JPH10220359A - 可変容量型ポンプの制御装置 - Google Patents
可変容量型ポンプの制御装置Info
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- JPH10220359A JPH10220359A JP9033167A JP3316797A JPH10220359A JP H10220359 A JPH10220359 A JP H10220359A JP 9033167 A JP9033167 A JP 9033167A JP 3316797 A JP3316797 A JP 3316797A JP H10220359 A JPH10220359 A JP H10220359A
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2221—Control of flow rate; Load sensing arrangements
- E02F9/2232—Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps
- E02F9/2235—Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps including an electronic controller
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B49/00—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
- F04B49/08—Regulating by delivery pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B2201/00—Pump parameters
- F04B2201/12—Parameters of driving or driven means
- F04B2201/1204—Position of a rotating inclined plate
- F04B2201/12041—Angular position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B2203/00—Motor parameters
- F04B2203/02—Motor parameters of rotating electric motors
- F04B2203/0209—Rotational speed
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- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジン回転数が高いときはポンプ吸収トル
クをアップして作業量を増大し、エンジン回転数が低い
ときはポンプ吸収トルクをダワンさせて急激な作業負荷
によるエンストを防止する可変容量型ポンプの制御装置
を提供する。 【解決手段】 エンジン回転数を検知する回転数センサ
5からの信号を受けて、予めエンジンの回転数に対して
段階的に連続し、かつ、エンジン定格点で交差するポン
プ吸収トルクを設定し、エンジン回転数の増減に対応し
てポンプ吸収トルクを演算し、その演算結果に基づいて
ポンプ吸収トルクを所定値にして可変容量型ポンプ11
のレギュレータ24,25,26,27を調整するよう
に制御弁29へ指令を出力する制御手段10とを備えた
構成としたものである。
クをアップして作業量を増大し、エンジン回転数が低い
ときはポンプ吸収トルクをダワンさせて急激な作業負荷
によるエンストを防止する可変容量型ポンプの制御装置
を提供する。 【解決手段】 エンジン回転数を検知する回転数センサ
5からの信号を受けて、予めエンジンの回転数に対して
段階的に連続し、かつ、エンジン定格点で交差するポン
プ吸収トルクを設定し、エンジン回転数の増減に対応し
てポンプ吸収トルクを演算し、その演算結果に基づいて
ポンプ吸収トルクを所定値にして可変容量型ポンプ11
のレギュレータ24,25,26,27を調整するよう
に制御弁29へ指令を出力する制御手段10とを備えた
構成としたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
建設機械の作業時の負荷の変動に対して掘削作業を容易
にするために、制御手段は予めエンジン回転数に対応し
てほぼ単調増加し、エンジン定格点で交差するポンプ吸
収トルクカーブを記憶し、記憶したポンプ吸収トルクカ
ーブに基づいて、エンジン回転数の増減に対応してポン
プ吸収トルクを制御する可変容量型ポンプの制御装置に
関する。
建設機械の作業時の負荷の変動に対して掘削作業を容易
にするために、制御手段は予めエンジン回転数に対応し
てほぼ単調増加し、エンジン定格点で交差するポンプ吸
収トルクカーブを記憶し、記憶したポンプ吸収トルクカ
ーブに基づいて、エンジン回転数の増減に対応してポン
プ吸収トルクを制御する可変容量型ポンプの制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧ショベル等の建設機械の可変
容量型ポンプの制御装置は、例えば、本特許出願人は特
願平7−46508号にて出願している。この出願内容
は、エンジンと、エンジンにより駆動される可変容量型
ポンプと、可変容量型ポンプに作用する負荷圧力と吐出
容量との積がほぼ一定になるように制御するポンプ出力
制御手段と、ポンプからの圧油を受けるアクチュエータ
により作動され、作業する作業装置と、作業現場あるい
は作業内容によりエンジン出力トルクおよび可変容量型
ポンプの吸収トルクを選択するスイッチとを有する建設
機械の制御装置において、重掘削等の力強い作業を行な
うアクティブモード選択手段と、アクティブモードの選
択によりエンジンが定格出力トルクを出力する燃料を供
給するエンジン燃料噴射位置設定手段と、アクティブモ
ードの選択によりアクチュエータへの油圧を調圧するリ
リーフ弁、安全弁等のセット圧力を切り換えるアクティ
ブモード切換手段と、アクティブモード選択手段からの
信号を受けて、エンジン燃料噴射位置設定手段およびア
クティブモード切換手段に指令を出力する制御手段とか
らなることを特徴とするものである。
容量型ポンプの制御装置は、例えば、本特許出願人は特
願平7−46508号にて出願している。この出願内容
は、エンジンと、エンジンにより駆動される可変容量型
ポンプと、可変容量型ポンプに作用する負荷圧力と吐出
容量との積がほぼ一定になるように制御するポンプ出力
制御手段と、ポンプからの圧油を受けるアクチュエータ
により作動され、作業する作業装置と、作業現場あるい
は作業内容によりエンジン出力トルクおよび可変容量型
ポンプの吸収トルクを選択するスイッチとを有する建設
機械の制御装置において、重掘削等の力強い作業を行な
うアクティブモード選択手段と、アクティブモードの選
択によりエンジンが定格出力トルクを出力する燃料を供
給するエンジン燃料噴射位置設定手段と、アクティブモ
ードの選択によりアクチュエータへの油圧を調圧するリ
リーフ弁、安全弁等のセット圧力を切り換えるアクティ
ブモード切換手段と、アクティブモード選択手段からの
信号を受けて、エンジン燃料噴射位置設定手段およびア
クティブモード切換手段に指令を出力する制御手段とか
らなることを特徴とするものである。
【0003】可変容量型ポンプの制御装置は、エンジン
回転数Nに対応して油圧ポンプの吐出流量Q〔Q=q
(cc/rev)・N〕が定まり、その油圧ポンプの吐
出流量Qと油圧ポンプの吐出圧力Pとの積が一定となる
ように制御するようにしており、油圧ポンプの吸収馬力
は、ほぼ等馬力(P・Q=一定)で制御される。最近は
作業の負荷状態に合わせて作業力、速度を増加させるた
めに、このP−Q線図の変更、および、エンジン出力ト
ルクとポンプ吸収トルクのマッチング点を変更させるよ
うにしている。
回転数Nに対応して油圧ポンプの吐出流量Q〔Q=q
(cc/rev)・N〕が定まり、その油圧ポンプの吐
出流量Qと油圧ポンプの吐出圧力Pとの積が一定となる
ように制御するようにしており、油圧ポンプの吸収馬力
は、ほぼ等馬力(P・Q=一定)で制御される。最近は
作業の負荷状態に合わせて作業力、速度を増加させるた
めに、このP−Q線図の変更、および、エンジン出力ト
ルクとポンプ吸収トルクのマッチング点を変更させるよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
7−46508号の可変容量型ポンプの制御装置は、作
業条件に応じて、作業量重視、あるいは、省燃費重視の
いずれかを選択し得るように制御するために、エンジン
の出力可変制御、ポンプ吸収トルクの可変制御および油
圧回路の昇圧可変制御を行うようにしたものであるの
で、制御装置がシステム上複雑となり、さらに建設機械
の振動等により各制御系の耐久性を高めることと相まっ
てコストアップとなるとの問題がある。ところで、油圧
ショベル等の建設機械は小型〜大型までの各機種によっ
て、鉱山の採石作業〜都市土木作業までの広範囲に用い
られており、作業現場での使われ方が異なり作業負荷は
一様ではない。したがって、重負荷掘削作業を行う機種
は、エンジンの出力可変制御、ポンプ吸収トルクの可変
制御および油圧回路の昇圧可変制御が必要であるが、重
負荷掘削作業が少ない一般土木作業では前述のようなエ
ンジンの出力可変制御や油圧回路の昇圧可変制御は必要
なくエンジン回転数の増減に応じてポンプ吸収トルクを
所定値に制御する簡易型の制御を行うようにすることも
必要である。
7−46508号の可変容量型ポンプの制御装置は、作
業条件に応じて、作業量重視、あるいは、省燃費重視の
いずれかを選択し得るように制御するために、エンジン
の出力可変制御、ポンプ吸収トルクの可変制御および油
圧回路の昇圧可変制御を行うようにしたものであるの
で、制御装置がシステム上複雑となり、さらに建設機械
の振動等により各制御系の耐久性を高めることと相まっ
てコストアップとなるとの問題がある。ところで、油圧
ショベル等の建設機械は小型〜大型までの各機種によっ
て、鉱山の採石作業〜都市土木作業までの広範囲に用い
られており、作業現場での使われ方が異なり作業負荷は
一様ではない。したがって、重負荷掘削作業を行う機種
は、エンジンの出力可変制御、ポンプ吸収トルクの可変
制御および油圧回路の昇圧可変制御が必要であるが、重
負荷掘削作業が少ない一般土木作業では前述のようなエ
ンジンの出力可変制御や油圧回路の昇圧可変制御は必要
なくエンジン回転数の増減に応じてポンプ吸収トルクを
所定値に制御する簡易型の制御を行うようにすることも
必要である。
【0005】本発明は上記従来の問題点に着目し、作業
現場、作業負荷条件によってエンジンを高回転で作業す
るときはポンプ吸収トルクをアップさせて作業量を増大
させると共に、エンジンを低回転で作業するときはポン
プ吸収トルクをダウンさせることにより急激な作業負荷
の上昇によりエンスト防止するようにしてエンジン回転
数の増減に対応するポンプ吸収トルクを設定するように
した可変容量型ポンプの制御装置を提供することを目的
とする。
現場、作業負荷条件によってエンジンを高回転で作業す
るときはポンプ吸収トルクをアップさせて作業量を増大
させると共に、エンジンを低回転で作業するときはポン
プ吸収トルクをダウンさせることにより急激な作業負荷
の上昇によりエンスト防止するようにしてエンジン回転
数の増減に対応するポンプ吸収トルクを設定するように
した可変容量型ポンプの制御装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明に係る可変容量型ポンプの制
御装置の第1発明は、エンジン1と、エンジン1により
駆動される可変容量型ポンプ11と、可変容量型ポンプ
11の斜板角を制御するレギュレータ24,25,2
6,27とを備えた可変容量型ポンプの制御装置におい
て、エンジン回転数を検知する回転数センサ5と、前記
レギュレータへの制御圧を調整する制御弁29と、予め
エンジンの回転数の増減に対応して連続して段階的に増
減するポンプ吸収トルクカーブを記憶するとともに、前
記可変容量型ポンプ制御時に前記記憶したポンプ吸収ト
ルクカーブに基づいて前記エンジン回転数センサ5から
のエンジン回転数信号に対応するポンプ吸収トルク指令
を出力する第1制御部10aと、予めポンプ吸収トルク
に対応する制御弁29への制御電流値のカーブを記憶す
るとともに、この制御電流値のカーブに基づいて前記第
1制御部10aからのポンプ吸収トルク指令値に対応す
る制御電流値の制御指令を前記制御弁29に出力する第
2制御部10bとを備えた構成としたものである。上記
構成によれば、作業量を増大させるときはエンジン回転
数を高回転にすると、このエンジン高回転数に対応して
ポンプ吸収トルクをアップするように制御される。これ
により、作業力がアップして作業量を増大させることが
できる。軽負荷の作業のときはエンジン回転数を低回転
にすると、このエンジン低回転数に対応してポンプ吸収
トルクをダウンするように制御される。これにより、急
激な作業負荷が加わってもエンストすることがない。し
たがって、エンジン回転数の増減に対応してポンプ吸収
トルクが設定されるので作業量の増大、エンストの防止
をすることができるので作業性が向上する。
を達成するために、本発明に係る可変容量型ポンプの制
御装置の第1発明は、エンジン1と、エンジン1により
駆動される可変容量型ポンプ11と、可変容量型ポンプ
11の斜板角を制御するレギュレータ24,25,2
6,27とを備えた可変容量型ポンプの制御装置におい
て、エンジン回転数を検知する回転数センサ5と、前記
レギュレータへの制御圧を調整する制御弁29と、予め
エンジンの回転数の増減に対応して連続して段階的に増
減するポンプ吸収トルクカーブを記憶するとともに、前
記可変容量型ポンプ制御時に前記記憶したポンプ吸収ト
ルクカーブに基づいて前記エンジン回転数センサ5から
のエンジン回転数信号に対応するポンプ吸収トルク指令
を出力する第1制御部10aと、予めポンプ吸収トルク
に対応する制御弁29への制御電流値のカーブを記憶す
るとともに、この制御電流値のカーブに基づいて前記第
1制御部10aからのポンプ吸収トルク指令値に対応す
る制御電流値の制御指令を前記制御弁29に出力する第
2制御部10bとを備えた構成としたものである。上記
構成によれば、作業量を増大させるときはエンジン回転
数を高回転にすると、このエンジン高回転数に対応して
ポンプ吸収トルクをアップするように制御される。これ
により、作業力がアップして作業量を増大させることが
できる。軽負荷の作業のときはエンジン回転数を低回転
にすると、このエンジン低回転数に対応してポンプ吸収
トルクをダウンするように制御される。これにより、急
激な作業負荷が加わってもエンストすることがない。し
たがって、エンジン回転数の増減に対応してポンプ吸収
トルクが設定されるので作業量の増大、エンストの防止
をすることができるので作業性が向上する。
【0007】第2発明は、第1発明の構成において、ポ
ンプの吸収トルクは目標エンジン回転数の関数として設
定したパターンを前記第1制御部10aに記憶されるも
ので、目標エンジン回転数の変化以外ではポンプ吸収ト
ルクが変動しない固定パターンであることを特徴とす
る。上記構成によれば、第1発明の作用効果に加えて、
エンジン回転数の変化以外ではポンプ吸収トルクが変動
しない固定パターンとしたので、簡単な制御回路が構成
される。これにより、実作業の負荷(エンジン回転数の
増減)に合った正確なポンプ吸収トルク値となるように
可変容量型ポンプのレギュレータを調整することができ
るので作業性が向上すると共に、簡単な制御回路であり
振動等で故障することもなく、しかも製作コストも安価
である。
ンプの吸収トルクは目標エンジン回転数の関数として設
定したパターンを前記第1制御部10aに記憶されるも
ので、目標エンジン回転数の変化以外ではポンプ吸収ト
ルクが変動しない固定パターンであることを特徴とす
る。上記構成によれば、第1発明の作用効果に加えて、
エンジン回転数の変化以外ではポンプ吸収トルクが変動
しない固定パターンとしたので、簡単な制御回路が構成
される。これにより、実作業の負荷(エンジン回転数の
増減)に合った正確なポンプ吸収トルク値となるように
可変容量型ポンプのレギュレータを調整することができ
るので作業性が向上すると共に、簡単な制御回路であり
振動等で故障することもなく、しかも製作コストも安価
である。
【0008】第3発明は、第1発明または第2発明の構
成において、ポンプの吸収トルクは目標エンジン回転数
の増減に対応して前記第1制御部10aに記憶されたも
ので、前記ポンプの吸収トルクカーブを連続して段階的
に増減するパターンはエンジン回転数の全域において複
数段のポンプ吸収トルク値を設定し、エンジン定格出力
回転数より高速域ではエンジン定格出力トルク値より大
きな高位置のポンプ吸収トルク値とし、エンジン定格出
力回転数より低速域ではエンジン定格出力トルク値より
小さな中位置のポンプ吸収トルク値、および、さらにエ
ンジン回転数が低い領域では中位置のポンプ吸収トルク
値よりさらに低い低位置のポンプ吸収トルク値とし、前
記高位置のポンプ吸収トルク値から中位置のポンプ吸収
トルク値への移行、および、前記中位置のポンプ吸収ト
ルク値から低位置のポンプ吸収トルク値への移行は所定
の勾配を設定したポンプ吸収トルクカーブとしたことを
特徴とする。上記構成によれば、エンジン回転数の変化
以外ではポンプ吸収トルクが変動しないで、連続して段
階的に増減するパターンはエンジン回転数の全域におい
て高位置〜低位置の複数段のポンプ吸収トルク値を設定
するようにしたので、簡単な制御回路が構成される。こ
れにより、実作業の負荷(エンジン回転数の増減)に合
った正確なポンプ吸収トルク値となるように可変容量型
ポンプのレギュレータを調整することができるので作業
性が向上すると共に、簡単な制御回路であり振動等で故
障することもなく、しかも製作コストも安価である。
成において、ポンプの吸収トルクは目標エンジン回転数
の増減に対応して前記第1制御部10aに記憶されたも
ので、前記ポンプの吸収トルクカーブを連続して段階的
に増減するパターンはエンジン回転数の全域において複
数段のポンプ吸収トルク値を設定し、エンジン定格出力
回転数より高速域ではエンジン定格出力トルク値より大
きな高位置のポンプ吸収トルク値とし、エンジン定格出
力回転数より低速域ではエンジン定格出力トルク値より
小さな中位置のポンプ吸収トルク値、および、さらにエ
ンジン回転数が低い領域では中位置のポンプ吸収トルク
値よりさらに低い低位置のポンプ吸収トルク値とし、前
記高位置のポンプ吸収トルク値から中位置のポンプ吸収
トルク値への移行、および、前記中位置のポンプ吸収ト
ルク値から低位置のポンプ吸収トルク値への移行は所定
の勾配を設定したポンプ吸収トルクカーブとしたことを
特徴とする。上記構成によれば、エンジン回転数の変化
以外ではポンプ吸収トルクが変動しないで、連続して段
階的に増減するパターンはエンジン回転数の全域におい
て高位置〜低位置の複数段のポンプ吸収トルク値を設定
するようにしたので、簡単な制御回路が構成される。こ
れにより、実作業の負荷(エンジン回転数の増減)に合
った正確なポンプ吸収トルク値となるように可変容量型
ポンプのレギュレータを調整することができるので作業
性が向上すると共に、簡単な制御回路であり振動等で故
障することもなく、しかも製作コストも安価である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るエンジンお
よび可変容量型ポンプの制御装置の一実施例を図1乃至
図5により説明する。先ず、図1に示す可変容量型ポン
プの制御装置について説明する。エンジン1の出力軸回
転数を検知するエンジン回転数センサ5からの信号は制
御手段30に入力されている。エンジン1は可変容量型
ポンプ11(以下、ポンプ11という。)を駆動してい
る。このポンプ11から吐出される圧油は管路12から
方向切換弁13を通って管路14,15を介して油圧シ
リンダ16へ供給されている。ここで、油圧シリンダ1
6は、油圧ショベルの作業機の部材であるブーム、アー
ムおよびバケット用の油圧シリンダを示しており、この
図においては1つの油圧シリンダ回路のみを表している
が、これ以外も同様の回路構成であり省略している。作
業機レバー17に連動するパイロット圧発生手段17a
は油圧源18からのパイロット圧P1,P2 を出力してい
る。このパイロット圧P1,P2 は方向切換弁13の操作
部13a,13bに入力している。例えば、作業機レバ
ー17操作によりパイロット圧P1 を出力したときは、
方向切換弁13の操作部13bに作用する。このため、
方向切換弁13がb位置に切り換わり、ポンプ11から
吐出される圧油は管路12から同弁13を通って管路1
5から油圧シリンダ16のヘッド室aに流入し、同シリ
ンダ16のボトム室bの油は管路14から同弁13を通
ってタンクへドレーンされるので油圧シリンダ16は短
縮する。作業機レバー17操作によりパイロット圧P2
を出力したときは、方向切換弁13の操作部13aに作
用する。このため、方向切換弁13がa位置に切り換わ
り、ポンプ11から吐出される圧油は管路12から同弁
13を通って管路14から油圧シリンダ16のボトム室
bに流入し、同シリンダ16のヘッド室aの油は管路1
5から同弁13を通ってタンクへドレーンされるので油
圧シリンダ16は伸長する。
よび可変容量型ポンプの制御装置の一実施例を図1乃至
図5により説明する。先ず、図1に示す可変容量型ポン
プの制御装置について説明する。エンジン1の出力軸回
転数を検知するエンジン回転数センサ5からの信号は制
御手段30に入力されている。エンジン1は可変容量型
ポンプ11(以下、ポンプ11という。)を駆動してい
る。このポンプ11から吐出される圧油は管路12から
方向切換弁13を通って管路14,15を介して油圧シ
リンダ16へ供給されている。ここで、油圧シリンダ1
6は、油圧ショベルの作業機の部材であるブーム、アー
ムおよびバケット用の油圧シリンダを示しており、この
図においては1つの油圧シリンダ回路のみを表している
が、これ以外も同様の回路構成であり省略している。作
業機レバー17に連動するパイロット圧発生手段17a
は油圧源18からのパイロット圧P1,P2 を出力してい
る。このパイロット圧P1,P2 は方向切換弁13の操作
部13a,13bに入力している。例えば、作業機レバ
ー17操作によりパイロット圧P1 を出力したときは、
方向切換弁13の操作部13bに作用する。このため、
方向切換弁13がb位置に切り換わり、ポンプ11から
吐出される圧油は管路12から同弁13を通って管路1
5から油圧シリンダ16のヘッド室aに流入し、同シリ
ンダ16のボトム室bの油は管路14から同弁13を通
ってタンクへドレーンされるので油圧シリンダ16は短
縮する。作業機レバー17操作によりパイロット圧P2
を出力したときは、方向切換弁13の操作部13aに作
用する。このため、方向切換弁13がa位置に切り換わ
り、ポンプ11から吐出される圧油は管路12から同弁
13を通って管路14から油圧シリンダ16のボトム室
bに流入し、同シリンダ16のヘッド室aの油は管路1
5から同弁13を通ってタンクへドレーンされるので油
圧シリンダ16は伸長する。
【0010】ポンプ11はサーボピストン24により斜
板角が制御されるようになっている。このサーボピスト
ン24への制御圧を供給するサーボ弁25は、ポンプ1
1の吐出管路12から分岐する導管12dと接続してい
る。また同弁25は、ロードセンシング弁26(以下、
LS弁26という。)からポンプ11の出力をほぼ等馬
力に制御するトルクバリアブルコントロール弁27(以
下、TVC弁27という。)と接続している。このTV
C弁27は、ポンプ11の吐出管路12から分岐する導
管12aに介在する自己圧制御弁23を介して導管12
bと接続している。LS弁26の操作部の一端はポンプ
11の吐出管路12から分岐する導管12dと接続し、
同弁26の他端は前記方向切換弁13で検出される油圧
シリンダ16の負荷圧が導かれる導管12eと接続して
いる。このLS弁26は、ポンプ11から吐出されるポ
ンプ圧と油圧シリンダ16の負荷圧との差圧により制御
される。
板角が制御されるようになっている。このサーボピスト
ン24への制御圧を供給するサーボ弁25は、ポンプ1
1の吐出管路12から分岐する導管12dと接続してい
る。また同弁25は、ロードセンシング弁26(以下、
LS弁26という。)からポンプ11の出力をほぼ等馬
力に制御するトルクバリアブルコントロール弁27(以
下、TVC弁27という。)と接続している。このTV
C弁27は、ポンプ11の吐出管路12から分岐する導
管12aに介在する自己圧制御弁23を介して導管12
bと接続している。LS弁26の操作部の一端はポンプ
11の吐出管路12から分岐する導管12dと接続し、
同弁26の他端は前記方向切換弁13で検出される油圧
シリンダ16の負荷圧が導かれる導管12eと接続して
いる。このLS弁26は、ポンプ11から吐出されるポ
ンプ圧と油圧シリンダ16の負荷圧との差圧により制御
される。
【0011】前記TVC弁27の操作部はポンプ11の
吐出管路12から分岐する導管12aに介在する自己圧
制御弁23を通って導管12cから制御弁29を介して
導管12fと接続している。また同弁27の操作部には
ポンプ11の吐出管路12から分岐する導管12dと接
続している。このTVC弁27は二つのばね27aが配
設され、ばね27aは前記サーボピストン24のピスト
ンと連結する押圧部材28に当接している。ばね27a
はTVC弁27の図示しないピストンにより押されて撓
むとともに、押圧部材28を押してサーボピストン24
を作動し、ポンプ11の斜板角を制御している。この制
御によりポンプ11の吐出容量は可変とし、油圧ポンプ
の吸収馬力は、ほぼ等馬力(P・Q=一定)の一定線上
に制御される。前記制御弁29は制御手段10と接続し
ている。ポンプ11の斜板角を検知する検知センサ11
aは制御手段10と接続している。ポンプ11の斜板角
を制御するレギュレータは、サーボピストン24,サー
ボ弁25,LS弁26,TVC弁27からなっている。
吐出管路12から分岐する導管12aに介在する自己圧
制御弁23を通って導管12cから制御弁29を介して
導管12fと接続している。また同弁27の操作部には
ポンプ11の吐出管路12から分岐する導管12dと接
続している。このTVC弁27は二つのばね27aが配
設され、ばね27aは前記サーボピストン24のピスト
ンと連結する押圧部材28に当接している。ばね27a
はTVC弁27の図示しないピストンにより押されて撓
むとともに、押圧部材28を押してサーボピストン24
を作動し、ポンプ11の斜板角を制御している。この制
御によりポンプ11の吐出容量は可変とし、油圧ポンプ
の吸収馬力は、ほぼ等馬力(P・Q=一定)の一定線上
に制御される。前記制御弁29は制御手段10と接続し
ている。ポンプ11の斜板角を検知する検知センサ11
aは制御手段10と接続している。ポンプ11の斜板角
を制御するレギュレータは、サーボピストン24,サー
ボ弁25,LS弁26,TVC弁27からなっている。
【0012】前記制御手段10制御回路について図1を
参照して図2により説明する。エンジン回転数を検知す
る回転数センサ5から信号は第1制御部10aに入力さ
れる。この第1制御部10aは予めエンジンの回転数の
増減に対応して連続して段階的に増減するポンプ吸収ト
ルクカーブを記憶している。また第1制御部10aは可
変容量型ポンプ11制御時に前記記憶したポンプ吸収ト
ルクカーブに基づいて前記エンジン回転数センサ5から
のエンジン回転数信号に対応するポンプ吸収トルク指令
を第2制御部10bに出力する。この第2制御部10b
は予めポンプ吸収トルクに対応する制御弁29への制御
電流値のカーブを記憶している。また第2制御部10b
は前記制御電流値のカーブに基づいて前記第1制御部1
0aからのポンプ吸収トルク指令値に対応する制御電流
値の制御指令を前記制御弁29に出力している。このよ
うに、第1制御部10aはエンジン回転数がN1 のとき
はポンプ吸収トルクT1 を、エンジン回転数がN2 のと
きはポンプ吸収トルクT2 を第2制御部10bに出力す
る。この第2制御部10bはポンプ吸収トルクT1 に対
応して制御電流値i1 を、ポンプ吸収トルクT2 に対応
して制御電流値i2 を制御弁29に出力するようになっ
ている。
参照して図2により説明する。エンジン回転数を検知す
る回転数センサ5から信号は第1制御部10aに入力さ
れる。この第1制御部10aは予めエンジンの回転数の
増減に対応して連続して段階的に増減するポンプ吸収ト
ルクカーブを記憶している。また第1制御部10aは可
変容量型ポンプ11制御時に前記記憶したポンプ吸収ト
ルクカーブに基づいて前記エンジン回転数センサ5から
のエンジン回転数信号に対応するポンプ吸収トルク指令
を第2制御部10bに出力する。この第2制御部10b
は予めポンプ吸収トルクに対応する制御弁29への制御
電流値のカーブを記憶している。また第2制御部10b
は前記制御電流値のカーブに基づいて前記第1制御部1
0aからのポンプ吸収トルク指令値に対応する制御電流
値の制御指令を前記制御弁29に出力している。このよ
うに、第1制御部10aはエンジン回転数がN1 のとき
はポンプ吸収トルクT1 を、エンジン回転数がN2 のと
きはポンプ吸収トルクT2 を第2制御部10bに出力す
る。この第2制御部10bはポンプ吸収トルクT1 に対
応して制御電流値i1 を、ポンプ吸収トルクT2 に対応
して制御電流値i2 を制御弁29に出力するようになっ
ている。
【0013】次に、エンジン出力トルクカーブAに対応
するポンプ吸収トルクTa のマッチング点との関係を図
3により説明する。前述の如く制御手段10の第1制御
部10aには予め記憶されているポンプ吸収トルクカー
ブTa がエンジン出力トルクカーブAの線上のTa1点で
マッチングするようにしてある。図3に示すようにエン
ジン回転数が高回転になるにしたがってポンプ吸収トル
クはアップし、エンジン回転数が低回転になるにしたが
ってポンプ吸収トルクはダウンするように連続して段階
的な階段状に設定されている。このポンプ吸収トルクカ
ーブTa はエンジン出力トルクカーブAに対して固定さ
れたものである。
するポンプ吸収トルクTa のマッチング点との関係を図
3により説明する。前述の如く制御手段10の第1制御
部10aには予め記憶されているポンプ吸収トルクカー
ブTa がエンジン出力トルクカーブAの線上のTa1点で
マッチングするようにしてある。図3に示すようにエン
ジン回転数が高回転になるにしたがってポンプ吸収トル
クはアップし、エンジン回転数が低回転になるにしたが
ってポンプ吸収トルクはダウンするように連続して段階
的な階段状に設定されている。このポンプ吸収トルクカ
ーブTa はエンジン出力トルクカーブAに対して固定さ
れたものである。
【0014】図4はポンプ吐出圧Pとポンプ吐出量Qと
の関係を説明する図である。ここで、エンジン回転数
N,ポンプ吐出圧P,ポンプ1回転当たりの吐出量q
(cc/rev)としたときのポンプ吐出量Qは、 Q=q(cc/rev)・N よって、ポンプ吸収馬力はP・Q=一定のほぼ等馬力の
一定線上に制御される。ここで、ポンプの1回転当たり
の吐出量q(cc/rev)は、図1に示す斜板角の検
知センサ11aからの信号を制御手段10が受けて制御
できる。また、制御手段10に予めポンプ吐出圧Pと吐
出量qとの関係をマップで記憶しておき、吐出圧Pを検
知することによりポンプの1回転当たりの吐出量q(c
c/rev)を制御するようにしても良い。図4に示す
P−QのT1aの線図は、図3で説明したエンジン回転数
N1 に対応するポンプ吸収トルクT1 のときに制御され
るものである。また、P−QのT2aの線図は、図3のエ
ンジン回転数N2 に対応するポンプ吸収トルクT2 のと
きに制御されるものである。このように、エンジンの増
減に対応してポンプ吸収トルクは所定値に設定すること
ができる。
の関係を説明する図である。ここで、エンジン回転数
N,ポンプ吐出圧P,ポンプ1回転当たりの吐出量q
(cc/rev)としたときのポンプ吐出量Qは、 Q=q(cc/rev)・N よって、ポンプ吸収馬力はP・Q=一定のほぼ等馬力の
一定線上に制御される。ここで、ポンプの1回転当たり
の吐出量q(cc/rev)は、図1に示す斜板角の検
知センサ11aからの信号を制御手段10が受けて制御
できる。また、制御手段10に予めポンプ吐出圧Pと吐
出量qとの関係をマップで記憶しておき、吐出圧Pを検
知することによりポンプの1回転当たりの吐出量q(c
c/rev)を制御するようにしても良い。図4に示す
P−QのT1aの線図は、図3で説明したエンジン回転数
N1 に対応するポンプ吸収トルクT1 のときに制御され
るものである。また、P−QのT2aの線図は、図3のエ
ンジン回転数N2 に対応するポンプ吸収トルクT2 のと
きに制御されるものである。このように、エンジンの増
減に対応してポンプ吸収トルクは所定値に設定すること
ができる。
【0015】図5は、図1乃至図4に示す本発明の可変
容量型ポンプ制御装置のロジックを表しているものであ
り、図1乃至図4を参照して説明する。エンジン回転数
の高回転N1 のときはポンプ吸収トルクT1 が設定され
る。このポンプ吸収トルクT1 に対応して制御電流値i
1 が制御弁29へ出力される。このため、制御電流値i
1 に作動を行い制御弁29は制御電流値i1 に見合った
開作動する。これにより、ポンプ11からのポンプ圧は
管路12aから自己圧制御弁23で制御されて、その制
御圧は導管12cから制御弁29を通ってTVC弁27
の操作部に作用するようになっている。エンジン回転数
の低回転N2 のときはポンプ吸収トルクT2 が設定され
る。このポンプ吸収トルクT2 に対応して制御電流値i
2 が制御弁29へ出力される。このため、制御電流値i
2 により作動を行い制御弁29は制御電流値i2 に見合
った開作動する。これにより、ポンプ11からのポンプ
圧は管路12aから自己圧制御弁23で制御されて、そ
の制御圧は導管12cから制御弁29を通ってTVC弁
27の操作部に作用するようになっている。
容量型ポンプ制御装置のロジックを表しているものであ
り、図1乃至図4を参照して説明する。エンジン回転数
の高回転N1 のときはポンプ吸収トルクT1 が設定され
る。このポンプ吸収トルクT1 に対応して制御電流値i
1 が制御弁29へ出力される。このため、制御電流値i
1 に作動を行い制御弁29は制御電流値i1 に見合った
開作動する。これにより、ポンプ11からのポンプ圧は
管路12aから自己圧制御弁23で制御されて、その制
御圧は導管12cから制御弁29を通ってTVC弁27
の操作部に作用するようになっている。エンジン回転数
の低回転N2 のときはポンプ吸収トルクT2 が設定され
る。このポンプ吸収トルクT2 に対応して制御電流値i
2 が制御弁29へ出力される。このため、制御電流値i
2 により作動を行い制御弁29は制御電流値i2 に見合
った開作動する。これにより、ポンプ11からのポンプ
圧は管路12aから自己圧制御弁23で制御されて、そ
の制御圧は導管12cから制御弁29を通ってTVC弁
27の操作部に作用するようになっている。
【0016】次に、図1乃至図5の作動について説明す
る。先ず、ポンプ11の斜板角を制御するレギュレータ
について説明する。図1に示すポンプ11から吐出する
ポンプ圧P1 は導管12dからLS弁26の操作部cに
作用し、油圧シリンダ16の負荷圧P2 は導管12eか
らLS弁26の操作部dに作用したときにP1 <P2 で
ポンプ圧P1 が低いときはLS弁26はa位置にある。
ポンプ11から吐出するポンプ圧P1 は導管12dから
TVC弁27の操作部cに作用し、このポンプ圧P1 が
低いと同弁27は、ばね27aにより押動してa位置に
ある。このため、サーボ弁25の操作部に作用していた
制御圧はLS弁26のa位置からTVC弁27のa位置
を通ってタンクへドレーンされる。これにより、サーボ
弁25はb位置となり、ポンプ11から吐出される制御
圧は導管12dから同弁25のb位置を通ってサーボピ
ストン24のb室に作用する。サーボピストン24は左
側に移動してポンプ11の斜板角を大きくしてポンプ吐
出量を増加させる制御が行われる。ポンプ11から吐出
されるポンプ圧が高くなると、このポンプ圧がTVC弁
27の操作部cに作用し、同弁27をb位置に切換わ
る。このため、ポンプ11から吐出される制御圧は導管
12bからTVC弁27のb位置からLS弁26を通っ
てサーボ弁25の操作部に作用する。これにより、サー
ボ弁25はa位置に切換わり、ポンプ11から吐出され
る制御圧は導管12dから同弁25のa位置を通ってサ
ーボピストン24のa室に作用する。サーボピストン2
4は右側に移動してポンプ11の斜板角を小さくしてポ
ンプ吐出量を減少させる制御が行われる。
る。先ず、ポンプ11の斜板角を制御するレギュレータ
について説明する。図1に示すポンプ11から吐出する
ポンプ圧P1 は導管12dからLS弁26の操作部cに
作用し、油圧シリンダ16の負荷圧P2 は導管12eか
らLS弁26の操作部dに作用したときにP1 <P2 で
ポンプ圧P1 が低いときはLS弁26はa位置にある。
ポンプ11から吐出するポンプ圧P1 は導管12dから
TVC弁27の操作部cに作用し、このポンプ圧P1 が
低いと同弁27は、ばね27aにより押動してa位置に
ある。このため、サーボ弁25の操作部に作用していた
制御圧はLS弁26のa位置からTVC弁27のa位置
を通ってタンクへドレーンされる。これにより、サーボ
弁25はb位置となり、ポンプ11から吐出される制御
圧は導管12dから同弁25のb位置を通ってサーボピ
ストン24のb室に作用する。サーボピストン24は左
側に移動してポンプ11の斜板角を大きくしてポンプ吐
出量を増加させる制御が行われる。ポンプ11から吐出
されるポンプ圧が高くなると、このポンプ圧がTVC弁
27の操作部cに作用し、同弁27をb位置に切換わ
る。このため、ポンプ11から吐出される制御圧は導管
12bからTVC弁27のb位置からLS弁26を通っ
てサーボ弁25の操作部に作用する。これにより、サー
ボ弁25はa位置に切換わり、ポンプ11から吐出され
る制御圧は導管12dから同弁25のa位置を通ってサ
ーボピストン24のa室に作用する。サーボピストン2
4は右側に移動してポンプ11の斜板角を小さくしてポ
ンプ吐出量を減少させる制御が行われる。
【0017】エンジン回転数の信号は回転数センサ5か
ら制御手段10に入力されている。図2で説明したよう
に、エンジン回転数が高回転N1 のときはポンプ吸収ト
ルクT1 を設定し、このポンプ吸収トルクT1 に対応す
る制御電流値i1 制御手段10から制御弁29へ出力さ
れている。また、エンジン回転数が低回転N2 のときは
ポンプ吸収トルクT2 を設定し、このポンプ吸収トルク
T2 に対応する制御電流値i2 を制御手段10から制御
弁29へ出力されている。TVC弁27の操作部cに
は、制御電流値i1 またはi2 が作用して、同弁27は
制御される。TVC弁27には二つのばね27aが配設
され、ばね27aはサーボピストン24のピストンと連
結する押圧部材28に当接している。このばね27aは
TVC弁27の図示しないピストンにより押されて撓む
とともに、押圧部材28を押してサーボピストン24を
作動し、ポンプ11の斜板角を制御している。この制御
によりポンプ11の吐出容量は可変とし、ポンプ吸収馬
力はP・Q=一定のほぼ等馬力の一定線上に制御され
る。したがって、図4に示すようにエンジン回転数が高
回転のときはT1aのP−Q線図に制御され、同低回転の
ときはT2aのP−Q線図に制御される。
ら制御手段10に入力されている。図2で説明したよう
に、エンジン回転数が高回転N1 のときはポンプ吸収ト
ルクT1 を設定し、このポンプ吸収トルクT1 に対応す
る制御電流値i1 制御手段10から制御弁29へ出力さ
れている。また、エンジン回転数が低回転N2 のときは
ポンプ吸収トルクT2 を設定し、このポンプ吸収トルク
T2 に対応する制御電流値i2 を制御手段10から制御
弁29へ出力されている。TVC弁27の操作部cに
は、制御電流値i1 またはi2 が作用して、同弁27は
制御される。TVC弁27には二つのばね27aが配設
され、ばね27aはサーボピストン24のピストンと連
結する押圧部材28に当接している。このばね27aは
TVC弁27の図示しないピストンにより押されて撓む
とともに、押圧部材28を押してサーボピストン24を
作動し、ポンプ11の斜板角を制御している。この制御
によりポンプ11の吐出容量は可変とし、ポンプ吸収馬
力はP・Q=一定のほぼ等馬力の一定線上に制御され
る。したがって、図4に示すようにエンジン回転数が高
回転のときはT1aのP−Q線図に制御され、同低回転の
ときはT2aのP−Q線図に制御される。
【0018】本発明の可変容量型ポンプの制御装置によ
れば、エンジン回転数を高い回転にすると、この高回転
に対応してポンプ吸収トルクをアップするように制御さ
れるので、作業力がアップして作業量を増大させること
ができる。軽負荷の作業のときはエンジン回転数を低回
転にすると、このエンジン低回転に対応してポンプ吸収
トルクをダウンするように制御されるので、急な作業負
荷が加わってもエンストすることがない。これにより、
エンジン回転数の増減に対応してポンプ吸収トルクが設
定されるので作業量の増大、エンストの防止をすること
ができるので作業性が向上する。また、ポンプの吸収ト
ルクは目標エンジン回転数の関数として設定したパター
ンを前記第1制御部10aに記憶されるもので、目標エ
ンジン回転数の変化以外ではポンプ吸収トルクが変動し
ない固定パターンとしたものである。これにより、エン
ジン回転数の変化以外ではポンプ吸収トルクが変動しな
い固定パターンとしたので、簡単な制御回路が構成され
る。したがって、実作業の負荷(エンジン回転数の増
減)に合った正確なポンプ吸収トルク値となるように可
変容量型ポンプのレギュレータを調整することができ
る。さらにまた、ポンプの吸収トルクは目標エンジン回
転数の増減に対応して前記第1制御部10aに記憶され
たもので、前記ポンプの吸収トルクカーブを連続して段
階的に増減するパターンはエンジン回転数の全域におい
て複数段のポンプ吸収トルク値を設定し、エンジン定格
出力回転数より高速域ではエンジン定格出力トルク値よ
り大きな高位置のポンプ吸収トルク値とし、エンジン定
格出力回転数より低速域ではエンジン定格出力トルク値
より小さな中位置のポンプ吸収トルク値、および、さら
にエンジン回転数が低い領域では中位置のポンプ吸収ト
ルク値よりさらに低い低位置のポンプ吸収トルク値と
し、前記高位置のポンプ吸収トルク値から中位置のポン
プ吸収トルク値への移行、および、前記中位置のポンプ
吸収トルク値から低位置のポンプ吸収トルク値への移行
は所定の勾配を設定したポンプ吸収トルクカーブとした
ものである。これにより、エンジン回転数の変化以外で
はポンプ吸収トルクが変動しないで、連続して段階的に
増減するパターンはエンジン回転数の全域において高位
置〜低位置の複数段のポンプ吸収トルク値を設定するよ
うにしたので、簡単な制御回路が構成される。したがっ
て、実作業の負荷(エンジン回転数の増減)に合った正
確なポンプ吸収トルク値となるように可変容量型ポンプ
のレギュレータを調整することができる。
れば、エンジン回転数を高い回転にすると、この高回転
に対応してポンプ吸収トルクをアップするように制御さ
れるので、作業力がアップして作業量を増大させること
ができる。軽負荷の作業のときはエンジン回転数を低回
転にすると、このエンジン低回転に対応してポンプ吸収
トルクをダウンするように制御されるので、急な作業負
荷が加わってもエンストすることがない。これにより、
エンジン回転数の増減に対応してポンプ吸収トルクが設
定されるので作業量の増大、エンストの防止をすること
ができるので作業性が向上する。また、ポンプの吸収ト
ルクは目標エンジン回転数の関数として設定したパター
ンを前記第1制御部10aに記憶されるもので、目標エ
ンジン回転数の変化以外ではポンプ吸収トルクが変動し
ない固定パターンとしたものである。これにより、エン
ジン回転数の変化以外ではポンプ吸収トルクが変動しな
い固定パターンとしたので、簡単な制御回路が構成され
る。したがって、実作業の負荷(エンジン回転数の増
減)に合った正確なポンプ吸収トルク値となるように可
変容量型ポンプのレギュレータを調整することができ
る。さらにまた、ポンプの吸収トルクは目標エンジン回
転数の増減に対応して前記第1制御部10aに記憶され
たもので、前記ポンプの吸収トルクカーブを連続して段
階的に増減するパターンはエンジン回転数の全域におい
て複数段のポンプ吸収トルク値を設定し、エンジン定格
出力回転数より高速域ではエンジン定格出力トルク値よ
り大きな高位置のポンプ吸収トルク値とし、エンジン定
格出力回転数より低速域ではエンジン定格出力トルク値
より小さな中位置のポンプ吸収トルク値、および、さら
にエンジン回転数が低い領域では中位置のポンプ吸収ト
ルク値よりさらに低い低位置のポンプ吸収トルク値と
し、前記高位置のポンプ吸収トルク値から中位置のポン
プ吸収トルク値への移行、および、前記中位置のポンプ
吸収トルク値から低位置のポンプ吸収トルク値への移行
は所定の勾配を設定したポンプ吸収トルクカーブとした
ものである。これにより、エンジン回転数の変化以外で
はポンプ吸収トルクが変動しないで、連続して段階的に
増減するパターンはエンジン回転数の全域において高位
置〜低位置の複数段のポンプ吸収トルク値を設定するよ
うにしたので、簡単な制御回路が構成される。したがっ
て、実作業の負荷(エンジン回転数の増減)に合った正
確なポンプ吸収トルク値となるように可変容量型ポンプ
のレギュレータを調整することができる。
【0019】以上説明した通り、本発明は、予めエンジ
ンの回転数の増減に対応して連続して段階的に増減する
ポンプ吸収トルクカーブを記憶するとともに、前記可変
容量型ポンプ制御時に前記記憶したポンプ吸収トルクカ
ーブに基づいて前記エンジン回転数センサ5からのエン
ジン回転数信号に対応するポンプ吸収トルク指令を出力
する第1制御部10aと、予めポンプ吸収トルクに対応
する制御弁29への制御電流値のカーブを記憶するとと
もに、この制御電流値のカーブに基づいて前記第1制御
部10aからのポンプ吸収トルク指令値に対応する制御
電流値の制御指令を前記制御弁29に出力する第2制御
部10bとを備えた構成としたので、建設機械としての
必要な作業性能は維持すると共に、制御システムの構成
が簡単でありコストも安価である。本発明を利用して、
他の建設機械または産業機械の可変容量型ポンプの制御
装置に適用できることは言うまでもない。
ンの回転数の増減に対応して連続して段階的に増減する
ポンプ吸収トルクカーブを記憶するとともに、前記可変
容量型ポンプ制御時に前記記憶したポンプ吸収トルクカ
ーブに基づいて前記エンジン回転数センサ5からのエン
ジン回転数信号に対応するポンプ吸収トルク指令を出力
する第1制御部10aと、予めポンプ吸収トルクに対応
する制御弁29への制御電流値のカーブを記憶するとと
もに、この制御電流値のカーブに基づいて前記第1制御
部10aからのポンプ吸収トルク指令値に対応する制御
電流値の制御指令を前記制御弁29に出力する第2制御
部10bとを備えた構成としたので、建設機械としての
必要な作業性能は維持すると共に、制御システムの構成
が簡単でありコストも安価である。本発明を利用して、
他の建設機械または産業機械の可変容量型ポンプの制御
装置に適用できることは言うまでもない。
【図1】本発明に係る可変容量型ポンプの制御装置の説
明図である。
明図である。
【図2】同、制御手段の説明図である。
【図3】同、エンジン出力トルクとポンプ吸収トルクと
の関係を説明する図である。
の関係を説明する図である。
【図4】同、ポンプ圧とポンプ吐出量とのP−Q線図で
ある。
ある。
【図5】同、制御ロジックを説明する図である。
1 エンジン 5 回転数センサ 10 制御手段 10a 第1制御部 10b 第2制御部 11 可変容量型ポンプ 24 サーボピストン 25 サーボ弁 26 ロードセンシング弁(LS弁) 27 トルクバリアブルコントロール弁(TVC弁) 29 制御弁
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンと、エンジンにより駆動される
可変容量型ポンプと、可変容量型ポンプの斜板角を制御
するレギュレータとを備えた可変容量型ポンプの制御装
置において、エンジン回転数を検知する回転数センサ
と、前記レギュレータへの制御圧を調整する制御弁と、
予めエンジンの回転数の増減に対応して連続して段階的
に増減するポンプ吸収トルクカーブを記憶するととも
に、前記可変容量型ポンプ制御時に前記記憶したポンプ
吸収トルクカーブに基づいて前記エンジン回転数センサ
からのエンジン回転数信号に対応するポンプ吸収トルク
指令を出力する第1制御部と、予めポンプ吸収トルクに
対応する制御弁への制御電流値のカーブを記憶するとと
もに、この制御電流値のカーブに基づいて前記第1制御
部からのポンプ吸収トルク指令値に対応する制御電流値
の制御指令を前記制御弁に出力する第2制御部とを備え
たことを特徴とする可変容量型ポンプの制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の可変容量型ポンプの制御
装置において、ポンプの吸収トルクは目標エンジン回転
数の関数として設定したパターンを前記第1制御部に記
憶されるもので、目標エンジン回転数の変化以外ではポ
ンプ吸収トルクが変動しない固定パターンであることを
特徴とする可変容量型ポンプの制御装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の可変容量型ポン
プの制御装置において、ポンプの吸収トルクは目標エン
ジン回転数の増減に対応して前記第1制御部に記憶され
たもので、前記ポンプの吸収トルクカーブを連続して段
階的に増減するパターンはエンジン回転数の全域におい
て複数段のポンプ吸収トルク値を設定し、エンジン定格
出力回転数より高速域ではエンジン定格出力トルク値よ
り大きな高位置のポンプ吸収トルク値とし、エンジン定
格出力回転数より低速域ではエンジン定格出力トルク値
より小さな中位置のポンプ吸収トルク値、および、さら
にエンジン回転数が低い領域では中位置のポンプ吸収ト
ルク値よりさらに低い低位置のポンプ吸収トルク値と
し、前記高位置のポンプ吸収トルク値から中位置のポン
プ吸収トルク値への移行、および、前記中位置のポンプ
吸収トルク値から低位置のポンプ吸収トルク値への移行
は所定の勾配を設定したポンプ吸収トルクカーブとした
ことを特徴とする可変容量型ポンプの制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9033167A JPH10220359A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 可変容量型ポンプの制御装置 |
US09/016,601 US6010309A (en) | 1997-01-31 | 1998-01-30 | Control device for variable capacity pump |
Applications Claiming Priority (1)
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