JPH1019071A - 合成樹脂製圧縮スプリング - Google Patents
合成樹脂製圧縮スプリングInfo
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- JPH1019071A JPH1019071A JP8191588A JP19158896A JPH1019071A JP H1019071 A JPH1019071 A JP H1019071A JP 8191588 A JP8191588 A JP 8191588A JP 19158896 A JP19158896 A JP 19158896A JP H1019071 A JPH1019071 A JP H1019071A
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- JP
- Japan
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- synthetic resin
- connectors
- ring
- spring
- inclined ring
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1073—Springs
- B05B11/1077—Springs characterised by a particular shape or material
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- Reciprocating Pumps (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポンプ式液体吐出容器等に使用されている、
金属製スプリングに代る合成樹脂製のスプリングを提案
する。 【解決手段】 上下両端をリング状ないし平板状の円形
端部材1a，1bで形成し、それ等端部材間の筒壁部分を、
円筒を斜めかつ平行に切断した形状の複数傾斜リング２
と、各リングを上下方向へかつ交互に左右反対方向へ傾
斜させて配置して、それぞれ下位傾斜リングの上端部と
上位傾斜リングの下端部とを連結する複数結合子３とで
形成し、又筒壁部分最下位リングの下端と下方端部材と
を、又最上位リングの上端部と上方端部材とを、それぞ
れ結合子３で形成し、その結合子３は、傾斜リングの線
条部分の断面横巾よりも薄肉でかつ傾斜リングの上下両
端部のいずれか一方の内縁部から垂下ないし起立する横
断面円弧状の薄板で形成し、全体を弾性合成樹脂材で一
体成形した圧縮スプリング。
金属製スプリングに代る合成樹脂製のスプリングを提案
する。 【解決手段】 上下両端をリング状ないし平板状の円形
端部材1a，1bで形成し、それ等端部材間の筒壁部分を、
円筒を斜めかつ平行に切断した形状の複数傾斜リング２
と、各リングを上下方向へかつ交互に左右反対方向へ傾
斜させて配置して、それぞれ下位傾斜リングの上端部と
上位傾斜リングの下端部とを連結する複数結合子３とで
形成し、又筒壁部分最下位リングの下端と下方端部材と
を、又最上位リングの上端部と上方端部材とを、それぞ
れ結合子３で形成し、その結合子３は、傾斜リングの線
条部分の断面横巾よりも薄肉でかつ傾斜リングの上下両
端部のいずれか一方の内縁部から垂下ないし起立する横
断面円弧状の薄板で形成し、全体を弾性合成樹脂材で一
体成形した圧縮スプリング。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製圧縮ス
プリング、詳しくは主として合成樹脂製のトリガー式、
又はヘッド押下げ式の液体注出ポンプ等に使用する合成
樹脂製の圧縮スプリングに関する。
プリング、詳しくは主として合成樹脂製のトリガー式、
又はヘッド押下げ式の液体注出ポンプ等に使用する合成
樹脂製の圧縮スプリングに関する。
【０００２】
【従来の技術】液体注出ポンプは操作の違いにより、ヘ
ッド押下げ式とトリガー式とに大別されるが、前者のヘ
ッド押下げ式液体注出ポンプでは作動部材を上下動さ
せ、又後者のトリガー式液体注出ポンプはトリガー操作
でプランジャを前後動させて、容器本体内の液体を吸上
げ、該液体を加圧してノズルから注出するようにしてい
る。作動部材の上下動は、ヘッドの「押下げる」，「放
す」の繰返し操作により、又プランジャの前後動は、ト
リガーの「引き寄せ」，「放す」の繰返し操作により、
それぞれ行われるが、何れの液体注出ポンプの場合にも
「放す」の操作で、押下げたヘッド下方の筒状ピストン
を、又引き寄せたトリガーによりシリンダ内へ押込まれ
たプランジャをそれぞれ自動的に元の位置に復帰させる
ようにしている。このため、何れの形式の液体注出ポン
プでも金属製の圧縮スプリングを使用している。
ッド押下げ式とトリガー式とに大別されるが、前者のヘ
ッド押下げ式液体注出ポンプでは作動部材を上下動さ
せ、又後者のトリガー式液体注出ポンプはトリガー操作
でプランジャを前後動させて、容器本体内の液体を吸上
げ、該液体を加圧してノズルから注出するようにしてい
る。作動部材の上下動は、ヘッドの「押下げる」，「放
す」の繰返し操作により、又プランジャの前後動は、ト
リガーの「引き寄せ」，「放す」の繰返し操作により、
それぞれ行われるが、何れの液体注出ポンプの場合にも
「放す」の操作で、押下げたヘッド下方の筒状ピストン
を、又引き寄せたトリガーによりシリンダ内へ押込まれ
たプランジャをそれぞれ自動的に元の位置に復帰させる
ようにしている。このため、何れの形式の液体注出ポン
プでも金属製の圧縮スプリングを使用している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
限りある資源を有効活用するために、使用済み商品等を
廃棄するとき、例えば金属、合成樹脂、ガラス等の素材
毎に分別して廃棄させ、回収した各素材を再利用するよ
うにしている。しかしながら、上述した従来の圧縮スプ
リングが金属製であると、該圧縮スプリングを除く、全
ての各部材を合成樹脂材で成形したヘッド押下げ式、又
はトリガー式液体注出ポンプでは、そのまま廃棄でき
ず、液体注出ポンプ内から、圧縮スプリングを取出して
分別廃棄しなければならないため、その廃棄に手間がか
かるという問題がある。
限りある資源を有効活用するために、使用済み商品等を
廃棄するとき、例えば金属、合成樹脂、ガラス等の素材
毎に分別して廃棄させ、回収した各素材を再利用するよ
うにしている。しかしながら、上述した従来の圧縮スプ
リングが金属製であると、該圧縮スプリングを除く、全
ての各部材を合成樹脂材で成形したヘッド押下げ式、又
はトリガー式液体注出ポンプでは、そのまま廃棄でき
ず、液体注出ポンプ内から、圧縮スプリングを取出して
分別廃棄しなければならないため、その廃棄に手間がか
かるという問題がある。
【０００４】本発明は、液体注出ポンプに用いられる圧
縮スプリングとして使用でき、しかも液体注出ポンプ等
を分別廃棄するときに、分解せずにそのまま廃棄できる
ようにした合成樹脂製スプリングを提供することを主目
的とする。しかし、本発明の合成樹脂製圧縮スプリング
は、その他各種用途にも使用できることは云うまでもな
い。
縮スプリングとして使用でき、しかも液体注出ポンプ等
を分別廃棄するときに、分解せずにそのまま廃棄できる
ようにした合成樹脂製スプリングを提供することを主目
的とする。しかし、本発明の合成樹脂製圧縮スプリング
は、その他各種用途にも使用できることは云うまでもな
い。
【０００５】
【課題を解決するための手段】第１の手段として仮想円
筒体の上下両端を、リング状ないし平板状等の円形端部
材1a, 1bで形成すると共に、それ等端部材間の仮想筒壁
部分を、上記仮想円筒体を斜めに、かつ平行に切断した
形状の複数の傾斜リング２と、各傾斜リングを上下方向
へ、かつ交互に左右反対方向へ傾斜させて配置して、そ
れぞれ下位傾斜リングの上端部と上位傾斜リングの下端
部とを連結する、複数の結合子３とで形成し、又上記仮
想筒壁部分の上端に位置する傾斜リングの上端部と上方
端部材1aの外縁部下面一部とを、かつ下端に位置する傾
斜リングの下端部と下方端部材1bの外縁部上面一部と
を、それぞれ結合子３を介して連結し、上記各結合子３
は、傾斜リング一部を形成する線条断面の横巾よりも薄
肉でかつ傾斜リングの上下両端部のいずれか一方の内縁
部から垂下ないし起立する、横断面円弧条をなす薄板で
形成し、全体を弾性に富む合成樹脂材で一体成形した。
筒体の上下両端を、リング状ないし平板状等の円形端部
材1a, 1bで形成すると共に、それ等端部材間の仮想筒壁
部分を、上記仮想円筒体を斜めに、かつ平行に切断した
形状の複数の傾斜リング２と、各傾斜リングを上下方向
へ、かつ交互に左右反対方向へ傾斜させて配置して、そ
れぞれ下位傾斜リングの上端部と上位傾斜リングの下端
部とを連結する、複数の結合子３とで形成し、又上記仮
想筒壁部分の上端に位置する傾斜リングの上端部と上方
端部材1aの外縁部下面一部とを、かつ下端に位置する傾
斜リングの下端部と下方端部材1bの外縁部上面一部と
を、それぞれ結合子３を介して連結し、上記各結合子３
は、傾斜リング一部を形成する線条断面の横巾よりも薄
肉でかつ傾斜リングの上下両端部のいずれか一方の内縁
部から垂下ないし起立する、横断面円弧条をなす薄板で
形成し、全体を弾性に富む合成樹脂材で一体成形した。
【０００６】第２の手段として、上記第１の手段を有す
ると共に結合子３の数を左右それぞれ同数とした。
ると共に結合子３の数を左右それぞれ同数とした。
【０００７】第３の手段として、請求項２記載の複数の
合成樹脂製スプリングを、下位スプリングの上方端部材
1aと上位スプリングの下方端部材1bとを重合せに連結し
て、一箇の端部材とした形状に形成し、かつ左右に位置
する結合子３を下方から上方へ左右交互に、又左右同数
設け、全体を合成樹脂材で一体成形した。
合成樹脂製スプリングを、下位スプリングの上方端部材
1aと上位スプリングの下方端部材1bとを重合せに連結し
て、一箇の端部材とした形状に形成し、かつ左右に位置
する結合子３を下方から上方へ左右交互に、又左右同数
設け、全体を合成樹脂材で一体成形した。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１から図３は、本発明合成樹脂
製圧縮スプリングの第１実施形態を示す。該第１実施形
態のスプリングは、仮想、つまり想定された円筒体の上
下両端をリング状の円形端部材1a，1bで形成する。又そ
れ等円形端部材間の仮想筒壁部分を、上記仮想円筒体を
斜めに、かつ平行に切断した形状の複数の傾斜リング２
と、それ等傾斜リングを連結する複数の結合子３とで、
図１が示すように、各傾斜リングを上下方向へ、かつ交
互に左右反対方向へ傾斜させて配置して、それぞれ下位
傾斜リングの上端部と上位傾斜リングの下端部とを結合
子３で連結して形成する。又上記仮想筒壁部分の上端に
位置する傾斜リングの上端部と上方端部材1aの外縁部下
面一部とを、かつ下端に位置する傾斜リングの下端部と
下方端部材1bの外縁部上面一部とを、それぞれ結合子３
を介して連結する。
製圧縮スプリングの第１実施形態を示す。該第１実施形
態のスプリングは、仮想、つまり想定された円筒体の上
下両端をリング状の円形端部材1a，1bで形成する。又そ
れ等円形端部材間の仮想筒壁部分を、上記仮想円筒体を
斜めに、かつ平行に切断した形状の複数の傾斜リング２
と、それ等傾斜リングを連結する複数の結合子３とで、
図１が示すように、各傾斜リングを上下方向へ、かつ交
互に左右反対方向へ傾斜させて配置して、それぞれ下位
傾斜リングの上端部と上位傾斜リングの下端部とを結合
子３で連結して形成する。又上記仮想筒壁部分の上端に
位置する傾斜リングの上端部と上方端部材1aの外縁部下
面一部とを、かつ下端に位置する傾斜リングの下端部と
下方端部材1bの外縁部上面一部とを、それぞれ結合子３
を介して連結する。
【０００９】各結合子３は、図３が示すように、傾斜リ
ング２一部を形成する線条の断面横巾よりも薄肉で、か
つ傾斜リングの上下両端部のいずれか一方の内縁部から
垂下ないし起立する、横断面円弧状をなす薄板で形成す
る。該結合子の傾斜リング円周方向の巾は全周の約８分
の１から４分の１程度とすればよい。既述端部材1a，1b
は、図示例においてリングで形成したが、円板に代える
ことも出来る。
ング２一部を形成する線条の断面横巾よりも薄肉で、か
つ傾斜リングの上下両端部のいずれか一方の内縁部から
垂下ないし起立する、横断面円弧状をなす薄板で形成す
る。該結合子の傾斜リング円周方向の巾は全周の約８分
の１から４分の１程度とすればよい。既述端部材1a，1b
は、図示例においてリングで形成したが、円板に代える
ことも出来る。
【００１０】既述結合子３の数は、左右それぞれ同数と
するとよい。いずれか一方の数が多いと、つまり上下端
部材と連結する二つの結合子を左右いずれかの一方にだ
け位置させると、左右の結合子の数が、その一方は奇
数、他方は偶数となり、すると結合子の数の差によりス
プリング圧縮時の形状において、中間部が一方へ弯曲を
生じ易く、スプリングの長さが長くなるにつれてその傾
向は大となる。
するとよい。いずれか一方の数が多いと、つまり上下端
部材と連結する二つの結合子を左右いずれかの一方にだ
け位置させると、左右の結合子の数が、その一方は奇
数、他方は偶数となり、すると結合子の数の差によりス
プリング圧縮時の形状において、中間部が一方へ弯曲を
生じ易く、スプリングの長さが長くなるにつれてその傾
向は大となる。
【００１１】スプリングの全体長さが大となる場合は、
図４から図６が示すように形成するとよい。この場合は
スプリング長さ方向の中間に中位端部材1cを設けたもの
で、図１から図３が示すようなスプリングを、上下に重
ねて下位スプリングの上方端部材と、上位スプリングの
下方端部材とを重ね合せに連結して、一箇の端部材とし
た形状に形成し、かつ左右に位置する結合子３を下方か
ら上方へ、左右交互に、又左右同数設ければよい。既述
の各スプリングは、それぞれ弾性に富む合成樹脂材で一
体成形する。
図４から図６が示すように形成するとよい。この場合は
スプリング長さ方向の中間に中位端部材1cを設けたもの
で、図１から図３が示すようなスプリングを、上下に重
ねて下位スプリングの上方端部材と、上位スプリングの
下方端部材とを重ね合せに連結して、一箇の端部材とし
た形状に形成し、かつ左右に位置する結合子３を下方か
ら上方へ、左右交互に、又左右同数設ければよい。既述
の各スプリングは、それぞれ弾性に富む合成樹脂材で一
体成形する。
【００１２】
【発明の効果】本発明は既述構成とするもので、請求項
１から請求項３記載の各スプリングは、すべて合成樹脂
材で一体成形したから、既述合成樹脂製の液体注出ポン
プ等に使用することで、金属製スプリングを使用した場
合のように、その金属製スプリングだけをポンプから外
して分別廃棄しなくともよく、又請求項１記載のスプリ
ングは、仮想筒体の上下両端をリング状ないし平板状等
の円形端部材1a，1bで形成すると共に、それ等端部材間
の仮想筒壁部分を、上記仮想円筒体を斜めに、かつ平行
に切断した形状の複数の傾斜リングと、これ等傾斜リン
グを上下方向へ、かつ交互に左右反対方向へ傾斜させて
配置して、それぞれ下位傾斜リングの上端部と上位傾斜
リングの下端部とを連結する、複数の結合子３とで形成
し、又上端に位置する傾斜リングの上端部と上方端部材
1aの外縁部下面一部とを、かつ下端に位置する傾斜リン
グの下端部と下方端部材1bの外縁部上面一部とを、それ
ぞれ結合子３を介して連結し、又結合子３は、傾斜リン
グ一部を形成する線条断面の横巾よりも薄肉でかつ傾斜
リングの上下両端部のいずれか一方の内縁部から垂下な
いし起立する、横断面円弧状をなす薄板で形成したか
ら、主として薄く設けた結合子３の弾性変形によりスプ
リングを圧縮させ、又その結合子の弾性復元によりスプ
リングを原形に復帰させることとなり、よって該スプリ
ングの伸縮を無理なく確実に行わせることが出来る。
１から請求項３記載の各スプリングは、すべて合成樹脂
材で一体成形したから、既述合成樹脂製の液体注出ポン
プ等に使用することで、金属製スプリングを使用した場
合のように、その金属製スプリングだけをポンプから外
して分別廃棄しなくともよく、又請求項１記載のスプリ
ングは、仮想筒体の上下両端をリング状ないし平板状等
の円形端部材1a，1bで形成すると共に、それ等端部材間
の仮想筒壁部分を、上記仮想円筒体を斜めに、かつ平行
に切断した形状の複数の傾斜リングと、これ等傾斜リン
グを上下方向へ、かつ交互に左右反対方向へ傾斜させて
配置して、それぞれ下位傾斜リングの上端部と上位傾斜
リングの下端部とを連結する、複数の結合子３とで形成
し、又上端に位置する傾斜リングの上端部と上方端部材
1aの外縁部下面一部とを、かつ下端に位置する傾斜リン
グの下端部と下方端部材1bの外縁部上面一部とを、それ
ぞれ結合子３を介して連結し、又結合子３は、傾斜リン
グ一部を形成する線条断面の横巾よりも薄肉でかつ傾斜
リングの上下両端部のいずれか一方の内縁部から垂下な
いし起立する、横断面円弧状をなす薄板で形成したか
ら、主として薄く設けた結合子３の弾性変形によりスプ
リングを圧縮させ、又その結合子の弾性復元によりスプ
リングを原形に復帰させることとなり、よって該スプリ
ングの伸縮を無理なく確実に行わせることが出来る。
【００１３】請求項２の場合は、上記請求項１記載のス
プリングが有する効果のほか、その結合子３の数を左右
同数としたから、主としてその結合子によって行うスプ
リングの伸縮を左右バランスよく行わせることも出来、
よってスプリング圧縮時、その中間部の傾斜リングが側
方へ張り出すことを防止することが出来る。
プリングが有する効果のほか、その結合子３の数を左右
同数としたから、主としてその結合子によって行うスプ
リングの伸縮を左右バランスよく行わせることも出来、
よってスプリング圧縮時、その中間部の傾斜リングが側
方へ張り出すことを防止することが出来る。
【００１４】請求項３記載のスプリングは、請求項２記
載スプリングの効果を有するほか、請求項２記載のスプ
リングを上下に重合せに連結して、上下スプリングの端
部材を一箇の端部材とした形状に形成し、かつ左右に位
置する結合子３を下方から上方へ左右交互に、又左右同
数設けたから、それ等構成によりスプリング圧縮時にス
プリングの中間部が側方へ張出して弯曲しないようにす
る効果を更に確実とすることが出来、スプリング全長を
長くする場合に特に有用である。
載スプリングの効果を有するほか、請求項２記載のスプ
リングを上下に重合せに連結して、上下スプリングの端
部材を一箇の端部材とした形状に形成し、かつ左右に位
置する結合子３を下方から上方へ左右交互に、又左右同
数設けたから、それ等構成によりスプリング圧縮時にス
プリングの中間部が側方へ張出して弯曲しないようにす
る効果を更に確実とすることが出来、スプリング全長を
長くする場合に特に有用である。
【図１】 本発明スプリングの斜視図である。
【図２】 図１スプリングの側面図である。
【図３】 図２Ａ−Ａ線の断面図である。
【図４】 実施形態を異にして示す、本発明スプリング
の斜視図である。
の斜視図である。
【図５】 図４スプリングの側面図である。
【図６】 図５Ｂ−Ｂ線を矢示方向へみた断面図であ
る。
る。
1a…上方端部材 1b…下方端部材 ２…傾斜リング ３…結合子
Claims (3)
- 【請求項１】 仮想円筒体の上下両端を、リング状ない
し平板状等の円形端部材1a, 1bで形成すると共に、 それ等端部材間の仮想筒壁部分を、上記仮想円筒体を斜
めに、かつ平行に切断した形状の複数の傾斜リング２
と、 各傾斜リングを上下方向へ、かつ交互に左右反対方向へ
傾斜させて配置して、それぞれ下位傾斜リングの上端部
と上位傾斜リングの下端部とを連結する、複数の結合子
３とで形成し、 又上記仮想筒壁部分の上端に位置する傾斜リングの上端
部と上方端部材1aの外縁部下面一部とを、かつ下端に位
置する傾斜リングの下端部と下方端部材1bの外縁部上面
一部とを、それぞれ結合子３を介して連結し、 上記各結合子３は、傾斜リング一部を形成する線条断面
の横巾よりも薄肉でかつ傾斜リングの上下両端部のいず
れか一方の内縁部から垂下ないし起立する、横断面円弧
条をなす薄板で形成し、 全体を弾性に富む合成樹脂材で一体成形したことを特徴
とする合成樹脂製圧縮スプリング。 - 【請求項２】 結合子３の数を左右それぞれ同数とした
ことを特徴とする請求項１記載の合成樹脂製圧縮スプリ
ング。 - 【請求項３】 請求項２記載の複数の合成樹脂製スプリ
ングを、下位スプリングの上方端部材1aと上位スプリン
グの下方端部材1bとを重合せに連結して、一箇の端部材
とした形状に形成し、かつ左右に位置する結合子３を下
方から上方へ左右交互に、又左右同数設け、全体を合成
樹脂材で一体成形したことを特徴とする合成樹脂製圧縮
スプリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19158896A JP3928747B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 合成樹脂製圧縮スプリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19158896A JP3928747B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 合成樹脂製圧縮スプリング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1019071A true JPH1019071A (ja) | 1998-01-20 |
| JP3928747B2 JP3928747B2 (ja) | 2007-06-13 |
Family
ID=16277146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19158896A Expired - Fee Related JP3928747B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 合成樹脂製圧縮スプリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3928747B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001087494A1 (en) * | 2000-05-11 | 2001-11-22 | Crown Cork & Seal Technologies Corporation | Dispensing pump |
| KR20020035811A (ko) * | 2002-04-22 | 2002-05-15 | 성명재 | 합성수지재로 성형된 스프링장치 |
| JP2008135277A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電線保持具 |
| WO2010117034A1 (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-14 | アルプス電気株式会社 | プローブカード |
| CN113148420A (zh) * | 2020-01-22 | 2021-07-23 | 姜旻求 | 泵容器 |
| CN114803126A (zh) * | 2022-06-06 | 2022-07-29 | 中山市美捷时包装制品有限公司 | 一种全塑可回收按压泵 |
| US20230104389A1 (en) * | 2021-10-05 | 2023-04-06 | Sunsoo Kim | Elastic member for pump dispenser |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH718212A1 (de) * | 2020-12-22 | 2022-06-30 | Alpla Werke Alwin Lehner Gmbh & Co Kg | Pumpspender. |
-
1996
- 1996-07-01 JP JP19158896A patent/JP3928747B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
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