JPH10191030A - 画像形成装置及びそのチェックコピー方法 - Google Patents

画像形成装置及びそのチェックコピー方法

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JPH10191030A
JPH10191030A JP8354729A JP35472996A JPH10191030A JP H10191030 A JPH10191030 A JP H10191030A JP 8354729 A JP8354729 A JP 8354729A JP 35472996 A JP35472996 A JP 35472996A JP H10191030 A JPH10191030 A JP H10191030A
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Yuka Nagai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の登録パターンを同時にチェックコピー
することかでき、さらにはパターンの上下左右及びパタ
ーン番号を一目瞭然に判別することができる画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 同時に処理できる最大エリア数よりも1
小さい数の複数エリアを生成するエリア生成手段を設
け、チェックコピー手段は、エリア生成手段により生成
されたエリアに対応した記録紙上のエリア部分に対して
複数の登録パターンを印字すると共に、残りの1エリア
に対して登録パターンの上下左右を認識するための認識
情報及び登録パターン番号を印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、登録されたパター
ンを用いて原稿画像に対して、輪郭処理、影処理、網じ
き・網乗せなどの部分処理(装飾)を施すことが可能な
部分処理機能を有し、例えばデジタル複写機等で構成さ
れる画像形成装置、及びそのチェックコピー方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像形成処理を行うデジタル
複写機等の画像形成装置には、複数のパターンを登録し
たスタテックRAM(以下、SRAMという)上のパタ
ーンを用い、形成された原稿画像に対して装飾を施す部
分処理機能を備えたものが知られている。
【0003】そして、この部分処理機能と共に、SRA
M上に登録したパターンの出力イメージを得るためのチ
ェックコピー機能も付加されている。このチェックコピ
ーを行う際には、固定のカセット段から記録紙を排紙
し、選択された1パターンのみを記録紙の全面に印字し
て出力していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置のチェックコピー機能では、複数のパ
ターンを登録した場合に、各登録パターンの出力イメー
ンを知るのに、1つのパターンしかチェックコピーする
ことができず、これでは、登録パターンの数だけ繰り返
し同じ操作をしなければならないという不便があった。
【0005】また、複数の登録パターンを同時にチェッ
クコピーできる方式が実現したとしても、パターンのみ
のチェックコピーではパターンの上下左右が解りづらい
だけでなく、どのパターンが何番に登録したパターンな
のかも解りづらいという問題が生ずる。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、複数
の登録パターンを同時にチェックコピーすることかで
き、さらにはパターンの上下左右及びパターン番号を一
目瞭然に判別することができる画像形成装置、及びその
チェックコピー方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明である画像形成装置は、画像形成処理を
行う画像形成手段と、複数のパターンを登録するための
パターン登録手段と、前記パターン登録手段によって登
録されたパターンを用いて前記画像形成手段によって形
成された画像に対して部分処理を施す部分処理手段と、
前記パターン登録手段によって登録された複数の登録パ
ターンの出力イメージを得るための印字を行うチェック
コピー手段とを有する画像形成装置において、複数のエ
リアを生成するエリア生成手段を設け、前記チェックコ
ピー手段は、前記エリア生成手段によって生成されたエ
リアに対応する記録紙上のエリア部分に対して前記複数
の登録パターンを印字するものである。
【0008】第2の発明である画像形成装置は、画像形
成処理を行う画像形成手段と、複数のパターンを登録す
るためのパターン登録手段と、前記パターン登録手段に
よって登録されたパターンを用いて前記画像形成手段に
よって形成された画像に対して部分処理を施す部分処理
手段と、前記パターン登録手段によって登録された複数
の登録パターンの出力イメージを得るための印字を行う
チェックコピー手段とを有する画像形成装置において、
同時に処理できる最大エリア数よりも1小さい数の複数
エリアを生成するエリア生成手段を設け、前記チェック
コピー手段は、前記エリア生成手段により生成されたエ
リアに対応した記録紙上のエリア部分に対して前記複数
の登録パターンを印字すると共に、残りの1エリアに対
して登録パターンの上下左右を認識するための認識情報
及び登録パターン番号を印字するものである。
【0009】第3の発明である画像形成装置は、上記第
1または第2の発明において、記録紙がセットされてい
るカセット段を検索するカセット検索手段を備え、前記
チェックコピー手段の動作選択時に、前記カセット検索
手段により、一番上のカセット段から順にアクティブで
記録紙がセットされているカセット段を検索し、その検
索されたカセット段から記録紙を排出するものである。
【0010】第4の発明である画像形成装置は、上記第
1乃至第3の発明において、選択された記録紙サイズに
応じてエリアサイズを算出するエリアサイズ算出手段を
備え、前記チュックコピー手段の動作選択時に、前記エ
リア生成手段は、前記エリアサイズ算出手段によって算
出されたエリアサイズで複数のエリアを生成するもので
ある。
【0011】第5の発明である画像形成装置のチェック
コピー方法は、画像形成処理を行う画像形成手段と、複
数のパターンを登録するためのパターン登録手段と、前
記パターン登録手段によって登録されたパターンを用い
て前記画像形成手段によって形成された画像に対して部
分処理を施す部分処理手段と、前記パターン登録手段に
よって登録された複数の登録パターンの出力イメージを
得るための印字を行うチェックコピー手段とを有する画
像形成装置に、複数のエリアを生成するエリア生成手段
を設けておき、前記チェックコピー手段の動作選択時
に、前記エリア生成手段により複数のエリアを生成し、
その生成されたエリアに対応する記録紙上のエリア部分
に対して前記複数の登録パターンを印字するようにした
ものである。
【0012】第6の発明である画像形成装置のチェック
コピー方法は、画像形成処理を行う画像形成手段と、複
数のパターンを登録するためのパターン登録手段と、前
記パターン登録手段によって登録されたパターンを用い
て前記画像形成手段によって形成された画像に対して部
分処理を施す部分処理手段と、前記パターン登録手段に
よって登録された複数の登録パターンの出力イメージを
得るための印字を行うチェックコピー手段とを有する画
像形成装置に、複数のエリアを生成するエリア生成手段
を設けておき、前記チェックコピー手段の動作選択時
に、前記エリア生成手段により、同時に処理できる最大
エリア数よりも1小さい数のエリアを生成し、その生成
されたエリアに対応した記録紙上のエリア部分に対して
前記複数の登録パターンを印字すると共に、残りの1エ
リアに対して登録パターンの上下左右を認識するための
認識情報及び登録パターン番号を印字するようにしたも
のである。
【0013】第7の発明である画像形成装置のチェック
コピー方法は、上記第5または第6の発明において、前
記チェックコピー手段の動作選択時に、一番上のカセッ
ト段から順にアクティブで記録紙がセットされているカ
セット段を検索し、その検索されたカセット段から記録
紙を排出するようにしたものである。
【0014】第8の発明である画像形成装置のチェック
コピー方法は、上記第5乃至第7の発明において、選択
された記録紙サイズに応じてエリアサイズを算出するエ
リアサイズ算出処理を予め行い、前記チュックコピー手
段の選択動作時に、前記エリア生成手段は、前記エリア
サイズ算出処理によって算出されたエリアサイズで複数
のエリアを生成するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0016】図1は、本発明の画像形成装置の実施形態
に係るデジタル複写機置の要部構成図である。
【0017】同図において、露光ランプ101は、蛍光
灯、ハロゲンランプ等からなり、その長手方向に対して
垂直方向に移動しながら、原稿載置ガラス(原稿台)1
00上の原稿を照射する。露光ランプ101の照射によ
る原稿からの散乱光は、第1、第2及び第3のミラー1
02、104、105に反射され、レンズ107に到達
する。この時、露光ランプ101と第1のミラー102
で構成される第1の可動体103の移動に対して、第2
のミラー104と第3のミラー105で構成される第2
の可動体106は、1/2のスピードで移動し、照射し
た原稿面から、レンズ107までの距離は常に一定に保
たれる。
【0018】原稿上の像は、ミラー102、104、1
05及びレンズ107を介して、数千個の受光素子がラ
イン配列されたCCDラインセンサー108の受光部上
に結像し、CCDラインセンサー108により逐次、ラ
イン単位で光電変換される。光電変換された信号は、図
示せぬ信号処理部で処理され、PWM変調されて出力さ
れる。
【0019】露光制御部110は、信号処理部の出力で
あるPWM変調した画像信号に基づいて半導体レーザを
駆動し、光ビームを定速回転している感光体140の表
面に照射する。この時、ドラム状の感光体140の軸方
向と平行にポリゴンミラーを用いて光ビームを偏向走査
する。また、露光制御部110は、冷却ファン109に
より冷却される。なお、感光体140は、光ビームを照
射する前に、図示せぬ前露光ランプによりドラム上の残
量電荷が除電され、1次帯電器128でその表面が均一
に帯電されている。従って、感光体140は回転しなが
ら光ビームを受けることにより、ドラム表面に静電潜像
が形成される。そして、現像器111により、ドラム表
面の静電潜像を所定色の現像剤(トナー)で可視化す
る。
【0020】一方、123,124は被転写紙積載部
で、定形サイズの被転写紙が積載収納される。リフトア
ップ125,126は、被転写紙積載部123,124
に収納されている被転写紙を給送ローラー対129,1
32の位置まで持ち上げる動作をする。給送ローラー対
129,132は、図示せぬ同一のモーターにより駆動
され、ローラー回転方向の切り替えにより、被転写紙積
載部123または124の一方から被転写紙を選択的に
給紙する。また、給送ローラー対129及び132の夫
々の対のローラーは、給紙と逆回転方向にトルクがかけ
られており、これにより記録媒体の重送を防止してい
る。
【0021】給送ローラー130,133,134,1
35は、被転写紙積載部123,124からの被転写紙
を、レジストローラー138まで給送する。本実施形態
では第3及び第4の被転写紙積載部をさらに下方に連結
して、拡張することが可能であり、131は、下方に連
結された被転写紙積載部から被転写紙を給送ローラーへ
導く給紙動作をする給送ローラー対である。
【0022】また、操作部上で手差し給紙モードを選択
した場合、手差しトレー137を開いて被転写紙を手差
し給紙すれば、給送ローラー136がレジストローラー
138までその手差しされた被転写紙を給送する。
【0023】レジストローラー138は、感光体140
に形成された画像先端と、被転写紙の先端のタイミング
を合わせて転写位置に被転写紙を給紙する。139は転
写帯電器で、感光体140上の現像されたトナー像を給
送された被転写紙に転写する。転写後、感光体140
は、クリーナー127により、残ったトナーを除去され
る。転写の終了した被転写紙は、感光体140の曲率が
大きいため、感光体140から分離しやすいが、さら
に、除電針144に電圧をかけることで感光体140と
被転写紙の問の吸着力を弱め、分離を行いやすくしてい
る。
【0024】分離された被転写紙は、搬送ベルト141
で定着部112,113に送られ、トナーが定着され
る。112は、セラミック・ヒーター、及びフィルム、
2つのローラーで構成され、セラミック・ヒーターの熱
は、薄いフィルムを介して効率よく伝達される。冷却ロ
ーラー114は、定着部ローラー113を放熱する。給
送ローラー115は、大ローラー1つと小ローラー2つ
で構成され、定着部からの被転写紙を給送すると共に、
被転写紙の巻き癖を補正する。
【0025】方向フラッパー122は、被転写紙の搬送
方向を、動作モードに応じて切り替える。被転写紙の片
面へ1度の転写を施すモード(片面記録時)において
は、給送ローラー115から排紙口へ向かう経路が選択
される。116は排紙ローラ対で、画像形成の終了した
被転写紙を排紙トレー142に積載排紙する。なお、両
面記録時は、片面の現像を終えて排紙ローラー対116
による排紙動作中、被転写紙の後端を残した状態で、排
紙ローラー対116を逆回転させる。また、同時に方向
フラッパー122の向きを切り替えて、方向フラッパー
122の下方を通過させ、排紙口から給送ローラー11
7へ被転写紙を送る。
【0026】給送ローラー117は、給送ローラー11
5と同様の構成を有し、被転写紙の巻き癖を補正し、被
転写紙を中間トレー143へ送る。その後、被転写紙
は、中間トレー143から給送ローラー118、11
9、121、135の順で、前述の転写位置に給紙さ
れ、被転写紙の裏面へのトナー転写が行われ、更に排紙
トレー142に排出される。また、多重記録時は、給送
ローラー115を通過した被転写紙は、方向フラッパー
122の向きの切り替えにより、図面上、方向フラッパ
ー122の右側を通過し、給送ローラー117へ送られ
る。給送ローラー117は、被転写紙を中間トレー14
3へ送る。その後、被転写紙は、中間トレー143から
給送ローラー118、119、121、135の順で、
前述の転写位置に給紙され、前回の転写と同一面にトナ
ー転写が行われ、更に排紙トレー142に排出される両
面記録時、または多重記録時において、複数枚記録する
場合、1枚目の被転写紙は、停止した給送ローラー11
8で固定された状態で、中間トレー143に積載され
る。総送ローラー118は、2枚目の被転写紙が到達す
ると、回転を開始して、2枚の被転写紙をローラー間に
挟む。2枚の被転写紙は、停止した給送ローラー118
で固定された状態で、中間トレー143に積載される。
3枚目以降の被転写紙も、同様にして、中間トレー14
3に積載される。この時、後から重ねられた被転写紙の
先端は、図2に示すように給送方向に対して後方にずら
して重ねられる。操作者の所望の枚数が中間トレー14
3に重ねられると、中間トレー143からの給送動作が
開始する。
【0027】給送ローラー118、119が、給送ロー
ラー121へ被転写紙を送る途中、分離レバー120が
1枚目と2枚目の被転写紙の先端の間に降りて、1枚目
の被転写紙はそのまま給送ローラー121へ送られ、給
送ローラー135により給紙され、転写位置に導かれて
転写が行われる。また、2枚目以降の被転写紙は分離レ
バー120の上に乗り上げた後、給送ローラー118、
119が逆回転して中間トレー143に戻される。同様
の動作を繰り返して、中間トレー143の全ての被転写
紙を給送する。
【0028】なお、紙検出センサーが、被転写紙の搬送
路に配置され、紙詰まりなどのエラー検知、及び各部の
動作タイミングを計るために用いられる。第1のセンサ
ー150は、給送ローラー135の手前、第2のセンサ
ー151は、レジストローラー138の手前、第3のセ
ンサー152は、給送ローラー115の手前、第4のセ
ンサー153は、排紙ローラー対116と排紙口の間、
第5のセンサー154は、給送ローラー117の直後、
第6のセンサー155は、分離レバー120の手前に配
置されている。
【0029】また、160は標準白色板で、CCDライ
ンセンサー108の感度不均一や光源、光量の不均一等
に起因する画像信号の出力レベルのバラツキ(シェーデ
ィング歪)を補正するためのシェーディング補正データ
を得るためのものである。原稿のスキャンに先だって、
CCDラインセンサー108によって、この標準白色板
160を複数回スキャンし、それによって得た白画像デ
ータをシェーディング補正データとして用い、原稿画像
をCCDラインセンサー108でスキャンして得た画像
信号のレベル不均一補正(シェーディング補正)を行
う。
【0030】図3に、本実施形態の自動原稿送り装置
(以下、ADF)の断面図を示す。
【0031】ADFは、本体に対して着脱可能で、原稿
台に対して開閉可能なフタのような構造になっている。
図3は閉じた状態で、この時、ADFが動作可能であ
る。215は、原稿台ガラス(図1の原稿台100に対
応)であり、216は、付き当て板で、本体側に属する
部材である。また、図示せぬケーブルによって、ADF
と本体は電気的に連結し、本体との連帯動作を可能にし
ている。サイド規制部材201は原稿の送り方向に対し
て垂直な方向、図面上では手前、及び奥方向に可動し、
原稿の幅と位置を合わせる部材である。
【0032】操作者が原稿積載トレー部217上に原稿
面を下向きにして原稿を載せ、サイド規制部材201を
セットして、コピースタートキー305により操作コピ
ー動作などをスタートさせると、原稿送りの開始信号
が、ケーブルを介して本体より伝達され、原稿送り動作
がスタートする。レバー218は、給紙時、ローラー押
さえ202を押し下げて、ストッパー219を上方に持
ち上げ、給紙ローラー203の回転により給紙する。
【0033】分離ローラー205、及びローラー押さえ
204は、給紙ローラー203から受けた原稿を1枚ず
つ分離して送る。レジストローラ対208、209は、
分離ローラー205から受けた原稿を、原稿押さえ21
0と、原稿台ガラス215の間に送る。原稿押さえ21
0は、レジストローラ対208、209より給紙された
原稿を、原稿台ガラス上に導く形状になっている。
【0034】また、原稿が原稿台ガラス215に密着す
るように、図示せぬバネ部材により適度に加圧されてい
る。このとき、デジタル複写機本体の第1の可動体20
3は、原稿が原稿台ガラス215に密着する位置220
の下方に移動して停止している。これにより、ADFに
よって送られる原稿をスキャンする(CCDラィンセン
サー208で光電変換する)。排紙ローラ対211、2
12は、スキャンされた後の原稿を排紙トレー214上
に排紙する。なお、206、207、213は、原稿送
り動作中の原稿の通過状態を検知するレバースイッチ
で、ON/OFFのタイミングで紙詰まりなどのエラー
を判定する。
【0035】図4は、デジタル複写機の操作部のキー配
列を示し、以下、図に従い説明する。
【0036】315は、主電源ランプであり、電源オン
時に点灯する。図示せぬ電源スイッチは、本体の側面に
配置され、本体への通電を制御する。301は、予熱キ
ーであり、予熱モードのON/OFFに使用する。30
4は、コピーモードキーであり、複数の機能の中からコ
ピーモードを選択するときに使用する。303は、ファ
ックスモードキーであり、複数の機能の中からファック
スモードを選択するときに使用する。302は、オプシ
ョンモードキーであり、プリンタなどのオプション装置
を装着しているとき、複数の機能の中からオプションモ
ードを選択するときに使用する。
【0037】317〜322は、状況表示ランプであ
り、それぞれ、ランプ317及び318はコピー動作
中、ランプ319及び320はファクシミリ動作中、ラ
ンプ321及び322はオプション動作中の状態を示
す。また、ランプ317、319、321は正常動作の
状態を示し、ランプ318、320、322は、エラー
の状態を示す。更に、ランプ317は、点滅ならばコピ
ー中、点灯ならば画像メモリを使用中である事を示す。
【0038】ランプ319は、点滅ならばファックス送
受信中、点灯ならば画像メモリを使用中である事を示
す。ランプ321は、点滅ならばデータ受信中、点灯な
らばデータ送信中である事を示す。そして、ランプ31
8、320、322は、各モードについて、点滅なら
ば、紙詰まり、紙なし、トナーなしの状態を示し、点灯
ならば、故障の状態を示す。305は、コピースタート
キーであり、コピーの開始を指示するときに用いるキー
である。306は、ストップキーであり、コピーを中断
したり、中止したりするときに用いるキーである。30
8は、リセットキーで、スタンバイ中は標準モードに復
帰させるキーとして動作する。309は、ガイドキーで
あり、各機能を知りたいときに使用するキーである。3
11は、割り込みキーであり、コピー中に割り込みして
コピーしたいときに用いる。312は、テンキーであ
り、数値の入力を行うときに使用する。313は、クリ
アキーであり、数値をクリアするときに用いる。310
は、ユーザーモードキーであり、ユーザーがシステムの
基本設定を変更するときに使用する。
【0039】314は、20個のワンタッチ・ダイヤル
・キーであり、ファクシミリ送信において、ワンタッチ
でダイヤルする時に使用する。316は2枚組のフタで
あり、ワンタッチ・ダイヤル・キー314の各キー部分
がくり抜かれ形状の2重のフタになっている。図示せぬ
センサースイッチにより、2枚のフタが閉じられた第1
の状態、1枚目のフタだけが開いた第2の状態、及び2
枚のフタが開いた第3の状態を検出する。これら3種類
のフタの開閉状態と組み合わせで、ワンタッチ・ダイヤ
ル・キー314のキーの動作が決定されるので、本実施
形態では、キーが20×3=60個存在するのと同等の
効果を持つ。307は、液晶画面とタッチセンサの細合
せからなるタッチパネルであり、各モード毎に個別の設
定画面が表示され、さらに、描画されたキーに触れるこ
とで、各種の詳細な設定を行うことが可能である。
【0040】図5及び図6は、デジタル複写機の信号処
理のブロック図を示し、以下、図に従い説明する。数千
個の受光素子からなるCCDラインセンサー401(図
1のCCDラインセンサー108に対応)は、1ライン
分の電気信号を、奇数画素と偶数画素の2系統に分けて
出力する。A/D変換部402は、CCDラインセンサ
ー401から出力されるアナログ信号を受けて、ディジ
タル信号に変換して出力する。
【0041】図7は、A/D変換部402の構成を示す
図である。
【0042】アナログ処理回路501はCCDラインセ
ンサーの2系統の信号を入力し、各系統毎に、クラン
プ、ゲイン調整、及びサンプルホールドを実施した後、
スイッチング処理によって、1系統に統合して出力す
る。A/D変換器502は、信号入力にアナログ処理回
路501の出力信号を入力し、アナログスイッチ503
からの基準電圧入力の電圧を基準にして、8ビットのデ
ィジタル信号を出力する。AE回路504は、A/D変
換器502の基準電圧を制御して、原稿の地の部分のA
/D変換器出力を白レベル(FFhex)に近づける動
作をする。
【0043】アナログスイッチ503は、アナログ処理
回路501からの一定基準電圧と、AE回路504から
の基準電圧のうちの一方を、CPU423からの制御信
号に従い、選択してA/D変換器502に出力する。
尚、図示せぬ駆動信号発生回路が設けられ、これにより
CCDラインセンサー、アナログ処理回路501、A/
D変換器502に同期信号などライン単位の信号や、駆
動クロックを供給する。
【0044】AE回路504は、A/D変換器502の
出力を基にして、A/D変換器の基準電圧値を制御す
る。即ち、AE回路504は、A/D変換器502の出
力がFFhexならば、AB回路504に接続された図
示せぬ第1のコンデンサと第1の抵抗により決まる第1
の時定数に従い、図8(b)に示すように基準電圧出力
を上昇させる。またA/D変換器502の出力がFFh
exでなければ、AE回路に接続された図示せぬ第2の
コンデンサと第2の抵抗により決まる第2の時定数に従
い、図8(a)に示すように基準電圧出力を下降させ
る。尚、画像信号の変化により急激に基準電圧出力が変
化しないように、上記のそれぞれの時定数を数十ライン
分に設定している。
【0045】図5において、シェーディング補正部40
3は、A/D変換されたディジタル信号を入力し、主に
光学系、及びセンサーの画素間の出力値のぱらつきを黒
レベル、及びゲインについてディジタル的に補正する。
パターンジェネレータ404は、スキャナー部以後の機
能チェックのため、縦罫線、横罫線、格子線、グレース
ケールなどの各種画像パターンを発生する。セレクタA
405は、シェーディング補正部403、またはパター
ンジェネレータ404の出力の一方を、CPU423の
制御信号に従い選択して、出力する。
【0046】コネクタA406は、画像入力信号、画像
出力信号、画素クロック信号、画像イネーブル信号、同
期信号の各端子を含む。画像出力信号の端子にはセレク
タA405の出力が接続され、新たな信号処理回路をコ
ネクタA406に接続する事により、機能の拡張を可能
にする。セレクタB回路をコネクタA406に接続する
事により、機能の拡張を可能にする。セレクタB407
は、セレクタA405の出力信号と、コネクタA406
からの出力信号のうちX一方を、CPU423の制御信
号に従い選択して、出力する。
【0047】変倍処理部408は、主走査方向の間引き
処理、線形補間処理、副走査方向の間引き処理、斜体処
理、鏡像処理、リピート処理、折り返し処理の機能を有
する。主走査方向の変倍は、セレクタB407の信号を
入力し、線形補間処理により隣接2画素から画素値を演
算することにより実現する。但し、主走査方向の変倍率
が50%以下の場合、モアレや細線の途切れを防止する
ため、前処理として主走査方向間引き処理が実施され
る。前処理では、隣接するn画素(n=2、4、8)に
ついて、(a)最大値または、(b)平均値を出力す
る。nの値と、処理(a)(b)の選択はCPU423
により実施される。
【0048】副走査方向の変倍は、露光ランプやミラー
などの光学系の走査スピードを変更するか、自動原稿給
紙装置の使用時は、原稿台200への給紙のスピードを
変更して変倍を実現する。ただし、光学系の走査スピー
ドや、給紙のスピードの高速化の限界を超える位の小さ
い変倍率の場合、この変倍処理部408の副走査方向の
電気的な間引き処理と合わせて変倍を実現する。副走査
方向の間引き処理では、SRAMメモリーA409から
なるラインバッファーを有し、ライン間で隣接するn画
素(n=2、4、8)について(a)最大値または、
(b)平均値を出力する。nの値と、処理(a)、
(b)の選択はCPU423により実施される。また、
斜体処理、鏡像処理、リピート処理、折り返し処理の各
機能は、SRAMメモリーA409からなるラインバッ
ファーの読み出し制御により実現している。
【0049】ヒストグラム作成は、セレクタB407の
出力を受けて、変倍処理部408のSRAMメモリーA
409を利用してヒストグラムを作成する。ヒストグラ
ム作成におけるサンプリング間隔、及びサンプリング範
囲を決める信号は、タイミング信号発生器424により
制御される。タイミング信号発生器424は、CPU4
23により制御される。作成されたヒストグラムのデー
タは、プリスキャン使用時のAEモードにおいて、輝度
濃度変換のテーブル決定のために用いられる。
【0050】フィルター処理部410は、ラインバッフ
ァー411を有し、変倍処理後の信号を入力し、5×5
のマスクサイズでフィルター処理を実施する。フィルタ
ー処理部410のフィルタを構成する係数は、図9に示
すように、a〜fの6種類で、点対称の位置にある係数
は同じ値に設定される。また、a〜fは次の関係式を持
つ。
【0051】a+4*(b+c+d+f)+8*e=1 このフィルター処理部410の係数を調節する事によ
り、光学系、出力系の補正、及びユーザーによるシャー
プネスの調節を実現している。画像処理部412は、フ
ィルター処理部410の信号を入力し、マスキング処
理、または反転処理を実施する。コネクタB413は、
画像入力信号、画像出力信号、画像クロック信号、画像
イネーブル信号、同期信号の各端子を含む。画像出力信
号の端子にはフィルター処理部410の出力が接続さ
れ、新たな信号処理回路をコネクタB413に接続する
事により、機能の拡張を可能にする。
【0052】この回路は図10に示すような構成を採
る。コネクタBより入力された画像を2値化処理部60
1で2値化し、2値化された画像に対して孤立点除去部
602で孤立点を除去する。この孤立点除去とは、原稿
にある小さなゴミ(ドット)を画像処理の対象から外す
ためのものである。また、輪郭・影抽出部603では2
値化した結果の黒画素に対して操作部から設定された濃
度で輪郭および影を付加するものである。
【0053】次に変換処理部605では2値画像に対し
て、黒画素あるいは白画素部分にSRAM606に予め
記録されているパターンで網じき・網乗せなどの装飾を
行う。これら画像処理は、コネクタB413より得られ
るエリア信号によって、複数のエリアに対し各々の処理
を施すことが可能である。ただし、ユーザーの任意のパ
ターンを蛍光ランプ201でスキャンする事によって読
み込み、SRAM606に登録することが可能である。
【0054】次に、本実施形態におけるチェックコピー
機能の説明を以下に述べる。
【0055】チェックコピーとは、登録パターンを用い
て原稿に対して装飾したときの出力イメージを知るため
のものである。また、パターンのみの出力の場合、上下
左右力晩年り辛く、同じ様なパターンを登録した場合に
はどのパターンが何番目のパターンに相当するのか判ら
なくなるのを防ぐため、一番番号の小さいパターンの下
に印を付けるものとする。
【0056】具体的には、一度に処理できる最大エリア
数が4の場合、チェックコピーで出力する登録パターン
の数を最大エリア数より1少ない3にする。エリア1、
エリア2、エリア3はそれぞれ図11の701、70
2、703に対応している。また、これらパターンがN
o.1,No2,No3のパターンであるとすれば、一
番小さい番号すなわちNo.1のパターン701の下に
印704を付加する。印704はエリア4に相当するも
ので、画像処理部412で反転することによりアンダー
ラインの様な形態をとって出力される。
【0057】次に、チェックコピーをする際のカセット
段の検索方法の一例を以下に述べる。操作部よりチェッ
クコピーの指示が入力されると、CPU423はどのカ
セット段から排紙をするか、検索を始める。まず図12
のS101において、検索するカセット段の初期値をn
=1段目にセットする。S102では1段目のカセット
がオートカセット選択ONの状態でアクティブになって
いるかどうかを判断し、もしアクティブであればそのカ
セットに用紙がセットされているかどうかをS103に
てチェックする。用紙がセットされているならば1段目
のカセットから排紙することをS104で決定し、起動
させる。S102およびS103において、判断結果が
Noの場合はS105でn=n+1をセットし、2段目
のカセットに対して同様のチェックを行う。
【0058】このようにして選択されたカセット段にセ
ットされている任意のサイズの用紙に、最適な大きさで
エリアを作成するための方法を図11を用いて以下に述
べる。図中c,e,fは予め決められており固定値とす
る。用紙の主走査方向の長さをa、副走査方向の長さを
bとすると、エリアのサイズdは、 d={b−(c+c+c)}/3=(b−4c)/3 という関係で求められる。さらにa/2を中央としてプ
ラス、マイナスd/2のところにエリアを位置づける。
印704はパターン701よりfだけ下に離れたところ
に、縦e、横dのエリアとして生成される。セレクタC
414は、画像処理部412の出力信号と、コネクタB
413からの出力信号のうちの一方を、CPU423の
制御信号に従い選択して、出力する。
【0059】コネクタC415は、画像入力信号、画像
出力信号、画素クロック信号、画像イネーブル信号、同
期信号、アドレス・バス、データ・バス、割り込み信号
の各端子を含む。画像出力信号の端子にはセレクタC4
14の出力が接続され、新たなシステムをコネクタC4
15に接続する事により、機能の拡張を可能にする。
【0060】合成処理部416は、セレクタC414の
出力信号を一方の入力Aに入力し、コネクタC415か
らの出力信号を他方の入力Bに入力し、合成処理して出
力する。出力の種類は、(1)はめ込み合成、(2)多
童合成、(3)網乗せ、(4)透かし合成、(5)入力
Aをスルー、(6)入力Bをスルー、といったものがあ
り、CPU423の制御信号により選択される。
【0061】各合成を図13で説明する。はめ込み合成
は、画像の1部を抜き取って、他の画像にはめ込む処理
で、同図(d)はその一例で、同図(b)の長方形の周
辺の矩形のエリアを抜き取って、同図(a)にはめ込ん
だ画像である。多童合成は、2枚の画像について、濃度
の濃い方を選択して合成する処理で、同図(e)はその
一例で、同図(a)と同図(b)から合成した画像であ
る。透かし合成は、一方の画像の濃度が所定のしきい値
以下の画素を、もう一方の画像で置き換える。この時、
置き換える画像は、所定の係数を乗算して濃度を小さく
し、透かしのような効果を持たせる。同図(f)はその
一例で、同図(b)の画像に対して、同図(a)を透か
して合成している。網乗せは、一方の画像の濃度が所定
のしきい値以上の画素を、もう一方の画像で置き換え
る。同図(g)はその一例で、同図(a)の画像の濃度
の濃い円が、同図(c)の模様で置き換えられている。
【0062】テーブル変換処理部417は、合成処理部
416の出力信号を入力し、接続されているSRAMメ
モリーB418のデータに従い、テーブル変換処理して
出力する。2値化処理部419は、テーブル変換処理部
417の出力信号を入力し、所定の2値化方式で処理す
るか、スルーで出力するかを、CPU423の制御信号
に従い、選択して出力する。本実施形態の2値化におい
ては、1画素を主走査方向について2分割し、分割され
た小画素を2値で表し、主走査方向の解像度を向上して
いる。
【0063】バッファー420は、2値化処理部419
の出力信号を入力し、バッファー420以前と以後の処
理速度、及び画像信号の読み出し開始時間を調整してい
る。PWM回路421は、バッファー420からのディ
ジタル信号を入力し、パルス幅変調して出力する。ま
た、PWM回路421は3種類の変調方式を有し、シス
テムのモードに応じて適切な変調方式がCPU423に
より選択されて処理が行われる。
【0064】第1の変調方式は、解像度優先モードであ
り、図14(a)に示すように、8ビットで表された画
素データを、D/A変換、及びサンプル・ホールドし、
1画素周期の三角波信号とコンパレートして、PWM出
力をする。
【0065】第2の変調方式は、階調優先モードであ
り、図14(b)に示すように、8ビットで表された画
素データを、D/A変換、及びサンプル・ホールドし、
3画素周期の三角波信号とコンパレートして、PWM出
力する。尚、図15(e)は、サンプル・ホールドの周
期と三角彼信号を共に3画素周期にした変調方式を示す
が、低周波の変調信号が得られ、安定した階調特性が得
られる。第2の変調方式において、低周波の画像データ
に対して図15(e)と同様の特徴が得られるが、さら
に図15(d)に示すように、振幅が大きく、かつ高周
波の成分に対して、成分を保存したまま変調する特徴も
合わせ持つ。
【0066】第3の変調方式は、2値画像モードであ
り、図14(c)に示すように、1画素を主走査方向に
4分割した、2値の変調信号を出力する。4分割された
小画素の値は、第1の画素クロックの立ち上がり、立ち
下がり、及び第1の画素クロックを1/4位相遅延した
第2の画素クロックの立ち上がり、立ち下がりを用い
て、画素データのそれぞれビット7、ビット5、ビット
6、ビット4をラッチして得る。
【0067】本実施形態の2値化方式では、ビット7と
ビット6、及びビット5とビット4の組み合せでそれぞ
れ1小画素を作り、1画素を主走査方向に2分割した形
で使用する。レーザー部422は、PWM回路420の
出力を受けて、レーザーの点灯動作を制御する。タイミ
ング発生器424、制御信号発生部425は、スキャナ
ー動作を開始する前の段階で、CPU423により設定
される。タイミング発生器424は、システム各部のタ
イミング信号を発生する。また、制御信号発生部425
は、CPU423の拡張ボートとして動作し、システム
各部の制御信号として用いられる。
【0068】また、CPU423のバスであるシステ
ム.アドレス・バス、及びシステム・データ・バスは、
各コネクタに接続され、CPU423は、コネクタに連
結されたシステムを制御する。426は図4に示す操作
部であり、CPU423はキー入力及び表示の制御も行
う。CPU423は図3のADFの制御並びにポリゴン
ミラーを駆動するドライバーの駆動制御を行う。
【0069】図16及び図17は、システムの構成を示
し、以下、図に従い説明する。図16は基本のコピー機
能にファクシミリ機能、プリンター機能、電子ソーター
機能を付加したシステムであり、図17はファクシミリ
機能を付加したシステムを示す。図16及び図17にお
いて、信号処理部801は前述の図5及び図6に示した
基本のコピー機能に関する処理を実施し、ファクシミリ
部803、プリンタ部805、画像蓄積部804は、そ
れぞれファクシミリ機能、プリンター機能、電子ソータ
ー機能に関する処理を実施する。画像蓄積部804は、
さらに、外部コネクタを有し、外部スキャナーや電子フ
ァイルなどの機能を付加する事も可能である。、解像度
・階調数変換部802は、各機能毎に解像度、及び階調
数が異なるため、機能間の解像度、及び階調数の整合を
とり、最適な画質に変換する動作をする。この解像度・
階調数変換部802を信号処理部801に接続する事
で、必要に応じて、システムを拡張する事を可能にして
いる。
【0070】信号処理部801と解像度・階調数変換部
802との接続は、図5のコネクタC415を介して行
われる。解像度・階調数変換部802と信号処理部80
1、ファクシミリ部803、画像蓄積部804、及びプ
リンタ部805を接続する各コネクタには、システムの
アドレス・バス、データ・バス、同期信号、画素クロッ
ク信号、割り込み信号などの端子が含まれている。この
うち、アドレス・バス、データ・バスは、図6のCPU
423のバスである。
【0071】また、同期信号は、タイミング発生器42
4から発生している。画素クロック信号は、信号処理部
の図示せぬ発振器より発生する。割り込み信号は、ファ
クシミリ部803、画像蓄積部804及びプリンタ部8
05から、処理の要求や、処理の終了、エラーの発生な
どを図6のCPU423に伝達するために用意されてい
る。
【0072】図18は、解像度・階調数変換部802の
内部のブロック図を示す。
【0073】マルチプレクサーA901は、信号処理部
801、ファクシミリ部803、プリンタ部805、画
像蓄積部804からの出力信号を受け、第1、第2、第
3、第4の信号経路へ振り分ける。第1の信号経路は、
スルーの経路であり、第2の信号経路は、2値の画像信
号を受けて曲線の輪郭を滑らかに見せる処理をして出力
する経路であり、輪郭平滑化処理部A902がマルチプ
レクサーA901から2値の画像信号を受け、1画素を
主走査方向について4分割した小画素に対して、それぞ
れ1ビットを割り当て、画素当たり4ビットで出力す
る。
【0074】第3の信号経路は、多値信号を2値化する
経路で、テープル変換処理部903がマルチプレクサー
A901から多値信号を受けてテープル変換し、更に2
値化処理部904がテープル変換処理部903の出力信
号を受けて、平均濃度法を用いて2値化処理する。この
時、1画素を主走査方向について2分割した小画素に対
して、それぞれ1ビットを割り当て、画素当たり2ビッ
トで出力する。第4の信号経路は、様々な解像度の2値
画像を受けて曲線の輪郭を滑らかに見せる処理をして8
ビットの多値出力する経路であり、輪郭平滑化処理部B
905が、マルチプレクサーA901から2値信号を受
けて、曲線の輪郭を滑らかに見せる処理をして、8ビッ
トの多値信号を出力し、更に変倍処理部906が、輪郭
平滑化処理部905の多値出力を受けて、線形補間して
8ビットの多値信号を出力する。
【0075】マルチプレクサーB907は、第1、第
2、第3、第4の信号経路からの信号を受け、信号処理
部801、ファクシミリ部803、プリンタ部805、
画像蓄積部804へ振り分ける。ファクシミリ送信動作
において、画像信号は信号処理部801から解像度・階
調数変換部802を介して、ファクシミリ部803へ送
られる。この時、図18のマルチプレクサーA901は
1→Cが選択され、画像信号が第3の信号経路を通過
し、マルチプレクサーB907は3→Dが選択されるよ
うに、CPUが制御する。また、ファクシミリ受信動作
において、ファクシミリ部803から解像度・階調数変
換部802を介して、画像信号は信号処理部801へ送
られる。この時、図18のマルチプレクサーA901
は、4→Dが選択され、第4の信号経路を通過し、マル
チプレクサーB907は、4→Aが選択されるように、
CPUが制御する。
【0076】プリンター動作において、プリンタ部80
5から解像度・階調数変換部802を介して、画像信号
は信号処理部801へ送られる。この時、図18のマル
チプレクサーA901は、2→Bが選択され、画像信号
は第2の信号経路を通過し、マルチプレクサーB907
は、2→Aが選択されるように、CPUが制御する。ま
た、プリンター動作において、異なる用紙サイズへの定
形変倍をする場合、画像信号はプリンタ部805から解
像度・階調数変換部802を介して、信号処理部801
へ送られる。この時、図18のマルチプレクサーA90
1は、2→Dが選択され、画像信号は第4の信号経路を
通過し、マルチプレクサーB907は、4→Aが選択さ
れるように、CPUが制御する。
【0077】電子ソーター機能などの使用時、画像信号
は信号処理部801から解像度・階調数変換部802を
介して、画像蓄積部804へ送られる。この時、図18
のマルチプレクサーA901は、1→Aが選択され、画
像信号は第1の信号経路を通過し、マルチプレクサーB
907は、1→Cが選択されるように、CPUが制御す
る。
【0078】プリンタ機能において、画像データを逆順
にソートして出力する場合、画像信号は1度、プリンタ
部805から解像度・階調数変換部802を介して、画
像蓄積部804へ送られる。この時、図18のマルチプ
レクサーA901は、1→Aが選択され、画像信号は第
1の信号経路を通過し、マルチプレクサーB907は、
1→Cが選択されるよう、CPUが制御する。
【0079】画像蓄積部804は、ハードディスクへ画
像を書き込み、読み出す時は逆の順番で読み出す。読み
出した画像信号は、画像蓄積部804から解像度・階調
数変換部802を介して、信号処理部801へ送られ
る。この時、図18のマルチプレクサーA901は、3
→Bが選択され、画像信号は第2の信号経路を通過し、
マルチプレクサーB907は、2→Aが選択されるよ
う、CPUが制御する。
【0080】図19は、ファクシミリ部803のブロッ
ク図を示し、以下、図に従い説明する。
【0081】コネクタC1001は、システムのアドレ
ス・バス、データ・バス、ビデオ入力信号、ビデオ出力
信号、同期信号、画素クロック信号、割り込み信号など
の端子を含む。このコネクタC1001によりファクシ
ミリ部803と解像度・階調数変換部802が接続され
る。
【0082】ファクシミリの送信動作において、メモリ
コントロール部1003は、コネクタC1001からの
ビデオ入力信号を受け、画像用メモリー1004に画像
データを蓄積する。
【0083】エンコード/デコード処理部1002は、
画像用アドレス・バス、データ・バスを介して、メモリ
コントロール部1003に接続されている。エンコード
/デコード処理部1002は、DMAコントローフーを
内蔵し、メモリコントロール部1003との通信によ
り、画像用メモリー1004からDMA転送で高速に画
像データを取り込み、取り込んだ画像データをエンコー
ド処理し、符号化したコードをDMA転送により符号用
メモリー1005に蓄積する。なお、符号用メモリー1
005は、停電などのシステムの電源のトラブルに対応
するため、バックアップ電源1006によりデータの保
護対策を施されている。
【0084】システムのアドレス・バス、データ・バス
に接続されたエンコード/デコード処理部1002、メ
モリコントロール部1003、モデム部1010、音声
合成部1011は、コネクタC1001を介して接続さ
れているCPU423により制御される。エンコード/
デコード処理部1002は、画像メモリー1004内の
画像のエンコードが終了すると、終了を知らせるCPU
423への割り込み信号を発生する。前記割り込み信号
を受けたCPU423は、メモリコントロール部100
3を介して、符号用メモリー1005からエンコードさ
れた符号を読み出し、モデム部1010へ送信データと
して書き込む。
【0085】送信データは、モデム部1010でアナロ
グ信号に変調され、NCU(ネットワーク・コントロー
ル・ユニット)部1008を介して、外部コネクタ10
09から送信される。スピーカー部1007は、モデム
部1010に接続され、モデムの通信状態を音声でモニ
ターできる。
【0086】ファクシミリの受信動作においては、外部
コネクタ1009から受信したアナログ信号を、NCU
部1008を介してモデム部1010が受け取ると、デ
ータ受信を知らせるCPU423への割り込み信号を発
生する。前記割り込み信号を受けたCPU423は、モ
デム部1010からデータを読み出し、メモリコントロ
ール部1003を介して、符号用メモリー1005へ符
号を書き込む。CPU423は、符号用メモリー100
5への書き込みを終了すると、システムのバスを介し
て、エンコード/デコード処理部1002に書き込み終
了の信号を送る。エンコード/デコード処理部1002
は、メモリコントロール部1003との通信により、符
号用メモリー1005からDMA転送で高速にデータを
取り込み、取り込んだ符号データをデコード処理し、デ
コードされた画像データをDMA転送により画像用メモ
リー1004に蓄積する。エンコード/デコード処理部
1002は、符号用メモリー1005内の符号のデコー
ドが終了すると、終了を知らせるCPU423への割り
込み信号を発生する。
【0087】メモリコントロール部1003は、コネク
タC1001からのタイミング信号に応じて、画像用メ
モリー1004から、コネクタC1001ヘビデオ信号
を出力する。また、メモリコントロール部1003は、
内部のバッファを用いて画像用メモリー1004上で画
像を90度、180度、及び270度で回転する機能を
持ち、必要に応じて受信、または送信画像を回転して出
力する。音声合成部1011は、システムのバスを介し
てセットされたデータを基に、着信時に音声による応答
メッセージを合成し、NCU部1008を介して送信す
る。また、コネクタD1012は、システムのバスと画
像用のバスが接続されていて、回線の増設や、性能向上
のためのシステムの拡張に備えている。
【0088】図20(a)、(b)は、図1のデジタル
複写機の露光制御部110内のポリゴンミラーの動作を
示し、以下、図に従い説明する。
【0089】1101は、ポリゴンミラーで、側面にミ
ラーが配置された6角柱の構造で、中央の軸を中心に図
示せぬモーターにより駆動され、矢印方向に回転する。
1102は、半導体レーザーからなるレーザー発生器
で、信号処理部でPWM変調された信号に従い、所定の
方向に向けてレーザービームを発生する。レーザービー
ムは、ポリゴンミラー1101の側面のミラーで反射
し、さらに、長方形のミラー1103で反射し、図20
の紙面上の垂直方向奥側に位置する感光体に照射され
る。図20(a),(b)は、ポリゴンミラー1101
の回転角度により、レーザービームの反射光路が変わ
り、ミラー1103の長手方向に走査される様子を示し
ている。また、1104は、レーザービーム検知センサ
ーであり、レーザービームがミラー1101で反射され
て感光体に入射する直前のレーザービームを検出するこ
とによりレーザービームの走査開始タイミングを検出
し、これにより、CCDラインセンサー208の読み取
り開始や、信号処理部の駆動パルスのタイミングの基準
にしている。また、これによって、ポリゴンミラー11
01を駆動するモーターの回転ムラなどをキャンセルし
ている。
【0090】図21は、CPU423によるポリゴンミ
ラー1101の駆動制御に関連するフローチャートで、
以下図に従い説明する。
【0091】デジタル複写機本体の電源がオンすると
(S201)、CPU423が動作し、まず、機械的構
成や、信号処理部、その他のハードが初期化される(S
202)。装置の初期化が終了すると、図4に示した操
作部からのキー操作を受け付けるスタンバイ・モードに
なり、操作部へのキー入力を検知する(S203)。こ
こで、キーとは、コピーモードキー304,点キー31
2等の他、操作部のタッチバネル307に表示された仮
想のキーも含んでいる。
【0092】キー入力がない場合、図3に示したADF
の開閉状態を図示せぬセンサーにより検知する(S20
4)。ADFの開閉動作がない場合、ADFに原稿が積
載されたか否かを図示せぬセンサーにより検知する(S
205)。ADFに原稿が積載されなければ、S207
に進む。
【0093】一方、S203で、操作部へのキー入力が
あったことや、S204で、ADFの開閉動作があった
こと、及びS205で、ADFに原稿が積載されたこと
が検知された場合、ポリゴンドライバ428を介してポ
リゴンミラーの駆動を開始する(S206)。本実施形
態において、コピー動作、または、プリント動作が終了
しても、即座にポリゴンミラーの回転は停止せずに、所
定時間、ポリゴンミラーを回転し続ける。ポリゴンミラ
ー停止のタイミングはCPU423内部の独立に動作す
るタイマーを利用して制御され、このタイマーが所定時
間の計時を終了すると終了フラグがセットされる。尚、
初期設定において、この終了フラグはリセットされてい
る。
【0094】S207で、この終了フラグがセットされ
ていると、ポリゴンミラーの回転を停止し(S20
8)、セットされていなければS209に進む。S20
9で、コピー・スタート・キー305が押されていれ
ば、コピー動作を開始する(S210)。そして、コピ
ー動作が終了すると、前記タイマーの終了フラグをリセ
ットし、更に、タイマーの計時をスタートし(S21
1)、S212へ進む。S209で、コピー・スタート
・キー305が押されていなければ、プリンタ機能や、
ファクシミリ機能からのプリント要求をチェックする
(S212)。プリント要求があれば、プリント動作を
開始し(S213)、そして、プリント動作終了後、前
記タイマーの終了フラグをリセットし、更に、タイマー
の計時をスタートし(S214)、S203に戻る。一
方、プリント要求がなければ、S203に戻る。
【0095】なお、本実施形態において、コピー動作或
いはプリント動作の終了からポリゴンミラーの回転停止
までの時間は固定であっても、また、操作部などから偏
向できるようにしてもよい。
【0096】図22は、ポリゴンミラー1101の駆動
制御の他の例を示すフローチャートで、以下、図に従い
説明する。
【0097】本体の電源がオンすると(S301)、C
PU423が動作し、まず、機械的構成や、信号処理
部、その他のハードが初期化される(S302)。装置
の初期化が終了すると、図4に示した操作部からのキー
操作を受け付けるスタンバイ・モードになり、操作部へ
のキー入力を検知する(S303)。
【0098】キー入力がない場合、プリンタ部がコンピ
ュータ等の外部機器からのコマンド及びデータを受信
し、画像への展開を完了したか否かをチェックする(S
304)。本実施形態においては、画像への展開が90
%終了した時点で、CPU423が完了の信号を受ける
が、システムの動作により、コンピユーター等からのコ
マンドを受けた時や、画像への展開が100%完了した
時点を基準にしてもよい。
【0099】一方、CPUが展開完了の信号を受けてい
なければ、S305に進み、ファクシミリの着信の有無
をチェックする。着信がなければ、S307へ進む。S
303で、操作部へのキー入力があったことや、S30
4で、CPU423が完了の信号を受けていたこと、及
び、S305で、ファクシミリの着信があったことが検
知された場合、ポリゴンミラーの駆動を開始する(S3
06)。S307で、コピー・スタート・キー305が
押されていれば、コピー動作を開始し(S308)、終
了するとS309に進む。一方、コピー・スタート・キ
ー305が押されていなければ、S309に進み、プリ
ンタ機能や、ファクシミリ機能からのプリント要求をチ
ェックする。プリント要求があれば、プリント動作を開
始し(S310)、プリント動作終了後、S303に戻
る。また、プリント要求がなければ、S303に戻る。
本実施形態において、ファクシミリの着信でポリゴンミ
ラーの駆動を開始したが、ファクシミリの符号を画像デ
ータに展開した時点など、他のタイミングでもよい。
【0100】以上、説明したように、ユーザーがプリン
トに関連する操作を行った時点で、ポリゴンモーターの
駆動を開始するため、最初のコピー時間を早くできる。
また、プリンタ機能や、ファクシミリの受信機能のおい
ても、より早くプリントができる。また、予め所定の回
転数で回転させ、常時ポリゴンモーターを回転させる方
法と比べて、耐久および動作時の騒音などの問題が発生
しない。また、プリント動作が完了してから、所定時
間、ポリゴンモーターの回転を継続した後、停止するよ
う制御する事により、ポリゴンモーターの起動回数を適
度に押さえ、ポリゴンモーターの耐久への影響を少なく
できる。
【0101】
【発明の効果】以上詳述したように、第1の発明である
画像形成装置によれば、複数のエリアを生成するエリア
生成手段を設け、チェックコピー手段は、前記エリア生
成手段によって生成されたエリアに対応する記録紙上の
エリア部分に対して複数の登録パターンを印字するよう
にしたので、複数の登録パターンを一度にチェックコピ
ーすることができ、ユーザーの手間を省くことが可能に
なる。
【0102】第2の発明である画像形成装置によれば、
同時に処理できる最大エリア数よりも1小さい数の複数
エリアを生成するエリア生成手段を設け、チェックコピ
ー手段は、前記エリア生成手段により生成されたエリア
に対応した記録紙上のエリア部分に対して複数の登録パ
ターンを印字すると共に、残りの1エリアに対して登録
パターンの上下左右を認識するための認識情報及び登録
パターン番号を印字するようにしたので、上記第1の発
明と同等の効果に加えて、例えば一番小さい番号のパタ
ーンに印を付けることによって、各パターンの上下左右
及びパターン番号が一目瞭然となる。
【0103】第3の発明である画像形成装置によれば、
上記第1または第2の発明において、記録紙がセットさ
れているカセット段を検索するカセット検索手段を備
え、チェックコピー手段の動作選択時に、前記カセット
検索手段により、一番上のカセット段から順にアクティ
ブで記録紙がセットされているカセット段を検索し、そ
の検索されたカセット段から記録紙を排出するようにし
たので、的確にチェックコピーを行うことができる。
【0104】第4の発明である画像形成装置によれば、
上記第1乃至第3の発明において、選択された記録紙サ
イズに応じてエリアサイズを算出するエリアサイズ算出
手段を備え、チュックコピー手段の動作選択時に、エリ
ア生成手段は、エリアサイズ算出手段によって算出され
たエリアサイズで複数のエリアを生成するようにしたの
で、用紙サイズに応じてエリアのサイズが自動的に変わ
るため、各用紙に最適な大きさでパターンを出力するこ
とが可能になる。
【0105】第5の発明である画像形成装置のチェック
コピー方法によれば、上記第1の発明と同様の効果を奏
する。
【0106】第6の発明である画像形成装置のチェック
コピー方法によれば、上記第2の発明と同様の効果を奏
する。
【0107】第7の発明である画像形成装置のチェック
コピー方法によれば、上記第3の発明と同様の効果を奏
する。
【0108】第8の発明である画像形成装置のチェック
コピー方法によれば、上記第4の発明と同様の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置に係るデジタル複写機置
の要部構成図である。
【図2】中間トレー上の被転写紙を示す図である。
【図3】自動原稿送り装置(以下、ADF)の断面図で
ある。
【図4】デジタル複写機の操作部のキー配列を示す図で
ある。
【図5】デジタル複写機の信号処理のブロック図であ
る。
【図6】デジタル複写機の信号処理のブロック図であ
る。
【図7】A/D変換部402の構成を示す図である。
【図8】AE動作を示す図である。
【図9】フィルタマトリクスを示す図である。
【図10】機能拡張用の信号処理部のブロック図であ
る。
【図11】チェックコピーの出力イメージの一例を示す
図である。
【図12】チェックコピー時のカセット段検索を示すフ
ローチャートである。
【図13】画像の合成処理の例を示す図である。
【図14】PWM変調の種類を示す図である。
【図15】PWM変調の種類を示す図である。
【図16】実施形態のシステム構成を示す図である。
【図17】実施形態のシステム構成を示す図である。
【図18】解像度・階調数変換部のブロック図である。
【図19】ファクシミリ部のブロック図である。
【図20】ポリゴンミラーの動作を示す図である。
【図21】ポリゴンミラーの駆動制御を示すフローチャ
ートである。
【図22】ポリゴンミラーの駆動制御を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
110 露光制御部 140 感光体 305 コピースタートキー 409 SRAMメモリーA 418 SRAMメモリーB 416 合成処理部 423 CPU 427 ADF

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成処理を行う画像形成手段と、複
    数のパターンを登録するためのパターン登録手段と、前
    記パターン登録手段によって登録されたパターンを用い
    て前記画像形成手段によって形成された画像に対して部
    分処理を施す部分処理手段と、前記パターン登録手段に
    よって登録された複数の登録パターンの出力イメージを
    得るための印字を行うチェックコピー手段とを有する画
    像形成装置において、 複数のエリアを生成するエリア生成手段を設け、 前記チェックコピー手段は、前記エリア生成手段によっ
    て生成されたエリアに対応する記録紙上のエリア部分に
    対して前記複数の登録パターンを印字することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成処理を行う画像形成手段と、複
    数のパターンを登録するためのパターン登録手段と、前
    記パターン登録手段によって登録されたパターンを用い
    て前記画像形成手段によって形成された画像に対して部
    分処理を施す部分処理手段と、前記パターン登録手段に
    よって登録された複数の登録パターンの出力イメージを
    得るための印字を行うチェックコピー手段とを有する画
    像形成装置において、 同時に処理できる最大エリア数よりも1小さい数の複数
    エリアを生成するエリア生成手段を設け、 前記チェックコピー手段は、前記エリア生成手段により
    生成されたエリアに対応した記録紙上のエリア部分に対
    して前記複数の登録パターンを印字すると共に、残りの
    1エリアに対して登録パターンの上下左右を認識するた
    めの認識情報及び登録パターン番号を印字することを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 記録紙がセットされているカセット段を
    検索するカセット検索手段を備え、 前記チェックコピー手段の動作選択時に、前記カセット
    検索手段により、一番上のカセット段から順にアクティ
    ブで記録紙がセットされているカセット段を検索し、そ
    の検索されたカセット段から記録紙を排出することを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 選択された記録紙サイズに応じてエリア
    サイズを算出するエリアサイズ算出手段を備え、 前記チュックコピー手段の動作選択時に、前記エリア生
    成手段は、前記エリアサイズ算出手段によって算出され
    たエリアサイズで複数のエリアを生成することを特徴と
    する請求項1乃至請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成処理を行う画像形成手段と、複
    数のパターンを登録するためのパターン登録手段と、前
    記パターン登録手段によって登録されたパターンを用い
    て前記画像形成手段によって形成された画像に対して部
    分処理を施す部分処理手段と、前記パターン登録手段に
    よって登録された複数の登録パターンの出力イメージを
    得るための印字を行うチェックコピー手段とを有する画
    像形成装置に、複数のエリアを生成するエリア生成手段
    を設けておき、 前記チェックコピー手段の動作選択時に、前記エリア生
    成手段により複数のエリアを生成し、 その生成されたエリアに対応する記録紙上のエリア部分
    に対して前記複数の登録パターンを印字することを特徴
    とする画像形成装置のチェックコピー方法。
  6. 【請求項6】 画像形成処理を行う画像形成手段と、複
    数のパターンを登録するためのパターン登録手段と、前
    記パターン登録手段によって登録されたパターンを用い
    て前記画像形成手段によって形成された画像に対して部
    分処理を施す部分処理手段と、前記パターン登録手段に
    よって登録された複数の登録パターンの出力イメージを
    得るための印字を行うチェックコピー手段とを有する画
    像形成装置に、複数のエリアを生成するエリア生成手段
    を設けておき、 前記チェックコピー手段の動作選択時に、前記エリア生
    成手段により、同時に処理できる最大エリア数よりも1
    小さい数のエリアを生成し、 その生成されたエリアに対応した記録紙上のエリア部分
    に対して前記複数の登録パターンを印字すると共に、残
    りの1エリアに対して登録パターンの上下左右を認識す
    るための認識情報及び登録パターン番号を印字すること
    を特徴とする画像形成装置のチェックコピー方法。
  7. 【請求項7】 前記チェックコピー手段の動作選択時
    に、一番上のカセット段から順にアクティブで記録紙が
    セットされているカセット段を検索し、その検索された
    カセット段から記録紙を排出することを特徴とする請求
    項5または請求項6記載の画像形成装置のチェックコピ
    ー方法。
  8. 【請求項8】 選択された記録紙サイズに応じてエリア
    サイズを算出するエリアサイズ算出処理を予め行い、 前記チュックコピー手段の選択動作時に、前記エリア生
    成手段は、前記エリアサイズ算出処理によって算出され
    たエリアサイズで複数のエリアを生成することを特徴と
    する請求項5乃至請求項7記載の画像形成装置。
JP8354729A 1996-12-25 1996-12-20 画像形成装置及びそのチェックコピー方法 Pending JPH10191030A (ja)

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