JPH10192988A - プレスブレーキ用下金型のワンタッチ式ダイホルダ - Google Patents
プレスブレーキ用下金型のワンタッチ式ダイホルダInfo
- Publication number
- JPH10192988A JPH10192988A JP35145196A JP35145196A JPH10192988A JP H10192988 A JPH10192988 A JP H10192988A JP 35145196 A JP35145196 A JP 35145196A JP 35145196 A JP35145196 A JP 35145196A JP H10192988 A JPH10192988 A JP H10192988A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- die holder
- holder
- electric magnet
- bottom face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレスブレーキ用の下金型（ダイ）Ｄを、ダ
イホルダ１に固定するのに、従来のように工数，時間を
要するボルト３及びスパナ等の工具を要することなく、
比較的低価格で簡易にワンタッチ式に固定／解除し得る
ダイホルダ１を提供する。 【解決手段】 このため、ダイホルダ１の内部に、頂部
のダイＤの底部を吸着し得るように複数の電磁石を配設
し、ダイホルダ１の外部側面には、その作動用のつまみ
操作式オン−オフスイッチを配設した。
イホルダ１に固定するのに、従来のように工数，時間を
要するボルト３及びスパナ等の工具を要することなく、
比較的低価格で簡易にワンタッチ式に固定／解除し得る
ダイホルダ１を提供する。 【解決手段】 このため、ダイホルダ１の内部に、頂部
のダイＤの底部を吸着し得るように複数の電磁石を配設
し、ダイホルダ１の外部側面には、その作動用のつまみ
操作式オン−オフスイッチを配設した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、板金ワークの折
曲げ加工用のプレスブレーキ用下金型のワンタッチ式ダ
イホルダに関する。
曲げ加工用のプレスブレーキ用下金型のワンタッチ式ダ
イホルダに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のプレスブレーキ用の下金
型（ダイ）を、ダイホルダ上に固定する方法は、図２
（ａ）にその一例の要部斜視図を示すような手段で行わ
れていた。同（ｂ）図は、その長手方向中心線部分断面
図である。
型（ダイ）を、ダイホルダ上に固定する方法は、図２
（ａ）にその一例の要部斜視図を示すような手段で行わ
れていた。同（ｂ）図は、その長手方向中心線部分断面
図である。
【０００３】図２（ａ），（ｂ）において、Ｄは下金型
（ダイ）、１はダイホルダ、２は、ダイホルダ１の所定
個所に穿設された複数の段付き穴で、そこから座金付き
のボルト３を、ダイＤの底面に設けられたネジ穴４にね
じ込んで固定していた。
（ダイ）、１はダイホルダ、２は、ダイホルダ１の所定
個所に穿設された複数の段付き穴で、そこから座金付き
のボルト３を、ダイＤの底面に設けられたネジ穴４にね
じ込んで固定していた。
【０００４】この方法においては、複数のボルト３に対
して、スパナ等の工具を用い、狭い段付き穴２の奥の中
央部で緊締作業を行うため、例えばワークの折曲げ加工
長が特に長い場合等には、このボルト本数も長さに比例
して増加するため、ダイＤの取付け、交換時には、それ
相当の工数と時間とが必要であった。
して、スパナ等の工具を用い、狭い段付き穴２の奥の中
央部で緊締作業を行うため、例えばワークの折曲げ加工
長が特に長い場合等には、このボルト本数も長さに比例
して増加するため、ダイＤの取付け、交換時には、それ
相当の工数と時間とが必要であった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この問題点を解決するた
めに、例えば特公平７−９０２８１号公報に、スパナ等
の工具を不要にしてワンタッチでダイをダイホルダに固
定し得る“下型クランプ装置”が開示されている。
めに、例えば特公平７−９０２８１号公報に、スパナ等
の工具を不要にしてワンタッチでダイをダイホルダに固
定し得る“下型クランプ装置”が開示されている。
【０００６】その要部の斜視図を図３（ａ）に、またそ
の長さ方向中心線断面図を同（ｂ）図に示す。
の長さ方向中心線断面図を同（ｂ）図に示す。
【０００７】図３の詳細説明は、前記引用公報と重複す
るため省略するが、この改良等によるクランプ装置６
は、工具レスで、ハンドル５の操作により、ワンタッチ
でダイＤをダイホルダ３に固定し得るが、（ｂ）図に示
すように、ダイホルダ３に、専用の回動軸７その他多数
の専用構成要素を必要とし、さらに標準のダイＤへの追
加工を必要とし、コスト上からも一般の各ダイホルダに
広く適用し得る普遍性を欠いている。
るため省略するが、この改良等によるクランプ装置６
は、工具レスで、ハンドル５の操作により、ワンタッチ
でダイＤをダイホルダ３に固定し得るが、（ｂ）図に示
すように、ダイホルダ３に、専用の回動軸７その他多数
の専用構成要素を必要とし、さらに標準のダイＤへの追
加工を必要とし、コスト上からも一般の各ダイホルダに
広く適用し得る普遍性を欠いている。
【０００８】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、前記従来の改良提案例のように、ダイ
ホルダに大規模な改修を要する高コストの手段によるこ
となく、簡易的な従来手持ちのダイをそのまま利用でき
るワンタッチ取付け方法を採用して、ダイ取付けの段取
り時間を短縮し得るワンタッチ式ダイホルダの提供を目
的とする。
なされたもので、前記従来の改良提案例のように、ダイ
ホルダに大規模な改修を要する高コストの手段によるこ
となく、簡易的な従来手持ちのダイをそのまま利用でき
るワンタッチ取付け方法を採用して、ダイ取付けの段取
り時間を短縮し得るワンタッチ式ダイホルダの提供を目
的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、下金型の底面を吸着するための電磁石を、ダイホ
ルダ内部に配設すると共に、このダイホルダ側面に前記
電磁石作動用スイッチを配設したことを特徴とするプレ
スブレーキ用下金型のワンタッチ式ダイホルダ、を提供
することにより、前記目的を達成しようとするものであ
る。
ては、下金型の底面を吸着するための電磁石を、ダイホ
ルダ内部に配設すると共に、このダイホルダ側面に前記
電磁石作動用スイッチを配設したことを特徴とするプレ
スブレーキ用下金型のワンタッチ式ダイホルダ、を提供
することにより、前記目的を達成しようとするものであ
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
一実施例に基づいて詳細に説明する。
一実施例に基づいて詳細に説明する。
【００１１】
【実施例】図１に、本発明に係るプレスブレーキ用の下
金型（ダイ）のワンタッチ式ダイホルダの一実施例の外
観斜視図を示す。
金型（ダイ）のワンタッチ式ダイホルダの一実施例の外
観斜視図を示す。
【００１２】図１において、Ｄはダイ、１はダイホルダ
であり、８は、それぞれダイホルダ１の内部にダイＤの
底部を吸着するよう任意位置に配設された不図示の複数
個の電磁石を、それぞれオン／オフすることができるマ
グネット作動用スイッチを示す。
であり、８は、それぞれダイホルダ１の内部にダイＤの
底部を吸着するよう任意位置に配設された不図示の複数
個の電磁石を、それぞれオン／オフすることができるマ
グネット作動用スイッチを示す。
【００１３】このスイッチ８のつまみをそれぞれオン／
オフ方向に回転することにより、不図示の所定の電磁石
（複数個を同時に作動させるようにしてもよい）によ
り、ダイホルダ１頂部のダイＤの底面をそれぞれ磁力に
より吸着して、ワンタッチでダイＤを固定／解除するこ
とができる。
オフ方向に回転することにより、不図示の所定の電磁石
（複数個を同時に作動させるようにしてもよい）によ
り、ダイホルダ１頂部のダイＤの底面をそれぞれ磁力に
より吸着して、ワンタッチでダイＤを固定／解除するこ
とができる。
【００１４】ダイホルダ１の公知の電磁石の配置及び配
線は、頂部のダイＤの底面を吸着するよう立設するのみ
で、特別の説明を要しないため、図面を省略した。
線は、頂部のダイＤの底面を吸着するよう立設するのみ
で、特別の説明を要しないため、図面を省略した。
【００１５】また、磁力による吸着のため、前記従来例
図２（ｂ）に示したダイＤ底面のねじ穴４加工も不要と
なり、ダイホルダ１の任意の長手方向にダイＤを設置す
ることができる。
図２（ｂ）に示したダイＤ底面のねじ穴４加工も不要と
なり、ダイホルダ１の任意の長手方向にダイＤを設置す
ることができる。
【００１６】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、従来提案のワンタッチ式ダイホルダよりもはるかに
低コストで簡易なワンタッチ式ダイホルダにより、パン
チプレスの下金具（ダイ）取付け固定／解放を短時間に
行うことができるようになった。
ば、従来提案のワンタッチ式ダイホルダよりもはるかに
低コストで簡易なワンタッチ式ダイホルダにより、パン
チプレスの下金具（ダイ）取付け固定／解放を短時間に
行うことができるようになった。
【図１】 一実施例のワンタッチ式ダイホルダの外観斜
視図
視図
【図２】 従来のダイホルダのダイクランプ装置の一図
例
例
【図３】 従来のダイホルダのダイクランプ装置の改良
提案図例
提案図例
Ｄ 下金型（ダイ） １ ダイホルダ ２ 段付き穴 ３ ボルト ４ 段付き穴 ５ ハンドル ６ ダイクランプ装置 ７ 回動軸 ８ 電磁石作動スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 下金型の底面を吸着するための電磁石
を、ダイホルダ内部に配設すると共に、このダイホルダ
側面に前記電磁石作動用スイッチを配設したことを特徴
とするプレスブレーキ用下金型のワンタッチ式ダイホル
ダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35145196A JPH10192988A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | プレスブレーキ用下金型のワンタッチ式ダイホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35145196A JPH10192988A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | プレスブレーキ用下金型のワンタッチ式ダイホルダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10192988A true JPH10192988A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=18417381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35145196A Withdrawn JPH10192988A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | プレスブレーキ用下金型のワンタッチ式ダイホルダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10192988A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100857650B1 (ko) | 2007-03-14 | 2008-09-08 | 현대자동차주식회사 | 프레스 장치 |
| WO2018071945A1 (de) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh & Co. Kg. | Beschickungsverfahren für eine werkzeugmaschine und werkzeug-transfervorrichtung |
| CN111804793A (zh) * | 2020-09-10 | 2020-10-23 | 烟台贝伦环保科技有限公司 | 一种建筑用的铝合金型材的冲压设备 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35145196A patent/JPH10192988A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100857650B1 (ko) | 2007-03-14 | 2008-09-08 | 현대자동차주식회사 | 프레스 장치 |
| WO2018071945A1 (de) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh & Co. Kg. | Beschickungsverfahren für eine werkzeugmaschine und werkzeug-transfervorrichtung |
| EP3943235A1 (de) * | 2016-10-20 | 2022-01-26 | TRUMPF Maschinen Austria GmbH & Co. KG. | Beschickungsverfahren für eine werkzeugmaschine |
| US11471927B2 (en) | 2016-10-20 | 2022-10-18 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh & Co. Kg | Loading method for a machine tool and tool transfer device |
| US11491530B2 (en) | 2016-10-20 | 2022-11-08 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh & Co. Kg | Device for positioning a bending tool |
| CN111804793A (zh) * | 2020-09-10 | 2020-10-23 | 烟台贝伦环保科技有限公司 | 一种建筑用的铝合金型材的冲压设备 |
| CN111804793B (zh) * | 2020-09-10 | 2021-02-26 | 张洛菡 | 一种建筑用的铝合金型材的冲压设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |