JPH10215662A - 穀粒排出装置の支持構造 - Google Patents

穀粒排出装置の支持構造

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JPH10215662A
JPH10215662A JP2477597A JP2477597A JPH10215662A JP H10215662 A JPH10215662 A JP H10215662A JP 2477597 A JP2477597 A JP 2477597A JP 2477597 A JP2477597 A JP 2477597A JP H10215662 A JPH10215662 A JP H10215662A
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JP
Japan
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grain
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pin
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JP2477597A
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Mikio Oomori
美樹雄 大森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穀粒横送り装置の格納時の支持高さの変更調
節を確実性高く、簡易迅速に行える穀粒排出装置の支持
構造を提供する。 【解決手段】 穀粒横送り装置9の遊端部分を載置支持
する受け手段11の伸縮支柱12を、穀粒横送り装置9
を受け止め支持する受け部13より下方に延設される可
動筒体14と、該可動筒体14を上下スライド可能に嵌
合した固定筒体15とで構成し、両筒体14,15にわ
たって貫通する側にバネ付勢される固定用ピン16を外
部から挿抜自在に設け、両筒体14,15のうち外側の
筒体の対向壁にそれぞれ貫通する固定用ピン16の挿入
用の単孔17,18を設け、両筒体14,15のうち内
側の筒体の一方の壁面には固定用ピン16の先端側を挿
抜する上下複数の単孔25,26を設け、他方の壁面に
は固定用ピン16を挿通保持する上下方向に沿う切り欠
き24を形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバイン等に搭
載される穀粒排出装置の支持構造に関し、詳しくは、グ
レンタンクに備えられた穀粒揚送装置の上部に、揚送穀
粒を横方向に送って先端がわの排出部から排出する穀粒
横送り装置を、横軸芯周りで起伏揺動自在に支持すると
ともに、前記穀粒横送り装置の遊端部分を、受け止め載
置した状態で支持する受け手段を機体固定部に立設した
穀粒排出装置の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の穀粒排出装置の支持構造
にあっては、図12(イ),(ロ)に示すように、トラ
ック等に搭載して移動する際や、納屋に格納しておく際
には、に車高を極力低くするために、穀粒横送り装置5
1を水平に沿う姿勢で機体固定部52に受け止めて支持
する状態と、刈取作業中における穀粒横送り装置51の
機体側への格納姿勢を、走行時の振動等により穀粒横送
り装置51の先端の穀粒排出口から穀粒がこぼれ落ちた
りしないよう、その穀粒横送り装置51の穀粒排出口の
方が基端部より上方に位置する先上り傾斜姿勢で受け止
め支持できるように、比較的高い位置で受け止めて支持
する状態とに、受け手段54の高さ調節が行えるように
構成してあった。そして、従来におけるその受け手段5
4の高さ調節を行う構造は、例えば脱穀装置や機体フレ
ーム等に固定された機体固定部52に立設した固定筒5
5に、受け手段における受け部56より下方に延設した
可動筒57を上下位置変更自在に内嵌して構成したもの
であって、可動筒57を所望位置において固定筒55に
対し蝶ボルト58等で締結固定する構成となっていた。
又、連結ピンの差し替えにより可動筒57を上下調節す
る構造が採用されることもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のものにあっては、可動筒57を固定筒55に対
して固定したり固定解除する作業をするのに、一々蝶ボ
ルト58の締結又は締結解除しなければならないので手
間がかかり煩わしいものであった。また、機体の振動等
により蝶ボルト58が緩む虞れや、長期使用に伴い蝶ボ
ルト58の螺子山が潰れたりする虞れ等があるという不
具合があった。又、連結ピンの差し替え式の構造にあっ
ては、連結ピンの抜き差しに手間がかかるとともに、こ
の連結ピン自体の抜け止めのためにβピンなどの止め具
を脱着する必要もあって、一層取扱に手間がかかるもの
であった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、穀粒横送り装置の格納時の支持高さの変更調
節を確実性高く、簡易迅速に行える穀粒排出装置の支持
構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(構成) 本発明の請求項1にかかる穀粒排出装置の支
持構造は、グレンタンクに備えられた穀粒揚送装置の上
部に、揚送穀粒を横方向に送って先端がわの排出部から
排出する穀粒横送り装置を、横軸芯周りで起伏揺動自在
に支持するとともに、前記穀粒横送り装置の遊端部分を
載置した状態で受け止め支持する受け手段を、機体固定
部に高さ調節自在な伸縮支柱を介して立設し、該伸縮支
柱を、前記穀粒横送り装置を受け止め支持する受け部よ
り下方に延設される可動筒体と、該可動筒体を上下スラ
イド可能に嵌合した固定筒体とで構成し、前記両筒体に
わたって貫通する側にバネ付勢される固定用ピンを外部
から挿抜自在に設けるとともに、前記両筒体のうち外側
の筒体の対向壁にそれぞれ貫通する前記固定用ピンの挿
入用の単孔を設け、前記両筒体のうち内側の筒体の一方
の壁面には前記固定用ピンの先端側を挿抜する上下複数
の単孔を設け、他方の壁面には前記固定用ピンを挿通保
持する上下方向に沿う切り欠きを形成してあることを特
徴構成とする。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、穀粒横送り装置を機体に支持する受け手段の
高さ調節は、伸縮支柱において、固定筒体に嵌合した可
動筒体を受け止め支持するための固定用ピンが、固定筒
体と可動筒体とが嵌合した状態での外側筒体と内側筒体
とに貫通する状態でそれぞれの筒体に設けられる単孔に
挿通保持されることで、可動筒体の単孔に挿通した箇所
を通して固定用ピンが穀粒横送り装置の荷重を受けると
ともに、その固定用ピンの両側部における単孔との挿通
部分で支持されることになり、固定用ピンに対する応力
の分散が図れる。
【0007】すなわち、図11に示すように、単に固定
用ピンを、可動筒体61と固定筒体62との嵌合された
一壁面箇所にのみで、そこに形成された単孔63,64
に挿通させた状態で穀粒横送り装置の荷重を支える構造
も考えられるが、このように構成するものでは、可動筒
体61から受ける穀粒横送り装置の荷重がそのすぐ横に
おける固定筒体62の単孔64で固定用ピン65を介し
て受け止めるようにしているから、例え外側筒体となる
固定筒体62の外がわにも固定用ピン65の一端を支持
できるように固定用ピン支持用のブラケット66の単孔
67に挿通させてあるにしても、各単孔63,64,6
7間の距離がきわめて近いものであるから、固定用ピン
65と各単孔63,64,67との間に少しのがたつき
があると、固定用ピン65が大きく傾く虞れがあり、そ
のため、長期使用に伴い単孔63,64,67や固定用
ピン65が変形してきてますます固定用ピン65が傾
き、ピンの破断等の不具合を生じさせてしまう虞れがあ
る。これに対して、本願発明のものでは、上述のよう
に、固定用ピンを支持する単孔間のスパンが可動筒体や
固定筒体の幅と一致する比較的長いスパンであるから、
固定用ピンと単孔との間に多少のがたつきがあっても固
定用ピンが大きく傾斜することがないとともに、穀粒横
送り装置の荷重がかかった状態では、がたついたりしに
くいものとなっている。
【0008】そして、受け部を高さ変更するには、固定
用ピンの先端がわのみを外側筒体の単孔と内側筒体の単
孔から内側に抜いた状態にすれば、内側筒体のもう一方
のがわは上下の切り欠きが形成されていることから、固
定用ピンのもう一方のがわで外側筒体の単孔に挿入はさ
れたままでも、可動筒体の上下位置変更は可能であり、
固定用ピンの全体を外側筒体から抜かなくても、また内
側筒体の単孔から固定用ピンを抜いた程度にしたままの
簡易な挿脱作業を行うだけで良い。
【0009】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、固定用ピンにおける穀粒横送り装置
の荷重支持強度を比較的高いものにできて、その耐久性
を高いものにできるとともに、受け部の高さ調節作業も
簡易かつ迅速に行えて作業能率を向上できる。
【0010】(構成) 本発明の請求項2にかかる穀粒
排出装置の支持構造は、請求項1記載のものにおいて、
前記両筒体のうち内側の筒体の前記単孔から抜いた前記
固定用ピンに対して、前記可動筒体の引き上げ操作に伴
って接当することで前記可動筒体の所定高さ以上の引き
上げを阻止する規制手段を、前記両筒体のうち内側の筒
体に設けてあることを特徴構成とする。
【0011】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、両筒体のうち内側の筒体の単孔から抜いた固
定用ピンに対して、可動筒体の引き上げ操作に伴って接
当することで可動筒体の所定高さ以上の引き上げを阻止
する規制手段を、両筒体のうち内側の筒体に設けてある
から、可動筒体が固定筒体から抜けることを規制するた
めの抜け止め部材に固定用ピンを兼用できる。
【0012】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、固定用ピンを可動筒体が固定筒体か
ら抜けないように規制する部材に兼用されることで部品
点数の低減化が図れるので、安価に構成できる。また、
可動筒体を最も上位にした状態で固定用ピンを可動筒体
と固定筒体とに貫通させて位置保持できる位置に対応さ
せて、その規制部材の位置を適宜設定することで可動部
材を上限まで持ち上げるだけで穀粒横送り装置を載置保
持する位置に設定できる利点もある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2に、コンバインを示
している。このコンバインは、左右一対のクローラ走行
装置1,1に支持された機体フレーム2に、脱穀装置
3、搭乗運転部4、グレンタンク5等を搭載装備すると
ともに、機体フレーム2の前端部に横軸芯周りで揺動昇
降操作自在に刈取前処理部6を装着して構成している。
【0014】そして、グレンタンク5には、穀粒排出用
の前後方向に沿う底スクリュー7を装備しているととも
に、その底スクリュー7の搬送終端部には、底スクリュ
ー7と連動連結された穀粒揚送装置としての揚送スクリ
ュー装置8を設けている。底スクリュー7で後方に搬出
された穀粒は揚送スクリュー装置8で揚送される。この
揚送スクリュー装置8の上端部に縦軸芯Y周りで回動自
在かつ横軸芯X周りで起伏揺動操作自在に穀粒横送り装
置としての横送りスクリュー装置9を支持している。そ
して、揚送スクリュー装置8で揚送された穀粒は、横送
りスクリュー装置9によりその先端の搬出部としての穀
粒吐出口10に向けて揚送スクリュー装置8と連動連結
されて横送りされる。
【0015】横送りスクリュー装置9の起伏の遊端がわ
となる穀粒吐出口10の近傍箇所を格納時に支持するた
めの受け手段11を設けている。この受け手段11は、
機体固定部としての機体フレーム2に固定した支持ステ
ーSに連設した高さ調節自在な伸縮支柱12を介して立
設し、該伸縮支柱12を、前記横送りスクリュー装置9
を受け止め支持する受け部13より下方に延設される四
角筒製の可動筒体14と、該可動筒体14を上下スライ
ド可能に嵌合した四角筒製の固定筒体15とで構成して
いる。そして、図3乃至図5に示すように、可動筒体1
4は固定筒体15に対して内嵌されているとともに、両
筒体14,15のうち外側の筒体となる固定筒体15の
対向壁15A,15Bにそれぞれ貫通する固定用ピン1
6の挿入用の単孔17,18を穿設している。固定用ピ
ン16は、固定筒体15の対向壁15A,15Bのうち
の一方の外側に、単孔19を穿設した板金製の支持ブラ
ケット20の単孔19に挿通させた状態で支持してい
る。この支持ブラケット20は固定用筒体15の壁15
Bにボルト締結等で設けている。そして、支持ブラケッ
ト20と固定筒体15の壁15Bとの間の空間部におい
て、固定用ピン16にフランジ21を設けているととも
に、このフランジ21と支持ブラケット20との間に圧
縮バネ22を固定用ピン16を外囲する状態で設けてお
り、この固定用ピン16を固定筒体15の壁15Aがわ
に弾性付勢している。このフランジ21は支持ブラケッ
ト20の単孔19や、固定筒体15の単孔18より径が
大になっているので、固定用ピン16は支持ブラケット
20と壁15Bの間の幅より小さい範囲でしか変位でき
ないようになっている。また、固定用ピン16の支持ブ
ラケット20の単孔19より外方に突出する部分は、下
向きに屈曲されて人手操作用のハンドル部23を形成し
ている。一方、可動筒体14における固定筒体15の壁
15Bに密接する壁14Bには、固定用ピン16が挿通
し得る横幅に設定された上下方向に沿った切り欠き24
を上下両端にわたって形成している。さらに、可動筒体
14における固定筒体15の壁15Aに密接する壁14
Aには、上下2箇所に単孔25,26を穿設している。
そして、可動筒体14を固定筒体15に固定するには、
可動筒体14の高さを上下2段の一方に適宜設定した状
態で、固定用ピン16を単孔25又は単孔26と固定筒
体15の単孔17とに挿通させる状態にする。さらに、
図5に示すように、可動筒体14の下側の単孔26の穿
設箇所に下側の隣接位置には、可動筒体14の壁14B
より内方に突設した規制部材としてのストッパ27を設
けている。このストッパ27は、固定用ピン16の先端
を単孔25,26から抜いた状態で可動筒体14を上方
に引き上げるときに、図5(ロ)に示すように、固定用
ピン16と接当して単孔26に固定用ピン16を挿入で
きる位置より上方への可動筒体14の引き上げができな
いようにしている。
【0016】従って、上記構成によれば、図5に示すよ
うに、固定用ピン16は可動筒体14を上下2箇所に位
置変更させた状態で固定筒体15に固定できるものであ
って、可動筒体14を上方に位置させたときに単孔2
6、単孔17、単孔18,単孔19にわたって貫通する
状態に挿入保持し、可動筒体14を下方に位置させたと
きに単孔25、単孔17、単孔18,単孔19にわたっ
て貫通する状態に挿入保持する。そして、可動筒体14
を上下に位置変更する際には単に固定用ピン16をハン
ドル部23を持って引き操作して、固定用ピン16を単
孔17、単孔25又は単孔26から抜き、その状態で可
動筒体14を人手操作で上下スライドさせて適宜に位置
合わせして、単孔17と、単孔25又は単孔26との位
置が合致すると、圧縮バネ22による付勢力で自動的に
固定用ピン16が単孔17と、単孔25又は単孔26と
に挿入される。
【0017】次に、機体の未刈りがわ端部において、刈
取前処理部6から機体フレーム2の後端部がわにわたっ
て設置される分草杆28について説明する。図1、図
2、図6、図7に示すように、分草杆28は、その先端
部を未刈りがわ端部に位置する分草具29に支持してあ
る前側分草杆28Aと、後端部を機体フレーム2の後端
部に支持してある後側分草杆28Bとを、機体フレーム
2の前端近くの箇所において、互いに連結して構成して
いる。そして、その連結箇所において、機体内方がわの
固定ステー30に前後軸芯P周りで回動自在に支持され
た支持ブラケット31に一端を溶接した支持アーム32
の他端に回動自在に枢着している。板材で構成される支
持ブラケット31は、平面視コの字状に板金加工された
固定ステー30の前向き面部30aに突設した左右一対
のスタッドボルト32,33のそれぞれに大径単孔3
4、円弧状長孔35を挿通させた状態で、圧縮スプリン
グ36,37を介してナット38,39をスタッドボル
ト32,33に締結することで固定ステー30に取り付
けている。従って、前後方向での過負荷が分草杆28に
かかった場合に、圧縮スプリング36,37で固定ステ
ー30がわに弾性付勢された支持ブラケット31が前記
スタッドボルト32,33の設置箇所近くで固定ステー
30との接触箇所を支点として前後に傾き、圧縮スプリ
ング36,37の付勢力に抗しながらも支持アーム32
が前後に揺動できるようになっている。これにより、上
記過負荷により分草杆28や支持アーム32等が破損す
るのを防止している。尚、左がわのスタッドボルト32
の前後軸芯を中心として支持ブラケット31の保持姿勢
を揺動変更するために、円弧状長孔35を形成してその
長孔35箇所でもう一方の支持をスタッドボルト33、
圧縮スプリング37、ナット39で行っているのであ
る。
【0018】次に、クローラ走行装置1,1について簡
単に説明する。図8に示すように、トラックフレーム4
0に前後に複数個の接地転輪41‥を並設しているとと
もに、各接地転輪41を軸支するためのボス42の機体
内方端の隅角部分を緩やかな曲面に形成した鍛造品で構
成している。これにより、図8に示すように、各接地転
輪41の横脇でクローラベルト43がめくり上がっても
ボス42の隅角部分が曲面であるために、めくり上がっ
たクローラベルト43がボス42の隅角部分との接触で
傷付きにくくなっている。また別の構造として、図9に
示すように、ボス42の奥側端面を平坦面に構成したも
のにおいては、接地転輪41の支軸44をボス42に止
め付けるためのボルト45の座金46のその外周部を膨
出形状にして、その膨出形状の外周面46aを凸曲面に
形成して、ボルト45の締結によりボス42の奥側端面
に取り付けることで、ボス42の奥側端面の隅角部にめ
くり上がったクローラベルト43が接触しないように保
護する構成にしても良い。この場合、ボルト45の頭部
もその外周周りが座金46の膨出部分により囲われて保
護されるので、ボルト45頭部に対するクローラベルト
43の接触も防止できる。
【0019】〔別の実施の形態〕 上記実施の形態では、可動筒体を固定筒体に対して
内嵌するものを示したが、図10(イ),(ロ)に示す
ように、可動筒体14を固定筒体15に対して外嵌する
ように構成してもよい。この場合、可動筒体14の外側
の筒体となるので、可動筒体14の相対向する側壁に、
固定用ピン16の貫通する単孔17,18が穿設される
とともに、固定筒体15の相対向する側壁の一方に、固
定用ピン16が挿入される上下複数個(図10の場合、
2個)の単孔25,26を穿設し、他方に上下に沿う切
り欠き24を形成することになる。ただし、この切り欠
き24は上下に沿う長孔に形成している。尚、この長孔
を成す切り欠き24の上端箇所が可動筒体14を上方に
引き上げたときに固定用ピン16が接当してそれ以上の
引き上げを規制する規制部材を成すように構成しても良
い。図10の構造では、支持ブラケット20を可動筒体
14に取り付けるためのナットが固定用ピン16より先
に長孔の切り欠き24の上端に接当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインを示す全体側面図
【図2】コンバインを示す全体平面図
【図3】受け手段を示す正面図
【図4】受け手段を示す横断平面図
【図5】受け位置を下げた状態(イ)と上げた状態
(ロ)の受け手段を示す一部破断側面図
【図6】分草杆の支持構造を示す横断平面図
【図7】分草杆の支持構造を示す縦断正面図
【図8】クローラ走行装置を示す縦断正面図
【図9】別の構造のクローラ走行装置を示す縦断正面図
【図10】別の実施の形態における受け位置を下げた状
態(イ)と上げた状態(ロ)の受け手段を示す一部破断
側面図
【図11】比較例としての受け手段を示す縦断側面図
【図12】従来構造における受け位置を下げた状態
(イ)と上げた状態(ロ)の受け手段を示す正面図
【符号の説明】
5 グレンタンク 8 穀粒揚送装置 9 穀粒横送り装置 10 排出部 11 受け手段 12 伸縮支柱 13 受け部 14 可動筒体 15 固定筒体 16 固定用ピン 17 単孔 18 単孔 24 切り欠き 25 単孔 26 単孔 27 規制手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グレンタンクに備えられた穀粒揚送装置
    の上部に、揚送穀粒を横方向に送って先端がわの排出部
    から排出する穀粒横送り装置を、横軸芯周りで起伏揺動
    自在に支持するとともに、前記穀粒横送り装置の遊端部
    分を載置した状態で受け止め支持する受け手段を、機体
    固定部に高さ調節自在な伸縮支柱を介して立設し、該伸
    縮支柱を、前記穀粒横送り装置を受け止め支持する受け
    部より下方に延設される可動筒体と、該可動筒体を上下
    スライド可能に嵌合した固定筒体とで構成し、前記両筒
    体にわたって貫通する側にバネ付勢される固定用ピンを
    外部から挿抜自在に設けるとともに、前記両筒体のうち
    外側の筒体の対向壁にそれぞれ貫通する前記固定用ピン
    の挿入用の単孔を設け、前記両筒体のうち内側の筒体の
    一方の壁面には前記固定用ピンの先端側を挿抜する上下
    複数の単孔を設け、他方の壁面には前記固定用ピンを挿
    通保持する上下方向に沿う切り欠きを形成してある穀粒
    排出装置の支持構造。
  2. 【請求項2】 前記両筒体のうち内側の筒体の前記単孔
    から抜いた前記固定用ピンに対して、前記可動筒体の引
    き上げ操作に伴って接当することで前記可動筒体の所定
    高さ以上の引き上げを阻止する規制手段を、前記両筒体
    のうち内側の筒体に設けてある請求項1記載の穀粒排出
    装置の支持構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014226101A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 ヤンマー株式会社 コンバイン
JP2015177769A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 ヤンマー株式会社 コンバイン

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