JPH10217062A - 軸受装置およびその機上バランス修正方法 - Google Patents

軸受装置およびその機上バランス修正方法

Info

Publication number
JPH10217062A
JPH10217062A JP3428897A JP3428897A JPH10217062A JP H10217062 A JPH10217062 A JP H10217062A JP 3428897 A JP3428897 A JP 3428897A JP 3428897 A JP3428897 A JP 3428897A JP H10217062 A JPH10217062 A JP H10217062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
fluid supply
balance
spindle
rigidity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3428897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Nonaka
義史 野中
Takao Yokomatsu
孝夫 横松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3428897A priority Critical patent/JPH10217062A/ja
Publication of JPH10217062A publication Critical patent/JPH10217062A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Balance (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主軸装置または回転装置のバランス修正をそ
の主軸装置または回転装置を搭載する軸受装置上(機
上)でより高精度に行なう。 【解決手段】 主軸装置または回転装置を搭載する移動
テーブルと、該移動テーブルを移動方向に案内する案内
部と、前記移動テーブルを該案内部に対して静圧軸受を
介して支持する軸受部と、該軸受部への流体供給を調整
する流体供給調整手段と、前記移動テーブルを駆動する
駆動手段と、該駆動手段を制御し前記移動テーブルの位
置決めを行なう駆動制御装置とを具備する軸受装置にお
いて、前記主軸装置または回転装置のバランス修正を機
上で行なう際に前記軸受部の剛性を制御するための軸受
剛性制御手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主軸装置(または
回転装置)を静圧軸受で支持される移動テーブル上に搭
載して移動させる軸受装置、および前記主軸装置(また
は回転装置)を軸受装置上に搭載したまま(すなわち機
上で)バランス修正する機上バランス修正方法に関す
る。このような軸受装置および機上バランス修正方法
は、主軸(回転)装置を移動テーブル上に搭載し、高い
精度で主軸(回転)装置のバランス取りを要求される装
置、工作機械の主軸台を搭載するテーブル、研削盤の砥
石台を搭載するテーブル、および主軸を移動テーブル上
に搭載するポリゴンミラ加工機やスライサ・ダイサ等の
加工装置や精密加工装置および計測機器等に適用可能で
ある。
【0002】
【従来の技術】主軸装置または回転装置(以下、主軸装
置という)を搭載する移動テーブルの代表的な構成を図
6に示す。ここでは案内102に対して静圧軸受を介し
て移動体101を支持するタイプの位置決め装置を想定
してある。ここで移動体101を案内102に対して支
持する軸受形式は静圧軸受に限ることはなく、すべり軸
受、リニアボールベアリング、リニアローラベアリング
等に代表される転がり軸受であっても差し支えない。移
動体101上には主軸124を有する主軸装置123が
搭載される。ここで主軸装置123は加工装置のように
工具を保持可能な主軸装置に限らず、一般の回転装置で
あっても構わない。モータ115に接続されたボールネ
ジ116の回転をナット部121で直線運動に変換する
ことで移動体101が駆動され、さらにモータ115に
取り付けられたエンコーダ117により検出される位置
情報を利用して駆動制御装置120により位置決めが行
なわれる。なお、ここではモータ115およびボールネ
ジ116による駆動を想定しているが駆動手段はこれに
限ることはなく、リニアモータ、ボイスコイルモータ、
摩擦駆動等その他の手段を用いても差し支えない。
【0003】このような装置において移動テーブル上に
搭載される主軸装置のバランス取りはこれまで図7ある
いは図8に示すような方法で行なわれてきた。
【0004】図7はいわゆる機上バランス取りの様子を
示している。これは市販されているバランス修正装置を
利用する方法である。使用可能なバランス修正装置とし
て、例えば大宮工業、ノリタケ、長瀬鉄工等から「バラ
ンスアイ」「バランスベクタ」等の商品名で発売されて
いるものがある。この方法は軸受装置に搭載された主軸
装置123における回転体のバランスを2面で修正する
ことが可能である。回転体の軸(主軸124)方向2カ
所に加速度計710および711を取り付け、これらの
加速度計710および711により回転体のアンバラン
スによる振動加速度を検出し、検出された振動加速度の
レベルから修正アンバランス量を計算し、これを回転体
の指定角度位置に付加あるいは除去することによって目
的の振動加速度レベルまでアンバランスを修正する。ま
た、場合によっては予め回転体に取り付けられているバ
ランス用マスの取付位置を変えることで修正を行なう方
法もある。
【0005】図8は主軸装置が搭載、使用される機上
(軸受装置上)で主軸装置のバランス修正ができない場
合に採られる方法で、対象となる主軸装置を軸受装置上
から取り外し単体でバランス修正を行なうものである。
この場合に使用されるバランス修正装置としては長浜シ
ェンク等から市販されている装置が広く使われている。
対象となる主軸装置123は一方向に剛性が低い可撓部
806を介してバランス修正用基盤807に取り付けら
れる台上に固定される。主軸装置のアンバランスに起因
する回転時の振動は可撓部806の剛性が低い方向の振
動変位となり、これを検出器804および805を介し
てバランス修正装置803に取り込み、バランス修正を
行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7の方法
ではLMガイド等と呼ばれるリニアローラベアリング・
リニアボールベアリング等の転がり軸受を用いた軸受装
置上に主軸装置を搭載することを想定しているが、この
ような機上でのバランス取りでは一般に軸受部102が
比較的剛性の高い状態で主軸装置123および移動テー
ブル101を案内102に対して支持している。このた
め回転体のアンバランスに起因する外力に対して振動変
位は小さくなる傾向にあり、アンバランスに対しては鈍
感な状態で振動加速度を計測しているといえる。ここで
仮に軸受部が滑り軸受や静圧軸受であったとしても、通
常の装置設計や軸受設計として可能な限りの装置軸受部
の高剛性化が図られているので、回転体のアンバランス
に起因する振動加速度を検出する時点では、先の説明と
同じく外力に対して鈍感な状態にあるといえる。また移
動テーブルと対象となる主軸装置はボルト締結などで固
定されているため、回転体のアンバランスにより励振さ
れるマスは総じて主軸装置単体に比較して大きくなる傾
向にあり、これも外力に対する感度を鈍くする一因であ
る。このように従来の機上バランス取りでは振動加速度
を検出するには必ずしも好ましい状況とは言えず、高精
度なバランス取りには不利である。このような高精度の
バランス取りは特にポリゴンミラ加工機やスライサ・ダ
イサ等の精密加工装置において加工精度を向上するため
に解決が迫られる問題であり、従来の機上バランス修正
方法ではより一層高精度なバランス修正が困難である。
【0007】図8に示す方法においては、機上でバラン
ス取りが行なえないために主軸装置123を軸受装置か
ら一旦取り外し、バランス修正後また取り付けるという
手間が必要になる。そのため、対象とする主軸装置が生
産ラインなどで使用されている場合は、バランス修正に
必要とする時間が膨大となり生産効率や装置稼働率を妨
げる大きな要因となっている。
【0008】本発明は、上記従来例における問題点に鑑
みてなされたもので、主軸装置のバランス修正をその主
軸装置を移動テーブル上に搭載したままでより高精度に
行なうことができる軸受装置およびその軸受装置上(機
上)でのバランス修正方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、主軸装置あるいは回転装置と、該主軸装
置あるいは回転装置を搭載する移動テーブルと、該移動
テーブルを移動方向に案内する案内部と、前記移動テー
ブルを該案内部に対して静圧軸受を介して支持する軸受
部と、該軸受部への流体供給を調整する流体供給調整手
段と、前記移動テーブルを駆動する駆動手段と、該駆動
手段を制御し前記移動テーブルの位置決めを行なう駆動
制御装置とからなる軸受装置において、前記主軸装置あ
るいは回転装置の機上におけるバランス修正の際に前記
軸受部の剛性を制御するようにしたことを特徴とする。
軸受部の剛性は、例えば前記駆動制御装置からの指令に
よって前記流体供給調整手段を制御し前記軸受部への流
体供給を制御することによって行なう。
【0010】また、本発明の機上バランス修正方法は、
ここで提供された軸受装置において、前記主軸装置ある
いは回転装置の機上におけるバランス修正の際に例えば
前記駆動制御装置からの指令によって前記流体供給調整
手段を制御し前記軸受部への流体供給を制御し、前記軸
受部の剛性を低下させた状態において前記主軸装置ある
いは回転装置の機上におけるバランス修正を行なう。
【0011】さらに、本発明の好ましい実施の形態にお
いては、前記軸受部が前記移動テーブルの移動方向以外
の運動を拘束するように複数の軸受部から構成され、前
記複数の軸受部に対する流体供給が複数の流体供給管路
によって行なわれ、該複数の流体供給管路に対して複数
の流体供給調整手段を設けてある。そして、ここで提供
された軸受装置においては、前記主軸装置あるいは回転
装置の機上におけるバランス修正の際に例えば前記駆動
制御装置からの指令によって前記複数の流体供給調整手
段を制御し前記複数の軸受部への流体供給を制御し、前
記複数の軸受部の一部あるいは全部の剛性を低下させた
状態において前記主軸装置あるいは回転装置の機上にお
けるバランス修正を行なう。
【0012】
【作用】上記の構成によれば、対象となる前記主軸装置
あるいは回転装置および前記主軸装置あるいは回転装置
が搭載されている移動テーブルが前記主軸装置あるいは
回転装置のアンバランスに対してより励振されやすい状
態となり、従来から使用されている機上バランス修正装
置を用いた場合でもより高精度なバランス修正が可能と
なる。
【0013】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。実施例1 図1は本発明の第1の実施例に係る軸受装置の構成を示
す。本実施例では移動体101の移動方向以外の運動を
拘束するために対向する軸受部103,104および1
07,108と105および106を設けている。これ
ら軸受部はそれぞれ独立した流体供給管路109〜11
4を持ち、これらへの流体供給を一括して流体供給調整
手段119により調整している。ここでは流体供給調整
手段119としてサーボバルブを想定しているが、供給
流体の圧力または流量を調整できる手段であればこれに
限らない。流体供給調整手段119は圧力センサ122
により検出される供給流体の圧力に基づき駆動制御装置
120により制御される。本実施例では主軸装置123
の機上バランス修正を行なう際に、駆動制御装置120
からの指令により流体供給調整手段119が軸受部10
3〜108への供給流体の供給圧を下げることにより、
移動体101が位置決め動作を行なう状態あるいは主軸
装置123が本来の機能を発現する状態あるいは本来の
装置設計または軸受設計に基づく状態に比較して軸受部
103〜108の剛性を低下させる。これにより前記主
軸装置(あるいは回転装置)123およびこれを搭載す
る移動テーブルは外力に対するコンブライアンス(剛性
の逆数)が大きくなり、前記主軸装置(あるいは回転装
置)のアンバランスに起因する外乱に対してより励振さ
れやすくなる。
【0014】図1において、102は案内、115はモ
ータ、116はボールねじ、117はエンコ−ダ、11
8は流体供給装置、121はナット部、124は主軸装
置123の主軸、125はドライバ、126はエンコー
ダ117の出力パルスを計数するカウンタである。駆動
制御装置120からの指令信号に基づいてドライバ12
5がモータ115を駆動し、モータ115に接続された
ボールネジ116の回転をナット部121で直線運動に
変換することで移動体(移動テーブル)101が駆動さ
れ、さらにモータ115に取り付けられたエンコーダ1
17により検出される位置情報を利用して駆動制御装置
120により位置決めが行なわれる。
【0015】実施例2 図2は本発明の第2の実施例に係る軸受装置の構成を示
す。この実施例では軸受部105,106に対してのみ
流体供給調整手段119が設けられている。ここでは流
体供給調整手段119として電磁弁を想定してあり、通
常軸受が使用される場合の流体供給圧に設定されている
流体供給手段118aとこれよりも低い流体供給圧に設
定されている流体供給手段118bからの供給流体がこ
の電磁弁119を介して軸受部105,106に供給さ
れる。電磁弁119は駆動制御装置120からの指令に
より通常は流体供給手段118aからの流体を軸受部に
供給しているが、主軸装置(あるいは回転装置)123
の機上バランス修正に際しては駆動制御装置120から
の指令により、低い流体供給圧に設定されている流体供
給手段118bからの流体を軸受部105,106に供
給するように切り換えられる。なお、軸受部103,1
04,107,108には通常使用時も機上バランス修
正時も流体供給手段118aからの流体が供給される。
【0016】ここで軸受部105,106においてのみ
流体供給を調整する本実施例による効果は、流体として
空気を使用する空気静圧軸受の場合により顕著である。
一般に空気静圧軸受はモーメントに対して剛性が低く、
本実施例のように主軸装置123が移動体101上に搭
載されている場合、回転体アンバランスによる外力の作
用点が軸受面から離れて軸受部107,108,10
3,104に対してモーメントが作用するような状態で
は、軸受部107,108,103,104は通常の流
体供給圧であっても比較的変位しやすい。そのため軸受
部105,106への流体供給圧を制御するだけで容易
に本発明による効果が得られる。
【0017】さらに一般に移動体101はその形状寸法
に関して移動方向に直角な方向の寸法よりも移動方向の
寸法が長い。前述したように空気静圧軸受はモーメント
に対する剛性が軸受面に直角な方向の剛性に比較して低
いが、モーメントをあるスパンを持った複数の軸受部で
支持する場合では、そのスパンが長いほどモーメントに
対して剛となる。かかる点を考慮すると、空気静圧軸受
を使用する本実施例において、移動体は移動方向にその
寸法が長いことに起因して、様々な外力が同じ位置で作
用した場合にローリング運動を励起する外力に対する剛
性よりもピッチング運動を励起する外力に対する剛性の
ほうが高いことを意味する。すると軸受部107,10
8,103,104を通常の流体供給圧に保ち、軸受部
105,106のみ流体供給圧を下げてこの部分の剛性
を低下させることで移動体が励振されやすい方向を移動
体の移動方向に対して直角な面内に拘束でき、これは図
8に示す従来のバランス修正法において一方向にのみ可
撓である状態と類似する状態を作ることになる。図1の
ように全ての軸受部における剛性を低下させた場合はア
ンバランスにより励起される振動が振れ回りと同じ状態
になる可能性が高く、この場合図7のような従来のバラ
ンス修正法においては加速度計710,711の検出方
向とアンバランスによる振動方向が一致することが無
く、正確な振動加速度を検出することが困難になり、高
精度なバランスの修正ができなくなる。これと比較して
本実施例のように剛性を低下させる軸受部を選択し、特
定の方向にのみ変位しやすい状態を作り出すことでより
正確かつ高精度な機上でのバランス修正が可能になる。
【0018】実施例3 図3は本発明の第3の実施例に係る軸受装置の構成を示
す。ここでは軸受部103,104に対して予圧付勢手
段307を設けた場合の実施例である。なお、予圧付勢
手段としてここでは永久磁石を想定してあるが電磁石等
その他の手段であっても差し支えない。図2における第
2の実施例と同じく軸受部105,106に対して流体
供給調整手段119を設けてある。また、ここで示した
ような予圧付勢手段307を必要とする形式の軸受部で
は軸受部103,104に対してのみ流体供給調整手段
119を設けてもよく、これは第1、第2の実施例の1
07および108のような対向する軸受部が無いために
軸受部103,104に対してのみ流体供給調整手段を
設けることでも本発明の効果が得られるものである。
【0019】実施例4 図4は本発明の第4の実施例に係るポリゴン加工機の構
成を示す。このポリゴン加工機においては、主軸装置4
04が搭載される主軸用テーブル403に本発明を実施
している。これにより主軸405のバランス修正がより
高精度に行なえ、ポリゴンミラの表面粗さの向上に寄与
することができる。また、機上でのバランス修正が可能
なためバイトの交換時等の再度のバランス修正が短時間
に行なえ、稼働率の向上も図ることができる。図4にお
いて、401は装置定盤、402は主軸用案内、406
はバイト、407は割り出し盤用案内、408は割り出
し盤用テーブル、409は割り出し盤、410はワーク
(ポリゴンミラ)である。
【0020】実施例5 図5は本発明の第5の実施例に係る円筒研削盤の構成を
示す。この円筒研削盤においては、砥石軸504を搭載
する砥石台用テーブル503に本発明を実施している。
研削盤では砥石のツルーイングおよびドレッシングや加
工中の砥石の摩耗により砥石軸のバランスが絶えず変化
している。そのため本発明を実施することで、従来のバ
ランス修正装置を用いた場合より高精度なバランス修正
が可能であると同時に、機上でのバランス修正であるた
め短時間でバランスの修正が行なえ、常に砥石軸が最適
なバランス状態を保って加工を行なうことができる。図
5において、501は装置ベース、502は砥石台用案
内、505は砥石、506はワークテーブル用案内、5
07はワークテーブル、508は芯押し台、509はワ
ークである。
【0021】以上、本発明の詳細を実施例を交えて説明
してきたが、本発明の実施においてはその趣旨を逸脱し
ない範囲で様々な形態において実施が可能であり、実施
例中に示された軸受形式、流体供給調整手段等に限定さ
れるものではない。
【0022】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明により従
来のバランス修正装置を使用した場合にもより高精度に
バランスの修正を行なうことができ、さらには機上での
バランス修正のためバランス修正に要する時間が短時間
で済む、これらは加工機に関していえば高精度なバラン
ス修正による加工精度の向上が図れ、また量産工程で使
用される装置に関しては機上バランス修正により短時間
にバランスが修正できることにより装置の稼働率を上げ
ることができることを意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る軸受装置を説明
する図である。
【図2】 本発明の第2の実施例に係る軸受装置を説明
する図である。
【図3】 本発明の第3の実施例に係る軸受装置を説明
する図である。
【図4】 本発明の第4の実施例に係るポリゴン加工機
を説明する図である。
【図5】 本発明の第5の実施例に係る円筒研削盤を説
明する図である。
【図6】 従来の軸受装置を説明する図である。
【図7】 従来の機上バランス修正方法を説明する図で
ある。
【図8】 従来のバランス修正方法を説明する図であ
る。
【符号の説明】
101:移動体(移動テーブル)、102:案内、10
3〜108:静圧軸受け部、109〜114:流体供給
管路、115:モータ、116:ボールねじ、117:
エンコ−ダ、118:流体供給装置、119:流体供給
調整手段(サーボバルブまたは電磁弁)、120:駆動
制御装置、121:ナット部、122:圧力センサ、1
23:主軸装置、124:主軸、125:ドライバ、1
26:カウンタ、307:永久磁石(予圧付勢手段)、
401:装置定盤、402:主軸用案内、403:主軸
用テーブル、404:主軸装置、405:主軸、40
6:バイト、407:割り出し盤用案内、408:割り
出し盤用テーブル、409:割り出し盤、410:ワー
ク(ポリゴンミラ)501:装置ベース、502:砥石
台用案内、503:砥石台用テーブル、504:砥石
軸、505:砥石、506:ワークテーブル用案内、5
07:ワークテーブル、508:芯押し台、509:ワ
ーク、710,711:加速度計、712:バランス修
正装置、803:バランス修正装置、804,805:
検出器、806:可撓部、807:バランス修正装置基
板。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸装置または回転装置を搭載する移動
    テーブルと、該移動テーブルを移動方向に案内する案内
    部と、前記移動テーブルを該案内部に対して静圧軸受を
    介して支持する軸受部と、該軸受部への流体供給を調整
    する流体供給調整手段と、前記移動テーブルを駆動する
    駆動手段と、該駆動手段を制御し前記移動テーブルの位
    置決めを行なう駆動制御装置とを具備する軸受装置にお
    いて、前記主軸装置または回転装置を前記移動テーブル
    に搭載した状態で該主軸装置または回転装置のバランス
    修正を行なう際に前記軸受部の剛性を制御する軸受剛性
    制御手段を設けたことを特徴とする軸受装置。
  2. 【請求項2】 前記軸受剛性制御手段は、前記駆動制御
    装置からの指令により前記流体供給調整手段を制御する
    ものであることを特徴とする請求項1記載の軸受装置。
  3. 【請求項3】 前記軸受剛性制御手段は、前記バランス
    修正を行なう際前記流体供給調整手段を制御することに
    より前記軸受部への流体供給を制御し該軸受部の剛性を
    低下させるものであることを特徴とする請求項2記載の
    軸受装置。
  4. 【請求項4】 前記軸受部が前記移動テーブルの移動方
    向以外の運動を拘束するように複数の軸受部から構成さ
    れ、これら複数の軸受部に対する流体供給が複数の流体
    供給管路によって行なわれ、これら複数の流体供給管路
    に対して複数の前記流体供給調整手段を設けてあること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の軸受装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の軸受装
    置において前記主軸装置または回転装置の該軸受装置上
    におけるバランス修正の際に、前記軸受剛性制御手段か
    らの指令によって前記流体供給調整手段を制御して前記
    軸受部への流体供給を制御し、前記軸受部の剛性を低下
    させた状態において前記主軸装置または回転装置の該軸
    受装置上におけるバランス修正を行なうことを特徴とす
    る機上バランス修正方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の軸受装置において、前
    記主軸装置または回転装置の該軸受装置上におけるバラ
    ンス修正の際に前記駆動制御装置からの指令によって前
    記複数の流体供給調整手段を制御して前記複数の軸受部
    への流体供給を制御し、前記複数の軸受部の一部あるい
    は全部の剛性を低下させた状態において前記主軸装置ま
    たは回転装置の該軸受装置上におけるバランス修正を行
    なう機上バランス方法。
JP3428897A 1997-02-04 1997-02-04 軸受装置およびその機上バランス修正方法 Pending JPH10217062A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3428897A JPH10217062A (ja) 1997-02-04 1997-02-04 軸受装置およびその機上バランス修正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3428897A JPH10217062A (ja) 1997-02-04 1997-02-04 軸受装置およびその機上バランス修正方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10217062A true JPH10217062A (ja) 1998-08-18

Family

ID=12409976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3428897A Pending JPH10217062A (ja) 1997-02-04 1997-02-04 軸受装置およびその機上バランス修正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10217062A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6860729B2 (en) 2001-07-10 2005-03-01 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Compressor having main and adjustable balancer portions

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6860729B2 (en) 2001-07-10 2005-03-01 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Compressor having main and adjustable balancer portions
US7162797B2 (en) 2001-07-10 2007-01-16 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Method of correcting imbalance of a scroll compressor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2549133B2 (ja) 磁気軸受を有する工作物運搬スピンドル組立体,及び極めて高精度な工作機械のためのような組立体を提供する装置
JP6811235B2 (ja) 高精度工作機械用のチャック
KR20030059074A (ko) 진동 소거 구조를 갖는 렌즈용 선반
US6592430B1 (en) High-precision machining system
US5573443A (en) Spindle and method for driving the same
JP2008254114A (ja) 工作機械用磁気軸受スピンドル装置
JP2000024805A (ja) 加工機械およびそのスピンドル装置
JPH10217062A (ja) 軸受装置およびその機上バランス修正方法
JP2005121114A (ja) スピンドル装置
JP2004150563A (ja) 主軸の支持構造、工作機械
JP3290087B2 (ja) 静圧軸受を用いた位置決め装置
JP3098421B2 (ja) 静圧空気軸受け式案内装置
JPH07112671B2 (ja) 磁気軸受をスピンドルにもつ加工装置
JPH01234162A (ja) 加工方法
CN110576369B (zh) 磨削装置
JP2001277059A (ja) 回転テーブル
JP3113002B2 (ja) 研磨ヘッド、研磨装置および加工方法
JP2003004042A (ja) スピンドル装置及びその回転軸の振れを補正する方法
JP2000042867A (ja) 回転型位置決め装置
JPH0323302B2 (ja)
JP2000167739A (ja) 工作機械
JPH0623663A (ja) 超平滑化非接触研磨方法および装置
JPH08276338A (ja) 回転体の姿勢調整機構
JPH0976135A (ja) 円筒体の加工装置およびその加工方法と支持方法
JP2892364B2 (ja) 静圧気体軸受使用スピンドルの制御方法