JPH10205581A - ダンパー機構 - Google Patents

ダンパー機構

Info

Publication number
JPH10205581A
JPH10205581A JP1054697A JP1054697A JPH10205581A JP H10205581 A JPH10205581 A JP H10205581A JP 1054697 A JP1054697 A JP 1054697A JP 1054697 A JP1054697 A JP 1054697A JP H10205581 A JPH10205581 A JP H10205581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
circumferential direction
leaf spring
damper
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1054697A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanehisa Nagao
金久 長尾
Mamoru Okubo
護 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Exedy Corp
Original Assignee
Exedy Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Exedy Corp filed Critical Exedy Corp
Priority to JP1054697A priority Critical patent/JPH10205581A/ja
Priority to US08/925,484 priority patent/US6062548A/en
Priority to DE19739939A priority patent/DE19739939B4/de
Publication of JPH10205581A publication Critical patent/JPH10205581A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で振動減衰のためのダンパー機能
を実現する。 【解決手段】 ダンパー機構9において、第1及び第2
入力プレート41、42は、ばね収容室を形成する。ド
リブン部材43は第1及び第2入力プレート41、42
に対して相対回転可能であり、ばね収容室内に一部が挿
入される。振動減衰ばね121は、板ばね122と複数
の弾性体123とを有している。板ばね122は、第1
及び第2入力プレート41、42とドリブン部材43と
が相対回転すると円周方向に圧縮されるようにばね収容
室内に配置され、円周方向に並ぶ複数の屈曲部124、
126同士を接続する複数のレバー部とからなる。複数
の弾性体123は、複数の屈曲部124、126間に配
置され、板ばね122が円周方向に圧縮されるときに板
ばね122により弾性変形させられ第1及び第2入力プ
レート41、42の少なくとも一方に摺動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルクを伝達する
とともに捩じり振動を減衰するためのダンパー機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】たとえば車輌においては、エンジン側の
部材とトランスミッション側の部材との間にエンジンの
トルク変動を吸収するためのダンパー機構が設けられて
いる。ダンパー機構は、クラッチディスク組立体やフラ
イホイール組立体に組み込まれている。ダンパー機構
は、互いに相対回転可能な入力側部材及び出力側部材
と、両部材が相対回転するときにその回転を制限するよ
うに配置されたコイルスプリング及び円弧状コイルスプ
リングなどの金属ばね部材と、両部材が相対回転すると
きに摩擦抵抗を発生させて、例えばエンジンの始動・停
止時の大振動を減衰するための大摩擦抵抗発生機構と走
行時などの微小振動を減衰するための機構とを含んでい
る。また、大摩擦抵抗発生機構の代わりに粘性抵抗を発
生させて大振動を減衰する粘性抵抗発生機構を用いたも
のがある。粘性抵抗発生機構は、摩擦発生機構に比べて
大きな抵抗を発生できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のダンパー機
構では、粘性抵抗発生機構を用いるため、流体を収容す
るための流体チャンバ及びそのシール機構が必要にな
る。また、金属ばね部材と粘性抵抗発生機構の2種類の
機構を必要とするため、構造が複雑になる。大摩擦抵抗
発生機構を用いたものは、摩擦プレート、摩擦材、押し
付け力付加機構を備える必要があり、構造が複雑にな
る。また、弧状ロングストロークばね部材を用いた低剛
性による微小振動減衰機構は、ダンパー収容室内周壁と
ばね外周部との摺動摩擦抵抗により微小振動減衰能力が
著しく阻害される。
【0004】本発明の目的は、簡単な構造で振動減衰の
ためのダンパー機能を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のダンパ
ー機構は、第1回転部材と、第2回転部材と、板ばね
と、複数の弾性体とを備えている。第1回転部材は、ダ
ンパー収容室を形成する。第2回転部材は第1回転部材
に対して相対回転可能であり、ダンパー収容室内に一部
が挿入される。板ばねは、第1回転部材と第2回転部材
が相対回転すると円周方向に圧縮されるようにダンパー
収容室内に配置され、円周方向に並ぶ複数の屈曲部と屈
曲部同士を接続する複数のレバー部とからなる。複数の
弾性体は、複数の屈曲部間に配置され、板ばねが円周方
向に圧縮されるときに板ばねにより弾性変形させられ前
記1対の側方内壁の少なくとも一方に摺動する。
【0006】ここでは、板ばねと弾性体とからなる簡単
なばね要素により、従来のばね部材と摩擦発生機構との
両方の機能を実現しているため、コンパクトな構造で高
機能の性能が得られる。さらに、複数の弾性体は、複数
の屈曲部間に配置され、板ばねが円周方向に圧縮される
ときに板ばねにより弾性変形させられ1対の側方内壁の
少なくとも一方に摺動する。これにより、捩じり角度の
大きな領域で大きな摺動抵抗が得られる。この結果、エ
ンジンの始動・停止時などの大振動を減衰が可能であ
る。
【0007】請求項2に記載のダンパー機構は、請求項
1において、ダンパー収容室の外周内壁と前記板ばねと
の間に配置された摺動摩擦抵抗低減機構をさらに備えて
いる。摺動摩擦抵抗低減機構は、板ばねが遠心力により
半径方向外方に移動し圧縮されるときに、板ばねと外周
壁との間の摩擦抵抗を低減させる。この結果、車両走行
時の微小振動が伝達されたときには、大きな摩擦抵抗が
発生しにくく、微小振動減衰機能が損なわれない。
【0008】ここでは、微小振動減衰機能と、弾性体と
板ばねとを組み合わせた大摩擦抵抗発生機構による大振
動減衰機能との両方を実現するダンパー機構の構造が簡
単である。請求項3に記載のダンパー機構では、請求項
1又は2において、板ばねは金属製であり、弾性体はゴ
ム製である。ゴム製の弾性体は弾性変形する際に大きな
内部摩擦を発生する。
【0009】請求項4に記載のダンパー機構では、請求
項1〜3のいずれかにおいて、板ばねは1つの細長いリ
ボン状部材が交互に折り曲げられて、複数の屈曲部と複
数のレバー部とを形成している。
【0010】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1〜図3に示すモジュラークラッチ1は、主に、フレ
キシブルプレート7とイナーシャ部材17と第2フライ
ホイール2とクラッチカバー組立体3とクラッチディス
ク組立体4とダンパー機構9とから主に構成されてい
る。図2及び図3の左側にはエンジン(図示せず)が配
置されており、右側にはトランスミッション(図示せ
ず)が配置されている。このモジュラークラッチ1は、
エンジンのクランクシャフト5からのトルクをトランス
ミッション側から延びるメインドライブシャフト6に伝
達あるいは遮断するための装置である。図2及び図3に
おいてO−Oがモジュラークラッチ1の回転軸線であ
る。
【0011】クランクシャフト5の先端には、フレキシ
ブルプレート7とイナーシャ部材17(第1フライホイ
ール)が設けられている。フレキシブルプレート7は円
板状の板金製プレート部材であり、内周部に円板状のプ
レート部材14がリベット15により固定されている。
フレキシブルプレート7の内周部はプレート部材14と
ともにエンジン側のクランクシャフト5に円周方向に並
んだ複数のボルト12により固定される。フレキシブル
プレート7の半径方向中間部には、円周方向に等間隔で
複数の丸い孔7aが形成されている。フレキシブルプレ
ート7は円周方向には剛性が高く、曲げ方向には撓み可
能である。
【0012】フレキシブルプレート7の外周端には、リ
ベット16によりイナーシャ部材17が固定されてい
る。イナーシャ部材17は、軸方向に長く延びる筒状の
部材である。また、イナーシャ部材17にはリングギア
13が固定されている。イナーシャ部材17には、円周
方向に等間隔で3か所に内周側と外周側とを連通する操
作孔17aが形成されている。
【0013】このように予めクランクシャフト5側にフ
レシキブルプレート7及びイナーシャ部材17が設けら
れており、これらに対してモジュラークラッチ1の残り
の部分が取り付けられる。ダンパー機構9は、主に、入
力側部材(第1回転部材)としての第1及び第2入力プ
レート42と、出力側部材(第2回転部材)としてのド
リブン部材43と、入力側部材と出力側部材との間に配
置されトルク伝達と振動減衰を行うための振動減衰ばね
121と、ばね外周部の摺動摩擦抵抗低減機構とから構
成されている。第1入力プレート41はフレキシブルプ
レート7の側方に配置された円板状の板金製プレート部
材である。第1入力プレート41の外周部はイナーシャ
部材17の内周面に当接している。また、第1入力プレ
ート41の半径方向中間部はトランスミッション側に突
出し、トランスミッション側から見れば環状凹部になっ
ている。第2入力プレート42は、第1入力プレート4
1の側方に配置された円板状の板金製プレート部材であ
る。第2入力プレート42の外周端はイナーシャ部材4
の内周面に当接している。また、第2入力プレート42
の外周部と第1入力プレート41の外周部とは互いに当
接しており、リベット48により互いに固定されてい
る。第1入力プレート41の内周部は、第2入力プレー
ト42の内周よりさらに内周側に延びている。第1入力
プレート41の内周部には、エンジン側に筒状に突出す
る内周突出部41bとなっている。
【0014】さらに、第1及び第2入力プレート41,
42の外周部は、円周方向に等間隔で3か所に3本ずつ
のボルト11によりイナーシャ部材17に固定されてい
る。ボルト11は、トランスミッション側から固定され
る。また、各ボルト11に対応する部分にはイナーシャ
部材17に溝17bが形成されている。第1入力プレー
ト41の環状凹部と第2入力プレート42とによって形
成される環状空間は、ダンパー収容室20となってい
る。ダンパー収容室の外周には、筒状のサポートリング
130が配置されている。サポートリング130は第1
及び第2入力プレート41,42と一体回転する第1回
転部材となっている。ダンパー収容室20の外周内壁を
構成している。サポートリング130を省略した場合に
は、第1入力プレート41と第2入力プレート42とに
よりダンパー収容室20の外周側内壁面が形成される。
ダンパー収容室42の1対の側方内壁は第1入力プレー
ト41と第2入力プレート42により形成されている。
このダンパー収容室20内には、1対の振動減衰ばね1
21と、摺動摩擦抵抗低減機構50が配置されている。
【0015】ダンパー収容室20内に配置された振動減
衰ばね121について説明する。この振動減衰ばね12
1は、ダンパー機構9において、トルク伝達を行うとと
もにエンジンのトルク変動に起因する捩じり振動を減衰
するためのダンパーである。図4に示すように、振動減
衰ばね121は弧状に湾曲した状態でダンパー収容室2
0内に配置されている。振動減衰ばね121は自由状態
で直線方向に延びていてもよいし、弧状に延びていても
よい。振動減衰ばね121は、円周方向に延びる板ばね
122と、板ばね122に設けられた複数の弾性体12
3とから構成されている。板ばね122は金属製であり
具体的にはバネ鋼からなる。板ばね122は1つの細長
いリボン状部材が交互に折り曲げられながら円周方向に
180度ほど延びている。板ばね122は交互に折り曲
げられことにより、図4〜図7に示すように、複数の半
径方向外側の第1屈曲部124と、複数の半径方向内側
の第2屈曲部126と、屈曲部124,126の両端同
士を連結する複数のレバー部125とから構成されてい
る。板ばね122は、全体にわたって幅W及び厚みTが
一定である。板ばね122のレバー部125の長手方向
(半径方向)の長さLはダンパー収容室20の半径方向
長さとほぼ同じあるいは僅かに短い。板ばね122の幅
Wは、ダンパー収容室20の軸方向寸法よりわずかに短
い、あるいはほぼ同じである。第1屈曲部124の径
は、第2屈曲部126の径より大きい。また、個々の屈
曲部124又は126から延びる1対のレバー部125
は、各屈曲部124又は126の両端から対向する側の
屈曲部124または126側に直線状に延びており、対
向する側の屈曲部124又は126側に近づくにつれて
互いに対してしだいに接近するように傾斜している。
【0016】複数の弾性体123は、第1屈曲部124
の内側に、すなわち第1屈曲部124の両端から延びる
各1対のレバー部125間に配置されている。弾性体1
23は例えばゴム製であり、板ばね122の屈曲部12
4側の内側面にモールドされている。弾性体123は、
両側のレバー部125に沿って半径方向に長く延びてい
る。弾性体123は、図5に示すように、屈曲部124
側の部分を密着部123aとし、密着部123aからレ
バー部125が延びる方向に延びる部分を突出部123
bとする。密着部123aは屈曲部124に沿った形状
であり、屈曲部124の内面とレバー部125の屈曲部
124側とにモールド成形されている。突出部123b
は1対のレバー部125との間に隙間Gを有している。
突出部123bは、先端に向かって円周方向長さが徐々
に短くなっており、レバー部125との隙間Gが徐々に
長くなっている。図7に示すように、弾性体123は幅
W方向長さが板ばね122よりわずかに短い。そのた
め、図10に示すように、弾性体123の軸方向両端面
は、ダンパー収容室20の両側方内壁すなわち第1及び
第2入力プレート41、42に近接している。弾性体1
23は、幅W方向長さが板ばね122とほぼ同じで第1
及び第2入力プレート41,42に当接してもよい。
【0017】この振動減衰ばね121は、1つの第1屈
曲部124と1対のレバー部125と1個の弾性体12
3からなるばね要素が直列に作用するように配置接続さ
れていると考えてよい。個々のばね要素は独立した部材
とし、それらを直列に作用するように接続したものも本
発明の実施形態に含まれる。さらに、振動減衰ばね12
1では、弾性体123が配置されて剛性の高い第1屈曲
部124と弾性体123が配置されず剛性の低い第2屈
曲部126が交互に直列に配置されていることになる。
【0018】振動減衰ばね121の円周方向両端では、
第1屈曲部124Aからレバー部125Aが半径方向中
間まで延びており、その第1屈曲部124A内には短い
レバー部125Aとほぼ同じ長さの弾性体123Aが配
置されている。なお、円周方向両端のレバー部を半径方
向内側まで延ばして、円周方向両端の弾性体の半径方向
寸法を他の弾性体と同じように長くしてもよい。
【0019】摺動摩擦抵抗低減機構50は、振動減衰ば
ね121とダンパー収容室20の外周壁(サポートリン
グ130)との間の摩擦抵抗を減らすための機構であ
り、特にエンジンの燃焼変動に起因する微小捩じり振動
が入力されたときに大きな摺動摩擦抵抗が発生するのを
抑えて微小捩じり振動減衰機能を低下させてないことを
目的としている。摺動摩擦抵抗低減機構50は、ダンパ
ー収容室20の外周内壁(サポートリング130)と振
動減衰ばね121の外周との間に配置された複数のニー
ドルベアリング51から構成されている。ている。ニー
ドルベアリング51は、各振動減衰ばね121に対して
2個ずつ、合計4個配置されている。ニードルベアリン
グ51は、図12〜図15に示すように、複数の金属性
転動コロ52と、転動コロ52を回転自在に支持する保
持部材53と、曲がり板ばね19の外周側屈曲部に固定
されるとともに転動コロ52及び保持部材53を支持す
るリテーナ54とから構成されている。
【0020】転動コロ52は、軸方向に延びる円柱形状
でフライホイールの軸方向に延びる回転軸を有してい
る。保持部材53は、複数のコロ収納孔53aを有し弧
状に長く延びる板形状である。保持部材53のコロ収納
孔53a内で転動コロ52は回転可能に配置されてい
る。また、転動コロ52は、保持部材53の内周面及び
外周面より外側に突出している。リテーナ54は弧状に
延び、保持部材53よりさらに円周方向に長く延びる金
属製部材であり、保持部材53の内周側に配置され、外
周面には転動コロ52が当接している。なお、転動コロ
52は、ダンパー収容室20の外周内壁にも当接してい
る。リテーナ54は、円周方向両側に保持部材53の移
動を制限するための規制部55を有している。自由状態
で保持部材53の円周方向両端と規制部55との間には
円周方向隙間が確保されている。また、リテーナ54の
内周側には、板ばね22の屈曲部124に相対回転不能
に係合する支持突起部56が形成されている。
【0021】以上に述べたた構造により、ニードルベア
リング51は、振動減衰ばね121の円周方向圧縮運動
に追従し、外周内壁に摺動可能になっている。転動コロ
52はサポートリング130とリテーナ54との間で回
転するとともに保持部材53と一体になって円周方向に
移動する。従来のように曲がり板ばねが直接に外周側内
壁に摺動していた例では、大きな摺動摩擦抵抗が発生し
ていた。それに対して、本願では従来の摺動摩擦を転が
り摩擦に置き換えることにより、大幅な摩擦低減を実現
している。その結果、微小振動伝達時に不要な摩擦抵抗
が発生することなく、振動減衰性能が向上する。
【0022】ドリブン部材43は円板状の部材であり、
円板状部分から一体に径方向外側に延びる1対の係合部
43aを有している。係合部43aは半径方向に対向す
る2か所においてダンパー収容室20内に延びており、
それぞれ1対の振動減衰ばね121の円周方向両端に当
接している。また、第1及び第2入力プレート41,4
2は、半径方向に対向する2か所において軸方向に突出
し振動減衰ばね121の円周方向両端に当接する支持部
41a,42aを有している。
【0023】第2フライホイール2は、イナーシャ部材
17の内側でダンパー機構9のトランスミッション側に
配置されている。外周部のトランスミッション側に平坦
な摩擦面2aを有している。また、第2フライホイール
2には、摩擦面2aより内周側で両面を連通する複数の
連通孔2jが形成されている。フライホイール2の内周
端には、ドリブン部材43がリベット60により固定さ
れている。第2フライホイール2とドリブン部材43の
内周部は、軸受61を介して第1入力プレート41の内
周突出部41bに支持されている。フライホイール2の
外周面エンジン側には円周方向に等間隔で3か所に係合
部2kが形成されている。係合部2kは径方向外側に突
出している。また、係合部2kのエンジン側端部は半径
方向内側にいくにしたがって深くなるように傾斜してい
る。
【0024】クラッチカバー組立体3は、主に、クラッ
チカバー21とプレッシャープレート22とダイヤフラ
ムスプリング23と連結プレート28とスタッドピン2
6と2本のワイヤリング27とコーンスプリング29と
から構成されている。クラッチカバー21は、真ん中に
大径の孔が形成された皿形状のプレート部材であり、そ
の外周部には円周方向に等間隔で3か所に所定の幅を有
しかつフライホイール2側に延びる延長部62が形成さ
れている。各延長部62の先端には、内周側に折り曲げ
られた折曲げ部63が形成されている。折曲げ部63は
第2フライホイール2の係合部2kに係合している。こ
れにより、クラッチカバー21はフライホイール2に対
してトランスミッション側に移動不能になっている。ま
た、延長部62の先端には円周方向に延びる切欠きが形
成されており、この切欠きには同じく円周方向に延びる
プレート64が係合している。プレート64はボルト6
5により第2フライホイール2の外周面2bに固定され
ている。このようにして、クラッチカバー21はフライ
ホイール2に対して相対回転不能となっている。また、
このようにフライホイール2のボルト取付座を廃止する
ことにより、フライホイール2が半径方向に小型化して
いる。
【0025】プレッシャープレート22は、クラッチカ
バー21内に配置された環状の部材である。プレッシャ
ープレート22には、フライホイール2の摩擦面2aに
対向する押圧面22aが形成されている。また、プレッ
シャープレート22において押圧面22aと反対側の面
にはトランスミッション側に突出する環状突出部22b
が形成されている。さらに、プレッシャープレート22
には、径方向内側に延びるフランジ部22cが形成され
ている。
【0026】ダイヤフラムスプリング23は円板状の部
材であり、クラッチカバー21の底部とプレッシャープ
レート22との間に配置されている。ダイヤフラムスプ
リング23は環状の弾性部23aと、そこから半径方向
内側に延びる複数のレバー部23bとから構成されてい
る。複数のレバー部23b間の外周側には第1孔23c
が形成されている。また、各スリットにおいて円周方向
に等間隔で3か所には第2孔23dが形成されている。
第2孔23dは第1孔23cより径方向内方に長く延び
ており、プレッシャープレート22のフランジ部22c
付近まで延びている。環状の弾性部23aは内周端の両
側面が後述するワイヤリング27により支持されてお
り、外周部がプレッシャープレート22の環状の突出部
22bに当接している。この状態で弾性部23aはプレ
ッシャープレート21をフライホイール2側に付勢して
いる。
【0027】ダイヤフラムスプリング23を支持するた
めの支持構造25について説明する。クラッチカバー2
1の底部の内周端に固定された複数のスタッドピン26
はダイヤフラムスプリング23の第1孔23cを貫通し
てプレッシャープレート22側に延びている。各スタッ
ドピン126の他端には、連結プレート28(後述)が
固定されている。各スタッドピン126より外周側にお
いて連結プレート28とダイヤフラムスプリングとの間
及びダイヤフラムスプリング23とクラッチカバー21
の底部との間にはそれぞれワイヤリング27が配置され
ている。すなわち、ダイヤフラムスプリング23の弾性
部23aの内周部は1対のワイヤリング27に挟まれて
いる。
【0028】連結プレート28は環状のプレート部材で
あり、その内周部には円周方向R1側(図1)に弧状に
長く延びる3本の連結部28aが一体に形成されてい
る。この連結部28aの先端は、リベット22cにより
プレッシャープレート22のフランジ部22cに固定さ
れている。リベット22cの位置はダイヤフラムスプリ
ング23の第2孔23dに対応している。連結部28a
は円周方向に剛性が高く軸方向に撓み可能となってい
る。連結部28aはクラッチ連結状態でプレッシャープ
レート22を第2フライホイール2から離れる方向に付
勢している。
【0029】コーンスプリング29は、連結プレート2
8の外周部に配置されている。コーンスプリング29の
内周端は連結プレート28に支持され、外周端がダイヤ
フラムスプリング23の外周端すなわちプレッシャープ
レート22の環状突出部22bに近接する部分をプレッ
シャープレート22から離れる方向に付勢している。以
上に述べたように、連結プレート28はクラッチカバー
21とプレッシャープレート22とを連結するととも
に、コーンスプリング29を支持している。以上のよう
に連結プレート28に複数の機能を持たせることで部品
点数を減らしている。
【0030】複数の係止部材84は固定ピン65により
プレッシャープレート22に固定され、一端がダイヤフ
ラムスプリング23の外周端部をプレッシャープレート
22の環状突出部22bとの間に挟持している。なお、
この係止部材84に対応する延長部62の位置には孔2
1cが形成されている。クラッチディスク組立体4は、
前述したクラッチ連結部31とハブ34とプレート66
とから主に構成されている。クラッチ連結部31はフラ
イホイール2の摩擦面2aとプレッシャープレート22
の押圧面22aとの間に配置されている。ハブ34は、
トランスミッションから延びるメインドライブシャフト
6にスプライン係合している。プレート66は、内周部
がリベット19によりハブ34のフランジに固定され、
外周部がリベット18によりクラッチ連結部31に固定
されている。プレート66には、円周方向に等間隔で複
数の孔66aが形成されている。
【0031】メインドライブシャフト6は、先端がクラ
ンクシャフト5に軸受69を介して支持されている。レ
リーズ装置8は、メインドライブシャフト6の回りに軸
方向に移動可能に配置されている。レリーズ装置8は一
端がダイヤフラムスプリング23のレバー部23b先端
のトランスミッション側の側面に係合している。レリー
ズ装置8がエンジン側に移動してレバー部23bをエン
ジン側に移動させると、弾性部23aからプレッシャー
プレート22への付勢力は解除される。
【0032】なお、図2においてボルト70が図示され
ているものの、モジュラークラッチ1の使用時にこのボ
ルト70は用いられない。ボルト70はクラッチカバー
組立体3をフライホイール2に組付けまたは分解すると
きに用いる。複数のボルト70は、クラッチカバー21
の底部の内周側に形成された孔を貫通してさらにダイヤ
フラムスプリング23の第1孔23cを通りさらに連結
プレート28を通ってプレッシャープレート22に螺合
している。 〔動作〕次に、モジュラークラッチ1の動作について説
明する。
【0033】エンジン側のクランクシャフト5が回転す
ると、トルクがフレキシブルプレート7を介してモジュ
ラークラッチ1に伝達される。トルクはダンパー機構9
を介してフライホイール2に伝達され、さらにクラッチ
ディスク組立体4に出力される。プレッシャープレート
22は、連結プレート28を介してクラッチカバー21
と一体回転する。このようにプレッシャープレート22
の回転駆動はプレッシャープレート22の内周部とクラ
ッチカバー21の内周部とを連結する連結プレート28
で行われている。したがって、従来とは異なり、クラッ
チカバー21の外周部にストラッププレートを収容する
ための切欠きを設ける必要がない。
【0034】イナーシャ部材17が第1及び第2入力プ
レート41,42に固定されているため、振動減衰ばね
121を介して入力系と出力系に分かれる動力の入出力
系において入力系の慣性モーメントを充分に確保でき
る。その結果、共振周波数をエンジンの実用回転数領域
以下に設定できる。イナーシャ部材17が外周部に配置
されているため、ダンパー収容室20を構成する部材で
ある第1及び第2入力プレート41,42を軸方向に薄
くできる。その結果、モジュラークラッチ1全体が軸方
向に小型化される。さらに、イナーシャ部材17は軸方
向に長く延びているため、全体が径方向に大型化しな
い。イナーシャ部材17をダンパー機構9の外周部に設
けても装置全体が径方向に大型化しなくなったのは、第
2フライホイール2からクラッチ取付座を廃止して、イ
ナーシャ部材17をより半径方向内側に配置できるよう
になったからである。
【0035】クランクシャフト5から曲げ振動が伝達さ
れた場合は、フレキシブルプレート7が曲げ方向にたわ
むことで振動を吸収する。エンジン側から捩じり振動が
伝達されると、ダンパー機構9において、第1及び第2
入力プレート41,42とドリブン部材43が周期的な
相対回転を行う。このとき、振動減衰ばね121が円周
方向に圧縮される。ここでは、振動減衰ばね121は、
屈曲部124、1対のレバー部125及び弾性体123
からなるばね要素が円周方向に直列に配置されていると
考えられるため、広捩じり角度で低剛性の特性が得られ
る。
【0036】捩じり振動伝達時における振動減衰ばね1
21の動作について詳細に説明する。エンジンのトルク
変動に起因する微小捩じり振動が伝達されると、振動減
衰ばね121は図5の状態と図8の状態との間で交互に
変化する。振動減衰ばね121は、図5の状態から図8
の状態に移行する際に、第2屈曲部126が主に弾性変
形し、低剛性が得られる。図8においては、レバー部1
25の第2屈曲部126側部分は弾性体123の突出部
123bに当接する。しかし、レバー部125全体が弾
性体123を強く挟みつけることはない。そのため、弾
性体123では大きな内部摩擦は発生しない。このよう
にして、低剛性・小抵抗の特性により、微小捩じり振動
がフライホイール2側に伝達されにくくなっている。
【0037】このとき、振動減衰ばね121は円周方向
に圧縮され、振動減衰ばね121に対して遠心力及び圧
縮力により外周方向に押し付ける力が作用するが、ニー
ドルベアリング51からなる摺動摩擦抵抗低減機構50
により、ダンパー収容室20の外周側内壁と振動減衰ば
ね121の外周との間での摺動摩擦抵抗を大幅に減少す
なわち極小化している。そのため、微小捩じり振動減少
のための特性が悪化しにくい。ニードルベアリング51
が配置されていなければ、微小捩じり振動伝達時に大き
な摺動摩擦抵抗が発生し微小捩じり振動が減衰されずに
トランスミッション側に伝達されてしまう。
【0038】低回転数領域での共振点通過時にダンパー
機構9に過大トルク変動が生じると、振動減衰ばね12
1の変位角度が大きくなり、それに伴いレバー部125
の剛性が高くなるとともに、弾性体123の弾性変形量
が大きくなり高ヒステリシストルクが発生する。その結
果、過大トルク変動が減衰される。具体的に説明する
と、振動減衰ばね121は、図5の状態から図8の状態
を経て図9の状態に移行る。図8に示す状態から図9に
示す状態に移行する際に、第1屈曲部126の変形も大
きくなり、弾性体123は両側のレバー部125に強く
挟みつけられて弾性変形する。このとき、弾性体123
で大きな内部摩擦が発生する。さらに、弾性体123は
弾性変形により軸方向に伸びる。そのため、図11に示
すように、弾性体123はダンパー収容室20の両側方
内壁すなわち第1及び第2入力プレート41、42に当
接し、その状態で摺動する。ねじり角度が大きくなるに
つれて弾性体123の弾性変形量が大きくなり、第1及
び第2入力プレート41、42に対する圧接力が大きく
なっていく。その結果、ねじり角度が大きくなるにつれ
て弾性体123とプレート41、42の間での摺動抵抗
が大きくなる。
【0039】以上に述べたように、弾性体123の内部
摩擦に弾性体123とプレート41、42間の摩擦が加
わることにより、高ヒステリシストルクが発生する。こ
のときの高剛性・高ヒステリシストルクの特性により、
過大振動が減衰される。図9に示す変位角度が最大の状
態では、板ばね122の屈曲部124側同士が円周方向
に当接する。この状態では、弾性体123が円周方向に
直列に当接しており、曲がり板ばね121の所定角度以
上の弾性変形を防止している。すなわち、弾性体123
は、ダンパー機構9のストッパーとして機能している。
【0040】運転者がクラッチペダルを踏むと、レリー
ズ装置8の一端がダイヤフラムスプリング23のレバー
部23bをエンジン側に移動させる。その結果、弾性部
23aの外周端部がプレッシャープレート22の環状突
出部22bから離れる。すると、連結プレート28の連
結部28aの付勢力と係止部材86とにより、プレッシ
ャープレート22がクラッチディスク組立体4のクラッ
チ連結部31から離れる。この結果、第2フライホイー
ル2からクラッチディスク組立体4へのトルク伝達が遮
断される。以上に述べるレリーズ動作時において、コー
ンスプリング29がダイヤフラムスプリング23にトラ
ンスミッション側への荷重を与えているので、レリーズ
荷重が下がって平坦になり、ペダル踏力が低減される。 〔有利な効果〕振動減衰ばね121は、板ばね122と
弾性体123との組み合わせだけで従来弾性部材と摩擦
発生機構の両方の機能を実現しているため、コンパクト
な構造で機能が高い。その結果、ダンパー機構9の寸法
を小さくできる。また、板ばね122は板を折り曲げた
形状であるため、従来のコイルスプリングに比べて振動
減衰ばね121の幅W寸法を短くできる。その結果、ダ
ンパー機構9及びモジュラークラッチ1全体の軸方向寸
法を短くできる。
【0041】振動減衰ばね121は、板ばね122に複
数の弾性体123を組み合わせただけの簡単な構造で、
大捩じり振動減衰機能を実現している。また、摺動摩擦
抵抗低減部材としてのニードルベアリング51を設ける
ことで、振動減衰ばね121において微小捩じり振動伝
達時の摺動抵抗を極力小さくなるようにしている。この
結果、微小捩じり振動減衰機能を実現している。
【0042】このダンパー機構9には粘性抵抗を用いる
必要がない。その結果、ダンパー収容室20にシール機
構が不要になり、ダンパー機構9が大幅に簡素化する。
さらに、この実施形態では、弾性体123を配置した第
1屈曲部124と弾性体123を配置しない第2屈曲部
126とを設けることで、高剛性の部分と低剛性の部分
が直列に作用するようにしている。具体的には、第1屈
曲部124は高剛性の部分になり、第2屈曲部126は
低剛性の部分になっている。この結果、ダンパー機構9
において捩じり角度の小さな範囲では第2屈曲部126
による小さな抵抗を得て、捩じり角度の大きな範囲では
第1屈曲部124における弾性体123による大きな抵
抗を得ている。 〔変形例〕弾性体の剛性は同じ材料からなることを前提
としている。しかし、異なる材料からなり異なる剛性を
有する弾性体を配置してもよい。
【0043】摺動摩擦抵抗低減部材としてニードルベア
リングを用いたが、他の構造を用いてもよい。例えば、
スライダーの外周面に保持具に保持されていない玉やコ
ロなどの回転体を回転自在に配置した構造でもよい。そ
の場合は保持具を設けた場合に比べて摺動摩擦抵抗は大
きくなってしまうものの、従来に比べれば微小捩じり振
動減衰機能を高める効果をもたらすことができる。
【0044】
【発明の効果】本発明に係る振動減衰ばねでは、板ばね
と弾性体とからなる簡単なばね要素により、従来のばね
部材と摩擦発生機構との両方の機能を実現しているた
め、コンパクトな構造で高機能の性能が得られる。さら
に、複数の弾性体は、複数の屈曲部間に配置され、板ば
ねが円周方向に圧縮されるときに板ばねにより弾性変形
させられ1対の側壁の少なくとも一方に摺動する。これ
により、捩じり角度の大きな領域で大きな摺動抵抗が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのクラッチ装置の平
面図。
【図2】クラッチ装置の縦断面概略図。
【図3】クラッチ装置の縦断面概略図。
【図4】振動減衰ばねの平面図。
【図5】図4の部分拡大図。
【図6】板ばねの部分斜視図。
【図7】図5のVII-VII 断面図。
【図8】振動減衰ばねの動作状態を示す部分平面図。
【図9】振動減衰ばねの動作状態を示す部分平面図。
【図10】振動減衰ばねの動作状態を示す部分断面図。
【図11】振動減衰ばねの動作状態を示す部分断面図。
【図12】図1の部分拡大図。
【図13】保持部と転動コロの平面図。
【図14】図13のXIV 矢視図。
【図15】図14のXV-XV 断面図。
【符号の説明】
5 ダンパー機構 20 ダンパー収容室 41 第1入力プレート 42 第2入力プレート 43 ドリブンプレート 50 摺動摩擦抵抗発生機構 51 ニードルベアリング 121 振動減衰ばね 122 板ばね 123 弾性体 124 第1屈曲部 125 レバー部 126 第2屈曲部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダンパー収容室を形成する第1回転部材
    と、 前記第1回転部材と相対回転可能に配置され、前記ダン
    パー収容室内に一部が挿入される第2回転部材と、 前記第1回転部材と前記第2回転部材が相対回転すると
    円周方向に圧縮されるように前記ダンパー収容室内に配
    置され、円周方向に並ぶ複数の屈曲部と前記屈曲部同士
    を接続する複数のレバー部とからなる板ばねと、 前記複数の屈曲部間に配置され、前記板ばねが円周方向
    に圧縮されるときに前記板ばねにより弾性変形させられ
    前記1対の側方内壁の少なくとも一方に摺動する複数の
    弾性体と、を備えたダンパー機構。
  2. 【請求項2】前記ダンパー収容室の外周内壁と前記板ば
    ねとの間に配置された摺動摩擦抵抗低減機構をさらに備
    えた、請求項1に記載のダンパー機構。
  3. 【請求項3】前記板ばねは金属製であり、前記弾性体は
    ゴム製である、請求項1又は2に記載のダンパー機構。
  4. 【請求項4】前記板ばねは1つの細長いリボン状部材が
    交互に折り曲げられて、前記複数の屈曲部と前記複数の
    レバー部とを形成している、請求項1〜3のいずれかに
    記載のダンパー機構。
JP1054697A 1996-09-11 1997-01-23 ダンパー機構 Pending JPH10205581A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1054697A JPH10205581A (ja) 1997-01-23 1997-01-23 ダンパー機構
US08/925,484 US6062548A (en) 1996-09-11 1997-09-05 Vibration attenuating spring and damper mechanism using the same spring
DE19739939A DE19739939B4 (de) 1996-09-11 1997-09-11 Schwingungsdämpfungsfeder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1054697A JPH10205581A (ja) 1997-01-23 1997-01-23 ダンパー機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10205581A true JPH10205581A (ja) 1998-08-04

Family

ID=11753268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1054697A Pending JPH10205581A (ja) 1996-09-11 1997-01-23 ダンパー機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10205581A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7467699B2 (en) Double mass flywheel
JP4625791B2 (ja) スプリングシート及びスプリング組立体
JP2005098401A (ja) クラッチディスク組立体
JP4054712B2 (ja) クラッチ装置
US7438166B2 (en) Flywheel assembly
JP2006336832A (ja) ダンパーディスク組立体及びフライホイール組立体
JP3717091B2 (ja) 摩擦抵抗発生機構
JPH1151119A (ja) フライホイール組立体
JP2001263373A (ja) クラッチ装置
US20040206201A1 (en) Flywheel assembly
JPH10205581A (ja) ダンパー機構
JP4434660B2 (ja) 2マスフライホイール
JP2000002263A (ja) ブッシュ
JPH10205582A (ja) 振動減衰ばね及びダンパー機構
JP2005061488A5 (ja)
JPH10339355A (ja) サブダンパーユニット、ダンパー装置
JP2000074089A (ja) ダンパーディスク組立体
JPH10205580A (ja) ダンパー機構
WO2005028915A1 (ja) フレキシブルフライホイール
JP2001263371A (ja) クラッチ装置
JP4110031B2 (ja) フライホイール組立体
JP3474620B2 (ja) ダンパー装置
JP2002310185A (ja) クラッチディスク組立体
JP2004003678A (ja) 動力伝達装置
JP3805803B2 (ja) 動力伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040608