JPH10214022A - グループ学習教材編成方法及びシステム - Google Patents

グループ学習教材編成方法及びシステム

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JPH10214022A
JPH10214022A JP1574097A JP1574097A JPH10214022A JP H10214022 A JPH10214022 A JP H10214022A JP 1574097 A JP1574097 A JP 1574097A JP 1574097 A JP1574097 A JP 1574097A JP H10214022 A JPH10214022 A JP H10214022A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 学習対象について仲間同士で議論し教え合う
ことで、学習者間の相互作用を活性化し、更に自分や他
人のノート/メモを取込みながら、教材自体を容易に改
訂することが可能なグループ学習教材編成方法及びシス
テムを提供する。 【解決手段】共通の学習対象をもつ複数の学習者の協調
的な振る舞いから得られるデータを基本とし、先行する
学習者の学習履歴を記録し、後進学習者に対し目的状態
へ至る手順を表示する機能を持ったグループ学習教材を
編集し、編成されたグループ学習教材を他の学習者が共
有、利用しながら、学習対象についての情報を表示し、
学習者のノート/メモを取込みながら、グループ学習教
材を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グループ学習教材
編成方法及びシステムに係り、教育や研修を企画する機
関において、グループ学習教材を作成するシステム、コ
ンピュータのソフトウェアに附属するオンラインヘルプ
やチュトリアルを作成するシステム、及びネットワーク
型のハイパーメディアを通じてその教材を利用しながら
グループ学習を進めるシステムに関し、特に、利用者の
共同作業によってグループ学習教材の作成・利用・議論
・改訂を繰り返すことで、対象となるテーマについての
学習を行いながら、教材を改良していくグループ学習教
材編成方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータを利用して教科書や
研修テキストを著すためのシステムとして、ワードプロ
セッサ等の文書処理システムやマルチメディア編集シス
テムが知られている。また、ソフトウェアのオンライン
ヘルプを記述するシステムとして、ハイパーメディア型
の編集システムが利用されている。
【0003】これらのシステムでは、コンピュータ端末
からの入力操作によって、教示内容について専門知識を
有する専門家が学習カリキュラムを考慮し、章立てを設
計し、各章各節の内容を執筆し、編集作業を行うこと
で、教科書や研修テキストを作成する。
【0004】そうして出来上がった教科書や研修テキス
トを利用する時は、印刷された書籍として読んで理解す
る他に、ハイパーメディア表示システムによって閲覧し
て理解することで、利用者は電子メディアを通じて学習
を進めることが可能になっている。
【0005】また、一方で、コンピュータによる学習支
援の技術として、個々の学習者の習熟度や条件に応じた
教示を行う知的CAIシステムが知られている。そこで
は主に独学を支援する立場から、例えば、ハイパーメデ
ィア型に表現された教材が、個々の学習者の状況に応じ
て表示内容を動的に変更する機能を有したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の編集システムを用いて教科書を作成し、利用するシ
ステムには、次のような問題点がある。 (1)知識やスキルの異なる多様な学習者のあらゆる状
況を考慮に入れて、教材を網羅的に設計し著すことは、
その対象分野の専門家であっても容易な作業ではない。
【0007】(2) 近年のコンピュータ技術研修など
内容の更新サイクルが急速な学習対象について、迅速に
教材を提供することが困難である。 (3) ハイパーメディアの閲覧条件は、多種多様な情
報に自由にアクセスできる反面、冗長な経路を辿った
り、自分の現在位置や当初の目的を見失いやすく、目的
意識と集中力を持って望むための学習教材としては好ま
しくない。
【0008】(4) 独学を基本とする学習方法も、他
人から教わる、他人へ教える、他人の上手な学習方法
(ノート、メモの書き方など)を真似する、他人から良
い刺激を受けるといった学習者間の相互作用を利用する
方が、より迅速で深い理解が得られることが多い。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、共通の学習対象をもつ複数の学習者の協調的な振る
舞いから得られるデータを基本とし、選考する学習者の
学習履歴を記録し、後進の学習者に対し目的状態(ある
対象の理解)へ至る手順を表示する機能を持ったグルー
プ学習教材を自動的に編集し、そのようにして編成され
た教材を他の学習者が共有、利用しながら、学習対象に
ついて仲間同士で議論し、教え合うことで、学習者間の
相互作用を活性化し、しかも自分や他人のノート/メモ
を取込みながら、教材自体を容易に改訂することが可能
なグループ学習教材編成方法及びシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明は、利用者の共同作業
によってグループ学習教材の作成・利用・議論・改訂を
繰り返すことで、対象となるテーマについての学習を行
いながら、教材を改良していくグループ学習教材編成方
法において、双方向データ伝送ネットワーク上に相互接
続された不特定多数の教材関連情報発信手段から提供さ
れる学習対象に関連する素材情報に対して、共通の学習
対象をもつ複数の学習者の協調的な振る舞いから得られ
るデータを基本とし、先行する学習者の学習履歴を記録
し(ステップ1)、後進学習者に対し目的状態(ある対
象の理解)へ至る手順を表示する機能を持ったグループ
学習教材を編集し(ステップ2)、編成されたグループ
学習教材を他の学習者が共有、利用しながら、学習対象
についての情報を表示し(ステップ3)、学習者のノー
ト/メモを取込みながら、グループ学習教材を更新する
(ステップ4)。
【0011】また、本発明は、先行する学習者の端末
が、学習対象に関連する素材情報を検索しながら、連鎖
的に繰り返し閲覧し、素材情報の提供元を示すアドレス
情報に加えて、閲覧した目的、その閲覧行為が意図する
学習活動としての上位の目的、閲覧した効果、及びキー
ワードを簡易な操作により入力可能とし、閲覧した時刻
を記録し、先行する学習者が自らの知識を整理・作成し
たノート情報を自ら学習対象に関連する素材情報として
発信し、素材情報の発信を繰り返した学習活動の履歴を
自動的に取得し、記録し、 学習活動の履歴を閲覧目
的、上位の目的、閲覧時刻順にソートし、複数の先行学
習者から得られた全ての学習活動情報を一元的に収集し
て、整理、体系化、統合し、学習目的の上位−下位関係
に従って、階層的に構造化し学習進路情報を編成し、編
成された学習進路情報を後に利用する後進学習者に対し
て、複数の先行学習者によって残された学習活動のすべ
ての目次情報と、それぞれの学習対象について学習の進
行順序情報と学習の進行順序に従って、閲覧される関連
素材情報と、先行学習者が作成・発信したノート情報を
記録し、関連素材情報とノート情報に付随する閲覧目
的、上位の目的、閲覧効果、難易度、参照頻度、質問・
回答リスト情報の少なくとも何れかひとつを表示する。
【0012】また、本発明は、編成された学習進路情報
を、複数の学習者から構成される学習グループのメンバ
の端末にて共有し、学習グループを構成するそれぞれの
学習メンバの端末にて、学習進路を構成する個々の素材
情報を参照して学習を進めるために、学習進路情報を選
択・利用して、学習進路情報の一覧を閲覧可能とし、学
習メンバに対して、選択・利用されている学習進路情報
を、該学習進路情報の階層的な構造に従って、視覚的な
学習コースマップ情報として表示し、表示されている学
習コースマップ情報と同一の学習進路を選択・利用して
いる他の学習者の情報を表示する。
【0013】また、本発明は、学習コースマップ情報を
表示する際に、先行学習者による閲覧効果に従って、関
連素材情報の価値を色分け表示する。また、本発明は、
学習コースマップ情報を表示する際に、所定の頻度以上
の頻度で利用される学習コースの線の太さを他と区別で
きるように変化をつけて表示する。
【0014】また、本発明は、学習グループを構成する
それぞれの学習メンバが他のメンバの学習状況を参照
し、現在学習している関連素材情報について、他のメン
バに質問を発行し、発行された質問に対して、既に学習
済の関連素材情報について、回答を行い、学習メンバ間
で共有している学習進路情報に関して、学習グループの
メンバの端末間で質問・回答について意見し、議論の通
信を繰り返す。
【0015】また、本発明は、質問、回答、意見、議論
のコミュニケーション情報が、学習グループ中の適切な
メンバのみに絞り込んで配送する。また、本発明は、関
心のない話題や議論についてコミュニケーション情報の
配信の停止/再開の指示を許容する。
【0016】また、本発明は、当初から議論に参加せ
ず、将来において、ある話題に興味を持った学習メンバ
に対して関連する学習素材情報にアクセスした時点で、
過去の行われた質問・回答・意見・議論の情報を配信す
る。また、本発明は、他の学習者との質問・回答・意見
交換・議論を行うための情報送信、情報受信を行い、学
習する、教える、教わるという各状況における通信を行
う。
【0017】また、本発明は、学習グループのメンバ間
で交わされた質問・回答・意見・議論がすべて対象とな
る学習進路情報に連結する付随情報として保持し、保持
されている付随情報を学習関連素材情報として、拡張す
る。また、本発明は、利用している学習進路情報自体を
改訂する。
【0018】また、本発明は、学習進路情報を改訂する
際に、学習進路情報を改訂・編集する権限について許可
・不許可を指定する。また、本発明は、改訂された学習
進路情報を学習グループの全メンバに配送する。
【0019】図2は、本発明の原理構成図である。本発
明は、双方向データ伝送ネットワーク上に相互接続され
た複数のコンピュータと、分散配置されたネットワーク
型のハイパーメディアと、学習対象に関連する素材情報
と、電子コミュニケーションメディアを用いてグループ
学習教材を編成するグループ学習教材編成システムであ
って、先行する学習者の端末が、学習対象に関連する素
材情報を検索しながら、連鎖的に繰り返し閲覧する閲覧
手段10と、自らの知識を整理・作成したノート情報を
自ら学習対象に関連する素材情報として発信する素材情
報発信手段30と、先行学習者情報記録手段70に付随
する閲覧目的、上位の目的、閲覧効果、難易度、参照頻
度、質問・回答リスト情報の少なくとも何れかひとつを
表示する表示手段80とを有するクライアント(学習メ
ンバ端末)200と、素材情報の提供元を示すアドレス
情報に加えて、閲覧した目的、その閲覧行為が意図する
学習活動としての上位の目的、閲覧した効果、及びキー
ワードを簡易な操作により入力可能とし、閲覧した時刻
を記録する閲覧記録手段20と、素材情報発信手段30
を繰り返した学習活動の履歴を取得し、記録する履歴記
録手段40と、学習活動の履歴を閲覧目的、上位の目
的、閲覧時刻順に整列する記録整列手段50と、複数の
先行学習者から得られた全ての学習活動情報を一元的に
収集して、整理、体系化、統合し、学習目的の上位−下
位関係に従って、階層的に構造化し学習進路情報を編成
する学習進路情報編成手段60と、学習進路情報編成手
段60により編成されたグループ教材を後に利用する後
進学習者に対して、複数の先行学習者によって残された
学習活動のすべての目次情報と、それぞれの学習対象に
ついて学習の進行順序情報と学習の進行順序に従って、
閲覧される関連素材情報と、先行学習者が作成・発信し
たノート情報を記録する先行学習者情報記録手段70と
を有するサーバ100を有する。
【0020】また、本発明は、学習進路情報編成手段6
0により編成された学習進路情報を、複数の学習者から
構成される学習グループのメンバの端末にて共有する共
有手段と、学習グループを構成するそれぞれの学習メン
バ端末にて、学習進路を構成する個々の素材情報を参照
して学習を進めるために、学習進路情報を選択・利用し
て、学習進路情報の一覧を閲覧可能とする学習進路情報
表示手段と、学習メンバ端末に対して、選択・利用され
ている学習進路情報を、該学習進路情報の階層的な構造
に従って、視覚的な学習コースマップ情報として表示す
る学習コースマップ情報表示手段と、学習コースマップ
情報表示手段において表示されている学習コースマップ
情報と同一の学習進路を選択・利用している他の学習者
の情報を表示する他学習者情報表示手段を更に有する。
【0021】また、上記の学習コースマップ情報表示手
段は、先行学習者による閲覧効果に従って、関連素材情
報の価値を色分け表示する色分け表示手段と、頻繁に利
用される学習コースの線の太さを他と区別できるように
変化をつけて表示する頻度別表示手段とを含む。
【0022】また、本発明は、学習グループを構成する
それぞれの学習メンバが他のメンバの学習状況を参照す
る他メンバ情報参照手段と、現在学習している関連素材
情報について、他のメンバに質問を発行する質問発行手
段と、質問発行手段により発行された質問に対して、既
に学習済の関連素材情報について、回答を行う回答手段
と、共有手段で共有している学習進路情報に関して、学
習グループのメンバの端末間で質問・回答について意見
し、議論の通信を繰り返す意見交換通信手段と、質問、
回答、意見、議論のコミュニケーション情報が、学習グ
ループ中の適切なメンバのみに絞り込んで配送するコミ
ュニケーション情報配送手段と、関心のない話題や議論
についてコミュニケーション情報の配信の停止/再開の
指示を許容する停止/再開指示手段とを更に有する。
【0023】また、本発明は、当初から議論に参加せ
ず、将来において、ある話題に興味を持った学習メンバ
に対して関連する学習素材情報にアクセスした時点で、
過去の行われた質問・回答・意見・議論の情報を配信す
る手段を更に有する。また、本発明は、他の学習者との
質問・回答・意見交換・議論を行うための情報送信、情
報受信を行い、学習する、教える、教わるという各状況
における通信を行う通信契機設定手段を更に有する。
【0024】また、本発明は、学習グループのメンバ間
で交わされた質問・回答・意見・議論がすべて対象とな
る学習進路情報に連結する付随情報として保持する付随
情報保持手段と、付随情報保持手段に保持されている付
随情報を学習関連素材情報として、拡張する学習関連素
材情報拡張手段を更に有する。
【0025】また、本発明は、意見交換通信手段におい
て、利用している学習進路情報自体を改訂するための編
集手段を更に有する。また、上記の編集手段は、学習進
路情報を改訂・編集する権限について許可・不許可を指
定する許可指定手段を更に有する。
【0026】また、本発明は、上記の編集手段により編
集された学習進路情報を学習グループの全メンバに配送
する改訂済情報送信手段を更に有する。また、本発明
は、教材関連情報を提供する教材関連情報発信装置と、
あるグループが共有するグループ学習を行うためのグル
ープ学習教材を管理・提供する1つのサーバと、複数の
学習者が利用するクライアントとが双方向通信可能なネ
ットワークに接続されたグループ学習教材編成システム
であって、クライアントは、サーバからから提供された
グループ学習教材の学習対象の一部を理解するまでの過
程についての学習履歴を生成する学習履歴生成手段と、
先行学習者が学習履歴生成手段により生成された学習履
歴を取得して再利用する学習履歴再利用手段と、提供さ
れたグループ学習教材に対して、他のクライアント間で
質問、議論、教える、教わる行為を実行する協調学習手
段と、サーバから与えられるある学習対象に対する学習
進路情報を視覚的に表現した学習コースマップを表示す
る学習コースマップ表示手段と、学習コースマップ表示
手段により表示されている学習の関連情報ノードから閲
覧する情報を選択する閲覧情報選択手段とを有する。
【0027】このように、本発明では、ネットワーク接
続された複数のコンピュータと、その上に分散配置され
たネットワーク型のハイパーメディア(WWW:World
WideWeb)と、素材としてのWWW上に表現された学習
対象に関連する断片的情報と、電子メール等の電子コミ
ュニケーションメディアを用いて、グループ学習教材編
成システムを構築する。
【0028】また、各々の学習メンバは、このグループ
学習教材編集システムを用いて、共通の学習対象の一部
を理解するまでの過程について学習履歴を残す先行学習
者という役割と、先行学習者が残した学習履歴を再利用
する後進学習者という役割を学習対象の部分毎に相互に
演じ、また、利用している教材に対して質問する、回答
する、議論する、教える、教わる行為を繰り返し、協調
的にグループ学習を進める。
【0029】即ち、この発明は、WWW上に断片的に散
在する関連情報に対する先行学習者たちの学習行為(W
WW上の関連情報閲覧の繰り返し)を自動的に抽出・記
録し、WWW上の関連情報のインデックス(URL)と
閲覧した目的/意図/効果を入力・記録し、自作のノー
ト/メモ/レジュメをWWW上に登録する行為を当該先
行学習者が対象とする内容を習得するまで繰り返し、そ
の結果について目的・意図別にURLとその内容を整理
したものを、更に複数人の学習テーマについて収集し、
合成・体系化することで、グループ学習教材を自動的に
編成することが可能となる。
【0030】それによって編集されたグループ学習教材
を利用する学習者は、複数の先行学習者による学習の大
まかな方向付けを与えた全体的な学習進路情報、個々の
学習のテーマについてのカリキュラムを示した目的別イ
ンデックス、学習テーマのコンテンツ(WWWホームペ
ージ、自作のノート、メモ、レジュメ)、学習テーマの
コンテンツに対する付加情報(ID/アドレス/目的/
意図/効果/難易度/参照頻度/案内人/質問・回答リ
スト/バージョン)という情報を読み取ることができ
る。
【0031】また、任意のユーザがグループ学習教材を
利用する学習グループのメンバに参画・離脱する機会を
与え、当該学習グループメンバ全員で当該グループ学習
教材をリアルタイムで共有する。さらに、学習グループ
メンバ全員に対して、全体的な学習進路情報を参照す
る、希望する学習トピックと目的の検索を行う、各トピ
ックに相当するページを参照し、学習を進める、他のメ
ンバの学習状況を参照する、各トピックについて他のメ
ンバへ質問を行ったり、他のメンバからの質問に答え
る、他のメンバの質問・回答について意見し、議論を行
う、学習する/教える/教わる行為を繰り返す機会を与
え、学習の過程で交わされた質問・回答・意見・議論は
全て当該教材に付随するハイパーメディア情報として記
録に残し、質問・回答・議論の情報は、常にメンバー全
員へ配送されるのではなく、システムが自動的に適切な
メンバに絞り込んで配送することが可能となる。
【0032】また、学習の過程において、グループのメ
ンバがグループ学習教材を改訂するための編集機能を提
供し、その際に編集する権限を有するメンバを指定する
ことができ、改訂された情報は即時にメンバ全員で共有
することが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】図3は、本発明のグループ学習教
材編成システムの概念図である。同図において、当該グ
ループ学習教材編成システムは、複数の学習者の共同活
動に利用されるものである。
【0034】学習者は、グループ教材サービス利用装置
200を具備したグループ教材利用端末を一人一台ずつ
利用し、それらのグループ教材サービス利用装置200
は、インターネット等の双方向ディジタルデータ伝送ネ
ットワーク部300に接続することで、グループ教材サ
ービス提供装置100を具備したグループ教材管理コン
ピュータ装置との間で双方向にディジタル信号のやりと
りを行っている。
【0035】つまり、本発明のシステムは、グループ教
材サービス提供装置100を一つ存在するのに対し、グ
ループ教材サービス利用装置(端末)200の数はシス
テムが稼働している最中にも増減することを許す。同図
に示すグループ学習教材編成システムは、双方向ディジ
タルデータ伝送ネットワーク部300に、サーバである
グループ教材サービス提供装置100、クライアントで
あるグループ教材サービス利用装置200、教材関連情
報発信部400が接続されている。
【0036】グループ教材サービス提供装置100は、
先行学習履歴受信部101、学習進路合成・体系化部1
02、学習進路編集部103、グループ学習教材共有部
104、質問・回答・議論情報体系化部105、学習者
コミュニケーション制御部106、学習者情報送受信部
107、グループ教材サービス情報通信部110、グル
ープ教材データ管理部120、学習者データ管理部13
0から構成され、グループ教材データ管理部120は、
学習進路グローバルテーブル121、学習進路詳細情報
122、質問・回答・議論・ログ詳細情報123を管理
する。また、学習者データ管理部130は、学習者テー
ブル131、学習者教材履修情報132、学習グループ
一時ファイル133から構成される。
【0037】グループ教材サービス利用装置200は、
関連情報検索・閲覧部201、学習履歴取得部202、
付加情報入力・編集部203、学習進路表示操作部20
4、学習者間コミュニケーション部205、学習者情報
取得部206、自作ノート編集部207、自作ノート情
報発信部208、グループ教材ユーザ情報通信部21
0、個人学習データ管理部220を有する。個人学習デ
ータ管理部220は、個人情報221、先行学習履歴一
時ファイル222、コミュニケーション情報223、自
作ノート・メモ224、学習進行状況225を管理す
る。
【0038】教材関連情報発信部400は、関連情報発
信部401、教材関連情報通信部410及び、関連情報
データ管理部420を有する。関連情報データ管理部4
20は、関連情報421を管理する。
【0039】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を詳細に説
明する。グループ教材サービス利用装置200におい
て、関連情報検索・閲覧部201は、インターネット上
のWWWブラウザのように、双方向ディジタルデータ伝
送部ネットワークに接続された世界中のコンピュータに
向け(不特定多数の関連情報発信者1〜∞によって)発
信された関連情報を簡単なコンピュータ操作によって、
簡単に検索し、表示・閲覧する部分である。
【0040】学習グループを形成するメンバ(学習者1
〜学習者n,n>1)は、関連情報検索・閲覧部201
が表示する画面インターフェースの簡単な操作によっ
て、インターネット接続された世界中のコンピュータか
ら発信される情報を閲覧、参照することで理解を深めな
がら学習を進めることができる。
【0041】学習履歴取得部202は、学習グループの
メンバがそれぞれ興味をもつ学習テーマについて先行学
習者として学習を行う時に、関連情報検索・閲覧部20
1を操作して参照した関連情報へのアドレスとその参照
順序を自動的に記録する。関連情報へのアドレスとは、
WWWにおおけるURLのようにインターネット接続さ
れた世界中のコンピュータのネットワークアドレスと、
そのコンピュータ上に格納されているディレクトリ・フ
ァイルによって参照する関連情報を一意に特定するもの
である。
【0042】教材関連情報発信部400は、インターネ
ット接続された世界中のコンピュータ上に存在し、世界
中の情報発信者によって任意の情報が発信できるもので
あり、特に、教材関連情報通信部410と関連情報発信
部401、関連情報データ管理部420及び当該管理部
420中の関連情報421として教材に関係するマルチ
メディア情報(文字列、音声、画像、映像、及びプログ
ラム)から構成される。
【0043】教材関連情報発信部400から発信される
関連情報421は、HTML言語等のように予め定めら
れた言語使用と文法に則した形式で書かれており、WW
WにおけるURLのように一意に特定されるアドレス情
報によって関連情報検索・閲覧部201から参照、解
釈、表示される。
【0044】学習履歴取得部202は、グループ教材サ
ービス利用装置200から双方向ディジタルデータ伝送
ネットワーク部300へ関連情報リクエストが送出され
る前段に位置する通信ピオートにおいて、先行学習者の
操作によって、関連情報検索・閲覧部201から発せら
れる関連情報へのアドレスを自動的にコピーし、先行学
習履歴一時ファイル222の一つとしてその先行学習者
の学習対象別に個人学習データ管理部220へ記録す
る。
【0045】例えば、学習テーマTについて先行学習者
Pが閲覧した関連情報へのアドレス情報がその参照時刻
(先行学習者Pの使用するコンピュータの内蔵時計によ
るローカルクロック時)と共に、当該学習対象について
学習を開始した時点から、学習対象を習得した時点ま
で、時系列に自動的に一つのファイルFTPへ記録され
る。図4は、本発明の学習目的Zを達成するために先行
学習者が残した学習進路情報の例を示す。同図は、ある
先行学習者1が記録に残した学習進路情報のヘッダ情報
部(A)とボディ部(B)から構成され、ヘッダ情報部
(A)とボディ部(B)は、学習進路詳細情報122に
格納され、ボディ部(B)は、先行学習履歴一時ファイ
ル222に格納されている。
【0046】同図(B)の情報アドレス欄とタイムスタ
ンプ欄は、この時点で値が設定される。異なる学習対
象、若しくは、異なる先行学習者による学習行為は、先
行学習履歴一次ファイル222の別のファイルへ記録さ
れる。これにより、先行学習者は自らの情報参照の経
歴、つまり、学習行為を意識的に記録する作業が不要と
なる。
【0047】付加情報入力・編集部203は、先行学習
者が自らの学習行為を振り返り、先行学習履歴一時フィ
アル222、学習履歴取得部202で取得された学習履
歴、即ち、閲覧した関連情報アドレスの部分系列に対し
て、明示的な目的/意図/効果を付加し、その順序で関
連情報を閲覧した解釈を与えることを可能にする。
【0048】図4に示す内容は、付加情報入力・編集部
203において、付加される先行学習者の学習テーマ関
連情報の閲覧順序及びそれに対する付加情報の項目とデ
ータの例であり、例えば、学習者1が学習目的Zを達成
するため(ある学習対象Zを習得するため)に残した学
習進路の足跡であり、一単位の関連情報につき、「情報
ID」「情報アドレス」「閲覧目的」「上位目的」「閲
覧効果」「キーワード」「タイムスタンプ」等の付随す
る情報を保持する。
【0049】例えば、図4(B)のボディ部において、
「情報ID」は当該先行学習者(例では、学習者1)が
関連情報を閲覧した順番に従って割当てられる識別子情
報であり、例えば図4中では、“関連情報+自然数”と
いう文字列で表記している。また、図4(B)のボディ
部において、「情報アドレス」はインターネット上のW
WWにおけるURLのようにネットワーク接続された世
界中のコンピュータを一意に特定し、そこから発信され
ている情報のディレクトリ・ファイルを特定するアドレ
ス情報である。「異なる情報IDを持ちながら同一の情
報アドレスを有する関連情報」も存在し得る。これは、
情報の内容毎にIDを与えるのではなく、閲覧した情報
系列(コンテキスト)の中でその関連情報の位置付けで
区別しているためである。
【0050】さらに、図4(B)のボディ部において、
「閲覧目的」は当該先行学習者がその情報を参照した学
習目的を示す文字列情報であり、「上位目的」は、複数
の学習目的間の親子関係、つまり「全体−部分」の構造
関係を明示するための情報で、その関連情報の「閲覧目
的」の上位目的を指す情報である。
【0051】そして、図4(B)のボディ部において、
「閲覧効果」はその情報を参照して「閲覧目的が達成さ
れたか」「満足のいく情報か」などを評価するための
(例えば、「優」「良」「可」「不可」等の段階的な)
情報であり、「キーワード」は将来の検索キーとして学
習テーマに関連してその情報アドレスを参照して得られ
る情報の要点を簡潔に特徴付ける文字列情報であり、
「タイムスタンプ」は情報アドレスと共に自動的に取得
されたその情報アドレスの参照時刻(先行学習者の使用
するコンピュータの内蔵設計によるローカルクロック
時)である。
【0052】なお、「閲覧効果」と「キーワード」情報
については、必須入力項目ではなく、任意の時刻で先行
学習者が入力できる。それと同時に図4(B)は、先行
学習履歴一時ファイル222中の一時的な学習進行状況
ファイルとして記録された学習テーマ関連情報の閲覧順
序を読み込み、表形式で示した付加情報入力・編集部2
03のコンピュータ操作画面インタフェースであり、表
形式のデータ編集機能を有し、表中の各項目間でデータ
の移動、削除、追加、変更を行うことができる。
【0053】また、閲覧目的の入力方法は、新規に閲覧
目的を入力するか、それまでに入力された既存の閲覧目
的の一覧をメニュー形式で提示し、選択できる。新規の
入力の場合、閲覧目的の一覧リストに追加されて、以
降、簡単な選択操作だけで入力することが可能となる。
【0054】同様の方式で、上位目的を指定することが
可能であるが、通常、閲覧目的とその上位目的は、1対
1で対応しているので、一度閲覧目的と上位目的の対応
を指定すれば、移行は対応を登録済の閲覧目的について
は自動的に上位目的が入力される。
【0055】また、先行学習者は、関連情報−閲覧目的
−上位目的間の関係を任意の時点で編集操作によって定
義しなおすことが可能である。このように、先行学習者
は自らの学習高位を後進学習者に公開する前に学習対象
の理解に至った過程に合理的な解釈を与えるべく、付加
情報入力・編集部203の機能を用いて、後進学習者に
有益な「閲覧目的」「閲覧効果」の情報を与えると同時
に、冗長な閲覧情報や、閲覧意図が不明な関連情報を削
除し、編集を行うことが可能である。
【0056】付加情報入力・編集部203は、先行学習
者の余計な操作や作業を軽減し、先行学習者が自らの学
友及び進路開拓に集中して臨める操作環境を提供すると
同時に、後進学習者にとって有益な情報を先行学習者か
ら効率よく引き出すことに貢献する。
【0057】図4(B)に示すボディ部の編集結果は、
先行学習履歴一時ファイル222の学習情報進行状況に
一時的に記録されるが、当該先行学習者の公開許可指示
に基づき、付加情報入力・編集部203で提供する「グ
ループ教材サービス提供装置100への登録」操作によ
って、グループ教材ユーザ情報通信部210、双方向デ
ィジタルデータ伝送ネットワーク部300を経由して、
グループ教材サービス提供装置100へ送信され、先行
学習履歴受信部101によって受信される。
【0058】先行学習者が登録して公開し学習履歴情報
は、グループ教材サービス提供装置100へ送られ、先
行学習履歴受信部101によって受信された後、学習進
路合成・体系化部102で学習進路情報として、体系化
され、グループ教材データ管理部120に学習進路詳細
情報122の一つの要素として記録され、その進路ID
情報を与えられ学習進路グローバルテーブル121に新
規登録される。
【0059】その段階で図4(B)に示すボディ部の学
習履歴情報には、図4(A)に示すヘッダ部にある進路
IDと作成学習者IDと学習対象が与えられる。同図の
例では、進路ID=進路1、作成学習者ID=学習者
1、学習対象=「Zを習得すること」である。
【0060】学習進路合成・体系化部102では、学習
履歴情報中の「閲覧目的」毎に各閲覧情報を分類するこ
とで、学習目的を同一にする関連情報の系列を抽出し、
それぞれの系列の中では、タイムスタンプによって得ら
れる閲覧順序に従って時間的に古い順に関連情報を整列
し、「上位目的」に示された「閲覧目的」間の親子関係
(部分−全体関係)に従って、学習目的別系列の関係を
木構造として構成する。この木構造が図5に示されるよ
うな「学習進路情報」であり、学習進路表示操作部20
3において、後進学習者に対して先行学習者が達成した
学習目的に至る関連情報の地図「学習コースマップ」を
表現するための情報になる。同図に示す学習コースマッ
プは、図4に示す学習進路情報からその木構造を視覚的
に表現した学習コースマップであり、学習進路合成・体
系化部102及び学習進路編集部103によって生成さ
れ、クライアント200の付加情報入力・編集部203
によって表示される。
【0061】図6は、本発明の学習進路グローバルテー
ブルの詳細なデータ項目を示したものである。同図に示
す学習進路グローバルテーブル121は、グループ教材
データ管理部120で全ての学習進路をリストとして集
中的に保持している。これは、複数の先行学習者によっ
て登録された学習進路情報のボディ部(図4(B))を
リスト形式に登録したものであり、付随する情報とし
て、その進路が有する関連情報ノードの総数である。
「閲覧情報総数」と、登録した時刻「タイムスタンプ」
が自動的に記録される。また、その後の学習グループに
よる利用に応じて任意の学習者から参照された回数を
「利用者累積総数」として保持している。
【0062】閲覧情報総数は、その学習進路を履修し、
習得する際の大まかな課程の規模を、また利用者累積総
数は、その学習進路が他の学習者にとって頻繁に参照さ
れるほど「品質の高い」「人気のある」学習進路である
との判断材料を学習者に与える。
【0063】グループ教材データ管理部120におい
て、学習進路グローバルテーブル1221では、全ての
先行学習者が残した学習進路詳細情報のリストのエント
リポイントが登録されているので、「学習対象」や「先
行学習者」をキーとして、所望の学習進路情報の検索な
どデータベース操作が可能となる。
【0064】学習進路情報は、登録されても変更・削除
などの編集操作が一切不可能になるわけではなく、先行
学習者による学習進路情報の生成段階の後、当該情報を
題材とした学習グループ(後進学習者だけでなく、先行
学習者を含む場合もある)による協調的な学習活動にお
いて、改訂を繰り返しながら積極的に活用される。
【0065】学習進路編集部103は、学習進路合成・
体系化部102で自動生成された後、学習グループのメ
ンバーによる協調的な学習活動における学習進路情報の
編集機能を提供する。このように、学習進路情報は、グ
ループ学習教材として用いられる段階で頻繁に編集され
る可能性がある。従って、複数の学習メンバが同時に同
じ学習進路情報を参照している時に、編集操作のタイミ
ングによって違う情報がそれぞれに送信されないような
仕掛けが必要となる。
【0066】グループ教材データ管理部120は、格納
している学習進路詳細情報122への編集操作につい
て、同時には一人の学習者の操作を反映させるロック機
構によって排他制御を行うことで、学習グループのメン
バに同一の状態で整合性を維持する機能を有する。
【0067】なお、学習進路編集部103は、学習進路
詳細情報122と学習者データ管理部130における学
習グループ一時ファイルの情報と照合し、当該学習進路
詳細情報に編集操作を行える権利を有する学習者を検索
することで、編集操作を許可/不許可を制御する機能を
有する。
【0068】グループ教材の利用にあたって、学習グル
ープの学習者1〜学習者nまでの学習者全てが同時に一
つの学習進路詳細情報を参照する必要はなく、それぞれ
異なる時間帯に異なる学習進路詳細情報を参照している
ことが有り得る。つまり本発明は、学習者に任意の学習
ベースを許可している。
【0069】学習進路表示操作部204は、グループ学
習教材共有部104経由でグループ教材データ管理部1
20における学習進路グローバルテーブル121を取得
し、学習進路の全リストを学習者に提示することで、個
々の学習者に希望する学習進路を選択させ、選ばれた学
習進路詳細情報がグループ学習教材共有部104によ
り、学習進路表示操作部204に届けられる。
【0070】グループ学習教材共有部104からグルー
プ教材サービス情報通信部110と双方向ディジタルデ
ータ伝送ネットワーク部300を経由して送信された教
材進路詳細情報は、グループ教材ユーザ情報通信部21
0を経由して学習進路表示操作部204まで届き、そこ
で学習者にとって視覚的に認識し易い「学習コースマッ
プ」として表示される。
【0071】図5は、その例を示したものである。この
学習コースマップとは、学習進路情報の基本データであ
る学習履歴情報をその木構造に忠実に従って視覚的に表
現したものである。学習進路情報における木構造とは、
学習履歴情報に含まれる関連情報とその属性情報を一つ
の基本単位をノードとし、複数のノードの間の親子関係
をリンクとするものであり、その親子関係は、ノードの
属性情報である閲覧目的の親子(部分−全体)関係によ
って決定する。
【0072】学習コースマップには、情報アドレス、キ
ーワード、タイムスタンプなどの一部の付随情報は、直
接明示されないが、ノードの上にマウスポインタを重ね
る、クリックするなどのアクションに応じて、それらの
付随情報を明示するサブウィンドウが生成されて間接的
に情報を表示できる。
【0073】また、そのノードの表示色を動的に区別す
る(例えば、優=赤、良=橙、可=黄、不可=灰色等)
ことで、その関連情報の閲覧効果を示すことが可能にな
る。同様にリンクの太さや表示色を動的に変化させるこ
とにってその関連情報の系列(コースの一部)の利用頻
度、評価を反映することも可能である。
【0074】さらに、もっとも最近に学習コースマップ
上のあるノードの横にアイコンとして表示される。ノー
ドと同様に、そのアイコンにマウスカーソルを重ねるか
クリックすることで、その学習者の詳細な情報が表示さ
れる。他の学習者のアイコンは、各学習者が新たなノー
ドに移動するアクションに応じて、当該学習者情報取得
部206から学習者情報送受信部107を介して、グル
ープ教材サービス提供装置100へアップロードされた
後、同じ学習進路を参照している学習者へ学習者情報送
受信部107から配信され、学習者情報取得部206で
受信された後、学習進路表示操作部204へ転送されて
表示が更新される。
【0075】グループ教材を利用する学習者は、学習進
路表示操作部204によって表示された「学習コースマ
ップ」によって、自分がこれからどういう道程で学習目
的に至るかを概観を一望できる。このように、「学習コ
ースマップ」は、表示形態において、部分的なビューや
表示モードの切替操作を行うことなく、一度に学習コー
スの全体像が見渡すことが可能である。
【0076】学習者はまた、学習進路表示操作部204
によって表示された「学習コースマッップ」上の関連情
報ノードに対して、マウス等のポインティング装置を使
ったクリック操作だけで、自動的にそのノードが有する
関連情報のアドレスを関連情報検索・閲覧部201へ渡
し、対応する関連情報を閲覧することができる。
【0077】このように、先行学習者によってつくられ
た学習進路情報から、それを利用する後進学習者は、簡
単なマウス操作だけで、先行学習者の行った関連情報の
閲覧行為を再現することが可能になる。双方向ディジタ
ルデータ伝送ネットワーク部300を利用して、得られ
る世界中の不特定多数の関連情報発信者からの情報だけ
では十分な学習情報が得られなかった、もしくは、満足
ゆく整理ができなかった場合に、先行学習者は、自作ノ
ート編集部207によってみずからの学習内容を整理す
る自作のノート/メモ/レジュメを作成し、編集するこ
とができる。
【0078】この自作のノート情報は、WWWにおける
HTML言語のように、関連情報発信者や教材進路詳細
情報と同様な予め定められた文法に則して生成される。
ノートの情報には、文字列情報に限らず、図、写真、音
声、映像などの様々な情報メディアを組み込んだ編集作
業が可能である。
【0079】自作ノート編集部207は、当該先行学習
者が利用するグループ教材サービス利用装置200中の
個人学習データ管理部220へ、自作ノート・メモ22
4として記録すると同時に、先行学習者の判断に基づ
き、学習履歴取得部202にそのアドレス情報を渡すこ
とで、自作ノートも関連情報の一つとして学習履歴に組
み込むことが可能となる。
【0080】自作ノート情報発信部208は、HTML
形式などの標準言語仕様に基づいて記述された自作ノー
ト・メモ224を個人データ管理部220から取得し
て、グループ教材ユーザ情報通信部210、双方向ディ
ジタルデータ伝送ネットワーク部300を経由して、世
界に向けて情報発信を行う。
【0081】先行学習者に限らず、グループ教材データ
管理部120中に既存するグループ教材を利用する後進
学習者も、自らの知識の整理のために自作ノート編集部
207を利用して、ノート/メモ/レジュメを作成し、
編集することができる。後進学習者の自作ノート情報を
新たに既存の学習進路詳細情報に追加するかについて
は、その学習進路を作成した先行学習者や当該学習グル
ープの他のメンバとコミュニケーションを行い、同意を
得ることで編集権利を獲得するなどの手続きが必要とな
る。
【0082】あるいは、学習者間のコミュニケーション
を行う過程で質問・回答・議論情報体系化部105へ自
作のノートを学習仲間に送信することで新たに教材に情
報提供することが可能である(詳細は後述する)。個人
学習データ管理部220では、学習者の個人情報22
1、学習進行状況225、コミュニケーション情報22
3が格納されている。
【0083】図7は、本発明の個人情報の例を示し、各
学習者が使用するグループ教材サービス利用装置200
において、各人の個人情報を分散的に保持しており、個
人学習データ管理部220において保持される。当該個
人情報221には、当該学習者のID、氏名、使用コン
ピュータのネットワークアドレス、電子メールアドレ
ス、自作の情報を発信する際の情報アドレスであるホー
ムページアドレス、自分の作業ファイル空間を表すホー
ムディレクトリなどの学習者を特定し、その個人に付随
する情報が格納されている。
【0084】これは、学習者がシステムを利用する際に
新規登録することで与えられる情報である。学習者ID
については、学習者データ管理部130へ学習者情報を
登録する時点で初めて割り振られる識別情報で、学習者
テーブル131に登録されたものと同じ値が返される。
【0085】ホームページアドレスなど一部の個人情報
に変更がある場合は、個人学習データ管理部220の学
習者情報変更機能を用いて個人情報を更新した後、学習
者情報取得部206から学習者情報送受信部107経由
で学習者データ管理部130の中の学習者テーブル13
1を更新する。図8に本発明の学習者テーブルの例を示
す。
【0086】このように、個人学習データ管理部22
0、学習者情報取得部206、学習者情報送受信部10
7、学習者データ管理部130の連携作用と双方向デー
タ通信によって、それぞれの学習者の個人情報221と
グループ教材サービス提供装置100中の学習者テーブ
ル131のデータは常に整合性を保つように管理されて
いる。
【0087】この個人学習情報は、学習グループのメン
バとグループ教材を共有した共同学習において、他の学
習者の存在を明示する時に、その学習者の属性情報とし
て学習進路表示操作部204から参照されて、表示され
たり、学習者の任意のコミュニケーションにおいて参照
される。
【0088】学習進行状況225には、当該学習者がグ
ループ教材を利用した履歴が随時記録される。図9は、
本発明の一実施例の学習者教材履修情報の例であり、全
ての学習者について、それぞれがグループ学習教材を履
修した記録を集中的に保持している学習者教材履修情報
132の内容である。当該学習者教材履修情報132
は、学習進路グローバルテーブル121に登録され、進
路IDで特定される学習進路詳細情報122のすべての
要素に関して、それぞれの構成要素であり、情報IDで
特定されるすべての関連情報について閲覧したタイムス
タンプが記録される。まだ、閲覧していない関連情報の
タイムスタンプは「00/00/00 00:00:0
0」で表される。
【0089】学習進行状況225は、個人学習データ管
理部220と学習者情報取得部206の連携作用によっ
てグループ教材サーバ100へ送出され、学習者情報送
受信部107と学習者データ管理部130の連携操作に
よりすべての学習者についての学習者教材履修情報13
2が集められる。
【0090】このように、個人学習データ管理部22
0、学習進行状況225、学習者情報取得部206、学
習者情報送受信部107、学習者データ管理部130、
学習者教材履修情報132、グループ教材データ管理部
120、学習進路詳細情報122の連携作用と双方向デ
ータ通信によって、それぞれの学習者の学習進行状況2
25とグループ教材サービス提供装置100中の学習者
教材履修情報132のデータは常に整合性を保つように
管理される。
【0091】また、図9において、各学習進路IDの各
情報IDに対して、その学習者が先行学習者として作成
したものか、更新学習者として参照するものかの区別が
記録されている。これは、付加情報入力・編集部203
を通じて先行学習者が作成した学習履歴を登録・公開す
る際に、自動的に決定する。
【0092】また、各学習進路IDの各情報IDに対し
てその学習者が編集する権利を有しているか否かの情報
が記録されている。既定値として、先行学習者として作
成した学習進路については、それに含まれる全ての情報
IDについて編集する権利を有する。その他の学習進路
については、他の学習者(特にその学習進路を作成した
先行学習者)との協議によって編集権利の許可/不許可
が決定する。
【0093】当該学習者が先行学習者として作成した学
習進路情報は、先行学習履歴一時ファイル222に記録
されている。学習進行状況225に記録されている閲覧
した関連情報に付随して他の学習仲間と交わした電子メ
ール等の会話情報がコミュニケーション情報223とし
て記録される。
【0094】図10は、本発明の一実施例の個人学習デ
ータ管理部におけるコミュニケーション情報のヘッダ情
報の例である。それぞれの学習者が発信するコミュニケ
ーション情報は、図10に示したヘッダ情報+本文情報
から構成される。本文情報は任意の文字列情報であり、
これには、文字列に符号化された(音声、画像、映像、
プログラム等)マルチメディア情報も含まれる。
【0095】コミュニケーション情報のやりとりは電子
メールに似ているが、協調的なグループ学習に特定した
コミュニケーションのサポートのため、学習者がヘッダ
情報に必ず、「学習進路ID」「情報ID」「サブジェ
クト」「リクエストカテゴリ」を明示しなくてはならな
い。いずれかの情報が不足している場合は、システムか
らエラー情報が返される。
【0096】この操作のため、画面インターフェース
は、学習進路表示操作部204によって提供され、学習
者は視覚的に表現された学習コースマップの一つのノー
ドをマウスでクリックすることで「学習進路ID」「情
報ID」が自動的に決定し、「サブジェクト」について
は既存のものがメニューで一覧表示されるので、その中
から選択するか、新規のものはキーボードで入力するこ
とで与える。
【0097】この情報は、またサブジェクトメニューへ
自動的に新規登録される。また、既存の情報に対する返
信を指定する場合は、その情報のサブジェクトが自動的
に引用される。「リクエストカテゴリ」については、
「質問」「回答」「意見」「議論」などの既定値のうち
メニューから一つ選択指定できる。
【0098】また、「発信者電子メールアドレス」は個
人情報から得られた情報が「発信タイムスタンプ」は、
発信時に自動的にその使用コンピュータのローカルな時
刻が記録される。電子メールと異なる特徴として、本発
明における学習者間のコミュニケーション情報は、送信
先がグループ教材サービス提供装置100に固定されて
いる。従って、全てのコミュニケーション情報は必ず最
初にグループ教材サービス提供装置100に送り届けら
れ、学習者は明示的に送信先を指定する必要はない。
【0099】個々の学習者は、学習進路表示操作部20
4と対話しながら、学習を進める過程で、質問/回答/
意見/議論など他の学習者とのコミュニケーションの必
要性が生じた時に、学習進路表示操作部204の操作イ
ンタフェースから関連情報ノードをマウスクリックする
ことで、電子メールのメイラソフトウェア等のコミュニ
ケーション情報編集システムを起動させ、それに対し、
上記コミュニケーション情報ヘッダを渡し、本文を作成
・編集する。
【0100】こうして作成されたコミュニケーション情
報(ヘッダ+本文)223は、個人学習データ管理部2
20に登録される時点で、図10に示すヘッダ情報中に
メールIDを割り当てられると同時に、学習者間コミュ
ニケーション部205に渡されてグループ教材サービス
提供装置100に送信される。
【0101】その後、グループ教材サービス提供装置1
00における学習者コミュニケーション制御部106で
受け取られたコミュニケーション情報は、質問・回答・
議論情報体系化部105によって、図11に示すような
(タイムスタンプの古い順に整列された)ログのリスト
が作成されると同時に、ヘッダ情報中の「学習進路I
D」「情報ID」「サブジェクト」「リクエストカテゴ
リ」「タイムスタンプ」をキーとして分類・整理され
て、ヘッダ+本文情報と併せてグループ教材データ管理
部120中の質問・回答・議論・ログ詳細情報123と
して記録される。
【0102】この情報123は、「学習進路ID」「情
報ID」で指定される関連情報に付随する情報として、
グループ教材の重要な構成要素になる。従って、このグ
ループ教材の情報は、「学習進路ID」「情報ID」別
に整理された枠組の中で、それを題材に複数の学習者が
コミュニケーションを行うことで、常に情報拡張してゆ
く機構とその可能性を有するものである。
【0103】これによって、後進学習者は、ある「学習
進路ID」「情報ID」で指定される関連情報を参照す
る際に、当該関連情報の情報アドレスで参照できる情報
の他に、その時点までにグループ学習メンバ間のやりと
りされた当該関連情報に関する質問・回答・意見・議論
情報も同時に参照できる。これは、頻出する質問や意見
を「学習進路ID」「情報ID」で指定される関連情報
毎に自動的に整理・体系化・公開する機能である。
【0104】異なる時間に異なる学習ペースで振る舞う
学習者によって、過去にやりとりされた議論が自動的に
参照できることで、何度も同じような質問を繰り返すこ
とがなくなり、質問をする学習者/質問を受けて回答す
る学習者の負担を軽減すると同時に、頻出質問/回答を
定期的に整理し、管理するメインテナンス作業を不要に
することが可能となる。
【0105】学習コミュニケーション情報の学習メンバ
への配信に関しては、学習者コミュニケーション制御部
106において、それぞれの学習者から発信された(コ
ミュニケーション情報223の一つの要素として記録さ
れたものと同一の)コミュニケーション情報を受信する
と、そのヘッダ情報から「学習進路ID」と「情報I
D」を読み取り、学習者データ管理部130中の学習者
テーブル131に登録されているすべての「学習者I
D」について、学習者教材履修情報132から「学習進
路ID」「情報ID」「学習者ID」で検索されるレコ
ードのタイムスタンプ欄を読み取り、その情報が「00
/00/00 00:00:00」でない学習者を順次
(事前に空リストに初期化済の)送信対象学習者リスト
に追加していく。
【0106】即ち、コミュニケーション情報のヘッダに
示された「学習進路ID」「情報ID」をその時点まで
に閲覧したことのある学習者だけが送信対象学習者のリ
ストに含まれる。この送信対象学習者からなる仮想的グ
ループは、学習グループ一時ファイル133の一つとし
て学習者データ監理部130に一時的に記録される。
【0107】その後、学習者コミュニケーション制御部
106は、送信対象学習者リストに含まれるすべての学
習者に対し、学習者テーブル131から学習者IDをキ
ーにそれぞれの電子メールアドレスを得て、コミュニケ
ーション情報のヘッダ+本文を配信する。
【0108】もしも、送信対象学習者リストに含まれる
学習者がその情報の送信者のみで他にいなかった場合
は、学習者コミュニケーション制御部106は、「送信
対象者がいません」という旨のメッセージを送信者に送
り返す。また、同様に送信対象学習者が(自分を除い
て)n名いた場合は、「n名の学習者へ送信されまし
た」というメッセージを送り返す。
【0109】送信対象学習者リストの情報は、図11に
示すように、質問・回答・意見・議論ログ詳細情報12
3のうち、対応する「学習進路ID」「情報ID」レコ
ードの「受信学習者IDリスト」欄に記録される。それ
と同時にこのレコードには、送信対象学習者へ配信され
た時刻が「発信タイムスタンプ」として記録される。
【0110】これによって当該関連情報をその時点まで
に閲覧していない、つまり、まだ、その段階まで学習が
進んでいない学習者に対して、その内容に触れるコミュ
ニケーション情報(まだ、知りたくない情報、不要な情
報)が配送されることを防ぎ、同時にコミュニケーショ
ン情報の送信者にとって少なからず関心のありそうな学
習者へ対象を絞り込んだ情報提示が可能になる。
【0111】図5を例に、学習者間のコミュニケーショ
ン情報配信の様子を説明すると、例えば、ある学習者a
が学習目的Gに属する関連情報15を閲覧している時
に、現在の位置「学習進路ID=進路1」「情報ID=
関連情報15」に対してあるメッセージを発信したとす
る。その時点で、学習者bとcは、「学習進路ID=進
路1」「情報ID=関連情報15」を閲覧済、学習者e
とfは未閲覧だった場合、aからのメッセージはbとc
へは配信されるが、eとfには配信されない。即ち、メ
ッセージ発信者より先に学習が進んでいる者へ対象を絞
り込んだ情報発信と等価である。
【0112】一方、コミュニケーション情報のヘッダに
指定する「学習進路ID」「情報ID」は必ずしも現在
自分が参照しているノードである必要はない。例えば、
図5において、コミュニケーション情報発信者が「関連
情報12」に位置し、コミュニケーション情報のヘッダ
の中に「学習進路ID=進路1」「情報ID=関連情報
7」を指定した場合、その情報はそれが送られた時点
で、関連情報7を参照済の全ての学習者へ配信される。
即ち、これは、自分より後にいる学習者で、ある一定の
位置をクリアした者を対象にしたメッセージ送信に相当
する。
【0113】学習者間のコミュニケーション情報配信
は、グループ学習教材の情報拡張の他に、学習者間の
「教える・教わる」という相互作用の活性化の効果を有
する。これは、一般に他人に教えることで、自らの理解
も深まるとされていることからも明らかな効果である。
【0114】例えば、上記のメッセージ情報発信におい
て、メッセージのリクエストカテゴリが「質問」の場
合、質問者よりも先に進んでいる学習者が回答者になり
得るわけで、彼らに「教える」役割を演じるチャンスを
提供するだけでは偏ってしまうので、このメッセージ配
信機構の仕掛けを最も最近に指定したノードを参照した
順に一定の人数(例えば、5名等)だけに、メッセージ
を配信することにする。これにより、特定の学習者に偏
ったメッセージの配信を解消し、ダイナミックに不特定
の学習者へ「教える」チャンスの提供が行うことができ
る。
【0115】学習者コミュニケーション制御部106に
よって送信対象に選ばれた学習者は、他の学習者が発信
した「学習進路ID」「情報ID」に関するコミュニケ
ーション情報のうち、全く新しいサブジェクトSについ
ては無条件で受信する。しかし、受信者は、そのサブジ
ェクトSに関して本文が「空文」の情報を一度システム
へ送り返すことで、以降「学習進路ID」「情報ID」
「サブジェクトS」に関するコミュニケーション情報の
配信を停止させることができる。
【0116】その後、もう一度そのサブジェクトSに関
して本文が「空文」の情報をシステムへ送り返すこと
で、その情報配信の再開が可能となる。ある学習者が
「学習進路ID」「情報ID」に関するコミュニケーシ
ョン情報についてどのサブジェクトを受信拒否している
かの情報は、図9に示すように、学習者教材履修情報1
32の「通信拒否サブジェクトリスト」に登録されてい
る。
【0117】学習者コミュニケーション制御部106
は、学習者からの「空文」情報を受けることで、この欄
に対して当該サブジェクトの「登録」「削除」を繰り返
す。これにより、他の学習者からの情報の受信者は、関
心のない情報の配送を一時的に停止/再開する制御が可
能となり、他の学習者からの質問・意見・議論によって
自らの学習効率が上がらないような望ましくない事態を
避けることが可能になる。
【0118】グループ教材サービス利用装置側の学習者
間コミュニケーション部205では、コミュニケーショ
ン情報の発着信を制御し、やりとりした情報は全て個人
学習データ監理部220におけるコミュニケーション情
報223として記録する。なお、本発明は、上記の実施
例に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々変更
・応用が可能である。
【0119】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、共通の学
習対象を持つ複数学習者の協調的な振る舞いから得られ
るデータを基本とし、先行する学習者の学習履歴を記録
し、後進の学習者に対し、目的状態(ある対象の理解)
へ至る手順を表示する機能をもったグループ学習教材を
自動的に編成し、そのようにして編成された教材を他の
学習者が共有、利用しながら、学習対象について仲間同
士で議論し、教え合うことで学習者間の相互作用を活性
化し、しかも自分や他人のノート/メモを取り込みなが
ら、教材自体を容易に改訂することが可能となるとによ
り、以下のような効果を奏する。
【0120】1.対象分野の専門家による教科書の綿密
な設計・著作作業を必要とせず、その分野の知識を必要
とする学習者グループの協調的な活動から、グループ学
習教材、オンラインマニュアル、チュートリアル教材、
そして、ワークフロー等が自動的に編成できる。
【0121】2.近年のコンピュータ技術研修等の情報
の更新サイクルが急速に展開する学習対象について、専
門家による専門書の執筆を待たずに、コンピュータネッ
トワーク上に迅速に教材を提供・公開することができ
る。 3.学習コースマップを全面に表示することで、教材を
利用する学習者に対して自分の現在位置や当面の目的の
全体図を一望させ、ハイパーメディアの閲覧操作におけ
る、冗長な経路を辿ったり、自分の現在位置や当初の目
的意識や集中力を失う問題を解消する。
【0122】4.他人から教わる、他人へ教える、他人
の上手な学習方法(ノート、メモの書き方等)を真似す
る、他人から良い刺激を受けるといった学習者間の相互
作用を利用する機会を設けることで、独学よりも迅速で
深い理解が得られる教材を提供する。
【0123】5.学習者の質問・回答・議論・意見の送
信先を自動的に絞り込むことで、当該議論に関心のない
学習者を煩わすことなく、有意義なコミュニケーション
の場を提供する。 6.学習者の質問・回答・議論・意見を自動的に体系化
して教科書の一部として絶えず情報拡張してゆくことが
できると同時に、頻出質問の管理作業から解放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明のグループ学習教材編成システムの概念
図である。
【図4】本発明の一実施例の学習目的Zを達成するため
に先行学習者が残した学習進路情報の例である。
【図5】本発明の一実施例の学習目的Zを達成するため
の学習コースマップである。
【図6】本発明の一実施例の学習進路グローバルテーブ
ルの例である。
【図7】本発明の一実施例のグループ教材サービス利用
装置における個人情報の例である。
【図8】本発明の一実施例のグループ教材サービス提供
装置における学習者テーブルの例である。
【図9】本発明の一実施例の学習者教材履修情報の例で
ある。
【図10】本発明の一実施例のコミュニケーション情報
のヘッダ情報の例である。
【図11】本発明の一実施例の学習者教材履修情報の例
である。
【符号の説明】
10 閲覧手段 20 閲覧記録手段 30 素材情報発信手段 40 履歴記録手段 50 記録整列手段 60 学習進路情報編成手段 70 先行学習者情報記録手段 80 表示手段 100 サーバ、グループ教材サービス提供装置 101 先行学習履歴受信部 102 学習進路合成・体系化部 103 学習進路編集部 104 グループ学習教材共有部 105 質問・回答・議論情報体系化部 106 学習者コミュニケーション制御部 107 学習者情報受信部 110 グループ教材サービス情報通信部 120 グループ教材データ管理部 121 学習進路グローバルテーブル 122 学習進路詳細情報 123 質問・回答・議論・ログ詳細情報 130 学習者データ管理部 131 学習者テーブル 132 学習者教材履修情報 133 学習グループ一時ファイル 200 クライアント、グループ教材サービス利用装置 201 関連情報検索・閲覧部 202 学習履歴取得部 203 付加情報入力・編集部 204 学習進路表示操作部 205 学習者間コミュニケーション部 206 学習者情報取得部 207 自作ノート編集部 208 自作ノート情報発信部 210 グループ教材ユーザ情報通信部 220 個人学習データ管理部 221 個人情報 222 先行学習履歴一時ファイル 223 コミュニケーション情報 224 自作ノート・メモ 225 学習進行状況 300 双方向ディジタルデータ伝送ネットワーク部 400 教材関連情報発信部 401 関連情報発信部 410 教材関連情報通信部 420 関連情報データ管理部 421 関連情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 浩二 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の共同作業によってグループ学習
    教材の作成・利用・議論・改訂を繰り返すことで、対象
    となるテーマについての学習を行いながら、教材を改良
    していくグループ学習教材編成方法において、 双方向データ伝送ネットワーク上に相互接続された不特
    定多数の教材関連情報発信手段から提供される学習対象
    に関連する素材情報に対して、 共通の学習対象をもつ複数の学習者の協調的な振る舞い
    から得られるデータを基本とし、先行する学習者の学習
    履歴を記録し、 後進学習者に対し目的状態(ある対象の理解)へ至る手
    順を表示する機能を持ったグループ学習教材を自動的に
    編集し、 編成された前記グループ学習教材を他の学習者が共有、
    利用しながら、学習対象についての情報を表示し、 学習者のノート/メモを取込みながら、前記グループ学
    習教材を更新することを特徴とするグループ学習教材編
    成方法。
  2. 【請求項2】 先行する学習者の端末が、前記学習対象
    に関連する素材情報を検索しながら、連鎖的に繰り返し
    閲覧し、 前記素材情報の提供元を示すアドレス情報に加えて、閲
    覧した目的、その閲覧行為が意図する学習活動としての
    上位の目的、閲覧した効果、及びキーワードを簡易な操
    作により入力可能とし、閲覧した時刻を記録し、 先行する学習者が自らの知識を整理・作成したノート情
    報を自ら学習対象に関連する素材情報として発信し、 前記素材情報の発信を繰り返した学習活動の履歴を自動
    的に取得し、記録し、 前記学習活動の履歴を閲覧目的、上位の目的、閲覧時刻
    順にソートし、 複数の先行学習者から得られた全ての学習活動情報を一
    元的に収集して、整理、体系化、統合し、学習目的の上
    位−下位関係に従って、階層的に構造化し学習進路情報
    を編成し、 編成された学習進路情報を後に利用する後進学習者に対
    して、複数の先行学習者によって残された学習活動のす
    べての目次情報と、それぞれの学習対象について学習の
    進行順序情報と学習の進行順序に従って、閲覧される関
    連素材情報と、先行学習者が作成・発信したノート情報
    を記録し、 前記関連素材情報と前記ノート情報に付随する閲覧目
    的、上位の目的、閲覧効果、難易度、参照頻度、質問・
    回答リスト情報の少なくとも何れかひとつを表示する請
    求項1記載のグループ学習教材編成方法。
  3. 【請求項3】 編成された前記学習進路情報を、複数の
    学習者から構成される学習グループのメンバの端末にて
    共有し、 前記学習グループを構成するそれぞれの学習メンバの端
    末にて、学習進路を構成する個々の素材情報を参照して
    学習を進めるために、前記学習進路情報を選択・利用し
    て、学習進路情報の一覧を閲覧可能とし、 前記学習メンバに対して、選択・利用されている学習進
    路情報を、該学習進路情報の階層的な構造に従って、視
    覚的な学習コースマップ情報として表示し、 表示されている前記学習コースマップ情報と同一の学習
    進路を選択・利用している他の学習者の情報を表示する
    請求項2記載のグループ学習教材編成方法。
  4. 【請求項4】 前記学習コースマップ情報を表示する際
    に、 前記先行学習者による閲覧効果に従って、関連素材情報
    の価値を色分け表示する請求項3記載のグループ学習教
    材編成方法。
  5. 【請求項5】 前記学習コースマップ情報を表示する際
    に、 所定の頻度以上の頻繁で利用される学習コースの線の太
    さを他と区別できるように変化をつけて表示する請求項
    3記載のグループ学習教材編成方法。
  6. 【請求項6】 前記学習グループを構成するそれぞれの
    学習メンバが他のメンバの学習状況を参照し、 現在学習している関連素材情報について、他のメンバに
    質問を発行し、 発行された前記質問に対して、既に学習済の関連素材情
    報について、回答を行い、 前記学習メンバ間で共有している前記学習進路情報に関
    して、前記学習グループのメンバの端末間で質問・回答
    について意見し、議論の通信を繰り返す請求項3記載の
    グループ学習教材編成方法。
  7. 【請求項7】 前記質問、前記回答、前記意見、前記議
    論のコミュニケーション情報が、前記学習グループ中の
    適切なメンバのみに絞り込んで配送する請求項6記載の
    グループ学習教材編成方法。
  8. 【請求項8】 関心のない話題や議論についてコミュ
    ニケーション情報の配信の停止/再開の指示を許容する
    請求項2記載のグループ学習教材編成方法。
  9. 【請求項9】 当初から議論に参加せず、将来におい
    て、ある話題に興味を持った学習メンバに対して関連す
    る学習素材情報にアクセスした時点で、過去に行われた
    質問・回答・意見・議論の情報を配信する請求項2記載
    のグループ学習教材編成方法。
  10. 【請求項10】 他の学習者との質問・回答・意見交換
    ・議論を行うための情報送信、情報受信を行い、学習す
    る、教える、教わるという各状況における通信を行う請
    求項2記載のグループ学習教材編成方法。
  11. 【請求項11】 前記学習グループのメンバ間で交わさ
    れた質問・回答・意見・議論をすべて対象となる学習進
    路情報に連結する付随情報として保持し、保持されてい
    る前記付随情報を前記学習関連素材情報として、拡張す
    る請求項2記載のグループ学習教材編成方法。
  12. 【請求項12】 共有して利用している前記学習進路情
    報自体を改訂する請求項6記載のグループ学習教材編成
    方法。
  13. 【請求項13】 前記学習進路情報を改訂する際に、 前記学習進路情報を改訂・編集する権限について許可・
    不許可を指定する請求項12記載のグループ学習教材編
    成方法。
  14. 【請求項14】 改訂された前記学習進路情報を前記学
    習グループの全メンバに配送する請求項12記載のグル
    ープ学習教材編成方法。
  15. 【請求項15】 双方向データ伝送ネットワーク上に相
    互接続された複数のコンピュータと、分散配置されたネ
    ットワーク型のハイパーメディアと、学習対象に関連す
    る素材情報と、電子コミュニケーションメディアを用い
    てグループ学習教材を編成するグループ学習教材編成シ
    ステムであって、 先行する学習者の端末が、前記学習対象に関連する素材
    情報を検索しながら、連鎖的に繰り返し閲覧する閲覧手
    段と、 先行する学習者が自らの知識を整理・作成したノート情
    報を自ら学習対象に関連する素材情報として発信する素
    材情報発信手段と、 前記先行する学習者による情報のうち、閲覧目的、上位
    の目的、閲覧効果、難易度、参照頻度、質問・回答リス
    ト情報の少なくとも何れかの情報を表示する表示手段と
    を有するクライアント(学習メンバ端末)と、 前記素材情報の提供元を示すアドレス情報に加えて、閲
    覧した目的、その閲覧行為が意図する学習活動としての
    上位の目的、閲覧した効果、及びキーワードを簡易な操
    作により入力可能とし、閲覧した時刻を自動的に記録す
    る閲覧記録手段と、 前記素材情報発信手段を繰り返した学習活動の履歴を自
    動的に取得し、記録する履歴記録手段と、 前記学習活動の履歴を閲覧目的、上位の目的、閲覧時刻
    順に整列する記録整列手段と、 複数の先行学習者から得られた全ての学習活動情報を一
    元的に収集して、整理、体系化、統合し、学習目的の上
    位−下位関係に従って、階層的に構造化し学習進路情報
    を編成する学習進路情報編成手段と、 前記学習進路情報編成手段により編成されたグループ教
    材を後に利用する後進学習者に対して、複数の先行学習
    者によって残された学習活動のすべての目次情報と、そ
    れぞれの学習対象について学習の進行順序情報と学習の
    進行順序に従って、閲覧される関連素材情報と、先行学
    習者が作成・発信したノート情報を記録する先行学習者
    情報記録手段とを有するサーバとを有することを特徴と
    するグループ学習教材編成システム。
  16. 【請求項16】 前記学習進路情報編成手段により編成
    された前記学習進路情報を、複数の学習者から構成され
    る学習グループの学習メンバ端末にて共有する共有手段
    と、 前記学習グループを構成するそれぞれの学習メンバ端末
    にて、学習進路を構成する個々の素材情報を参照して学
    習を進めるために、前記学習進路情報を選択・利用し
    て、学習進路情報の一覧を閲覧可能とする学習進路情報
    表示手段と、 前記学習メンバ端末に対して、選択・利用されている学
    習進路情報を、該学習進路情報の階層的な構造に従っ
    て、視覚的な学習コースマップ情報として表示する学習
    コースマップ情報表示手段と、 前記学習コースマップ情報表示手段において表示されて
    いる前記学習コースマップ情報と同一の学習進路を選択
    ・利用している他の学習者の情報を表示する他学習者情
    報表示手段を更に有する請求項15記載のグループ学習
    教材編成システム。
  17. 【請求項17】 前記学習コースマップ情報表示手段
    は、 前記先行学習者による閲覧効果に従って、関連素材情報
    の価値を色分け表示する色分け表示手段と、 頻繁に利用される学習コースの線の太さを他と区別でき
    るように変化をつけて表示する頻度別表示手段とを含む
    請求項16記載のグループ学習教材編成システム。
  18. 【請求項18】 前記学習グループを構成するそれぞれ
    の学習メンバ端末が他のメンバの学習状況を参照する他
    メンバ情報参照手段と、 現在学習している関連素材情報について、他の学習メン
    バ端末に質問を発行する質問発行手段と、 前記質問発行手段により発行された前記質問に対して、
    既に学習済の関連素材情報について、回答を行う回答手
    段と、 前記共有手段で共有している前記学習進路情報に関し
    て、前記学習グループの学習メンバ端末間で質問・回答
    について意見し、議論の通信を繰り返す意見交換通信手
    段と、 前記質問、前記回答、前記意見、前記議論のコミュニケ
    ーション情報が、前記学習グループ中の適切なメンバの
    みに絞り込んで配送するコミュニケーション情報配送手
    段と、 関心のない話題や議論についてコミュニケーション情報
    の配信の停止/再開の指示を許容する停止/再開指示手
    段とを更に有する請求項15記載のグループ学習教材編
    成システム。
  19. 【請求項19】 当初から議論に参加せず、将来におい
    て、ある話題に興味を持った学習メンバに対して関連す
    る学習素材情報にアクセスした時点で、過去の行われた
    質問・回答・意見・議論の情報を配信する手段を更に有
    する請求項15記載のグループ学習教材編成システム。
  20. 【請求項20】 他の学習者との質問・回答・意見交換
    ・議論を行うための情報送信、情報受信を行い、学習す
    る、教える、教わるという各状況における通信を行う通
    信契機設定手段を更に有する請求項15記載のグループ
    学習教材編成システム。
  21. 【請求項21】 前記学習グループのメンバ間で交わさ
    れた質問・回答・意見・議論がすべて対象となる学習進
    路情報に連結する付随情報として保持する付随情報保持
    手段と、 前記付随情報保持手段に保持されている前記付随情報を
    前記学習関連素材情報として、拡張する学習関連素材情
    報拡張手段を更に有する請求項15記載のグループ学習
    教材編成システム。
  22. 【請求項22】 意見交換通信手段において、共有で利
    用している前記学習進路情報自体を改訂するための編集
    手段を更に有する請求項18記載のグループ学習教材編
    成システム。
  23. 【請求項23】 前記編集手段は、 前記学習進路情報を改訂・編集する権限について許可・
    不許可を指定する許可指定手段を更に有する請求項22
    記載のグループ学習教材編成システム。
  24. 【請求項24】 前記編集手段により編集された学習進
    路情報を前記学習グループの全学習メンバ端末に配送す
    る改訂済情報送信手段を更に有する請求項22記載のグ
    ループ学習教材編成システム。
  25. 【請求項25】 教材関連情報を提供する教材関連情報
    発信装置と、あるグループが共有するグループ学習を行
    うためのグループ学習教材を管理・提供する1つのサー
    バと、複数の学習者が利用するクライアントとが双方向
    通信可能なネットワークに接続されたグループ学習教材
    編成システムであって、 前記クライアントは、 前記サーバからから提供された前記グループ学習教材の
    学習対象の一部を理解するまでの過程についての学習履
    歴を生成する学習履歴生成手段と、 先行学習者が前記学習履歴生成手段により生成された前
    記学習履歴を取得して再利用する学習履歴再利用手段
    と、 提供された前記グループ学習教材に対して、他のクライ
    アント間で質問、議論、教える、教わる行為を実行する
    協調学習手段と、 前記サーバから与えられるある学習対象に対する学習進
    路情報を視覚的に表現した学習コースマップを表示する
    学習コースマップ表示手段と、 前記学習コースマップ表示手段により表示されている学
    習の関連情報ノードから閲覧する情報を選択する閲覧情
    報選択手段とを有することを特徴とするグループ学習教
    材編成システム。
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