】例えば上記「PGM」という表示を考え
る。この「PRG」という文字とともに他の多くの文字
(例えばトラックナンバの選択ガイドなどの文字)を一
度に表示する場合は、「PRG」という文字を用いて
も、他の文字情報からも推測できるためそれが「プログ
ラム再生」を意味していることが比較的容易に理解で
き、また全部の表示文字を合わせると表示可能文字数に
近づくため表示上でのバランスもさほど悪くならない。
ところが「PGM」という文字のみを表示すべき場合が
発生したとする。この場合、「PGM」という3文字だ
けでは、それが「プログラム再生」を意味するものであ
るとは理解しにくく、また例えば表示可能文字数が10
数文字あるところに3文字だけ隅に表示されることにな
って見栄えが悪い。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、表示すべき内容(文字数)が多い場合で
も、なるべく1画面で固定表示できる用にするととも
に、理解しにくい表示や体裁の悪い表示を解消できるよ
うにすることを目的とする。
【0009】このために表示装置として、省略対象文字
に対して省略形文字を発生させることのできる省略文字
生成手段と、表示画面部で表示するべく発生された表示
文字列について、その文字数と表示可能文字数を比較
し、表示文字列の文字数が表示可能文字数を越えていた
場合に、その表示文字列内の或る文字を省略対象として
省略文字生成手段に省略形文字を生成させ、その省略形
文字を用いて表示文字列を変形させることのできる表示
文字列変形手段と、表示文字列変形手段での処理課程を
経て得られる表示文字列を表示画面部で表示させること
ができる表示ドライブ手段を設けるようにする。つま
り、表示文字数に応じてフレキシブルに省略形文字を用
いて表示を行うことで、常に省略形文字を用いた場合の
わかりにくさや体裁の悪さを解消し、一方、文字列が長
い場合でもできるだけ1画面での固定表示が行えるよう
にする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、デ
ィスクプレーヤに搭載される表示装置の例として説明し
ていく。
【0011】図1にディスクプレーヤのブロック図を示
す。このディスクプレーヤに挿入されたディスクはプレ
ーヤ部6に装填され、再生駆動されることになる。この
ディスクとしては、CD−DA(CDデジタルオーディ
オ)のように特に文字情報はディスクに記憶されていな
いものでもよく、また例えばCDテキストやMDなどの
ように、主データたる音声情報の他に、ディスクに収録
されている各トラックやディスク全体に対応する文字情
報、もしくは独立した文字情報などが記録されるディス
クであってもよい。
【0012】プレーヤ部6としては、ディスクを装填、
排出するためのローディング機構、ディスク回転駆動機
構、光学ピックアップ機構、RFマトリクスアンプなど
が設けられ、ディスク回転駆動機構によってディスクを
CAVもしくはCLV方式で回転させた状態で光学ピッ
クアップ機構からレーザ光を照射し、その反射光に応じ
た電流を得ることで、ディスクからの情報を読み出す。
反射光の検出情報である電流信号ははRFマトリクスア
ンプにおいて電流−電圧変換、増幅、演算処理等が施さ
れ、各種の信号が生成される。
【0013】プレーヤ部6内のRFマトリクスアンプで
は、再生RF信号、フォーカスエラー信号、トラッキン
グエラー信号等が生成されるが、これらのRFマトリク
スアンプの出力はデコーダ部7及びサーボ部10に供給
される。
【0014】サーボ部10は、RFマトリクスアンプか
ら供給されたフォーカスエラー信号、トラッキングエラ
ー信号や、デコーダ部7からのスピンドルエラー信号等
から、フォーカス、トラッキング、スレッド、スピンド
ルの各種サーボドライブ信号を生成し、プレーヤ部6の
ディスク再生動作に関するサーボ動作を実行させる。プ
レーヤ部6(RFマトリクスアンプ)から出力される再
生RF信号はデコーダ部7に供給される。デコーダ部7
では2値化、復調、エラー訂正処理等を行って、ディス
クから読み取られた情報を音声データ形態にデコードす
る。さらに、デコーダ部7ではサブコード、アドレスデ
ータの抽出、回転速度情報の抽出などを行い、これらの
情報をコントローラ1やサーボ部10に供給する。また
ディスクがMDやCDテキストとされるシステムの場合
は、ディスクの所定エリア(TOC領域など)に記録さ
れている文字情報や、サブコードデータとして記録され
ている文字情報などのデコードも行い、これらの文字情
報をコントローラ1に供給する。
【0015】デコーダ5から出力されるデジタル音声デ
ータは、音響処理部でイコライジング、リバーブ、音量
調整などの音響処理が行われた後、D/A変換器9でア
ナログ音声信号とされ、端子11から所定の音声出力部
位に供給される。例えば音量調節回路、増幅回路を介し
てスピーカ又はヘッドホン出力端子に供給され、音声出
力されることになる。
【0016】再生時の各種動作はマイクロコンピュータ
によって形成されたコントローラ1により制御される。
例えば再生開始、終了、トラックアクセス、早送り再
生、早戻し再生などの動作は、コントローラ1がサーボ
部10やプレーヤ部6の動作を制御することで実現され
る。
【0017】操作部5には、ユーザーが各種操作を行な
うための操作キーが設けられている。例えば再生キー、
トラックアクセスキー、停止キーなどが形成される。ま
た表示動作に関して、特定の内容の表示を指示するため
の表示モードキーなどが設けられている。コントローラ
1は操作部8からの操作情報と、内部ROMに記憶され
た制御プログラムに応じて各部の制御を行なうことにな
る。
【0018】また表示部3は例えば液晶ディスプレイな
どによって形成されるもので、再生時にトラックナン
バ、再生進行時間、動作状態などをコントローラ1の制
御に基づいて表示する。コントローラ1は表示すべきデ
ータ内容(文字列等)を表示ドライバ2に供給する。表
示ドライバ2は表示部3における表示動作のために、コ
ントローラ1から供給された表示データに基づいて表示
駆動信号を生成し、表示部3に供給して表示を実行させ
る。
【0019】より詳しくは表示ドライバ2には、図2に
示すように、表示ドライブ回路2d、表示RAM2c、
フォントROM2b、表示コントローラ2aが搭載され
ている。そしてコントローラ1からの指示は表示コント
ローラ2aに供給される。表示コントローラ2aはフォ
ントROM2bを用いて表示すべき文字データのドット
イメージを得る。また表示RAM2cに表示すべきグラ
フィックや文字データについてのドットデータを展開す
る。表示ドライブ回路2dは表示RAM2cに展開され
ているドットイメージに応じてフルドット表示デバイス
としての表示部3の各ドットのオン/オフ(電圧印加)
を行い、実際の表示を実行させる。また、表示コントロ
ーラ2aは、コントローラ1から供給された文字情報を
ドットイメージに展開するだけでなく、表示RAM2c
上のドットイメージを所定時間毎にずらしていくことで
スクロール表示を実行させることもできる。
【0020】管理情報メモリ4には、ディスクのTOC
領域やサブコードから読み出された管理情報が格納され
る。コントローラ1は管理情報メモリ4に格納された管
理情報を用いてディスクの再生動作制御を行うことにな
る。また、文字情報等の表示動作に関してディスクから
読み出された情報も、この管理情報メモリ4に格納さ
れ、コントローラ1は必要に応じて管理情報メモリ4に
格納されている所要の文字列を表示ドライバ2に供給
し、表示動作を実行させることができる。
【0021】省略形メモリ12は、複数の特定の文字に
対して、その省略形としての文字データが対応テーブル
形式で記憶されている。詳しくは後述するが、コントロ
ーラ1は省略形メモリ12を用いて表示すべき文字列の
中の1又は複数の或る文字を省略形に変更し、文字列全
体としての文字数を少なくすることができる。
【0022】図5に省略形メモリ12における記憶形態
の例を示した。表示部3で表示すべき文字内容として
は、例えば音響処理部8におけるイコライジングやリバ
ーブなどの音響処理に対する操作をユーザーが行う場
合、その時々の操作モード状態や設定状態などを伝える
ための文字や、再生動作モード(例えばプログラム再生
やシャッフル再生など)に関する文字、さらにはディス
クから読み出された文字情報など、多岐にわたる。省略
形メモリ12には、音響処理や再生モードなどに関して
表示する可能性のある文字や、もしくは一般名詞、固有
名詞などで省略表記が可能な各種の文字について、それ
ぞれ1又は複数の省略形が、省略形ナンバに従って文字
数が多い順に記憶されている。
【0023】例えば「EQUALIZER」という文字
に対応して省略形ナンバ1として「EQ」という1つの
省略形文字が記憶されている。また「PARAMETR
IC」という文字に対応して省略形ナンバ1〜3として
文字数が多い順に「PARAM」「PARA」「PA
R」という3つの省略形文字が記憶されている。その他
にも図5に例示するように各種の文字についてそれぞれ
省略形文字が記憶される。このようなテーブルデータ形
式で省略形文字が記憶される文字数は多いほどよいが、
これは省略形メモリ2の記憶容量に応じて設定し、表示
動作に用いられる頻度の高い文字から省略形を設定して
登録しておけばよい。
【0024】また、省略形メモリ12の登録内容は例え
ば工場出荷時にファクトリープリセットとして設定され
ればよいが、ユーザーが特定の文字に対して省略形文字
を追加登録したり、もしくは登録されている省略文字を
変更していけるような構成をとってもよい。
【0025】なお、本例では省略形メモリ12に対する
読出動作はコントローラ1が実行するようにし、表示デ
ータとしての文字列をコントローラ1が省略形を用いて
変形して表示ドライバ2に供給するようにして説明を続
けるが、表示ドライバ2内の表示コントローラ2aが省
略形メモリ12にアクセス可能な構成とし、表示コント
ローラ2aが省略形メモリ12に記憶されている短縮形
文字を用いて、表示文字列を変形できるようにしてもよ
い。また、省略形メモリ12は、固体メモリチップの形
態でなくとも、例えばハードディスクやCD−ROM、
その他の記憶メディアを用いたものでもよい。
【0026】以上のようなディスクプレーヤにおける表
示装置としては、表示部3、表示ドライバ2、コントロ
ーラ1の表示制御機能、及び省略形メモリ12により構
成されることになる。この表示装置により実行される表
示動作を図3から図5で説明する。この表示動作として
は、表示すべき文字列を、必要に応じて省略形を用いて
変形して表示することに特徴を有する。
【0027】図3に表示部3で文字表示を実行する際の
コントローラ1及び表示ドライバ2による処理のフロー
チャートを示す。ユーザーの操作や再生動作状況その他
に応じて、ステップF100として示すように表示すべ
き文字列が発生した場合はコントローラ1の表示制御処
理はステップF101以下に進む。ステップF101と
してコントローラは表示すべき文字列としての総文字数
を、表示部3での1画面内での表示可能な最大文字数
(=表示可能文字数DN)と比較する。
【0028】ここで表示文字列として発生された文字列
の文字数が表示可能文字数DNより少なかった場合は、
その文字列をそのまま表示ドライバ2に供給すれば、表
示部3において1画面内で固定表示できることになる。
従って、ステップF107に進み、発生された文字列を
そのまま実際の表示文字列データとして表示ドライバ2
に送り、表示コントローラ2aによってドットデータと
して展開させ、表示ドライブ回路2dにより表示部3で
の表示を実行させる。例えば表示部3の表示可能文字数
DNが32文字であったとする。このときに、その32
文字の表示領域に表示すべき「PARAMETRIC
EQUALIZER」という文字列が発生されたとす
る。このとき、この文字列は表示可能文字数DNより少
ないため、ステップF101からそのままF107に進
み、この「PARAMETRIC EQUALIZE
R」という文字列がそのまま表示文字列としてセットさ
れ、表示部3で例えば図4(a)のように表示されるこ
とになる。つまり、特に省略形文字は用いられない。
【0029】一方、ステップF101で総文字数が表示
可能文字数DNより多いと判断された場合は、ステップ
F102に進み、まず文字列を構成する各文字のうち
で、省略可能な文字として省略形メモリ12に登録され
ている文字が存在するか否かを確認する。もし、存在し
ていなければ、ステップF100で発生された文字列に
対しては省略形を用いた変形を行うことができないた
め、ステップF112に進み、その文字列を表示文字列
として表示ドライバ2に供給する。このときは、表示す
べき文字列全体を表示部3の1画面内で表示することが
できないため、スクロール表示を指示し、文字をスクロ
ールさせることで全文字列がユーザーに提示されるよう
にする。
【0030】ステップF102で省略可能文字が含まれ
ていることが確認されたら、ステップF103でその省
略可能文字の1つを選択する。省略可能文字が複数存在
する場合には、このときの選択は無差別選択でもよい
し、また省略形メモリ12での登録に際して優先順位を
つけておき、その優先度の高いものを選択するようにし
てもよい。また表示文字列上での順番に従って選択して
もよい。
【0031】或る省略可能文字を選択したら、ステップ
F104で変数n=1とセットし、ステップF105
で、選択された文字について省略形ナンバ(n)として
省略形メモリ12に登録されている省略形文字を抽出
し、その省略形文字を用いて表示文字列を変更する。つ
まり、ステップF100で発生された文字列の中で、ス
テップF103で選択した文字(つまりフルスペルの文
字)を、省略形の文字に置き換える。このように変形さ
れた文字列は、その総文字数は元々の総文字数よりも少
なくなる。そこでステップF106で、表示文字として
の総文字数と表示可能文字数DNを比較する。
【0032】このステップF106で、総文字数が表示
可能文字数DNより少なかった場合は、その文字列をそ
のまま表示ドライバ2に供給すれば、表示部3において
1画面内で固定表示できることになる。従って、ステッ
プF107に進み、ステップF105で変更された文字
列を実際の表示文字列データとして表示ドライバ2に送
り、表示コントローラ2aによってドットデータとして
展開させ、表示ドライブ回路2dにより表示部3での表
示を実行させる。
【0033】例えば表示部3の表示可能文字数DNが3
2文字の場合で、ステップF100での表示のための発
生文字列が「PARAMETRIC EQUALIZE
R1KHz +3dB Q1.6」であったとする。こ
の場合総文字数は32をこえているため、まずステップ
F101で否定結果が出、続いてステップF102、F
103の処理で、例えば「EQUALIZER」という
文字が選択される。そしてステップF104,F105
で、変数n=1とされて「EQUALIZER」につい
ての省略形ナンバ1の省略形文字が読み出され、文字列
が変更される。即ち、「PARAMETRIC EQ
1KHz +3dB Q1.6」とされる。この文字列
についてステップF106での比較処理で肯定結果が得
られるため、この文字列が表示文字列としてセットさ
れ、表示部3で例えば図4(b)のように表示されるこ
とになる。つまり省略形文字を用いて変形された文字列
が表示される。
【0034】ところで、ステップF106の比較でも、
文字列が表示可能文字数DNよりも大きいという判断が
される場合がある。この場合はさらに文字列の総文字数
を少なくする処理が行われる。ステップF106で否定
結果が得られた場合はステップF108で変数nがイン
クリメントされ、続いてステップF109で、現在選択
されている省略可能文字について、省略形ナンバnの省
略形が登録されているか否かを判断する。本例の場合は
図5に示すように、省略形メモリ12には省略形ナンバ
が進むほど、より少ない字数による省略形が登録されて
いるようにしている。
【0035】そこで省略形ナンバnの省略形が省略形メ
モリ12に存在する場合は、ステップF105に戻っ
て、さらにn番目の省略形を用いて文字列を変形する。
そしてステップF106での比較処理を行うことにな
る。例えば「PROGRAM」という文字が含まれた文
字列を表示する際に、ステップF100で発生した最初
の文字列の文字数が表示可能文字数DNより長く、そこ
で「PROGRAM」についての省略形ナンバ1の「P
ROG」という省略形文字が用いられてステップF10
5で文字列が変形されたとする。ところがステップF1
06で、変形された文字列の総文字数でも表示可能文字
数より多かった場合は、ステップF108,F109を
介したステップF105の処理で、今度は「PROGR
AM」についての省略形ナンバ2の「PRG」という省
略形文字が用いられて文字列が変形される。そしてステ
ップF106で変形後の総文字数が表示可能文字数DN
と比較される。このように省略形ナンバを進めてより短
い省略形文字を用いるように文字列を変形していき、ス
テップF106で、総文字数が表示可能文字数DNより
少ない文字数となったら、ステップF107の処理で、
その時点の変形文字列が表示されることになる。
【0036】このように表示可能文字数と比較しながら
省略形ナンバを進めて、より文字数の少ない省略形文字
を順番に用いていくことで、なるべく文字数が多く意味
が把握しやすい省略形を用いるようにしユーザーへの情
報提示が的確に行われるようにしながら、また表示可能
文字数DNを有効利用し、かつスクロールを行わない1
画面の固定表示を行うことができる。
【0037】ところが、或る省略可能文字について最も
短い省略形文字を用いても、総文字数がまだ表示可能文
字数より多いという場合もある。つまりステップF10
9で否定結果が出る場合であり、そのような場合はステ
ップF110で、文字列中において、現在選択されてい
る省略可能文字の他に省略可能文字があるか否かを判別
する。もしなかった場合は、それ以上文字列を短くする
ことはできないため、ステップF112に進み、スクロ
ール表示で対応することになる。
【0038】他に省略可能文字が存在した場合は、無差
別に、もしくは所定の優先順位に応じて、ステップF1
11で他の省略可能文字の中の1つを選択し、ステップ
F104に戻る。そして変数n=1にセットし、ステッ
プF105でその省略可能文字についての省略形ナンバ
1の省略形文字を用いて文字列を変形する。そしてこの
ように文字列中に2つ以上の省略形文字が用いられて変
形された文字列をステップF106で表示可能文字数D
Nと比較し、表示可能文字数DNより文字列の総文字数
が少なくなれば、ステップF107での表示動作に供す
る。また、ステップF106で否定結果が出た場合は、
ステップF108,F109の処理で省略形ナンバを進
めてより短い省略形文字を用いて変形し、さらには、ス
テップF110,F111でさらに他の省略形文字を探
して文字列の変形を行っていくようにする。
【0039】例えば表示部3の表示可能文字数DNが3
2文字の場合で、ステップF100での表示のための発
生文字列が「PARAMETRIC EQUALIZE
R[*BOOST*] 1KHz +10dB Q1.
65」であったとする。この場合、まずステップF10
1で否定結果が出、続いてステップF102、F103
の処理で、例えば「EQUALIZER」という文字が
選択される。そしてステップF104,F105で、変
数n=1とされて「EQUALIZER」についての省
略形ナンバ1の省略形文字「EQ」が読み出され、文字
列が変更される。
【0040】即ち、「PARAMETRIC EQ
[*BOOST*] 1KHz +3dB Q1.6
5」とされる。ここで、この文字数は39文字であり、
ステップF106での比較処理で否定結果が得られるた
め、「EQUALIZER」についての省略形ナンバを
進めることになる。ところが図5の例の場合、「EQU
ALIZER」については省略形ナンバ2以降は登録さ
れていない。そこでステップF110,F111文字列
の中で他の省略可能文字を選択する。例えば「PARA
METRIC」を次に選択したとする。そして、省略形
ナンバ1の「PARAM」を用いて、文字列を「PAR
AM EQ [*BOOST*] 1KHz+3dB
Q1.65」とされる。しかしながらまだこの状態でも
ステップF106で肯定結果は得られず、従って ステ
ップF108,F109を介して「PARAMETRI
C」に関する省略形ナンバを進めていく。即ち続いて文
字列は「PARA EQ [*BOOST*] 1KH
z +3dB Q1.65」と変形され、この場合もス
テップF106で肯定結果が得られないため、さらに
「PAR EQ [*BOOST*] 1KHz +3
dBQ1.65」と変形される。
【0041】この時点でステップF106で肯定結果が
得られ、ステップF107で、この文字列が表示文字列
としてセットされ、表示部3で例えば図4(c)のよう
な表示が行われることになる。つまり複数の文字につい
て省略形文字を用いて変形された文字列が表示される。
なお、この処理では、ある省略文字について最後の省略
形ナンバの省略形文字を用いて文字列を変形し、それで
も文字数が多い場合に、他の文字を省略形としていくよ
うにしたが、ある文字についてより短い省略形文字がま
だあっても、他の文字を省略形としていくような処理を
行うようにしてもよい。
【0042】以上のように本例では、表示部3の表示可
能文字数と表示用に発生された文字列の文字数を比較
し、表示可能であれば省略形文字を用いないが、必要に
応じて1又は複数の文字を省略形に変更していくこと
で、1画面での固定表示が可能となるようにしている。
また省略形も文字数が多く理解しやすい省略形から順に
当てはめていき、なるべく意味が分かりやすいようにし
ている。このような動作により、一度に多様な情報をユ
ーザーに提供できるとともに、ユーザーにとってもその
表示内容は理解しやすいものとすることができる。ま
た、なるべく表示可能文字数を有効利用することになる
ため、バランスのとれた見栄えのよい表示とすることが
できる。
【0043】なお、図3の処理では特に文字列の総文字
数と表示可能文字数DNを比較することで表示文字列を
設定すると説明したが、例えば図4のように複数行に表
示が行われる場合は、行の変更部分での文字の切れ目も
考慮して文字列を変形するとよい。例えば図4(b)の
例について上記図3ではふれなかったが、「EQ」とい
う文字と「1KHz」という文字の間に所要数のスペー
スを含ませることで、見やすい表示を実現できる。この
ような行の切れ目での変形処理もステップF105の処
理として含まれるものとすることが好適である。
【0044】以上の実施の形態について説明したが、こ
れ以外にも多様な構成、動作方式が考えられる。特に省
略形文字の発生方式は、省略形メモリ12のテーブルデ
ータを用いるようにしたが、このようなテーブルメモリ
を設けず、自動的に文字から省略形を形成するアルゴリ
ズムを形成し、発生された表示文字列に応じて省略形表
示文字列を生成できるようにしてもよい。
【0045】また実施の形態の例としてディスクプレー
ヤに搭載される表示装置の例を説明したが、本発明の表
示装置は、ディスクプレーヤに限らず、あらゆる音響機
器、ビデオ機器などに好適である。さらにはFM多重放
送チューナ、文字放送チューナなど、表示すべき文字情
報の受信装置における搭載にも好適である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、表示画面
部で表示するべく発生された表示文字列について、その
文字数と表示可能文字数を比較し、表示文字列の文字数
が表示可能文字数を越えていた場合に、その表示文字列
内の或る文字を省略対象として省略形文字を生成し、そ
の省略形文字を用いて表示文字列を変形させるようにし
ている。そしてこのような変形された文字列を用いて表
示を行うようにすることで、表示すべき内容(文字数)
が多い場合でも、表示部の1画面で固定表示できる場合
が多くなり、一度に多様な情報を理解しやすい状態でユ
ーザーに提供できるという効果がある。また、なるべく
表示可能文字数を有効利用することになり、省略が不要
な場合は省略をしないため、表示内容がユーザーに理解
しやすく、かつバランスのとれた見栄えのよい表示を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の表示装置が搭載される機
器のブロック図である。
【図2】実施の形態の表示ドライバのブロック図であ
る。
【図3】実施の形態の表示動作に関する処理のフローチ
ャートである。
【図4】実施の形態の表示状態の説明図である。
【図5】実施の形態の省略形メモリの登録状態の説明図
である。
【符号の説明】
1 コントローラ、2 表示ドライバ、2a 表示コン
トローラ、2b フォントROM、2c 表示RAM、
2d 表示ドライブ回路、3 表示部、4 管理情報メ
モリ、5 操作部、6 プレーヤ部、7 デコーダ部、
8 音響処理部、9 D/A変換器、10 サーボ部、
12 省略形メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面部と、 省略対象文字に対して省略形文字を発生させることので
    きる省略文字生成手段と、 前記表示画面部で表示するべく発生された表示文字列に
    ついて、その文字数と前記表示画面部の表示可能文字数
    を比較し、表示文字列の文字数が表示可能文字数を越え
    ていた場合に、その表示文字列内の或る文字を省略対象
    として前記省略文字生成手段に省略形文字を生成させ、
    その省略形文字を用いて表示文字列を変形させることの
    できる表示文字列変形手段と、 前記表示文字列変形手段での処理課程を経て得られる表
    示文字列を、前記表示画面部で表示させることができる
    表示ドライブ手段と、 を有することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記省略文字生成手段は、各種文字に対
    応してそれぞれ1又は複数の省略形文字を記憶した記憶
    部を有しており、省略対象とされた文字について前記記
    憶部を参照することで、省略形文字を発生させることを
    特徴とする請求項1に記載の表示装置。
JP9046118A 1997-02-28 1997-02-28 表示装置 Withdrawn JPH10240206A (ja)

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