JPH10212094A - フォークリフトトラック - Google Patents

フォークリフトトラック

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JPH10212094A
JPH10212094A JP1357397A JP1357397A JPH10212094A JP H10212094 A JPH10212094 A JP H10212094A JP 1357397 A JP1357397 A JP 1357397A JP 1357397 A JP1357397 A JP 1357397A JP H10212094 A JPH10212094 A JP H10212094A
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dust
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forklift truck
brush
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Takashi Yamagishi
孝 山岸
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Komatsu Forklift KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床面にまき散らかっていたごみ粉を回転ブラ
シにより取り除いて、通常の作業を行いながら清掃作業
を行うことで、専用に行う清掃作業を大巾に低減して作
業効率の向上を図ると共に、回転ブラシにより巻き上げ
られたごみ粉を後方吸引体と前方吸引体とで回転ブラシ
の前後において吸引することで、微粉化したごみが空中
に漂うのを未然に防止する。 【解決手段】 フォークリフトトラックにおいて、車体
1の下部に車体1左右に向かう回転軸17aを有し床面
にまき散らかっているごみ粉を除去するようになる回転
ブラシ17を備え、車体1の内部後方にモータ31とフ
ァン32とフィルタ33とからなる前記回転ブラシ17
により除去したごみ粉を吸引する後方吸引体30を備え
ると共に、車体1の内部前方にモータ36とファン37
とフィルタ38とからなる前記回転ブラシ17により除
去したごみ粉を吸引する前方吸引体35を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体の前部にフォ
ーク及びリフト装置を備えたフォークリフトトラックに
おいて、倉庫内等の床面にまき散らかったごみ粉を清掃
可能とするフォークリフトトラックに関し、特に、本来
のフォークリフトトラックの機能を下げることなく、フ
ォークリフトトラックの内部に清掃機能を組み込み、本
来のフォーク作業をしていながら床面にまき散らかった
ごみ粉を清掃可能とするフォークリフトトラックに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、倉庫内あるいは工場内にあっては
フォークリフトトラックが作業のために頻繁に走行する
ようになっており、このため倉庫内等においては、フォ
ークリフトトラックに装着したタイヤの摩耗によるごみ
粉が発生し、倉庫内の床面はもとより各所にごみ粉がま
き散らかしていた。また、段ボール箱等から発生する小
片くずや砂,土等もごみ粉として大量にまき散らかる恐
れがあり、このためこれらのごみ粉を清掃する作業が必
要とされ、通常の作業に支障が生じないように通常の作
業終了後に改めて清掃作業を行うのが一般的であった。
しかも、この清掃作業は常に行うのではなく、ある程度
経過した時点すなわちごみ粉がたまった時点で行うのが
多かった。
【0003】しかし、このような清掃作業を行う場合、
改めて清掃作業を行うために専用の作業者が必要とな
り、この清掃作業工程の増加等による作業効率の悪化が
生じると共に、ある程度経過した時点で行うので、通常
の作業を行っているフォークリフトトラックの踏みつぶ
しによりごみ粉がさらに微粉化し容易に清掃することが
できなくなるという問題があった。
【0004】そこで、本願出願人は特願平7−1856
12号において産業車両における清掃装置を提案してい
る。この産業車両における清掃装置は、車体に作業機を
備えた産業車両において、車体の下部に回転自在となる
車体左右に向かう回転軸を有した回転ブラシを固着する
と共に、該回転ブラシの下部側まで突出するようにして
内部にごみを収納するごみ回収ボックスを備えた構成と
して、床面にまき散らかっていたごみ粉等を回転ブラシ
により取り除いてごみ回収ボックス内に回収すること
で、通常の作業を行いながら清掃作業を行うことができ
るようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる前述の産業車両
における清掃装置にあっては、前記回転ブラシにより床
面にまき散らかっていたごみ粉等を取り除いてごみ回収
ボックス内に回収するようになっていたが、特に微粉化
したごみ粉の場合、ごみ粉が回転ブラシにより巻き上げ
られごみ回収ボックス内に入らずに周囲に飛び散ること
があり、ごみ粉は一旦舞い上がると容易に下に降りてこ
なく空中に漂うようになり、積載した荷物に降り懸かる
ばかりでなく、作業者が作業中に吸引する恐れがあり、
作業環境を著しく悪くするといった問題があった。この
ため、どうしても通常の作業を行いながら清掃作業を良
好に行うことができなかった。本発明は、これらの問題
を解消することを、その課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、車体の下
部に車体左右に向かう回転軸を有し床面にまき散らかっ
ているごみ粉を除去するようになる回転ブラシを備え、
車体の内部後方にモータとファンとフィルタとからなる
前記回転ブラシにより除去したごみ粉を吸引する後方吸
引体を備えると共に、車体の内部前方にモータとファン
とフィルタとからなる前記回転ブラシにより除去したご
み粉を吸引する前方吸引体を備えたフォークリフトトラ
ックである。
【0007】第二の発明は、第一の発明において、前記
車体の下部における左右と後方とに弾性自在となるスカ
ートを装着すると共に、車体の前方上部から下部に向け
てカバーを装着し、該スカートと該カバーとで車体の下
部の周囲を覆うようにしたフォークリフトトラックであ
る。
【0008】
【作 用】第一の発明によれば、フォークリフトトラッ
クにおいて、床面にまき散らかっていたごみ粉を回転ブ
ラシにより取り除くことで、通常の作業を行いながら清
掃作業を行うことができ、専用に行う清掃作業を大巾に
低減して作業効率の向上を図り、また常に清掃作業を行
うことにより発生したごみ粉をその都度瞬時に取り除く
ことで、タイヤの踏みつぶしによるごみ粉の微粉化をな
くすと共に、該回転ブラシにより巻き上げられたごみ粉
を後方吸引体と前方吸引体とで回転ブラシの前後におい
て吸引することで、微粉化したごみが空中に漂うのを未
然に防止し、積載した荷物に降り懸かるのを防止すると
共に、作業者が作業中に吸引するのを防止して、作業環
境を良好にする。これにより、常に清潔な荷物の保管と
作業者への健康上の悪影響をなくすことができる。
【0009】第二の発明によれば、前記車体の下部にお
ける左右と後方とに弾性自在となるスカートを装着する
と共に、車体の前方上部から下部に向けてカバーを装着
し、該スカートと該カバーとで車体の下部の周囲を覆う
ようにしたことで、前記回転ブラシにより巻き上げられ
たごみ粉を車体の内側に閉じ込めておき、後方吸引体あ
るいは前方吸引体により確実に吸引することで、ごみ粉
が周囲に飛び散って空中に漂うのをさらになくことがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明によるフォークリフトトラ
ックの一実施例について説明する。なお、本実施例にあ
ってはリーチフォークリフトトラックである。まず、リ
ーチフォークリフトトラックとしては、図1及び図2に
示すように、バッテリー、駆動装置及び操舵機構を内部
に収納した車体1を備え、該車体1の前部にフォーク2
及びリフト装置3を備えてなり、該リフト装置3として
は車体1の前方下部における左右両端に前側に突出する
左右一対のリーチレッグ4を装着し、該左右一対のリー
チレッグ4に沿って前後に摺動自在となる上下に向かう
左右一対のマスト5を立設し、該左右一対のマスト5に
沿って上下に昇降動自在となるリフトブラケット6を設
けた構成となり、該リフト装置3のリフトブラケット6
にフィンガバー7及びフォーク2を装着している。な
お、前記車体1においては内部の前方においてバッテリ
ー8を収納するバッテリー収納部9を上部と左側とに若
干の空間を残して形成し、該バッテリー収納部9にバッ
テリー8を車体1の前方右側に備えた開閉自在となるパ
ネルを開いてここから収納するようになる。一方、前記
車体1の後方右側には作業者が乗り込む乗車部10を形
成しており、該乗車部10の左側上方にはハンドル11
を、前側上方にはフォーク2及びリフト装置3を操作す
る操作レバー12及び前後進走行レバー13をそれぞれ
設けている。また、前記車体1の後方左右中央の下部に
駆動兼操舵を行うドライブホイール14を設けると共
に、前記左右一対のリーチレッグ4の前方それぞれにロ
ードホイール15を設けており、ドライブホイール14
とロードホイール15とにおいてはゴムタイヤを装着し
ている。
【0011】そして、このようになるリーチフォークリ
フトトラックにおいて、図3及び図4に示すように、車
体1の下部前方で前記左右のリーチレッグ4の基端側の
間において、車体1から前側に突出する左右のアーム1
6を該左右のリーチレッグ4の内側近傍にそれぞれ形成
する。そして、該左右のアーム4にわたって車体1左右
に向かう回転軸17aを有し床面にまき散らかっている
ごみ粉を除去するようになる回転ブラシ17を装着し、
該回転ブラシ17は車体1の下部に設けた駆動源である
モータ18にベルト19を介して接続するようになり、
該モータ18より動力を受けて回転自在となる。そし
て、該回転ブラシ17を覆うように内部に収納するごみ
回収ボックス20を備え、該ごみ回収ボックス20は後
側に位置する後面板21と、該後面板21から湾曲して
連続するようにして上側に位置する上面板22と、左右
側に位置する左右の側面板23と、前側に位置する前面
板24と、下側に位置して後側半分を開口し前側半分し
かない下面板26と、該下面板26の前後中央すなわち
開口した箇所の前端に前方上部から後方下部に斜めとな
りかつ左右に細長となる受け板27とからなり、前記車
体1の下部に固着して前記左右のアーム16間に配置す
る。
【0012】該ごみ回収ボックス20においては図5
(a),図5(b)に示すように前記上面板22、左右
の側面板23のそれぞれの略中央で分割しており、前記
上面板22と下面板26とにおいてフック等の掛合部2
8を設けることで、当該ごみ回収ボックス20の受け板
27を含めた前半分が着脱自在となる。そして、該ごみ
回収ボックス20の内部に収納する前記回転ブラシ17
は下面板26の開口した箇所より下方に突出して、走行
面である床面に当接自在となり、床面にまき散らかって
いるごみ粉を除去するようになる。
【0013】また、前記回転ブラシ17においては、そ
の回転方向を例えば図3において右回転(図3に矢印A
で示す)のみの一方向とする。その際、周速は出来れば
リーチフォークリフトトラックの走行速度より早い速度
とするのが望ましい。このように回転ブラシ17の周速
を走行速度より早くすることで、リーチフォークリフト
トラックの前進時あるいは後進時どちらの時でも該回転
ブラシ17でごみを巻き上げることが可能となる。な
お、回転ブラシ17の周速を走行速度より早くしなくて
も良いし、また、該回転ブラシ17の回転を前述した一
方向のみとせずリーチフォークリフトトラック前進時あ
るいは後進時により回転方向を異ならせて両方向に回転
するようにしても良い。
【0014】一方、図6及び図7に示すように、前記車
体1の内部における後方においては、前記ドライブホイ
ール14の左右両側に前記回転ブラシ17により除去し
たごみ粉を吸引する後方吸引体30を備え、該後方吸引
体30はモータ31とファン32とフィルタ33とから
なるもので、該ドライブホイール14の左側に備える後
方吸引体30aは、車体1の後方左側の内部に下側より
フィルタ33a、ファン32a、モータ31aの順で上
下方向に配置して車体1内部の上下寸法一杯に備えてお
り、また、該ドライブホイール14の右側に備える後方
吸引体30bは、車体1の後方右側の乗車部10の下側
に左右中央側よりフィルタ33b、ファン32b、モー
タ31bの順で左右方向に配置して備えている。
【0015】この各後方吸引体30について具体的に述
べると、まず、前記ドライブホイール14の左側に備え
る後方吸引体30aは、図8に示すように、車体1の下
部に形成した前後に向かうガイド40上にフィルタ33
aを備え、該フィルタ33aは上下に細長で前後に向か
う略箱状となりその左右に大きく開口する大開口部41
をそれぞれ形成すると共に上部に小円状に開口する小開
口部42を形成したケース体43と、該ケース体43内
部における左右それぞれに当該ケース体43の大開口部
41全体にわたって配置する蛇腹状となる左右のフィル
タ本体44とからなる。そして、該フィルタ33aの上
部に固定板45を介してフィルタ33aの小開口部42
に相対するようにしてファン32aを横向きに固着し、
該ファン32aは円筒状となり円周方向に配置する複数
のフィンが回転して内側より吸引し外周側に設けた排出
口46より排出するようになる。そして、該ファン32
aの上部に当該ファン32aを作動するモータ31aを
固着している。
【0016】これにより、前記フィルタ33aの左右そ
れぞれの大開口部41より左右のフィルタ本体44を介
して空気がフィルタ33a内に流入し左右のフィルタ本
体44の間を通り前記小開口部42を経て上部のファン
32aの内側へ流れ該ファン32aの排出口46より外
部に排出する。また、空気と共に流入したごみ粉はフィ
ルタ33a内のフィルタ本体44に吸着してここに溜め
られる。そして、このフィルタ33aは車体1の後方の
パネルを開けると前記ガイド40に沿って後方に移動し
取り出すことができる。
【0017】また、前記ドライブホイール14の右側に
備える後方吸引体30bは、図9に示すように、車体1
の下部に形成した上下に向かうガイド50に沿ってフィ
ルタ33bを備え、該フィルタ33bは上下と前後とに
向かう箱状となりその左側に大きく開口する大開口部5
1を形成すると共に右側に小円状に開口する小開口部5
2を形成したケース体53と、該ケース体53内部にお
ける左側に当該ケース体53の大開口部51全体にわた
って配置する蛇腹状となるフィルタ本体54とからな
る。そして、該フィルタ33bの右側に固定板55を介
してフィルタ33bの小開口部52に相対するようにし
てファン32bを縦向きに固着し、該ファン32bは前
記ドライブホイール14の左側に備える後方吸引体30
aのファン32aと同様となり、外周側に排出口56を
設ける。そして、該ファン32bの右側に当該ファン3
2bを作動するモータ31bを固着している。
【0018】これにより、前記フィルタ33bの左側の
大開口部51よりフィルタ本体54を介して空気がフィ
ルタ33b内に流入し前記小開口部52を経て左側のフ
ァン32bの内側へ流れ該ファン32bの排出口56よ
り外部に排出する。また、空気と共に流入したごみ粉は
フィルタ33b内のフィルタ本体54に吸着してここに
溜められる。そして、このフィルタ33bは車体1の後
方における乗車部10の床面パネルを開けると前記ガイ
ド50に沿って上方に移動し取り出すことができる。
【0019】さらに、図10、図11及び図12に示す
ように、前記車体1の内部における前方においては、車
体1の左側である前記バッテリー収納部9の左側の空間
に前記回転ブラシ17により除去したごみ粉を吸引する
前方吸引体35を備え、該前方吸引体35はモータ36
とファン37とフィルタ38とからなるもので、該前方
吸引体35は、車体1の前方左側の内部に下側よりフィ
ルタ38、ファン37、モータ36の順で上下方向に配
置して車体1内部の上下寸法一杯に備えている。
【0020】この前方吸引体35について具体的に述べ
ると、まず、車体1の前面壁61と左側面壁62と、そ
して、車体1の内部における前記バッテリー収納部9の
奥側に位置する仕切プレート63と、車体1の内部にお
ける前後略中央に左右に向かう中央縦プレート64とに
よって四方を囲まれた空間部65を車体1内部の前方左
側に形成する。なお、前記仕切プレート63はその上部
を前記バッテリー収納部9側に傾斜するようにしてい
る。そして、この空間部65に、当該空間部65の上部
と下部とに前後に向けて上下のガイド70を上のガイド
70と下のガイド70とが左右方向に若干ずれるように
して備え、該上下のガイド70に沿ってフィルタ38を
備え、該フィルタ38は上下に細長で前後に向かう略四
角枠状に形成するケース体71と、該ケース体71内部
全体にわたって配置する蛇腹状となるフィルタ本体72
とからなり、該フィルタ38は前記上下のガイド70に
沿って備えられることで、その下端を前記仕切プレート
63側に、その上端を車体1の左側面壁62側にそれぞ
れ隙間がないように備え、すなわち若干斜めの配置とな
る。一方、この空間部65の前面である車体1の前面壁
61には前記フィルタ38が出し入れ可能となる大きさ
で、しかもフィルタ38を斜めにして挿入した際に前記
フィルタ38の左下(正面側から見て右下)に三角形状
の開口ができるようになる切り欠き部66を形成する。
また、この空間部65の後面である中央縦プレート64
にも長方形状の切り欠き部67を形成し、該切り欠き部
67も前記フィルタ38の左下に位置するようにする。
【0021】そして、前記空間部65の上部すなわちフ
ィルタ38の上部に固定板73を介してファン37を横
向きに固着し、該ファン37は円筒状となり円周方向に
配置する複数のフィンが回転して内側より吸引し外周側
に設けた排出口74より車体1の前側に向かって排出す
るようになる。そして、該ファン37の上部に当該ファ
ン37を作動するモータ36を固着している。
【0022】これにより、車体1の前面壁61に形成し
た切り欠き部66と中央縦プレート64に形成した切り
欠き部67と下方とから前記空間部65に空気が流入
し、前記フィルタ38のフィルタ本体72を左から右へ
と通って上部のファン37の内側へ流れ該ファン37の
排出口74より外部に排出する。また、空気と共に流入
したごみ粉はフィルタ38内のフィルタ本体72に吸着
してここに溜められる。そして、このフィルタ38は車
体1の前面壁61に形成した切り欠き部66より前記上
下のガイド70に沿って前方に移動し取り出すことがで
きる。
【0023】さらに、図6や図7又は図10及び図12
に示すように、前記車体1の下部における左右と後方と
にスカート80を装着しており、該スカート80は弾性
自在となるゴム材から板状に形成し、床面に当接あるい
は若干の間隙を有するようにして、車体1の下部におけ
る左側の車体1の前端から後方、そして右側の車体1の
前端にわたって一体的に装着している。
【0024】また、図10及び図12に示すように、前
記車体1の前方には上部から下部に向けてカバー81を
装着しており、該カバー81は布材あるいは伸縮自在と
なるものから幕状に形成し、その一端を前記車体1の前
面壁61の上下略中間の左右全長にわたって固着すると
共に、その他端を前記リフト装置3の左右のマスト5の
下端にわたって固着するようにしている。なお、前記カ
バー81においては、伸縮自在とならない普通に布材を
用いた場合、その一端側にカバー巻取機構を備えて、マ
スト5の摺動に合わせて該カバー81が出たり入ったり
するようにしても良い。
【0025】一方、前記車体1の左側面壁62と右側面
壁68とにおいては、その前端に車体1の前面壁61よ
りさらに前方に突出する突出壁82を一体的に形成して
おり、この突出壁82は、左側面壁62あるいは右側面
壁68の前方上部より前記リフト装置3の左右のリーチ
レッグ4の前後中央付近まで下方に斜めに伸びるように
形成している。
【0026】さらに、前記左右のリーチレッグ4の基端
側の下部それぞれに縦軸を有する円盤ブラシ83を左右
それぞれ装着し、該円盤ブラシ83はその上部に専用の
モータ84を装着するようにしている。なお、前記円盤
ブラシ83においては専用のモータ84を装着せずに当
該円盤ブラシ83を若干左右内側に傾けて遊動自在とし
て走行により回転するようにしても良い。
【0027】また、前記車体1の後方左右中央の下部に
設けた駆動兼操舵を行うドライブホイール14において
は、図10及び図13に示すように、駆動装置の駆動モ
ータ90の下端側に装着されてタイヤを保持するように
なる保持体91に略横コ字型のブラケット92を装着
し、該ブラケット92はその両側端部下方に床面に当接
するようになるブラシ93を固着している。
【0028】さらに、前記リフト装置3の左右のリーチ
レッグ4の前方に設けたロードホイール15において
は、図10、図14及び図15に示すように、その前後
に床面に当接するようになるブラシ94を固着し、該ブ
ラシ94は当該ロードホイール15を挟んで内側に向か
って縮小するハの字状となるように左右それぞれに装着
している。
【0029】このようになるリーチフォークリフトトラ
ックにおいては、前進あるいは後進しながら、前記モー
タ18によって回転ブラシ17を回転し、該回転ブラシ
17の回転により倉庫内等の床面にまき散らかったごみ
粉を上方に巻き上げて前方に飛ばし、前記ごみ回収ボッ
クス20内に溜めるようになる。なお、該ごみ回収ボッ
クス20の内部に溜まったごみ粉は前記受け板27によ
り外部には落ちないようになると共に、ごみ回収ボック
ス20の前半分を外すことで内部に溜まったごみ粉を捨
てるようになる。
【0030】さらに、前記回転ブラシ17の回転により
巻き上げられたごみ粉の内、ごみ回収ボックス20内に
入らずに周囲に飛び散ったごみ粉は前記車体1の内部に
備えられた後方吸引体30と前方吸引体35により吸引
され、該後方吸引体30あるいは前方吸引体35の各フ
ィルタ33,38に溜めるようになり、各フィルタ3
3,38に溜まったごみ粉は当該フィルタ33,38を
取り出すことでここより捨てるようになる。
【0031】なお、前記後方吸引体30あるいは前方吸
引体35でのごみ粉の吸引においては、前記車体1の下
部における左右と後方とにスカート80を装着し、さら
に車体1の前方に上部から下部に向けてカバー81を装
着すると共に、前記車体1の左側面壁62と右側面壁6
8とに突出壁82を形成して、車体1の下部の周囲を覆
うようにすることで、前記回転ブラシ17により巻き上
げられたごみ粉を車体1の内側に閉じ込めておき、後方
吸引体30あるいは前方吸引体35により確実に吸引す
る。
【0032】特に、車体1の前方に上部から下部に向け
てカバー81を装着すると共に、前記車体1の左側面壁
62と右側面壁68とに突出壁82を形成したことで、
前進走行時に前側からの風(空気)を受けることがなく
なり、該カバー81と車体1の左側面壁62あるいは右
側面壁68の各突出壁82とによって囲まれた空間に舞
ったごみ粉を走行時の風等の影響を受けることなく前記
前方吸引体35で車体1の前面壁61に形成した切り欠
き部66より良好に吸引するようになる。
【0033】また、前記車体1の内部に備えた後方吸引
体30は、前記ドライブホイール14の左右両側の空間
に備えており、該後方吸引体30を備えることにより、
車体1の周囲が突起したりあるいは車体1が大型になる
といったことがないようになっている。さらに、前記車
体1の内部に備えた前方吸引体35も、前記バッテリー
収納部9の左側の空間に備えており、該前方吸引体35
を備えることにより、車体1の周囲が突起したりあるい
は車体1が大型になるといったことがないようになって
いる。
【0034】また、前記左右のリーチレッグ4に円盤ブ
ラシ83をそれぞれ装着したことで、車体1の左右側に
位置するごみ粉を左右の円盤ブラシ83により車体1の
左右中央側に飛ばし、前記回転ブラシ17で巻き上げ
て、ごみ回収ボックス20内あるいは後方吸引体30及
び前方吸引体35でごみ粉を回収するようになる。
【0035】さらに、ドライブホイール14あるいはロ
ードホイール15の両側にそれぞれブラシ93,94を
装着したことで、前進、後進の走行の際、このブラシ9
3,94によってごみ粉を除去することができ、タイヤ
でごみ粉を踏みつぶすのを防止するようになる。
【0036】このようになることで、リーチフォークリ
フトトラックにおいて、床面にまき散らかっていたごみ
粉を回転ブラシ17により取り除くことで、通常の作業
を行いながら清掃作業を行うことができ、専用に行う清
掃作業を大巾に低減して作業効率の向上を図り、また常
に清掃作業を行うことにより発生したごみ粉をその都度
瞬時に取り除くことで、タイヤの踏みつぶしによるごみ
粉の微粉化をなくすと共に、該回転ブラシ17により巻
き上げられたごみ粉を後方吸引体30と前方吸引体35
とで回転ブラシ17の前後において吸引することで、微
粉化したごみが空中に漂うのを未然に防止し、積載した
荷物に降り懸かるのを防止すると共に、作業者が作業中
に吸引するのを防止して、作業環境を良好にする。これ
により、常に清潔な荷物の保管と作業者への健康上の悪
影響をなくすことができる。
【0037】また、前記車体1の下部における左右と後
方とにスカート80を装着し、さらに車体1の前方に上
部から下部に向けてカバー81を装着すると共に、前記
車体1の左側面壁62と右側面壁68とに突出壁82を
形成して、車体1の下部の周囲を覆うようにすること
で、前記回転ブラシ17により巻き上げられたごみ粉を
車体1の内側に閉じ込めておき、後方吸引体30あるい
は前方吸引体35により確実に吸引することで、ごみ粉
が周囲に飛び散って空中に漂うのをさらになくす。
【0038】次に他の実施例としては、図16及び図1
7に示すように、前述の実施例と略同様の構成となる
が、車体1の下部に板状のブラシ取り付け板95を配置
し、該ブラシ取り付け板95は車体1と前記リーチレッ
グ4との下部に配置するように略コ字型となり、その前
方先端をリーチレッグ4におけるロードホイール15の
後側に軸着することで、当該ブラシ取り付け板95を車
体1に対して上下移動自在とする。そして、このように
なるブラシ取り付け板95に前記ごみ回収ボックス20
と回転ブラシ17及び左右の円盤ブラシ83を装着す
る。
【0039】なお、前記ブラシ取り付け板95において
は、該ブラシ取り付け板95にワイヤー96を接続し、
該ワイヤー96を車体1の内部を経て上方に向かい車体
1の上方に設けたブラシ上下調整レバー97に接続する
ようになり、該ブラシ上下調整レバー97を前方に倒す
と、該ワイヤー96を介してブラシ取り付け板95がそ
の前方先端の軸着点を中心に上方に持ち上がり、該回転
ブラシ17等が床面等に接触しないようになる。また、
ブラシ上下調整レバー97を後方に引き立てるとブラシ
取り付け板95がその自重で下がり、該回転ブラシ17
等が床面等に接触するようになる。つまり、回転ブラシ
17等が不要な時は上方に収納可能な構造となる。
【0040】このようになることで、前述した実施例と
同様の作用効果を有すると共に、さらに、清掃作業が不
要な時は回転ブラシ17等を上方に収納することがで
き、所望時のみの清掃作業を行うことができるようにな
る。
【0041】なお、本発明によるフォークリフトトラッ
クにあっては、前述した実施例において三輪式のリーチ
フォークリフトトラックであったが、四輪式のリーチフ
ォークリフトトラックでも良く、この場合、前記後方吸
引体30は車体1の後部の左右中央に備えるようにして
も良い。また、リーチフォークリフトトラックに限定さ
れるものではなく、他のフォークリフトトラックでも良
い。
【0042】
【発明の効果】フォークリフトトラックにおいて、床面
にまき散らかっていたごみ粉を回転ブラシにより取り除
くことで、通常の作業を行いながら清掃作業を行うこと
ができ、専用に行う清掃作業を大巾に低減して作業効率
の向上を図り、また常に清掃作業を行うことにより発生
したごみ粉をその都度瞬時に取り除くことで、タイヤの
踏みつぶしによるごみ粉の微粉化をなくすと共に、該回
転ブラシにより巻き上げられたごみ粉を後方吸引体と前
方吸引体とで回転ブラシの前後において吸引すること
で、微粉化したごみが空中に漂うのを未然に防止し、積
載した荷物に降り懸かるのを防止すると共に、作業者が
作業中に吸引するのを防止して、作業環境を良好にす
る。これにより、常に清潔な荷物の保管と作業者への健
康上の悪影響をなくすことができる。
【0043】また、前記車体の下部における左右と後方
とに弾性自在となるスカートを装着すると共に、車体の
前方上部から下部に向けてカバーを装着し、該スカート
と該カバーとで車体の下部の周囲を覆うようにしたこと
で、前記回転ブラシにより巻き上げられたごみ粉を車体
の内側に閉じ込めておき、後方吸引体あるいは前方吸引
体により確実に吸引することで、ごみ粉が周囲に飛び散
って空中に漂うのをさらになくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リーチフォークリフトトラックの概略側面図。
【図2】リーチフォークリフトトラックの概略平面図。
【図3】リーチフォークリフトトラックにおけるごみ回
収ボックスを示す側面説明図。
【図4】リーチフォークリフトトラックにおけるごみ回
収ボックスを示す平面説明図。
【図5】(a)リーチフォークリフトトラックにおける
ごみ回収ボックスの側面断面説明図。 (b)リーチフォークリフトトラックにおけるごみ回収
ボックスの側面断面説明図。
【図6】リーチフォークリフトトラックの背面図。
【図7】リーチフォークリフトトラックにおける後方斜
視図。
【図8】リーチフォークリフトトラックにおける後方吸
引体の説明図。
【図9】リーチフォークリフトトラックにおける後方吸
引体の説明図。
【図10】リーチフォークリフトトラックの側面説明
図。
【図11】リーチフォークリフトトラックの正面説明
図。
【図12】リーチフォークリフトトラックにおける前方
斜視図。
【図13】リーチフォークリフトトラックにおけるドラ
イブホイールを示す斜視図。
【図14】リーチフォークリフトトラックにおけるロー
ドホイールを示す平面図。
【図15】リーチフォークリフトトラックにおけるロー
ドホイールを示す拡大側面図。
【図16】他のリーチフォークリフトトラックの側面
図。
【図17】他のリーチフォークリフトトラックの平面
図。
【符号の説明】
1…車体、2…フォーク、3…リフト装置、4…リーチ
レッグ、5…マスト、6…リフトブラケット、7…フィ
ンガバー、8…バッテリー、9…バッテリー収納部、1
0…乗車部、11…ハンドル、12…操作レバー、13
…前後進走行レバー、14…ドライブホイール、15…
ロードホイール、16…アーム、17…回転ブラシ、1
7a…回転軸、18…モータ、19…ベルト、20…回
収ボックス、21…後面板、22…上面板、23…側面
板、24…前面板、26…下面板、27…受け板、28
…掛合部、30,30a,30b…後方吸引体、31,
31a,31b…モータ、32,32a,32b…ファ
ン、33,33a,33b…フィルタ、35…前方吸引
体、36…モータ、37…ファン、38…フィルタ、4
0…ガイド、41…大開口部、42…小開口部、43…
ケース体、44…フィルタ本体、45…固定板、46…
排出口、50…ガイド、51…大開口部、52…小開口
部、53…ケース体、54…フィルタ本体、55…固定
板、56…排出口、61…前面壁、62…左側面壁、6
3…仕切プレート、64…中央縦プレート、65…空間
部、66…切り欠き部、67…切り欠き部、70…ガイ
ド、71…ケース体、72…フィルタ本体、73…固定
板、74…排出口、80…スカート、81…カバー、8
2…突出壁、83…円盤ブラシ、84…モータ、90…
駆動モータ、91…保持体、92…ブラケット、93…
ブラシ、94…ブラシ、95…ブラシ取り付け板、96
…ワイヤー、97…ブラシ上下調整レバー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1の前部にフォーク2及びリフト装
    置3を備えたフォークリフトトラックにおいて、 車体1の下部に車体1左右に向かう回転軸17aを有し
    床面にまき散らかっているごみ粉を除去するようになる
    回転ブラシ17を備え、車体1の内部後方にモータ31
    とファン32とフィルタ33とからなる前記回転ブラシ
    17により除去したごみ粉を吸引する後方吸引体30を
    備えると共に、車体1の内部前方にモータ36とファン
    37とフィルタ38とからなる前記回転ブラシ17によ
    り除去したごみ粉を吸引する前方吸引体35を備えたこ
    とを特徴とするフォークリフトトラック。
  2. 【請求項2】 前記車体1の下部における左右と後方と
    に弾性自在となるスカート80を装着すると共に、車体
    1の前方上部から下部に向けてカバー81を装着し、該
    スカート80と該カバー81とで車体1の下部の周囲を
    覆うようにしたことを特徴とする請求項1記載のフォー
    クリフトトラック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013001906A1 (ja) * 2011-06-30 2013-01-03 村田機械株式会社 フォークリフトと、このフォークリフトを用いた自動倉庫、及びフォークリフトによる荷役方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013001906A1 (ja) * 2011-06-30 2013-01-03 村田機械株式会社 フォークリフトと、このフォークリフトを用いた自動倉庫、及びフォークリフトによる荷役方法

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