JPH10228851A - 近接スイッチ - Google Patents

近接スイッチ

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Publication number
JPH10228851A
JPH10228851A JP3172597A JP3172597A JPH10228851A JP H10228851 A JPH10228851 A JP H10228851A JP 3172597 A JP3172597 A JP 3172597A JP 3172597 A JP3172597 A JP 3172597A JP H10228851 A JPH10228851 A JP H10228851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable core
movable
contact
proximity switch
supported
Prior art date
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Pending
Application number
JP3172597A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kono
寿男 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sagami Electric Co Ltd
Original Assignee
Sagami Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sagami Electric Co Ltd filed Critical Sagami Electric Co Ltd
Priority to JP3172597A priority Critical patent/JPH10228851A/ja
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付の姿勢によって動作感度が変化しない近
接スイッチを提供する。 【解決手段】 シーソ運動可能に支持された可動コアの
両方の回動遊端部の質量を等しい状態に設定し、重力加
速度の影響を除去する構造にすると共にこの可動コアの
一方の回動遊端側に可動接点を装着し、この可動接点を
バネの偏倚力によって固定接点に接触させ、永久磁石が
接近すると、可動コアを磁気ヨークに吸着させ、この吸
着動作により可動接点を固定接点から引き離す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えばドアの開閉
或は引戸等の開閉を検出し、警報器等を作動させる場合
に利用する近接スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、窓の引戸或はドア等に永久磁
石を取付け、固定側に近接スイッチを配置し、ドア或は
引戸等が開けられると接点を開又は閉の状態に制御し、
警報器等を作動させる近接スイッチが各種販売されてい
る。従来の近接スイッチはガラス管内に磁性接片を封入
した、いわゆるリードスイッチを用いたものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リードスイッチを利用
した近接スイッチは接点部分の耐久性が低く、長期にわ
たって安定に動作させることがむずかしい。また、接点
間の接触圧が充分得られないため、断続可能な電流容量
が小さく、接点間が電流によって溶着してしまう事故も
起き易いため信頼性に欠ける欠点がある。
【0004】この発明の目的は信頼性が高く、接点の電
流容量値も大きく得ることができる近接スイッチを提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明ではシーソ運動
可能に支持され、支点を境いに両遊端部が等しい質量を
持つように形成された可動コアと、この可動コアの一方
の遊端部側に支持され複数の舌片によって形成された可
動接点と、可動コアの他方の遊端部側に偏倚力を与える
バネと、このバネの偏倚力によって可動接点が接触する
固定接点と、可動接点を中心に固定接点の配置位置とは
反対側に配置された磁気ヨークと、可動コアが磁気ヨー
クに吸着される方向に回動した状態で可動コアの両遊端
と衝合して消音動作する緩衝材と、によって近接スイッ
チを構成したものである。
【0006】この発明の構成によれば、シーソ運動可能
な可動コアによって接点を可動させ、接点を開閉制御す
る構造としたから、可動接点と固定接点との間に働く接
触圧を大きく得ることができる。この結果、可動接点と
固定接点との間で断続する電流容量を大きくすることが
できる。また、シーソ運動可能に支持した可動コアを支
点を中心に両方の遊端部の質量を等しくしたから、この
可動コアの姿勢をどのような姿勢となるように装着して
も、永久磁石の接近に対して接点が動作する検出感度が
変化することはない。つまり、一定の検出感度で動作さ
せることができる等の利点が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図4にこの発明による近
接スイッチの一実施例を示す。図1は待機状態、図2は
動作状態を示す。図中10は近接スイッチの全体を指
す。近接スイッチ10は図3に示すようにドア、引戸等
に取付けられた永久磁石11が近接スイッチ10の長軸
と平行する姿勢で接近することにより、図2に示すよう
に可動接点12が固定接点13から離れ、リード線14
と15に開極接点信号を出力する。
【0008】可動接点12は磁性材によって形成された
可動コア16に支持されて回動動作する。つまり、可動
コア16は支持部材17によって長手方向のほぼ中央部
分が支持されシーソ運動可能な状態に支持される。可動
コア16には一方の遊端側16Aにバネ18が係合し、
反発力を与える。バネ18の反発力によって可動コア1
6は図の実施例では反時計廻り方向に偏倚力を受け、他
方の遊端側16Bに支持した可動接点12を固定接点1
3に圧接させる。
【0009】可動コア16と可動接点12及び固定接点
13の構造を図4に示す。可動コア16は磁性材によっ
て構成され長手方向のほぼ中央部分にV字状の溝16C
が形成され、この溝16Cが支持部材17(図1及び図
2参照)に係合してシーソ運動可能な状態に支持され
る。溝16Cを境に一方の遊端側16Aと他方の遊端側
16Bは互に質量がほぼ等しい状態に形成され、一方の
遊端側16Aにバネ18を係合させ、このバネ18(図
1及び図2参照)の反発力によって他方の遊端側に支持
した可動接点12を固定接点13に圧接させる。
【0010】可動接点12は弾性変形が可能なバネ板1
2A(図4)によって構成され、可動コア16に対して
加締等によって固定される。図示する実施例では可動接
片12を構成するバネ板12Aの側辺に複数の切起し舌
片12Bを形成し、この切起し舌片12Bを可動コア1
6に形成した突片16Dに加締て固定した例を示す。1
6Eはバネ板12Aの位置を決定するために可動コア1
6から突出させて形成した突起、16Fはバネ板12A
の位置決とバネ18の位置を固定するために可動コア1
6から突出させて形成した突起を示す。
【0011】バネ板12Aからその長手方向に複数の舌
片12Cを突出形成し、この舌片12Cの先端を直角に
折曲げ、更にその折曲げた先端を三角形状に形成し、三
角形の頂点を固定接点13に接触させて可動接点12を
構成した場合を示す。舌片12Cは可動コア16に形成
した切抜部分16Gに配置し、固定接点13に接触する
際に弾性変形可能な状態に支持される。舌片12Cが弾
性変形することにより、可動接点12を複数設けても、
それぞれが固定接点13に確実に接触するように動作す
る。
【0012】可動接点12から見て固定接点13が配置
された位置とは反対側の位置に図1及び図2に示すよう
に磁気ヨーク19を配置する。図3に示した永久磁石1
1が図2に示すように接近すると可動コア16と磁気ヨ
ーク19を磁束φが透過し、この磁束φによって可動コ
ア16は磁気ヨーク19に吸引され支持部材17を支点
として図1の状態から時計方向に回動し、可動接点12
は図2に示すように固定接点13から切離される。
【0013】可動コア16が磁気コア19に吸着する直
前に例えばゴムのような弾性体22に衝合し、可動コア
16と磁気ヨーク19が直接接触することを阻止する構
造としている。また可動コア16の他方の遊端側16A
も弾性体23に衝合し、磁気ヨーク21に直接接触する
ことを阻止する構造としている。尚、弾性体22及び2
3は樹脂材によって形成されるケースの内壁面に設けた
係合凹部に係合させてケースの内壁に支持させる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では可動
接点12を可動コア16によって回動操作し、固定接点
13に対して接触した状態及び切離された状態に操作さ
れるから、大きな電流でも断続制御することができる。
また、可動コア16の一方と他方の遊端部16Aと16
Bは互に等しい質量となるように設定したから、可動コ
ア16がどのような姿勢で取付けられても検出感度が変
化することはない。つまり、可動コア16には重力加速
度により回転モーメントが発生しないから永久磁石11
が所定の距離だけ遠ざかると可動接点12が固定接点1
3に接触し、また、永久磁石11が所定の距離近ずくと
可動接点12が固定接点13から離れるように動作し、
可動接点12が接離する永久磁石11の位置が取付の姿
勢によって変化することはない。
【0015】更にこの発明では弾性体22と23を装着
し、可動コア16が回動した場合に、可動コア16の各
遊端部16A,16Bが磁気ヨーク19又はケースの内
壁面等に衝合することを阻止する構造としたから、動作
音の発生を阻止することができる利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による近接スイッチの内部構造を説明
するための平面図。
【図2】この発明による近接スイッチの内部構造及び動
作を説明するための平面図。
【図3】この発明による近接スイッチと永久磁石との関
係を説明するための平面図。
【図4】この発明の要部の構造を説明するための斜視
図。
【符号の説明】
10 近接スイッチ 11 永久磁石 12 可動接点 13 固定接点 14,15 リード線 16 可動コア 17 支持部材 18 バネ 19 磁気ヨーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.シーソ運動可能に支持され支点を境
    いに両遊端部が等しい質量を持つように形成された可動
    コアと、 B.この可動コアの一方の遊端部側に支持され複数の舌
    片によって形成された可動接点と、 C.上記可動コアの他方の遊端部に偏倚力を与えるバネ
    と、 D.このバネの偏倚力によって上記可動接点が接触する
    固定接点と、 E.上記可動接点を中心に上記固定接点の配置位置とは
    反対側に配置された磁気ヨークと、 F.上記可動コアが上記磁気ヨークに吸着される方向に
    回動した状態で上記可動コアの両遊端と衝合して消音動
    作する緩衝材と、を具備して構成される近接スイッチ。
JP3172597A 1997-02-17 1997-02-17 近接スイッチ Pending JPH10228851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3172597A JPH10228851A (ja) 1997-02-17 1997-02-17 近接スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3172597A JPH10228851A (ja) 1997-02-17 1997-02-17 近接スイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH10228851A true JPH10228851A (ja) 1998-08-25

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ID=12339028

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3172597A Pending JPH10228851A (ja) 1997-02-17 1997-02-17 近接スイッチ

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